FC2ブログ

記事一覧

「時空戦士スピルバン」 第7話「キンクロンも踊りだす人魚島 」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

時空戦士スピルバン VOL.1 [ 渡洋史 ]
価格:8202円(税込、送料無料) (2019/4/2時点)



 第7話「キンクロンも踊りだす人魚島」(1986年5月26日)

 冒頭、浦島岬の沖合いに浮かぶ小さな島・人魚島(猿島にしか見えんが)の海底深くにワーラーの秘密基地が建設され、稼動している様子が映し出される。

 彼らはそのハイテク設備によって、海水を真水に変換しているのだ。

 
 パンドラ「お喜びください、ワーラー様、我がワーラー帝国の科学陣が開発した海水真水転換システムが完成、稼動を始めました。これが海水から作りました真水です」

 満面の笑みを浮かべて守護神ワーラーに報告し、あわせてそのグラスに波打つ水を差し出すパンドラ。

 パンドラ「いかがでございます、お味の方は? は? 珍味? なとりの?」

 じゃなくて、

 パンドラ「いかがでございます、お味の方は? は? 珍味? 申し分のない味? さようでござますか」

 余人には分からぬワーラーの声を聞いて、ひとり悦に入るパンドラ。

 何度も言うように、女王パンドラは守護神ワーラーの意思を伝えることの出来る唯一の存在であり、それを武器に、ワーラー帝国の事実上の指導者の地位まで上り詰めた巫女的女傑なのだ。

 そのパンドラ、ワーラー様の意思だと言って、地球上の海水をことごとく真水に変えてしまえととんでもないことを言い出す。

 
 デスゼロウ「第一号工場が軌道に乗り次第、第二号、第三号、第四号……」
 リッキー「ごらんくださいませ、地球上に数多くの工場を作る予定です」

 第一号工場のある人魚島は、その周辺の海水がすべて真水に変わってしまったために魚がいなくなり、漁師たちも廃業に追い込まれ、訪れるものもないゴーストタウンのようになっていた。

 しかし、そんな奇怪な現象が広範囲にわたって起きていたら、マスコミや役人や大学の研究者などが目の色変えて調査・取材に押しかけて来ると思うんだけどね。

 ところが、その誰も来ない筈の漁村にやってきたのが、宿命的に運の悪い大五郎とトキオであった。

 彼らは釣りをしに来たのだが、漁師の姿もなく、船宿も軒並み休業していたので、手漕ぎのボートを借りて人魚島へ渡ることにする。

 二人は無事に島に辿り着き、岩場に腰掛けて早速釣り糸を垂らすが、最初に釣り針にかかったのは人魚島の警護をしている戦闘機械人メカノーチラであった。

 二人は逆に海の中へ引き摺り込まれるが、

 
 トキオ「あれ? ここ、何処?」
 大五郎「いや……」

 一旦海底に沈んでから水面に浮上すると、プールのような、まったく別の場所に転送されていた。

 
 戸惑う二人がふとプールサイドを見ると、そこに、三人のハイレグレオタードをまとったムキムキ系美女が立っており、「は~い」と、誘うような甘ったるい声と視線を投げてくる。

 
 言うまでもなく、リッキーたち三人の変装であった。

 リッキーの西脇美智子さん、もともとボディービルダーなので、こういうポーズはお手の物であった。

 
 大五郎「わー、いいぞ、いいぞ、人魚ちゃんだぁっ」

 常に性欲フルスロットルの大五郎は、その状況を一切怪しむことなく彼女たちの虜になる。

 
 三人「うっふ~ん、いらっしゃーい」

 くねくねと色っぽく体を動かして、大五郎たちを手招きする三人。

 大五郎は骨抜きにされてしまっているが、管理人、女性ボディビルダーのムキムキポーズにはまったくエロスを感じないのであった。

 ここは、奇を衒わず、普通にビキニで演じて欲しかったな、と。

 なお、そのプールは、人魚島に近付く人間を収容・観察し、無害か有害かを判別するための「生簀」だったようで、

 
 デスゼロウ「リッキーからの報告によりますと、そのものは知能指数0!」

 デスゼロウが大五郎についての情報をパンドラに説明していた。

 
 パンドラ「0? 測りようがない訳ですねえ」
 デスゼロウ「超天才か、超低脳。筋力も子供並みとか」
 パンドラ「要するに得体の知れない男……この際、丁重にお帰り願いなさい。記憶を消してね」

 冷酷無比な女王パンドラすら怯えさせる大五郎の頭脳、恐るべし!

