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「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」

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 第8話「狙われた美人博士」(1982年3月27日)

 南米チリ沖で発生した大地震によって、24時間以内に日本の太平洋沿岸に津波が到達することが予測される。そこで、津波の被害を軽減することの出来るハイテクメカ「超真空発生装置」の設計図を持って、サリー博士なる人物が緊急来日することになり、ゴーグルファイブはその護衛を依頼され、成田のロビーでサリー博士の来るのを待っている。

 
 ミキ「サリー博士ってどんな人かしら」
 青山「到着するまで一切秘密なんだって」

 待ってる間、雑談を交わしている青山とミキ。

 
 青山「きっとよぼよぼのおじんだろう」

 青山の失礼な予測に、「まあ」と言う風に口を動かすミキが可愛いのである!

 彼らはサリー博士の顔はもとより、その性別すら教えられていないのだ。

 
 そろそろ到着時刻だと言うので二人がその場を離れると、その背後に、しっかり人間に変装したマズルカがいるのだった。

 彼らは超真空発生装置の設計図を奪い、軍事利用するつもりなのだ。

 さて、いよいよサリー博士の乗った機が到着するが、エスカレーターで降りてくる乗客の中に、目印の赤いバラを胸につけた人物がいたが、それが「よぼよぼのおじん」どころか、若く美しい女性だったので、5人は唖然とする。

 青山「えっ、まさかあの人が?」
 ミキ「女の人ー?」

 その女性は真っ直ぐ5人のところに来て、

 
 サリー「サリー・ナカジマです。ゴーグルファイブの隊員の方ですね」
 青山「……はい」
 黄島「ああ、イエスイエスイエス!」
 赤間「お迎えに上がりました」
 サリー「日本語は話せますわ、父が日本人でしたから」

 
 青山「あ、荷物お持ちしましょう! さあどうぞ」

 サリーを一目見るなりポーッとなってしまった青山、急に気がついたように、スーツケースを抱えていそいそと彼女をエスコートする。

 先頭を赤間のバイク、その次にサリーを乗せた青山の車、最後尾を他の三人の乗る車と言う順で、空港を出発して未来科学研究所へ向かう一同。

 
 青山「ああ、その中に設計図が入ってるんですか」
 サリー「ええ、この超真空発生装置は破裂する時に生じる特殊光線によって周りの空間を真空にしてしまう威力があるんです」
 青山「へえー、それで嵐や津波に火山活動の被害を少なくすることが出来るんですね」
 サリー「ええ、ですがひとつ間違えば恐ろしい殺人兵器にも!」
 青山「ゴーグルファイブが必ず守って見せますよ」
 サリー「青山さん」
 青山「はい!」
 サリー「お願いがあるんです」
 青山「あ、なんでも言ってください、僕にできることならば」
 サリー「父のお墓参りをしたいの」
 青山「えっ! いくらなんでも無茶ですよ、こんな時にぃ」

