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劇場版「電子戦隊デンジマン」

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 劇場版「電子戦隊デンジマン」は、1980年7月12日に「東映まんがまつり」の一本として公開された作品である。46分。

 以前、「デンジマン」のレビューをしていた時、これも取り上げようかと検討したことがあるのだが、なんとなく気が進まず、そのままにしておいたのだが、先日、主題歌を歌っていた成田賢さん逝去のニュースに接し、ちょうどいいタイミングと言うと語弊があるが、その追悼企画として急遽作成したものである。

 OPは勿論、成田さんの歌う「あゝ電子戦隊デンジマン」である。

 ただし、EDはなく、クレジットは全てOPに表示される為、テレビ版と異なり、2番まである。

 
 「誰かが救いを求めてる、どこかで誰かが泣いている~♪」
 「幼い命を守る為、夢と希望の明日を願う~♪」

 うーん、やっぱり名曲だよね。

 そして、炎の海の中を、走るのではなく悠々と歩いて進むタイトルバックがめちゃくちゃカッコイイ!

 さて、大変喜ばしいことに、

 
 まず映し出されるのが、可愛いビキニの女の子のお尻なのである!

 きっと、これは神様から管理人へのプレゼントに違いない。

 
 女の子「あははっ」
 男「どうだい、気分は?」
 女の子「最高、カモメの気分よ!」
 男「……ちょっと何言ってるかわからない」

 嘘はさておき、この女の子、ついさっき気付いたのだが、「サンバルカン」の初代ゼロフォー高島敏子さんではないか!

 ほんと、改めて見るとめっちゃ可愛いよね。是非、ゼロフォーを最後まで演じて欲しかったものだ。

 
 あまりの嬉しさに、思わず似たようなお尻画像を貼らずにいられない管理人であった。

 なんでこんな素晴らしいショットのあるエピソードをスルーしていたのだろう、ああ、俺様のバカバカ!

 だが、楽しくヨットで遊んでいた二人に、突然災難が降りかかる。

 
 沖の方から白い波を蹴立てながら、途方もなくでかい怪魚がぐんぐん向かって来たのである。

 それは、太古、実際に存在した巨大ザメ・メガロドンもかくやと言う巨大魚であった。

 二人は怪魚の起こす高波に揺られてヨットから海へ投げ出されるが、怪魚は男だけを飲み込むと、女の子には目もくれず忽然と姿を消してしまう。

 どうせなら、女の子のほうを襲ってくれれば、もっと高島のさんのビキニ姿を楽しむことが出来たのに、スタッフ、わかってねえなぁ。

 続いて、巨大魚は、どこかの鄙びた海水浴場にも出現する。

 
 特に可愛い女の子は出てこないが、左側の女性のビキニが、かなりのローライズで、おまけにそのお腹がたぷんたぷん揺れるのがマニアックである。

 水平線の向こうからやってきた巨大魚を見て、海水浴客はパニック状態で逃げ出すが、ここでもひとりの男の子だけを飲み込むと、巨大魚はそれ以上暴れることなくいなくなってしまう。

 どうやら、無作為に人を襲っているのではなく、最初から特定の人間だけを狙っていたらしい。

 事件の知らせを受けたデンジマンは、直ちにデンジタイガーで現場へ急行する。

 
 海中を進むデンジタイガーの操縦席で、各種センサーからのデータが自動的に排出される。

 いいよねえ、この古めかしい穿孔テープ式のコンピューター。

 ただ、10年以上前の「ウルトラセブン」から変わってないというのは、いくらなんでも進歩がなき過ぎる。

 
 グリーン「反応あり!」
 レッド「よし、浮上!」

 レッドが右手を垂直に上げて叫ぶと、

 
 他の4人もおなじポーズを取って、「浮上!」と叫ぶのが可笑しい。

 エレベーターガール軍団が「上へ参ります!」って言ってるみたいで。

 しかも、叫んだ後、各自ポーズを解いてガチャガチャ、ボタンを押したりするのでなおさら笑える。

 海面に浮上したデンジタイガー、ほぼ同じくらいのサイズの巨大魚と戦うが、結局逃げられてしまう。

 ここで舞台は一転、とある住宅地の杉本と言う家では、杉本恵子と言う女性が、一人娘のはるみのためにバースデーケーキを作っていたが、そこへ電話がかかってきて、はるみが事故に遭ったと知らせる。