 しかし、この段階では既に、彼らも大五郎たちとスピルバンが親しいことは知ってる筈なんだけどね。

 それなのに、彼らをスピルバンに対する人質として利用しようとしなかったのは、いささか解せないが、なによりも、工場の存在をスピルバンに嗅ぎ付かれないことを最優先させたのだろう。

 さて、大五郎とトキオ、シャドーとガシャーと一緒に楽しくプールで遊んでいたが、そこへ席を外していたリッキーが戻ってきて、二人に合図する。

 と、ガシャーは大五郎と、シャドーはトキオと向かい合い、

 
 シャドー「あなたにもあげるわ」
 トキオ「え?」

 
 戸惑うトキオの額に、「チュッ」と、キスをするシャドー。

 トキオ役の子役、ハイレグ美女と差し向かいになって、割とマジでドキドキしてたんじゃないだろうか。

 二人は催眠状態に掛けられたようにうっとりした目になり、

 
 大五郎「人魚ちゃんだ、人魚ちゃんのキスだーっ!」

 不気味な笑みを浮かべて抱き合うのだった。

 トキオはともかく、大五郎は永久にこの中にいた方が、幸せだったと思う……。

 ここで漸く、スピルバンが浦島岬に姿を見せる。

 もっとも、別にワーラーの企みに気付いたわけではなく、パトロールコースの一環なのだった。

 そこにある人魚島水族館と言う、小さな水族館に入るが、魚たちが妙に元気がない。

 
 スピルバン「魚たち、元気がないですねえ」
 係員「そんな筈ありませんよ、新鮮な海水を毎日入れ替えてますから」
 スピルバン「そうかなぁ?」

 ちょうど居合わせた優しそうな係員に説明されるが、納得行かない様子だった。

 ちなみにこの係員、「宇宙刑事シャリバン」の海坊主こと、山田一善さんである。

 その後、浜辺に行くと、解放された大五郎とトキオがボートで島から戻ってきたところだった。

 
 大五郎「美女だよなー、トキオ?」

 が、二人とも記憶を消されており、うつろな目で訳の分からないことを言いながら抱き合い、互いの頬にキスをするのだった。

 いぶかしげな顔で立ち去る二人の後姿を見送ったスピルバン、

 
 スピルバン「おかしい……ま、おかしいのは、いつものことか」

 こうしてスピルバンは、一切気にせずにパトロールを続行したのでした。

 じゃなくて、

 スピルバン「おかしい、トキオ君までいつもと違う」

 スピルバン、打ち寄せる海水が、ほとんど真水に近いことを知って、アクアラングで潜って人魚島周辺を調査することにする。

 ワーラーもスピルバンに何度も痛い目に遭わされているので、迂闊には手を出さず、海底工場の入り口を閉じて、メカノーチラも姿を隠し、スピルバンをやり過ごそうとする。

 
 スピルバンの頭上の海面で、ボートに乗ってふんぞり返っているシャドーとガシャー。

 このガシャーのお尻はなかなか美味しそうでよろしい!

 スピルバン、海底では何も発見できなかったが、もっと良く調べようと直接、人魚島に上陸しようとする。

 
 それを察して、思わず前かがみになるガシャーとシャドー。

 二人とも、あまり胸が大きくないのがちょっと残念。

 結局、彼らの方から攻撃を仕掛けることになり、ワーラーが関与していることがバレてしまう。

 まぁ、海水が真水になってたら、いずれにしても気付かれただろう。

 それにしてもワーラーは、なんで、真水に変えた海水を、そのまま海へ放出していたのだろう?

 やっぱり、バカなのだろうか?

