700万&800万ヒット御礼+美女10(妹萌え編)
- 2017/02/24
- 13:52
●
皆様、こんばんは。初のプレミアムフライデー(笑)の夜、いかがお過ごしでしょうか?
管理人のzura1980こと、うにゃきちでございます。
さて、報告が遅れましたが、このブログ、昨年の11月19日に700万アクセス、そして今年の2月7日に800万アクセスを記録しました。
毎度のことですが、これもひとえに読者の皆様のお陰であります。
これからもよろしくお願い致します。
●
美女10(妹萌え編)
さて、700万アクセスの時は、面倒だったので美女10はお休みさせて頂きましたが、今回も面倒だったんですが、さすがに2回続けて休むのはアレだろうと……まぁ、別にしなきゃいけない訳ではなく、自分で勝手に決めてやってるだけなんですけどね……楽しみにされている読者の為にもと、なんとか企画を捻り出して画像を用意しました。
で、今回のテーマは、「妹萌え」(書いてて割と恥ずかしいんですが……)と言うことで、「妹」に焦点を当ててみました。
ま、要するに、管理人の見る特撮やドラマに出てくる妹役の女優さんを集めてみたと言うことですね。
でも、いざ探してみると、結構妹役って少ないことに気付いたのです。「妹的」なキャラクターはわんさといるけど、名実共に妹の役、しかもそれなりに可愛い子となると、思ったほどいないんですよね。
それでも、700万アクセス分と合わせて、いつもより余計に回って、いや、いつもより多めに揃えてみました。
例によって、並び順は適当です。
明子(斉藤とも子) 「赤い絆」

まずは、管理人の斉藤とも子さん萌えを決定的にした「赤い絆」の明子ちゃん。
小さな洋品店の次女として両親の愛情を受けて健やかに成長した女の子である。
脇役で、しかも途中から「いなかったこと」にされてしまう不憫なキャラであるが、大映ドラマ的理由で不良になって家出した姉・恵子(山口百恵)をなんとかして連れ戻そうとする姿がいじらしいのである。

山口百恵さんとのツーショット。
妹なのに百恵さんと同じくらいの背丈だったので、降板させられたと言う説もある。

なんとなく、のん(能年玲奈)に雰囲気が似てるような……?
なお、管理人は兼ねてから、妹役ではないが、斉藤とも子さんが可愛過ぎて全国で多数の死傷者が出たと言われるドラマ「青春ド真中!」のレビューをしたいと思っている。
マチ子(渡辺やよい)「仮面ライダー」第12話

「仮面ライダー」、話数が多いので妹役もたくさんありそうな気がしたのだが、これも探してみると意外とあまりいないんだよね。いたとしても、ほんの子供と言うケースが多い。
よって、差し当たり、この12話に出て来たマチ子くらいしか思い付かなかった。
マチ子は科学者である独身の兄と二人暮しと言う、設定としてはなかなか理想的なキャラクターである。
鈴子(高沢順子)「本陣殺人事件」

横溝ブームの中で作られたATG作品に出て来た、旧家の末っ子の鈴子(すずこ)。
原作では17才くらいなのに、中身は幼稚園児程度と言う、ある意味物凄い狙ってるキャラクターであったが、こちらでは、なんというか、いわゆる不思議ちゃんっぽい、ズレた感じの女性となっている。

琴の名手であり、琴を弾いている時は、普段のナチュラルな時とまるで別人のような顔付きになる。
実の兄との絡みはほとんどないが、事件の捜査にやってきた金田一耕助(中尾彬)にとっては、妹のような存在であった。映画は、早世した鈴子の葬列で始まり、彼女の遺影の映像で終わる為、いやがうえにも彼女の存在が強く観客の胸に焼き付けられることになる。
ベルーヌ(今井美佐子)「円盤戦争バンキッド」
最近DVD化された「円盤戦争バンキッド」の終盤に出て来たブキミ星人で、エヌバル少将の妹。
バンキッドに兄を惨殺されたと思い込み、兄の仇を取る為、上官を脅してまで地球にやってきた熱血少女。

普段はこんな格好をしているのだが、

敵討ちをするのだと言って、時代錯誤的なスタイルに変身してしまうお茶目なところもある。

その後、普通の人間の姿に化けてペガサス(奥田瑛二)に近付き、割と良い感じになるのだが……。
今井美佐子さんは同時期の「マッハバロン」や「仮面ライダーX」にもゲスト出演されている。
幸子(丘野かおり)「仮面ライダーV3」第23話
続いては、このブログでは常連の丘野かおりさん演じる幸子。
幸子の兄はいつの間にかデストロンに魂を売り渡して恐ろしい怪人になっていたのだ。


