特別企画の続きです。
第17話「銀河警察の謎文字」 
ギャル1「浅井教授、あなたはこの通り雑誌に発表されている。ナスカの図形は絵文字であり、一種の暗号になっていると……」
浅井教授を山荘に軟禁して、全員普通の私服になっているギャルたち。

4だけ、山荘の下を流れる渓谷にいて、浅井教授の娘をさりげなく人質にしているのだが、このショット、4が妙に綺麗に撮れている。

また、その後、浅井教授を監視しながら、退屈しのぎにトランプをしていると言う2と3の貴重なオフショットが見られる。
変装したギャルが、こうやって完全にリラックスした状態でいるのは、全話通してこれだけじゃないかと思われる。

終盤では、制服のギャルと私服(変装)のギャルが一つの画面に混在していると言う珍しいショットも出て来る。
第18話「謎が謎呼ぶ太平洋」 
ギャル1「ポー様、これを」
1シーンだけだが、図書館で調べ物をしている考古学者風のポー様と、その助手(秘書?)のギャル1と言うコスプレがある。
第19話「アニー危機一髪」 アニーを尾行するという形で、1以外の私服姿が見られる。

2と3、

4と5と言う組み合わせであるが、ここも、その姿ははっきり見えず、甚だ物足りない。
なんとなく、初代ギャル2の加納さんの降板とともに、一気にコスプレの頻度が落ちたような気がする。
コスプレのパターンもだが、コスプレ状態でいる時間が短くなったような気がするのだ。
もっとも、続く
第20話「不思議ソング」では、スタッフも反省したのか、以前のような充実したコスプレが堪能できる。

まずは、5人とヘスラーが浴衣姿で盆踊り大会の櫓の上に立っているシーン。
ついでに、彼らの頭上には、人間に化けた怪人がいて、太鼓を叩いているのだが、ヘスラー+ギャル5人+怪人が、揃って変装しているシーンは、全編通してこれだけだと思われる。

ギャル3「花粉を吸ってる筈なのに」
ギャル2「隈取も出来てないわ」
ギャル5「特異体質よ、きっと」

また、6人が同時にくるっと一回転しながら浴衣を脱ぎ捨てて、コスチュームにスイッチするという、天知先生もびっくりの早着替えを披露している。
後半では、

ギャルたちと怪人(の人間態)が、白衣の研究者に扮して不思議ソングフラワーの解毒剤を奪いに病院に集まると言う趣向が見られる。
ギャル5の盛り上がった髪型が可愛らしい。

ギャル1「これさえ手に入れれば、作戦は思い通り」
そして、いよいよ
第22話「人魚が呼ぶ海の怪」である。
何が「いよいよ」なのかは、見てもらえば分かる。

まず、海辺を見下ろす高台から、獲物の品定めをしているヘスラーとギャルたち。

ヘスラー「あの二人はいける」
ギャル1「では早速、不思議獣ウミウミに伝えましょう」
その流れで、ヘスラーが覗いていたカップルたちの前に、

正真正銘、掛け値なしのビキニをまとった、4と5が降臨!
5の、左右のおっぱいが微妙にずれているところがリアルで良いのです!

……
レビューでも書いたことだが、
最高です! それ以外に何も付け加えることはないのだが、普段、コスチュームを着て野外で撮影している為、水着とは別の形に胸元などに日焼け跡が出来ているのも、実にエロティックだ。

カップルの片割れの手を取って無理矢理連れて行くときの、5の踏ん張ったスタイルとか、

顔はちょっとブレてるけど、少し前屈みになって強調された胸の谷間がたまらんのです!

男「放せーっ」
ギャル4「来いっ」
なお、人類史上、最も幸せな目に遭っていると言うのに、この男は、何を血迷ったか二人の手を振り解いて逃げ出してしまうのだった。このバカチンがぁっ!
くどいようだが、どうせなら4の代わりに初代ギャル2に演じてほしかったコスだが、贅沢は言うまい。
しかし、まぁ、ギャルのコスプレに関しては、この22話がピークだったなぁ。
第23話「傷だらけの大脱走」 海から山に舞台を変えた23話では、一気にコスプレ指数が下落し、

ギャル4「ライチョウが一羽、ライチョウが一羽」
ハイカーに扮したギャル4が、ボンレスハムのようなムチムチした太腿を露出させつつ連絡を入れるシーンがあるだけ。
夏休み最後の放送となった
第24話「美しきポーの仮面」だが、