 恵子はすぐに家を出てタクシーを拾い、病院へ向かうが、どうしたことか、走り去ったタクシーの向こうから、当のはるみがスキップを踏みながら帰ってきたではないか。

 そう、恵子はニセの電話でおびき出されたのである。子供が、母親が事故に遭ったと言われて誘拐されるのはよくあるが、その逆はあまりないよね。

 
 はるみ「ただいまー、ルナ!」

 はるみを演じるのは、数々の特撮ドラマで、全国の真性ロリコン戦士を悶絶させている片岡みえさん。

 言い忘れていたが、今回の脚本は上原正三さんである。

 誰だ、今、「ああ、やっぱりねえ」とつぶやいたのは!

 
 家の前にルナと言う子犬がつながれているが、これが子役に劣らぬくらい可愛いのだ。

 
 だから、その両者が融合すると、完全体となったセル以上の破壊力を生み出すことになる。

 はるみ「ママー、ルナ、お腹ぺこぺこよ、ママー? ママ、何処に行っちゃったのかしらね?」

 犬を抱いてリビングに駆け込むが、当然ながら、母親の姿は影も形もない。

 
 一方、再び海岸。

 大きな岩の上に、いきなり水着姿のあきらたちが勢揃いする。

 なんだかんだで、小泉あきらさん、モデル体型なんだよねー。もともとモデルだから当たり前だけど。

 ちなみに、テレビ版のレビューでも繰り返して言ってきたように、赤城はごつい顔の割りに弛んだ体をしていて、逆に黄山は、知的なマスクの割りにムキムキなのである。

 そして、5人の中で一番均整の取れた肉体美を誇る青梅の大葉さんが、この時ばかりはセンターを任されたのも当然であった。

 5人は海に飛び込んで泳いだり、

 

 
 ビーチで音楽をかけて楽しく踊ったりする。

 いやぁ、やっぱり桃井あきらは綺麗だ。

 もう、ストーリーなんかどうでも良くなってきた(オイ)。

 彼らはそうやって無邪気な海水浴客を装って、巨大魚が現れるのを罠を仕掛けて待っているのだが、巨大魚どころか、ベーダーの戦闘員一匹出て来ず、時間を無駄にしただけであった。

 ま、5人の面はとっくの昔にベーダーに割れているのだから、これで敵が引っ掛かると思う方がどうかしているのだが……。

 
 ひとしきり遊んだ後、若干ばつの悪い顔で海辺の岩場に立つ5人。

 赤城「怪物は特定の人物を狙っているようだ」
 緑川「特定の?」
 赤城「ああ、ヨットを襲った時も、ひとりだけを飲み込んでる」
 黄山「そう言えば、ヤスオ君の時もそうだった」

 ヤスオと言うのは、二番目に飲み込まれた子供のことである。どうやら、デンジマンと顔見知りの少年だったらしい。

 あきら「じゃあ、はるみちゃんのママも?」
 赤城「きっと、そうだ」

 さらに、既に5人が杉本恵子失踪事件についても関知していることが上記のやりとりで分かるが、怪魚による襲撃と、恵子の誘拐とは全然種類が違う事件なのに、彼らが二つを結び合わせて考えるのはちょっと強引である。

 あるいは、ヤスオもはるみも、共にアスレチッククラブに通っている子供だったのかもしれない。

 それはそれで偶然の度が過ぎるというものだが。

 さて、誘拐された三人は、一緒に大きな白い帆船に連れて来られ、キャビンの下に連れて行かれる。

 キャビンは、普通の帆船とは異なり、まるで宇宙船の操縦室のような感じであった。

 そして、そこには、ヘドラー将軍たちが待ち構えていた。

 
 ミラー「お前たち、この舵を動かしてみろ」
 ケラー「お前からやれ」
 男「……」

 彼らは前置きもせず、いきなりそんな謎めいた命令を下す。

 三人は訳が分からぬまま、言われたとおり、ひとりひとり舵輪に触るが、何の変化も見られない。

 だが、最後に恵子が触れると、その体が緑色の不思議な光に包まれる。

 ヘドラーたちはそうなることを予測していたようで騒ぎもせず、一番驚いているのは恵子本人だった。

 
 恵子「……」
 ヘドラー「この船はデンジ星人が使用していた」
 恵子「ええっ?」
 ヘドラー「海の墓場サルガッソ海で発見したものだ。今から3000年昔、デンジ姫がこの地球にやってきた。その時に、デンジ星から運ばれてきたヨットなのだ」

