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「超電子バイオマン」 第31話「新型?!メガス出現」



 第31話「新型?!メガス出現」(1984年9月1日)

 この31話から、この作品は後半に入ったと見てよいだろう。

 具体的には、ジューノイド五獣士の陣容が変化し、メカジャイガンに変わる新しい巨大ロボット・メガスが登場、バイオマンも新しい必殺を編み出してそれらに対抗するようになる。

 発端は、彗星Xの地球への接近であった。

 ある夜、バイオベースで史朗たちが気持ちよく眠っていると、突然けたまましい警報ブザーが鳴り響く。

 5人とピーボは慌てて作戦室へ駆け込む。

 
 真吾「なんだい、こんな夜中に?」
 史朗「バイオベースの宇宙観測装置が何かを探知したらしい」

 
 真吾(……イラストじゃねえか)

 と思ったが、口に出して言うと来週あたり殉職しそうな気がしたので、見て見ぬふりをする真吾ちゃんでした。

 ピーボ「大変だ、彗星Xがやってくる!」
 竜太「なんだよ、それは」
 ピーボ「凄い電子エネルギーを持った彗星なんだけど、実はこのエネルギーには超電子頭脳を狂わせる作用があるんだ」
 史朗「超電子頭脳が?」
 ピーボ「昔バイオ星の近くを通っただけで、バイオ星の超電子科学が大混乱を起こしたことがあるんだ」

 ピーボによると、彗星の通過する今日の正午から午後3時まで、バイオマンもその影響を受けるらしい。

 だが、天才ドクターマンが、そんな絶好のチャンスを見逃す筈がなかった。

 
 ドクターマン(カメラ目線で)「バイオマン、お前たちの秘密は知っているぞ。出て来い、今日こそ決着を付けてやる!」

 ドクターマンはバイオマンをおびき出すため、ジューノイド五獣士に無差別攻撃を仕掛けさせる。

 彗星Xのことが気掛かりでも、バイオマンも出撃せざるを得ない。

 
 5人がいつものダムにやってくると、施設の中から大量の煙が吹き上がっていた。

 ジューノイド五獣士のうち、メッサージュウとアクアイガーは(予算の都合で)今回で退場となる。そのせいか、今回は、バイオマンの名乗りとカットバックで、ひとりひとりの名乗りシーンが挿入されている。

 
 五獣士「我ら!」

 
 五獣士「ジューノイド五獣士!」

 
 バイオマン「俺ら超電子バイオマン!」

 
 五獣士「フォア・ザ・マン!」

 お互い、名乗りを上げている最中は攻撃しない、それがマナーなのです。

 それにしても、やっぱりジューノイド五獣士はカッコイイよね。5人が揃うのがこれが最後かと思うとちょっと寂しい。

 ダムの各所で、バイオマンとジューノイドの一対一の激闘が繰り広げられる。

 一進一退の攻防の末、

 
 メッサージュウ「彗星Xが来る前にカタをつけようと」
 メッツラー「バイオマンめ、焦ってるな」
 アクアイガー「だがもう遅い」
 サイゴーン「彗星Xの影響が現れる時間だ」
 ジュウオウ「そうよ、そうよ!」

 あらかじめドクターマンから教えられていたのだろう、正午が近付くと、五獣士は戦いをやめて彗星Xの影響が出るのを待つ。

 
 ドクターマン「ようし、ネオメカジャイガン、メタルメガス出撃!」

 また、ネオグラードのドクターマンも、そのタイミングにあわせて新しい巨大ロボットを出撃させる。

 それはビッグスリーも初耳だったと見えて、一様に驚きの色を浮かべる。

 メイスン「ネオメカジャイガン?」
 ファラ「メタルメガス?」
 モンスター「聞いたことがない」

 一方、ダムから平地に場所を移したバイオマンと五獣士だが、ここで彗星Xの影響で、バイオマンの超電子頭脳が狂い出し、バイオマンは頭を抱えて膝をつき、戦いどころではなくなってしまう。