ポー様の儀式に参加した白いトンガリ頭巾を被った5人が、ギャルではないかと推測されるだけで、せっかくの夏が終わってしまう。
私は悲しい。実に悲しい。
この白頭巾も、劇中でギャルたちだとはっきり示されていないので、14話のシスターと同じく、正式な変装にはカウントしない。
第25話「エスパークイーン」 8話と同じく、薄暗いディスコで、TPOに配慮した5人のコスプレが拝める。

ギャル1が、ぱつんぱつんのパンツのお尻に手錠をぶら下げた、年齢に負けないエッジの利いた衣装でフィーバーすれば、

最年少の5は、白いコンサバ風ブラウスで対抗するのだった。
ま、どっちにしても、ずーっと薄暗いシーンなので、せっかくみんな私服を着ているのにろくに見ることが出来ないのが勿体無い。
一応、2と3と4も私服なのだが、使える画像をキャプすら出来ない状態だった。

大ちゃんのそばを、さっと通り過ぎるギャル1。
店内の画像では見えなかったが、右肩を大胆に露出させた、なかなかセクシーな衣装だったことが分かる。
第26話「魔界ゾーン大当り」 冒頭、ヘスラーと5人が、空き地に張られたテントの中で、住宅販売会社の社員に扮して、ニュータウンの宅地の購入権の抽選会を行っている。

ギャル3「残念でしたね、さ、次の方」

ギャル4「おめでとうございます、80倍で見事当選されました」

レビューでも書いたが、同じシーンのどちらのアングルにも5が映っていると言う、怪奇現象。

ギャル1「良かったですね、おめでとうございます」
どう見てもこっちが本職としか思えない、誠実さの塊のようなOLに扮したギャルたちであった。
が、その後は一転、

当選して喜びの絶頂にある家族の前に、修験者と言うか、お遍路さんみたいなおどろおどろしい衣装をまとった1と2と3が現れる。

ギャル1「この家には地縛霊が迷っておる。玄関が北東にあるのはまことに大凶」
とりわけ、田口計さんにしか見えないギャル1の渾身の変装が見事であった。

ギャル1「聞こえる、地縛霊の呻き声が」

ギャル2「魔除けはどうです、クビライ様はいかがです?」

ギャル3「ご利益がございますよ、これがクビライ様でございます」
2はともかく、3は、幼稚園の先生か、お母さんにしか見えない。
彼らは同じ衣装で夜中にも出現する。

その中で、2が妙に綺麗に見える。

対照的に、1は、びゅーんと手を伸ばして家族を脅すと言う、妖怪じみたことをやっている。
ついでに、5のお遍路さん姿も見たかったな、と。
第29話「百面相だよ女刑事」では、ギャルに負けじとアニーも七変化を披露しているが、企画の趣旨と離れるのでそちらの画像は貼らない。

ショップの店員に扮した、1と4と5が、実験台の子供たちに和やかにフーマ特製の服を勧めている。
ギャル1「どう、似合うでしょ」
ギャル4「うん、かっこいい」
ギャル5「素敵、素敵」
ギャル4「良く似合うぞ~」
ギャル5「思いっきり暴れ回るといいわ」

アニー「この洋服とこの帽子がいいかな」
ギャル1「お洋服とお帽子ですね。ちょっと待って下さいね、おばあちゃん」
店を探りに老婆に扮したアニーがやってくるが、老けメイクの達人であるギャル1には遠く及ばない。

ギャル5「女宇宙刑事よ」
ギャル4「嗅ぎ付けて来たのよ」
ギャル1「女宇宙刑事め」
別室の監視モニターで、すぐバレてしまう。

もっとも、罠に嵌まったアニーだったが、逆に2をぶちのめして、その衣装を奪い、代わりに自分の服を2に着せてしまう。
一応、老婆の衣装になった2だが、これは強制されたものなので、変装にはカウントしないことにする。

その後、2だけ違う私服に着替えて、ヘスラーや他のギャルたちとモール内を探し回ることになる。

ギャル3「ハッ」

舞台袖から、アニーの藤娘を眺めているヘスラーたち。
シリーズ後半では、ギャルたちがこれだけ長い間、変装したまま動き回るのは珍しく、かつ貴重なケースである。
第30話「空を裂く命の交信」 
ギャル4「君たちも探検してみない、この中?」
不思議獣が変化した「ぶよぶよマット」の前に立ち、子供たちを誘っている3と4と5。
白いタキシードとシルクハットが、実に可愛らしい。

ギャル5「不思議な空間旅行が出来るんだ」

ぶよぶよマットの中で、シルクハットを脱ぎ捨てながら「ハット!」と叫んでコスチュームに変身する三人。ギャル、唯一の駄洒落である。
第31話「猛獣缶詰バーゲン」 不思議獣の卵の入った缶詰を路上販売しているヘスラーとギャル1、2。

