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「ウルトラマンタロウ」 第49話「歌え!怪獣ビッグマッチ」

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 第49話「歌え!怪獣ビッグマッチ」(1974年3月8日)

 45話から48話までの「日本の童謡」シリーズに続いて、今回も歌をモチーフにしたエピソードとなっている。

 冒頭、相変わらず和気藹々としたZAT本部では、何枚もの怪獣の絵を隊員たちが興味津々と眺めていた。

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 荒垣「これは善良なる秩父地方の住民の絵なんだ。悪口は認めんぞ」
 南原「じゃあ、ボッチ谷に何百年代住んでいるという怪獣オルフィの絵じゃありませんか」
 荒垣「そうだ。目撃者が資料としてZATに送ってきたんだ」
 森山「ふーん、人によって随分違うもんですねえ」
 光太郎「でも、みんな非常に優しそうな顔してますね」
 南原「オルフィは害をしたという話は全然聞かないもんなぁ」
 森山「うん、それどころか、オルフィは歌を歌うんでしょ?」
 荒垣「そう、これがそうなんだ」

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 荒垣は、地元の中学生が苦心の末録音したと言うテープを取り出して再生して、みんなでうっとりとその「歌声」に耳を傾ける。

 無論、怪獣なので、歌と言うよりは鼻息のようなものに過ぎないのだが。

 荒垣「はた迷惑なことをしない限り、怪獣はちゃんと生かしておいてやらないといけないんだ」

 そう言う荒垣副長の声、実は今回から沢りつおさんの吹き替えとなっている。

 以前にも書いたように、ガッキー役の東野さんが50話の撮影後にスキーで骨折してしまい、51話からは三谷昇さんが臨時の副長として登板し、アフレコの方も49話と50話のみ、沢さんが代役を務めているわけなのだ。

 ちなみに、沢りつおさんと言えば、「仮面ライダーアマゾン」の怒りんぼ首領・十面鬼ゴルゴスを反射的に思い出してしまう管理人なので、こんな理知的な台詞を聞くと、「おお、ゴルゴスがまともな発言をしている!」と、つい思ってしまう。

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 秩父の村では、オルフィがボッチ谷にその巨体を現わしても逃げるどころか急いで見に行き、その歌声の高低によって今年一年の農作物の豊凶を占う……と言うようなことまでして、村のアイドル、あるいは守り神として大切にしていた。

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 光太郎「怪獣がみんなオルフィみたいに大人しければ良いんだけどな」
 北島「ほんとだよなぁ……おい、ありゃなんだ?」

 ウルフに乗ってパトロールをしながら、光太郎とそんなことを話していた北島、ふと、前方に何かを見付けて大声を上げる。

 ちなみに、その後ろに、一瞬「トムとジェリー」のトムみたいなのが映るのだが、よく見たらペットショップの壁に描いてある、妙に味のある猫の絵だった。

 光太郎が北島の指す方を見ると、駅の売店に「ボッチ谷のオルフィを捕まえる会」うんぬんと言う宣伝パネルが立て掛けられていた。

 再びZAT本部。

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 光太郎「副隊長、ZATに対する暴言を正式に抗議してきてください」
 北島「一体あの連中、ZATのことをなんだと思ってるんでしょうね」
 森山「まあ! ZATが怠けてるから民間でオルフィを捕まえろだなんて!」
 南原「言いがかりも甚だしい。大人しい怪獣は人間と平和共存する権利がある筈だ」

 その団体の言い分が掲載されているのだろう、新聞を手に珍しく森山いずみ姫までが憤慨されていた。

 隊員たちの総意を受けて、ガッキーは憤然とその団体の事務所へ乗り込む決意を固める。

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 正式の抗議と言うことで、珍しく軍服をまとって「オルフィを捕まえる会」の事務所を訪れた荒垣。

