「サイレントヒル リベレーション」DVD
- 2013/11/10
- 20:01
![]() 【送料無料】サイレントヒル:リベレーション [ アデレイド・クレメンス ] |
昔の特撮の話ばっかりでもなんなので、今日は久しぶりに最近の映画を紹介したい。
2012年制作、日本では今年公開された「サイレントヒル リべレーション(3D)」です。
もっとも、自分が見たのは2D版であるが、3D映画って見たことないのでどれだけ違いがあるのか、良く分からんのじゃい。
原作はゲームなのだが、無論、管理人は一切知らない。
前作も、見ているが、さすがに細かいところまでは覚えていない。なんか女性捜査官みたいな人が生きたままベーコンにされていたような気がするが……とにかく、後味の悪い映画だった。

前作に引き続き、ショーン・ビーンが登場するが、今回もあまり見せ場はない。あくまで主役は女の子である。
シャロンと言う娘役を演じるのはアレデイド・クレメンスとか言う人で、ぷくっとした頬の可愛い女優さん。
二人はサイレントヒルを支配する教団の追っ手から逃れるため、しょっちゅう引越しをしてアメリカ各地を転々としている模様。
転入した学校で、同じ転入生のヴィンセントと言う少年と知り合うシャロン。
だが、彼女のことを知っているらしい怪しい男が近付いたり、早速不穏な空気を感じ、父親に連絡してモールで待ち合わせ。そこで客の様子を眺めているだけで、不気味な幻影のようなものを見てしまうシャロン。現実に起きているのか、彼女の妄想なのか、はっきりしないのが怖い。

警備員に話し掛けると、こんなん↑だし。
ゲームにはこの手のクリーチャーがひと山いくらの感じで登場するのだろうか?

裏口から厨房へ廻ると、生きたまま人間の内臓を取り出し、それを炒めてハンバーガーにしていたと言う食品偽装が発覚する。

(さっき三つも食べてしまったシャロン)「なんじゃこりゃーっ!」
※管理人には虚言癖があります。いぇーい。
などとやっていると、さっきの探偵風の男が話しかけてくる。彼は教団に依頼されて彼女たちを捜していたと白状するが、見逃してくれる。もっとも、すぐ怪物に殺されてしまうが。
殺人現場から逃げ出すシャロンだが、父親が教団に攫われ、壁に「父親を助けたかったらサイトレントヒルへ来い」と血で書かれていた。シャロンはヴィンセントと二人でサイレントヒルへ向かう。
初対面の人間がそんなことに協力するのはいかにも不自然だが、

ヴィンセントは教団を支配する女性の息子で、シャロンをここへ連れてくるよう命じられていたことが判明する。
かつて教団は、アレッサと言う悪魔を呼び出し、ある少女の体に乗り移らせたが、その善の部分が実体化したのが、シャロンらしい……じゃないかと思う。教団はシャロンとアレッサを融合させた上で、アレッサを滅ぼし、サイレントヒルの呪いを解こうとしているらしい……多分そうである。
こういう映画に、筋道だったストーリーは不要なのである。

サイレントヒルへ来たシャロン、何か儀式に必要なアイテムを取りに、精神病院へ直行。ヴィンセントの祖父に会い、アイテムをゲットする。
この祖父、マルコム・マクダウェルが演じているようだが、見てる時は全然気付かなかった。

「だるまさんが転んだ」ごっこをしている看護婦さんたち。彼らは音に反応してビクッと動くのだ。普段はずーっと固まっている。
シャロンは、良心に目覚め、罰として精神病院へ送致されてきたヴィンセントを、彼女達から助け出す。

無論、精神病院なのでキチガイが一杯。飯を寄越せーっと病室から腕を伸ばして暴れる。

だが、巨大なナタをひきずり、三角の金属製の仮面(?)を被った処刑人が現れて、行儀の悪い子たちにお仕置きする。
患者「もうしませんーっ! つーか、できません!」
この三角頭(レッド・ピラミッドって言うらしい)の姿も、闇の中でチラチラと動かすだけで、はっきりと観客に見せないのがうまいと思った。

シャロンは遊園地へ行き、アレッサと対決して彼女の存在を体内に取り込む。
遊園地の地下には、教団を支配するヴィンセントの母親がいて、ショーン・ビーンも囚われていた。
この母親、なんか見たことあるなぁと思ったら、キャリー=アン・モスだった。この=ってなんなのか、ずっと気になる。それにしても順調に老けたなぁ。「マトリックス」の時点でやばかったもんなぁ。
しかし「マトリックス」って、今から思うと恥ずかしい映画だったなぁ。

シャロンの力で、その正体(すっぴん)を晒されるキャリー=アン・モス。

だが、意外にもそこに三角頭さんがのっしのっしとやってきて、シャロンを守って彼女と戦うのだ。で、彼女の首をスパッと跳ね飛ばし、またのっしのっしと去っていくのだった。かっこいいなぁ。
彼はどうやらシャロンと言うか、アレッサの守護騎士だったらしい。

ショーン・ビーン「後ろ頭ばっかりだな俺様」
で、この手の映画にしては珍しく、ヒロインは勿論、ショーン・ビーンもヴィンセントも死なないのである。もっとも、ショーン・ビーンは町に囚われている妻を捜すといってそこにとどまるのだが。
と言う訳で、2000万ドルと洋画としては低予算映画だけど、なかなか楽しい作品でした。グロいシーンもあるけど、後に残らない爽快なグロ(そんなもんあるかっ)なので、さほど気にならない。
なにより、ヒロインの女の子がとても可愛いなぁと思うのでありました。
ちょっと袖が長めのところとかね。
ただ、吹き替えは例によってパッとしない。特にショーン・ビーンが磯部勉じゃないのが致命的であった。
ところでリベレーションってどういう意味なの?
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