 彼らは、恵子がデンジ姫と一緒に地球にやってきたデンジ星人の子孫であり、その証拠に「虹の石」と呼ばれる不思議な鉱石を受け継いでいる筈だと指摘する。

 「虹の石」と聞いて、思い当たることがあるのか、恵子の顔色が明らかに変わる。

 だが、その石は、既に恵子の手からはるみに譲られていた。

 その石には特別な力があり、たとえば、はるみがそれを手に乗せて「私を夢の国へ連れてって」と願えば、眼前にありありと巨大帆船グレートクイーン号の姿が浮かび上がり、

 
 さらに、グレートクイーン号の中から、白い帆船、すなわちベーダーが接収した帆船(型宇宙船)が降りて来る。

 
 はるみ「王女様ーっ!」

 ネグリジェ姿で、帆船に乗るデンジ姫、デンジ星の王女へ呼びかけるはるみ。

 あ、さっきも言ったような気がしますが、今回の脚本は上原正三さんです!

 デンジ姫はまるで実在している人間のように、はるみを帆船に呼び寄せると、

 デンジ姫「あら、元気がないわね、はるみちゃん」
 はるみ「ママがいないの」
 デンジ姫「大丈夫、ママはきっと帰ってきます、だから、元気を出して、ね」
 はるみ「はい」

 親しくはるみを慰め、元気付けてくれるのだった。

 
 もっとも、やはりそれははるみの見ていた幻影に過ぎず、けたたましいルナの鳴き声ではるみが我に帰ると、そこは何の変哲もないはるみの寝室に戻る。

 
 はるみ「どうしたの、ルナ、誰か来たのかしら、こんな時間に?」

 その後、何者かが廊下を歩いてきてドアのノブを回したり、不気味な唸り声を上げたりしてはるみを散々おびえさせ、最後は天井一杯に怪魚のような怪物……今回の怪人アンゴラーの姿が映し出される。

 はるみ「お願い、私を守って、お願いよ!」

 はるみ、思わず「虹の石」に向かって助けを求めるが、その声は遠く離れたレッドたちの耳に届く。

 ピンク「あの声ははるみちゃん」
 レッド「よし、急ごう」

 ただ、彼らの映像を見ると、明らかに昼間の時間帯である。

 しかし、はるみは「こんな時間に」と言って柱時計を見ていたが、その時計は11時半を指していて、はるみもパジャマを着て布団に入っていたのだから明らかに夜だった筈なのに、いつの間にか昼間の話になっているのはどう考えても変である。

 ついでに、はるみの父親が一切出てこないのも、ちょっと気になる。

 それはそれとして、二人は杉本家に飛んでいき、アンゴラーの手からはるみを守り、家から脱出する。

 
 今回は、劇場版と言うこともあって、いつもよりかなりたくさんの戦闘員が動員されている。

 
 サイドカーにピンクとはるみを乗せたまま、爆発の中を突っ走るレッド。

 ちゃんと、子役を乗せた状態で撮影しているのがえらい。

 ま、場面によっては、人形になってるんだけどね。

 二人はアンゴラーと戦闘員の猛攻に苦戦するが、仲間がデンジタイガーで応援に駆けつけてくれた為、なんとか敵を撃退してデンジタイガーに避難することが出来た。

 ちなみに例の巨大魚は、アンゴラーが巨大化したときの姿だったことが判明する。

 
 レッド「危ないところだった」
 ブルー「間に合ってよかった」

 何気に、ルナを抱いたイエローが、ルナの頭をクシャクシャ撫でてやってるのが微笑ましい。

 伊藤久二康さん、犬好きだったのかな。

 
 はるみ「ママ、ママー、くすんくすん」

 デンジマンは、はるみをデンジランドに保護するが、はるみ、やはり母親が恋しいのか、「虹の石」に母親の面影を映し出しては、しくしく泣いていた。

 はるみの部屋にいた電子犬アイシーは、とことことデンジマンの司令室へやってくる。

 
 赤城「アイシー、ベーダーが何故あの石を狙うか分かったか?」
 アイシー「あれは虹の石、デンジ星人が運んで来た石だ」

 ここで、そもそも、アイシーがデンジ星からはるばる地球に来ることになった経緯が、改めて語られる。

 3000年前、高度の科学文明を誇ったデンジ星は、ベーダー一族に滅ぼされ、アイシーを含む少数のデンジ星人がデンジランドでデンジ星から脱出し、地球に到達したのである。

