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「大戦隊ゴーグルファイブ」 第2話「起て!未来の戦士」

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 第2話「起て!未来の戦士」(1982年2月13日)

 第1話と同様、この第2話もパイロット版のような内容で、ストーリーらしいストーリーはない。

 冒頭、海底に潜む移動要塞デストピアの中では、幹部たちが思わぬ強敵の出現に歯軋りしていた。

 
 デスギラー「くぅ、おのれ、ゴーグルファイブ!」
 イガアナ「ザゾリヤ博士のロボットが弱いから負けたのだぞ」
 ザゾリヤ「あんなロボットが出てくるとは誰も予想してなかったことよ。今度はかるーく仇を取って見せるわ」

 戦隊シリーズ随一の負け犬コンビと言われているイガアナとザゾリヤも、序盤はこんな元気溌剌オロナミンCだったんだなぁ……。

 
 デスギラー「共に自慢の巨大ロボットを作れ、その上で勝負して、強い方を出撃させよう」

 デスギラーも、初期の頃はナチュラルメイクで、「むわぁてぇ~」などのデスギラー節もまだ聞けない。

 撮影を重ねるに連れ、高橋さんやスタッフが知恵を出し合い、試行錯誤した結果、我々の良く知るデスギラー将軍と言う魅力的なキャラクターが作り出されたのだろう。

 で、ゾザリヤ博士のヒカリコングと、イガアナ博士のゴリラコングが対決した結果、ヒカリコングが勝って、今回はヒカリコングが出撃することになる。もっとも、負けたほうはスクラップにされる訳ではなく、次回3話に出番が回ってくることになる。

 ……いや、二体一緒に出撃すれば良いのでは?

 その一方、デスギラーは今回の怪人、トリモズーの製造を急がせる。

 
 デスギラー「既にマズルカは情報組織を率いて東京へ潜入している。直ちにマズルカのもとへ赴き、その指揮に従え」
 怪人「お任せー」
 総統タブー「大戦隊ゴーグルファイブとやらを誘い出して、抹殺せよ!」

 総統タブーも、序盤は、こうやって結構具体的な命令を出していたのだ。

 途中からは「面白い、やれー!」しか言わなくなるけど。

 さて、後楽園球場のがらんとした客席を赤間がひとりで見回っていると、

 
 黒ずくめのいかにも怪しげな美女が現れる。

 無論、マズルカの変装した姿である。

 しかも、女は同じく黒ずくめの男たちと何やら連絡を取り合っている様子。

 
 赤間「気になるお客さんだ」

 赤間は、球場のアナウンスルームへ行き、スコアボードを操作する。

 実は、後楽園球場の地下には、未来科学研究所の秘密基地が、球場関係者に無断でこっそり作られていたのだ。

 バレたらめちゃくちゃ怒られるだろうなぁ。

 それはさておき、スコアボードの異変に、球場にいた黒田が即座に気付く。

 
 黒田「スリーボールナッシング……警戒のシグナルだ!」

 そう、試合のない時のスコアボードは、メンバーへの秘密の連絡手段になっているのだ。

 
 ミキ「ただいま、マイクのテスト中、本日は晴天なり……本日は晴天なり」

 しかし、スコアボードが見えないところにいるメンバーには届かないので、そちらは遊園地の場内アナウンスによって知らされる仕組みになっていた。

 ゴーグルファイブの5人、普段は、後楽園球場および後楽園ゆうえんちのあちこちで売店の店員やウグイス嬢などの仕事をしつつ、未来科学研究所への入り口をガードしているのだ。

 
 仲間と合図を交わしながら、マズルカを尾行する青山。

 
 無論、黄島もいるのだが、

 
 赤間「よし、行くぞ」

 彼ら「絵にならない二軍」は、滅多に「絵になる一軍」と一緒に映してもらえないのである(嘘)。

 彼らがマズルカを追って暗黒魔術団と言う屋外ステージに踏み込むと、早速黒ずくめの男たちがマシンガンをぶっ放してくる。

 
 観客席を横に走って銃弾をかわす5人。

 さりげなく、JACの春田さんの黒田だけは、そんな狭いところで体を一回転させている。

 
 ついで、アラビアンナイトに出てくるような魔術師が現れ、赤間たちの体を持ち上げて宙に浮かべる。

 ここでマシンガンを撃つべきだと思うんですが……。

 5人は何とか自由になると、ゴーグルファイブに変身、マズルカも、部下たちと一緒に本来の姿に変わり、魔術師もトリモズーに変化する。

 
 マズルカ「私はマズルカ、ゴーグルファイブ、お前たちこそ正体を現したわね」

 そう言えば、5人がマズルカと相対するのはこれが初めてなんだよね。

 ここで軽くアクションとなるが、特に見るべき点はない。

 

