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「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編

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 第33話「レッドになれない」(1983年9月17日)

 80年代の戦隊シリーズでは、だいたい中盤あたりに、リーダーであるレッド系の戦士が、なんらかの事情で仲間と離れ離れになって、長く孤独な戦いを強いられると言うエピソードが置かれるものだが、これもそのひとつ。

 冒頭、グランギズモの奥深く、天然の洞窟を利用して作られた牢獄に、メギド王子がやってくる。

 入り口には二人のシッポ兵が見張りをしていたが、牢獄の中から絶えず聞こえてくる野獣のような唸り声や地響きに怯えまくっていた。

 制止しようとするシッポ兵を押しのけ、メギドは牢獄の前に立つ。

 暗い洞窟の中では、長い鼻と湾曲した牙を持つ、マンモスのような進化獣が鎖に繋がれ、その鎖を引きちぎろうと暴れていた。

 マンモスシンカ「外せぇ~!」
 メギド「うむ、お前がマンモスシンカか、今、外してやるぞ!」

 その凶暴な姿に頼もしげに目を見張ったメギドは、すぐに牢獄を破って中に入り、マンモスシンカを拘束している鎖を剣で断ち切る。

 ところが、マンモスシンカは恩人であるメギドを突き飛ばすと、そのまま外へ飛び出してしまう。

 ほどなく、

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 キメラ「大変です!」

 キメラが、珍しく慌てふためいた様子で玉座の間に転げるように走り込んできて、肩で息をしながら、帝王アトンの前に跪く。

 黒いレオタードパンツに包まれたお尻を、惜しげもなく露出しながら……。

 やっぱり、シッポ兵の中のひとたちも、ついついそのお尻に目が引き寄せられてたんだろうなぁ。

 それにしても、パンツからはみ出しそうなデリケートゾーンや、躍動する太腿の筋肉の微細な動きなどもはっきり見えて、尻フェチの管理人にとっては嬉し過ぎて死にそうなシーンであるな。

 ……え? 今すぐ死ね?

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 キメラ「帝王アトン様、メギドがマンモスシンカを解き放ってしまいました!」
 アトン「なにぃっ」
 キメラ「ひとりで手柄を上げるつもりです!」
 アトン「ばぁかものめぇっ! あれはとっておきの最も重要な進化獣なんだぞぉ」

 アトンも思わず立ち上がって、その場にいない馬鹿息子を激しく罵る。

 カー「最も強くて、しかも最も危険な奴だから、一番最後まで残しておいたのだが……」

 なんか、好きなおかずをあえて最後まで取っておく子供みたいなメンタリティですね。

 本当に優れた戦略家なら、まず最強の手駒を最初に敵にぶつけると思う。

 あるいは、強いけれど制御できないので、とりあえず牢に繋いでおいたというのが実際のところか。

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 さて、そのマンモスシンカは地上に出て(どうやって?)、好き放題に暴れ回り、コンビナートを雑な合成で炎上させる。

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 ダイナマン、マンモスシンカを見付けて大人しくさせようとするが、マンモスシンカの足踏みが起こす地震で、相手に近づくことすらできない。

 マンモスシンカ「お前たちだな、ダイナマンの坊やたちは」

 その後、5人は全力でマンモスシンカにぶつかっていくが、最強と言われるだけあって、まったく攻撃が通じない。

 レッド「何て奴だ、こんな凄い進化獣、見たことないぞ!」
 メギド「ははははっ、当たり前だ。マンモスシンカはジャシンカ帝国、最後の進化獣!」

 マンモスシンカの背後の施設の上に、メギド王子が現れる。

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 レッド「最後の進化獣? ……ってことは、そろそろ最終回なの?

 赤い体が一瞬青くなるレッドであった……と言うのは嘘である。

 メギド「マンモスパワーには誰も勝てぬ。ゆけ、マンモスシンカ!」

 意気揚々と命令を下すメギドであったが、マンモスシンカは一転、メギドが連れてきたシッポ兵たちに襲い掛かり、

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 彼らを文字通りぺしゃんこに踏み潰して、勝手に何処かへ行ってしまう。

 メギド、とりあえずグランギズモに戻るが、

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 アトン「バカモノめっ! マンモスシンカは暴れ出すと敵味方の区別の付かない厄介な進化獣なのだ」

 案の定、メギドを待っていたのは、父親からの叱責と、イトコの嘲笑だった。

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 メギド「……うっうう~!」

 表情豊かに悔しがるメギド。

 どうやら、マンモスシンカの性質についてよく知らないまま解き放ってしまったらしい。

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 カー「だが、ひとつだけ、大人しくさせる方法がある。この手錠をかけるのです。メギド王子、王子の責任において必ず連れ戻して貰いますぞ」
 メギド「分かった!」

 カー将軍は、明らかに輪のサイズの異なる手錠を取り出して、メギドに渡す。

 しかし、物事を深く考えないメギドは、それを携え、再び地上へ出撃する。

 一方、マンモスシンカは、細菌科学研究所なる施設に乱入し、白い泡状の液体を(スタッフから)浴びる。

 その建物から出てきたところに、メギド王子が颯爽と登場し、立ちはだかる。

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 メギド「マンモスシンカ、貴様を逮捕する!」

 横にいるシッポ兵が、わざわざ作った逮捕状を広げて見せる。こういう細かい遊び心が大事だよね。

 が、マンモスシンカはメギドたちに向かって突進し、彼らを弾き飛ばして逃走する。

 追いかけようとするメギドの前に、今度はダイナマンが現れる。

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 レッド「なんだ、これは?」
 メギド「進化獣を大人しくさせることが出来る手錠なのだ!」(即答)

