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「超電子バイオマン」 第24話「爆発する愛の花!」



 第24話「爆発する愛の花!」(1984年7月14日)

 大雨で、管理人の住んでいるところにも避難勧告が出ているのだが、そんな勧告に屈することなく、管理人は今夜も元気にブログを更新するのであった。

 良い子のみんなは真似しちゃダメだぜ!

 さて冒頭、人々が寝静まった深夜、ドクガカンスによるフラワー光線照射実験が行われる。

 それに気付いたのは、フラワー光線を照射された花を育てている少年だけであった。

 が、少年は、夢を見たのかと目をこすりながらベッドに戻ってしまう。

 ドクターマン「フラワー光線を浴びた植物はやがて爆発するフラワー爆弾の花を咲かせる。花を愛するなどと言う愚かな人間どもにはこのドクターマンが死の花を贈ってやろう」

 
 翌日、フラワー光線を浴びた色とりどりの花々を、オーバーオールを着た女性が、馬鹿でかい虫眼鏡で熱心に観察していた。

 
 真吾「綺麗な花ですねー」

 そこへふらとり現われて、早速ナンパを開始したのが、グリーンツーこと高杉真吾であった。

 
 その声に振り向いたのは、人間の姿に化けているが、紛れもなくファラキャットであった。

 ファラキャット「高杉……」
 真吾「え、俺のこと知ってるのかい?」

 が、ナンパのことしか頭にない真吾は、まじまじと見てもまだ気付かず、怪訝そうな顔をするだけ。

 
 ファラキャット、物凄い勢いでその場から逃げ出す。

 フラワー光線を浴びた植物の様子を密かに調べていたのだろう。

 
 高杉も逃がしてなるものかと追いかけ、ビニールハウスの前で追いつくが、ファラキャットは両手の爪だけ鋭く伸ばして、襲い掛かってくる。

 ファラキャット「ええい」
 真吾「ファラキャット!」
 ファラキャット「アー、ニャーッ!」

 ちゃんと猫っぽい声を出すファラキャットが可愛いのである!

 と、二人が揉み合ったせいで、そこにあった花がめちゃくちゃになってしまう。そこへ猛然とやってきて、畑が荒らされるのをやめさせようと真吾に突っかかってきたのが、前述の少年であった。

 その隙にファラキャットは再び逃げ出し、真吾も緊急事態なので少年に謝りもせずに追いかける。

 二人は、同じく色とりどりの花が咲き乱れる公園を駆け抜ける。

 
 なんか、今にも泣き出しそうな顔でひた走るファラキャットと、

 
 真吾「こら、待てよ! こら!」

 そう呼びかけながら半笑いで追いかける、ベストの下に迷彩のタンクトップを着た、いかにも精力旺盛そうな真吾。

 この場に警官がいたら、迷うことなく真吾の方を取り押さえたであろう。
 
 振り切れないと見たのか、ファラキャットは公園の真ん中辺りで立ち止まると、

 

 
 ファラキャット「ファラキャット!」

 掛け声と共に空高く一回転しながら、いつものコスチュームにチェンジする。

 
 うーん、やっぱりファラキャットはカッコイイ! そして可愛い!

 真吾もグリーンツーに変身してタイマン勝負となるが、やはり男の力には勝てず、ファラキャットはあえなく逃走する。

 ファラキャットを取り逃がした真吾は、変身を解いてさっきの少年のところへ戻り、謝罪するが、少年……シゲルの怒りは収まらず、真吾を罵りながらその胸板をポカポカ叩く。

 
 一緒にいた姉・百合がシゲルを引き離すが、百合も険しい視線を真吾に向ける。

 百合「あなたが悪いんです。どうしてお花畑で喧嘩なんかしたんですか?」
 真吾「それは……」

 百合によると、元々それらの花は彼らの父親(造園業の?)が丹精込めて育てていたものだったが、無理をし過ぎて父親が病気になってしまい、代わりに姉弟が一生懸命育てている大切な花だと言う。

 百合「立派な花を咲かせれば病気も早く良くなる、弟はそう信じてるんです」
 真吾「それで、あんなに……」
 百合「今日、この花を街に売りに行くんです。シゲルがここまでに育てたんです。でも、あなたが踏み荒らした花は……」

 百合、つぼみの膨らんだプラスティック製の鉢植えを集めながら、真吾たちがうっかり踏みにじってしまった場所に悲しそうに見遣る。

 真吾はバイオベースに戻ると、ファラキャットたちのことを仲間に告げる。そして、4人が出払った後で、百合たちの農場から持ち帰った鉢植えをこっそりピーボに渡し、その花を育ててくれないかと頼む。