表面的にはノイローゼと言うことになっている兄を気遣う優しい妹なのである。

終盤、純子が怪人となった兄に血を吸われそうになるのを見て、幸子は「血を吸うならあたしの血を吸って!」と、自らの体を犠牲に差し出そうとする、実に健気な娘さんなのである。
朝美(村地弘美)「水もれ甲介」
石立鉄男主演のホームドラマのヒロインで、二人の兄を持っている。

いかにも妹と言う感じの可愛い女の子。
詳しいことは忘れたが、実は兄とは血の繋がりがないんだっけ?

だから終盤、次兄・輝夫(原田大二郎)と結婚する夢を見たりするのである。
この作品はいずれもっとちゃんと紹介したいと思っているが……。
冴子(斉藤浩子)「快傑ズバット」第21話

幼い頃から「仮面ライダー」などにもちょくちょく出演されていた斉藤浩子さんが、ちょっと成長した少女として、主人公・早川健の妹役を演じている。
もっとも、早川健の母親は昔、早川を捨てて別の男性と結婚して彼女を生んだので、妹と言っても異父妹であり、この時初めて互いの存在を知った訳である。

あくまで早川を自分の息子と認めようとしない母親であったが、冴子はこだわりなく、徹夜で自分たちを見張ってくれている兄の為に自らお握りを作って差し入れようとする性格の良い女の子であった。
彼女の家は金持ちなので、早川のことを「お兄様」と呼ぶのもポイント高い。
しほり(大山いづみ)「快傑ズバット」第16話・第17話
若き町長の妹として登場。

ご覧の通り、なかなか肉感的なボディの持ち主である。
しかも、独身の兄と二人暮しと言う、これまたちょっと辛抱たまらなくなりそうな設定。

しかし、しほりさん、初っ端に婚約者を殺されるわ、実は極悪人だった兄に何度も殺されそうになるわ、兄とは血の繋がりがないことが判明するわ、不幸がピストン輸送で送られてくるような薄幸なキャラクターであった。
もっとも、彼女自身は兄の正体は知らないままで、兄は悪と戦って死んだのだと信じるのが唯一の救いであった。
彼女も兄のことを「お兄様」と呼ぶ。
ジュン(松岡まり子)「恐竜戦隊コセイドン」第37話

「仮面ライダーアマゾン」のレギュラーだった松岡さんが演じた、行方不明となった兄を探している女性。
その兄が、実は悪人によってサイボーグに改造されていて、悪事の手先に使われていることを知るのだった。
百合(夏桂子)「Yの悲劇」
エラリー・クイーンの傑作ミステリーを日本を舞台に翻案した連続ドラマに出てくる矢ヶ崎家の三女。
目も耳も聞こえず、喋ることもできない、いわゆる三重苦を背負った少女なのである。

この企画の趣旨とはあまり合致していないが、可愛いので貼りました。

ついでに、探偵役を石坂浩二、その相棒的な女の子を夏目雅子さんが演じている。
マリー(ミッチー・ラブ)「バトルフィーバーJ」第16話
前作「ジャッカー電撃隊」のレギュラーだったミッチー・ラブさんが16話で演じた、闇の格闘家マリー。
その兄を演じているのが、その次の「デンジマン」でレギュラーを務めることになる内田直哉さんと言うのも奇縁である。


女子プロレスラーと言うことで、こんな格好にもなったりして嬉しい限りです。

兄と楽しく暮らしていた時の回想シーン。
しかし、最後ははかなく命を落としてしまう。兄ではなく、妹の方が死ぬのは珍しいケースである。
呼び方は、「お兄ちゃん」である。
綾乃(片山由香)「暴れん坊将軍2」第110話

真面目だが不器用な傘張り浪人(星正人)の病身の妹。化粧濃いけど……。
兄は妹の薬代を稼ごうと悪者たちの仲間になってしまうのだが、最後は吉宗の温情で、妹には何も知らされないまま島流しにされるのだった。
当然、呼び方は「兄上」である。
時代劇は現代劇と比べて「妹」出現頻度は高いと思われるが、中でも最も萌えると言われる「江戸を斬る」のお千代坊(遠藤真理子)については、今回画像を用意することが出来なかった。この場を借りて陳謝しておく。
ユキ(佐藤三千代)「バトルフィーバーJ」
こちらも、「バトルフィーバーJ」に準レギャラーとして出ていた女の子。
バトルフィーバー隊の連絡員トモコの妹と言う設定である。

