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「大戦隊ゴーグルファイブ」 第3話「デストピアを撃て」

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 第3話「デストピアを撃て」(1982年2月20日)

 冒頭、渓谷にかかる吊り橋を渡った先にある四つ峠の山小屋で、赤間がロッククライミングのパートナーであった親友・梶祐介と5年ぶりの再会を果たす。

 5年ぶりと言うことは、恐らく、赤間が大学の山岳部にいた時の友人なのだろう。

 
 マリ子「お兄ちゃん!」

 だが、その場にはもう一人、小さな女の子がいた。梶の妹・マリ子である。

 
 あからさまに膨れ面をして見せるマリ子。

 ちょっと高橋かおりさんに似た子役で、原和美さんと言うらしい。

 らしいと言うのは、実はこの3話、間違えてクレジットが2話と同じ物が使われている為、二人の役名は表示されていないのだ。

 ウィキペディアによると、マリ子の子役の名前は書いてあるが、梶を演じた俳優の名前は「不明」になっている……。

 なんと言う不運な人だろう。

 
 梶「いやぁ、コブが付いてきちゃって」
 マリ子「コブなんかじゃありません、妹ですぅ!」
 赤間「やあ、よろしく」

 赤間が快活に挨拶するが、マリ子は険しい表情を崩さず、

 マリ子「お兄ちゃんを誘わないで下さい!」
 赤間「ええっ?」

 
 梶「おいおい、そうじゃないと言ってるだろう。今日のことは5年前から決まってることなんだよ。こいつ、心配しやがるんだ。マリ子、ほんとに今日でやめる、だから、お兄ちゃんの一番の友達と登らせてくれよ」
 マリ子「……」

 慌てて梶がマリ子をなだめ、丁寧に説明してお願いするが、マリ子は依然、憎々しげな視線を赤間に飛ばしてくる。

 子役にしては、なかなか味のある顔である。

 しかし、マリ子がわざわざ兄にくっついて来てまで登山をやめさせようとするのに、何か明確な理由が設定されていないのは片手落ちのような気がする。

 赤間と会わなかったこの5年間に、梶が、登山中の事故で大怪我をしていた……みたいなエピソードが欲しかったところだ。

 それにしても、梶は妹をそんなところに連れてきたのはいいが、自分たちがロッククライミングをしている間、妹を山の中に置いていくつもりだったのだろうか?

 そもそも、そんな説得は山に来るまでに済ませておくのが普通だよね。

 が、結局、まともな山登りは続行不可能になる。二人が歩き出した途端、地面が激しく揺れ動き、

 
 地中から、デスダークの移動要塞デストピアが浮上したからである。

 
 梶「おい、なんだあれは?」
 赤間「エロトピア、いや、デストピア!」

 赤間は急いで二人を避難させようとするが、彼らの足元で地割れが起き、梶だけ出来たばかりの地溝に転落してしまう。

 ほんと、つくづくツイてないお人だ……。

 
 デストピア出現の知らせに、赤間を除く4人がゴーグルシーザーで出撃し、可愛いお口をパカッと開けて巨大ミサイルを問答無用で発射する。

 デスギラー「こしゃくなぁ、デスファイター発進!」

 
 デスギラーも、即座に正面の扉を下ろしてデスファイターを繰り出すが、はっきり言って、この瞬間にミサイルをぶち込めば、一発でデスダークを滅ぼすことが出来たんじゃないかと思う。

 ま、そんなことしたら、視聴者もスタッフもスポンサーも大激怒なので、分かっていても撃てないゴーグルファイブだった。

 蚊のようなデスファイターが何十機かかろうと、ゴーグルシーザーの楽勝……と思いきや、何故か今回は迎撃に苦労する。

 
 誠「コンボイピューターの計算では、ゴーグルシーザーは小さな敵と戦うのは不利だ」
 あかね「戦闘機にはやっぱり戦闘機ね」
 達也「うん、ゴーグルレッド、ゴーグルジェットでやっつけてください」

 本部で後方支援を行うコンボイたちはそう判断すると、素早く赤間に指示を出す。

 赤間は、とりあえずマリ子を山小屋の中に避難させると、レッドに変身してゴーグルシーザーに乗り込み、単座戦闘機のゴーグルジェットで出撃する。

 この辺はまぁ、分かりやすいスポンサー向けのシーンである。

 ちなみに当時のバンダイのカタログによると、ゴーグルロボの(大)が700円、(小)が300円です。

 勿論、消費税はかかりません!

