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「スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇」 第21話「三代目失格!?唯がヨーヨーを返す日」

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 第21話「三代目失格!?唯がヨーヨーを返す日」(1987年4月9日)

 前回、鼻の穴を全開にして壮絶な死を遂げた礼亜。

 それ以来、唯は、目の前で大切な人を死なせてしまったことへの悲しみに沈み、同時に自身の不甲斐なさを、ひたすら責め続けていた。

 ……そう言えば、礼亜のモデルになったレイア姫のキャリー・フィッシャーさんも去年の暮れに亡くなったんだよね。

 ある朝、風間家の食卓には結花の心づくしのご馳走が並んでいた。

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 エビフライに、麻婆豆腐、グラタンと言う、少食の管理人だったら、
 「朝からこんなもんが食えるかーっ!」
 と、思わずテーブルをひっくり返してしまいそうになるメニューばかりだった。

 で、その後、結花さんから地獄のような責め苦を受けたいっ(ドM)

 由真「わー、やるじゃん、姉貴」
 結花「朝からちょっと凝ってみたんだけど……」
 由真「なかなか究極の食卓!」

 無論、それは、かつてないほどひどく落ち込んでいる唯を励まそうという心遣いであったが、唯は料理に手を出そうともせず、「ごめん、お腹空いちょらんのじゃ」と、さっさと自室へ引き篭もってしまう。

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 由真「どっかん唯、この御馳走でもダメか……でもすぐ復活するよね」

 いや、朝からそんなヘビーな料理ばかりだったからこそ、唯の胃が受け付けなかったのではないだろうか?

 そこへ、般若こと、依田先生がやってくる。

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 依田「ほう、美味しそうですね……それではひとつ」

 依田先生、大きなエビフライをつまんで口に入れる。

 依田「うん、うまい、結花さんは主婦の能力、大ですね。はははっ」

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 依田先生は、姉たちに呼ばれて唯が階段を降りてきたのに気付くと、

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 食べかけのエビフライを皿に戻す……。

 戻すなっ! 全部喰え!

 依田「それでは早速ですが、指令です。影の指令を草に伝える男が分かりました」
 唯「あの……」
 依田「ん、なんでしょ?」
 唯「わちじゃ、わちじゃダメじゃ、礼亜さんを見殺しにしたわちに、スケバン刑事を名乗る資格はなかっ」

 唯は依田の言葉にも耳を貸さず、そのまま家を飛び出す。

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 唯が公園でひとりたそがれていると、姉たちがやってくる。

 唯「うち、みんなに迷惑ばっかりかけちょる」
 由真「良いってことよー、世界でたった三人の肉親じゃん」
 結花「まぁ、悩めるだけ悩めばいいわ。悩むことは青春の特権だって誰かが言ってたしね」
 唯「結花姉ちゃん、由真姉ちゃん……」
 結花「指令は私たちで片付けとくわ」
 由真「影たちのちゃちな情報を分捕るだけ」

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 姉たちの温かい思いやりに接して、唯はたちまち涙を溢れさせ、手放しで泣き始める。

 いつもの唯からは考えられない態度で、今度の落ち込みが尋常でないことを物語っていた。

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 その後、唯が学校でぼんやりしている横で、クマやゴロウたちが、図書館の司書、すなわち礼亜のことをあれこれ噂し始める。

 ゴロウ「兄貴、兄貴も、可愛いと思いますよね」
 クマ「う~ん、確かに可愛いことはある」

 なんだそのソムリエみたいな顔は……。

 ヒデ「兄貴、いくら兄貴でもこの関係については抜け駆けは無しですよ」
 ゴロウ「女に関しては平等ですからね」
 唯「やめて! お願い……」

 唯、それ以上耐えられなくなって悲鳴のような叫び声を上げると、その場を駆け去る。

 クマ「何か悪いことでも言ったかな?」

 クマたちはまだ礼亜が死んだことを知らないのだ。……と言うより、彼らがそれを知らされることは永遠にないだろう。

 唯は、初めて礼亜と会った図書館へ行く。
 と、本棚の前に立って蔵書の整理をしている女性の後姿を見て、一瞬「れ……」と呼びそうになる。

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 女性「はい……」
 唯「あ、いえ、すいません」

 無論、それは全くの別人であった。

 恐らく、礼亜の代わりにやってきた司書であろう。
 少なくとも、礼亜よりは美人だと思うが。演じているのは、荒川優子さんと言うのかな?

