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「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」

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 第6話「起て!バイオロボ」(1984年3月10日)

 冒頭、ドクターマンが、ネオグラードからサイカンスの入ったカプセルを発射させる。

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 ちょうどその頃、山で氷柱の写真を撮っていたミカは、それを目にして、「すっごーい! UFO? 特ダネ!」と、嬉しそうにシャッターを切る。

 だが、カプセルは、鬼火山の噴火口に落ちてしまう。

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 モンスター「大変だ、巨大カプセルが墜落したぞ」
 メイスン「そんな馬鹿な、ドクターマン様がお作りになったものに、失敗などあろう筈がない」
 ドクターマン「その通り! これは罠だ。バイオマンとバイオロボは生半可の方法では倒せぬ。練りに練った作戦なのだ。既にファラたちも動いておる」

 たいてい、悪の組織の首領は、第3クールくらいにならないと敵(ヒーロー)が簡単には倒せない手強い相手だと認識できないものだが、ドクターマンは世界一の科学者を自称するだけあって賢く、早くも6話にしてそのことを認める発言をしている。

 ……ま、早く認めても遅く認めても、結局最後までヒーローに勝てない宿命なのだが。

 仲間の制止も聞かず、ミカは単身、バイクで鬼火山へ向かう。

 その足元では、既にサイカンスが活動を開始していた。地底洞窟の天井にいくつも穴を開けて、それに金属製の筒を差し込み、さらに鎖の付いたトゲのようなものを押し込んでいる。

 ミカも、地下から振動が伝わってくるのには気付いたが、さすがにそこまでは見通せない。

 ミカが渓谷に達すると、岩の隙間から黒いガスが噴き出て、それを浴びた魚が一瞬で骨だけになってしまうのを目撃する。ミカは毒ガスの発生源を突き止めるべく、さらに探索を続ける。

 だが、ミカの接近は、偵察していたメカクローンによって直ちにファラのもとへ知らされる。

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 ファラ「まずいわ、サイカンスの準備が整う前にここがバレてしまっては……ドクターマン様の折角の罠が無駄になってしまう」

 ファラたちは地上の洞窟の内部でメカクローンたちを使って毒ガスを湧出させており、

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 それとは別に、地底洞窟ではサイカンスが対バイオロボ用の罠を設置しているのだ。

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 ミカが渓谷にかかった吊り橋を歩いていると、背後からいきなりファラキャットが飛んで来て、ミカを蹴飛ばす。

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 ミカ「ファラキャット!」

 いやー、やっぱりファラキャットのコスチューム、最高ですね。

 つい意味もなく画像を貼りたくなってしまいます。

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 得意技の連続前方回転でミカに突進するファラキャット。

 これだけ見ると「へー」てなもんだが、

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 彼女たちがいるのが、こういう空間だと言うことを思い出すと、「ヒエーッ!」となる。

 第2話のような熾烈なキャットファイトに発展するかと期待したが、ミカは反撃することもなく逃走する。

 だが、すぐにファラとファラキャットに岩場に追い詰められてしまう。

 ミカ「そうか、あのガスはお前たちの仕業ね、何を企んでいるの?」
 ファラ「やれ、ファラキャット!」

 ショッカー方面には、ヒーローに真正面から聞かれたらつい脊髄反射でペラペラ機密を喋ってしまう人が多いが、無論、怜悧なファラはそんな手には乗らず、部下をけしかける。

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 得意のヌンチャクを構えるファラキャット。

 今のうちに言っておくが、今回の見所はファラキャットの肢体と、ファラ様の胸の谷間だけである。

 ミカ「イエローフォー!」

 ミカもすかさず変身ポーズを取って、バイオマンになる。

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 ファラキャットと、イエローフォーが睨み合う。

 と、イエローフォーの背後で巨大な水柱が上がり、

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 アクアイガー「ジューノイド5獣士のひとり、アクアイガー!」