 荒垣「ZATとして正式に申し入れにきました」
 坂本「探検団派遣中止の要請にですな」

 会長の坂本は、厳しい軍服姿を見ても顔色ひとつ変えず、荒垣からファイルを受け取ると、それを見ようともせずに後ろのデスクに放る。

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 荒垣「そうです。何の害もしない怪獣を捕まえるとはあまりにも興味本位過ぎます」
 坂本「そんなことはありませんよ。オルフィはね、年に一度か二度しか現われないんだ。見ることが出来たのはごく少数の地元民だけです。我々はね、それを日本中の人が見たいときにいつでも見られるようにしてあげようとしてるんですよ。まぁ、これを御覧なさい」

 坂本、話しながら巻物のようなものを取り出して広げ、荒垣に誇示するように見せる。

 荒垣が思わず進み出てそれに目を凝らすと、そこには元大臣だの議員だの大学総長だの博士だの社長だの、様々な分野のお偉方の名前が血判のように記されていた。

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 坂本「みんなね、我々の会の趣旨に賛同してるんですよ。と言うことはねえ、つまり我々の探検は半ば国の公認に近いってことなんですよねえ。ふふ、それをあんた、たかが、いちZATの反対に応じる訳に行きませんよね」
 荒垣「分かりました、では、どうぞ、その代わり、万一のことがあってもZATは出動しません」
 坂本「ううん、出動要請する気は毛頭ありませんよ」
 荒垣「……失礼!」

 賛同者たちの権威を笠に着て、憎憎しげにふんぞり返る坂本会長。

 荒垣は、これ以上議論しても無駄だと、荒々しく部屋を出て行く。

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 その後ろ姿に向かって敬礼の真似をして馬鹿にする坂本を好演しているのは、管理人の好きな草野大悟さん。

 この数年後に、白亜紀の恐竜たちを宇宙人から守るコセイドン隊の隊長に就任するのだから愉快である。

 以下、ZATに戻った荒垣と隊員たちの会話。

 光太郎「副長、どうでした?」
 荒垣「話にならん!」
 北島「どうしても中止してくれないんですか?」
 荒垣「ああ、オルフィの代わりにジ・アルフィーを捕まえに行ってはどうですかと提案したんだが」
 森山「死ね」

 ……以上、全部嘘でした。

 実際はすぐに、ボッチ谷に向かう探検隊のあとをつける登山家スタイルの光太郎と北島の映像になる。

 腹いせにああ言ったものの、やはりいざと言うときには彼らを保護しなくてはならないので荒垣が二人に尾行を命じたのだ。

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 光太郎「どうやらあの男の持ってるのが麻酔銃らしい」
 北島「なぁるほど、アフリカの猛獣狩りと同じ方法を使うつもりだな」

 まだ残雪がいたるところの稜線を縁取る山道の上から、探検隊のキャンプ地を双眼鏡で覗いている二人。

 ふと、北島が「あらかじめ麻酔弾を抜き取っておいたら?」と思いつき、光太郎も乗る。

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 光太郎「こんにちは、オルフィ探検団の方たちですね」
 坂本「君たちね、変にこの辺りをうろうろされては困るんだ」
 北島「おたくが団長さんですか、僕たちね、ついこないだオルフィが出てきたのを見たんですよ」
 坂本「なに、君が見た?」

 幸い、二人の顔は知られていないので、二人はただの登山客を装って坂本に近付き、オルフィを見たと嘘を言って坂本をその場所から引き離す。

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 北島は疲れたといってその場に留まり、光太郎が坂本をオルフィの目撃場所に案内している間に、隙を見て麻酔弾を盗み、ついでに予備弾の入ったジェラルミンケースまで失敬してトンズラする。

 ……うん、これって完全な窃盗犯だよね。

 光太郎は、適当な場所まで坂本を案内して、すぐ引き揚げる。

 しかし、坂本はのちにカーン星人だと判明するのだが、それにしては、光太郎と一緒にいてその正体に全く気付かないと言うのはいささか間が抜けている。

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 光太郎、首尾よく目的を果たして上機嫌の北島と合流する。

