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「時空戦士スピルバン」 第10話「ドッキリゴックン・ビジョジョロボット」

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 第10話「ドッキリゴックン・ビジョジョロボット」(1986年6月16日)

 いかにも頭が悪そうな、と言うか、いかにもバブル時代にふさわしい軽薄なサブタイトルである。

 冒頭、発明ショップ・エジソンで、大五郎が新しくタロウとハナコと言う二体のロボットを完成させてひとり悦に入ってると、妹の美和が入ってきて、

 
 美和「お兄ちゃん、もう少しお金になるものを発明してよ、今月も赤字よ!」

 真っ赤な家計簿(?)をその太平楽な顔に突きつけて叫ぶ。

 大五郎「天才はいつの世にも貧乏なのだ。今に我輩の時代が来る」

 だが、大五郎、恐ろしいほどにポジティブで、1年じゅう、常に自信に満ち溢れているのであった。

 ちょっとだけ羨ましくなる……。

 ちなみに毎月赤字なのに発明ショップが潰れないのは、小次郎さんと同じく、親の遺産でもあるのか。

 もっとも、今と違って景気の良い時代なので、大五郎のトホホな発明に資金を出してくれる奇特な銀行があったのかもしれない。

 と、美和と入れ違いに、金持ち風のマダムに扮したリッキーが入ってきて、大五郎の才能を絶賛する。

 その上で、

 
 リッキー「どう、私と組んでロボット工場を始めませんか? お金は私が出します」
 大五郎「ほんとですか、信じられないなぁ」

 リッキーが革張りのアタッシェケースを開くと、札束がぎっしり。

 リッキー「とりあえずお手伝いロボットを作ってください。主人の命令どおりに動くロボット」
 大五郎「やります、やります」
 リッキー「このこと、二人だけの秘密よ。産業スパイがウヨウヨしていますからね」
 大五郎「秘密、守ります!」

 
 リッキー、約束してくれたご褒美に、大五郎の頬にキスまでしてくれる。

 それだけで有頂天になって床にべったり座り込んでしまう大五郎。

 
 シャドー「うっふ~ん」 

 さらに、何の説明もなく、濃いメイクをしたシャドーとガシャーが入ってきて、大五郎に色目を使い、

 
 両側から大五郎の頬にチュッと口付けする。

 あっという間に幸せの絶頂に上り詰めた大五郎、そのままばったりと倒れ、死んでしまう。

 いや、死んだように気絶してしまう。

 サブタイトル表示後、多分、リッキーたちが帰った直後だと思われるが、

 
 またまた脈絡なく三人のキャピキャピした女子高生三人組が飛び込んできて、

 
 三人「大五郎さーん!」

 スカートの裾をつまんで、可愛らしく腰をかがめて挨拶する。

 大五郎「うわー、こりゃまたセーラー服、ごっくん」

 
 三人「大五郎さーん! ステキー!」

 まるで大五郎がスケバンに取り囲まれて、笑顔で「金出せ」とカツアゲされているようにも見えるが、これは三人が投げキッスをしているところなのである。

 一方、店を出た美和は、パトロール中のスピルバンを掴まえて、

 
 美和「城さん、お兄ちゃんに意見してください、もっと真面目に働くようにって」
 スピルバン「……」

 無職の人間にそんなことを頼むとは、美和もなかなか良い性格してると言いたいが、美和たちはスピルバンのことをインターポールの捜査官と思い込んでいるのである。

 二人が店に行くと、早くも大五郎はお手伝いロボットの製作に取り掛かっていた。

 言っても、知能指数0の人間にそんな芸当はできないから、7話でのデスゼロウの判定は、さすがに極端だったと言えよう。

 あるいは、精神状態に応じて極端に知能が変化する、特異体質なのかもしれない。

 
 驚く美和だったが、続いて見知らぬ女子高生たちが出てきて、大五郎にまとわりつき、コーヒーを入れたり肩を揉んだり、せっせとサービスしているのを見て、ますます目を丸くする。

 美和「なんなの、あんたたち?」

 
 ルコ「私、ルコでえーす、ファンクラブの会長でーす」
 美和「ファンクラブ?」

 
 アキ「アキでーす、大五郎さんの才能を尊敬してまーす」
 ミキ「ミキでーす、お嫁さんになりたいでえす! 21世紀のエジソンの」

 美和が咎めると、一人一人立ち上がって、明るく元気に自己紹介する。

 ちなみに、三人目のミキ(右端)は、同年から始まった「セーラー服反逆同盟」14話に、ゴリゴリのスケバン役でゲスト出演していた大津美智子さんである。

 その役とは、とても同一人物とは思えないキャピキャピぶりに萌えるのです!