 さすがの青山も難色を示すが、

 サリー「ね、お願い、青山さん」

 と、ねっとりした視線を向けられてお願いされると、あっさり聞き入れてしまうのだった。

 
 途中、勝手にコースを外れて別の道へ入ってしまった青山に、他の仲間たちも戸惑っていた。

 赤間「どうしたんだ、青山たちは」
 黄島「あいつに聞いてくれよ」

 とりあえず青山の車を追いかけるが、途中、マズルカやドクガモズーたちの待ち伏せ攻撃を受け、応戦しているうちに青山の車を見失ってしまう。

 
 後方でそんな騒ぎが起こっているとも知らず、青山はサリーの願いを聞き入れ、父親の墓があると言うお寺に寄り道していた。

 山門のすぐ後ろに天を摩すような亭々たる巨木が聳えている由緒ありげなお寺である。

 青山「参ったなぁ、とうとう回り道させられちゃったよ」

 
 境内に入り、とある墓の前に膝をつくと、胸のバラ(造花)を供えて、手を合わせて拝むサリー。

 青山も、その後ろで取り合えず手を合わせるのだった。

 そこへ、漸く赤間から敵襲の知らせを受けるが、既に彼らも戦闘員たちに取り囲まれていた。

 
 サリー「あっ、ああっ!」

 
 青山「さっ、こっちだ」

 怯えて立ち尽くしているサリーの腕を掴んで引っ張る青山。

 激しくサリーのスカートが揺れ動いて、パンツが見えそうになるが、やっぱり見えなかった。

 偶然か意図的にか、その混乱の中、サリーが、持っていた設計図の入った筒を、墓石の隙間に落としてしまう。

 
 デスギラー「ふっふ、連れてけーっ!」

 青山、孤軍奮闘するものの、変身する余裕もないまま足を負傷し、さらにサリーを人質に取られ、二人ともあえなく捕まってしまう。

 
 赤間たちも、あの寺に駆けつけるが、人影はなく、無人の車が打ち捨てられているだけだった。

 それはそれとして、しゃがんだミキのお尻が可愛いのである!

 墓地で、ミキがあのバラを発見する。

 
 ミキ「サリー博士のだわ」
 黄島「あ、それは?」
 赤間「どうも気になる。サリー博士たちはなんだってこんなところに?」

 赤間、サリー博士の不可解な行動に疑問を抱く。

 
 そのサリー博士、アジトに連れて行かれ、マズルカたちから拷問を受けていた。

 サリー「ああっ!」
 マズルカ「さあ言え」
 デスギラー「超真空発生装置の設計図は何処だ?」
 マズルカ「言え!」
 サリー「あっ!」

 天井から吊られた上、マズルカに容赦なくムチでしばかれるサリー。

 
 青山「やめろーっ!」
 マズルカ「うるさい!」
 青山「うわ、うぐぅーっ!」

 マズルカ、なんとなくムカついたので、ついでに青山の首も締め上げる。

 ……いや、つーか、なんで青山を生かしておくの? なんでちゃっちゃと殺さないの?

 未来科学研究所では、コンボイたちが行方不明の青山のことを心配していた。

 
 大助「もしかしたら、デスダークに……」
 春男「黙ってやられるようなゴーグルブルーじゃないぞ」
 あかね「そうよ」
 達也「レッドたちだって、きっと探し出してくれるさっ」

 笑顔でそう言う達也クンがめっちゃ可愛い。

 井浦さんのお母さん、息子が可愛過ぎて毎日死にそうだっただろうな。

 
 青山たちは牢獄に入れられ、しばしの休息を与えられていた。

 サリー「ごめんなさい、私のために」
 青山「そんなことより、なんとかしてここを……」

 青山、勿論、ブレスレットは没収されていたが、踵の中に隠しておいたプラスティック爆弾で、なんとか扉を破壊し、脱出に成功する。

 しかし、デスギラーたちも、折角手に入れたブレスレットを分析して、ゴーグルファイブの能力を詳しく知るとか、自分たちも強化スーツを作り出すとか、有効利用した形跡はこの後、見られない。

 アジトから抜け出た青山とサリーだったが、すぐデスギラーたちに捕捉され、サリーは捕まり、青山は斜面を転がり落ちて気を失ってしまう。

 あるいは、まだ序盤なのでゴーグルファイブのことをいつでも倒せると思っていたのか、デスギラーたちは簡単に殺せた筈の青山にトドメを刺さず、サリーだけ連れて引き揚げてしまうのだった。

 さいわい、青山は、レッドたちにすぐ発見されるが、そこへみどりさんから意外な知らせが届く。

 
 みどり「サリー博士が1時間後に成田空港に到着するんですって」
 レッド「なにぃ」
 さゆり「たった今インターポールから本部にテレックスが届いたの」

 それにしても、みどりさんはふくよかで実に可愛らしい。お嫁さんにしたい!

 
 ブラック「どういうことなんだ?」
 イエロー「サリー博士が二人いるとでも言うのかよ」
 ピンク「まさか」
 ブラック「じゃあ消えたサリーは?」

 
 CM後、未来科学研究所に戻った5人が、本物のサリー博士、インターボールの護衛官(?)と対面している。そう、あのサリー博士はニセモノで、こちらのおばさんが本物だったのだ。

 黒田「じゃあ彼女は敵を欺く為に派遣された護衛官だったんですか」
 サリー「私も知りませんでした。飛行機に乗る直前になって、政府当局から次の便にしろと命令されたのです」
 黄島「陽動作戦ってわけか」
 赤間「しかし、我々にまで秘密にしなくても……」