 前線には初参加となるアクアイガーが出て来て、イエローフォーに襲い掛かる。

 アクアイガーは、水中での戦いを得意とするジューノイドだが、あまり水辺を舞台にしたエピソードはないので、結果的に5人の中でも一番目立たない存在となっている。

 はっきり言って、デザインも、声優も、ネーミングも、5人の中では一番しょぼい。

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 イエローフォーが怯んだところへ、ファラ様がビームを浴びせる。

 アクアイガーがトドメを刺そうとするが、ここでやっとレッドワンたちが救援に駆けつける。

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 ファラ「おのれぇ、やれ、アクアイガー!」

 素早くご主人様を庇うように前に出るファラキャットが健気で可愛いのである!

 アクアイガーとバイオマンのバトル……になるかと思ったが、ファラはレッドワンに反撃されるとさっさと全軍を退却させてしまう。

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 仲間から勝手な行動は慎んでくれと小言を言われたミカは、さっきの場所にみんなを案内するが、白骨化した魚の死体はいつの間にかなくなっており、怪しいガスも噴出していない。

 ミカ「あれ、おかしいわ、確かここで……」

 史朗たちは、まず地下から響く振動の原因を調べるべきだと主張するが、ミカはあくまで毒ガスの一件を調査すると言い張り、また単独行動を取る。

 ファラたちは洞窟に引き揚げて、メカクローンたちに、地下鉱脈に溜まっていた毒ガスを一斉に噴出させる為の爆弾をセットさせていた。

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 と、そこへミカが現れ、起爆装置のコードを引きちぎる。

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 ファラ「しまった! 起爆装置が……」

 ミカは起爆装置を抱えて走り出すが、洞窟から出たところで、敵に囲まれてしまう。

 だが、さっきと全く同じパターンで、4人の仲間が救援に駆けつける。

 ミカ「レッドワン、新帝国ギアの作戦とは、地下の毒ガス鉱脈を噴き出させることだったのよ」
 レッドワン「なにぃ」
 ミカ「でももう大丈夫、これが起爆装置よ、えーい!」

 ミカは起爆装置を思いっきり地面に叩きつけ、破壊してからイエローフォーに変身する。

 5人は名乗りを上げてポーズを決めてから、メカクローンたち相手に大暴れ。

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 ファラたちも洞窟の入り口付近に追い詰められるが、川から地下水脈を通って洞窟の中に入り、起爆装置を再セットしていたアクアイガーが背後から現れる。

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 アクアイガー「ファラ様、別の起爆装置を取り付けました。これがリモコン装置です」

 アクアイガーは誇らしげにリモコン装置をファラに手渡す。

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 だが、ここで、ちょっとしたアクシデントが発生する。

 装置を渡してから、勢い良くアクアイガーが前方に向き直った際、勢い余って右手が思いっきりファラキャットの顔に当たってしまったのだ。

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 ファラキャット(痛いニャン!)

 だから、ファラキャットの大島さんも、一瞬、ちょっと痛そうな渋い顔をされている。

 動画を見られる方は是非チェックして頂きたい。

 で、アクアイガーとバイオマンのバトルになるが、アクアイガーはあっさり倒される。

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 それを見て、ファラは起爆装置のリモコンスイッチを入れる。
 (今回、同じような画像を何枚も貼ってる気がする……)

 爆弾は見事に爆発し、洞窟から猛烈な勢いでガスが噴き出てくる。

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 ファラ「ははははははっ、ドクターマン様の調査によればこの毒ガス、100万立方メートルはあると言うわ。このままどんどん広がれば、関東地方の人間は全滅すること間違いなしね!」

 作戦の成功を確信して、ファラたちは姿を消す。

 だが、バイオマンたちはバイオロボに乗り込み、大きな岩をいくつも洞窟の入り口に積み上げて蓋をして、あっさりと毒ガスの流出を止めてしまう。

 しかし、冒頭でドクターマンが「ねるねるねるねは、ひっひっひっ、練れば練るほど色が変わって……うまい!」と言っていたように(註・言ってません)、毒ガスはあくまでバイオロボをおびき出す為の囮に過ぎなかった。