 普通の神経の持ち主なら、いきなりこんなに女性にモテる訳がないと不審に思うところだが、日本が世界に誇る天下の無神経男・大五郎は寸毫も怪しまず、

 大五郎「ピチピチゴックン、聞いたか、美和、ついに我輩の時代がやってきたのだーっ!」

 得意満面で絶叫するのだった。

 若い娘たちの熱気に押されて、スピルバンはほうほうのていで逃げ出すが、ダムの上でダイアナで落ち合うと、大五郎の様子がいつにも増しておかしいから、密かに見張ってくれと頼む。

 どうせなら、ダイアナにもボディコンギャルみたいな変装をして欲しかったところだが、冷静に考えたら、デフォルトで、もうこれ以上ないと言うほどエッチな衣装なので、あまり意味はなかったか。

 実際は、

 
 ギャル1を髣髴とさせる老婆メイクに身をやつして、発明ショップのドアの窓から覗き込むと言う、中途半端なコスプレを披露。

 ただ、おしゃれな店の立ち並ぶ通りの、発明ショップと言うハイカラな店では、そんな格好だとかえって目立つような気もする。

 ちょうどその時、大五郎は仕事の手を休め、ノリノリで女の子たちと踊りまくっているところだった。

 三人の誰か不明だが、

 

 
 大五郎の周りをまわりながら、勢い良く体を回転させて、ふわっとスカートが浮き上がり、白いパンツがかなりはっきり見えると言う、今回、最大のお宝シーンが発生する。

 
 また、パンツが見えなくても(註1)、スカートの中の女子高生の白いスラッとした足と言うだけでも、十分価値があることに気付かされた。

 それに、まだルーズソックスなどと言う下品なアイテムもないので、清楚な普通のソックスなのも良い!

 註1……三枚目の画像も、実は微かにパンツが見えている。

 さすがに美和やトキオが腹に据えかねて馬鹿騒ぎをやめさせようとするが、生涯最大のモテ期を迎えた大五郎が、ちょっとやそっとで大人しくなる筈もなかった。

 真面目なトキオ、ならば自分がロボットを作ると言い出すが、大五郎が急に真剣な顔になって止める。

 
 大五郎「あっ、駄目だ、これは大事な大事なロボットなんだ」
 トキオ「変なの、今までは手伝え手伝えって言ってたくせに!」

 女の子と一緒にいると一発キメてんのかと疑いたくなるほどハイになる大五郎だったが、金の話となるとまた別で、リッキーと交わした約束を律儀に守って、余人には絶対ロボットを触らせないようにしていた。

 その後、リッキーたちがオープンカフェでお茶を飲んでいるところに、あの三人組がやってきて、

 
 三人「お待たせーっ!」
 リッキーたち「こんにちは」

 
 シャドー「この男は来ましたか?」

 単刀直入に、シャドーがスピルバンの写真を見せて尋ねる。

 
 ルコ「うん、来た来た」

 ガシャーが、ダイアナの写真を見せて同じ質問をすると、

 アキ「見なかったねえ」
 ミキ「うん、来てないよー」

 リッキーは三人をねぎらうと、封筒に入れた謝礼を渡す。10万円ほどあるようだった。

 案の定、三人は、リッキーたちに雇われていたのだった。

 これがキンクロンが化けていたとかだったら、さっきのパンチラで興奮した俺の時間を返しやがれっとなるので、やっぱり生身の女子高生だったと言う設定には、感謝の念を禁じえない。

 そう、三人娘によって大五郎を発奮させてロボットの完成を急がせるとともに、スピルバンたちの動きを監視させ、さらには暗殺計画(後述)の目晦ましに利用しようと言う、一石二鳥ならぬ一石三鳥を狙った、リッキーたちの巧緻極まる策略の一環なのである。

