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「超電子バイオマン」 第22話「大泥棒?!ブルー!」



 第22話「大泥棒?!ブルー!」(1984年6月30日)

 冒頭から、ブルースリー(笑)こと南原竜太の、水泳やマット運動などの、激しいトレーニング風景が映し出される。

 JACの核弾頭と異名を取る(取ってへん、取ってへん)大須賀さんだけあって、その訓練風景も、いかにも堂に入ったものであった。

 
 やはり、役者さん本人が、こういうアクションをすいすい出来てしまうと言うのは大きい。

 
 だが、竜太がロープを昇り切ったところで、いきなり見知らぬ女の子が顔を出し、

 ゆかり「お願いです!」
 竜太「あっ、ああーっ!」

 
 驚きのあまり、ロープから手を放してまっさかさまに落下する竜太。

 やはり、役者さん本人が、こういうアクションをすいすい出来てしまうと……(ドサッ!)……あれ、大須賀さん、どうしたの? ぐったりしちゃって……

 こうして竜太は星になった(なるかっ)

 その少女、ゆかりは、竜太のたぐいまれない身体能力を見込んで、あるお願いことをしてくる。

 それは、金無垢の仏像を、ゆかりの祖父が働いていた旧家の蔵に戻して来てくれないかと言う突飛なものだった。

 ゆかりの祖父は、長年その屋敷に奉公していたのだが、その黄金像の美しさに魅せられ、つい自宅に持ち帰ってしまった。すぐ返すつもりだったのだが、運悪く、病気になって床に伏せってしまった。そこで、孫のゆかりに、屋敷の人に気付かれないよう黄金像を戻してきてくれと頼んだのだった。

 そんなこといたいけな孫に頼むなよー。クロネコヤマトで送れば済むことやんかー。

 人が好い上に○○○○の竜太は、一も二もなくゆかりの頼みを聞き入れ、その夜、早速その屋敷への潜入を試みる。

 竜太、常人離れたした身体能力を駆使して、簡単に屋敷の倉庫に入り込み、問題の黄金像を元に戻そうとした時、ちょうど同じタイミングで忍び込んでいたメッツラーおよびファラと鉢合わせしてしまう。

 
 竜太「メッツラー、ファラ!」
 ファラ「南原竜太、何故ここにいるんだ?」
 メッツラー「ファラ様、黄金像です!」

 
 メッツラーに言われて、ファラは両手に持っていた特殊な形の銃を黄金像へ向けて撃つ。

 銃口からはオレンジ色のビームが発射され、黄金像に命中すると一瞬でそれを消してしまう。

 竜太「あ、消えた!」

 そこへ侵入者を知らせる警報ベルが鳴り響き、メッツラーたちはパッと姿を消したものの、逃げ遅れた竜太は、まんまと監視カメラにその顔を撮られてしまう。

 翌朝、何も知らない他の仲間は、朝刊に黄金像を盗み出した泥棒として、竜太の顔写真がでかでかと載っているのを見て、仰天する。

 
 最後に暢気に現われた竜太を、真吾たちは厳しく問い詰める。

 真吾「おい、知らなかったよ、お前がロリコンだったなんてな!」

 間違えました。

 真吾「おい、知らなかったよ、お前が泥棒だったなんてな!」
 竜太「うう……」
 史朗「お前、まさかバイオの力を?」
 竜太「うう、うう!」

 食パンを口にくわえて喋れない竜太を、血も涙もない(註・あります)仲間たちは仮借なく責め立てる。

 
 ひかる「もお、許せない!」

 いつものように表情豊かに怒ったひかる、

 
 ひかる「えい!」

 フライパンを、思いっきり竜太の脳天に叩きつける。

 
 竜太「……」

 こうして竜太は星になった(なるかっ)

 
 一方、ファラたちはアジトに引き揚げると、あの銃をもう一度何もない空間に向けて撃ち、今度は消えた黄金像を実体化させていた。

 
 メイスン「いかがでございますか、私が作った黄金銃、金の原子を分解・吸収し、再生することが出来るのです」

 その映像をモニターで見せながら、メイスンがドクターマンに誇らしげに説明するが、ドクターマンは仏頂面を崩さず、ぷいとそっぽを向いてしまう。

 
 メイスン(やべえ……)「いやっ、あのー、ここのところドクターマン様のご機嫌が優れませんので、黄金を集めて、目の保養をして頂こうかとファラと二人で相談して始めた作戦なのでございます」

