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「新ハングマン」 第2話「セーラー服を犯す教育評論家」

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 第2話「セーラー服を犯す教育評論家」(1983年8月5日)

 冒頭、隅田川の水上バスの中で、チャンプと園山が話している。

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 チャンプ「あんまり乗らんなぁ」
 園山「金額が不満なのかね」
 チャンプ「いやこれは銭の問題やない、わしの人生哲学の問題や」
 園山「悪党の肩を持つのかね」
 チャンプ「悪党? なんでやな、み、みんなが見て楽しんどるのに、なんで悪やな。あんたかて難しい顔しとるけど、すっきやろが」
 園山「それとこれとは話が別だ。殺人が絡んでると言ってもかね?」

 チャンプ、仕事の内容に不満そうだったが、結局前渡の報酬及び経費として600万、そして資料を受け取る。

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 資料の中には、セーラー服のいたいけな女の子が、仮面をつけた中年風の男性にレイプされているビデオがあった。
 しかも、それは演技ではなくほんとにレイプしているところを撮影しているような迫真性があった。

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 それをマリアを含めた4人で、息を凝らして見入っている。

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 ET「裏 ビデオか」
 チャンプ「ああ、それもかなり質のええやっちゃ。これだけ清純なモデルを使ったのは珍しい」

 当時のその手のビデオにどんな凄いモデルが出ていたか、想像するだに恐ろしいことである。

 もっとも、これはテレビドラマなので、見えてはいけないところが映し出されることはない。

 適当なところでビデオを止めると、チャンプは別の資料映像を再生する。それは牧田みどりと言う女子高生の水死体が多摩川で発見されたと言うニュースフィルムで、その牧田みどりこそ、今見たビデオに出てきた女の子であった。

 チャンプ「三ヶ月前のテレビのニュースや」
 ET「殺しってことか」
 チャンプ「ああ、他にもうひとり、変死してる」

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 チャンプが取り出した写真には、いかにも真面目そうな女子高生の姿が写っていた。

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 マリア「この子もビデオに?」
 ヌンチャク「許せねえなぁ、こんな清純そうな子を……」
 ET「それから、これが今行方不明になってる子、これがテレビのニュースで死んでた子、この三人に共通してるのはいずれも西山矯正スクールの出身やちゅうことや」
 マリア「今話題になってるスパルタの?」

 そこは、80年代のドラマではちょくちょく出てくる、かの戸塚ヨットスクールをモデルにしたような施設であった。

 ここで、そのイメージシーンが挿入される。

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 体操着にブルマ、トレパン姿の女の子たちが、数人の男性教師に竹刀でしばかれながら、ランニングをさせられている図。

 昔の女子高生は野暮ったくて良いよね。

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 続いて、敷地内で、輪になってうさぎ跳びをさせている図。

 ありそうであまりない、女子高生のうさぎ跳び。

 跳ぶたびにおっぱいがゆさゆさ揺れて、尻と太腿が躍動する……これを考えた人は天才かもしれない(註・ただのスケベです)。

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 女の子たちをいたぶってお金が貰える……ある種の男性にとっては夢のような職業である。

 管理人はむしろ女の子たちにしばかれたいほうなんで、あまり羨ましくはないが(真顔で言うな真顔で)。

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 ちなみに、校長の西山とその腹心の部下も姿も見えるが、田口計に中田博久って、めちゃくちゃ分かりやすいキャスティングですね。

 子供をここに入れようとする保護者は、彼らの顔を見ただけで「あ、ここヤバイ」と気付かなければいけない。

 チャンプ「西山矯正スクールはドロップアウトした生徒を矯正する全寮制の私立学校や。中学時代、素行の悪かった女子生徒を入校させ、スクール独特のスパルタと精神教育とかで更生させている、この三人は西山矯正スクールを出て、普通高校に通ってた。素晴らしい娘になっとったそうや」
 ヌンチャク「それがまたなんで裏 ビデオに?」
 ET「西山矯正スクールは前からとかく噂のあるところだ、更生率90パーセントと言う実績がマスコミの追及の手をやわらげてる。だが、度を過ぎたスパルタ、べらぼうな額の授業料、施設内の非公開、その実態は闇の中だ」

 ハングマンは手分けして、この事件の調査に乗り出す。

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 ETとヌンチャクは、問題の施設へ行き、近くの林に身を潜めてその様子を探る。