 
 唯一、メリーゴーランドの中のアクションで、マズルカがハイレグレオタードから尻肉をはみ出させながら突っ込むシーンがあるが、

 
 残念ながら、これは女優さんではなく、JACの志村忍さんのようであった。

 ま、キャプしてヒャッハーッと喜んだ後で、それが男性スタントだったと気付いたら、思わず出家したくなるほどの精神的ダメージになるのだが、とにもかくにも女性の尻肉には違いはなかったので、ダメージは最小限に食い止められた。

 ちなみに、その前の、マズルカが空中回転しながら変身するアクションは、腋毛ボーボーの男性スタントがハイレグ履いて演じておられる。

 トリモズー、重力を自在に操る能力を持っており、まだヒーローになりたてのゴーグルファイブは大苦戦。

 本部から戦いの様子を見ていた本郷博士は、やむなく5人に退却を指示する。

 なにしろ、前回、コンボイによって選ばれて即席でヒーローになった5人である。ろくに戦士としての訓練も受けていないのだから、苦戦して当然だろう。

 それにしても、なんでマズルカたちは真っ先に後楽園球場と遊園地を調べていたのだろう? 1話を見た限りでは、未来科学研究所の所在地の手掛かりは一切なかったように思うのだが。

 
 本部に戻った赤間は、「一体奴らは何者なんですか?」と、改めてデスダークの正体について本郷博士に質問する。

 本郷「悪魔の心を持った連中だ」
 赤間「ええっ?」
 本郷「デスダークの操る暗黒科学の歴史はとても古い。あまりに古いので誰も知らない。だから私も知らない」

 じゃなくて、

 本郷「デスダークの操る暗黒科学の歴史はとても古い。古代トルコでヒッタイト民族が鉄を見つけたとき、真っ先にそれで槍や刀を作ったのは彼らだと言われている」
 ミキ「文明の利器を人殺しの道具に?」

 
 本郷「やがて暗黒科学は火薬や獣や大砲の発明にも密かに関わったという。勿論、人類にも責任はある。恐ろしい兵器だと知りながら、科学者の魂を売り渡して戦争に協力したものの数は知れない。いまや地球はいつ滅びても不思議ではない。まさにこの時を狙っていたのが総統タブーだったんだ!」

 両手で股間をしっかり押さえて博士の話を聞いてる春男が可愛い!

 
 特に意味はないが、貼ってみたくなる女優part1

 本郷「暗黒科学者を集めてデスダークを結成、世界を支配しようとしているんだ」

 本郷博士、明快にデスダークについて説明してくれるが、そもそも、暗黒科学者が人間なのか、全く別の生命体なのか、それとも宇宙人なのか、肝心な点についてはさっぱり分からないままだった。

 
 本郷「恐れてはならん、見たまえ、未来科学研究所を……地下40階の建物の中で、人知れず2000人の仲間が働いたり研究したりしながら、大戦隊ゴーグルファイブを支えてるんだよ!」

 モニターに、未来科学研究所の見取り図を示しながら、みんなを勇気付ける本郷博士。

 しかし、2000人と言ったらかなりの大所帯だよね。

 それだけの人間が出入りしていたら、あっという間にデスダークに気付かれそうなものだが……。

 
 本郷「そして、コンピューターボーイズ・エンド・ガールズ、達也くん、誠くん、春男くん、大助くん、あかねちゃん、みどりくん、さゆりくん、みんながゴーグルファイブを応援してるんだ。みんなが力をあわせれば必ずデスダークに勝てる!」

