「暴れん坊将軍」を彩る女優さん～その13

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　「暴れん坊将軍」第4シリーズの続きです。

　まずは、31話「頑張れ！登城拒否侍」

　
　ただし、この回には特に管理人の心を動かす女優さん出てきません。かわりに、増田康好さんが登場。いやね、最近、初代「スケバン刑事」のＨＰ作ってるもんで、思わず貼ってしまったのだが、増田さん、レギュラー三平役でいい演技してたので、すっかりお気に入り。

　
　ついでに、幸田宗丸さんも登場しているのだが、彼も「スケバン」の第4話の悪役で出てたっけ。

　
　あ、レギュラーの五代高之も、「スケバン刑事」5話に出てるのだった。ただそれだけです。


　33話「雪国からの椿姉妹」では、

　
　誤って舅を殺してしまい、お白洲で犯意はなかったと訴える若奥様。しかし、旦那（頭師佳孝）は冷たくそれを否定し、半べそをかく若奥様。演じるのは、高梨亜矢さん。

　で、裁判では死罪になってしまうのだが、彼女の有罪を信じきれない大岡越前と、吉宗は、こともあろうに、病死した別の女囚の死体を彼女だと偽り、女囚の名前を与えて彼女を奉行所の裏口から逃がしてやるのである。

　お前らが法を破ってどうすんだ、と思うが、毎週、吉宗は私情で悪人をビシバシやっつけてるので、今に始まったことではない。

　だが、彼女と姉妹のように仲の良かった女性が江戸に来て、大岡越前をカタキとして討とうとするストーリー。なかなか面白い。

　
　で、それを演じるのが舟倉由祐子さん。なんか見たことあるなぁと思っていたが、そう、「電子戦隊デンジマン」でデンジ姫をやってた人ですね（知るかっ）。

　35話「才三覚悟！黒髪の刺客」では、

　お庭番の幼馴染である山出し娘を、過去に何度も出演歴のある、

　
　吉川十和子さんが好演。

　43話「男一匹！め組の紋次郎が燃えた！」では、

　
　常連と言っていいほど登場回数の多い加藤由美さん。

　
　面白いのは、その父親役を左右田一平さんが演じているのだが、このふたり、第3シリーズの「花咲ける忠臣一代！」と言うエピソードで、同様に親娘に扮してゲスト出演しているのだ。同じドラマで同じキャストが同じ設定と言うのは、なかなか珍しいのではないかと……時代劇だったら、そうでもないかな。


　47話「血涙！悲しき忠義」では、

　敵討ちの真っ最中の若い侍を、

　
　「鳥人戦隊ジェットマン」の若松俊秀が演じ、その武士の忠実な中間を、

　
　「ジャッカー電撃隊」の丹波義隆が演じ、敵討ちの相手を、

　
　「シルバー仮面」の亀石征一郎が演じると言う、豪華な顔触れ。

　何でも特撮を基準に考えるのはやめましょう。

　
　しかも、女優さんは久々の辻沢杏子（当時）さんと言う、管理人的には言うことナシの布陣でありました。

　56話「大奥の殺人者！」は、

　大奥内部の複雑かつ陰険な人間関係の中で起こる事件を描く。

　
　ヒロインは杉田かおる。

　
　もっとも、自分が気になったのは、脇役のこの人、菊地陽子さんなんだけどね。彼女も「スケバン刑事」のレギュラーとしてお馴染みである（知るかっ）。「セーラー服反逆同盟」の4話にも出てたなぁ。

　第4シリーズは70話くらいしかないが、取り上げるべき注目回も極めて少ない。よって次回で早くも終了の予定。