もやは、カリスマ販売員と言った貫禄すらうかがえるギャル1、

それに比べると、ギャル2はまだまだ見習いと言う感じである。
第三クールは、ストーリーも変装も極めて低調で、次は一気に
第36話「ユメコン狂時代だ」まで飛ぶ。
しかも、またはやセールスレディと言うのが新鮮味に欠ける。

ギャル1「お困りですね、でも、わが社のユメコンさえあればこんなことにはなりません」
ギャル4「リース代は月々たったの千円」

あまりパッとしない地味な制服だが、

ギャル2「お子さんのお勉強だって指一本で」
この36話から登場となる、三代目ギャル2の矢島有美子さんにとっては、これが初のコスプレ&台詞になる。
第37話「吼えろビームガン」 若者たちを乗せたバスの中で、バスガイドのような制服を着ているギャルたち。

遠足気分なのか、妙に嬉しそうなギャル2の表情が印象に残る。

陽子「あの、ほんとに時給3000円なんですか」
ギャル3「本当です、私たちは働く若い人たちの味方です」
他に1も同様の制服を着ているが、4と5はなし。
第38話「魔少女シンデレラ」 映画スタジオが舞台のエピソードだが、ギャルたちは、それぞれ1パターンしかコスプレを見せてくれない。

ギャル1「シンデレラ、そんな身なりでお城へ行ってごらん、それこそみんなの物笑い」
シンデレラの母親役で、綺麗なドレスを着てちょっと嬉しそうなギャル1。

3と5も、ギャル1の娘役でドレスをまとってお化粧している。
もっとも、彼女たちはあくまでシンデレラの引き立て役なので、出番はほとんどない。

一方、2と4は、監督に扮したヘスラーのADっぽい地味な衣装。

その後、せっかく舞踏会に来たのに、王子(ポー)様と踊れず不満そうな3と5であった。
第41話「直撃じゃじゃ馬娘」 久しぶりに複数のコスプレが拝めるが、すべて任務と言うより、ビビアンを楽しませて油断させるのが目的なので、ギャル本来の変装とは少し異なる。

まずは、5人揃って「のっぺらぼう」になる。
ま、これを変装と言って良いのかどうか悩むところだが。

続いて、昔の貴婦人のような古風なドレス姿。

さらに、白いタキシード姿になって、ビビアンの周りをぐるぐる回る。
この時、全員シルクハットを脱いで、5のユニークな髪型がはっきり見えて、実に可愛らしい。
第42話「6年0組の不思議」 ストーリーの中ではコスプレをするシーンは一切なかったので、レビューの時にも見逃しそうになったが、

ラス殺陣のシャイダーとの戦いで、怪人の人間態の女性と一緒に、5人がハイレグレオタード姿になると言う、実に美味しいシーンがあったのである!
で、5人揃っての変装は、実はこれがラストとなるのだが、さいわい、ひとりひとりアップになるので全部貼っておこう。

ちょっぴり恥ずかしそうなギャル1、

ギャル2、

ギャル3、

ギャル4、

そして愛しのギャル5。
しかも、スタジオの中だけでなく、

屋外でのアクションシーンもあるのが嬉しいサービス。

やっぱりちょっと恥ずかしそうなギャル1、

そして愛しのギャル5。
マニアは、後ろのギャル2のレオタードからほんの少しはみ出している白い下着も見逃してはいけない。
第44話「吹き荒れる大侵略」 自他共に認める変装名人のギャル1だが、残念なことに、ギャルの中で最初の殉職者になる。

ギャル1「ごきげんよう、アニーさん」
ま、最後の変装が、美しい貴婦人だったことが救いである。

そして、一度倒された後、幽霊になってなおコスプレを続けるところに、変装のプロとしての信念のようなものが感じられるのである。

いわゆる夜叉ギャル1と呼ばれる最終形態になるギャル1だが、広い意味ではこれもコスプレと言っていいかもしれない。無論、カウントはしないけど。
第46話「幻のショータイム」 レビューでも書いたように、穴埋めの為に急遽作られたエピソードだが、最後の最後でギャルたちのコスプレが大量に見られるのは実に喜ばしい。

まず、1と3(45話で殉職)を除く三人が、ウェイトレスに扮する。

お口を開けて、火を吹いちゃったりしてます!