 なんか見たことある顔だが……。

 その頃、結花たちは指令に従い、草との連絡員と思われる男を尾行していた。
 だが、相手も彼らの動きに気付いて、途中で分裂し(分身の術)、三方に分かれて違う道へ進む。

 咄嗟のことで、結花と由真は二手に分かれて、適当な相手の後を追いかける。

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 果たして、しばらく行くと待ち構えていた影たちが、メジャーを手に手に襲い掛かってくる。

 そう、あの、金属製で、引っ張ると棒のようになるあれね。ボタン押すと一気に巻き戻るやつ。

 確かにあのメジャーはぺらぺらで、端で手を切っちゃうこともあるんだけど、かりそめにも世界を破滅に導こうとしている忍者さんが、そんなものを武器に戦っちゃイカンと思うのです。

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 それはそれとして、結花は相変わらず見事なアクションを披露しつつ、複数の敵と戦う。

 由真の方も同じく、メジャー軍団に襲撃されていた。

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 由真「やめてよぉ~」

 ぶりっ子風に言いながら敵を蹴り飛ばすシーンが、管理人は大好きです!(知るか)

 唯は、指令のことを依田先生から聞かされて、心配になって駆けつけるが、既にどちらの戦いも姉たちの辛勝に終わっていた。ただし、肝心の情報は入手できなかった。

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 由真「こっちもスカ、結局もう一人の奴が本命だったって訳か」
 唯「なにがあったと?」
 由真「奴ら三方に分かれちゃってさぁ、三人いれば分捕れたんだけどなぁ……」

 例によってデリカシーのない由真の発言に、結花が「バカ」と声を出さずに妹をたしなめる。

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 唯「わちはやっぱり……」
 結花「唯?」
 唯「ふふふっ、うわぁ~ははぁ~ん……」

 いつからこんなに泣き虫になったのだろう、唯は再び路上で号泣する。

 その後、唯は暗闇指令のところへやってきて、辞表と書かれた封筒と、ヨーヨーを机の上に置く。

 唯「黙ってうけとっちくり」
 暗闇「この行動の結果がどうなるか、そこまで考えた上でのことだろうな」
 唯「わちには、わちには今、これしかできん」

 唯はそれだけ言い残すと、風のように去っていく。

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 暗闇「困った三代目だ」
 依田「一人前に見えて、心は少女……今しばらくの時を」
 暗闇「風間唯がほんとうに立ち直れるかどうか、それによっては考えなきゃならないことがある」
 依田「必ずや、自らの宿命に気付く日が……」
 暗闇「それでは遅い! 我々には時間がない。……あの人に、会わせたら?」
 依田「それは……」
 暗闇「やるんだ! 唯を立ち直らせる、最後のチャンスだと思え!」

 暗闇指令は、「あの人」と唯を会わせるよう、依田先生……般若に命じる。

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 依田(こういう時、あの人って誰なんですか? って聞いちゃいけないんだろうなぁ……)

 もっとも、唯が今一番会いたいと思っている人物は、あのハムおやじ以外には考えられないのだが。

 で、帯庵和尚が鷲尾山にいると知った唯は、途端に瞳を輝かせてその山へ向かう。
 鷲尾山と言うのが何処にあるのか不明だが、唯が路線バスを使っているところを見ると、奥多摩とか秩父、そんなところであろう。

 唯がとことこと山を登っていき、ところどころ水流が氷になっている滝の前にやってくると、

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 少女「この山には入っちゃいけないって言ったろう!」

 地元民らしい少女が、上から石つぶてを投げ付けて、唯の道行きを邪魔しようとする。

 少女「この山はお坊様たちが修行なさる神聖な場所よ。千日山篭りの間は里のものも無闇に山に入らないわ」
 唯「修行しちょる人の中に、帯庵和尚っちゅう名前は聞いたことなかね?」
 少女「あの和尚様を?」
 唯「知っちょっとじゃな、じっちゃんじゃ、わしのじっちゃんじゃ!」
 少女「あんたが……」

