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「スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇」 第19話「対決の日近し!!影の姫・翔を追え!」

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 第19話「対決の日近し!!影の姫・翔を追え!」(1987年3月19日)

 結花が台所で食事の支度をしていると、2階で由真と唯の言い争う声が聞こえ、取っ組み合ったままゴロゴロと階段を転がり落ちてくる、風間家のいつもの風景。

 だが、今回は落ちてきた唯が足首を押さえてひどく痛がり、なかなか起き上がろうとしない。
 そう、足首を捻挫してしまったのだ。

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 由真「ったくぅ、階段から落ちたくらいで捻挫なんかしやがってよ」
 唯「なんてやーっ」
 結花「やめなさい! 日曜の朝くらい大人しく出来ないの? 喧嘩の原因は?」
 由真「こいつがあたしの洋服を黙って着ようとするんだもん」
 唯「こないだ貸してくれるっちゅったがね!」
 由真「でも、今日は私が着ようと思ったの」
 唯「じゃけんど」
 結花「もう、そんなことで喧嘩してんのー? いい加減にしてよねー!」

 唯の手当てをしていた結花が、うんざりしたような声を上げる。

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 由真「だってさー、今日は中学の時の同窓会だったんだもん」

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 結花「だった? だったって、行かないの、同窓会?」
 由真「だって、こんなツラで行けるかよ」

 由真も、階段から落ちた時に額に軽い傷を作ってしまっていた。

 結花「康男君も来るんでしょう」
 由真「あいつが幹事だもん」
 結花「分かった、康男君に見られるのが恥ずかしいんでしょう?」
 唯「康男君?」

 姉たちの会話に興味津々の唯、リスのようにせわしなく二人の顔を交互に見比べている。

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 結花「大丈夫よ、それくらいの傷だったら前髪で隠せば分からないから」
 由真「そうかな……」
 結花「ねっ」
 唯「康男君て誰ね?」
 由真「うるせえな、お前には関係ないんだよ」
 唯「そんげなケチなこつ言わんと、教えちくり」
 結花「康男君って言うのはね……」
 由真「姉貴?」

 唯にべらべら話そうとする結花を、笑顔で脅迫する由真だったが、

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 結花「康男君って言うのはねー」
 由真「しゃべんないでもうーっ!」

 と、最後はいかにも女子っぽいドタバタに雪崩れ込むのだった。

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 病院の帰り道、珍しく結花と由真が二人、肩を並べて歩いている。

 唯「へーっ、康男君って由真姉ちゃんの初恋の人やったと?」
 結花「そっ、残念ながら片思いみたいだったけどね」
 唯「なんじゃ片思いか」
 結花「も大変だったんだから……溜息ばっかりついてるかと思ったら、急にボーって考え込んじゃったり、胸が苦しいーって涙ぐんじゃったりね」
 唯「へーっ、由真姉ちゃんが胸が苦しい? 信じられん」
 結花「からかっちゃダメよ、また喧嘩になるから」
 唯「うん、じゃけん、胸が苦しいか、こりゃええこと聞いた

 唯、由真をおちょくる格好のネタが手に入ったと、いかにも嬉しそうであった。

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 二人が家の前に来ると、わざとらしいほどガーリーな衣装の由真が、つまらなそうに立っていた。

 唯「あーれー、もう帰ってきちょる」
 結花「どうしたのかしら」

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 由真「鍵くらいちゃんと置いとけよな」
 結花「だって、こんなに早く帰ってくるとは思わなかったもの……唯を接骨院に連れて行って診て貰ってたの」
 唯「三日は安静にしとれって、学校も休めって、わち、胸が苦しか~」

 唯、手に入れたばかりのネタで由真をからかう。

 由真、少し変な顔をして唯を振り返る。
 結花、口だけ動かして「馬鹿」と、唯をたしなめる。

 ちなみにこの唯の捻挫、ストーリー上、必然性はほとんどないので、今回も浅香唯さんのスケジュールが厳しく、学校などの撮影に参加できないので、それをカバーする為の苦肉の策であろう。

 由真によれば、その幹事の康男君が来なかったので、すぐ帰ってきたらしい。

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 唯「そりゃ残念やったねえ~折角初恋の人に会えるとおもうちょったとに……」

