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「仮面ライダー」 第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」

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 第62話「怪人ハリネズラス 殺人どくろ作戦」(1972年6月3日)

 夜、遠くの街灯の光に薄っすらと照らされた、人気のない崖下の坂道を歩いている若いカップル。

 そもそも、カップルがなんでこんなところを歩いているのか、突っ込みたくなったが、まだ始まったばかりなのでやめておこう。まぁ、草むらでチョメチョメでもするつもりだったのだろう。

 と、不意に女が足を止め、

 
 女「何か音がしたわ」
 男「気のせいだろう」
 女「ほら、あっちのほう!」

 指差す方を見れば、確かに、カヤの向こうで何か大きなものが動いている気配がする。

 女「う、動いてる。あそこに何かいるのよ」
 男「なんだろう、気持ち悪い音だな」
 女「怖い!」

 
 怪人「アヤヤヤヤヤ……!」

 果たして、草むらの中から現われたのは、巨大なハリネズミのような怪物だった。

 
 怪人「この毒針を食らえ!」
 男「うわああああーっ!」
 女「きゃああああーっ!」

 怪人ハリネズラスが太い針を男の体に突き立てると、男はたちまち悶絶して倒れ、体から毒ガスのような気体が吹き出る。

 
 女「だ、誰か来てー、助けてーっ!」

 恐怖のあまり腰が抜けてしまったようにその場に両足を投げ出して倒れる女。

 その、むっちりした白い太腿の付け根付近がちょうどカメラの正面になって、かなりエロティックなパン チラが炸裂する。

 だが、怪人はそれくらいで平常心を乱すことなく、冷酷に任務を遂行する。

 
 女性の断末魔の悲鳴を聞きつけて、二人の警官が駆けつけるが、既にカップルは骸骨になっていた。

 怪人「アイヤヤヤヤヤヤ……!」
 警官「ば、化け物!」
 怪人「人間を溶かして骸骨にしたのはこのハリネズラス様だ」
 警官「か、怪物、貴様を逮捕する!」

 逮捕してどうすんだ?

 怪人「愚かな奴だ、捕まえられるものなら捕まえてみろ」
 警官「待て、撃つぞ!」

 ハリネズラス、行きかけて、その場にピタリと立ち止まるが、警官はその背中に向けて発砲する。

 言われたとおり大人しく待っているのに撃っちゃらめえぇぇぇっ!

 言うことなすこと滅茶苦茶の警官たちは、無事にハリネズラスに骨にされる。

 ……以上のシーン、別になくても良かったような気がする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 
 舞台は一転、翌日の立花レーシングクラブの一室に飛ぶ。

 仕事疲れか、ソファでおやっさんがうたたねしていると、五郎が二人の友人を連れてやってくる。

 次回から事実上のレギュラーとなるナオキ(矢崎知紀)と、ミツル(山田芳一)である。

 このブログ的には、矢崎さんは「魔女先生」の進、山田さんは「イナズマン」のカツミとなる。

 五郎「不思議なことに、このクラブにいると必ず仮面ライダーに会えるんだぜ」
 ナオキ「ふーん、俺たちも会えるかな」

 
 ミツル「この人、誰?」
 五郎「このクラブの会長だよ」
 ナオキ「(凄い)いびきだなぁ……」

 面白がって、おやっさんの寝顔を間近で観察する三人。

 
 立花「行け、猛!」
 ナオキ「ふぁーっああっ」

 と、突然おやっさんが叫んだので、びっくりして飛びのく。

 
 立花「ゴールまであと一周だ」
 五郎「寝言言ってらぁ」
 立花「やった!」
 五郎「ははは、おっこっちゃった!」

 ソファから落ちたおやっさんを見て、キャッキャと笑う五郎たち。

 この頃の子供たちは可愛げがあるよね。

 床に落ちてやっと目が醒めたおやっさん、しかめっつらで、「何だお前たち来てたのか、ちゃんとノックぐらいして入れ」と注意する。

 
 五郎「だって、良く寝てるんだもん」
 立花「誰だ、その子たちは?」
 五郎「僕の友達」
 ナオキ「僕、ナオキ」
 ミツル「ミツルでーす」
 ナオキ「おじさんの寝顔って案外可愛いね」
 立花「こら、大人をからかうもんじゃない!」

