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「イナズマンF」 第5話「DES(デス)ミサイル大空中戦!!」

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 第5話「DES(デス)ミサイル大空中戦!!」(1974年5月7日)

 冒頭、山中の空き地で、ゲリラ風の男と、サングラスを掛けた怪しい男がミサイルの取引をしている。

 
 男「ほう、これがDESミサイルか」
 ゲリラ「一基一億円だ」
 男「金は発射テストを見てから払う」

 ゲリラ風の男たちは、直ちにカタパルトを起動させ、ちょうど近くを飛んでいた戦闘機に向かってミサイルを発射、見事に撃墜してみせる。

 そんなことしたら、直ちに自衛隊がどっと押し寄せてくると思うのだが、何故か誰も駆けつけない。

 面倒臭かったのだろうか?

 DESミサイルの性能に満足する男だったが、金を払う気などさらさらなく、

 
 それどころか、マシンガンデスパーの姿に変身して、二人とも殺してしまう。

 だが、撃墜の様子を目撃した五郎が、イナズマンとなって現れ、ミサイルの輸送を邪魔しようとする。

 戦場にウデスパーも加わり、鞭状のアタッチメントでイナズマンを足止めし、

 
 ウデスパー「マシンガンデスパー、ここは俺が引き受けた。DESミサイルを持って去れ!」

 言われたとおり、マシンガンデスパーは、ゲリラたちの車を奪ってDESミサイルを運び去り、ウデスパーも程よいところで撤退する。

 イナズマン、ゼーバーでミサイルの行方を突き止めようとするが、

 
 イナズマン「おかしい」
 荒井「どうした?」
 イナズマン「この近くで凄い念力が起こっている。誰かが超能力を使ってるんだ」

 その超能力に干渉されて、ゼーバーが機能しない。

 
 そこから遠くないところに、穴居人の遺構のような、蜂の巣のように穴だらけの奇観を持つ山があった。

 「仮面ライダー」シリーズでも、たまに出てくる場所である。

 
 健一「曲がれ、曲がれ、曲がれ!」

 その山の上で、数人の子供たちが集まって、健一と言う少年が超能力の実演をしているところだった。

 念じながら投げたスプーンがぐにゃりと曲がり、見ていた子供たちは拍手喝采。

 「仮面ライダーX」に、何の脈絡もなく、超能力少年(インチキ)が現れたように、当時、空前のスプーン曲げブームが到来していたのだ。

 スプーン業界、ウハウハだったろうなぁ。

 で、その健一少年を演じているのが、色んな特撮番組に出ている名子役・小松陽太郎さんなのだった。

 
 子供「また曲がりました、健一君の超能力は大したものです」

 見物の中には、ポータブルレコーダーを持った子供がいて、そんなレポートをマイクに向かって喋っている。恐らく、学校の新聞部か何かの取材であろう。

 だが、その存在は、デスパー軍団によって早くも察知されていた。

 部下から知らせを受けたウデスパーは、即座に健一を抹殺しろと命じるが、

 
 ガイゼル「待て!」
 ウデスパー「その超能力を持った少年を利用して、イナズマンを倒せぬものかと仰るので?」
 ガイゼル「……」

 ほんとは、「ついでにコンビニに寄って、おろしショウガ買って来てくれない? 無着色の奴」と言いたかったのだが、ウデスパーの言葉にとりあえず頷いて見せるガイゼル総統だった。

 
 子供「健一君の超能力はいつ頃から出来るようになったんですか」
 健一「えーっとね、この間テレビでやってただろう、あれを真似したら出来るようになったんだ」

 引き続き、健一たちのいる奇岩。

 健一の言うテレビと言うのは無論、ユリのゲラのおやじがスプーンを親の仇のように(手品で)曲げ倒した特番のことである。

 なお、手前の女の子も超ミニスカで、パンツが見えそうで見えないところが実に良いのである。

 
 ここで、本日のメインディッシュ、ミニスカ姿の牧れい様の御出座となります。

 夏子「健ちゃん、またこんなところで」
 健一「みんなに俺の超能力を見せてやっていたんだ」

 
 夏子「また超能力? そんなこといい加減にしてうちに帰って勉強したら?」
 健一「嫌だよ、超能力があれば勉強なんかしなくて良いんだ」

 牧さん、ルックスもだが、その弾むような声も魅力的で、ありふれた表現だが、まさに「鈴を鳴らす」ような美声の持ち主である。

 時期的には、「スーパーロボットレッドバロン」が終わったすぐ後だ。

 
 夏子「なに言ってんの、早く家に帰るの」
 健一「いてて、いて……」

 弟・健一の耳を引っ張って立ち上がる夏子。

 一応、これ、キュロットでも、ショートパンツの上に履いたパレオ風ミニスカでもなく、れっきとしたミニスカだと思うのだが、絶望的なまでにガードが固く、チラは一切発生しない。