 ちょっと可愛らしい顔で、アニメ声優みたいな声の少女を演じるのは石井ひとみさん。

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 少女「あの和尚様は、ほこらで千日山篭りの行に入っておられる」
 唯「案内しちくれんね?」

 唯は少女に帯庵和尚のところへ連れて行って欲しいと頼むが、修行の間は誰とも会わず、一切口を利くことも出来ないとのことで、なかなかうんと言ってくれない。

 それでも、唯が土下座までして懇願すると、少女も漸く折れて、「遠くから見るだけ」と言う条件付で、その場所へ案内してくれることになる。

 二人は道なき道を伝い歩いて、遂に帯庵和尚がいる谷下の小さなお堂の見えるところまで辿り着く。

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 後姿しか見えなかったが、その大きな背中は、紛れもなく懐かしいじっちゃんであった。

 帯庵和尚は、座禅を組んでなにやら一心にお経を唱えている。

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 少女「静かに、お願い、静かに! お願い……」

 唯は思わずその大きな背中に向かって飛びつきたい衝動に駆られるが、唯の体に縋りつくようにして少女が必死で止めるので、なんとか自分を抑える。

 それでも、

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 唯「頼む、一言でよか、声かけてほしか、あったかい手で抱きしめてほしか……」
 少女「和尚さんが行に入られる前に言うておられた。自分の命と引き換えにしても、孫娘の命を守られねばならんて……」
 唯「わちの命を?」
 少女「じゃから行を破っちゃいかん、行の邪魔をしちゃいかん!」
 唯「わかった。わちはここから見守るだけにする」

 少女との約束どおり、唯はその場にとどまって、ひたすら帯庵和尚の背中を見守り続ける。

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 そこは(撮影したと思われる)3月に雪が降ってくるようなところで、田中浩さんにとってもなかなかハードな撮影だっただろう。

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 雨が降っても、雪が舞っても、夜の帳が下りても、和尚は微動だにせず読経を続け、唯もその背中から目を逸らさない。

 そこで具体的にどれくらいの時間が経過したのか不明だが、和尚の背中は、百万言の励ましや説教にまさる力を失意の唯に与えてくれた。

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 唯(ごめん、わちは自分が情けなか、じいちゃんが命を賭けてわちのことを想うてくれとるのに……じいちゃん、わちはやる、影を倒したら会いに行くき、そんときは正面から堂々とじいちゃんの腕の中に飛び込んでいく!)

 視界が真っ白に塗り潰されるほどの大雪の中、唯は立ち上がり、心の中で和尚に語りかけると振り向かずに去って行く。

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 無論、唯がいることは帯庵も先刻承知していた。

 ……ま、あれだけでかい声で話してたら嫌でも気付くわな。

 帯庵「唯……」

 ラスト、再びメジャー軍団と戦っている結花と由真。

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 浅香さんは勿論だが、大西さんも中村さんもしっかり自分でアクションしているのは立派である。

 この、「出来るだけ女優自身にアクションさせる」と言う番組の方針は、その次の「少女コマンドーいづみ」でも受け継がれている。

 そこへ元気良く駆けつけてきたのは、言うまでもなく、山から戻ってきた唯であった。

 依田先生も心得たもので、走っている唯に一度返上したヨーヨーを投げ渡す。

 依田「唯、確かに返したぞ」
 唯「まかしちょけ!」
 結花「唯、良く帰ってきたわ」
 唯「ごめん、結花姉ちゃん、由真姉ちゃん、あとはわちに任せちくり……どっからでもかかってこい!」

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 唯が影たちをぶちのめした後、再び集結する三姉妹。

 唯「三代目スケバン刑事、風間唯、またの名を麻宮サキ! ただいま見参!」

 ヨーヨーをパカッと開いて名乗りを上げて、さらなる戦いに挑む唯の姿を映しつつ、「つづく」となる。
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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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