 五獣士は、ここぞとばかりにバイオマンに襲い掛かる。

 はっきり言って、このまま彼らの好きなようにさせていれば、確実にバイオマンの息の根を止めることが出来たと思うのだが、

 
 そこへメタルメガスが飛んできて、

 

 
 いきなり無差別攻撃を仕掛けてくる。

 その一撃でバイオマンの変身が解け、

 
 五獣士「うおーっ!」

 

 
 続く二発目で、味方の筈の五獣士まで吹き飛ばしてしまう。

 これには、28話で忠誠心を強化されたビッグスリーも疑問を抱き、

 
 ファラ「ドクターマン様、どうして五獣士までも……」

 
 ドクターマン「これがバイオマンを倒す為に練られた作戦なのだ。その為にニュータイプのメカジャイガンを作ったのだ。バイオマンを倒すためなら、五獣士ごとき惜しくはない!」
 モンスター「じゃ、もうジュウオウは?」
 ドクターマン「まことの戦士なら戻ってくるだろう。この試練に耐えたものが、まことのジューノイド!」

 ……

 【悲報】 ドクターマン、やっぱりバカだった。

 彗星Xの影響下でまともに動けなかったバイオマンである。五獣士に嬲り殺させてもいいし、仮にメガスに攻撃させるにしても、一時五獣士を避難させておけば、その後、五獣士に傷付いた史朗たちのトドメを刺させることができた筈だからである。

 すなわち、この状況で、五獣士を道連れにする必要など一切なかった。

 ドクターマンは確かに天才かもしれないが、作戦指揮官としては落第であろう。

 それはさておき、傷付きながらも生きていた史朗は、意識のない真吾を守るため、あえて囮となって、同じく生き残ったジュウオウ、メッツラー、サイゴーンを自分の方へ引き寄せる。

 
 そして、三人を道連れに、わざと崖から飛び降りるのだった。

 ちなみにメッサージュウ、アクアイガーはさっきの攻撃で即死し、死体さえ映して貰えないまま、物語からフェードアウトとなる。

 一番手で目立つことの多かったメッサージュウはまだしも、出番の少なかったアクアイガーはとても哀れである。

 その後、真吾たちはなんとかバイオベース近くまで辿り着き、心配で外に出ていたピーボと再会する。

 
 ひかる「郷さんは……?」

 
 その史朗、メイスンに見付かってビームの餌食になりかけるが、4人が救援に駆けつける。

 しかも、やっと彗星Xが地球から離れて、その影響が消えたので、5人は普通に変身して戦えるようになる。

 しばし地上で戦った後、メイスンは自らメタルメガスに乗り込み、5人もバイオロボで応戦する。

 バイオロボ、前回の最強メカジャイガン・カマキリカンスを倒した「スーパーメーザー・ウェイトアタック」を放つが、メタルメガスは恐ろしく頑丈で、相手を斬るどころか、逆にスーパーメーザーが折れてしまう。

 
 苦戦するが、折れたスーパーメーザーをメタルメガスの体の継ぎ目に突き刺し、何とか撃破する。

 もっとも、メイスンは爆発直前に脱出して無事だった。

 
 ピーボ「おかえりみんな、たっぷり食べてねえ」
 史朗「凄いご馳走だな」
 ピーボ「僕が作ったんだ、すっごく美味しいよ」

 ラスト、5人はとりあえず絶体絶命の危機を切り抜けたことを祝い、ピーボの用意した手料理で乾杯するのだった。

 
 ひかる「ほら、郷さん、これ食べて、好きでしょう?」
 真吾「せめてもの感謝の印です」

 身を挺して囮役を引き受けた史朗を、よってたかってご馳走攻めにする4人。

 

 
 それにしても、このひかるの嬉しそうな顔と言ったら……。

 こうして、五獣士の生死については不明のまま、32話へ続くのだった。
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コメント