 だが、長い旅の間にデンジ星人はすべて死に絶え、生き残ったのはアイシーひとりであった。

 そして、ベーダー一族の出現をきっかけにアイシーが永い眠りから醒め、赤城たちデンジマンの素質を持つ若者を探し出したこと、それから始まったベーダーとの死闘の様子がかなりの時間を費やして回想される。もっとも、その大部分は、第8話のコスプレ戦闘シーンから採られている。

 これは、尺を稼ぐと共に、劇場に来たテレビ版を知らないちびっ子たちに、番組を紹介し、アピールする狙いがあったのだろう。

 長い長い回想シーンの後、

 
 あきら「ところで、その虹の石は誰がこの地球に持ってきたのかしら」
 青梅「おい、アイシー!」

 青梅が催促するが、

 
 アイシー「記憶にありません」

 どっかの国の政治家のようなふざけた返答をするアイシーだった。

 しかし、ちびっ子たちには分かりにくいギャグだったかもしれない。

 
 青梅「……ロボット犬の癖に、しっかりしなさいよ!」

 青梅、アイシーの言い草に、「ケッ」とでも言いたげな、渋い表情になってどやしつける。

 緑川「謎か、虹の石に関しては」
 あきら「電子頭脳に答えさせたらどうかしら」

 あきらの発案で、デンジランドに内蔵されている超高性能コンピューターに尋ねると、いとも簡単に、「虹の石」についてレクチャーしてくれる。

 かいつまんで言うと、「虹の石」はデンジ姫がもたらした物だった。

 3000年前、デンジ姫もベーダー一族の侵略を避けてグレートクイーン号で別の惑星に逃れたのだが、執念深いベーダー一族にその星も壊滅させられ、長い放浪の旅に出ることになった。その途中、あの白い帆船で地球に降下し、先に到着していたデンジランドを訪ねたらしい。

 
 デンジ姫「穏やかな惑星ですね。デンジ星にそっくりです」

 その時、デンジ姫のお供をした女性のひとりがクレアと言い、その子孫こそ、恵子だったのだ。

 ……と言うことは、他の二人は、デンジ星人の末裔ではなかったと言うことなのだろうか? でも、だったら、なんでベーダーがわざわざ彼らに目星をつけたのか、その辺が謎である。

 こちらで説明を補えば、二人も一応、デンジ星人の血を受け継いでいたのだが、恵子ほど濃くはなかったと言うことか?

 兵士「生き残ったのはアイシーだけです」
 デンジ姫「そうですか」
 クレア「来るんでしょうか、ベーダーは?」
 デンジ姫「こんな美しい星を見逃す筈ありません。私たちが生きているうちは私たちの手で守り、それ以後のことはアイシーに任せましょう」

 デンジ姫、チャキチャキのデンジ星人の筈なのに、若干、京都訛りがあるような……気のせいかな。

 
 デンジ姫「これから地球人と共に生きて、地球の歴史を作るべきだと思います」
 クレア「姫はどうなさいます?」
 デンジ姫「ベーダーに狙われそうな惑星があるかもしれません。太陽系や銀河系をパトロールします」

 こうしてデンジ姫はひとり地球を離れ、その際、別れを惜しむクレアに「虹の石」を形見として渡したのだ。

 デンジ姫「常に希望を持って生きるのよ、みんなも……」

 その後、デンジ姫がどうなかったのかはさだかではないが、テレビ版で後に姫そっくりの女性が出てくることから、結局最後は地球に移り住み、そこで一生を終えたのではないだろうか。

 そして、ベーダーが「虹の石」を狙うのは、「虹の石」がデンジマンのパワーの源であるデンジストーン以上のエネルギーを有している為であった。

 さて、ヘドリアンたちは、はるみが「虹の石」と共にデンジランドに匿われているのだと推測し、ヘドリアン女王が恵子の声色を使い、「虹の石」を通じてはるみに呼びかけ、指定された場所まで「虹の石」を持ち出すよう唆す。