 北島「俺様の腕にかかりゃざっとこんなもんだよ!」
 光太郎「当分、オルフィは大丈夫ですね」

 だが、あまりにはしゃぎ過ぎて地面の石ころを蹴った拍子に、左足首を痛めてしまう。

 光太郎、とりあえず北島に肩を貸して下の河原に連れて行くと、奪ったばかりの麻酔剤を傷口に塗ってみてはどうかと思いつく。

 冷静に考えたら、怪獣に使おうとしていたほどの麻酔剤をそのまま人間に使うのはどう考えても無茶なのだが、話の展開上、二人はあまり深く考えずに傷口に塗り込む。

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 北島「痛みがなくなったきたぞ」
 光太郎「そうか、そりゃ良かった」
 北島「おお、痛くねえや。……なんだか、気が立ってきたなぁ」
 光太郎「どんな風にです?」
 北島「こんな風に」
 光太郎「あっ、何すんですか!」

 北島、痛みはすっと消えたようだが、拳を握り締めて立ち上がると、いきなり光太郎の横っ面をたたく。

 さらに光太郎の顔や腹に思いっきりパンチを叩き込む。

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 光太郎、必死に北島を取り押さえながら、本部に救援を求める。

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 光太郎「麻酔薬を塗ってからなんです。暴れ出したのは……」
 荒垣「……と言うことは探検団の狙いはオルフィを捕まえることじゃなくて、暴れさせることにある。そうなんだな?」
 光太郎「はい、とにかく、鎮静剤をーっ!」

 光太郎の悲鳴のように声に混じって、興奮状態にある北島の喚き声が聞こえてくる。

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 荒垣「よし、森山君、現場に急行してくれ」
 森山「はいっ」

 大変嬉しいことに、荒垣が指名したのは南原ではなくいずみ姫であった。

 立ち上がりながら、モニターフォンを外す時の仕草……たまりません!

 後半、髪が長くなってますますその美しさに磨きがかかってきた感じがする。

 もうすぐ彼女ともお別れなのが、とても悲しく切ないのである。

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 ……と言うわけで、あんまり悲しいので顔は映ってないけど、立ち上がって画面から去って行く彼女の画像を追加でキャプして貼ってみました。

 この園児の前掛けみたいな胸元のデザインも可愛いし、横を向いたショットで森山さんの胸が全くないことがわかって、管理人の心はますますときめくのでした。

 さて、森山隊員の持参した鎮痛剤で、やっと北島は落ち着きを取り戻し、テントの中で眠っている。

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 光太郎「あーあー、久しぶりに拳固の味を味わったなぁ」
 森山「東さん、神経を興奮させる薬、物凄く強力!」
 光太郎「そうか、やっぱり!」

 森山隊員も、緑色の帽子を被った登山スタイルになってくれるのは嬉しいが、悔しいことにその姿をカメラはろくに映してくれないのである。スタッフのばかぁ。

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 一方、坂本も遅蒔きながら麻酔弾(中身は興奮剤だが)の紛失に気付いていた。

 坂本「あいつらだ、あいつらが盗んだ。と言うことはあいつらZATだ。くそう、甘く見やがって……」

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 坂本「しかし俺の頭はそれほど粗雑じゃない。オルフィを暴れさせる手段はいくらでもあるんだ」

 ひとりうそぶく坂本の両目が怪しい光を放つ……。

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 CM後、坂本はわざわざ現地に連れてきた本格的な管弦吹奏楽団に演奏させつつ、テープレコーダーでオペラを大音量で流し、音楽好きのジ・アルフィーじゃなくて、オルフィをおびき出そうとする。

 計略は図に当たり、オルフィは割とあっさりその稀有な姿を探検団の前に見せる。

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 オルフィは、木の枝や葉を落としてタクト代わりにすると、出べその中からつまみ出した楽譜(こうもり)を広げ、あたかも指揮者のように振舞いだす。

 楽団の人たちも最初は戸惑っていたが、そのタクトに合わせて演奏を再開する。

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 坂本はほくそえみながら、テープの再生速度を早くしたり遅くしたりして、オルフィの調子を狂わせ、一種の酩酊状態にさせる。