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 バイオマンがホッとした隙を突いて、サイカンスが仕込んでいた地下のトゲがロケットを噴射して、

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 一斉に地上に射出される。

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 そしてバイオロボに絡み付いて、その巨体をがんじがらめにしてしまう。

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 さらに、大の字に倒れたバイオロボに巻きついた鎖を、大勢のメカクローンが引っ張ると言う、「ガリバー旅行記」の一場面のような状況となる。

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 ドクターマン「これぞ私の罠だ。毒ガスは囮、必ずバイオロボが岩で塞ぐことを読み、地下にサイカンスを潜ませておいたのだ。サイカンス、バイオロボを思う存分、料理しろ」

 モニターでバイオロボのぶざまな姿を小気味良さそうに観賞しながら、作戦を自画自賛するドクターマン。

 4人のジューノイドが、きちんと座ってモニターを見ているのがちょっと可愛い。

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 しかし、レッドワンは全エネルギーを右腕に集中させて鎖を引きちぎり、バイオロボを再起させる。

 ドクターマンの手間隙掛けた巧緻な作戦も、あっさりと覆され、サイカンスもバイオロボに撃破される。

 直前まで勝ち誇っていたドクターマンが、その結末を見てどんな反応を示したのかは分からないが、取り巻きのメイスンたちが、物凄く気まずい顔になったことだけは間違いない。

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 ラスト、バイクの上に座ってぼんやりと風景を眺めているミカ。

 そこへ史朗たちがやってきて、

 史朗「おい、ミカ、競走しようぜ!」
 ミカ「え?」
 史朗「なんだい、そのオートバイはカッコだけかい? あ、それともはなっから俺には叶わないってのか」

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 ミカ「言ったわねえ! それっ」

 史朗の挑発を受けて、ミカはたちまち元気を取り戻してバイクにまたがって走り出す。

 史朗「そうこなくっちゃ!」

 無論、史朗は少し落ち込んでいるミカを励まそうとしてそんなことを言ったのである。

 しかし、残念なことに、矢島由紀さんの声が聞けるのは、これが最後となってしまった。

 矢島さんは9話までは撮影に参加しているのだが、実は7話のアフレコ前に降板してしまったので、7話以降のミカの声は、田中真弓さんが代わりに演じているのだ。

 既に何度も書いて来たが、この突然の降板は実に残念だった。それがなければ、この後も、宿敵ファラキャットとの間でいくつもの凄まじいバトルが繰り広げられていただろうに……。


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コメント

Re:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

この前観た「ザ・ハングマン」第30話「エンゼルキッスは豚の味」に
飛鳥裕子さんがご出演されていました。
このファラと同じく悪役でしたが、もの凄く素敵でした。
「大人の女性」の魅力満開です。
6つ年下の黒崎輝さんもそこに惚れ込んだのでしょうか?
既に鬼籍に入られているとは残念です。

なんでもこの10月からテレビ朝日の新ニュース番組開始に伴い
ライダーが朝9:00~(裏は「ドラゴンボール超」)
戦 隊 が朝9:30~(裏は「ワンピース」)となるそうです。
ネットでは不平不満の嵐ですが?


Re:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

>はっきり言って、デザインも、声優も、ネーミングも5人の中では一番しょぼい。

言われてみれば確かにそうですね。アクアイガーはルックスも他のヒーロー番組に登場する典型的な魚型怪人の様で無個性ですし、声優さんも余り名前を聞かない方だった気がします。それ以外の4人はあれだけ存在感があるのに・・・。
それに比べてファラキャットは、悪役とは言えアクションもコスチュームもかっこよくまた常に精悍な表情を絶やさない大島さんの演技力もそれを引き立てています。また劇場版限定での登場ではあるものの「キャット軍団」なる3人の家来たちまで率いていました!「デビルマン」での妖元帥レイコックと女妖獣アルロン(デビルマンに敗北を予感させた程の実力者)同様にさすがはファラ一番の御贔屓だけの事はありますね!!