 その巧妙かつ大胆な作戦立案・実行能力は、「シャイダー」のギャル軍団に勝るとも劣らない。

 深夜、スピルバンは、ダイアナに大五郎を店の外へ呼び出させてから、発明ショップに忍び込む。

 
 センサーで問題のロボットを調べるが、別段、怪しいところはなかった。

 だが、スピルバンは、この件にワーラーが関与していると言う自分の直感をどうしても捨てることが出来なかった。

 ここでようやく、ガメデス内部が映し出され、リッキーたちの作戦の全貌が明らかになる。

 今回の彼らの目的はただひとつ、スピルバン抹殺であった。

 
 リッキー「どうすればスピルバンの隙を衝けるか」
 シャドー「スピルバンはあの発明家の店ではリラックスしています」
 ガシャー「心を許し、楽しそうです」

 
 リッキー「かすり傷を負わせるだけで殺す、これがこの戦略の狙いです」
 ドクターバイオ「かすり傷だけで殺す?」
 リッキー「キングコブラの一千倍の猛毒を針先に塗って……」
 パンドラ「おお」
 ガシャー「結晶前に狙うこと」
 シャドー「つまりエジソンで狙う方がチャンスは大きい」

 口々に説明される今回の作戦を聞いた女王パンドラも目を細め、大いに期待を寄せる。

 確かに、結晶(変身)前に毒物で殺すと言うのは、元々生身の人間であるメタルヒーローの弱点を衝いた見事なアイディアで、これは、フーマが良く試みていた「焼結(変身)を妨害する」よりも、ある意味、効果的な作戦かもしれない。

 CM後、遂に大五郎苦心のロボットが完成する。

 
 そのロボットを大量生産して世界中に売り出して大金持ちになって美女に囲まれてウハウハ暮らすと言う、煩悩の塊のような未来図を思い描く大五郎。

 そこに出てくるイラストが、いかにもコロコロじゃなくてボンボン風の絵柄なのも懐かしい。

 だが、その直後、キンクロンによって大五郎が眠らされ、その僅かな間に、設計図になかったパーツがロボットに組み込まれ、また、リモート通信装置が部屋の隅にセットされる。

 翌日、子供たちや三人娘、そしてスピルバンとダイアナを招いての完成祝賀パーティーが催される。

 
 スピルバン「君がロボター君か」
 ロボット「はい、どうぞ、よろしく」

 恐らく、後から付け加えられたパーツによるものだろうが、大五郎謹製のロボットは、家事が出来るだけでなく、人間とコミュニケーションも取れる、AIを搭載した超ハイテクメカであった。

 
 ルコ「さあ、みんな踊ろう、ロボットの完成を祝って」

 と、騒々しい音楽が流れ出したかと思うと、三人娘がリズムを取って軽快に踊り出す。

 この三人の動きが、いかにも、「スタジオの隅で一生懸命練習してきました」感が滲み出ていて、ちょっと笑ってしまった。

 誘われて、一緒になって踊り出す大五郎や子供たち。

 大五郎「ハンド、シェイク・シェイク!」
 子供たち「ハンド、シェイク・シェイク」
 大五郎「ヒップ、プリプリ!」
 子供たち「ヒップ、プリプリ!」

 そんな地球人の狂態をしげしげと見ていたスピルバンは、

 
 (こんなことで、この国の未来は大丈夫なのだろうか……?)

 他人事ながら心配になるのだった。

 オンエアから30数年経った現在、スピルバンが危惧したように、日本はすっかり駄目な国になってしまいました。

 
 それはさておき、店の近くに止めたバンの中で、リッキーたちが作戦を開始するタイミングを待っていた。

 この、シャドーに向けられたリッキーの険しい目が、「お前、下っ端の癖に私より可愛くないか?」と、言ってるような気がしてならない管理人であった。

 そのうち、スピルバンもシャンパングラスを手に大五郎たちの輪の中に入って踊り出す。

 ロボットのカメラを通してそれを見ていたリッキーたちは、いよいよロボターに命じて、スピルバン暗殺計画を実行に移す。

 具体的には、混乱に紛れて、腕の先に仕込んだ針を近づけ、スピルバンの体に突き刺すと言う、まわりくどいお膳立ての割りに、単純なものだった。

 
 すっかり油断していたスピルバン、全く気付かずに腹部を一突きされると、一声呻いて、その場に崩れ落ちてしまう。

 
 シャドー「やった!」

 ま、まだ10話だと言うのに、そんな簡単にヒーローが死ぬ訳がないのだが、ウブなシャドーたちは思わず歓声を上げる。

 だが、次の瞬間、スピルバンは何事もなかったように跳ね起きて、ロボターを蹴飛ばす。

 
 スピルバン「こんなこともあろうかと、防弾チョッキさ」

 胸をはだけて、種明かしをしてみせるスピルバン。

 こうなればもう書くことはない。

 リッキーたち苦心の策略も水泡に帰し、スピルバンが、ロボターが変形した戦闘機械人メカロボターを倒して事件は解決する。

 しかし、これ、毒針じゃくて、ロボターの体内に仕込んだ強力な爆弾を遠隔操作で爆発させるとかだったら、成功してたかもしれないね。

 さすがにその一瞬では、結晶も間に合わなかっただろうから。

 以上、シンプルだが、女の子がいっぱい出てきて、なかなか楽しいエピソードであった。
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コメント