 ふらふらと歩き出して村に向かったオルフィ、思わず民家を踏み潰してしまいそうになるが、村人たちの声に気付いて寸前で足を止める。

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 森山「オルフィは足を挫いても村を潰さなかったわ」
 光太郎「あんな気の良い怪獣を……どんなことがあっても保護しなくては」
 森山「うん」

 ああ、森山隊員と二人きりで山登りできたらどんなに幸せだらふ……

 坂本の策謀も失敗に終わり、オルフィは泣いているような声を上げながら地中に潜り込む。

 それでも坂本も探検団も諦めず、旗を立てて一列になって岩だらけの尾根を進んでいく。

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 光太郎と森山隊員は、正気に戻った北島と一緒に彼らの活動を引き続き監視していた。

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 北島「くそう、ダイナマイトでオルフィの出入り口を塞ごうとしてるんだ」
 光太郎「弾を盗まれたのに気付いて焦ってるんだ」
 森山「一体あの人たち何者なんでしょ?」

 しかし、坂本はともかく、探検団のメンバーは、オルフィに麻酔銃を撃って眠らせて、それからどうするつもりだったのだろう? 別の場所にオルフィを入れる巨大な檻を用意していたとしても、そんな山奥からどうやってオルフィの巨体を輸送するつもりだったのか?

 これが、オルフィを狩りに来た、つまり殺しに来たとか言うのなら分かるんだけどね。

 たぶん、メンバーはそんなことにも考えが及ばない、暇を持て余したボンクラたちだったのだろう。

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 一方、森山隊員と一緒に山登りが出来ない残留組、通称負け組は、坂本の身辺調査をしていた。

 荒垣「坂本団長の身元は一切不明か……におうな」
 南原「宇宙人ですか?」
 荒垣「おそらく」

 いや、ガッキー、「おそらく」じゃなくて……

 身元不明だからって即宇宙人にされては、たまったものではない。

 もっとも、その雑な推理、今回は見事的中していたのだが。

 荒垣は一足飛びに、坂本がオルフィを暴れさせてZATを出動させ、そこを殲滅しようとしているのだと言う結論に飛びつく。

 しかし、タロウを標的にするのならともかく、わざわざそんな手の込んだことをして潰滅させようとするほど、ZATって地球侵略をたくらむ宇宙人にとっての障害になってるかなぁ?

 個人的にZATに恨みがある……とかなら分かるんだけどね。

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 荒垣「団長の坂本は宇宙人らしい。もう遠慮することはない、奴らに怪しい気配があったらZATとして全力で邪魔をするんだ」
 光太郎「はい、了解!」

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 光太郎「やめろ、ZATの命令だ!」

 荒垣のお墨付きを得た光太郎、ダイナマイトの起爆スイッチを押そうとしている坂本に命令する。

 しかし、ダイナマイトで入り口を塞いだらオルフィが出て来れなくなるんじゃないの?

 光太郎「坂本さん、あんたは宇宙人だな!」
 坂本「……」

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 坂本「へっへっへっへっ……」

 時間もないので、坂本は、光太郎の指摘を受けると否定することなく、顔の前で両腕をクロスさせると、

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 それを勢い良く開き、全身を緑色の光で包むと、

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 一瞬でグロテスクなカーン星人の姿に変わる。

 カーン「はっはっはっはっ、もう遅いわい、ZATよ、オルフィと戦って全滅せよ!」

 普通は、人間態が宇宙人に変身したら声も丸山詠二さんとか渡部猛さんの声に変わるのだが、今回は変身後も、引き続き草野さんが演じている。

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 光太郎たちもすぐにホルスターから銃を抜こうとするが、それより一瞬早く、カーン星人が両手の先からエメラルドグリーンのビームを放ち、