五獣士は此処で退場ですか?ドクターマンは、確かに作戦が稚拙ですね😓折角の計画も頓挫してしまいましたね😔

もったいない

ジューノイドの扱いもそうですが、メタルメガスがめちゃくちゃカッコいいので
ここは前後篇でじっくりと描いて欲しかったです。
ただでさせ、25分番組で短いのに・・・

もったいない

バイオマン後半はバイオエレクトロンもスーパーメーザーの切り方もスーパーエレクトロンとバイオ粒子切りのみになってしまいますね。
必殺技のバリエーションの多さも他には無い特徴の1つだったのに。

メッサージュウとアクアイガーの補完は誰がするの?

新帝国ギアは組織強化のためにジューノイドの選別を行った。
結果メッサージュウとアクアイガーが除外された。
実はこの粛清の後、ドクターマンは悩んでいた。実際の戦力低下は否定できない。
そこへファラが提言をする。「かつてのキャット軍団の増産で戦力を補強しましょう。」
ドクターマンは承諾した。そして新たなキャット軍団が創設された。
彼女達の風貌は胸部に黒いアーマーを纏い、(映画のキャット軍団よりシンプル)
薄銀色の全身タイツ。黒い手袋とショートブーツ。当然顔出し。安手の女ザコの典型だ。
彼女達は量産され、ファラはビッグスリーの中で影響力を増すようであった。

おそまつな内容ですみません

Re: タイトルなし

> 五獣士は此処で退場ですか?

メッサージュウとアクアイガー以外はパワーアップして復活します。

Re: もったいない

展開が早過ぎますよね。

Re: もったいない

そうなんですか。巨大ロボットバトルにはあまり興味がないので気付きませんでした。

Re: メッサージュウとアクアイガーの補完は誰がするの?

コメントありがとうございます。

メンバーの中で何故かファラキャットだけは手を加えられてないんですよね。

ドクターマン、ファラキャットに特別な思い入れがあったのではないかと邪推してしまいます。

割り切り

>この試練に耐えたものが、まことのジューノイド!
「大事なのは(戦闘データが蓄積された)AIだけで、ボディは取替可能」という割り切りなのかもしれません。
生物だと脳だけ無事でもダメなので、単純な「根性論」になってしまいますが。

Re: 割り切り

> 「大事なのは(戦闘データが蓄積された)AIだけで、ボディは取替可能」という割り切りなのかもしれません。

そうですね。でも、それなら事前にAIをコピーしておけば、5獣士をバイオマンと一緒に自爆させて捨石にすることも可能だったでしょう。とにかく、フィクションとは言え、この無差別攻撃は納得いかないです。

牧野さん

ひかる=牧野さんって可愛いですよね。
(この前観直した)「スケバン刑事」のゲストも良いし。
せめて後5年くらい、80年代に女優を続けてほしかったです。

Re: 牧野さん

前にも書きましたけど、自分もレビューを開始して漸くその魅力に気付いた次第です。

いまさらですが、矢島さんがトンズラしなかったら、大傑作になっていたのではないかと思います。

戦隊ヒロインの出自について

「ゴーグルファイブ」のミキとか今作のひかるとか
「民間人が戦士になる」パターンって良いと思います。
女性らしさと戦士としての過酷さとの狭間が物語を盛り上げますしね。
(「ゴーグルファイブ」4話とか)

「チェンジマン」の「軍人」とか
「フラッシュマン」の「赤ん坊から戦士として育てられた」
という設定では「萌え要素」が減少してしまってました気がします
(両作とも面白いし大好きですが)。

Re: 戦隊ヒロインの出自について

> 「ゴーグルファイブ」のミキとか今作のひかるとか
> 「民間人が戦士になる」パターンって良いと思います。
> 女性らしさと戦士としての過酷さとの狭間が物語を盛り上げますしね。

そうですね。桃井あきらが「デンジマンやめる」とか言い出すのもリアルですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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