第27話より

第46話より
見ての通り、今でもアイドルとして通用しそうなルックス。しかも声は声優みたいな可愛いのである。
ただし、女だけの兄弟なので、「お兄ちゃん」と言ってくれないのが大変悲しいのである。
茜(佐藤知多子)「仮面ライダースーパー1」第15話
兄と山の中で暮らしていた忍者の末裔であったが、その兄をドグマの怪人にされてしまった不幸な女性。

なかなか奇麗であるが、あまり妹属性の強いキャラクターではない。

彼女は常に金属製の首輪をつけているのだが、その首輪は怪人にされた兄の頭脳と連動しており、ドグマから逃げようとすると首が絞まって殺されてしまうと言うえげつない設定になっているのだ。
つまり、兄である怪人が死なない限り命が助からないという悲劇のヒロインなのである。
沖晴美(岡田奈々)「魅せられた美女」
明智小五郎と瓜二つの将棋棋士・沖八段(天知茂さんの二役)の妹で、人気絶頂のアイドル歌手である。

マンションでお風呂に入ってると、

彼女と旦那が密会していると思い込んだ、芸能事務所社長夫人が乱入してきて殺されそうになる。
そんな場合でもバスタオルはきっちり固定されていて、小揺るぎもしないのであった。ちぇっ。
晴美は誤って社長夫人を殺してしまい、しかもそれを糊塗しようとした社長が偶然のいたずらから、晴美の兄を殺してしまう。

だから、劇中で二人が絡むシーンはあまりなく、これは在りし日の回想シーンである。
岡田さんは、同じ「美女シリーズ」の「白い乳房の女」でも、妹役で出演している。
しかも、こちらでは前半で(姉の手によって)無残に殺害されてしまうのだ。
美知子(吉川理恵子)「宇宙刑事ギャバン」第22話

黄金のマスクをつけて盗みを働いている兄(倉地雄平)とボートで暮らしている清楚な女の子。
そんなに奇麗でもないのだが、吉川理恵子さんは吉川進プロデューサーの娘さんなのである。
彼ら兄妹も、マクーによって親を亡くしている不幸な人たちであった。
典子(矢野有美)「宇宙刑事シャリバン」第28話
マドーによって殺された助教授の妹。

なかなか可愛らしい顔をしているが、出番は少ない。
英子(久保田理恵)「宇宙刑事シャリバン」第47話
兄と二人でロッテリアのチェーン店を出すことを夢見ている少女。


兄が、マドーの狙う魔剣を発見したことから、マドーに捕まったり、色々と大変な目に遭う。
恵美(原田ゆり子)「宇宙刑事シャイダー」第22話
「宇宙刑事シリーズ」のみならず、80年代特撮ドラマの中でも屈指の美少女。

いやー、こんな妹がいたら自分だったら毎日死にますね(好きなだけ死んでろ)。

ご多分に漏れず、彼女の兄も溺れ死んだ上にフーマによって水棲人間に改造されてしまうと言う不幸が襲い掛かるのであった。
呼び方は勿論、「お兄ちゃん」である。
ユキコ(川原千恵子)「セーラー服反逆同盟」第6話
続いて、管理人のすべてのドラマレビューの原点、原動力とも言える「反逆同盟」から、ひき逃げ事故を目撃した稔少年の妹で、大変ロリロリした中学生。
そんなに出番はないのだが、ストーリー後半、ワルモノに拉致された上、目の前で兄をズタボロにされ、

「お兄ちゃ~ん!」
と、泣きべそをかきながら何度も叫び続け、その筋の人たちにはたまらないものがあるのです。
令子(池田智子)「スケバン刑事3」第19話
影の草としての宿命にあらがい、逃亡中の女の子。
彼女には二人の兄がいて、長兄は忍びの掟に従おうとし、次兄は妹と一緒に影から逃げていたが、

最後は令子の涙ながらの訴えに、長兄も忍びから抜けることを決意し、兄弟は和解するのであった。
げにも偉大なのは、ロリロリした妹の涙であった。
もっとも、その直後、長兄は忍びに殺されてしまうのだが……。
ゆきこ(榎田路子)「ポニーテールは振り向かない」
大映ドラマのオールスターキャストみたいなドラマの登場人物。