 赤間がさすがに不満を漏らすが、

 護衛官「敵を欺くにはまず味方からです」

 護衛官はカタコトの日本語で使い古された警句を並べるのだった。

 と、そこへ、手当てをされてベッドに寝かされていた青山が真剣な面持ちで入ってくる。

 
 青山「事情は聞かせてもらいました。超真空発生装置の秘密の為なら彼女はどうなってもいいんですか?」
 護衛官「そうは言ってないが、大事の前の小さな犠牲はやもえない」
 青山「小さな犠牲? 人間ひとりの命がですか!」

 青山、思わず声を荒げて問い質すが、

 
 黒田「青山!」

 黒田が鋭く制し、小さく首を横に振って黙らせる。

 この辺の描写が、実に「大人」だなぁと感心する。

 
 青山、ひとりで基地を飛び出し、(偽の)サリーの行方を求めて監禁されていたアジトへ向かう。

 青山(墓参りをしたいと言ったのも囮になって敵をおびき出す為の作戦だったのか……サリー、一体何処へ連れて行かれたんだ)

 だが、当然のことながら、既にそのアジトは放棄され、人っ子一人おらず、サリーが吊られていた鎖が冷たく光っているだけだった。

 ここで青山、墓地で襲われた際、サリーが設計図を入れた筒を落としたことを思い出す。

 
 デスギラー「設計図を何処に隠した?」

 青山の推理は正しく、デスギラーたちはサリーを引っ立てて、あのお寺の墓地に戻っていた。

 デスギラーの問いに、無言で視線を筒に向けるサリー。

 
 デスギラー、わくわくしながら筒の蓋をポン! と取って、中から丸めた紙を取り出し、広げるが、

 デスギラー「おっ、ぐぅ、くぬ~!」

 果たして、それは白紙だった。

 
 マズルカ「騙したなぁ」
 デスギラー「本物の設計図は何処だ?」
 サリー「たとえ口が裂けても言うものか!」

 もう芝居を続ける必要もなくなったので、サリーはそれまでと打って変わった凛々しい口調で応じる。

 
 デスギラー「言わぬと斬るぞぉ」
 サリー「誰がお前などに!」
 デスギラー「おのれぇ~」

 怒りに任せてデスギラーが剣を振り上げた時、

 
 青山「待てえ!」
 デスギラー「き、貴様!」
 サリー「青山さん!」

 いつになく颯爽と現われたのは、無論、青山であった。

 青山「デスギラー、彼女は本物のサリーではない。博士は設計図を持ってもうとっくに未来科学研究所に着いてるぞ!」
 デスギラー「な、なにぃ」

 
 青山「サリー、君は何もかも自分で背負って死ぬ気だったんだな。そんなことさせるものか!」

 
 サリー「青山さん!」

 怒りで発狂しそうなデスギラーをよそに、まるで少女漫画の主人公のように目をキラキラさせながら画面一杯のアップで見詰め合う青山とサリー。

 デスギラーの頭の中には「殺」の一字しかなかっただろうが、マズルカは、ちょっとサリーのことを羨ましく思っていたかも知れない。少なくともサリーには、自分のことを命懸けで助けに来てくれる男子がいる。

 青山、腕を吊った包帯をかなぐり捨てると、渾身の力でブルーに変身する。

 だが、サリーを守りながらの戦い、しかも負傷しているとあって、またしても窮地に陥ってしまう。

 しかし、まぁ、この辺は、レッドやブラックなどと、明らかに実力差があることが分かるよね。レッドやブラックなら、少々の苦難は自分の力で切り抜けてしまうからね。

 
 デスギラー「ドクガモズー、トドメを刺せい!」

 顔は谷村新司みたいだが、ボディラインは何気に美しいデスギラーのシルエット。

 だが、ここで他の4人が駆けつける。後は何も言うことはあるまい。

 津波の被害も、超真空発生装置で防ぐことが出来た。

 
 ラスト、再び成田から旅立つ偽のサリーを見送っている赤間たち。

 サリー「良かったわ、任務が成功して、ゴーグルファイブのお陰です」
 ミキ「あなたこそ素晴らしかったわ、ドクター・サリー、じゃなくて……」
 サリー「インターポール諜報員108号、これが私の名前です」
 赤間「物凄い名前ですね……何処から苗字で何処から名前なんですか?」
 サリー「インターポーが苗字で、ル諜報員108号が名前です」

 じゃなくて、

 赤間「立場が違っても俺たちは未来を守る為に戦う、仲間なんだ」

 
 サリー「ええ、みなさんのことは決して忘れないわ」

 
 青山「いつかまた、会えるといいな」
 サリー「さようなら、大山さん」
 青山「いや、青山ですけど……」

 じゃなくて、

 サリー「さようなら、青山さん」

 
 青山「……」

 青山、無言で差し出されたサリーの手をしっかり握る。

 言い忘れていたが、偽サリー役は、井出智子さんでしたー。

 
 サリーを乗せたジャンボジェットが飛んでいくのを、生涯一度のセンターで見送る青山。

 恋愛と言うほどではないが、男女の切ない別れを描いた青春ドラマのようなエピソードであった。

 一度スルーしたのは、サリーがあまり好みのタイプではなかったからだろう。

 
 それでも最後はやっぱりミキの美しいショットで締め括らないと気が済まない管理人であった。


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コメント

折角苦労して奪ったブレスレットを何故そのまま放置してしまうのでしょうか?偽サリー役の女優なら私も喜んで護衛しますね😅(なんでやねん!)

Re:「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」(08/10)  

連日の更新、お疲れ様です。

>黒田が鋭く制し、小さく首を横に振って黙らせる。この辺の描写が、実に「大人」だなぁと感心する。
今回の脚本は筒井ともみさんで、面白いですよね。捻りがあるし。

偽サリーは美人なのにメイクが残念でした。ちなみに「戦隊」のメイクは評判悪げです。



Re:「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」(08/10)  

このお話は、ネコモズーのお話共々僕が以前の配信で不覚にも見逃してしまった物の一つだったので記事化ありがとうございます!!
ところで、当初登場した若いサリーは、ブルーを寂しいお寺に連れ出しいた処から、一瞬「サンバルカン」で言うダークQ的なヤツなのかとも(同時にマズルカによる拷問もブルーをより私情に走らせるための芝居とも)思いましたが、どっこい大間違いでした!
そしてお話自体は、「仮面ライダー」のかまきり男のお話と「グレートマジンガー」の「午前3時 兜博士を暗殺せよ!」と言うそれをミックスした様な感があります。前者は地震の阻止を目標にしている処と、結果として替え玉だったとは言え若いサリーを守ろうとするブルーの様子が、ブルー→本郷、若いサリー→ちか子さんといった印象(加えてピンク→ルリ子さん?)です。
また後者はミケーネ軍団が科学要塞研究所を内部から破壊する作戦のために、女戦闘獣・ヘレナ(声は吉田理保子さん)が兜甲児が留学しているアメリカの研究機関からの使い・カレン(声は杉山佳寿子さん)に変装し航空から炎ジュンの出迎えの車で研究所にまんまと潜入!そして本物のカレン~似ても似つかぬオバサンではありません(笑)!!~を反対にジュンに変装したヘレナが出迎えと見せかけ誘拐し崖から突き落とす(若いサリーが上記の様な悪人ならブルーをそうしたかも?!)と言うデスダーク顔負けの知能犯ぶりを見せていました!!

Re[1]:「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」(08/10)  

ふて猫様

真空発生装置などよりブレスレットの方が貴重ですよね。

Re[1]:「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」(08/10)  

影の王子様
>連日の更新、お疲れ様です。

ありがとうございます。さすがに今週はしんどかったです。

>今回の脚本は筒井ともみさんで、面白いですよね。捻りがあるし。

全体的に子供向けの演出なんだけど、たまにこんなシーンがあるから引き締まるんですよね。

>偽サリーは美人なのにメイクが残念でした。

そう言えば変なメイクでしたね。

Re[1]:「大戦隊ゴーグルファイブ」 第8話「狙われた美人博士」(08/10)  

笑太郎様
>このお話は、ネコモズーのお話共々僕が以前の配信で不覚にも見逃してしまった物の一つだったので記事化ありがとうございます!!

お役に立てて良かったです。

>ところで、当初登場した若いサリーは、ブルーを寂しいお寺に連れ出しいた処から、一瞬「サンバルカン」で言うダークQ的なヤツなのかとも(同時にマズルカによる拷問もブルーをより私情に走らせるための芝居とも)思いましたが、どっこい大間違いでした!

確かにワルモノだったと言うパターンもありましたね。

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