 しかし、この場面でのおやっさんの台詞、ちょっと変な気もする。

 最初に「お前たち……」と、あたかも三人のことを知っているように言ったあとで、「誰だ?」と聞いているからである。

 ちなみに、このシーン、五郎からナオキ、ミツルへのレギュラーの引継ぎのような意味を持っている。

 すなわち、第2クールから長い間唯一の子役として活躍してきた五郎が、いよいよ今回で卒業となってしまうのだ。その扱いはライダーガールたちと大差なく、特に何の説明もなく物語から姿を消してしまうのは寂しいが、「引継ぎ」があるだけ、彼女たちよりマシかも知れない。

 なお、五郎、少し後の65話にも出ているのだが、それはこの62話の前に撮影した分である。

 
 などとやってると、口々に「大変よ」と叫びながらいつものガールたちが雪崩れ込んでくる。

 立花「またうるさいのがやってきたぁ」
 ユリ「大変なのよ、近くの倉庫の裏で白骨死体が4つも見付かったんだって」

 ……さっきの場所、近くに倉庫なんてありましたっけ? わざわざショッカーが白骨を移動させたとも思えないし。

 それにしても、こうして並ぶとトッコはやはりでかい。そして赤い薔薇をあしらった、シックなミニスカワンピがとても可愛い!

 そのトッコが不意に宙を睨んで、「シーッ、変な音がするわ!」

 と、急に部屋が暗くなり、さらにドアの向こうで七色の光が交錯する。

 
 おやっさん、懐中電灯片手にドアを開け、こわごわ様子を窺っていたが、廊下の壁からたくさんの巨大な針が突き出してくる。

 この、驚いたトッコの顔がなかなか綺麗だったので貼ってみました。

 やっぱり、トッコは美形である。

 それはさておき、針は廊下の壁だけでなく、部屋の四方上下から次々と生えてきて、おやっさんたちはひとかたまりになって部屋の中央に立ち竦む。

 飛んできた針をつかみ、投げ捨てようとした手を、突然現われた猛が「危ない!」と掴み、代わりに針を床に叩きつけると、激しい爆発が起きる。

 ……

 猛の行為の方がよっぽど危ないよね。

 だが、針は何者かに操られているかのように次々と窓から外へ逃げていく。

 
 立花「猛、どうしてここの騒ぎを知ったんだ?」
 猛「実は僕の部屋も動く針に襲われたんですよ。それで、もしやと思って……」
 五郎「針が動くなんて、どうしちゃったんだろう」
 ユリ「針を動かしてる人なんているのかしら?」

 五郎とユリの台詞にも、若干の違和感を覚える管理人。

 これが、たとえば、急にペットが人を襲うようになった……と言う事件のあとで、

 五郎「ペットが人を襲うなんて、どうしちゃったんだろう」
 ユリ「ペットを操ってる人なんているのかしら?」

 こんな風に交わされるのならば、気にならないんだけどね。俺だけかな?

 あと、明るくなったら部屋に全然穴が開いてないという点については、深く追及しないであげる優しさが欲しい。

 ところで、ハリネズラスの針、人を細菌で溶かすことも出来るが、爆発させることも出来るらしい。しかし、ショッカーのやっていることは、そのどちらの能力も中途半端にしか使っていない印象を受ける。

 つまり、何が言いたいかと言うと、冒頭の殺人と、今の針騒動とが全く別種の作戦のように見えて、要するに、ショッカー、何がしたいのか良く分からないのである。

 
 だから、それに続いて地獄大使が「実験は大成功です」と、世にも嬉しそうに定番フレーズを口にしているシーンとなるのだが、その実験が、一瞬、どちらのことを指しているのか分からなくなってしまうのである。

 もっとも、地獄大使が続けて、「殺人ビールスを大量にお送りください」と言っているので、彼の言う「実験」が、白骨化実験であることが分かる。

 
 首領「殺人ビールスはアマゾンから輸送機で本日、日本に向け出発した。間もなく着く筈だ」

 アマゾンから出発して、その日のうちに日本に着くとは、ショッカーの輸送機の性能、ハンパねえと思ったが、やっぱりどう考えても無理だろう。速度的には可能でも、途中で燃料がなくなる可能性がハンバねえからである。