 聞かれたら反射的に答えてしまうメギド王子、育ちの良さと性格の良さが滲み出ているシーンである。

 レッド「お前にあの暴れ進化獣を逮捕することは無理だ。ちょいと頭を使わねばな」

 レッドはメギドの落とした手錠を拾い上げると、自分たちで手錠をかけるべく、マンモスシンカの後を追い掛ける。

 住宅地を走るマンモスシンカ、それを追い掛けるダイナマン、それに続くメギドたち。

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 やがてマンモスシンカが荒野に差し掛かると、目の前に白髪の老人が立っていた。

 だが、その老人はいつの間にか先回りしていた弾北斗の変装で、マンモスシンカの油断をついて、見事にあの手錠を進化獣の左手首に嵌めることに成功する。

 北斗は、小さい方の輪を掴んで進化獣を引っ張ろうとするが、そうこうしているうちに自動的に小さい方の輪が、自分の右手にカチャッと嵌まってしまう。

 すなわち、二人の人間が、手錠で結ばれたまま逃走すると言う、クライムアクションでよくある状況になってしまったのだ。

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 もっとも、体力差は歴然としていて、北斗はひたすらマンモスシンカに引っ張られることになる。

 北斗役の沖田さとしさん、JAC顔負けのハードなアクションに挑んでおられる。

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 ブラック「鎖を切るんだ。ダイナロッド!」

 サブリーダーのブラックの合図で、他の4人が一斉にダイナロッドを投げ付け、二人を繋ぐ鎖を切断しようとするが、ダイナロッドはあっさり跳ね返される。

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 ブラック「切れない!」
 ブルー・イエロー・ピンク(見りゃあ分かるよ!)

 と、二人を追おうとするブラックたちの前に、今度はキメラが飛んでくる。

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 キメラ「ダイナマン、お前たちは騙されたのよ。あの手錠で大人しくなるなんて真っ赤な嘘よ!」
 ブラック「なにぃっ」

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 メギド「くっ……」

 キメラの暴露にブラックたちも驚くが、それ以上に驚いたのは、意外な成り行きに困惑していたメギドであった。

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 キメラ「カー将軍の作戦はマンモスシンカとダイナマンを手錠で繋いでしまうこと。手錠で繋がれたままマンモスシンカと戦うのよ! ははははっ」

 気持ち良さそうに高笑いするキメラ王女が可愛いのである!

 メギドは文字通り歯噛みしながら退却し、マンモスシンカは北斗を連れたまま走り去ってしまう。

 後編に続く。


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コメント

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編(06/29)  

メキド王子の驚いた目が素晴らしいですね😅まさしく“敵を欺くには、味方から”ってやつですね😓

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編(06/29)  

影の王子様
>「手錠で結ばれたまま逃走する」は「フラッシュマン」40話
「処刑都市XX作戦」でのレッドとサー・カウラーがありましたね。

そうでしたか。すっかり忘れてました。

>ちなみに、この回のゲストと次作「マスクマン」のレギュラー
イガム王子&イアル姫役の浅見美那さんってロマンポルノ出身
だけあって、なかなか色っぽいと思うのですが、どうですか?

今「マスクマン」を1話から見てるところです。
なかなか奇麗な人ですよね。

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編(06/29)  

ふて猫様
>メキド王子の驚いた目が素晴らしいですね

これだけ表情豊かな悪の幹部も珍しいですね。

Re:「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編(06/29)  

「V3」の吸血マンモス(キバ男爵の正体怪人)も顔負けの猛者マンモスシンカ。湾曲してしまっている象牙もスゴイです!後、レッドがマンモスシンカを迎撃するのにわざわざジャッキー・チェン作品に登場するお師匠様にも似たおじいさんに変装しやり合う処もミソですね。まるで「酔拳」で食い逃げを犯したジャッキーを罰しようとした店の巨漢用心棒(テレビ版の声はたてかべ和也さん)を軽々といなしてしまうお師匠様(同、小松方正さん)を観ている様です!マンモスシンカにも
「よくも、よくも、老いぼれだと思って手加減してりゃいい気になりやがってっ!!」
とか言う台詞をはいて欲しかったです(笑)!

Re[1]:「科学戦隊ダイナマン」 第33話「レッドになれない」 前編(06/29)  

笑太郎様
>レッドがマンモスシンカを迎撃するのにわざわざジャッキー・チェン作品に登場するお師匠様にも似たおじいさんに変装しやり合う処もミソですね。まるで「酔拳」で食い逃げを犯したジャッキーを罰しようとした店の巨漢用心棒(テレビ版の声はたてかべ和也さん)を軽々といなしてしまうお師匠様(同、小松方正さん)を観ている様です!

そうそう、ジャッキー映画にはああいうお師匠様がつきものでしたね。懐かしいです。

No title

ダイナマンを閲覧中です。ワタシも毎週キメラに悶絶しておりました。悶絶しすぎて香野麻里さんの週プレグラビアで…えー、まぁ、アレですね。えー、しばしば…アレですわ。
キメラの中でもこの記事の「マンモスシンカを解き放った旨の報告」シーンが、当時ノワタシの何かを衝撃的に刺激し、以来ずっと脳裏に引っ掛けてはずせないようにしておりました。
今回観ることができて大変嬉しいです。
管理人様、どうもありがとうございました。

Re: No title

コメントありがとうございます。

> キメラの中でもこの記事の「マンモスシンカを解き放った旨の報告」シーンが、当時ノワタシの何かを衝撃的に刺激し、以来ずっと脳裏に引っ掛けてはずせないようにしておりました。

エロいですよね~。

> 今回観ることができて大変嬉しいです。
> 管理人様、どうもありがとうございました。

いえいえ、お喜びいただけてなによりです。

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