アクアイガー  

 …の声をアテていた永井 寛孝は、「もりもりぼっくん」にぼっくんが居候する中山家の主人役(無論、顔出し)でレギュラー出演、(管理人大好きの)田山 真美子と共演しています。

Re[1]:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

ふて猫様
>矢島由起さんはここで降板ですか?残念ですね😅ご本人の都合ですかね

いや、9話までは一応参加されていますが、7話からは声が吹き替えになるんです。

Re[1]:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

影の王子様
>この前観た「ザ・ハングマン」第30話「エンゼルキッスは豚の味」に
飛鳥裕子さんがご出演されていました。
このファラと同じく悪役でしたが、もの凄く素敵でした。
「大人の女性」の魅力満開です。
6つ年下の黒崎輝さんもそこに惚れ込んだのでしょうか?
既に鬼籍に入られているとは残念です。

出てられましたっけ。うーん、全然覚えてないです。

>なんでもこの10月からテレビ朝日の新ニュース番組開始に伴い
ライダーが朝9:00~(裏は「ドラゴンボール超」)
戦 隊 が朝9:30~(裏は「ワンピース」)となるそうです。
ネットでは不平不満の嵐ですが?

そうなんですか。どうせ見ないし、見たとしても録画しますから関係ないですが。

Re[1]:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

笑太郎様
>言われてみれば確かにそうですね。アクアイガーはルックスも他のヒーロー番組に登場する典型的な魚型怪人の様で無個性ですし、声優さんも余り名前を聞かない方だった気がします。それ以外の4人はあれだけ存在感があるのに・・・。

ま、他の4人の魅力が飛び抜けていたとも言えますね。

>それに比べてファラキャットは、悪役とは言えアクションもコスチュームもかっこよくまた常に精悍な表情を絶やさない大島さんの演技力もそれを引き立てています。

ファラキャット、良いですよね。
レビューしてるうちにどんどん好きになってる自分に気付いています。

Re:アクアイガー(07/05)  

うんにゅるりん様
>…の声をアテていた永井 寛孝は、「もりもりぼっくん」にぼっくんが居候する中山家の主人役(無論、顔出し)でレギュラー出演、(管理人大好きの)田山 真美子と共演しています。

情報ありがとうございます。「もりもりぼっくん」、見たいなぁ。

Re:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

この回のアクアイガーの攻撃が「水竜巻」「シャボン玉爆弾」となんとも地味・・・
空中攻撃のメッサージュ、超能力のサイゴーン、怪力のジュウオウ、変幻自在のメッツラー
と比較したら、やはり貧相で、中盤の「運命」も納得・・・

メインライターの曽田博久さんは矢島さんの降板を海外旅行に行く空港で知らされたさそうです。

Re[1]:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

影の王子様
>この回のアクアイガーの攻撃が「水竜巻」「シャボン玉爆弾」となんとも地味・・・
空中攻撃のメッサージュ、超能力のサイゴーン、怪力のジュウオウ、変幻自在のメッツラー
と比較したら、やはり貧相で、中盤の「運命」も納得・・・

ま、水を使った特撮は当時は難しかったというのもあるんでしょうね。

>メインライターの曽田博久さんは矢島さんの降板を海外旅行に行く空港で知らされたさそうです。

「寝耳に水」だったでしょうね。

Re[1]:「超電子バイオマン」 第6話「起て!バイオロボ」(07/05)  

影の王子さんへ
そして最期は山下公園で狭い檻に入れられ豚の真似をさせられるという悲惨な結末…
悪役とは言え、今だったら絶対無理でしょうね…。

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