FC2ブログ

記事一覧

「エマニエルの美女」~江戸川乱歩の「化人幻戯」(画像復刻増補版) その3



 由美子の日記の続き。

 由美子の声「3月1日 晴 とうとう杉本君は私のものになった。私の可愛い坊やは小鳥のように震えている……」

 僅か2週間で、由美子は杉本と一緒にお風呂に入るほどの関係に発展させてしまう。

 
 背中を洗って流してやった後、そのすべすべした肌に唇を這わせる由美子。

 
 杉本「ああ……」

 このシーン、何度見ても笑っちゃうのは、管理人だけだろうか?

 

 
 辛抱たまらなくなった杉本は、由美子のバスローブをガバッと脱がすと、その柔らかなおっぱいに喰らいつく。

 無論、これも脱ぎ女優さんのもの。

 
 由美子「可愛い人……」

 由美子はいとおしそうに杉本の頭を抱き締めると、今度は浴室の床に杉本を仰向けに寝かせ、得意の乳首責めに移る。

 なお、由美子が執拗に乳首ばかり攻撃するのは、チ○コを責めてもテレビで放送できないからである。

 
 だから、舌を杉本の体の上に這わせていっても、我々が一番見たいところまで来ると、そこでやめちゃうのである。

 
 再び立ち上がり、湯舟の中で向かい合う二人。

 
 そして、真正面から情熱的に抱き締め合うと共に、激しく互いの唇をむさぼる。

 夏樹さんが体をこちらに捻るのだが、タオルが不自然に胸に張り付いていて、乳首等の不都合なものは見えない仕組みになっているのが悔しいです!

 ま、横パイが見れただけでもよしとしよう。

 
 このタイミングで、ライオンの口がアップになるが、なんか二人の濡れ場を見てヨダレを盛大に垂らしているようにも見える。

 由美子の声「久しぶりの悦楽に私は夢中になった。私の体には淫らな血が流れているのかしら……いいえ、全ては主人の思惑通り、若い妻に浮気をさせてじっと何処からか見ているんだわ。考えてみれば可哀想な人」

 
 回想シーンの中では、実際に天窓から情事を盗み見ている大河原の姿が描かれているが、実際に彼がそんなことをしていたかどうかは分からない。

 ここまで読み進めてきたところで、

 
 明智(……これって、単なる主婦の妄想エロ日記じゃねえの?)

 自分がすごく無駄な時間を過ごしているような気がする明智さんであった。

 しかし、庄司や姫田(後述)は既に死んでいるから良いけど、杉本君はまだ生きてるんだからね。由美子が許可したからって、そんなのを他人に読まれては杉本君もたまったもんじゃないよね。

 それはともかく、日記はまだ続く。その後、今度は姫田が大河原家にやってくるが、彼は大河原がゴーストライターを使っているのではないかと由美子に仄めかす。

 姫田は大河原のことを探る為、しばしば顔を出すようになるが、同時に由美子にも露骨にちょっかいを出してくるようになる。

 由美子によると、大河原が実際に口止め料を姫田に払っていたらしいが、その真偽は分からない。

 
 スイングのコーチをするふりをしながら由美子の尻を撫でるセクハラ貴公子・姫田。

 由美子の声「目を見れば分かる(管理人註・見なくても分かると思いますが……)。姫田さんは私の体を狙っている。私も姫田さんが欲しくなった。この人は女の心を惹きつける何かを持って生まれた人だ」

 由美子の声「7月6日 晴 姫田さんと示し合わせて日の出ホテルで会った。私は金髪のコールガールに変装した」

 

 
 後から部屋に入ってきた姫田に、悪戯っぽい笑みを向ける由美子。

 うう、身震いするほど可愛い。

 今度は、姫田がリードしてねちっこく愛し合う二人。

 
 姫田が由美子の乳房にかぶりつく。

 ……いい加減、おっぱいの画像貼るの飽きた。

 ワシは尻のほうが好きなんじゃーっ!

 ……

 すいません、つい取り乱してしまいました。

 由美子の声「姫田さんは思ったとおりのテクニシャンだった。庄司さんも杉本君も問題にならない。私は恥ずかしいくらい燃えてしまった。これこそ不倫の恋なのだ!」

 
 姫田との情事を思い出しているかのように、恍惚の表情でエマニエル夫人よろしくサンデッキの籐椅子に腰掛けている由美子。

 それを、問題外の杉本君が気遣わしげな目で見ている。

 杉本「誰のこと考えてるんですか、姫田さんでしょう」
 由美子「焼餅焼いてんのね、お・ば・か・さん!」
 杉本「僕、奥さんが好きなんです!」
 由美子「心配しなくて良いの」

 子供のように由美子の膝にしがみつく杉本君。

 
 由美子の声「なんて可愛いんだろう。大丈夫よ杉本君、また抱いて上げるから……」

 管理人も是非抱いて欲しい!