 ……ひょっとして、南アメリカのアマゾンじゃなくて、通販のアマゾンのことだったりして。

 
 戦闘員「地獄大使、南西の方角に飛行物体を発見」
 地獄大使「ビールスを積んだ輸送機だ。誘導してやれ」
 戦闘員「イーッ!」

 世にも嬉しそうにニタニタしながら戦闘員に指示する親切な地獄大使。

 しかし、「南西の方角」ってのもアバウトだなぁ。

 ところが、ここでいつものお約束が発生する。なにしろアマゾンからぶっ続けで飛んできたせいか、エンジントラブルが起きてしまうのである。

 
 乗組員の声「こちらショッカー、輸送班、エンジン故障! 不時着する!」
 戦闘員「……」
 地獄大使「不時着? おい、不時着の位置を確かめろ」
 戦闘員「不時着の位置、三浦海岸!」
 地獄大使「三浦海岸……ハリネズラス、救護班を連れて、殺人ビールスを収容しろ」
 怪人「アヤヤヤヤヤ……!」

 それを聞いて、怪人を差し向けるが、ちゃんと乗組員の為に救護班を同行させてやるのが地獄大使のさりげない優しさなのである。

 しかし、「三浦海岸」ってのもアバウトだなぁ。

 
 戦闘員「三浦海岸まであと10分です」
 怪人「あのビールスを絶対に人間どもに渡してはならん、急ぐのだ」

 トラックに乗って、三浦海岸に急行している怪人と戦闘員。

 ……よく、ここまで警察に咎められずに来れたな。

 ところが、トラックの後ろには既に猛と滝のバイクがぴったりつけていた。

 詳しい説明はないが、さっきの通信を傍受したらしい。

 しかし、それだけで救援に向かうショッカーのトラックをすぐ発見できるとも思えないのだが。

 ネズちゃん、それに気付くとトラック後方から煙幕を張り、二人をまくと言う007ばりの芸を見せる。

 
 滝「けっ、肝心のトラックを見失っちまったぜ」
 猛「なぁに、見当はついてる。奴らの目的地はショッカーの輸送機が不時着した三浦海岸だ」

 
 その三浦海岸では、もうひとつのお約束が発生していた。ショッカーに回収される前に、ビールスの入った金属製のボックスを地元の子供に発見されてしまうのである。

 ま、ほんとは不時着した輸送機も出したいところだが、当時の東映には、そんな金もテクもないからね。

 
 雪夫「あれ、なんだい、あの箱は?」

 その子供・雪夫を演じるのは、「キカイダー01」のヒロシ役・石井政幸(聖孝)さんである。

 雪夫、その重たい箱を抱え上げると、中に宝物でも入っているのではないかと考える。

 それは良いのだが、

 雪夫「ようし、あとでゆっくり開けてみるか」

 と、その場で開けようとせず、一旦、浜辺に打ち捨てられている漁船の中に隠すというのは、子供の心理からしても解せない行動である。

 普通は、その場で開けようとするよね。

 一旦隠しておき、開ける為の道具を家から取ってくる……と言うこともしないしね。

 
 だが、その漁村には既にショッカー様御一行が大挙して入り込み、村人たちの身柄を押さえていた。

 大人たちに混じって、あまり漁村の子供らしくない垢抜けた子供たちも混じっているが、これは「劇団いろは」から出向しているのである。

 怪人「アヤヤヤヤヤ、この近くに飛行機が落ちた。その機にあった荷物が消えている、貴様たちの誰かが隠したな?」

 ネズちゃんが尋問するが、彼らは荷物はおろか、飛行機さえ見てないと訴える。

 しかし、ネズちゃんの言い方では、ちゃんと不時着した飛行機を調べてるように聞こえるんだけどね。だとすれば、荷物はともかく飛行機が不時着したのさえ知らなかったと言うのは嘘っぽい。