 ET「屋上の右端にキャメラだ。左端にもキャメラだ」
 ヌンチャク「しかし、なんだってこんなに警備威厳なんすかねぇ」

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 ちょうどその時、ひとりのプルマ女子高生が、裸足のまま荷物を手に建物から駆け出してくる。

 脱走しようとしたらしいが、すぐに教師がバイクで追いかけてきて門のところで押さえられる。

 女の子は、「はなしてー、こんなとこ、もうやだよー!」などと、喚きながら教師に引っ立てられていく。
 どうやら、建物の過剰なまでの警備体制は、こんな場合を想定してのものらしい。

 ET「帰るぞ」
 ヌンチャク「あの中調べないんですか? 夜になりゃ大丈夫ですよ」
 ET「あのテレビカメラは夜間でも映る赤外線用だ。性格を直したいんなら忍び込んでもいいぞ」
 ヌンチャク「今の性格で十分満足です」

 二人は一旦引き揚げる。

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 一方、チャンプは、現在行方不明になっている山岡ユミの父親(左右田一平)がバーで飲んでいるところに近付いて、情報を聞き出そうとする。

 チャンプ「家庭内暴力を取材してるんですがね……」
 山岡「話すことなんてありませんよ」
 チャンプ「いやまぁそう仰らんと……お嬢さん、家出してはるそうですが、原因は何ですか」
 山岡「私には分からない、今でも娘が家出したなんて思えないんだ」

 あれこれ話しているうちに、チャンプは、山岡が教育評論家の池田容三と言う男に西山矯正スクールを紹介されたことを聞き出す。

 アジトに戻ったチャンプは、その池田がテレビでしか爪らしい顔で教育論をぶっているのを見ている。

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 と、それを一緒に見ていたマリアが、あのビデオに出ていた仮面の男が、池田と同じ指輪をしていたことに気付く。

 あろうことか、教育評論家が女子高生をレイプしまくっていたのだ。……まぁ、最初からサブタイトルに書いてありますけどね。

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 ET「撮影場所で何か分かったか?」
 マリア「ビデオを分析した限りでは、窓のないコンクリートの部屋、壁に出ている水のしみから見て地下室」
 チャンプ「やっぱり西山矯正スクールが怪しいか」
 ET「あそこなら誰にも邪魔されずに撮影できるからな」
 ヌンチャク「忍び込めないんですよ、赤外線カメラがあって」

 ETは、マリアに施設に潜り込んで内部の様子を探ってくるよう頼む。

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 具体的には、おばさんメイクをして不良少女に手を焼く保護者になりすまし、スクールの面接を受ける。

 マリアの架空の娘が中学生と聞くと、西山は「中学を卒業したお子さんに限らせて貰ってるんで……」と渋っていたが、

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 娘の写真を見た途端、「なんとか便宜をはかりましょう」と受け入れを認めてくれる。

 ちなみにこの写真、早乙女愛さん本人の若い時の写真を使ってるんだと思う。

 その後、マリアは他の父兄たちと一緒に、中田博久に案内されて施設内を見学する。
 その合間に、ハンドバックに仕込んだ隠しカメラで建物の要所要所を撮影するのだった。

 一方、山岡は会社の部下から、ユミらしき女の子が出ている裏 ビデオをとある店で見たと教えられる。

 山岡はすぐその店に行って店長に金を握らせ、そのビデオを見させて貰う。

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 仮面の男に暴力的に犯されるセーラー服姿の女の子。

 やがてその顔が大写しになった瞬間、山岡が苦痛に顔を歪ませ、絶叫する。
 山岡「とめろーっ!」

 紛れもなく、それは家出中の娘ユミであった。

 翌日、チャンプが池田の事務所を訪ね、適当に取材しつつ盗聴器を仕掛ける。それと入れ違いに山岡が血相変えて池田のもとへ駆け込んでくる。

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 チャンプはトイレに行って、仕掛けたばかりの盗聴器で彼らの会話を聞く。

 山岡「先生、どういうことなんですか、これは。娘が、ユミが裏 ビデオに出てるんですよ。ユミが家出をする前日、西山矯正スクールの教官から電話があったらしいんです。ユミはですね、何処かで会う約束をしていたようでした、その後、スクールに問い合わせましたが、そんなことはないって……」
 池田「私は良く分からないが、西山くんに問い合わせてみましょう」
 山岡「西山スクールへ行って直接問い詰めようと思うんですが」
 池田「いやいや、そんなことをするとかえってことが大きくなる。この件については私に任せてください」