妹と言っても、ヒロインである未記(伊藤かずえ)の異父妹なんだけどね。
上流階級のお嬢様なので、姉のことは「お姉様」と呼ぶ。
ドラマ自体は、どういう話だったか良く覚えていないのだが……。
杏子(井上明美)「仮面ライダーBLACK」
現在レビューしている「BLACK」のヒロインのひとり。
割と裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたが、実兄・信彦と、家族同様に育った光太郎がゴルゴムの世紀王に改造されてしまうと言う不幸に突き落とされる。

それほど美人ではないのだが、いかにも妹っぽい顔立ちである。
途中までは、血の繋がりのない光太郎のことも「お兄ちゃん」と呼んでいたのもポイント高い。
ヨーコ(山本理沙)「あぶない刑事」第40話
「セーラー服反逆同盟」のレギュラーだった山本さんが、銃撃事件に巻き込まれて記憶喪失になった少女を演じている。

何故かユージにひどくなついて、ずっとユージにくっついてると言う可愛らしい女の子であった。
もっとも、例によって「妹」はろくな目に遭わず、終盤、実は兄が悪いことして金儲けしようとしていて、彼女はその巻き添えを食っていたことが判明する。

兄に裏切られたと知って、涙ぐむ山本さんが可愛いのである!
このエピソードは以前からレビューしたいと思っているのだが、まだ果たせていない。
モナリザ(伊藤かずえ)「不良少女とよばれて」
さて、トリを務めるのは、今回、クイーンオブ「妹」に選ばれたモナリザこと、長沢真琴こと、久樹葉子である。
モナリザといえば、「カミソリ・マコ」の異名を取る、相模愛育女子学園(少年院)においても一目置かれるバリバリの不良少女なのであるが、元々、彼女は久樹家の長女として、上品で優しい両親、優しいだけがとりえの兄(トミー)に囲まれて幸せに暮らしていたのだった。

中学生時代のモナリザ。どう見てもカツラだが、めっちゃ可愛い。
だが、ある日、ふとしたことから彼女は自分が養女であることを知ってしまうのである!
つまり、一緒に暮らしている大好きなお兄ちゃんとは血の繋がりがない……まるでエロゲーみたいな展開になり、

モナリザ「お兄さん」
哲也「なんだ、葉子」
モナリザ「私、今日からお兄さんと一緒のベッドに眠るの!」
ある日、突然こんなことを言い出すのだからたまったものではありませんっ!
最後は、「お兄さん、私を抱いて、私、お兄さんのお嫁さんになるの!」なんて、成人男性の98パーセントが一生に一度は言われたいと願っているハレンチな台詞を叫んだりするのです。
が、兄にそれを拒絶された為、モナリザは今度は一気に不良の階段を駆け上がり、バイクに一緒に乗っていた若者(バカ)が事故死すると言う事態になる。

自分のせいで人(バカ)が死んだのだと、激しく後悔の念に駆られ、病院のベッドで自分の髪を切るモナリザ。

……で、ちょっと切り過ぎてこんな姿になってしまうのでした。チーン。
その後も、モナリザは色々なトラブルを巻き起こして兄を困らせるのであった。
これだけ自己主張の強い妹キャラと言うのは、ちょっと他では思いつかない。
番外編~「こんな妹はイヤだ!」
ここまでは、一応「萌える妹」について書いてきたが、無論、ドラマの中にはちょっと嬉しくない「妹」と言うのも存在する。一例を挙げると、
ひとみ「仮面ライダーBLACK RX」

ひとみは、光太郎が厄介になってる佐原家の娘で、茂少年の妹である。
デフォルトの段階で、あんまり可愛くないのだが、14話から17話にかけての連続エピソードの中で、とある事情から高畑淳子さんに誘拐された挙句、