このタイトル

折角の作品なのにこのタイトルは残念ですね😅内容は良かっただけに、この覚えにくいタイトルは何とかならなかったものですかねぇ

ハジけてましたね

>腕の先に仕込んだ針を近づけ、スピルバンの体に突き刺す
「ギャバン」5話での同じく「猛毒入り」の弾丸で「狙撃」の方が確実だなぁ・・・
実際効いたし。

メタルヒーローシリーズの悪のレギュラー女性って美形が多いですよね。
今作やギャル軍団だけでなく
「シャリバン」のドクターポルター、初代ミスアクマ2
「ジャスピオン」のギルザ、ブリマ、ギョール
「メタルダー」の美人秘書2人
「ジバン」のマーシャ、カーシャ、クイーンコスモ
この辺りは実にキャスティングが良いと思います。

今回はヘレン姉さんはなかったですね。

面白い回でした。

ついに時空戦士スピルバン10話が始まりましたか(楽しみにしてました。)
この回は、ダイアナのアクションや珍しくチラもなく(この点はちょっと物足りない?(笑))、リッキー軍団の策略に比重が置かれた回でしたね。私としては充実した内容、見応えのある回でした。

大五郎は不評のようですけど、毎回、リッキー軍団に誘惑されてるので、ちょっと羨ましいですね。そして、いつもポジティブな部分や、いつも気にかけてくれる美和という妹の存在も。

>それに、まだルーズソックスなどと言う下品なアイテムもないので、清楚な普通のソックスなのも良い!
90年代後半に流行ってましたね。私も苦手でした。

後半のリッキー、宝塚歌劇団の男役のように凛々しい。

>>センサーで問題のロボットを調べるが、別段、怪しいところはなかった。
今回のリッキー達の作戦はなかなかで、スピルバンもよく見抜けましたね。確かに子供たちがいる和やかな状況だと、心を許すというか気が緩んでしまいまいそうです。
冷静に考えると、中盤の解説にもありますが、大五郎に突如、女子高生にまとわりつかれたり、アゲアゲになったりと、明らかにおかしいと気づけますが、いえ、大五郎の変わりようから見抜けるかぁ。

非常に面白い回でしたね。

Re: このタイトル

「スピルバン」は、こういうのが多いですよね。

Re: ハジけてましたね

「ジバン」見たいなぁ……。

Re: 面白い回でした。

> 90年代後半に流行ってましたね。私も苦手でした。

何が可愛いのか、さっぱり分かりませんでした。

> 今回のリッキー達の作戦はなかなかで、スピルバンもよく見抜けましたね。

リッキーたちの緻密さに比べて、スピルバンが防弾チョッキで防いだだけと言うのは、ちょっと物足りないですけどね。

ストーリーはリッキーの暗殺計画を描くだけのシンプルなものですが、ディティールが凝っていれば十分面白くなると言うことを証明していますね。

色と欲との大五郎さん?!

このお話は、正に大五郎さんの色と欲との二股掛ける人間性が存分に表れている番組上半期に於ける白眉の一編と言っても過言ではありません~大五郎さんの妄想がタツノコプロのアニメ風に表現される処は腹筋崩壊でした(笑)~!!そんな大五郎さんが僕的には「トムとジェリー」の「失敗は成功のもと」と言うお話で、超大掛かりネズミ捕りで一攫千金を目論んだトムの様にも思えます。大平透さんではなく
「おや、大五郎さん、随分熱心ですね。何々、大五郎式ロボット家政婦さん・ロボター?はは~ん、大五郎さん、例によってこれで一発大儲けしようってんですね?大丈夫かな?!ほらほら、美和さんが怒ってますよ~!」
と言う谷幹一さんのナレーションがあっても違和感なしです(また笑)!そしてそれもさることながら大五郎さんをたぶらかすためにリッキーたち(ちゃんとこの子たちに報酬を支払う律義なリッキー?)に使役されていた三人娘もかわいいです!!