続いて、同じく生き残りの三人がシスターに変装。

そして、三番目、ポー様の手術助手のコスプレが、2と5にとっては最後の変装となってしまう。

ポー「脳手術、電気ドリル」
ギャル4「はいっ」
で、これで全て終わり……と思いきや、
第48話「正義・友情・愛」 
アニー「しっかりしてください、しっかり、大丈夫ですか」

ギャル4「ふんっ」
最終回にも、ギャル4が一般人に扮してアニーを不意打ちするシーンがあったのだ。
ま、全然楽しくないコスプレであるが、一応、これが最後となる。

シャイダーとクビライの最終対決の際、生き残った2と4と5は、ひとつの大きな蛾(蝶?)に変身してクビライに取り込まれてその生命を終える訳だが、最後の最後で「変身」すると言うのが、いかにもギャル軍団らしい最期であった。
以上、ギャルの全ての変装・コスプレを見て来た訳だが、最後にひとりひとりの変装の内訳と回数を集計しておこう。
なお、2については役者が三人いるのだが、あくまでギャル2と言うひとりのキャラとして数えてみた。
ギャル1 勧誘員(5)、マダム(5)、マダム(6)、老母(7)、私服(8)、制服(11)、訪問勧誘員(12)、老女(13)、トレーナー(13)、白いローブ(13)、暴走族(15)、マダム(15)、ロビンフッド風衣装(16)、私服(17)、助手(18)、浴衣(20)、研究員(20)、私服(22)、私服(25)、OL(26)、お遍路(26)、店員(27)、販売員(31)、セールスレディ(36)、制服(37)、ドレス(38)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、レオタード(42)、貴婦人(44)
計31パターン
ギャル2 予備校生(5)、ウェイトレス(6)、テニスギャル(7)、私服(8)、AD(9)、制服(11)、訪問勧誘員(12)、トレーナー(13)、白いローブ(13)、暴走族(15)、ビキニ(15)、ロビンフッド風衣装(16)、私服(17)、私服(19)、浴衣(20)、研究員(20)、私服(22)、私服(25)、OL(26)、お遍路(26)、店員(27)、私服(27)、販売員(31)、セールスレディ(36)、制服(37)、AD(38)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、レオタード(42)、ウェイトレス(46)、シスター(46)、手術助手(46)
計36パターン
ギャル3 私服(5)、ウェイトレス(6)、校医(6)、テニスギャル(7)、私服(8)、キャンペーンガール(9)、制服(11)、訪問勧誘員(12)、トレーナー(13)、白いローブ(13)、暴走族(15)、リゾート客(15)、ロビンフッド風衣装(16)、私服(17)、私服(19)、浴衣(20)、研究員(20)、私服(22)、私服(25)、OL(26)、お遍路(26)、店員(27)、タキシード(30)、セールスレディ(36)、制服(37)、ドレス(38)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、レオタード(42)、レオタード(42)
計31パターン
ギャル4 塾講師(5)、ウェイトレス(6)、配達員(7)、貴婦人(8)、私服(8)、キャンペーンガール(9)、制服(11)、訪問勧誘員(12)、トレーナー(13)、白いローブ(13)、暴走族(15)、リゾート客(15)、私服(17)、私服(19)、浴衣(20)、研究員(20)、私服(22)、ビキニ(22)、ハイカー(23)、私服(25)、OL(26)、店員(27)、タキシード(30)、セールスレディ(36)、AD(38)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、レオタード(42)、ウェイトレス(46)、シスター(46)、手術助手(46)、私服(48)
計34パターン
ギャル5 カメラマン(5)、ウェイトレス(6)、野々山先生(7)、貴婦人(8)、私服(8)、キャンペーンガール(9)、制服(11)、訪問勧誘員(12)、トレーナー(13)、白いローブ(13)、暴走族(15)、リゾート客(15)、私服(17)、私服(19)、浴衣(20)、研究員(20)、私服(22)、ビキニ(22)、私服(25)、OL(26)、店員(27)、タキシード(30)、セールスレディ(36)、ドレス(38)、のっぺらぼう(41)、貴婦人(41)、タキシード(41)、レオタード(42)、ウェイトレス(46)、シスター(46)、手術助手(46)
計31パターン
以上の結果……、
第1位 ギャル2 36パターン
第2位 ギャル4 34パターン
第3位 ギャル1・ギャル3・ギャル5 31パターン
と言う、意外と僅差のレース結果となりました。
てっきり、トップは1だと思っていたのに、2とは意外だった。
やっぱり、1と3は早めに退場してしまったことが響いた。最終的には、46話で一気に三つ稼いだ2と4が頭一つ抜けた形になったようだ。
以上、まさかこんなに時間がかかるとは思っていなかった、苦労した割りに中身のない特別企画でしたー。
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