 由真、唯に鋭い視線を向けてから、今度は姉の結花に目で問いかける。結花、さっと目を逸らす。

 由真「姉貴、喋ったな」
 結花「いいえ、知りませんよ」
 唯「私、胸が苦しい!」
 由真「なんだと、この野郎……」
 唯「わちゃ、怪我人じゃ……」

 これだけで済めば、数年後に笑って話せる青春の1ページとなる挿話だったのだが……、

 その夜、その康男君から由真に電話がかかってくる。

 由真「もしもし、由真ですけど……あらー、康男君、お久しぶり! えっ、これから?」
 唯「にょほっほっほっ……」

 初恋相手に、由真がよそ行きの喋り方で話すのをそばで聞いて、世にも嬉しそうな笑い声を上げる唯。

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 由真「じゃ、なるべく早く行きます。……ちょっと出掛けて来るから」
 結花「あんまり遅くならないようにね」
 由真「分かってる」
 唯「胸が苦しか~」
 由真「うるせえなぁ!」(バコッ)
 唯「いてぇーっ」

 さすがに腹に据えかねて、唯の頭を拳骨で殴る由真であった。

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 由真が夜の公園で康男君を待っていると、闇夜からベーゴマのようなつぶてが飛んできて、由真を襲う。

 またしても「影」の襲撃か、と思いきや、それは意外にも康男君の投げたものだった。彼は、由真が風魔の忍びかどうか、試したのだ。

 田島康男はいきなり土下座をして「妹を匿ってくれ!」と由真に頼む。その妹の田島令子(笑)もおずおずと姿を見せる。

 由真「ちょっと待ってよ、いきなりそんなこと言われても……ちゃんと訳を話して」
 康男「俺たちを追っているのは影、そして影を操る翔と言う姫の下で働いていた忍びなんだ」
 由真「忍びって康男君が? 嘘ぉ」

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 康男「さっきのつぶてを見れば分かるだろう? あれは印字打鉄礫と言って、俺たち、草が使う武器……俺たちは翔と言う女に騙されていたんだ」

 康男たちはとにかく風間家に行き、詳しい事情を説明する。

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 康男たち一族に対し、翔が「人の心に眠りし悪を目覚めさせる時が来た。欲望と憎しみに満ちた世の中こそが人が本来生きるべき世の中じゃ。世を乱し、腐らせるのじゃ! 血で血を洗う戦いに引きずり込むのじゃ!」などと、物騒なことを並べ立てている回想シーン。

 しかし、影の末端の忍びに過ぎない「草」である彼らが、直々に翔に訓示を受けると言うのは、ちょっと解せない気もする。次の20話で分かるように、一年に一度、「草」の代表者たちが翔に謁見すると言うシステムになっているんだしね。

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 康男から翔の言葉を聞いた唯は、10話で影に殺された風花良が残した、翔の持ち物だと言う短刀を握り締め、怒りに身を震わせる。

 唯「そんげなこつ言うて、自分たちの為なら何をしてもいいっちゅうとぉ?」

 唯の脳裏に、良を含めた、影との戦いで非業の死を遂げていった人々の面影がよぎる。

 康男「俺たちは影の草として代々働いてきたんだ」
 唯「影の草ってなんね」

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 令子「日本中に散らばり、その土地に住み着いていく忍びのことです」
 康男「草の使命は、その土地の情報を集め、影へ送ること、それと、影が動き時は色々な下準備をすること、草の使命は親から子、子から孫へ引き継がれていくんだ。その土地に住み着き、根を下ろし、情報を吸い上げていくから、草と呼ばれるんだ」

 素朴な妹キャラ、令子を演じるのは池田智子さん。

 康男たちの長兄は、草として某大学へ入り、その情報をせっせと影へ送り続けていたが、高校在学中の康男はわざと偽の情報を影へ送っていたのがばれて、影に追われているのだと言う。

 康男「もし捕まったら、俺もこいつも殺される。俺たち、国外に逃げることにしたんだ。横浜で乗せてくれる船を探したいだけど……」

 康男の頼みと言うのは、その間、妹の令子を匿って欲しいと言うことなのだった。

 結花たちは快くその頼みを引き受ける。

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 康男がその足で横浜へ向かった後、令子は、「草」の裏切り者は、同じ一族の「草」が殺し、翔に差し出さねばならない掟があるのだと三人に告げる。

