第11回「さよなら貴男」(1985年6月25日)
の続きです。
明け方、路男は真鶴の海岸の岩場に、千鶴子と一緒に座って海を見ていた。

路男「何があったか訳はきかねえ、だがな、事故であんたに死なれちゃ俺が困るんだ」
千鶴子「何故私をここに連れてきたの?」
路男「あんたと一緒に真鶴の海を見てえと思ったからよ、遠い昔、あんたと俺がそうしたようにな……もっとも、生まれたばかりのあんたに海が見えたわけがねえ、光のきらめきのようにしか見えなかったろうよ」
千鶴子「私が誘拐された日のことを言ってるの?」
路男「ああ、そうだ、やっと気付いたようだな、ガキの頃の俺は夜明けと共に目覚め、海辺へ走り出るのが常だった。水平線に太陽が顔を出すのがなんとも不思議で、飽くことなく見詰めたものさ」
……
いま、突然気付いたのだが、路男が朝男に比べていまいちかっこよくないのは、こうやって、何かあるたびに自分の過去を長々と思い入れたっぷりに他人に語る癖があるからではないだろうか。
なんというか、いちいち自分の暗い生い立ちをアピールしているように見えて、たまに興醒めしちゃうんだよね。まぁ、自分の復讐事業を正当化する為にあえて言ってる側面もあるんだろうけどね。
「不良少女」の朝男にもそれなりに暗い過去があったけど、自分からそれを話したのは6話か7話で、自宅に招いた笙子にとわずがたりに話した時だけだったような気がする。
自分の過去を会うたびに自慢げに吹聴する男・路男と、ほとんど常に胸の奥底にしまっている男・朝男、両者を比べて、どちらがより男らしいかは考えるまでもないだろう。
かてて加えて、実は、千鶴子は18年前、その場にいなかった(誘拐されたのは、しのぶ)のだから、そんな相手に光のきらめきだの、海鳴りだの言ってるところが、ますますもって路男のカッコ悪さに拍車をかけているように見える。 
路男「見な、水平線に日が昇る、昔とちっちもかわらねえ光景だ。だが今の俺には同じようには見えねえ、耳を澄ますと、女の血の叫び声が木霊する海鳴りが聞こえてきやがるんだ」
千鶴子「……」
二人の目の前で、赤く燃える太陽が雲の向こうからじりじり昇ってくる。
さて、皆さん、ここから「乳姉妹」屈指の爆笑シーンとなります。

千鶴子が、日の出を見ながら思い入れたっぷりに語っていた路男の方を向くと、

千鶴子「……」

千鶴子「……」
路男「ああんっ」 いきなり、その体を突き飛ばしてしまうのである!
千鶴子のあまりに突然な行動と、路男の情けない声だけでも爆笑必至だが、それ以上に、肩を押されている最中なのに、路男が何の反応も示さずボーっとしている表情が、もう最高におかしい。

さらに、JACばりの見事な落下をシルエットで演じる路男。
岩の崩れる音が響く。
しかし、具体的にどれくらいの高さなのか不明だが、無茶をする女である。
一歩間違えれば殺人罪成立だぜ? しかも自分を猛たちから救ってくれた恩人に。

千鶴子「海鳴りさん、今の私には何故私を憎むかなんてどうでもいいの、あなたが何処の誰でも興味ないの、ごめんなさい」
路男「……」
現在の朝男指数……………30!(マイナス60)

その後、真鶴の中でも特にビンボーそうな崩れかけた家屋の庭先を見て、自分も本来なら、こう言う貧家に育つべき人間だったのだと、怒りとも恥辱とも絶望ともつかない感情を泡立たせる千鶴子。
だが、腕で涙を拭うと、
千鶴子「私はこんな家の娘なんかじゃない!」
気丈に言い放つと、崖の方へ向かって浜辺を走り出す。
すっかり明るくなった頃、崖の突端に立ち、足元の岸壁に打ち寄せる波濤を見下ろしている千鶴子の姿があった。
そのまま海へ身を投げて自殺するつもりなのだ。最初からそのつもりで家を飛び出したのだろう。
彼女は、松本しのぶとして生き永らえるより、大丸千鶴子のまま死ぬことを選ぶような女なのだ。
が、人が何かしている時に必ず邪魔しに湧いて出る鬼神組の皆さんがここでも大発生。