 
 特に意味はないが、貼ってみたくなる女優part2

 本郷博士に励まされ、赤間たちは改めて闘志を燃やすのだった。

 
 CM後、トリモズーはその能力で、高層ビルの上部を切り取って上昇させ、それをコンビナートに落下させて大爆発を起こすという、スケールの大きな攻撃を仕掛ける。

 ビルの中にいた人や、コンビナートの作業員を含めれば、百人以上が犠牲になったと思われる。

 そこへゴーグルファイブが駆けつけ、それは長い長い、気の遠くなるほど長いラス殺陣となる。

 苦闘の末、トリモズーを撃破するが、

 
 デスギラー「またしてもゴーグルファイブ!」
 ザゾリヤ「デスギラー様、ヒカリコングを!」
 デスギラー「む、ヒカリコング出動!」

 何故か、みんなタブーから離れたところで一箇所に集まってヒカリコングの出動を命じるのだった。

 後ろのほうにポツンと取り残されたようなタブーの姿が見えて、なんかかわいそうである。

 
 デストピアから発射されたヒカリコングは5人の前に聳え立ち、トリモズーの死体を特殊なビームで回収する。

 
 ザゾリヤ「リフレッシュパワー!」
 怪人「トリモズー!」

 その操縦席にリフレッシュパワーで再生したトリモズーが座り、操縦桿を握る。

 ……

 じゃあ、もう一回戦えばいいのでは?

 
 レッドの指示で、直ちに後楽園球場がせり上がって、その下からゴーグルシーザーが発進する。

 しかし、無人ならともかく、この時は試合中で、大勢の観客がいたのだから、どう考えても阿鼻叫喚の大混乱になってるよね。

 ま、それは別にしても、これだけ豪快な発進シーンを毎回行うのに、デスダークが終盤まで全くそれに気付かないというのは、どう考えても変である。

 今回は、巨大ロボットバトルも、合体する前に個別にヒカリコングに攻撃を仕掛けたりして、かなり凝っているのだが、特に興味がないので全てカットした。矢島信男さん、ごめんなさい。

 ラスト、本郷博士が突然、日本を去ると言い出す。

 
 黄島「そんな馬鹿なっ」
 達也「博士はどうするの?」
 本郷「私は君たちのやることを見守って行きたい」
 春男「やぁだよー、いっちゃあ」

 春男が博士の体に抱きつき、甘えるように腰をカクカクさせる。

 本郷「そんな弱い心でどうするんだい?」
 春男「でもぉ」
 本郷「いつまでも私を頼ってはいけない。素晴らしい明日を作るのは君たち自身なんだよ」

 
 ナレ「本郷博士は、百獣の王ライオンが愛する我が子を谷底に突き落とすのと同じ気持ちであった」

 メンバーひとりひとりと握手を交わす本郷博士の姿に、ナレーションが被さるのだが、この状況と、そのたとえはあまり合ってないような気もする。

 こうして本郷博士は、第2話にして敵前逃亡し、はるかのち、49話になって漸く戻ってくることになる。

 
 ラスト、地上に出て、がっちり手を合わせるゴーグルファイブとコンボイたちの姿で「つづく」のです。
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コメント

確かに悪の元締めも初期の頃はキチンと具体的な指示をしていたようですね。オマケにイガアナ&サゾリアの2人も最初は“元気溌剌”のようでしたね😓それにしても後楽園球場の地下に秘密基地が有るとは今まで知らなかったですね。よくもこんな場所に作る事が出来たと逆の意味で感心しましたね😅

ツッコミどころ

>暗黒科学者が人間なのか、全く別の生命体なのか、それとも宇宙人なのか、肝心な点についてはさっぱり分からないままだった。
最終回で、デスマルク大元帥が総統タブーを「遺伝子だ」と言ってましたが
まったく不明瞭でしたね。まぁ、全部説明しなくても良いのですが。

>2000人と言ったらかなりの大所帯だよね。
地球防衛軍極東基地ですら300人(「セブン」1話)ですからね。
いくらなんでも多すぎ。

>合体する前に個別にヒカリコングに攻撃を仕掛けたり
各メカが敵ロボに対して小さ過ぎ。合体して同じ背丈になるのだからおかしい。

とつらつらと書きましたが、こうした大らかさが魅力なんですよね。

Re: タイトルなし

やっぱり最初は全て試行錯誤で作ってますからね。

Re: ツッコミどころ

> とつらつらと書きましたが、こうした大らかさが魅力なんですよね。

そうですね。昨夜もDVD見てましたが、やっぱり面白いですね。ドラマがしっかりしてて。

カノッサの屈辱

仲谷昇氏が教授に扮して講義をする「カノッサの屈辱」なるバラエティー番組があり
「日本の最近の流行」と「世界史の重大事件」を無理矢理こじつけるものでした。
1回しか観たことがないのですが、仲谷氏の「胡散臭さ」が今なお強烈に残っていますね。

Re: カノッサの屈辱

ナンチャンがやってた「加納さんの屈辱」(だったかな?)と言うパロディは知ってますが、オリジナルは全然見たことないですね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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