ある特殊な作用で、一気にケバい女になってしまうのである!
兄より遥かに年上で、こんなケバい妹、やだよね……。おまけに性格悪いし。
……以上、ドラマにおける「妹」をざっくり見てきたが、総じて言えることはだいたい、「妹」は不幸になると言うことである(レギュラーは除く)。
今回列挙したものの大半は、劇中で兄が死んだり殺されたり、兄が悪の道に踏み込んだり、兄が改造されたり、自分が誘拐されたり、あるいは自分が殺されたりと、ひどい目に遭っている。
言い換えれば、ドラマに出てくる、妹を持った男性は十中八九不幸になるとも言える。特に特撮ドラマにおける不幸っぷりは凄まじい。
もっとも、その法則を敷衍すれば、ドラマなんてのは基本的に「誰かが不幸にならないと始まらない」とも言えるんだけどね。
終わりです。
皆様、こんばんは。初のプレミアムフライデー(笑)の夜、いかがお過ごしでしょうか?
管理人のzura1980こと、うにゃきちでございます。
さて、報告が遅れましたが、このブログ、昨年の11月19日に700万アクセス、そして今年の2月7日に800万アクセスを記録しました。
毎度のことですが、これもひとえに読者の皆様のお陰であります。
これからもよろしくお願い致します。
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美女10(妹萌え編)
さて、700万アクセスの時は、面倒だったので美女10はお休みさせて頂きましたが、今回も面倒だったんですが、さすがに2回続けて休むのはアレだろうと……まぁ、別にしなきゃいけない訳ではなく、自分で勝手に決めてやってるだけなんですけどね……楽しみにされている読者の為にもと、なんとか企画を捻り出して画像を用意しました。
で、今回のテーマは、「妹萌え」(書いてて割と恥ずかしいんですが……)と言うことで、「妹」に焦点を当ててみました。
ま、要するに、管理人の見る特撮やドラマに出てくる妹役の女優さんを集めてみたと言うことですね。
でも、いざ探してみると、結構妹役って少ないことに気付いたのです。「妹的」なキャラクターはわんさといるけど、名実共に妹の役、しかもそれなりに可愛い子となると、思ったほどいないんですよね。
それでも、700万アクセス分と合わせて、いつもより余計に回って、いや、いつもより多めに揃えてみました。
例によって、並び順は適当です。
明子(斉藤とも子) 「赤い絆」

まずは、管理人の斉藤とも子さん萌えを決定的にした「赤い絆」の明子ちゃん。
小さな洋品店の次女として両親の愛情を受けて健やかに成長した女の子である。
脇役で、しかも途中から「いなかったこと」にされてしまう不憫なキャラであるが、大映ドラマ的理由で不良になって家出した姉・恵子(山口百恵)をなんとかして連れ戻そうとする姿がいじらしいのである。

山口百恵さんとのツーショット。
妹なのに百恵さんと同じくらいの背丈だったので、降板させられたと言う説もある。

なんとなく、のん(能年玲奈)に雰囲気が似てるような……?
なお、管理人は兼ねてから、妹役ではないが、斉藤とも子さんが可愛過ぎて全国で多数の死傷者が出たと言われるドラマ「青春ド真中!」のレビューをしたいと思っている。
マチ子(渡辺やよい)「仮面ライダー」第12話

「仮面ライダー」、話数が多いので妹役もたくさんありそうな気がしたのだが、これも探してみると意外とあまりいないんだよね。いたとしても、ほんの子供と言うケースが多い。
よって、差し当たり、この12話に出て来たマチ子くらいしか思い付かなかった。
マチ子は科学者である独身の兄と二人暮しと言う、設定としてはなかなか理想的なキャラクターである。
鈴子(高沢順子)「本陣殺人事件」

横溝ブームの中で作られたATG作品に出て来た、旧家の末っ子の鈴子(すずこ)。
原作では17才くらいなのに、中身は幼稚園児程度と言う、ある意味物凄い狙ってるキャラクターであったが、こちらでは、なんというか、いわゆる不思議ちゃんっぽい、ズレた感じの女性となっている。

琴の名手であり、琴を弾いている時は、普段のナチュラルな時とまるで別人のような顔付きになる。
実の兄との絡みはほとんどないが、事件の捜査にやってきた金田一耕助(中尾彬)にとっては、妹のような存在であった。映画は、早世した鈴子の葬列で始まり、彼女の遺影の映像で終わる為、いやがうえにも彼女の存在が強く観客の胸に焼き付けられることになる。
ベルーヌ(今井美佐子)「円盤戦争バンキッド」
最近DVD化された「円盤戦争バンキッド」の終盤に出て来たブキミ星人で、エヌバル少将の妹。
バンキッドに兄を惨殺されたと思い込み、兄の仇を取る為、上官を脅してまで地球にやってきた熱血少女。

普段はこんな格好をしているのだが、

敵討ちをするのだと言って、時代錯誤的なスタイルに変身してしまうお茶目なところもある。

その後、普通の人間の姿に化けてペガサス(奥田瑛二)に近付き、割と良い感じになるのだが……。
今井美佐子さんは同時期の「マッハバロン」や「仮面ライダーX」にもゲスト出演されている。
幸子(丘野かおり)「仮面ライダーV3」第23話
続いては、このブログでは常連の丘野かおりさん演じる幸子。
幸子の兄はいつの間にかデストロンに魂を売り渡して恐ろしい怪人になっていたのだ。


