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「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編

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 第26話「魔界ゾーン大当り」(1984年9月21日)

 マッチ箱のような建売住宅がカイガラムシのように密集する「ひかげニュータウン」を見下ろす台地で、住宅の購入権利を得る為の抽選会が開かれていた。

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 さすがにちょっとこじんまりし過ぎているテント。

 押し寄せる参加者が、次々とガラポンを回して行く。

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 ヘスラー「残念でした」

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 ギャル3「残念でしたね~」

 ハズレを引いた参加者に、優しく慰めの言葉を掛ける、スーツ姿のヘスラー、そして制服姿の係員に扮したギャルたち。

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 そんな中、子供たちの声援を受けた日に焼けたお父さんがガラポンの前に立ち、気合を入れて「ペッ、ペッ」と、手の平に唾を吐いて、レバーを握る。

 ヘスラー(きたねえなぁ、もう……)

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 と、気合が通じたのか、見事、金色の玉を当て、その一家、石田家が権利を獲得する。

 大喜びする石田家の人々の左にいるおやじが、とても残念そうな顔をしているが、たとえエキストラでもこうやってしっかり演技をしている人を見ると、管理人はちょっと嬉しくなるのである。

 ちなみに、ここで、「シャイダー」の中でも有名な怪奇現象が起こる。

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 ギャル4「おめでとうございます、80倍で見事当選されました」

 ギャル4が、記念品のようなものを渡しているのだが、右端に我らがギャル5が慎ましやかに立っているのが見えると思う。

 彼女は明らかにテーブルの向こう側、石田家の人々の対面にいる。

 ところが、カメラが向こう側からのアングルに切り替わると、

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 一瞬で、ギャル5がテーブルの手前側、つまり、石田家の人々の真横に移動しているのである!

 ま、それはそれとして、ギャル5の制服姿をもっと大きく押さえておいて欲しかった……。

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 さて、早くもピカピカの新居に引越し作業中の石田家の人々。
 石田夫婦は、いかにも楽しそうに電化製品のレイアウトなどを話し合って決めている。

 娘「パパー、ピアノ買ってよー」
 息子「僕、自転車が良いー」
 石田「ようし、この際だ、まとめて買っちゃおうかな!」

 いかにも良きお父さんと言った感じの石田家の主人を演じるのは、特撮作品に縁の深い林家源平さん、ちょっと色っぽいお母さんを演じるのは、名バイプレーヤーの阿知波悟美さん。

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 娘「わーっ!」
 息子「わー、すげえやー!」

 太っ腹な父親の言葉に、瞳を輝かせて喜びを表現する子供たち。

 ピアノはともかく、自転車でそんなに喜ぶとは、昔の子供は可愛げがあるなぁ。

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 一方、最近、趣味のUFO探索に入れあげている小次郎さん、珍しく本業のペットショップで仕事中。

 小次郎「大ちゃん、これ、頼むよ、これこれこれ、陽子と一緒にね」
 陽子「え?」
 小次郎「はい、乗った乗った乗った、乗って乗って乗って」

 何処かへ出掛けようとしていた大ちゃんに、小次郎さんが鳥かごの中に入った小鳥を渡し、陽子も強引に助手席に押し込む。

 この陽子の、ゆるゆるのシャツがなかなか色っぽくて良いんですのよ、奥さん!

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 小次郎「ひかげニュータウンまで」
 大「OK」
 陽子「私、やだな、あの団地行くの」

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 小次郎「なに、ごちゃごちゃ言ってんの!」

 文句を言う陽子のおでこを、パシッと叩く小次郎さん。

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 恨みっぽい目で見返す陽子が可愛いのだが、割と本気で痛かったのかも知れない。

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 道中、大ちゃんは当然、何故陽子が行き渋ったのかを尋ねる。

 陽子「やな子が住んでるんだー、突き落としちゃったのよ、ライバルを」
 大「ライバル?」
 陽子「学年でトップを争っていたのよ」
 大「そりゃひどいな、自分さえ良ければ他人はどうなったって良いって考えじゃないか」
 陽子「でしょー?」

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 ほどなく、二人の乗ったジムニーは問題のひかげニュータウンに到着する。

 一見、静かで何の変哲もない新興住宅地であったが、少し道を走っただけで、大ちゃんは何か不穏な空気が漂っているのを感じる。

 二人は小鳥を注文主に届けるが、それは奇しくも、あの石田家であった。

 配達の帰りも、周囲に油断なく目を配りながらハンドルを握る大ちゃん。

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 大(何か胸騒ぎがする……どうしたんだろう? 空気までが重く淀んでいる、生暖かい……)

 なんてことをぶつぶつ心の中でつぶやきながら運転してるものだから、

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 案の定と言うか、自転車に乗った子供に思いっきりぶつけてしまう。

 大(や、や、や、やべぇーーーっ!)