 
 もっとも、はるみが部屋を出たところであきらに見付かってしまうのだが、ヘドリアンは代わりに、得意の催眠術をあきらにかけて、見事、あきらに「虹の石」を持たせて海岸まで引っ張り出すことに成功する。

 他の4人も気付いて追いかけるが、一足遅く、あきらの体は白い帆船に吸い上げられ、まんまと「虹の石」を奪われてしまう。

 
 ヘドラー将軍は、早速「虹の石」をアンゴラーの口腔内にねじ込む。

 ヘドリアン「アンゴラー、お前は虹の石によって無敵の力を得たのじゃ」
 ヘドラー「これより作戦会議を開きます」

 ヘドラー将軍が重々しく宣言したのはいいが、

 
 ヘドラー「恐らく、仲間たちの乗ったデンジタイガーがこう来るでしょう……」

 作戦会議の実態は、ダイデンジンやデンジータイガーの模型、デンジマンのフィギュアなど、市販されていた色んな関連グッズをこれでもかとばかりに並べた、かなり露骨なちびっ子向けCMタイムであった。

 80年代の特撮番組では、まま見られるシーンであるが、恐ろしげな悪の大幹部が、真面目腐った顔で玩具を動かしている姿は、相当情けないものがある。

 作戦会議の後、「では手始めにデンジピンクを血祭りに」と、ヘスラー将軍。

 そのデンジピンクこと和名・桃井あきらは、船内の檻に閉じ込められていたが、

 
 見張りがいなくなった隙に、鍵穴に金具を入れて鍵を開けようとする。

 
 ロックが外れた感触に、パッと目を見開くあきら。

 が、結局それも無駄であった。

 
 振り向けば、いつの間にかアンゴラーが檻のすぐ外に立っていたからである。

 思わず三枚も貼ってしまったが、やっぱりあきらは溜息が出るほど美しい。

 
 あきら、有無を言わさずデッキに引っ立てられて、マストに縛り付けられるが、その縛り方も、こないだやった「ウルトラマン80」のエミのふざけた縛り方と比べて、ちゃんと作法(小笠原流)にのっとった「おっぱい上下挟み式」なのが心憎い。

 が、あきらを捕まえた時点で処刑すればいいものを、そうやって愚図愚図しているうちに、

 
 案の定、他の4人が救援に駆けつける事態となる。

 ここ、二隻のクルーザーの登場と同時に、OP主題歌のイントロが流れ出すのがめちゃくちゃ燃える!

 そして、あえて二隻のクルーザーで接近したのもデンジマンの周到な作戦で、ヘドラーたちもてっきり4人が二人ずつ乗り込んでいるものと思い込み、あきらの警備を忘れて必死に外に向かって応戦しているうちに、実はひとりだけクルーザーに乗っていなかった青梅が海中からこっそり帆船に潜入し、まんまとあきらを助け出されてしまうのだった。

 デンジマンのひとりを確実に殺せる千載一遇のチャンスを逃したベーダーの失態であったが、まぁ、余計な色気を出して、「デンジピンクを人質にして他の4人をおびき出し、一網打尽、イッヒッヒッ」などと、ショッカーの地獄大使のように初手からあきらを処刑することを諦めている奴らよりは遥かにマシであろう。

 もっとも、ベーダーも彼らが逃げるのをただ指を咥えて見ていた訳ではなく、即座に追跡して海岸の岩場に上陸し、改めてバトルとなる。

 

 

 
 ここで、ひとりひとりアンゴラーを包囲するように現れるのだが、ことに、レッドの登場時は、その眼前に巨大な波飛沫が立って、実にカッコイイ。

 これは、自然に起きた波なのか、火薬によるものなのか、良く分からない。

 欲を言えば、まず、誰もいない状態で飛沫が吹き上がり、その後、その向こうの岩場の上にレッドが立っている……と言う方がより絵になっていただろう。

 ここから、気が遠くなりそうなほど長い長いラス殺陣となる。

 戦闘員を蹴散らしたあと、アンゴラーとの戦いになるが、

 
 さすがに「虹の石」でパワーアップしたアンゴラーの強さは別格で、その凄まじい威力の前にはデンジマンも逃げ惑うばかり。

 