表面的にはノイローゼと言うことになっている兄を気遣う優しい妹なのである。

終盤、純子が怪人となった兄に血を吸われそうになるのを見て、幸子は「血を吸うならあたしの血を吸って!」と、自らの体を犠牲に差し出そうとする、実に健気な娘さんなのである。
朝美(村地弘美)「水もれ甲介」
石立鉄男主演のホームドラマのヒロインで、二人の兄を持っている。

いかにも妹と言う感じの可愛い女の子。
詳しいことは忘れたが、実は兄とは血の繋がりがないんだっけ?

だから終盤、次兄・輝夫(原田大二郎)と結婚する夢を見たりするのである。
この作品はいずれもっとちゃんと紹介したいと思っているが……。
冴子(斉藤浩子)「快傑ズバット」第21話

幼い頃から「仮面ライダー」などにもちょくちょく出演されていた斉藤浩子さんが、ちょっと成長した少女として、主人公・早川健の妹役を演じている。
もっとも、早川健の母親は昔、早川を捨てて別の男性と結婚して彼女を生んだので、妹と言っても異父妹であり、この時初めて互いの存在を知った訳である。

あくまで早川を自分の息子と認めようとしない母親であったが、冴子はこだわりなく、徹夜で自分たちを見張ってくれている兄の為に自らお握りを作って差し入れようとする性格の良い女の子であった。
彼女の家は金持ちなので、早川のことを「お兄様」と呼ぶのもポイント高い。
しほり(大山いづみ)「快傑ズバット」第16話・第17話
若き町長の妹として登場。

ご覧の通り、なかなか肉感的なボディの持ち主である。
しかも、独身の兄と二人暮しと言う、これまたちょっと辛抱たまらなくなりそうな設定。

しかし、しほりさん、初っ端に婚約者を殺されるわ、実は極悪人だった兄に何度も殺されそうになるわ、兄とは血の繋がりがないことが判明するわ、不幸がピストン輸送で送られてくるような薄幸なキャラクターであった。
もっとも、彼女自身は兄の正体は知らないままで、兄は悪と戦って死んだのだと信じるのが唯一の救いであった。
彼女も兄のことを「お兄様」と呼ぶ。
ジュン(松岡まり子)「恐竜戦隊コセイドン」第37話

「仮面ライダーアマゾン」のレギュラーだった松岡さんが演じた、行方不明となった兄を探している女性。
その兄が、実は悪人によってサイボーグに改造されていて、悪事の手先に使われていることを知るのだった。
百合(夏桂子)「Yの悲劇」
エラリー・クイーンの傑作ミステリーを日本を舞台に翻案した連続ドラマに出てくる矢ヶ崎家の三女。
目も耳も聞こえず、喋ることもできない、いわゆる三重苦を背負った少女なのである。

この企画の趣旨とはあまり合致していないが、可愛いので貼りました。

ついでに、探偵役を石坂浩二、その相棒的な女の子を夏目雅子さんが演じている。
マリー(ミッチー・ラブ)「バトルフィーバーJ」第16話
前作「ジャッカー電撃隊」のレギュラーだったミッチー・ラブさんが16話で演じた、闇の格闘家マリー。
その兄を演じているのが、その次の「デンジマン」でレギュラーを務めることになる内田直哉さんと言うのも奇縁である。


女子プロレスラーと言うことで、こんな格好にもなったりして嬉しい限りです。

兄と楽しく暮らしていた時の回想シーン。
しかし、最後ははかなく命を落としてしまう。兄ではなく、妹の方が死ぬのは珍しいケースである。
呼び方は、「お兄ちゃん」である。
綾乃(片山由香)「暴れん坊将軍2」第110話

真面目だが不器用な傘張り浪人(星正人)の病身の妹。化粧濃いけど……。
兄は妹の薬代を稼ごうと悪者たちの仲間になってしまうのだが、最後は吉宗の温情で、妹には何も知らされないまま島流しにされるのだった。
当然、呼び方は「兄上」である。
時代劇は現代劇と比べて「妹」出現頻度は高いと思われるが、中でも最も萌えると言われる「江戸を斬る」のお千代坊(遠藤真理子)については、今回画像を用意することが出来なかった。この場を借りて陳謝しておく。
ユキ(佐藤三千代)「バトルフィーバーJ」
こちらも、「バトルフィーバーJ」に準レギャラーとして出ていた女の子。
バトルフィーバー隊の連絡員トモコの妹と言う設定である。