 牧さんも、「レッドバロン」でさんざんチラをやらされ、さすがにうんざりしていたのかもしれない。

 
 夏子は、そのまま健一を連れて行く。

 子供「健一君の超能力もお姉さんには通じないようです」

 
 そこへ、やっと五郎と荒井が来て、擦れ違い様に話し掛ける。

 五郎「超能力を使っていたのは君だな?」
 健一「ええ、お兄さんは誰だい」
 五郎「渡五郎、悪いことは言わない、もう超能力を使うのはやめるんだ」
 健一「何故だよう?」
 荒井「デスパー軍団がミュータントの少年を狙っているんだ」

 が、見知らぬ人間からいきなりそんなことを言われて子供が納得する筈もなく、

 健一「デスパーだかヘスパーだか知らねえけど、おらぁそんなもの怖くねえやい!」

 と、強がりを言ってさっさと行ってしまう。

 夏子「健ちゃん!」

 
 夏子「今の話、ほんとですか」
 荒井「君は?」
 夏子「健一の姉の夏子です」

 
 荒井「つかぬことを伺いますが、お付き合いしている男性とかいますか?」
 夏子「は?」

 じゃなくて、

 荒井「君から健一君に注意するんだ」

 
 夏子「はい」

 今回、折角牧れいさんをゲストに迎えたというのに、その見せ場はほとんどない。

 まぁ、22話にも別の役で出ているから、その時にたっぷり画像を貼ろう。

 夏子、健一を追いかけていたが、健一の目の前でデスパーの戦闘員たちに捕まり、何処かへ連れ去られてしまう。

 健一、当然姉を助けようとするが、その前に、ふらりと現れたのが、冒頭に出て来たあの男であった。

 
 健一「おじさん、大変だ。お姉ちゃんが変な奴に連れて行かれた」
 男「ふーん、だけど、君の足じゃ追いつけやしないぞ」
 健一「ちきしょう、お姉さんを攫ったのは誰なんだ?」
 男「渡五郎とその仲間だ」
 健一「なんだって?」
 男「渡五郎も君と同じ超能力者だ。だから君の超能力を妬んで姉さんを攫ったんだ」
 健一「ほんとだねー?」
 男「嘘は言わん」

 目の前で、明らかに人間とは思えない連中に姉を攫われたと言うのに、名前も知らない変なおじさんのことを信じて、五郎の仕業だと決め付けると言うのも変な話だが、

 
 健一「卑怯だぞー、渡五郎ーっ!」

 健一、どうやら超能力の使い過ぎで、バカになっちゃったらしく、あっさり信じ込んでしまう。

 男(気の毒に……)

 男はさらに、健一が超能力を使えば五郎がやってくると言って、健一を唆す。

 
 五郎「うん? おかしい」
 荒井「どうしたんだ?」
 五郎「また誰かが超能力を使っている」
 荒井「なんだって?」
 五郎「もし超能力を使っているのがあの少年だったら危険だ!」

 果たして、五郎は敏感に健一の超能力をキャッチする。

 
 荒井「何処へ行くんだ、五郎君?」
 五郎「いや、ちょっとコンビニに……」
 荒井「あ、そう」

 キャッチしたものの、五郎は健一に関わるのが面倒臭くなったのである!