 ドクターマンの態度に敏感に反応し、しどろもどろの口調で弁解するメイスン。

 ドクターマン、その様子をじっと見詰めていたが、

 ドクターマン「……お前、ほんとはただのおっさんだろ?」
 メイスン「う……そう言うお前はただのジジイだろうがっ」
 ドクターマン「なんだとぉーっ!」
 ファラ「ちょっとやめなさいって、みっともない」
 メイスン「うるせえ、そう言うお前だって、ほんとはただの熟女じゃねえか!」
 モンスター「まあまあ、大人気ない」
 メイスン「やかましい、この、ストロング金剛!」

 ……以上、管理人のしょうもない妄想のコーナーでした。

 でも、冗談抜きにして、メイスンってとてもメカ人間には見えないよね。おまけに黄金銃などというハイテクメカまで作ってしまうし。新頭脳ブレインなどよりよっぽど優秀だと思うのだが。

 ドクターマン「くだらん」

 メイスンの折角の心遣いを、たった4文字で踏み潰してしまうドクターマン。

 でも、金を好きなだけ吸い取ることが出来る銃と言うのは、使いようによっては人間社会を大混乱に陥れることが出来たのではないだろうか。

 あっさり「くだらん」と切り捨ててしまったのは、ドクターマンにして早計だったと思われるが、まぁ、部下の発明したアイテムを利用するなど、支配者としてのプライドが許さなかったのかも知れない。

 
 ファラ「しかしドクターマン様、思わぬことから南原竜太がこれを盗んだ泥棒に間違えられております」
 ドクターマン「なにぃ、そいつは面白いぞ!」
 メイスン(こいつのツボがいまだに良く分からん……)

 ドクターマンは、竜太のメカ人間を作らせ、次々と黄金泥棒を働かせる。

 竜太を社会的に抹殺しようと言う作戦だが、そんなに簡単にバイオマンのメカ人間が作れるのなら、別にこんな機会を利用しなくても、今までいくらでも同様の作戦が可能だったのではないだろうか。

 
 こうして、毎日のように竜太の顔写真が紙面を飾ることになり、バイオマンの面目丸つぶれとなる。

 ある夜、盗みを働いていたメカ竜太を、本物の竜太が押さえて捕まえようとするが、メカ竜太は、ファラやメカクローンたちの支援を受けて、あっさり逃走してしまう。

 
 今回は久々にファラキャットが登場と言うことで、特に意味もなく貼ってみました。

 
 ここで、今回の騒動の元凶とも言えるゆかりの祖父が登場。毎度お馴染み岩城力也さんである。

 祖父「返してくれたか、どうだった、ゆかり?」
 ゆかり「うん、ちゃんと返してきたわ」

 ゆかりとしては、祖父を安心させる為にそう言うしかないのだった。

 ……と言っても、新聞見たら、一発でバレそうな嘘だが。

 
 竜太、変装して窓の外からその様子を窺っていたが、不審者に思われて警官に声を掛けられる。

 警官「こんなところで何をしてたんだね……うん、ああーっ、お前は謎の怪盗!」
 竜太「ち、違います!」

 付け髭もあっさり取れて、たちどころにバレてしまう。

 警官を演じているのは「スーパー1」のチョロこと、佐藤輝昭さん。

 
 警官やパトカーに追い回された竜太、近くの植え込みの間に隠れていると、ゆかりが現われる。

 竜太「ゆかりちゃん、ごめんよ、変なことになっちまって。でも必ず黄金像は戻して見せるからね」
 ゆかり「ううん、お兄ちゃん、もういいの、私、本当のことを言うわ」
 竜太「何を言ってるんだ、いくら本当のことを言ったって黄金像が戻らなきゃどうにもならないんだ。君のおじいさんは泥棒になってしまう」