 今までの人生で、最も血の気が引く思いを味わう大ちゃんであったが、とにかく車を降りて子供を介抱しようとする。と、すぐにその両親が飛んでくる。

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 子供「わざとぶつけた!」
 母親「わざと? 子供を轢き殺して何が面白いんです?」
 大「そんな、ぶつかって来たのはこの子の方です」
 陽子「そうです」

 自分たちに非のないことを弁じようとする二人。

 ……しかし、どっちが悪いにせよ、大ちゃんの車が子供と接触してしまったことは動かせない事実だからねえ。

 ある意味、宇宙刑事シャイダー、最大のピンチだったのではないだろうか。

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 田村「違うわ、私は見たわ、ジープがわざと引っ掛けるのを!」
 陽子「ひどいじゃない、そんないい加減な嘘を言って」

 そこへ現れて、子供の肩を持ったのが、陽子の言う「やな子」であった。

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 田村「私は目撃したとおりのことを言ってるだけよ」
 母親「そうよ」
 父親「賠償してくれるだろうな、それとも、警察へ行こうか
 大「……」

 大ちゃんにとって、事態はまさに悪夢のように状況になりつつあった。

 だが、ここで大ちゃんは宇宙刑事訓練学校で習ったこんな場合の対処法を思い出し、実践する。

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 それは、相手に何を言われても、ひたすら聞こえないふりをすると言う、高度な演技力と、強靭な精神力が必要とされる手段であった。

 父親「え、どうなんだ? なんとか言わんかコラ!」
 大(聞こえない、聞こえない、何も聞こえない……)

 結局、この問題をどう解決したのか示されないまま、次の場面では大ちゃんが陽子を乗せてジムニーを走らせている。

 まぁ、子供は特に何の怪我も負っていないので、ひたすら謝って来たのか、それとも、シャイダーに変身してビデオビームガンで痕跡も残さず「処理」してきたのか。まぁ、あの家族や田村さんはこの後も出てくるので、前者であろう。

  その後、引越し作業を終えた石田家の人たちが、家の前で祝杯を挙げていると、爽やかな風に乗ってチリリンと鈴の音が聞こえてくる。

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 何処から聞こえてくるのかと周囲を見回していると、向こうの道から、三人のお遍路さんみたいな格好をした女性が、手に持った鈴を鳴らしながら近付いてくる。

 パッと顔を起こす三人。

 一番手前の人は田口計さんではなく、ギャル1の変装です。

 その後ろに、ギャル2と3が続く。

 ここも是非、ギャル5にもその格好をさせて欲しかったと心から悔やまれます。

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 石田家の人々が声もなく立ち尽くしていると、三人は横並びに位置を変え、

 ギャル1「この家には地縛霊が迷っておる。玄関が北東にあるのは真に大凶! 聞こえる、地縛霊の呻き声が」

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 ギャル2「魔除けはどうです、クビライ様はいかがです?」

 二代目のギャル2の大内さん、普段のギャルの格好ではあまり可愛いと思わないのだが、このお遍路コスプレは、妙に可愛く見えるんだよね。顎の紐のせいかな?

 ギャル3「ご利益がございますよ、これがクビライ様でございます」

 ギャル3が、手にした箱を開いて、それを縦にして中身を石田夫妻に見えるようにすると、中には、クビライをそのまま小さくしたような置物が納まっていた。

 ギャル1「呪われたままにしておくおつもりか?」
 夫人「そーんな脅しに乗るモンですか、ねー、あなた」
 石田「ねー、そんなインチキ商法に乗ってたまるモンか」

 夫妻が顔を見合わせてからもう一度振り向くと、いつの間にかあの三人は背中を向けて遠ざかっていくところだった。

 夫人「もう、塩撒いてやりたいわ」
 石田「全くだ」

 家に戻ろうとした石田の肩を、誰かかポンと叩いたので、石田は思わず悲鳴を上げて振り向く。

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 が、それは怪しいものではなく、あの、住宅販売会社の社員(に扮したヘスラー)だった。

