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「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編

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 第26話「魔界ゾーン大当り」(1984年9月21日)
 の続きです。

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 さて、人生最大のピンチをなんとか切り抜けた大ちゃんは、バビロス号に戻ってアニーと話していた。

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 大「アニー、ちょっとおかしいんで、調べてみたんだ。するとタクシーもあのニュータウンに行きたがらないことが分かった。すぐひき逃げ騒ぎになるんだそうだ」
アニー「……」

 アニー、「いや、おかしいのはお前の顔色だろ!」と言うツッコミを、なんとか飲み込む。

 次の27話でも、この大ちゃんの、明らかに何か塗っているような、鉛色の顔は見受けられる。

 たぶん、今回の激しいアクションで円谷浩氏が顔面に怪我をしてしまったのだろう。

 大「それから、駅前の本屋で万引きするのも」
 アニー「そのニュータウンの子供たち」
 大「そうなんだ」

 いや、万引きは何処の街のガキでもやってると思うんですが……。

 だいたい、何処に住んでいるのか分かってると言うことは、全部捕まってるってことにならないか?

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 大「とにかく異常なんだ、背筋もゾクゾクするし」

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 アニー「それはただの風邪ね」
 大「……」

 じゃなくて、

 アニー「何かあるわね、それは」

 その夜、石田家は楽しく夕食を召し上がっておられた。

 彼らが「料理が美味しそうに見えるのは、ママの腕が良いからか? 新しい家だからか?」と言う、クソみたいな会話を交わしていると、突然、地震が起き、さらに家のあちこちにフーマの珍獣たちが出没する。

 他にも様々な怪奇体験を味わった4人、最後は幻覚の世界に放り込まれ、

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 谷を飛び越えるつもりで、自宅の2階のベランダから飛び降りようとする。

 ちょうどそこへ駆けつけた大ちゃん、即座にシャイダーに変身して4人をキャッチすると、とりあえず家から離れさせる。

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 シャイダーがシャイダースコープで家の中を調べると、果たして、不思議獣カミカミが潜んでいて、家族に幻覚を見せていたことが分かる。

 一方、石田家の人々が夜道をとりあえず走っていると、

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 再びあのお遍路シスターズが目の前に登場する。

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 やっぱり、この衣装のギャル2は妙に可愛いなぁ。

 石田「出た、あんたたちの言うとおりだった」

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 石田が前言撤回するが、先頭のギャル1は、いきなり右手を構え、

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 それをびょーんと伸ばしながら前方に突き出し、石田の顔を掴む。

 ギャルたちがしばしば見せる特殊能力である。

 4人は、それを見た途端、意識を失って路上に倒れる。

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 そして気が付けば、彼らは白いローブを着せられ、洞窟のようなところにいて、そこでは同じ服を着たたくさんの人々が、巨大なクビライの置物に向かって礼拝を繰り返していた。

 無表情で、「クビライ様、クビライ様」と唱え続けるのは、田村さんをはじめ、すべてひかげニュータウンの住人であった。

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 クビライの声「優しい心を捨てよ、化石の心を持て、他人を踏み付け、他人の不幸を喜べ。己の欲望を満たせぇっ!」

 クビライ様の眼光に照らされ、クビライの声を聞いているうちに、石田家の4人も他の人々と同様、虚ろな目付きになってしまう。

 ひかげニュータウンの人々の反道徳的行為は、こうやってフーマに植え付けられた邪悪の心から発していたものだったのだ。

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 さて、不思議宮殿の玉座の間に、神官ポーが入ってくる。

 普通はみんな前を向いたままなのに、何故か今回は一斉に振り返っている。

 今回もギャル5の出番は少ないので、こんな画像でも貼るしかない。

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 ポー「石田家の4人もクビライ様を拝むようになりました」
 クビライ「安い家を建てれば、人間どもは飛びつく。日本中の人間をクビライ様に跪かせろ」

 どうやらフーマは、わざわざ自前で住宅を用意して、この作戦を実行しているらしい。

 ……しかし、わざわざそんなことしなくても、普通の住宅地の人々を洗脳していけば済む話じゃないの?