 ……嘘である。ごめん、とだけ言っておく。

 
 色々あって(手を抜くな)、五郎は、ウデスパーによって身柄を拘束されてしまう。

 怪人「くそぉ、ぶっ殺してやる」
 ウデスパー「待て、渡五郎を殺すのはガイゼル総統が決めることだ」

 マシンガンデスパー、即座に五郎を撃ち殺そうとするが、何故かウデスパーがそれを止める。

 はっきり言って、五郎を殺す千載一遇のチャンスを逃したと思うのだが、五郎の捕獲はウデスパーの手柄なので、マシンガンデスパーも大人しく引き下がる。

 五郎、そして健一も、デスパーのアジトへ連行される。

 
 ガイゼル「良く来てくれたな、渡五郎、これから最大限の歓迎をしよう。ふっふっふっふっ」

 いつものように、実はルールを知らないチェスの駒を持って上機嫌で五郎を迎えるガイゼル総統。

 この駒の裏が、「大変よくできました」的なハンコになってたら笑えたんじゃないかと思う。

 ウデスパー「渡五郎、お前をデスパー軍団の一員に仕立て上げてやる。渡五郎を手術室へ連れて行け!」

 ガイゼル総統、確実に五郎を殺せたのに、かつてショッカーが試みてことごとく失敗してきた、「ヒーローを自分たちの仲間に改造する」と言う、最悪の道を選んでしまう。

 ただ、そうすると、2話で、

 「帝王バンバはミュータントを仲間にしようとして悉く失敗した。(中略)ミュータントは我が新人類にとって有害な存在だ。それはイナズマンをみれば分かる。ミュータントの中から第二のイナズマンが出ないという保証はない。ミュータントは敵だ。ミュータントは殲滅すべきである」

 と、ガイゼル自身が部下たちに訓辞していた基本方針と、明らかに食い違うような気がするのだが。

 
 ウデスパー「渡五郎の頭を切り開いて、この装置を埋め込んでやれ。これはリモコン装置になっていてこのボタンを押すと渡五郎の頭脳を自由に支配することが出来る」

 それはさておき、ウデスパーは直ちに五郎を手術室へ連れて行き、恐ろしい洗脳手術を実施させる。

 ま、それは良いのだが、ウデスパーらしからぬ失策を二つ犯してしまう。

 ひとつは、手術に立ち会わず、マシンガンデスパーに任せてそこから立ち去ってしまったこと、もうひとつは、超能力少年だと分かっている健一まで、その場に居させたことである。

 五郎が力を使い果たし、サナギマンに変転するだけの超能力を失ったと見て油断していたのだろうが、重大なミスであった。

 健一は、テレパシーで五郎に語りかけ、自分の超能力をプラスすれば、五郎が変転できるのではないかと言い、アジトに忍び込んだ荒井が電源を切って暗闇になった隙に、

 
 目を青白く光らせて超能力を発動させ、五郎はその力を借りて、何とかサナギマンに変転することが出来るのだった。

 こうなれば、もう詳しく説明することもない。

 健一を助けてアジトから脱出し、ライジンゴーで空を飛んでマシンガンデスパーたちを威嚇する。

 
 怪人「ミサイル発射準備をしろ!」

 マシンガンデスパーも、夏子を人質にしたまま、DESミサイルで対抗しようとする。

 
 怪人「DESミサイルでライジンゴーを撃ち落すのだ!」

 折角、縛られた牧れいさんと言う、とても美味しそうな素材があるというのに、カメラはそのなまめかしい姿を大きく映してくれない。

 この後、荒井に助けられて逃げる時、かすかにスカートの中が見えるような気がするのだが、あまりに小さいので良く分からない。

 イナズマン、発射されたDESミサイルをライジンゴーの口で咥えてカタパルトに落とし、DESミサイルを全て爆破すると、マシンガンデスパーを倒して事件は解決する。

 
 ついでにもう一枚、牧れいさんの画像を貼っておこう。

 しかし、ラストの夏子のバックショットを見ると、ミニスカと言うより、ショートパンツみたいに見えるんだよねえ。やっぱり、ショートパンツの上にスカートを巻いた、がっかりミニスカだったのだろうか?

 以上、高久進さんが書いたとは思えない、夏子の存在も、子供レポーターの存在も、あまり活かされているとは言い難い、平凡なストーリーであった。

 牧さんが出ていなかったら、確実にスルーしていただろう。
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コメント

確かに五郎を捕らえて起きながら、何故放置してしまったのでしょうか?ゲストの牧れいさんの存在だけが
数少ない収穫ですね😓

-

小松陽太郎さんといえば
「仮面ライダーX」2話で神ステーションが自爆するキッカケを作った少年ですね。

「マシンガンデスパーがダースベイダーの元ネタでは?」
と1981年の「宇宙船」の石ノ森ヒーロー特集で書かれていた記憶がありますね。

スプーン曲げ

私もこのころ小学生で,思い切り,ユリゲラー世代です。いまだに時々,スプーンを持つと,「自分の隠れた超能力が急に顕在化して,このスプーンを曲げられるようになったらどうしよう」などと他愛もないことを思ってしまうことがあります。
牧れいさんは,やっぱり魅力的ですね。そのお声についてのご意見に賛同です。妹キャラのアニメ声とは対極の,「アクティブお姉さん声」とでも言ったらいいでしょうか。