 輸送機が、海岸ではなく海に落ち、荷物だけが流れ着いた……と言うのなら分かるが。

 
 怪人「この欲張りども、しらを切るのか、隠し場所を言え!」
 村人「しらねえ、そんなものしらねえ!」

 ネズちゃんが、村人の誰かが隠匿していると決め付けているのも、考えれば変な話である。

 重い金属の箱なんだから、海に没しているとも十分考えられる訳で……。

 村人は戦闘員を蹴飛ばして逃走を試みるが、ハリネズラスの針を背中に受けて、倒れ、爆死してしまう。

 ……

 普通に爆死させられるのなら、無理に殺人ビールスを使う必要がないような……。

 冒頭の場面では、発生したガスを吸っても女は平気な顔してたから、効率と言う点では同じだろう。

 そこへ戦闘員が猛たちの接近を知らせに来たので、ハリネズラスは部下に村人たちを任せると、その対策に向かう。

 
 滝「目撃者なし、それに、俺たちをまいたショッカーも何処へ行ったのやら」
 猛「不時着の機体を処理して引き揚げたのか……」

 猛たちは、既に村に入り、調査を開始していたが、緘口令が敷かれているのか、村人たちは口を閉ざして何の手掛かりも与えてくれず、猛たちもやや途方に暮れていた。

 だが、ひとりの村人らしい男性が向こうの方から話しかけてきて、耳寄りな情報をもらたしてくれる。飛行機が墜落したのを目撃し、しかもパラシュートをつけた荷物が落ちてくるのも見て、それを回収して船小屋に隠してあるというのだ。

 無論、視聴者には、それが偽りであることはすぐ分かるのだが、猛にしても、滝にしても、あまりにおあつらえむきの証言者の出現に、少しは疑ってかかるべきだったろう。

 
 だが、二人は何の疑いも持たず、防波堤のそばに立っている粗末な船小屋へ案内して貰う。

 
 戸を開いて、先に二人を行かせたあと、カメラに向かってニヤリと笑ってみせる村人。

 そして麦藁帽子で顔を隠して外すと、次の瞬間にはハリネズラスの姿に変わる。

 そう、怪人自ら村民に化けて、二人を罠へ誘い込んだのだ。

 
 ハリネズラスはすぐに戸を閉めると、得意の針を四方から打ち込み、二人をその中に閉じ込める。

 猛「ショッカーの罠だ」
 怪人「本郷猛、滝和也、その小屋から二度と出さん」
 猛「いや、まだ一度も出たことないんですが……」
 怪人「屁理屈を言うなぁっ!」

 
 やがて、針が次々と爆発し、小屋はあっという間に炎に包まれ、最後は爆発して吹っ飛ぶ。

 そのミニチュアセットも出て来るが、実景と比べてあまりにへぼいので、ここは無理にミニチュア撮影をする必要はなかっただろう。

 
 怪人「アヤヤヤヤヤ……やったぞ、これで本郷も滝も灰になってしまった」

 まだあちこちで燃えている小屋の残骸の上に立ち、勝利を確信するネズちゃんであったが、そこへ仮面ライダーが、サイクロンの尻に滝を乗せて現われる。

 滝「貴様がショッカーの新しい改造人間か?」
 怪人「無敵のハリネズラスだ!」

 その場で、しばし歓談……じゃなくて、戦闘が行われる。

 ま、別に何の面白味もないのだが、今回はひとりの戦闘員の生涯に着目してみたい。

 
 まず、海側で怪人と戦っている滝に向かっていくが、

 
 逆に蹴り飛ばされ、バレリーナのような華麗な動きで宙を舞い、

 
 そのまま、今度は残骸の上を走って反対側にいたライダーに接近したところを、顔面に思いっきり蹴りを入れられて昇天する。合掌。

 滝とライダーに連続で蹴られて死ぬという、ある意味、戦闘員にとって理想的な死にざまだったかも知れない。

 なお、ショッカーではちゃんと福利厚生も完備しており、殺された戦闘員の家族には毎月、ティッシュ1箱、タバコ2箱、チロルチョコ10個、サバ缶5個が支給されるそうです。

 
 怪人「アヤヤヤヤ……!」

 海辺をバックに対峙するライダーと怪人。

 なんだかんだで、ライダーは絵になるよね。

 不利と見て、ハリネズラスは港から近くの神社へ逃げ込むが、

 
 追いかけてきた二人の前に、今度は子供たちを人質にして現われる。

 男の子「あ、仮面ライダーだ」
 男の子「俺たちを助けに来てくれたんだ」
 女の子「早く助けてー」
 男の子「早くショッカーをやっつけてくれよっ」

 子供たちはライダーの姿を目にして口々に叫ぶが、ショッカーに捕まってる割には、その言葉の端々から余裕が感じられる。

 ちなみに右端の女の子は、49話にも出ていた荒井久二江さんである。

 ネズちゃんは針を手にして、「この針には殺人ビールスが入っている……貴様もそれを知ってる筈だ」と言うのだが、ライダーの前では爆弾針しか使ってない筈なんだけどね。

 さっきの通信を傍受していたとしても、「ビールス」としか分からないのだから、針にビールスが仕込まれているなんてことを、ライダーが知ってる筈がない。

 そんな細かいツッコミはともかく、人質を取られてはライダーたちは身動きが取れず、無抵抗で彼らに捕まり、海に面した崖の突端まで連れて行かれ、戦闘員たちから爆弾針を投げ付けられるが、ライダーは「俺の体につかまれ」と滝に言って、一緒に崖から飛び降りる。