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 三人は咄嗟に左右にばらけてよけるが、

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 ビームは背後の崖に当たって激しい爆発を起こす。

 特に森山さんは、至近距離で爆発して、怖かっただろうなぁ。

 その頭をナデナデしてあげたい。

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 カーン星人、今度は右手に聳える山に向かって撃ち、

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 大規模な土砂崩れを起こす。

 この一連のシーンは、なんか「仮面ライダー」などの等身大の特撮ヒーローっぽい。

 やがて、地中からオルフィが出て来る。カーン星人は特殊なビームを浴びせてオルフィを凶暴化させ、ついでに自分もそのオルフィの出べその中に入り込む。

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 カーン星人に操られているのかどうか不明だが、オルフィは遂に変電所に岩をぶつけて木っ端微塵に破壊してしまう。

 色々あって光太郎がタロウに変身してオルフィと激突するが、

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 村人たちに手を合わせてお願いされるまでもなく、それがオルフィの本意ではないことは分かっているので、オルフィの上に馬乗りになると、キングブレスレットをマジックハンドのような道具に変形させ、それを使って出べそに潜んだカーン星人を引きずり出すと、そのまま岩肌に投げつけてカーン星人を退治するのだった。

 カーン星人、「タロウ」の中でも一、二を争う、「何がしたかったのか良く分からない星人」であった。

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 オルフィはたちまち正気に戻るが、ボッチ谷へ帰りながら、何故か唐突に、「ようこそここへ~クッククックー、わたしの青い鳥~♪」と、当時、大人気アイドルだった桜田淳子のヒット曲「わたしの青い鳥」を歌い出すのであった。

 ま、実際に怪獣が歌っている訳じゃないが、鼻息でそう言うメロディをかなでながらそれらしい振り付けをして、バックにも桜田淳子の歌声が流れているのである。

 しかし、何故、「わたしの青い鳥」?

 それは人類永遠の謎なのである。

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 荒垣「さあ、引き揚げようか」
 隊員「はい」

 オルフィが再び地中に消えたのを見届けると、ZATは晴れやかな表情で歩き出す。

 言い忘れていたが、荒垣と南原も、オルフィの凶暴化を知ってホエールで飛んで来ていたのだ。

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 ここで、後ろを向いて歩き去る森山隊員のスカートの中がなんとなく見えてるような気がしないでもないのだが、これは是非ブルーレイ盤でお確かめ下さい。

 と、歩きかけたところへ光太郎が何事もなかったような顔で駆けつける。

 光太郎「良かったですね」
 南原「お前は、ほんとにぃ……」

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 北島「俺、オルフィの歌、覚えたよ。ようこそここへ、クッククックー~♪」

 と、北島が「青い鳥」を歌いだすと、どこからか「カーン」と鐘の音が鳴る。そう、のど自慢のアレである。

 ……あ、ひょっとして、カーン星人の名前ってそこから来てたのかなぁ?

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 光太郎「誰が鳴らしたんだ?」

 みんな立ち止まり、声のするほうを見ると、オルフィが地面から顔だけ出して口で「カーン」と叫んでいたのだった。

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 北島「ちっきしょうーっ!」
 森山「あはははは……」

 森山隊員の笑顔、ほんっと、癒されるわぁ。

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 ラストも、「わたしの青い鳥」を歌いながら並んで帰っていくという、いかにも「タロウ」らしい、ほのぼのした映像で締められる。

 森山隊員のアップとソロパートがないのは惜しいが、ストッキングを履いた美しい足が存分に見られるのは良かった。

 ……以上、振り返ってみると、「一体何の番組だコレ?」と言う感じで、草野さんの演技と、森山いずみ姫の麗姿だけが売りの珍妙なエピソードであった。
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コメント

確かに珍妙なストーリーですね😔ZATの隊員ともあろう方が敵(星人の人間体)の武器を盗むのも感心しませんね。お互いにどうも間が抜けているようなやり取りですね😅

Re: タイトルなし

>ZATの隊員ともあろう方が敵(星人の人間体)の武器を盗むのも感心しませんね。

まあ、やむを得ない処置でしょう。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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