 人魚島へ上陸したスピルバンを、メカノーチラとキンクロンが襲う。

 
 逃げるスピルバンの背後からメカノーチラがミサイルを放ち、

 

 
 その爆風でスピルバンが吹っ飛ばされるド迫力ショット。

 スピルバン「結晶!」

 空中でハイテククリスタルスーツをまとい、ワーラーの軍団の総攻撃を受けるスピルバン。

 岬に残って水族館周辺を調べていたダイアナは、島で戦いが起きていることを知り応援に駆けつけようとするが、

 
 すかさずキンクロンの集団が現れ、攻撃を仕掛けてくる。

 相変わらず、ただ立ってるだけでパンツが丸見えになるダイアナの衣装、最高です!

 網タイツの足にしがみつくキンクロンを、

 
 ダイアナ「エッチ! もうっ」

 
 その巨大なヒップで押し潰すダイアナ。

 
 特撮ヒーロー史上において、もっとも幸せな死に方をしたと言われる戦闘員、

 
 その顔も思わず「ちにゃ~」と言う風にだらしなく歪む。

 ダイアナ「ダイアナヒッププレス、いかが? エッチなキンクロンさん?」

 
 そこを攻撃してきた別のキンクロンを避けて、しゃがみ、

 
 向き直って、「結晶!」

 ……

 いやぁ、全方位的なパンチラの嵐に、管理人も、なんかこう、生きていく意欲が湧いて来ますね。

 よって、ダイアナが「結晶」した途端、管理人の興味はゼロになる。

 スタッフの皆様には、この、相棒もコンバットスーツをまとうと言う設定、是非、断念して頂きたかった。

 その後、苦戦の末、スピルバンがメカノーチラを倒し、ついでに第一号工場も爆破して、ワーラーの壮大な野望はもろくも崩れ去るのだった。

 ラスト、とある高原のペンションにて、

 
 どう見ても客として滞在しているようにしか見えない接客業を舐めた格好で、バイトをしているヘレンの姿があった。

 ヘレンは現在、転々と仕事と住処を変えながら、ワーラーから逃亡しているのである。

 以上、リッキーたちのハイレグと、ダイアナのパンツ以外に取柄のない凡作であった。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

確かにヘレンのあの服装でバイトはないですよね。
せめて、そこはコンパニオンだろと突っ込みたくなりますね😅(なんでやねん)

女性キャスト

リッキーだけでなくシャドーとガシャーも美形ですよね。こんなに体張ってんのに・・・
代わりにギローチンとかヨウキとか・・・まったく。

>スタッフの皆様には、この、相棒もコンバットスーツをまとうと言う設定、是非、断念して頂きたかった。
おっしゃるとおりですね。戦隊ヒロインはまだしもメタルヒロインって誰得か?
コンビネーションプレイとか面白いけど、別に女性じゃなくていいし。

>ヘレンは現在、転々と仕事と住処を変えながら、ワーラーから逃亡しているのである。
「キカイダー」の光明寺博士を連想させる秀逸な展開なれどコスが哀切感台無しに・・・

たまりませんなぁ

ついに時空戦士スピルバン7話が・・・ん?7話?5話と6話がスルーに~(泣)

リッキー軍団のハイレグレオタード、ダイアナの”もろ”チラ、ヘレンのミニスカたまりませんねぇ。
この回ばかりは大五郎たちが羨ましい。魅了されてしまいそうですねぇ。

>このガシャーのお尻はなかなか美味しそうでよろしい!
ガシャー「ありがとうございます」って(笑)

>ダイアナ「ダイアナヒッププレス、いかが? 
ちょっと私も味わってみたいですなぁ。
キンクロンもへにゃっと幸せそうに昇天しているではないか。

スピルバンはメカノーチラのミサイルで吹っ飛ばされただけで、見せ場がなかったのが物足りないですね。どちらかというと、この回はリッキー軍団と大五郎たちがメインになって、ダイアナが締めた流れになってないかい。