 
 怪人「やったぞ! アィヤヤヤヤヤ! 二人ともくたばったか!」

 打ち寄せる穏やかな波を見下ろして、ネズちゃんが叫ぶ。

 怪人「いかに仮面ライダーとて、ここから落ちては助かるまい。さー、村の連中を締め上げて、ビールスの行方を突き止めるんだ」

 そこから見下ろすだけで、戦闘員を死体の確認に行かせようともしない横着なネズちゃん。

 だいたい、滝はともかく、ライダーがそれくらいで死ぬ訳ねえだろ。

 
 さて、ネズちゃん、手を変えて、子供たちを満潮になれば沈んでしまう岩場にロープで数珠繋ぎにして立たせ、大人たちを脅して口を割らせようとする。

 彼らの非道なやり口に、

 母親「あんたたちは鬼だ、畜生だ!」

 母親のひとりが強烈な罵声を放つ。

 
 口々に助けを求める子供たち。さっきの荒井久二江さん、子供にしては胸がでかいのだが、割とセク ハラ気味の縛られ方をしている。

 しかし、どれだけ脅されても知らないものは知らないので答えようがない村人たち。

 と、そこへ雪夫が飛び込んできて、荷物は自分が拾って隠したと告げ、勇敢にも「さぁ、みんなを放しておくれ!」と訴える。

 
 ネズちゃんが雪夫にその場所に案内させると、箱はあっさり廃船の中から見付かり、ようやくショッカーの手に落ちる。

 番組開始から殺人ビールスを手に入れるまで、(CM抜きで)19分かかってる……ショッカーって……

 これじゃあ「殺人どくろ作戦」じゃなくて、「殺人ビールス奪還作戦」だよね。

 卑劣なネズちゃん、「ショッカーの労働人間として死ぬまで働かしてやる」と、雪夫との約束を破る。

 しかし、いつの間にか子供たちは滝によって助け出され、船で沖へ漕ぎ出しているところだった。

 雪夫も猛によって助けられ、後はいつものラス殺陣に突入する。

 ハリネズラス、無敵と言うだけあって戦闘能力は高く、ライダーキックを受けても平気な顔をしている。

 だが、

 

 
 ライダー「ライダー稲妻キィィィック!!」

 最後は、岩を二度蹴って勢いをつけて繰り出される「ライダー稲妻キック」を受けて敗死する。

 と言う訳で、今回の作戦は(も?)実験が成功しただけで、その実行の準備すらままならないまま、怪人の死と共に潰えたのだった。

 今回、前半の針襲撃シーンや、後半の三浦海岸でのロケ、さらに実際に船小屋を燃やすなど、金だけはやたら掛かっていたが、肝心のストーリーには何の捻りも工夫もなく、無味乾燥の一言であった。

 ショッカーが、殺人ビールスで具体的に何をしようとしていたのかもさっぱり分からないままだったし。

 まぁ、派手な場面と戦闘シーンが多かったので、当時のちびっ子たちは満足しただろうが。
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コメント

確かに今回は“殺人ビールス奪還作戦”ですね😅返ってビールスが邪魔になってしまったと思うのは、私だけでしょうか?ハリネズラスのトゲだけで充分に対応出来たと思うのですがね😓

Re: タイトルなし

> 確かに今回は“殺人ビールス奪還作戦”ですね😅返ってビールスが邪魔になってしまったと思うのは、私だけでしょうか?ハリネズラスのトゲだけで充分に対応出来たと思うのですがね😓

ショッカーの作戦って、大体初歩的なところでミスして前に進みませんよね。

どうも雪男少年の行動も不可解ですね😅普通は、目の前のお宝に(ショッカーの箱)興味が湧いて直ぐにでも箱を開けたがると思うのですがね😓

Re: タイトルなし

不自然ですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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