Re: タイトルなし

牧れいさんは綺麗ですよね。

Re: -

> 「マシンガンデスパーがダースベイダーの元ネタでは?」
> と1981年の「宇宙船」の石ノ森ヒーロー特集で書かれていた記憶がありますね。

確かに似てますね。

Re: スプーン曲げ

> 私もこのころ小学生で,思い切り,ユリゲラー世代です。いまだに時々,スプーンを持つと,「自分の隠れた超能力が急に顕在化して,このスプーンを曲げられるようになったらどうしよう」などと他愛もないことを思ってしまうことがあります。

自分は良く知りませんが、凄いブームだったんですね。


> 牧れいさんは,やっぱり魅力的ですね。そのお声についてのご意見に賛同です。妹キャラのアニメ声とは対極の,「アクティブお姉さん声」とでも言ったらいいでしょうか。

そうですね。媚びた感じが全然ないのが良いですよね。改めて言うことでもないですが、女優さんは声も大事ですね。

鉄人タイガーセブン

「鉄人タイガーセブン」のラスト2話をYouTubeで観ましたがなかなか良かったです。
主人公(南城竜也さん)が戦いに嫌気がさして戦線離脱
自らの寿命があと2日(人工心臓がダメに)と知り
(実にあっさりと!!)敵を殲滅して、去っていく・・・
ヒーローや怪人、アクション諸々は「仮面ライダー」シリーズに比べるとダメダメだけど
ドラマはなんか充実してますね。ぜひ全話観たいものです(^^)

チャージマン研!

1974年に平日の帯、10分の放送枠でのTVアニメだそうです。
ネットで初めて観ましたが、52年間生きてきて「空前絶後の低クオリティアニメ」でした。
なんでもあまりのヒドさに2000年代からネットで人気が沸騰したんだとか。

数話観ましたが、「恐怖!精神病院」が凄まじい内容。
主人公がキチガイのふりして精神病院に潜入すると地下で核ミサイルが作られてた・・・

「45年前のTVって大らかだったんだなぁ」と思うばかりでした・・・

Re: 鉄人タイガーセブン

自分は、読者の方から頂いた丘野さんのゲスト回しか見たことないですが、全話見てみたいですね。

南城さん、カッコイイですよね。

Re: チャージマン研!

情報ありがとうございます。

自分は、タイトルはなんとなく聞いたことある程度ですが、なかなか凄い作品みたいですね。

No title

(1)マシンガンデスパーはデザイン・造型共にベストな出来でしたが、肝心のお話が子供絡みの為か微妙でした。

(2)イナズマンFは本当に子供の存在がそぐわないシリーズですよね。

Re: No title

> (1)マシンガンデスパーはデザイン・造型共にベストな出来でしたが、肝心のお話が子供絡みの為か微妙でした。
>
> (2)イナズマンFは本当に子供の存在がそぐわないシリーズですよね。

一応ちびっ子向けドラマだから、仕方ないんじゃないですか。

No title

>なお、手前の女の子も超ミニスカで、パンツが見えそうで見えないところが実に良いのである。

当時の東映でも、こういう禁欲的なこともあったんですね、ていうか、ああいうのは、あんまり意識していなかったんですかね。子役の人も、今見直したら、「ああ見えてなくてよかった」と思うのか。

>牧さんも、「レッドバロン」でさんざんチラをやらされ、さすがにうんざりしていたのかもしれない。

アイドル時代の冨永みーなが、デパートの屋上あたりでのイベントで胸を押さえている写真見て、それはパンチラより重大かもですが、やっぱり「レオ」の時みたいにはいかんな(当たり前)と思ってしまいました(苦笑)。もっともこの時思いっきりスカートはめくれちゃっていますが。

Re: No title

> 当時の東映でも、こういう禁欲的なこともあったんですね、ていうか、ああいうのは、あんまり意識していなかったんですかね。子役の人も、今見直したら、「ああ見えてなくてよかった」と思うのか。

どちらもあまり気にしてなかったんじゃないですか。

> アイドル時代の冨永みーなが、デパートの屋上あたりでのイベントで胸を押さえている写真見て、それはパンチラより重大かもですが、やっぱり「レオ」の時みたいにはいかんな(当たり前)と思ってしまいました(苦笑)。もっともこの時思いっきりスカートはめくれちゃっていますが。

めくれちゃったんですか……

No title

http://idol20.blog.jp/archives/7420012.html

http://idol20.blog.jp/archives/1944565.html

この会場は風が強いのでかなりやばかったようですね。

Re: No title

わざわざリンクありがとうございます。

「ったく男ってのは……」と言う富永さんの声が聞こえてきそうです。

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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