 あと、ガンダムのフィギュアの値段が100円と言うのが何回見ても信じられない価格設定だ。

 それはさておき、赤間は、デスファイターを片付けると、再びあの山小屋にマリ子を迎えに行くが、いきなり戦闘員たちが赤間目掛けてマシンガンをぶっ放してくる。

 
 マズルカ「これを見ろ!」
 マリ子「赤間さん、助けてー!」
 マズルカ「四つ峠を我々の地上侵略の拠点にするのさっ!」

 さらに、マリ子がマズルカに捕まってしまい、迂闊に手が出せなくなる。

 マズルカ「お前はここまでだ!」

 マズルカがそう言って杖をかざすと、赤間の足元で激しい爆発が起き、赤間は吹っ飛ばされて谷底へ転落する。

 デスギラーは、タコモズーと言う怪人を作り出すと、四つ峠に通じる全ての道を封鎖しろと命じる。

 タコモズーは戦闘員を引き連れて出撃し、トンネルを爆破して、四つ峠を完全に周囲から孤立させる。

 一方、赤間は谷底で、梶を発見する。梶は負傷していたが、幸い、命に別状はない。

 
 達也「赤間さん、どうしちゃったんだろう?」
 誠「黒田さん、赤間さんから依然、連絡ありません」

 相変わらず、食べちゃいたいほど可愛い達也くん。

 しかし、赤間のゴーグルブレスが壊れたという描写はないのに、通信が途絶えるというのは少し変である。恐らく、彼らの落ちた場所まで電波が届かなかったのだろう。

 
 黒田「大丈夫だ、心配するな」
 ミキ「下手に連絡して動きを掴まれるのを警戒してるのかも」

 一応、それに対してミキがこのように説明しているのだが、デスダークがゴーグルファイブの通信を傍受するなんてシーンは全編通してもなかったと思うので、あまり説得力はない。

 4人が四つ峠近くの採石場のようなところで考え込んでいると、早速戦闘員たちが襲撃してくる。

 4人は変身することもせず、彼らをひとり残らずぶちのめす。

 
 いつもながら、少女漫画から抜け出してきたようなミキの美貌。

 

 

 
 いつもながら、カンフー映画から抜け出してきたような黒田の勇姿。

 そして、全く画像を貼って貰えない二軍の青山と黄島。

 奴らの為に祈る言葉はない。

 再び四つ峠の山小屋。

 
 勝気なように見えたマリ子だが、やっぱりか弱い女の子、別にマズルカに虐待されている訳ではないが、廊下に立たされた生徒のようにメソメソ泣いていた。

 谷から這い上がり、小屋の周辺を調べていた赤間は、梶のところへ戻ってきて、

 赤間「裏の崖下は警戒が手薄だ。あの上へ回り込んでザイルで降りる。まさか奴らも上から来るとは思わないだろう」
 梶「ようし、俺も行く」

 
 赤間「お前は無理だ」
 梶「俺とお前はザイルパートナーだぜ、いつも一本のザイルに命を託してきた仲じゃないか」
 赤間「わかった、お前にザイルを支えて貰えば、そりゃ心強いよ」

 赤間は自分より怪我の重い梶を気遣うが、梶はあくまで協力すると言い張り、赤間もその熱意に負け、がっちり握手を交わすのだった。

 
 次のシーンでは、早くも赤間の体は、裏の崖から渡されたザイルにぶら下がっている。

  
 ザイルの端は、一方は崖に生えている木の根元にくくりつけられ、もう一方は……何処に結ばれているのだろう?

 つーか、後方のザイルは見えなくても、小屋の先に伸びるザイルは、どう考えても戦闘員たちの目に入るよね。

 
 赤間は見付かりはしないかとハラハラしながらゆっくり体を進ませるが、戦闘員たちは全く気付かない。

 
 逆に、小屋の中にいたマリ子は逸早く赤間に気付いて、気遣わしげに見守っていた。

 ここで、マリ子が彼らの目を赤間から逸らす為に、何かアクションを起こせばストーリー的にも面白くなったと思うのだが、実際は、特に何もしないで見てるだけなのがもどかしい。

 
 結局、赤間は、小屋の真上まで来たものの、それからどうしたら良いのか分からなくなり、宙ぶらりんの状態となり、戦闘員たちにも発見されてしまう。

 考えたら、山小屋の屋根は切妻で、ザイルとの距離も結構あるから、仮にそこから飛び降りても上手く着地できていたとは到底思えず、この計画、そもそも発想が間違っていたのではないだろうか。

