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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第27話・第28話



 第27話「先生たちが変だ! 学校は怪奇がいっぱい」

 小学校を舞台にした秀逸なエピソード。

 陽一は学校の屋上の小屋で飼われているウサギの世話をしていた。ある日の放課後、小屋を見るとウサギがいない。ふと、振り返ると校長先生(汐路章)がウサギをぶら下げて屋上から出て行くのが見えた。

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 不思議に思った陽一が後をつけるが、校長は途中で忽然と消えてしまう。

 そのことを担任の順子先生に告げるが、先生に伴われて校長室へ行くと、何事もなかったように校長が座っていた。

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 ウサギ小屋に行って見るが、いつの間にかウサギは戻っていた。それでも、校長が消えるのを見たと主張する陽一。無論、先生がそれを信じるはずもない。

 先生「さ、もう今日は帰りなさい、あ、送ってってあげようか?」
 陽一「いいよ、分かってくれないなら!」
 陽一はその手を振り払い、走り去る。

 この担任の先生、いかにも小学校低学年の女教師と言う感じで、雰囲気バッチリである。
 割と巨乳なのも良い。演じるのは呉恵美子さん。

 陽一はギャバンこと一条寺烈に泣きつく。烈は陽一を連れて校長に会って確かめるが、

 校長「放課後の学校は誰もいなくて不気味なものですよ。そこで幻想でも生まれたのでしょう。なにしろ、真昼でも夢を見ることが出来るのは子供の特権だからねえ」

 烈「そうですよねえ。……陽一、これ以上俺に恥を掻かせるなよ」

 烈にも信じてもらえず、傷付く陽一。だが、烈はとりあえずその場は引き上げただけで、独自に校長の身辺を調査する。

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 校長を尾行する大葉健二を、それと気付いた通行人の母親が指差して子供たちに教えている。

 こっち見んな!

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 本屋で立ち読みしている校長。コロンボのノベライズとか、懐かしいタイトルが見えるが、「血液型相性学」などという愚にもつかない本、当時からあったんだなぁ。

 烈の声「穏やかな校長だ。だが虫が好かない」

 ミミー(叶和貴子)も、「立派な校長先生じゃない」と校長の肩を持つが、烈は陽一の言葉を信じてやりたいのだ。

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 ある夜のこと、先生たちが全員校舎に集められる。順子先生だけ、事情が分かっていない感じだったが、放送室へ集められて、異様な儀式に参加させられ、他の先生同様、校長の意のままになってしまう。

 校長「回る、回る、地球が回る……」

 「言われんでもだいぶ前から回っとるわ!」(by地球)

 無論、校長はマクーのダブルモンスターであった。ドン・ホラーの前で、踊りながら報告をする。

 ドン・ホラー「よいか、直ちに教師に対し邪悪教育を行うのだ。それから全校生徒、優しい心を捨て邪悪な心を持った子供を育てるのだ」

 校長「やがて戦争好きの大人に成長し、各国に対し侵略行為を始めるようになる」
 ドン・ホラー「その時が楽しみじゃ」

 相変わらず、気が長えなぁ。

 そもそもそんなことして何の利益があるのだろう?


 陽一はその後、校長がウサギを入れたバスケットを学校の近くの採石場へ持って行き、穴を掘って埋めているのを目撃する。なんで学校の近くに採石場があるんだ?

 陽一はバスケットを掘り返してみるのだが……。

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 学校で自転車へ急ぐ陽一の姉・わかばを見掛けて声をかける烈。

 烈「どこ行くんだ?」
 わかば「陽一がまだ帰らないのよ、私学校へ行って見てくるわ」
 烈「ああ、それがいいな」

 今度は、わかば視点で、放課後の学校が描かれる。

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 あちこち探し回って、放送室を覗くと、先生たちが白い顔して何やら不気味な儀式を行っていた。

 悲鳴をあげて逃げ出すわかば。教師たちは、校長に操られるまま、わかばをゾンビのように追いかける。この一連のシーンは、下手なゾンビ映画顔負けの怖さである。

 なお、この教師たちを演じるのは東映ドラマでちょくちょく見掛ける人たちである。八百原寿子さんとかね。

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 わかばが「入口」と書いてある入り口を開けると、

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 無表情の先生たちがずらーっと並んでたりね。

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 最終的に、わかばは採石場に作られた汚いどぶ池のようなところへ引き摺り込まれる。

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 てっきり、女の子はスタントだろうと思ったが、ちゃんと子役の中島早苗ちゃんがどっぷり池にはまっていた。えらい!

 這い上がろうとするが、上には校長たちが立っていて、陽一も捕まえられていた。

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 彼らは陽一も投げ込もうとするが、さすがにこんな小さな子供まで落とす訳には行かず、横合いから烈が飛んできてキャッチする。二人を助けて逃がしたあと、校長と対決する。

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 烈「子供に対してなんて残忍なことをするんだ!」

 校長「黙れ小僧!」
 と、いきなり腕を伸ばして烈の首を絞める。一度見たら忘れられない凄いシーンである。

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 校長「わかちゃわかっああああーっ」
 表記不能の奇声を発する汐路章のテンションの高さも見逃せない。

 ただ、一度ダブルモンスターになってしまうと、その神通力も消えて、ギャバンとのルーティンワーク的戦いになる。

 ドン・ホラー「ギャバンを魔空空間へ引き摺り込め……」

 毎回律儀に地軸を操作して「魔空空間」(モンスターに有利になる)を作り出すドン・ホラーだが、これだけ負けが続くと、いい加減やめたくならないかな。費用もバカにならないだろうし。

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 やっぱりギャバンはかっこいいな。

 一通り戦ったあと、真っ二つにされるダブルモンスター。

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 最後、ギャバンが新しいウサギをプレゼントして大団円。……と言うことは、やっぱり最初にいたウサギは殺されたのか?

 第28話「暗黒の宇宙の海 さまよえる魔女モニカ」

 こちらはあまり面白くないので簡単に済ます。

 ミミーが猛毒を受けて瀕死の状態になる。彼女を救うには、宇宙の殺し屋・魔女モニカの持つ命の花が必要なのだ。

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 こちらがモニカさんです。演じるのは後に「宇宙刑事シャリバン」でドクター・ポルターを演じることになる吉岡ひとみさん。

 ……80年代の特撮ヒロインって、なんで70年代のそれより○○なんだろう?

 最後は、死ぬ間際にモニカが良い奴になって、命は花をギャバンに渡し、ミミーは助かるのだった。

 終わりです。


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コメント

山浦さんのアップ

白い顔の男性教師はおなじみの山浦栄さんですね。
こんなところに山浦さんのアップがあったとは。2000年の宇宙刑事大全という資料で今回の山浦さんを含めたゲストを確認しております。

Re: 山浦さんのアップ

山浦さんって、結構出てますよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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