第27話より

第46話より
見ての通り、今でもアイドルとして通用しそうなルックス。しかも声は声優みたいな可愛いのである。
ただし、女だけの兄弟なので、「お兄ちゃん」と言ってくれないのが大変悲しいのである。
茜(佐藤知多子)「仮面ライダースーパー1」第15話
兄と山の中で暮らしていた忍者の末裔であったが、その兄をドグマの怪人にされてしまった不幸な女性。

なかなか奇麗であるが、あまり妹属性の強いキャラクターではない。

彼女は常に金属製の首輪をつけているのだが、その首輪は怪人にされた兄の頭脳と連動しており、ドグマから逃げようとすると首が絞まって殺されてしまうと言うえげつない設定になっているのだ。
つまり、兄である怪人が死なない限り命が助からないという悲劇のヒロインなのである。
沖晴美(岡田奈々)「魅せられた美女」
明智小五郎と瓜二つの将棋棋士・沖八段(天知茂さんの二役)の妹で、人気絶頂のアイドル歌手である。

マンションでお風呂に入ってると、

彼女と旦那が密会していると思い込んだ、芸能事務所社長夫人が乱入してきて殺されそうになる。
そんな場合でもバスタオルはきっちり固定されていて、小揺るぎもしないのであった。ちぇっ。
晴美は誤って社長夫人を殺してしまい、しかもそれを糊塗しようとした社長が偶然のいたずらから、晴美の兄を殺してしまう。

だから、劇中で二人が絡むシーンはあまりなく、これは在りし日の回想シーンである。
岡田さんは、同じ「美女シリーズ」の「白い乳房の女」でも、妹役で出演している。
しかも、こちらでは前半で(姉の手によって)無残に殺害されてしまうのだ。
美知子(吉川理恵子)「宇宙刑事ギャバン」第22話

黄金のマスクをつけて盗みを働いている兄(倉地雄平)とボートで暮らしている清楚な女の子。
そんなに奇麗でもないのだが、吉川理恵子さんは吉川進プロデューサーの娘さんなのである。
彼ら兄妹も、マクーによって親を亡くしている不幸な人たちであった。
典子(矢野有美)「宇宙刑事シャリバン」第28話
マドーによって殺された助教授の妹。

なかなか可愛らしい顔をしているが、出番は少ない。
英子(久保田理恵)「宇宙刑事シャリバン」第47話
兄と二人でロッテリアのチェーン店を出すことを夢見ている少女。


兄が、マドーの狙う魔剣を発見したことから、マドーに捕まったり、色々と大変な目に遭う。
恵美(原田ゆり子)「宇宙刑事シャイダー」第22話
「宇宙刑事シリーズ」のみならず、80年代特撮ドラマの中でも屈指の美少女。

いやー、こんな妹がいたら自分だったら毎日死にますね(好きなだけ死んでろ)。

ご多分に漏れず、彼女の兄も溺れ死んだ上にフーマによって水棲人間に改造されてしまうと言う不幸が襲い掛かるのであった。
呼び方は勿論、「お兄ちゃん」である。
ユキコ(川原千恵子)「セーラー服反逆同盟」第6話
続いて、管理人のすべてのドラマレビューの原点、原動力とも言える「反逆同盟」から、ひき逃げ事故を目撃した稔少年の妹で、大変ロリロリした中学生。
そんなに出番はないのだが、ストーリー後半、ワルモノに拉致された上、目の前で兄をズタボロにされ、

「お兄ちゃ~ん!」
と、泣きべそをかきながら何度も叫び続け、その筋の人たちにはたまらないものがあるのです。
令子(池田智子)「スケバン刑事3」第19話
影の草としての宿命にあらがい、逃亡中の女の子。
彼女には二人の兄がいて、長兄は忍びの掟に従おうとし、次兄は妹と一緒に影から逃げていたが、

最後は令子の涙ながらの訴えに、長兄も忍びから抜けることを決意し、兄弟は和解するのであった。
げにも偉大なのは、ロリロリした妹の涙であった。
もっとも、その直後、長兄は忍びに殺されてしまうのだが……。
ゆきこ(榎田路子)「ポニーテールは振り向かない」
大映ドラマのオールスターキャストみたいなドラマの登場人物。