 ……いや、現況では、泥棒にされるのは竜太さんの方だと思うんですが。

 ゆかりだって、新聞で見て竜太が泥棒を働いていると思い込んでいる筈なのに、その点を追及しないのは変である。

 あるいは、ゆかりには、ニセモノの仕業なんだと説明しているのかも知れない。

 
 ゆかり「でも、お兄ちゃんに悪くてぇ~」

 ゆかり、自分が頼んだばっかりにと、しくしく泣き出してしまう。

 竜太「俺のことなら心配するなって……ゆかりちゃん」

 竜太がいとしそうにゆかりの小さな体を抱き締めていると、仲間たちがその前に現われる。

 竜太「みんなっ」

 
 史朗「この泥棒がっ!」
 真吾「このロリコンがっ!」
 ひかる「この人間のクズがっ!」
 ジュン「このW腋毛人間がっ!」
 竜太「ひっ!」

 じゃなくて、

 史朗「俺たちも協力するよ」
 竜太「ありがとう」
 ひかる「素敵な泥棒さんのお仲間よ」

 その後、5人はわざと黄金の情報を流してメカ竜太をおびき出し、笑いながら、よってたかってスパナやトンカチでメカ竜太をバラバラにしてしまうのであった。

 
 ひかる「バラバラに分解しちゃえーっ」
 ジュン「ようしっ」

 お前ら、鬼か……。

 
 笑いながらメカ竜太を分解した後、竜太はそのメカ竜太に成りすまし、迎えのバイクの尻に乗って彼らのアジトに連れて行ってもらうことにする。

 史朗「うまくやれよ」

 竜太、簡単に敵のアジトに入り込むことが出来たが、

 
 ファラ「さあ、盗んできた金をお出し」
 竜太「……」
 ファラ「ええい、モタモタするな!」

 銃の使い方が分からず、あるいは、知っていても金を吸収していないので出せずにグズグズしていた竜太から、短気なファラが黄金銃を奪って殴り飛ばす。

 ファラキャット(ご主人様、ほんとはただの気の短い熟女にゃなのでは……?)

 竜太「うわっ、いてっ」
 ファラ「メカ人間が痛いだと?」

 
 メッツラー「やっぱり変だと思っていた」
 竜太「メッツラー」
 ファラ「するとお前は本物の南原?」

 メッツラー、竜太を締め上げてそう言うのだが、メッツラーが竜太のことを疑っているシーンはなかったので、「やっぱり」と言う台詞に若干の違和感を覚える。

 ほんとはあったんだけど、時間の都合でカットされたのかも知れない。

 竜太、メッツラーの不意をついて反撃し、ファラから黄金銃から奪い取る。

 
 そのままアジトの外へ出るが、廃墟のような場所で敵に取り囲まれてしまう。

 無論、ひとりでは勝ち目はなかったが、南原の持っていた発信機を頼りに、他の4人が加勢に駆けつけ、いつものラス殺陣に雪崩れ込む。

 後は別に書くこともないが、今回はファラキャットが参加しているので、

 
 もぉ、若い女の子がはしたない! 全国のお茶の間に向けての大股開きや、

 
 ファラキャット「そぉれっ」

 可愛らしい掛け声や、

 
 左足一本で立ったまま、右足で蹴る構えを取る……など、僅かなカットながら、ファラキャットの身体能力の高さと可愛らしさとが堪能できる。

 バイオマンがメッツラーを撃退した時点で、戦いは終わったと見るべきなのだが、

 
 ドクターマン「ダミだこりゃ、次行ってみようーっ!」

 じゃなくて、

 ドクターマン「スカラベカンス、出撃!」

 すかさず、作戦とは何の関係もないメカジャイガンを発進させるスポンサー思いのドクターマン様なのでした。

 一応、スカラベは、コガネムシ(黄金虫)科の昆虫なので、その辺の関連性が見られる程度である。

 戦いの後、再びあの屋敷に忍び込んで漸く本来のクエストを果たした竜太。

 バイオマンがギアから奪った黄金銃を使って、他の盗まれた黄金もすべて元のところに返したことで、竜太の濡れ衣も晴れたのだった。

 ……と言っても、実際には、返したから窃盗罪が帳消しになる訳でもなく、それ以降も竜太は警察から追われる身となっていた筈なんだけどね。

 
 深夜に仕事をして、5人とゆかりが家路についたのはもう明け方だった。

 ひかる「うわー、朝日よ。ゆかりちゃん」
 ゆかり「綺麗ー」
 竜太「さあおじいちゃんのお見舞いに行こうか」
 ゆかり「ありがとう、おじいさん喜ぶわ」

 竜太におんぶされたながら、改めて感謝するゆかり。

 ナレナレ「ゆかりは、竜太を、プロの泥棒なのだろうと思った。ゆかりは竜太がロリコンであることを知らない……」

 じゃなくて、

 ナレ「ゆかりは、この5人を、なんて不思議な人たちだろうと思った。ゆかりは5人がバイオマンであることを知らない……」

 以上、導入部は魅力的だが、終わってみればあまりストーリーらしいストーリーもない回であった。

 なお、ゆかり役は、「星雲仮面マシンマン」20話で、マシンガンをぶっ放す危険な少女を演じていた河端純子さんでした。
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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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