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 翌朝、大ちゃんたちは昨夜から行方不明になっていた石田家の4人が何事もなかったように家族でジョギングしているのを見て、驚く。

 大「石田さん、無事で良かった、随分探したんですよ。何かあったんですか」
 石田「えー、何の話だね?」
 大「何の話だって……」
 アニー「この家を逃げ出したじゃありませんか」
 夫人「ちょっとぉ、変なこと言わないで下さいよ。昨夜は良く眠れたし、何事もなかったわ」

 ところが、夫妻は大ちゃんの言葉を頭から否定する。

 どうやら口裏を合わせているのではなく、その記憶がぽっかり抜け落ちているようだった。

 大ちゃん、ふと、周囲を見回し、田村さん以下、住民があちこちに立って自分たちをじっと監視しているのに気付く。

 二人は一旦引き揚げてから、大ちゃんは廃品回収車のドライバー、アニーは化粧品のセールスレディーとして再び街の探索を開始する。

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 セールスレディの白い制服が良く似合うアニー、石田家のチャイムを鳴らすが、何の応答もない。

 アニー「シャイダー、いくら呼んでも石田さんは出ないわ、何かあったのかしら」

 ……いや、何処かに出掛けているだけなのでは?

 その後、色々あって、

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 行く先々で、普通の住民がアニーに襲い掛かってくると言う美味しいシチュエーションとなる。

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 パン チラも辞さない覚悟で、柵を飛び越すアニー。

 続いて、野球をしている子どもたち、女子高生、テニスギャルたちが次々とアニーに牙を剥く。

 テニスギャルなんかは、是非、ギャル5にやらせて欲しかった(こればっかり)。

 一方、石田家に不法侵入して調べていた大ちゃんにも、チャリンコ軍団が襲い掛かる。

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 逃走中、椅子にぶつかって転倒してしまうという、かなりハードなアクションに挑んでいる円谷さん。

 しかし、この時点で既に顔が鉛色っぽいので、怪我をしたのは別のシーンであろう……か?

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 チャリンコ軍団の追撃をかわし、やっとアニーと合流して、心の底からホッとする大ちゃんと視聴者。

 大「アニー、どうだ?」
 アニー「みんなフーマに操られているわ」

 このまま、正気を失った住民たちに二人を攻撃させ続ければ良いのに、ここで何故かヘスラーやカミカミ、ギャルたちが自ら出て来て、いつものバトルシーンになってしまう。

 残念なことに、ここでもギャル5の出番は極めて少ない。

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 相変わらずアニーのアクションは切れ味があって良いのだが、大ちゃんがシャイダーに変身すると、ほどなくいつものメカバトルに移行してしまい、アニーの活躍もそれまで。

 戦いの途中、シャイダーがあの洞窟へ突入し、クビライ様を破壊する。それによって、住民たちもやっと正気に返り、我先にと逃げ出す。

 こうして、フーマ苦心の作戦も、石田家が注文したのが小次郎さんのペットショップだったという不運な偶然によって発覚し、粉砕されてしまう。

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 それは良いのだが、最後に、石田家がそのままフーマ謹製のあの家に住み続けている様子が描かれる。

 ……良いのかなぁ?

 なんとなく釈然としないが、終わりです。

 さて、このエピソード、前半はかなり期待できるんだけど、終わってみれば平凡な出来だった。


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コメント

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

「平和な日常が何かに侵食されていく」というパターンが「シャイダー」では多い気がしますね。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

ふて猫様
>フーマの今回の意図がイマイチ分からないのですがね

ま、人間社会を荒廃させつつ、フーマのシンパを増やしていこうという感じですかね。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

影の王子様
>「平和な日常が何かに侵食されていく」というパターンが「シャイダー」では多い気がしますね。

前半の不気味な雰囲気はとても良いんですけどね。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

このお話の様に、悪の軍団が福引などにかこつけ一般人を胡散臭い新居に強制的に住まわせる展開は、後の「スピルバン」でも見られました。しかしそちらは新居に住んでしまった家族にポルターガイストで息もつかせず恐怖を味あわせる(しかも攻撃対象が街全体ではなく、その家族のみに特化していました!)と言う「怖さ」に関してはより首尾一貫したお話でした。

串田アキラさんのインタビューです  

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00000035-wordleaf-ent" target="_blank">https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00000035-wordleaf-ent