 真吾、畑を荒らしたお詫びに、自分が駄目にした花のひとつを鉢植えに入れて、見事に甦らせてやろうと言う考えらしいが、肝心の花の世話を下請けに出している時点でヒーロー失格であった。

 
 百合「幸せを運ぶ花、いかがですか?」
 女子高生「わー、可愛い、どんな花が咲くのかしら?」

 百合たちは、街頭で、ラッピングした何の変哲もない鉢植えを「幸せを運ぶ花」と銘打って販売し、ボロ儲けしていた。

 ところが、その花には、ドクガカンスのフラワー光線が照射されていた為、つぼみが開花すると同時に、激しい爆発が起き、多大な被害を出してしまう。

 真吾は、その花があの農場のものだと知ると、再び百合たちのところへ。

 無論、百合たちの農場でも、フラワー光線を浴びた花が爆発し、惨憺たるありさまとなっていた。

 シゲルは、こんなことになったのも真吾のせいだと悪態をつくが、姉から、真吾が枯れかけた花を持ち帰って(ピーボが)世話をしていると聞かされると、あっさり機嫌を直してしまう。

 真吾「花には何の罪もないんだ。花を悪いことに利用する奴は、この俺が許さない」

 黒焦げになった花を掴んで、薄っぺらい台詞を吐く真吾。

 そう言えば、昨日見た「仮面ライダー」で、ブラック将軍が、立花レーシングクラブに時限爆弾付きの花輪を送り付けてたなぁ。

 
 シゲル「そうだ、あの赤い光かもしれない」
 真吾「えっ」
 シゲル「俺見たんだ、夜中に真っ赤な光が花畑に当たってた」
 真吾「そうか、それであの時ファラキャットは……」

 シゲルの言葉で、漸くギアがどうやって花を爆発させたのかを察知する真吾であった。

 同時に、自分が持ち帰った花も爆発するかもしれないと思い付き、バイオベースのピーボに連絡するが、いくら呼びかけてもピーボは返事をしない。

 その声は別の場所でファラたちと戦っていたレッドワンたちにも聞こえ、ファラたちもフラワー光線を浴びた花がバイオベースに持ち込まれたことを知る。

 
 ファラ「はーっはははははっ、フラワー爆弾がバイオベースに持ち込まれていたのか……」

 
 ファラ「これは面白くなってきたわ」

 ファラはそう言いながら、横のファラキャットを見るのだが、ファラキャットが、
 「うんうん、良かったですね~ご主人様」
 と言う風に急いで頷くのがとても可愛いのである!

 真吾は、バイオブレスでピーボに呼びかけながら、走ってバイオベースへ急行する。

 
 真吾「ああーっ!」

 その途中、メッサージュウに攻撃されるのだが、どうしてバイオベースに向かっている真吾のあとをつけて、バイオベースの場所を突き止めようとしなかったのだろう?

 22話であんなに苦労して探していたバイオベースに、真吾自ら案内してくれるところだったと言うのに、千載一遇のチャンスを潰したと言っても過言ではない。

 

 
 真吾「ああーっ!」

 もっとも、メッサージュウの爆撃で強化スーツも着ていない真吾の至近距離で、凄まじい爆発が起きるシーンは、大迫力である。

 
 背後の爆発でのけぞった真吾の目の前で新たな爆発が起き、画面全体が爆煙に埋め尽くされる。

 しかも、スタントではなく俳優本人が演じているのが素晴らしい。

 

 

 
 さらに、急な斜面と言うより、ほとんど垂直の断崖を転がり落ちると言うアクションも、きっちり本人がトライしておられる。

 
 もっとも、真吾が下まで落ちてからカメラが引くと、実際はそれほど急な斜面ではなかったことが分かるのが、それでもやっぱり凄いよね。

 
 その後、戦場に双方の仲間が駆けつけて総力戦となるが、ここでも景気良くセメント爆発が振舞われていて、スカッとすること請け合いである。

 問題のフラワー爆弾は、真吾が駆けつけてバイオベースの外で処分し、事なきを得るのだった。

 しかし、少なくともバイオベースの大まかな位置は、ギアにも分かりそうなものだけどね。

 メッサージュウ、ついでドクガカンスを倒して、ドクターマンの極めて行き当たりばったりの作戦は粉砕される。

 
 ラスト、あの公園に色んな花を並べている百合たちを真吾が手伝っているのを、仲間が面白そうに眺めている。

 竜太「あいつが花作りとはね」
 ジュン「雨が降らなきゃいいけどね」
 ひかる「雨ぇ? ゆぅきが降るわよぉ」

 相変わらずひかるのゼスチュアと台詞回しは素晴らしい。

 と言う訳で、出だしでファラキャットがオーバーオールを着て出て来たので期待したが、終わってみればどうということもないエピソードであった。台詞も少なく、書くのも大変楽であった。
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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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