 令子「私たちを追ってるのは誰だと思いますか? 一番上の隆男兄さんやイトコたちなんです!」

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 翌日、結花と由真は依田先生こと、般若にその話をする。

 依田「罠かも知れんぞ、その兄妹」
 由真「じゃあ、なに、康男が私に嘘ついたって言うのかよ」
 依田「よしんば、康男と令子が嘘をついてないとしても、相手は影だぞ、二人を操ることくらい容易い筈」
 由真「ったく、こんな奴に相談したって話になんねえよ、姉貴行こう」

 由真はたちまち気分を害し、結花の手を引っ張ってさっさと依田の前から離れる。

 もっとも、康男と令子が彼らを騙そうとしているかもしれないと言うのは、思慮深い結花も一応は考えていただろう。

 由真「ったく、依田の奴」
 結花「ねえ、唯と二人で大丈夫かしら」
 由真「なんだよ、姉貴まで疑ってるのかよ」
 結花「そうじゃないの……」

 結花、足を捻挫している唯ひとりでは、もしもの時に令子の身が危険かも知れないと懸念を漏らす。

 それを聞いた由真は、まだ授業があると言うのにさっさと学校を出て、自宅へ向かう。

 その頃、唯と令子は一緒に風間家で昼御飯を食べようとしていた。

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 唯「結花姉ちゃんが作ってくれたお昼御飯は何かなー? うわー、オムレツじゃあ」

 目をキラキラさせて喜ぶ唯を見ていた令子、思わず吹き出してしまう。

 令子「うっふふ……」
 唯「どんげしたと、おかしいと?」
 令子「だって、唯さんってとっても素直な人なんだもんー、一緒にいると楽しくなっちゃう」
 唯「素直っちゅわれればまだいいけど、由真姉ちゃんなんかわちのことドッカン、ちゅうとよ」
 令子「くふふ」
 唯「ほんとは自分のほうがもっとドッカン! の癖して……あんた、家に来て初めて笑ったねえ」
 令子「そう言えば、父さんが死んでからこんなに笑ったことなかった……」

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 令子「兄さんたちが草を引き継いだ時から、いつか私も草にならなければならないんだなぁって考えるようになって……私、ほんとはピアノの勉強がしたいんです、でも」

 ここで再び回想シーン。

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 隆男「お前は翔様のご命令どおりにセシリア女学院に入らなければならないんだぞ、こんな成績で入れると思うか」
 康男「にぃさん、令子もどうしても草として働かなければならないのかよ!」
 隆男「当たり前だろ」
 康男「草として働くのは俺と兄さんだけで十分じゃないか、せめて令子だけは自分のやりたいことやらせてやろうじゃないか!」

 二人の兄の争いを見たくない令子は、「私、ピアノは諦めるから、セシリア女学院に入って草として頑張るから……」と、涙ながら叫ぶのだった。

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 令子「私、唯さんたちが羨ましくて」
 唯「なんで?」
 令子「だって、凄く仲が良いし、兄弟で力をあわせて影と戦ってるし……」

 池田智子さんの、この素朴な感じ、今ではとても貴重ですね。

 唯「また泣いてしもうた、令子さんは泣き虫やねえ、そんげに泣いてばっかりじゃったらなぁーんもできんじゃろ。泣く前に走る、走る前に食べる、腹が減っては戦はできんちゅうやろ、さぁ、元気出して食べよ!」

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 二人が箸を上げた時、電話が鳴る。結花からであった。

 結花「由真いるでしょう?」
 令子「え、由真さん学校じゃあ?」
 結花「由真、まだ帰ってないの?」

 とっくの昔に帰っていなければならないのに、結花は由真の身に何かあったと確信する。

 果たして、唯たちのところに窓ガラスを割って、「由真は預かった。返して欲しければ○○へ来い」と言う手紙を包んだ石が投げ入れられる。……電話しろよ。時代劇じゃないんだから。

 それを見ると、令子は一人で家を飛び出す。唯は追いかけようとするが、捻挫のせいでそれもままならない。

 ほどなく結花が帰ってきて、もし隆男を説得できたら、田島家の兄弟三人とも、風魔の里で保護してくれると、般若と話をつけてきたと唯に告げる。

 唯はなんとしても隆男を説得して見せると意気込み、結花と二人で指定の場所へ向かう。

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 材木の積んである埠頭へ入ると、縛られた由真がクレーンで吊るされていた。

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 由真「姉貴ぃーっ! 唯ぃーっ!」

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 すぐに、隆男らしい男が二人の前に現れる。そして、俊敏な身のこなしの二人の男が、背後に回る。イトコたちなのだろう。