「ZX」の本によると、お互いの素性を知らぬまま、ある店で石ノ森先生と飲み仲間で
ZXのイベントで会ってお互いにビックリしたそうです。

Re:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

確かに管理人様のおっしゃる通り何故住民に攻撃させないのでしょうか?シャイダーは人間相手には焼結出来ない事は承知の筈なのですがね😅

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

笑太郎様
>このお話の様に、悪の軍団が福引などにかこつけ一般人を胡散臭い新居に強制的に住まわせる展開は、後の「スピルバン」でも見られました。しかしそちらは新居に住んでしまった家族にポルターガイストで息もつかせず恐怖を味あわせる(しかも攻撃対象が街全体ではなく、その家族のみに特化していました!)と言う「怖さ」に関してはより首尾一貫したお話でした。

う、そんな話ありましたっけ? 完全に忘れてるなあ。

Re:串田アキラさんのインタビューです(06/11)  

影の王子様
情報ありがとうございます。
そう言えばそろそろ新作が公開なんですね。

>「ZX」の本によると、お互いの素性を知らぬまま、ある店で石ノ森先生と飲み仲間で
>ZXのイベントで会ってお互いにビックリしたそうです。

それは凄い話ですね。

Re[1]:「宇宙刑事シャイダー」 第26話「魔界ゾーン大当り」 後編(06/11)  

ふて猫様
>確かに管理人様のおっしゃる通り何故住民に攻撃させないのでしょうか?シャイダーは人間相手には焼結出来ない事は承知の筈なのですがね😅

フーマの皆さんは、分かっていても、つい体が動いちゃうんでしょうね。

Re[2]:宇宙刑事シリーズの存在感  

>zura1980さん

>う、そんな話ありましたっけ? 完全に忘れてるなあ。

ご返信ありがとうございます。実を言うと僕も「スピルバン」に関しては印象に残っているお話は散発的にしかありません。逆を言えば如何に「宇宙刑事」シリーズに番組としての存在感、或いはインパクトがあったかと言う事なのでしょうか?
-----

野際陽子さんが亡くなりました  

千葉真一さんの3つ年上の奥さんでした(後に離婚)。
子供のころは夫婦共演のジャワカレーのCMをよく見ました。

出演作は多いですが、やはり「トリック」のお母さんだなぁ・・・
とにかく存在感がありました。やはりベテランの安定した演技力があってこそ
なにかと浮きやすいドラマが引き締まったのでしょうね。

Re[3]:宇宙刑事シリーズの存在感(06/11)  

笑太郎様
>実を言うと僕も「スピルバン」に関しては印象に残っているお話は散発的にしかありません。逆を言えば如何に「宇宙刑事」シリーズに番組としての存在感、或いはインパクトがあったかと言う事なのでしょうか?

デザインやアクションは良いんですけどね、やっぱり主人公なヘナヘナな感じがするのがダメですね。

Re:野際陽子さんが亡くなりました(06/11)  

影の王子様
>出演作は多いですが、やはり「トリック」のお母さんだなぁ・・・
>とにかく存在感がありました。やはりベテランの安定した演技力があってこそ
>なにかと浮きやすいドラマが引き締まったのでしょうね。

オーラのある女優さんでしたね。

「スペース・スクワッド」観ました  

「宇宙刑事 NEXT GENERATION」に結構不満があって
同じ脚本:荒川稔久&監督:坂本浩一のコンビなので
「あまり期待しないでおこう」と思ってましたが・・・

これは大満足でした。上映終了直後に拍手が起こりました。
個人的には5年前の「ゴーカイジャーVSギャバン」以降の新作で一番良かったです。

ネタばれは書きません。特に良かった点を3つだけ。

1.マッドギャランがひたすらカッコいい。
2.原幹恵の美しさ・エロさ・アクションの良さ。
3.大葉健二さんの衰えぬカッコ良さ・暖かさ。

続編に期待を持たせる終わり方でした。
次の大幹部の名はメタルヒーロー・シリーズの・・・

少なくとも「レンタル新作」でガッカリすることはない・・・と思います。

Re:「スペース・スクワッド」観ました(06/11)  

影の王子様
>「宇宙刑事 NEXT GENERATION」に結構不満があって
>同じ脚本:荒川稔久&監督:坂本浩一のコンビなので
>「あまり期待しないでおこう」と思ってましたが・・・

>これは大満足でした。上映終了直後に拍手が起こりました。
>個人的には5年前の「ゴーカイジャーVSギャバン」以降の新作で一番良かったです。

もう見られたんですか。当たりで良かったですね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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