 池田になだめられて、山岡はしぶしぶ引き下がる。その池田こそ、自分の娘をレイプしている腐れ外道だとも知らず。

 山岡が帰った後、池田はすぐに西山に電話をする。ビデオのことは彼にとっても全くの初耳だったらしい。

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 池田「ビデオを流すとはどういうことだ。あれはあくまで私のコレクションなんだ。趣味なんだ。お前もそれは承知してる筈だ。大至急、山岡をなんとかしろ、警察にでも駆け込まれたら大事になる」
 西山「わかりました、手を打ちます」

 池田は別にあのビデオで金儲けをしようなどと考えていた訳ではなく、純粋に個人的な楽しみの為に少女をレイプし、その一部始終をビデオに撮らせていたらしい。

 はい、正真正銘のクソ野郎ですね。

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 西山「ビデオを横流ししたのは高瀬だろう。あいつが管理していた」
 中田「始末つけましょうか」
 西山「いや、それは俺がやる。お前は東京へ行って、山岡をやれ」
 中田「殺すってことですか?」
 西山(聞くなよ……)

 会話を聞いていたチャンプは当然、山岡の身を案じ、護衛がてら一緒に飲み屋街を飲み歩く。

 だが、バーの料金24000円の領収書を29000円に水増しさせて経費をごまかそうなどとせこいことをやっている隙に、あっさり山岡を車で轢き殺されてしまう。運転していたのは中田であった。

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 同じ頃、西山たちはビデオを横流しして小遣い稼ぎをしていた高瀬と言う男をよってたかってなぶり殺しにしていた。

 そこはユミが監禁されている地下室であった。

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 西山「おとなしくしな、さもないと、今の高瀬のようになるぞ」

 高瀬の死体を部下に運ばせつつ、去り際にユミを脅す西山。

 だが、そんなことを言う必要もないほど、ユミは怯え切っていた。

 詳しいことは分からないが、ユミはずっとこの部屋に監禁されていて、時折やってくる池田に慰みものにされていたのだろう。他の二人も同様の目に遭った挙句、事故に見せ掛けて始末されたと思われる。

 「ハングマン」に出てくる悪人の中でも、こいつらの悪辣さは際立っている。吐き気がするほどだ。

 で、チャンプが悄然と仲間のところへ戻ってきて山岡が消されたことを報告する。

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 ET「明日やろう、彼女を救い出し、ハンギングだ」
 チャンプ「山岡のおっさんの落とし前をつけてやろうやないか」

 しかし、今回は場所が場所だけに容易なことでは彼らを吊るすことは出来ない。

 そこで、施設の上空をヌンチャクがチャーターしたセスナを飛ばし、その上からパラシュートでETが屋上へ着地すると言う離れ業で潜入することになる。

 無論、ドラマなので見事に成功する。

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 一方、マリアとチャンプは、テレビ中継用の車両を用意して、あらかじめ施設の近くで待機している。

 チャンプ「礼子ちゃん、わし、君が来た頃から可愛い子やなと思うてな」
 マリア「6時よ、もうそろそろだわ」

 待ってる間にも、マリアの重量感たっぷりの胸にさりげなく手を回すチャンプ。

 まぁ、目の前にそんなものが実っていたらつい触りたくなる気持ちも分かるが、こういうシーンを見ると、早乙女愛がチョメチョメの愛人だった……と言う噂が真実味を帯びてくる気がするのである。

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 さて、無事に建物内に侵入したETは、まずモニタールームへ行って、監視役の教官をぶちのめす。

 キャーッ、名高達郎さん、色黒ーっ!(うるせえ)

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 そして、ちょうど池田と電話していた西山の頭に銃口を突きつけ、池田をここへ呼ぶように脅す。

 池田はユミに未練があって、殺す前にもう一度陵辱したいと考えていたので、簡単に話はまとまり、今夜8時にスクールにやってくることになる。

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 6時を過ぎ、夕陽が森の向こうに沈み掛けた頃、ETからの連絡を受けたほかのメンバーが正面から敷地内に入り込む。

 教官たちはETが拘束し、寮生たちは6時になると自室に引っ込むので、彼らの邪魔をするものはいない。

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 ETは、例の地下室の扉を破り、やっとユミを探し出していた。