 日記には当然、明智と波越も招かれたパーティーのことも書かれていた。

 由美子の声「8月16日 晴 有名な探偵の明智小五郎さんが研究会に見えた。渋みがあって素敵な人だ」

 ここで、由美子はあのカマキリが、大河原が彼女を試す(姫田と杉本、どちらに抱き付くか)為に仕掛けたものだと断言している。

 
 由美子の声「ところが私は思わず明智さんに飛び付いてしまった。当ての外れたあの人のおかしい顔! でもどうして、私は明智さんに抱き付いたのかしら? 素敵な人……」

 このあからさまな賛美の言葉を、とうの明智さんがどんな顔して読んでいたのか、凄く見たい。

 
 その夜、弘子は「いつものように」由美子の部屋に泊まる。

 すりガラス越しに、ドクター・ポルター(じゃないけど)がすっぽんぽんでいるかと思うと、妙にコーフンしてしまう特撮オタクは私だけではないと……、え、私だけですか? おっかしいなぁ。

 もっとも、ガラス越しでも、女優さんがパンツのような物を履いているのがお分かり頂けると思う。

 で、由美子は弘子がシャワー室にいる間に、彼女の荷物の中にバラバラのマネキン人形が入っているのを見付け、怪訝な顔をする。ただし、何度も言うように、あくまでこれは由美子の日記に基づく描写である。

 そして翌日、あの問題の事件が発生する。

 一週間後、明智の謎解きを聞いた由美子は、あの時、大河原が落としたハンカチが、姫田の代わりにマネキンを落とす共犯者への合図だったのではないか、つまり、大河原と弘子による共謀ではないかと言う疑いを抱く。

 
 明智、一旦デスクから離れ、タバコの煙をくゆらしながら、ブラインド越しに夜の街を見詰め、なにやら考え込んでいた。

 
 (現実世界の)翌日、明智は波越警部とともに、再び伊豆に車を走らせていた。

 大河原義明に改めて事情を聞く為である。

 もっとも、波越警部は「逮捕する」などと息巻いているが、さすがに、何の物証もないのにいきなり逮捕はないだろう。

 その途中、明智はなおも由美子の日記の文面を思い返す。

 日記は弘子殺しについても言及していた。

 由美子の声「八月二十日 晴 主人と弘子さんと三人で食事をした。海浜ホテルのフランス料理だった」

 その中で、由美子は、弘子と別れて帰宅中、一旦大河原が時計を忘れたと言ってひとりでホテルに戻ったという、新事実を記していた。

 
 プールから引き揚げられた弘子のセミヌード。

 「天国と地獄の美女」ほどじゃないが、この作品もおっぱい祭りが華やかに開催中。

 勿論、由美子は、弘子を殺したのも大河原だと考えていた。時計を取りに行く口実でホテルへ戻り、そこで弘子を殺したと言うのだ。

 だが、彼らが屋敷に着いた時には、既に大河原はこの世の者ではなくなっていた。

 
 地下の犯罪コレクション室で、あのギロチンで首を切断されて、変わり果てた姿になっていたのだ。

 ま、さすがにギロチンで自殺する奴はいないと思うけどね……。

 けれど、波越を筆頭にボンクラ揃いの警察は、最早逃れられないと悟った大河原が自らの死を以て罪を清算したのだと考え、事件は急転直下、解決を見る。

 
 大河原の墓の前で手を合わせる由美子たち。

 明智は、日記を送って来たのが誰なのか気になっていたが、杉本もトキさんも否定する。

 由美子は「主人ですわ、それ以外に考えられません」と断言する。

 杉本「先生がどうして?」
 由美子「この犯罪は主人の明智さんへの挑戦だったんです。そして次々にトリックを見破る明智さんの推理力に敗れたんですわ。プライドの高い人でしたから、口には出しませんでしたが、ああいったかたちで、明智さんに敗北宣言をしたのではないでしょうか?」
 明智「なるほど」

 などと話していると、由美子が、墓の上に一匹のカマキリがいるのを見つけ、

 
 由美子「あっ、ああ……」

 激しく怯えて、そばにいた明智に抱きつくのだった。

 そして、そんな様子を、杉本君が物凄い目付きで睨んでいた。

 
 事務所に戻った明智さん。考え事をしていたが、「どうも分からんな」と、つぶやく。

 
 文代「何がです?」

 今回、文代さんと小林少年の出番は極めて少ない。関係者と会うこともほとんどなかった。で、あまりに暇なものだから、二人でオセロをしていたのだ。

 
 明智「白が黒にひっくり返る。黒が白にひっくり返る。問題のポイントは何処か?」

 明智は由美子が度々おびやかされたカマキリについて二人に意見を求める。

 文代「カマキリですか、気持ち悪いわ」

 文代さんの容赦ない即答に、全世界のカマキリさんたちが泣いたと言う。

 小林「カマキリのメスって交尾が終わるとオスを頭からがりがり食っちゃうって」
 文代「オスは逃げないの? 愛の犠牲者ね」

 
 明智「それだな」
 文代「はっ?」

 
 明智「大河原夫人の身辺を徹底的に調べてくれ」
 文代「まぁた、先生、未亡人の過去を調べて結婚でも申し込むつもりですか?」
 明智「……連続殺人事件の真犯人を挙げるためだ」

 明智、由美子夫人の美貌に幻惑されていたが、二人の助手の言葉をヒントに、土壇場で真相に気付いたのだ。

 その4へ続く。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

吉岡ひとみさんの死体のシーンは多少(色んな意味で)際どいですね(そんなん知らんわ😔)

天知茂先生

やっぱ、天知茂先生はカッコいい。
僕が、乱歩入門のポプラ社の「少年探偵団」で想像していた明智とは違うけど
美女シリーズの本放送時(どこから観たか覚えてませんが)から
「明智は天知茂に限るな」などと思っていました。

Re: タイトルなし

エロいですよね~。

Re: 天知茂先生

> 「明智は天知茂に限るな」などと思っていました。

ハマリ役ですよね。

この作品に限っては、原作に出てくる明智と年齢が近いんですけどね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター