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「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」

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 第30話「空を裂く命の交信」(1984年10月19日)

 冒頭から激しいアクションが展開する。

 フーマの仕業によると思われる子供たちの集団誘拐事件の捜査を行っていたシャイダーとアニーだったが、アニーはコンテナヤードで敵の手に落ち、シャイアンに乗るシャイダーも、フーマの戦闘機に急襲される。

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 戦闘機を蹴散らして道路に降りるシャイアン。

 宇宙刑事シリーズでは珍しい本格的なセットだが、やっぱりウルトラシリーズなどと比べると数段落ちる。

 シャイダー、結局アニーを救い出すことは出来なかった。

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 何回捕まったら気が済むんだ? と言う感じだが、アニーはフーマのアジトに監禁されていた。

 他の監房には攫われた子供たちもいて、座り込んでしくしく泣いている。

 ギャル4「とうとう女宇宙刑事も罠に嵌まったわね」
 ギャル3&5「はははははははっ」

 監獄の中で鎖に吊るされているアニーの姿を見て哄笑するギャルたち。

 ……だから、なんでキャッチ&キルしないのよ?

 今まで5、6回、確実にアニーを殺せるチャンスがあったと思うのだが……。

 フーマはどうしてもアニーを殺したくないらしい。と言うより、殺せないらしい。

 ひょっとして、我々が1話から見てきたフーマとの戦いは、全て宇宙刑事訓練学校のVRシミュレーターだったのではないかと言う、大胆な仮説を立ててみる。

 つまり、シャイダーもアニーも実はまだ宇宙刑事訓練学校を巣立っておらず、劇中で地球に向かったところから、彼らはずっと宇宙刑事研修用のVRの世界にいるのではないかということだ。

 だから、二人はどんなピンチになっても無抵抗のまま殺されると言う展開にはならず、必ず危機を脱する方策が用意されているのではないだろうか?

 仮定の話はさておき、今回のフーマの作戦の目的は、攫った子供たちを他の惑星に高く売りつけて儲けようと言う極めて実利的なものだった。

 これも仮定の話だが、過去29話にわたって負け続け、そろそろ活動資金が心細くなっていたのかも知れない。

 クビライ「惑星間電送装置はいつ完成するのだ?」
 ギャル1「はっ、現在、最後の仕上げを急いでおります」
 ポー「今度の電送装置には人体改造装置が備わっております」

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 ポー「砂漠に送られる子供はサボテンに……」

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 ポー「高熱の惑星に送られる子供は甲羅人間に変えて送ることが可能です」

 ポーの説明に合わせて、悪夢のようなイラストが映し出される。

 子供たちが明るい顔してるからつい見過ごしてしまいがちだが、これ、相当えげつないことやってるよね。

 クビライ「地球の子供たちは知力・体力共に優秀だ。若い生命を欲しがっている惑星が無数にある」
 ヘスラー「そして地球には子供たちが満ち満ちております。我がフーマにとってまさに無尽蔵の資金源になることでしょう」

 クビライは更にたくさんの子供たちを集める為、不思議獣ブヨブヨを作り出す。

 さて、良一たちレギュラー子役5人が、放課後、ジャンケンして負けたものが全員のランドセルを運ぶと言う、古式ゆかしい遊びをしながら帰っていると、

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 公園に、空気で膨らませたテントのようなマット、「プヨブヨマット」が設置され、その前をピエロが飛び跳ね、三人の白いタキシード姿の女性が盛んに呼び込みをしているのに出くわす。

 5人も他の子供たち同様、吸い寄せられるようにマットの前に集まる。

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 で、嬉しいことにその呼び込みの女性に、ギャル3と4と5の、若手メンバーが扮しているのだ。

 ギャル4「君たちも探検してみない、この中?」

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 ギャル5「不思議な空間旅行が出来るんだぁっ」

 やっぱり、「シャイダー」の売りはアニーのパン チラと、ギャルたちのコスプレにあるんだなぁと実感させられるシーン。

 でも、ギャル5のキュートなスタイルを大きく映してくれないのが大変遺憾である。

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 恵子「でも、なんだか怖い」
 ルミ「平気よー」
 ギャル3「そう、夢と冒険の旅が待ってるのよ」

 あくまでにこやかに子供たちの好奇心に訴えかけ、マットの中に入らせようとするギャルたち。

 で、結局子供たちは誘惑に負けて、マットの中に次々入って行く。

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 マットの中を歩いていると、やがて不思議な光に包まれた別世界への入り口のようなところへ出る。

 恵子「私、怖い、やっぱり帰る」
 良一「平気さ、行こう」

 お姉ちゃんだけど怖がりの恵子ちゃんが良一にそんな呟きを漏らした途端、

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 背後で激しい閃光が爆発し、子供たちはあっという間に空間の奥へ引き摺り込まれてしまう。

 しかし、立ち位置のせいか、「商品価値」がないと判断されたのか、ワタル、信、ルミほか、数人の子供たちはマットから弾き出されてしまう。

 つまり、レギュラーの中では恵子ちゃんと良一が攫われたことになる。

 さて、アジトに、その良一たちが連れてこられ、先に監禁されていた子供たちと一緒にされる。

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 ヘスラー「テスト第1号はお前だ。転送先は暗黒銀河だ。楽しみに待っておれよ、ははははっ……」

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 アニー(あれは惑星用の電送装置……するとフーマは攫ってきた子供たちを惑星に送り込むつもり?)

 一方、ギャルたちの誘拐作戦は継続して行われていた。

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 別の広っぱにマットを置いて、再びギャルたちが子供たちを手招く。

 ギャル5「おいで、おいで~、これが、ブヨブヨマットよぉ」

 うう、もっとギャル5の顔をちゃんと映して欲しい。

 だが、彼女たちの勧誘活動は、ルミたちから話を聞いた大ちゃんによって妨害される。

 ギャルたちは咄嗟にマットの中に逃げ込み、大ちゃんも追い掛けて中に入る。

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 三人、適当なところで大ちゃんに向き直り、

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 被っているシルクハットで顔を覆い、

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 それを外すと同時に、本来のコスチュームに早変わり。

 三人「ハットぉ!」

 その後も、マットの中で不毛な戦いが演じられるが、最後は大ちゃんがシャイダーに変身し、マットもその正体……不思議獣ブヨブヨの姿を現す。

 結局今回も逃げられ、アニーがいないと何もできないのだと言うことを自ら証明してしまう大ちゃんだった。

 CM後、頼りにならない相棒の助けも来ず、いよいよアニーが別の惑星に転送される時が来た。

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 ヘスラー「これでいよいよ、女宇宙刑事を暗黒銀河に送り込めるって訳だ」
 ギャル1「甲羅人間に改造して送り込めば生き続けるやもしれません」
 ヘスラー「甲羅人間、それは面白い」

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 アニー(甲羅人間はやだなぁ……)

 それにしても、こんな美女をわざわざ甲羅人間に変えようとは、不粋な連中である。

 が、案の定と言うべきか、アニーは牢から転送装置へ移動させられる途中、なんとか敵の手を逃れてアジトの一室に身を潜める。

 そして、隠し持っていた予備のスーパーシャイダーホーンで大ちゃんに助けを求める。

 そこでヘスラーたちに見付かるのだが、必死に敵の攻撃をかわしている間に、スーパーシャイダーホーンを落としてしまい、

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 アニー「あっ!」

 アニーの叫び声を合図に、「シャイダー」でほとんど唯一、敵味方も含めたコミカルなシーンとなる。

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 一瞬その場に固まったアニーとヘスラーたち、次の瞬間、一斉にスーパーシャイダーホーンに向かって飛び掛かって、くんずほぐれつの状態となる。

 つまり、アニーのことは放って、スーパーシャイダーホーンの争奪戦が開始されるのだ。

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 ヘスラー「渡せ! なんだお前は?」

 スーパーシャイダーホーンを掴んだミラクラーが、何故かそれを手放そうとせず、ヘスラーに怒られたり、

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 床に転がったスーパーシャイダーホーンに、ギャルたちが同時に飛び付いて、奪い合ったり……。

 ま、たまにはこういうシーンがあっても良いとは思うが、その割に演出が振り切れていないのが惜しい。

 最後は、何処かに行ったスーパーシャイダーホーン(何回書かせるんじゃ)を探して、みんな4つんばいになって床を這いずり回る状況になる。

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 なんか、ギャルたちのパンツが見えそうだなぁと思ったら、

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 果たして、ミラクラーがピラッとギャル2のスカートをめくって、ギャル2に無言で殴られると言うエッチなシーンが出て来た。

 でも、実際にはパンツは見えないし、だいたいギャル2(二代目)じゃねえ……。

 ここは是非、同じことをギャル5にやらせて、ついでにカメラは彼女の真後ろに置いて、世界中の男子が見たかった映像をフィルムに残しておいて欲しかった。

 で、いろいろあって、遂にシャイダーがアジトに突入し、アニーと子供たちを助け、ブヨブヨを撃破して事件解決となる。

 終わってみれば、今回、ほとんどストーリーらしきものがないのだった。

 見所はギャルたちのタキシード姿くらいか……。

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 いつものように、最後はアニーの飛び切りの笑顔で締めましょう!


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コメント

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

確かにアニーを捕らえたら即始末するべきかと思いますけどね😅どうせならアニーを改造(洗脳)してギャル軍団に加えた方がよほど価値があるのではないかと(勝手に)思いますね😓

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

影の王子様
>結局、前2作のような中盤からの「新幹部登場」がなかったのは寂しかったです
(同年の「バイオマン」にはシルバが登場したのに!)。

そうですね。ギャル6とか、7とか、8とか、9とか、10とか……。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

ふて猫様
>どうせならアニーを改造(洗脳)してギャル軍団に加えた方がよほど価値があるのではないかと(勝手に)思いますね

その方が有益ですね。

宇宙刑事シリーズ  

宇宙刑事をウルトラにたとえると
ギャバン→ウルトラマン 始まりの銀のヒーロー
シャリバン→ウルトラセブン シナリオが面白い赤のヒーロー

で、シャイダーはウルトラQじゃないかと?
ヒーロー活劇は後退して、個別のエピソード重視でダークな雰囲気。
上原先生の原点回帰だったのかもしれません。

Re[4]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

zura1980さんへ
仮にアニーがギャル軍団に加わったらギャル6になるのでしょうか?コスの色はやはり黄色なんでしょうか?戦闘シーンになったら、大ちゃんは確実にぼこられるのが目に浮かびますね😅
最も外部に厳しいフーマの事ですから、いざとなったらアニーに罪を被せる事ぐらい平気でやりかねませんね😓

Re:宇宙刑事シリーズ(09/27)  

影の王子様
>ヒーロー活劇は後退して、個別のエピソード重視でダークな雰囲気。
上原先生の原点回帰だったのかもしれません。

そう言う要素もありますね。

大ちゃんがアクション駄目だから、そうせざるを得なかったと言うこともあるでしょうが。

Re[5]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

ふて猫様
>仮にアニーがギャル軍団に加わったらギャル6になるのでしょうか?コスの色はやはり黄色なんでしょうか?