>ヘレンは現在、転々と仕事と住処を変えながら、ワーラーから逃亡しているのである。 
結局、ヘレンはワーラーから逃亡中でしたか。いつ再会されるのか、楽しみです。

>以上、リッキーたちのハイレグと、ダイアナのパンツ以外に取柄のない凡作であった。

この回は管理人様の嗜好によってレビュー化されましたね(笑)内容だけなら7話もスルーされているでしょう。
とくにダイアナの画像は最高ですなぁ。この15度から30度位の間のカメラアングルもいい按配です。目の保養になりました。ありがとうございます。ってなんの話をしているのだ。

エンディングテーマ

「君の仲間だスピルバン」ってたった10話まででしたね。
よっぽど、評判悪かったのかな?
僕は悪い曲ではないと思いますが、自分から進んでは聴かないし
「水木アニキのバラード」としては「はるかなる愛にかけて」には及ばない。
戦闘テーマとして有効な「結晶だ!スピルバン」を昇格させたのは大正解。

アニメ番組「スピルバン」?

正確には何話かまでは失念してしまいましたが、このお話と前後したお話では、大五郎さんが成功者(=発明成金)となった自分を妄想する場面がアニメ風に登場する処がありました。その妄想場面は笹川ひろしさんのアニメもかくやの笑いを禁じ得ない物でした!そこでこの「スピルバン」がもし笹川さんの手によるアニメ番組(タツノコプロ製作?)だったとした場合の声の配役を自分なりに考えてみました。
スピルバン~富山敬さん
ダイアナ~潘恵子さん
ヘレン~吉田理保子さん
パンドラ~高橋和枝さん
デスゼロウ将軍~滝口順平さん
ドクター・バイオ/ベン博士~寺島幹夫さん
大五郎さん~池田勝さん
美和さん~滝沢久美子さん
トキオ~水島裕さん
リッキー/健一~つかせのりこさん
シャドー/勝~千々松幸子さん
ガシャー/のり子ちゃん~富永みーなさん
ギローチン皇帝~鈴木泰明さん
ポス~三輪勝恵さん
ヨウキ~家弓家正さん
ナレーション~(実作品と同じく)大平透さん
その他、ゲストとしては勝のお父ちゃん~はせさん治さん、大五郎さんの師匠・大野博士~北村弘一さん等もいいでしょう(笑)。また、タツノコ作品ならばグランナスカやガイオス、ワーラー奇城のデザインは大河原邦男さんが担当していたかもしれません(また笑)。

Re: タイトルなし

まあ、男性客は嬉しかったでしょうけどね。

Re: 女性キャスト

> 代わりにギローチンとかヨウキとか・・・まったく。

スタッフは頭がどうにかなってたんでしょうね。

> 「キカイダー」の光明寺博士を連想させる秀逸な展開なれどコスが哀切感台無しに・・・

そう言えば似たような状況ですね。三人とも常に同じ服と言うのは、不自然過ぎますよね。

Re: たまりませんなぁ

> ガシャー「ありがとうございます」って(笑)

最近、言うことが芸能プロのスケベな社長みたいになってきた管理人です。

> とくにダイアナの画像は最高ですなぁ。この15度から30度位の間のカメラアングルもいい按配です。目の保養になりました。ありがとうございます。ってなんの話をしているのだ。

お喜び頂けて私も嬉しいです。この作品のレビューを始めて、こんなにもたくさん美味しいショットがあることに驚いております。

Re: エンディングテーマ

> 僕は悪い曲ではないと思いますが、自分から進んでは聴かないし

ああ、私もそんな感じです。オンエアの時より、今のほうが良い曲だと思えますが。

Re: アニメ番組「スピルバン」?

>正確には何話かまでは失念してしまいましたが、このお話と前後したお話では、大五郎さんが成功者(=発明成金)となった自分を妄想する場面がアニメ風に登場する処がありました。

10話ですね。アニメ風のイラストが出てきました。

>そこでこの「スピルバン」がもし笹川さんの手によるアニメ番組(タツノコプロ製作?)だったとした場合の声の配役を自分なりに考えてみました。

ご苦労様です。なんかいかにもアニメ黄金時代と言う、錚々たる顔触れですね。

大五郎には池田勝さんはもったいない気もしますが。

No title

シャイダーとスピルバン、どっちが(主人公サイドにとって)守りやすい状況か、難しいところです。

Re: No title

そうですね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター