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「恐竜戦隊コセイドン」 第15回「恐獣ガリアス 亜空間の襲撃者」

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 第15回「恐獣ガリアス 亜空間の襲撃者」(1978年10月13日)

 ストーリーの設定上、今回は、タイムマザーからの指令で、バンノ隊長以下、5人の正規メンバーとアルタシヤ、ビックラジィーが、コセイドン号に乗って、21世紀から7000万年前・白亜紀に向けて、時間航空に出発するところから始まる。

 彼らはコセイドン号の修理、メンテナンスの為、一時21世紀へ帰還していたのだ。

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 その頃……と言うのも変なんだけど、白亜紀では、ゴドメス地球侵略軍の新たな指揮官として、前回のデストランと同じく、ゴドメス人ではないゴドメスの支配下にある異星人、ジェリコ司令官が戦艦ガルムスに座乗していた。

 ジェリコ「いよいよ総攻撃の時がやって参りました。各軍団の力を結集し、必ずやコセイドン隊を倒して見せます」
 ゴドメス皇帝「頼むぞ、ジェリコ司令官」
 ジェリコ「はっ」

 ゴドメス皇帝との通信を終えると、ジェリコは兼ねてから用意していた恐獣ガリアスに、亜空間でコセイドン号を待ち伏せ、攻撃するよう命令する。

 ガリアスは、時間軌道である亜空間に自由に入り込める特殊能力を持っているのだ。

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 コセイドン号の内部では、亜空間では敵に襲われる心配もないと、リラックスしたムードが漂っていた。

 モリィ「現在、西暦1102年を航行中、白亜紀まであと、4分ですな」
 アルタシヤ「はい、どうぞ」
 モリィ「ありがとう」
 アルタシヤ「ああっ!」

 隊員たちにコーヒーを配っていたアルタシヤ、急に雷にでも打たれたように叫んで、その場に硬直する。

 アルタシヤ「何かが……いえ、私の気のせいですわ」

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 だが、笑顔を取り繕って床に落としたコーヒーカップを拾おうとアルタシヤがしゃがんだ瞬間、タイムマザーから通信が入る。

 マザー「警告、亜空間内に生物反応あり、コセイドン号に向かっている模様……注意されたし」
 バンノ「ははははっ、亜空間内に生物反応だなんて何かの間違いでしょう」
 マザー「私の計算に間違いはありません。その生物は地球上のものではありません」
 テツ「で、その正体は?」
 マザー「わかりません、強いて言えば恐獣と呼ぶことが出来ます」
 バンノ「恐獣?」

 バンノがつぶやくと同時に、コセイドン号の船体が激しく振動する。

 バンノ「うわあああーっ、なんだ、どうしたんだ?」
 テツ「右エンジンにトラブル発生、アンチ重力波攻撃を受けた模様です」
 ゴウ「恐獣って奴の仕業か?」

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 ガリアスは、どういう原理か不明だが、亜空間内では体を巨大化することも出来た。
 そして、コセイドン号の航路上に浮かんで、コセイドン号を待ち構えている。

 バンノ「くそーっ、俺たちはまんまと罠に嵌まったんだ!」

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 バンノ「イオンレーザー、発射!」

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 ゴウ「発射!」

 このシーン、なんか「宇宙戦艦ヤマト」っぽくて好き。

 しかし、コセイドン号の誇るプラズマ砲も、イオンレーザーもガリアスには全く通じない。

 そのまま攻撃していれば、確実にコセイドン号を沈められたと思うが、何故か急にガリアスは攻撃を止め、何処かへ飛び去ってしまう。

 これなんかも納得いかない行動なのだが、ガリアスも、亜空間では長時間活動出来ないのかも知れない。

 もっとも、コセイドン号は既にかなりの損傷を受け、まともに航行することが困難になっていた。

 テツ「コセイドンの出力がどんどん落ちていきます」
 バンノ「なにぃっ」

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 みんなは一斉に、司令室の右側にあるモニターを見る。そこには、彼らが飛んでいる様々な時間と空間の映像がリアルタイムで映し出されるようになっているのだ。

 ゴウ「中世のヨーロッパだ」
 マリ「わー、早い、ほら、もう平安時代よ」
 モリィ「バカ、奈良時代だよ」
 マリ「ねえ、モリィ、このまま私たち、どうなっちゃうのかしら」
 モリィ「んなこと俺に聞いたって分かる訳ねえじゃねえか」
 バンノ「もし、エンジンが止まったら、このコセイドンは永久に亜空間を彷徨うことになるんだぞ」

 ……ここまで書いてきて気付いたが、今回のストーリー、あんまり面白くない。

 かと言って、今更破棄するのも勿体ないので、何とか心を奮い立たせて続けることにする。

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 せめて、可愛いマリのアップでも貼って英気を養うとするか。

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 ゴウ「助かる方法はないんですか?」
 バンノ「たったひとつだけな。エンジンが動いてる間に不時着することだ。一か八かやってみるしかない」

 バンノはタイムマザーとなんとか連絡を取り、どの時代に不時着すべきかお伺いを立てる。

 マザーの回答は、「石器時代へ着陸しなさい」と言う大変ざっくりした指示だった。

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 バンノ「石器時代ぃ?」
 モリィ「ご説明申し上げます、石器時代とは今から2、3000年から7、8000年も昔のことで、旧石器と新石器に分かれ、隊長の顔みたいなのがゴロゴロと一杯いるんですよ」
 バンノ「うるさいっ、黙れ!」

 やっぱり「コセイドン」の一番の楽しみは、こういう隊員たちの軽妙なやりとりにあると思う。

 バンノは渋々その指示に従い、石器時代にコセイドン号をワープアウトさせる。しかし、ゴドメス軍もその動きを把握していて、ジェリコはガリアスにコセイドン号を追跡させる。

 ……と言うことは、別にガリアスはエネルギーが切れた訳ではなかったらしい。

 じゃあ、さっき途中でいなくなったのはなんだったのだろう?

 いや、それよりももっと問題なのは、ガリアスはコセイドン号を追って石器時代に行ってしまうことだろう。つまり、ガリアスは単独で自由にタイムスリップが可能と言うことになるからだ。

 そんな下っ端の恐獣がタイムスリップが可能なのに、肝心のゴドメス軍には時間を移動する能力がないと言うのは、明らかに変である。

 とにかく、コセイドン号は6300年前の石器時代にタイムスリップする。

 この時代が選ばれたのは、

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 これなら、その時代を再現するのにあまり手間とお金がかからないからである。身も蓋もない話だが。

 パーマ女「あーっ!」

 突如空中に出現したコセイドン号の巨体を見て、石器時代の女が指差して驚く。

 驚くのはこっちの方だ! 石器時代の人間がパーマかけてんじゃねえよ。

 さて、無事に石器時代に不時着してホッと一息つくバンノたちは、エンジンを修理するのに必要な部品を調達する為、50キロ離れたこの時代のコロニーに、テツとゴウをファイタス1号で向かわせる。

 マザーがこの時代を薦めたのは、その時代に21世紀人のコロニーがあったからなのだろう。

 ……しかし、白亜紀ならともかく、既に人間がいる時代にも堂々とコロニーなんか作っちゃうと、人類の歴史に影響を及ぼすことになるのではないだろうか?

 ゴウとテツがコロニーの近くまで来た時、ガリアス(人間サイズ)が石器人を襲撃しているのを目撃する。

 ファイタス1号の武器で攻撃するが、先程の戦いで見たようにガリアスはとても頑丈で、全く効き目がない。
 で、ゴウがファイタスボンバーで射出され、コセイダーとなってガリアスの前に立ちはだかる。

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 コセイダーが「誕生」した瞬間、遠く離れたコセイドン号にいるアルタシヤが何かを感じたように「ハッ」と声を上げる。

 ビックラジィー「姫、どうなされました?」
 アルタシヤ「じい、私をひとりにして」
 ビックラジィー「そ、それは?」
 アルタシヤ「お願い、じい」
 ビックラジィー「はい……」

 厳しい顔付きになったアルタシヤ、急にそんなことを言い出して、忠臣のビックラジィーを遠ざける。

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 アルタシヤ(コセイダー……)
 コセイダーの声(アルタシヤ……)

 アルタシヤ、虚空を睨みながら、両手を固く握り締め、目には見えないコセイダーに向かって語りかける。

 コセイダーにもその声が聞こえるらしいが、通信機のように自由に意思を伝達し合える……と言うことではないらしい。

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 コセイダー「タイム戦士、コセイダー参上!」

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 ガリアス「へっへっへっへっ、現れたなコセイダー、まずお前から血祭りに上げてやる! 俺様が誰か教えてやる。ゴドメス皇帝の命により、地球の時間を支配しようとしているジェリコ司令官だ」

 ガリアスの体を借りて、ジェリコ司令官は着任の挨拶をする。割と礼儀正しい奴なのだ。

 しかし、「時間を支配~」と言う台詞からしても、ジェリコ司令官自身、時間航行のテクノロジーを所有していると考えるのだが妥当だが……?

 ガリアスとコセイダーの戦いが始まるが、

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 その間、アルタシヤはより一層固く両手を握り締め、物凄い目付きで宙を見据えている。

 ナレーター「ゴウがコセイダーに変身した時、アルタシヤとコセイダーはテレパシーによって結ばれたのである。今、二人にとって、新たな局面が開かれたのだ……」

 ここでナレーションによる説明が入るのだが、あまり要領を得た説明ではない。

 実際、この唐突な新設定はスタッフが準備も自信もないまま始めてしまったようで、16回以降、何度かこの描写は出てくると思うが、ナレーターが言うような「新たな局面」には結局到達しないまま、いつの間にか「なかったこと」にされてしまう。

 あるいは、これ、ドラマの元ネタの「スター・ウォーズ」の名産品「フォース」をアレンジして導入しようと思っていたのかもしれない。

 しかし、二人の意識が結び付いても、だからと言ってどうなる訳でもなく、今回のようにアルタシヤがひたすら「頑張ってぇ」「しっかりぃ」と連呼してコセイダーを励ますしかやることがないのである。

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 とにかくガリアスは「コセイドン」の中でも屈指の強敵で、凄まじい火力でコセイダーを圧倒する。

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 そのうち、これも今まで一言も触れられていなかったが、コセイダーのベルトのマークがカラータイマーよろしく点滅し始める。

 ナレーター「コセイダーの戦える時間は2分間だ。それ以上戦えばエネルギーがなくなり、超能力も失われてしまう!」
 とのことだが、13回ではどう考えても2分以上戦ってましたよね。

 この、まんまウルトラマン的な設定も、特に要らなかったと思うが……。

 で、コセイダーはあっさりガリアスに倒される。

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 アルタシヤ「ああっ、ああっ!」

 それと同時に、アルタシヤは絶叫しながら立ち上がり、ぶるぶると体を震わせていたが、やがてその場にばったりと倒れてしまう。

 コセイダーとアルタシヤの意識が繋がっているので、コセイダーが気絶すると、アルタシヤも気絶すると言うことなのだろう。

 でも、テツからそれを聞かされたバンノが「コセイダー、必ず仇は取ってやるからな!」と言うのは、ちょっと他人行儀で悲しい。コセイダー=ゴウなんだから、「ゴウ、必ず~」と言って欲しかった。

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 アルタシヤ、仰向けに倒れながらも、引き続き両手を握り締め、「コセイダー、しっかり、戦うのよ!」と、コセイダーに向かって呼びかけ続けていた。

 一方、ガリアスは再び巨大化して、コセイドン号に向かっていた。

 ファイタス2号とハクアス2号が迎撃に出るが、その進撃を止めることは出来ない。

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 その後、ナレ「テレパシーを送り続けた結果、アルタシヤの体に分身現象が起きた。このままコセイダーが立ち上がれなかった場合、アルタシヤの意識も、再び戻らないのだ!」と言う、これまた訳の分からない現象が起きる。

 で、しつこくアルタシヤが呼びかけるうちに、やっとその声が届いて、コセイダーは再び立ち上がる。

 そして、大空に向かって飛び立つのであったが、さっき「2分間しか活動できない」って言うてたやん……。

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 マリ「コセイダー!」

 飛んでくるコセイダーの姿を見て、パッと笑顔になるマリが可愛いので貼りました。

 コセイダーは巨大がリアスの前に立つと、サーベルを構えて「時間よ、止まれーっ!」と、古今東西のヒーローの必殺技の中でも「最も卑怯だ」と言われている時間停止能力を発動させる。

 ……最初の戦いの時に使えよ。

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 この能力を使うのは、第13回に続いて2回目だが、今回から、時間が止まったと言う意味のイメージシーンが挿入されるようになる。

 ま、時間停止の際に必ず出てくるカットではないんだけどね。

 と言うか、中盤以降、コセイダーもこの能力はあまり使わなくなったと思うが?

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 コセイダー、時間を停めている間に、無防備なガリアスの体に突進して、必殺「クロスアタック」で、その体を突き破り、遂に強敵を撃破したのだった。

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 ラスト、アルタシヤとゴウが互いに名前を呼びながら駆け寄ると、ゴウがアルタシヤの体を抱き上げ、

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 そのまま遠心力を利用してグルッとその体を回転させる。

 その際、アルタシヤの太腿が剥き出しになって、目の保養になるのです!

 以上、色んな新設定が山盛りの第15回であったが、第1クールのハードSFタッチから普通のスーパーヒーローモノにシフトチェンジ(路線変更)したばかりで、スタッフもとりあえず色んなアイディアを試してみたのだろう。既述したように、そのほとんどはあまり活用されることなく終わってしまったが。


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コメント

Re[1]:「恐竜戦隊コセイドン」 第15回「恐獣ガリアス 亜空間の襲撃者」(06/02)  

影の王子様
>「活動時間の制限」という設定の途中からの導入は円谷作品では
>「ウルトラセブン」は「零下140度の対決」で「太陽エネルギーを大量に消耗したため」
>「ミラーマン」は「体内に時限爆弾を仕掛けられたため父がカラータイマーを与えた」
>という強引さが目立つものでした。

ミラーマンも途中からでしたか。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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