千鶴子「あっ」
猛「足押さえろ、足」
千鶴子「やめてぇーっ!」
ここでも、倒れた千鶴子のスカートがまくれて白い下着があらわになるなど、無駄にエッチである。

それでもなんとかチンピラどもを払い除け、崖の端っこぎりぎりに立つ千鶴子。
千鶴子「やめて、私は大丸千鶴子よ、あなたたちに体を汚されるような女ではないわ!」

と、言うなり、いきなり海へ身を躍らせる。
路男「バカヤロウ、なんて真似を!」

続けて、駆けつけた路男も、千鶴子を追って躊躇なくダイブする。
猛「なんて奴らだよ……」 それを見た猛の感想が、あまりに身も蓋もないものだったので、管理人、思わず大笑い。
ま、極悪非道のチンピラと言っても猛は普通の感性の持ち主であり、千鶴子たちの常識外れの行動に、「引いて」しまったのも無理からぬことであった。
これで猛がもう一歩進んで
「もう、こんな頭のおかしい連中と関わるのはよそう」と、なけなしの良識を掻き集めて決断し、実家に帰って畳屋でも継いでいれば、彼も、あたら若い命を失わずに済んだものをと、惜しまずにいられない。
どうでもいいが、よく人が落ちるドラマだよね、「乳姉妹」って。
そう言えば、猛も、ちょっと後に雅人たちとチキンレースして、豪快に港からダイブするハメになるんだよね。あのシーンもかなり笑わせて貰ったなぁ。
さて、猛たちがやむなく引き揚げる一方、雅人が、もしや千鶴子が真鶴に来ているのではないかと考え、車で向かいつつあった。
その後、大丸家の様子、紅葉坂教会の様子などが描かれるが、特に重要ではないのでカット。

どれくらい経ったか、千鶴子は目を覚まし、自分がソファの上に横たわっているのに気付く。

目の前には、路男がぐったりしたような様子で椅子に座って、こちらを見詰めていた。
千鶴子「ここは?」
路男「そう、あんたの別荘だ」

千鶴子、何も考えずに立ち上がるが、毛布がずり落ち、下着姿があらわになる。
千鶴子、慌てて布団で胸を隠す。
やっぱり、このドラマって必要以上にエッチだよね。

路男「驚いたお嬢さんだぜ、あんな絶壁から躊躇もなく海へ飛び込んじまうんだものなぁ」
千鶴子「あなた、まさか私に何かしたんじゃないでしょうね?」
ただ、後ろから見ると、千鶴子のブラのベルトが妙に太いことが分かり、ニッセンで売ってるおかんの補正ブラみたいで、やや、興醒めである。
路男「ふざけんじゃねえ、気絶してる女をモノにするほど落ちぶれちゃいねえよ!」 だが、千鶴子の失礼な質問に対し、その前を歩きながら上着を放り投げる路男の姿は、実にカッコイイ。
現在の朝男指数………………150!(プラス120)
ちなみに朝男指数200で、晴れて路男は朝男にクラスアップします(してどうすんだ?)
また、千鶴子が急いで服を着る間、ずっとカーテンの隙間から窓の外を眺めているところもストイックでよろしい。

千鶴子「何故、何故、私を助けたりしたの?」
服を着ると、再び千鶴子は泣き出す。
路男「前にも言った筈だ、あんたに死なれちゃ、俺が困るとな」
千鶴子「あなたは何者なの? 田辺路男なんて名前はお父様も知らないって言ってたわ」
ここで路男は初めて、自分の本名が三森路男であることを明かす。
路男「18年前、あんたを攫った誘拐犯人・三森要介と育代は俺のおやじとお袋だ」
千鶴子「……!」
ここで漸く、18年前のあの日、いったい何が起きたのかが、路男の口から語られる。