 
 珍しい、クォータービューでの爆発ショット。

 
 アンゴラーの、アンコウの提灯のような部位から発射されるビームを浴びて悶絶する5人。

 だが、アイシーの操縦するデンジタイガーの加勢もあり、デンジマンはなんとなくアンゴラーを撃破してしまうのだった。

 その際、例の帆船も故障してしまい、ヘドラー将軍たちは涙を飲んで船を放棄し、ベーダー城へ帰還している。

 最後は巨大化したアンゴラーとダイデンジンとのお定まりの戦いとなり、事件は漸く解決するのだった。

 捕まっていた恵子たちも無事に解放され、恵子ははるみと感動的な再会を果たす。

 
 赤城たち「はるみちゃん、おめでとう」
 はるみ「どうもありがとう」

 ラスト、ベーダーのお陰で台無しになったはるみの誕生パーティーを、デンジマンが改めて野外で開催している。

 
 恵子「ほんとになんとお礼を申し上げてよいやら、ありがとうございました」
 赤城「良かったねえ、はるみちゃん」

 
 ここで、偶然撮れたのだと思うが、ルナが、親犬に甘えるようにアイシーに二本足で抱き付いているのが、実に可愛らしい。

 
 黄山「しかし驚いたな、デンシ星人の子孫が生きていたなんて」
 緑川「いや、俺たちの体内にも恐らく」
 青梅「ええっ?」
 緑川「だからアイシーは俺たちをデンジマンに選んだんだ」

 依然として沖合いに漂っている、あの白い帆船を眺めながら、不思議な運命で結ばれた地球とデンジ星の悠久の歴史に思いを馳せつつ語り合うデンジマン。

 その後、彼らの眼前にありありとグレートクイーン号とデンジ姫が出現し、再びはるみの手に「虹の石」を生成し、白い帆船を回収して再び大宇宙へ飛び去っていく一幕があるのだが、正直、それが現実なのか幻影なのか、デンジ姫が生きているのどうかも分からなくなるので、ない方が良かったかな、と。

 ちなみに、例の帆船、正式名称はスペースクルーザー・デンジ号と言うらしい。

 以上、お宝ショットは多いけれど、ストーリー自体は平凡な作品であった。

 尺はたっぷりあるのに、レギュラー子役や、千恵子巡査が全然出ないのも物足りない。

 最後になりましたが、成田賢さんのご冥福をお祈りしつつ、筆を置きたいと思います。

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コメント

やはり今回は小泉あきらさんの👙が最もインパクトがありましたね😅
千恵子さんが出演されないのが残念ですね青梅以外にも黄山が意外とムキムキなのに驚きました

イマイチ

「スーパー戦隊 THE MOVIE」のDVDで観ましたが冗長に思えました。
劇場版らしい「打ち上げ花火」感や外連味が欲しいところです。

自分が観た戦隊の劇場版のベスト3は
「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」
(死神博士、地獄大使、プロフェッサーギル、金田社長が四天王!)
「バイオマン」「ゴーカイジャーVSギャバン」ですね。
ワースト1はぶっちぎりで「オーレンジャー」。

成田賢さんの訃報を悼む書き込みは多かったですね。
やはり「本物」は不滅ということでしょう・・・

キャプ画1枚目の黒崎 誠輝はジャスピオン=黒崎さんの本名ですね。

Re: タイトルなし

> やはり今回は小泉あきらさんの👙が最もインパクトがありましたね😅

綺麗ですよね。

Re: イマイチ

> 「スーパー戦隊 THE MOVIE」のDVDで観ましたが冗長に思えました。

回想シーンがいくらなんでも長過ぎですよね。

> 自分が観た戦隊の劇場版のベスト3は
> 「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」
> (死神博士、地獄大使、プロフェッサーギル、金田社長が四天王!)
> 「バイオマン」「ゴーカイジャーVSギャバン」ですね。
> ワースト1はぶっちぎりで「オーレンジャー」。

そうですか。「オーレンジャー」の劇場版は見たことないですが……。

> 成田賢さんの訃報を悼む書き込みは多かったですね。
> やはり「本物」は不滅ということでしょう・・・

いい声しておられますよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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