妹と言っても、ヒロインである未記(伊藤かずえ)の異父妹なんだけどね。
上流階級のお嬢様なので、姉のことは「お姉様」と呼ぶ。
ドラマ自体は、どういう話だったか良く覚えていないのだが……。
杏子(井上明美)「仮面ライダーBLACK」
現在レビューしている「BLACK」のヒロインのひとり。
割と裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたが、実兄・信彦と、家族同様に育った光太郎がゴルゴムの世紀王に改造されてしまうと言う不幸に突き落とされる。

それほど美人ではないのだが、いかにも妹っぽい顔立ちである。
途中までは、血の繋がりのない光太郎のことも「お兄ちゃん」と呼んでいたのもポイント高い。
ヨーコ(山本理沙)「あぶない刑事」第40話
「セーラー服反逆同盟」のレギュラーだった山本さんが、銃撃事件に巻き込まれて記憶喪失になった少女を演じている。

何故かユージにひどくなついて、ずっとユージにくっついてると言う可愛らしい女の子であった。
もっとも、例によって「妹」はろくな目に遭わず、終盤、実は兄が悪いことして金儲けしようとしていて、彼女はその巻き添えを食っていたことが判明する。

兄に裏切られたと知って、涙ぐむ山本さんが可愛いのである!
このエピソードは以前からレビューしたいと思っているのだが、まだ果たせていない。
モナリザ(伊藤かずえ)「不良少女とよばれて」
さて、トリを務めるのは、今回、クイーンオブ「妹」に選ばれたモナリザこと、長沢真琴こと、久樹葉子である。
モナリザといえば、「カミソリ・マコ」の異名を取る、相模愛育女子学園(少年院)においても一目置かれるバリバリの不良少女なのであるが、元々、彼女は久樹家の長女として、上品で優しい両親、優しいだけがとりえの兄(トミー)に囲まれて幸せに暮らしていたのだった。

中学生時代のモナリザ。どう見てもカツラだが、めっちゃ可愛い。
だが、ある日、ふとしたことから彼女は自分が養女であることを知ってしまうのである!
つまり、一緒に暮らしている大好きなお兄ちゃんとは血の繋がりがない……まるでエロゲーみたいな展開になり、

モナリザ「お兄さん」
哲也「なんだ、葉子」
モナリザ「私、今日からお兄さんと一緒のベッドに眠るの!」
ある日、突然こんなことを言い出すのだからたまったものではありませんっ!
最後は、「お兄さん、私を抱いて、私、お兄さんのお嫁さんになるの!」なんて、成人男性の98パーセントが一生に一度は言われたいと願っているハレンチな台詞を叫んだりするのです。
が、兄にそれを拒絶された為、モナリザは今度は一気に不良の階段を駆け上がり、バイクに一緒に乗っていた若者(バカ)が事故死すると言う事態になる。

自分のせいで人(バカ)が死んだのだと、激しく後悔の念に駆られ、病院のベッドで自分の髪を切るモナリザ。

……で、ちょっと切り過ぎてこんな姿になってしまうのでした。チーン。
その後も、モナリザは色々なトラブルを巻き起こして兄を困らせるのであった。
これだけ自己主張の強い妹キャラと言うのは、ちょっと他では思いつかない。
番外編~「こんな妹はイヤだ!」
ここまでは、一応「萌える妹」について書いてきたが、無論、ドラマの中にはちょっと嬉しくない「妹」と言うのも存在する。一例を挙げると、
ひとみ「仮面ライダーBLACK RX」

ひとみは、光太郎が厄介になってる佐原家の娘で、茂少年の妹である。
デフォルトの段階で、あんまり可愛くないのだが、14話から17話にかけての連続エピソードの中で、とある事情から高畑淳子さんに誘拐された挙句、

ある特殊な作用で、一気にケバい女になってしまうのである!
兄より遥かに年上で、こんなケバい妹、やだよね……。おまけに性格悪いし。
……以上、ドラマにおける「妹」をざっくり見てきたが、総じて言えることはだいたい、「妹」は不幸になると言うことである(レギュラーは除く)。
今回列挙したものの大半は、劇中で兄が死んだり殺されたり、兄が悪の道に踏み込んだり、兄が改造されたり、自分が誘拐されたり、あるいは自分が殺されたりと、ひどい目に遭っている。
言い換えれば、ドラマに出てくる、妹を持った男性は十中八九不幸になるとも言える。特に特撮ドラマにおける不幸っぷりは凄まじい。
もっとも、その法則を敷衍すれば、ドラマなんてのは基本的に「誰かが不幸にならないと始まらない」とも言えるんだけどね。
終わりです。
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