路男の声「俺のおやじは腕っこきの漁師だったよ、昔気質で無口な男だったが、俺のことは人一倍可愛がってくれた。そんなおやじが人の勧めで養殖事業を始めたのが失敗だった。漁業協同組合やら、街の金貸しから金を借りて首が回らなくなっていたんだ」
路男の台詞にあわせて、路男の父親が困ったような顔で首に手を当てるのだが、これだと「首が回らなくなる」と言う慣用表現を、路男が文字通りの意味で受け取っているようにも見えて、ちょっと笑える。
実際、「首が~」と言う台詞と、おやじの手の動きがシンクロしてるので、スタッフ、わざとやってるんじゃないのかと勘繰りたくなるほどだ。
ま、そんな些事はともあれ、

路男「……」
三歳の頃の路男を演じる子役が、とても三歳とは思えない目力のある子供で、このキャスティングには脱帽させられた。
路男の声「三歳の俺でもおやじの苦しみは良く分かった」 嘘つけ。 いくらなんでも三歳の幼児が、「お父さんは借金で大変なんだな」とか思う訳ねえだろ!
どさくさ紛れに嘘をつく路男であったが、まぁ、事件のあと、周りの大人から教えられた情報と、当時の記憶だと思い込んでいるものがごっちゃになって、自分でも、三歳の時点で父親の悩みを理解していたのだと錯覚しているのだろう。
で、そこへ、病院から赤ん坊を掻っ攫ってきた育代が戻ってきたのである。
一応、新聞記事では父親が主犯となっていたが、この場のやりとりからすると、育代のほうが独断専行して誘拐に踏み切ったようである。前々から、そんな相談を二人でしてはいたのだろうが。
路男「その時の赤ん坊が、千鶴子、お前だ」
千鶴子「……」
本当は、その赤ん坊は千鶴子ではなく、しのぶだったのだが、千鶴子は自分に酔っている路男の話の腰を折るのを気兼ねして、何も言わない。 翌日、龍作の手引きで剛造たちが彼らの掘っ立て小屋にやってきて、500万と赤ん坊を交換する。
それで双方納得していれば問題なかったのだが、剛造は、部下に夫婦をボコボコにさせた上、「娘を殺されそうになった親の気持ちがどんなにつらいものか、手島、思い知らせてやれ」と、手島たちに他ならぬ路男を捕まえさせ、その体を海に叩き込むぞと脅したのである。
龍作「旦那!」
剛造「見せしめだ、殺しやしない」
無論、剛造は無用の人殺しをするほど馬鹿ではなく、要介にも聞こえるくらい割と大きな声で明言しているのだが、錯乱状態にある要介の耳には届かなかったのか、

要介「俺が死ぬから、子供の命は助けてやってくれーっ!」
と、家から銛を取って来ると、そう叫んで自らの腹に突き立ててしまったのである!
そうか、以前、剛造の家に路男が銛を投げ込んだのも、こんな経緯があったからなのか。
要介「ぐぇっ、たぁすけてぇくれぇーっ!」 壮絶な死に様であったが、刺した後で「(女房と子供を)助けてくれえ」と、叫ぶと、なんか「やっぱり死にたくないので、俺の命を助けてくれえ」と訴えているようにも聞こえて、ちょっとトホホである。