 ET「山岡ユミさんだね、心配ない、あんたを助けに来たんだ」

 だが、ハングマンの存在を知られてはまずいので、すぐに催眠スプレーをユミの顔に浴びせ、眠らせる。

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 ほどなく、放送機材などを担いでチャンプたちも地下室へ降りてくる。

 ET「この子、頼む」
 チャンプ「よっしゃ分かった、ええおいどや」
 ET「チャンプ!」

 ユミの体を肩に担ぎながら、すかさずそのお尻を触るチャンプ。

 ほんっと、チョメチョメってセクハラ大王だね。彼の豪快なセクハラに比べたら、さまぁ~ずのセクハラなど、ませた小学生の悪戯にしか見えない。

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 地下室からの映像を、外の中継車で拾っているET。

 チャンプは、西山たちの体にダイナマイトをつけて、スイッチひとつでいつでも彼らを爆破できるようにして彼らを脅し、意のままに操っているのだが、そんなところでダイナマイトを爆発させたらチャンプたちも無事では済まないのは少し考えれば分かることなので、彼らが唯々諾々と従っているというのはちょっと変である。

 でもまあ、そうしないと話が進まないので気にしないことにする。

 ユミは、とあるホテルの一室に寝かされていたが、目を覚ますと、ETから電話がかかってくる。
 ET「ユミさんですね、今すぐテレビをつけてください」
 ユミ「えっ」

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 ユミが言われるまま、部屋のテレビをつけると、途中から地下室からの映像に切り替わる。

 ETが、電波ジャックをしているのだ。

 それはまさに以前、ユミ自身が被害に遭ったレイプ現場の生中継であった。

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 何も知らずにやってきた池田は、いつものようにその様子をビデオで撮らせながら、ベッドの上の制服少女に挑みかかる。

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 スタッフの中にはチャンプたちも混じっていて、いつでも爆破スイッチを押せることをアピールしているので、西山や中田たちも素知らぬ顔で彼らに協力するしかないのだった。

 だが、無論、その女の子はユミではなく、

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 セーラー服を着たマリアと言う、鼻血もののコスプレであった。

 ハッとした池田の仮面を、マリアが剥ぎ取り、よく知られたその顔が各家庭のテレビに映し出される。

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 池田「に、西山、どうなってんだ?」
 西山「あの、ですね……ちょっと」

 池田が激しく西山たちに詰め寄る生々しい姿に、ETの「これが教育評論家・池田容三の真の姿だ。池田は西山と共謀し、矯正スクールの女生徒を強 姦、それをVTRとしてコレクションしていた訳だ」と言うナレーションが被さる。

 たっぷりと彼らの正体が放送されたのを見届けてから、チャンプは「正義の味方・白馬童子と言うておこう」と捨て台詞を残し、ヌンチャク、マリアと共にその場を退散する。

 それと入れ違いにパトカーがやってきて、池田たちはあえなく御用となるのだった。

 単にダイナマイトで脅して罪状を告白させるなどと言う方法より、こんな手の込んだハンギングの方が遥かに面白いことは言うことはない。

 しかし、今回、ユミは命こそ助かったものの、父親は殺されるわ、レイプされた映像を裏 ビデオとして売られるわ、ちょっと救いのない結末だった。

 せめて父親は重傷を負ったが助かり、ラストに涙の再会をする……と言う風にして欲しかった。

 おまけ1

 文中にも書いたように、いくらドラマと言え、こういう立場の弱い女の子をなぶりものにして、あまつさえ殺してしまうと言う今回の犯人たちの外道ぶりには心の底から怒りが湧き上がる管理人であった。

 ま、それはそれとして……、

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 こちらの画像はどちらも予告編にしか出てこないもので、本編よりも過激になっている。

 いやぁ、女子高生って良いなあ!(しみじみ)

 ……

 あれ、なんか、汚物でも見るような冷たい視線が自分に注がれているのを感じるが……気のせいかしら。

 おまけ2

 前回書いたように、ゴッド役の天知茂先生は1話の冒頭に(台詞なしで)顔を出すだけだが、毎回、OPにナレーションが流れる。

 で、2話からは、

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 こうやってEDクレジットにバンと名前が出るようになる。

 なんだかんだで、「天知茂」と言うインパクトのある名前がクレジットされるだけで、なんとなく作品の品格が上がってるような気がするんだよね。

 ……と言う訳で、おわりです。
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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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