 ヘスラー「如何ですか、新居の住み心地は」
 夫人「今、イチャモンつけられたのよー、地縛霊が迷ってるんですって」
 ヘスラー「ああ、はっはっはっはっ、恐らく噂話につけ込んだんですよ」
 石田「噂話ぃ?」
 ヘスラー「ええ、いやね、この辺り、処刑場だったって言うんですよ、昔は」
 石田「処刑場だってよ」
 ヘスラー「単なる噂ですよ、気にしちゃダメですよ、それじゃ」

 あくまでにこやかな笑みを絶やさず、ヘスラーは去って行く。

 しかし、そんな話を聞かされた上で「気にするな」と言われても、土台、無理な話であった。

 後編に続く。


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コメント

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

何故ギャル達はお遍路さんの格好に扮したのでしょうか?意図がイマイチ分からないのですがね😅

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

影の王子様
>笑わせていただきました。なんか似てますね。

ありがとうございます。ギャル1って、実はかなりの変装名人なんですよね。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

ふて猫様
>何故ギャル達はお遍路さんの格好に扮したのでしょうか?意図がイマイチ分からないのですがね😅

まぁ、石田家の人たちを脅かす為でしょう。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

ギャルたちのお遍路さん(?)コスプレ。皆さんの仰る通り中々お見事です(笑)。一般人を脅かすためにこうしたちと大袈裟なかっこうをする処が、仲間由紀恵さん主演の「トリック」シリーズの様で面白いです。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

笑太郎様
>ギャルたちのお遍路さん(?)コスプレ。皆さんの仰る通り中々お見事です(笑)。一般人を脅かすためにこうしたちと大袈裟なかっこうをする処が、仲間由紀恵さん主演の「トリック」シリーズの様で面白いです。

今回の作戦に限らず、フーマの作戦に従事にするギャルたちって、なんかいつも「遊んでいるような」感じがします。

Re[2]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

>zura1980さん

>今回の作戦に限らず、フーマの作戦に従事にするギャルたちって、なんかいつも「遊んでいるような」感じがします。

ご返信ありがとうございます。フーマは地球人の日常生活につけ込む作戦をメインにしているだけに、変装によって一般人をお手玉にとる事に関してはマクー、マドー以上に長けた軍団と言えますね。ギャルたちの変装にも仰る通り何か余裕の様なものも感じられます。
もっとも以前にも別記事で述べた「フーマ服」のお話ではアニーも「キューティーハニー」ばりの七変化を披露し反撃に出ています(笑)!!
-----

Re[3]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

笑太郎様
>フーマは地球人の日常生活につけ込む作戦をメインにしているだけに、変装によって一般人をお手玉にとる事に関してはマクー、マドー以上に長けた軍団と言えますね。ギャルたちの変装にも仰る通り何か余裕の様なものも感じられます。

それに比べると、マドーはいかにも必死な感じがします。特にポルターとか。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

ご無沙汰しています。
私服姿のギャル3もなかなかですね。^^
にしても・・・>一番手前の人は田口計さん
ツボりましたwww

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

てつお様
お久しぶりのコメント、うれしゅうございます。

>にしても・・・>一番手前の人は田口計さん
>ツボりましたwww

ありがとうございます。ほんと生き写し。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

お遍路衣装の大石さんが可愛く見えるのは普段のギャル衣装だとどうしても初代の加納さんと脳内比較してしまうからかもしれません。
ギャル2 加納綾で検索しててこのブログにたどり着きました。
降板理由が何か分かるんじゃないかと検索してました。
自分の中でギャル2=加納綾さんですから。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 前編(06/11)  

こうじ様
コメントありがとうございます。

>お遍路衣装の大石さんが可愛く見えるのは普段のギャル衣装だとどうしても初代の加納さんと脳内比較してしまうからかもしれません。
>ギャル2 加納綾で検索しててこのブログにたどり着きました。
>降板理由が何か分かるんじゃないかと検索してました。
>自分の中でギャル2=加納綾さんですから。

自分もギャル2は、加納さんが一番可愛いと思います。特に7話とか……。

中々お似合い

セールスマンのコスで背広を着ていたヘスラー役の久保さんが中々お似合いでしたね😅普段着よりも此方の方が10倍似合うと思うのですがね(個人的ではありますが)素顔はイケメンのようですな

Re: 中々お似合い

大ちゃんよりハンサムかもしれませんね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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