育代「あんたあああーっ!」
要介「路男ぉ、父ちゃんを許してくれえええーっ!」 ま、いかにも路男の父親らしい暑苦しいおやじであった。
ひとりで勝手に暴走して取り返しのつかないことをするあたりも、路男そっくり。
育代「あんたあああああああああーっ!」 で、母親がまた、父親に勝るとも劣らない騒々しさと鬱陶しさで……
このまま路男が両親の元で育っていたら、今より10倍は鬱陶しい若者になっていただろうと想像され、慄然と肌に粟が生じる思いがする管理人であった。
結局、事件は要介の自殺と言うことで片付けられ、育代は刑務所行き、路男はおさだまりの親戚たらいまわしの刑を受けたのだった。
これでやっと、路男が剛造を恨んでいる理由はクリアになった。しかし、そもそも剛造がわざわざあんなことをしたのがどうも納得できないんだよねえ。相手がもっと大物の悪党だったら、「見せしめ」の必要もあったかもしれないが、相手はどう見ても、ただのしがない漁師の夫婦である。500万もゲットしたことだし、彼らが再びそんな真似をするようなタマとは到底思えないのだ。
ま、後に若山が言うように、剛造は見掛け以上に恐ろしい男であり、しかも娘を誘拐されて怒り心頭に発しており、まともな精神状態ではなかったと言うことなのかも知れないが。

路男「路男、父ちゃんを許してくれ……それがおやじの最期の言葉だった。(中略)だが、おやじの死は自殺なんかじゃねえ、大丸に殺されたのも同然だ!」
千鶴子、冷静に
「いや、そもそも、赤ん坊を誘拐したあんたの親が悪いのでは……」と、ツッコミを入れたくなったが、滂沱と涙を流しながら絶叫する路男の横顔を見ては、何も言えなくなるのだった。
一方、紅葉坂教会では、優子が若山から路男と同じ話を聞かされ、路男が何故剛造を付け狙うのか初めて理解していた。
優子「先生、路男の復讐をやめさせてください、路男は千鶴子さんに乱暴して大丸さんを挑発する気でいるんです」
若山「馬鹿な奴だ、路男は大丸を甘く見ているんだ。誰が見ても大丸は誠実で温厚な紳士だ。だが、企業戦争を勝ち抜いて来た大丸の性根は火の玉よりも激しいものだ。ひとたび怒れば、路男などひとたまりもなかろう。なにしろ、太平洋戦争では、たった一機の戦闘機で戦艦5隻を沈めた男だからな」
優子「シャアか!」 ……すいません、いい年こいてガンダムおたくなんです。
その鬼よりおっかない剛造も、この時、真鶴に向かっていたのだが、その車中で18年前の悲劇の現場にいた目付きの鋭い子供のことを思い出し、漸く路男の素性に思い当たっていた。

千鶴子「その時の恨みを私の体で晴らすつもりなのね、ゲスの逆恨みもいいところだわ」
路男「ゲスの逆恨みは承知の上だ、だが、恨みだけじゃねえ、男の意地だ。おやじは自殺、お袋は刑務所、それから後の俺は親戚じゅうをたらい回しにされた。誘拐犯人の子供であることを隠す為に、名前も田辺路男と変えられた! その癖俺がちょっといたずらしたり……(後略)」
千鶴子に挑みかかりながら、幼い頃のつらい記憶を聞かれもしないのに語り倒す路男。
路男「大丸剛造と千鶴子、その名は俺の体に刻み込まれた、俺は今日までずっとあんたと大丸を睨みつけて生きてきたんだい!」
千鶴子(だから、知らんっちゅうに……) 何度も言うようだが、本人も自覚しているように、剛造はともかく、何の罪もない(と言うか、むしろ路男の両親の被害者である)千鶴子まで仇と付け狙うのは、どう考えても頭がおかしい。

路男「体を張ってでも刺し違えて見せる!」
千鶴子「お父様を殺す気なのね?」
路男「時と場合によっちゃあな」
千鶴子「やめて、お父様はあなたが考えてるほど幸せじゃないの、私だって誰にも話せない苦しみが……だから死にたかった。どうして助けたりしたのよ!」
路男「そんなゴタクは聞きたくねえ!」
千鶴子「分かったわ、どうせ私は一度死んだ人間だわ、あなたの恨みを私の体で晴らしなさい! そのかわり、お父様を殺すのだけはやめると約束して……約束してくれるなら、私はあなたの女になってもいいわ!」
なんだかんだ言って、千鶴子は剛造のことをこの上なく愛しており、我が身を投げ打ってでも路男の復讐から父親を守ろうとする。
が、路男はそんな健気さに心を動かされることもなく、「勿論、そうするつもりだ、俺の望みはなぁ、あんたを泥沼に沈めて大丸に地獄の苦しみを与えてやることだ! 俺が味わった苦しみをあんたの体に刻み付けてやるぜ!」と、うそぶき、