 戦闘員「あそこだ。マズルカ様ーっ!」

 さっきは景気良くマシンガンぶっ放したのに、今度は何故か撃とうとせず、赤間に気付いても下で騒ぐだけで何も出来ず、ひたすらマズルカの指示を仰ぐ情けない戦闘員たち。

 
 マズルカ「やれっ!」

 マズルカの号令で、ザイルが切られて赤間は山小屋の屋根から地面にバウンドしたところを捕まり、梶もあえなく敵の手に落ちてしまう。

 
 と、ここで再びマシンガンが出て来て、その銃口が赤間の胸に擬せられる。

 マズルカ「覚悟!」

 デスダークが、もっとも勝利に近付いた瞬間であったが、マズルカが引き金を引こうとしたまさにその時、地中を掘り進めてマズルカの足元に到達したゴーグルイエローが、マズルカの両足を掴んで穴に引っ張り込み、寸前で赤間の命を救う。

 
 マズルカ「おのれ、イエローめ!」

 穴からか出て来て悔しがるマズルカさん。

 こうして見ると、やっぱりマズルカって結構美人だよね。

 赤間がレッドに変身してしまえば、もう詳しく書くこともない。

 梶とマリ子を救出し、タコモズー戦、そして巨大ロボットバトルを制し、事件は解決する。

 ちなみに今回も、ザゾリヤ博士のマンモスコングと、イガアナ博士のゴリラコングが戦って、勝ったゴリラコングが出撃するという演出が見られるが、二人の掛け合いが面白い訳でもなく、単に余計なシーンが増えるだけと言うことにスタッフも気付いたのか、この予選システムはこの3話でおしまいとなり、4話からは二人が共同開発したロボットが投入されることになる。

 ま、どうせ最後は必ずゴーグルロボに粉砕されるのだから、どうでもいいんだけどね。

 以上、ストーリーらしいストーリーも、フックも捻りもなく、ミキやみどりの見せ場もなく、何処と言って特徴のないエピソードであった。

 最初、自分がスルーしたのも頷ける凡作である。

 
 ラストは、5人の決め顔で締めましょう。
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コメント

確かに残念なストーリーですね😅子役の👧が印象に残ったぐらいのようですね

お金持ち?

考えてみたら、毎回毎回、等身大怪人と巨大ロボットを「別個に」製作している
エゴスとデスダークって戦隊の歴代の悪の組織でもお金持ちなのでは?
それでも勝てないのが残念ですね。努力の方向が間違っているような?

チェンジマン初配信開始

先週土曜日より「チェンジマン」が初配信開始で、ネット上で盛り上がってますが

伊吹長官の地獄の「シゴキ」をエスケイプしてから、ヒドラ兵に追い詰められ
剣飛竜「俺たちはあの地獄の訓練に耐えたじゃないか!」
   ↑
「いや、アンタたち、逃げ出してきたでしょ」というツッコミはやはり出てました・・・

なお、水曜日の「その他ヒーロー」枠が「平成ライダーⅡ期」になってしまいました。
「キャプテンウルトラ」とか昭和の未配信作品を期待していたのに・・・
また、月曜日の「不思議コメディ」枠での
「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」「じゃあまん探偵団 魔隣組」が心待ち・・・

Re: タイトルなし

ま、スルーしても良かったんですけどね。

Re: お金持ち?

> 考えてみたら、毎回毎回、等身大怪人と巨大ロボットを「別個に」製作している
> エゴスとデスダークって戦隊の歴代の悪の組織でもお金持ちなのでは?

そうですね。でも、デスダークは自社生産してるだろうから、割りと格安で上がっているのではないでしょうか。

Re: チェンジマン初配信開始

そうですか。今のところ「チェンジマン」のレビューをする予定はありません……

「フラッシュマン」もそうですが、レギュラーに好みのタイプの女の子がいないとやっぱり難しいですね。

ヒロイン

確かに「チェンジマン」も「フラッシュマン」も正義のヒロインよりも
悪のヒロインの方が魅力的ですね。アハメスとかレー・ネフェルとか・・・

Re: ヒロイン

> 確かに「チェンジマン」も「フラッシュマン」も正義のヒロインよりも
> 悪のヒロインの方が魅力的ですね。アハメスとかレー・ネフェルとか・・・

サー・カウラーとかも好きなんですけどね……

今更の疑問なのですがデストピアと言うのは、デスダーク(或いは総統タブー)が臨んでいるユートピアの事なのでしょうか?ベタですがね😓

Re: タイトルなし

ユートピアの反対語がデストピアなので、そこから採られた名前でしょう。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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