6人だと多過ぎるから、ギャル1と交代すべきでしょう。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

フーマもシャイダーの(もっと正確に言えばアニーの)活躍のために次第次第に作戦立案も困難になり、遂に時代劇でよく見られる女衒の真似事にまで手を出した模様ですね。ポーの台詞の中にある「砂漠の惑星」や「高熱の惑星」をそのまま「南蛮」や「ルソン」に置き換えると正に時代劇のそれです!
惑星間電送装置もいいですが、宇宙の人商人の専用機がフーマのアジト上空に飛来した処に、ミラクラーがカンテラで合図して着陸させ、更にその人商人のボスとへスラー指揮官が割符でお互いを確認し合う処や、シャイダーが不思議獣とやり合っている間に、アニーが人商人一派をコテンパンにした上、一人残らず御用にする処等も観たかったです(笑)!

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

笑太郎様
>遂に時代劇でよく見られる女衒の真似事にまで手を出した模様ですね。

そう言えば似てますね。全銀河を支配しようとしている割りに、やってることがせこいです。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

一つ前のお話での「アニー七変化」に続いて、このお話中盤のクライマックスであるスーパーシャイダーホーン争奪、アニー対ギャル軍団のキャットファイトもなかなか見応えがありました。しかしどことなく百人一首大会の様で可笑しいです!!またアニーとギャル軍団に混ざってミラクラーたちも、スーパーシャイダーホーンを折角拾い上げたのに
「ヘスラー指揮官、ずるいよ~。いっつもそうやっておいらたちの手柄横取りするんだからね。」
とヘスラー指揮官に渡すのを渋ったり、遠くへ飛んだスーパーシャイダーホーンを拾おうとしたアニーを
「おっと、そうはいかねえよ!!」
と腿を掴んで転ばせ、そのまま引きずる等と健闘しており、アニーもまたスーパーシャイダーホーンをそんなミラクラーの一人から無事奪回した上で
「さっき、引きずり回してくれたお礼よっ♪」
とばかり思いっきりビンタを喰らわす処がかわいいです!!善人側、悪人側各々の職務に「勤勉実直」な観があるリリィとファイトローたちではやりにくい芸当ですね(笑)。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第30話「空を裂く命の交信」(09/27)  

笑太郎様
>一つ前のお話での「アニー七変化」に続いて、このお話中盤のクライマックスであるスーパーシャイダーホーン争奪、アニー対ギャル軍団のキャットファイトもなかなか見応えがありました。しかしどことなく百人一首大会の様で可笑しいです!!

こう言うコミカルなシーンはシリーズでは珍しいですよね。

どうせならもっとエッチな感じにして欲しかったところです。

「そこは初代じゃなきゃ!」

ご無沙汰しております。

>>果たして、ミラクラーがピラッとギャル2のスカートをめくって、ギャル2に無言で殴られると言うエッチなシーンが出て来たが・・・・・・でも実際にはパンツは見えないし、だいたいギャル2(二代目)じゃねえ……。

初代ギャル2のファンや加納さんご本人がオンエアを見たら「そこは初代じゃなきゃ!」と思うでしょうね。でも、2代目ギャル2が後にチェンジフェニックス役に起用されたことを考えると「変身前の格闘中、ヒドラ―兵にセクハラ攻撃され反撃する麻衣」にも見えたのではないか、と思う自分をお許しください。

あと、第17話で浅井を見張りつつトランプに講じるギャル2とギャル3も見方を変える?と「暇つぶしにポーカーでもするさやかと麻衣」に見えてきました。

Re: 「そこは初代じゃなきゃ!」

お久しぶりです。

> でも、2代目ギャル2が後にチェンジフェニックス役に起用されたことを考えると「変身前の格闘中、ヒドラ―兵にセクハラ攻撃され反撃する麻衣」にも見えたのではないか、と思う自分をお許しください。

それはなかなか通好みの妄想ですね。

> あと、第17話で浅井を見張りつつトランプに講じるギャル2とギャル3も見方を変える?と「暇つぶしにポーカーでもするさやかと麻衣」に見えてきました。

西本さんがギャルの中にいたら、めっちゃ楽しかったでしょうね。

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