いきなり千鶴子の体を押し倒すと、その上にのしかかる。キャーッ!
千鶴子「放して、やめなさい、やめてーっ!」
路男「うるせえっ」

千鶴子「やめて、放して!」
路男の野獣のように暴走する若さに、全力で抵抗する千鶴子さん。
あれ、ついさっき「あなたの恨みを私の体で晴らしなさい!」とか言ってなかったけ?
あと、「俺が味わった苦しみをあんたの体に刻み付けてやるぜ!」と言う台詞を聞いてから路男の行動を見ていると、なんか、路男も、過去に男性にレイプされたことがあるのかと、ついいけない想像をしてしまうではないか!

路男、さっき千鶴子に着せた服を今度は自分の手で引き裂く。
いまひとつ何がしたいのか分からない奴だが、路男、多分、三歳の時からずっと、自分が何をしたいのか分からないまま生きてきたのではないだろうか。
それにしても、ヒロインが二人ともブラジャーを露出させられるとは……大映ドラマにしてはちょっとお色が強過ぎて、さすがの管理人もやや辟易させられる。
だが、ここへ、まさに救世主のごとく現れたのが、我らが雅人であった。

雅人の出現に、思わず起き上がり、胸を掻き合わせると千鶴子と、さすがにバツの悪そうな顔になる路男。
現在の朝男指数………………0!(マイナス150)
あーあ、頑張って150まで行ってたのに、最後の暴走で台無しである。

雅人「千鶴ちゃん、僕と一緒に戻るんだ」
路男「雅人さんよ、そうはいかねえぜ、千鶴子はわたさねえ、どうでもっていうなら俺を殴り倒してからだな」
雅人、すぐ千鶴子を連れて行こうとするが、未練たらしく路男が千鶴子の体を引き寄せ、ますます朝男指数を低下させる。

雅人「田辺君、僕は君を倒してでも千鶴ちゃんを連れ戻すよ、千鶴ちゃんは僕の婚約者だ」
雅人はその目で婚約者が狼藉を働かされそうにそうになったのを見たというのに、驚くほど冷静で、いきがる路男に向かってきっぱり宣言すると、千鶴子に目を転じ、
雅人「千鶴ちゃん、君がどんなにつらいか、僕には良く分かる。だけど今は僕の為に生きることを考えて欲しい。死のうなんて考えないでくれ! 僕は君を愛してるんだ!」 飾り気はないが、その分、雅人の誠実さが胸に迫る名台詞を放ち、これには千鶴子も思わずウルウル。
うーむ、それなのに、結局二人が結ばれず、あろうことか千鶴子と路男がくっついちゃうというのは納得いかないなぁ。
路男「フッ、笑わせてくれるぜ!」
雅人「黙れっ!」 路男「おふっ!」
それでもやはり腹に据えかねていたのだろう、雅人のハンマーのような右フックが唸りを上げて路男の顔面にヒットする。
……
笑わせて貰ったのは、路男ではなく、視聴者の方であった。チーン。
路男、口で言うほど強くないところは、朝男と共通してるんだけどね。

テラスから庭に出て、なおも激しくどつきあう二人を、悲しそうな目で見詰める千鶴子を映しつつ、「つづく」のだった。
しかし、最後まで見てもやっぱり
「さよなら貴男」に合致するようなシーンはなかったなぁ。
普通に「明かされた18年前の真実」くらいで良かったんじゃないかなぁ?
- 関連記事
-
スポンサーサイト