 だが、結花と唯は頷き合うと、それぞれの武器(ヨーヨーと折鶴)を投げ捨てる。

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 結花「私たちは話し合いに来たんです、あなたと……康男さんと令子さんを見逃してあげて」
 唯「隆男さん、なんで兄弟同士で殺しあわなきゃいかんと? どうしたらそんげな気持ちになると? 血を分けた兄弟じゃろ」
 隆男「……」
 結花「あなたたち兄弟が影から抜け出してくれれば、風魔一族は快くあなたたちを迎えるつもりです!」
 唯「風魔の里で兄弟仲よう暮らせるとよ」
 隆男「……」
 イトコ「隆男、何を考えているのだ」
 イトコ「こいつらは風魔だぞ、惑わされるな」
 唯「しゃからしかーっ、惑わされちょるのはあんたらのほうじゃっ、影に、翔とか言う女に惑わされちょるんじゃっ!」

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 隆男「ええいっ、黙れ! 分かったような御託を並べやがって! 貴様たちに何が分かると言うのだ、我ら草として生きるものの悲しみなど、分かる筈がない!」
 唯「隆男さん!」
 隆男「それほどまでに言うのなら、康男と令子の代わりにお前たちを片付けてやろう。お前たちを差し出せば翔様もお喜びになるしな!」

 隆男は二人の必死の説得にも耳を貸さず、交渉決裂となる。

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 ちなみにイトコのひとりは、次の「少女コマンドーいづみ」にも出ていた加藤照男さん。

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 と、今まで何処にいたのか、康男と令子が現れる。

 康男「やめろ、兄さん、もしこの人たちの誰か一人でも傷つけたら、俺は兄貴たちと本気で戦うぞ」
 令子「どうして、どうしてなの? どうして兄弟なのに戦わなきゃいけないの? どうして唯さんたちのように力をあわせてくれないの? 康男兄さん! 隆男兄さん、どうして?」
 隆男「……」

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 令子「お願い、お願いだから、やめて、兄弟なんだからもうやめて……う、うう」

 令子は二人に訴えながら、両手で顔を押さえて泣き崩れる。

 隆男やイトコは、それを見ると、戦意をなくしたように印字打鉄礫を手から落としてしまう。

 ずいぶん簡単だな、オイ!

 少女の涙ひとつで丸く収まるんだったら、とっくの昔に和解していた筈だろうと思うのだが……。

 隆男「康男、令子……あっ」

 だが、二人に歩み寄ろうとした隆男の背中に、何処からか飛んできた苦無が突き刺さる。

 忍び「愚か者めが、影に背きし草は刈られる運命にあるのだ! 草だけに!

 周囲に潜んでいた影の忍びたちがどっと出てくる。

 恒例のバトルシーンとなるのだが、今由真は吊るされており、唯もほとんど動けない、と言う訳で、

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 今回はほとんど結花のひとり舞台となる。

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 戦力的にはかなり劣勢だったが、イトコたちも戦ってくれたので、なんとか敵を倒すことが出来た。

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 で、お約束の愁嘆場となります。

 隆男「康男、令子、お前たち、力を合わせてこの人たちと一緒に翔を倒すんだ」
 康男「兄さん、兄さんも一緒に戦おうよ!」
 令子「兄さん……」
 隆男「弟たちを頼みます……」

 隆男、それだけ言い残すと、ガクッと死ぬ。

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 隆男を見守る一人一人の顔がアップになるのだが、

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 由真だけ吊るされっぱなしなのが相当に間抜けである。

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 唯「許さん、絶対に許さんぞ!」

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 ラスト、風魔の里へ向かう康男、令子、イトコの二人を港から見送る三人姉妹。

 由真「あのさぁ、風魔の里に行っても、たまには電話ぐらいしていいんだからね」
 唯「おうおう、また胸がくるしゅうなっても知らんかいね」

 康男「翔のことなんだけど、翔は年に一度だけ草たちの代表の前に姿を現すんだ。東野成美と言う草に接触すればいい、彼女は必ず翔に会う筈だ」

 こうして康男は重大な情報を置き土産に風魔の里へ行き、それっきり登場することはないのだった。

 唯「東野成美か、ようし!」

 次回、いよいよ唯の前に翔がその姿を見せることになる……。
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