美和さんとおたま

>美和「城さん、お兄ちゃんに意見してください、もっとまじめに働くようにって」
>さすがに腹に据えかね美和やトキオが馬鹿騒ぎをやめさせようとするが

また、妹として大五郎さんの発明キ○ガイっぷりに苦しむ美和さんが以前にも述べた「松平右近事件帳」の「極楽とんぼのならず者」と言うお話に登場したおたま(千野弘美さん)を現代劇化した様にも見えます。
発明キ○ガイではないものの、おたまの兄さん・丈吉(火野正平さん)も博打に目が無く、清算のためにおたまを遊女にまでさせてしまう始末!丈吉は
「お前たち兄妹を不憫に思う者だ。」
と言い身請け金を肩代わりするゾル大佐・・・・もとい宮口二郎さんの悪与力(ここに観るリッキーたちに相当します)からその身請け金を貰っておたまを取り戻そうとしますが、当のおたまは
「私、帰らない。(中略)どうせ、ろくなお金じゃないんでしょ。兄さんに振り回されるのはもうたくさんっ(泣)!」
と正に大五郎さんに対する美和さんの気持ちを代弁する様な事(!)を言って拒否してしまいます。そうしている内にその場に藪太郎先生(里見浩太朗さん)とやって来た手下の梅吉(渡辺篤史さん)から
「てめぇって奴ぁ、底無しのバカだなっ(怒)!!」
と丈吉は鉄拳制裁の嵐を受けながらも
「わかったぞっ!おめぇ、おたまに下心あんだろっ?!」
とうそぶき、遂には藪太郎先生にまで
「大馬鹿野郎っ(怒)!!」
と一喝の上、KOされてしまいます!
もし大五郎さんがトキオから鉄拳制裁の嵐を受け
「わかったぞっ!おめぇ、中坊のくせして美和に下心あんだろっ?!」
等とうそぶいて、更にスピルバンから
「大馬鹿野郎っ(怒)!!」
とKOされる場面を想像すると可笑しいです!!

大五郎と美和

この回でこれだけ掘り下げたのに19話で「お役目ごめん」。

この回で「使いきった」のか?
以降の展開で「じゃま」になったのか?
単に「めんどくさく」なったのか?

大五郎・美和「スタッフの心変わりはおそろしいのぉ」

Re: 色と欲との大五郎さん?!

シンプルだけど楽しいお話でしたね。

Re: 美和さんとおたま

「松平右近事件帳」とは、これまた渋いですね。

たぶん、そのエピソードは見たことあると思いますが。

Re: 大五郎と美和

以前は毛嫌いしていた大五郎ですが、レビューをはじめてから、それほど気にならなくなりました。

なにより、大五郎が出てくると、お色気方面の話になりがちなのがありがたいです。

ギローチンなんか出すくらいなら、引き続き大五郎を出しておけば良かったのに。

1985→1986→1987の東映特撮

1985年 敵があまりに宇宙規模&強キャラ過ぎて、終盤は無理矢理畳む
「チェンジマン」
究極的に悪いのは星王バズーで、敵が寝返る展開がやたら続く。
「ジャスピオン」
サタンゴースを倒したのは「人類の団結」を促した神の意志。

1986年 前年の反省か?敵の目的が単純化、ヒーローとの因縁強化
「フラッシュマン」
大帝ラー・デウスの強化のために延々と実験してた。ヒーローたちを拉致した。
「スピルバン」
ワーラーの目的はあくまで綺麗な真水。主人公の家族と因縁ありまくり。

1987年 地球規模の世界観。ヒーローの力はシンプル。
「マスクマン」
敵が地底帝国に。身体を鍛えてのオーラパワー。
「メタルダー」
敵は世界的コンツェルンの裏の軍団。旧日本軍の遺産がヒーロー。

どの作品も大好きなのですが、戦隊とメタルとなんか似通ってた気がします。
鈴木Pと吉川Pは打ち合わせしなかったのか?
両Pの上層部やスポンサーは意見しなかったのか?

ま、現代の作品よりは数十倍面白いですけどね。

Re: 1985→1986→1987の東映特撮

面白い分析ですね。

やっぱりその年のトレンドとかあるんですかね。

ギローチンよりは👍

他の方が仰る通りギローチン皇帝よりは大五郎を残した方がまだ良かったと思いますね😅身も蓋もない話しですが、どうせラスボスがパンドラ女王なのだからどうも不要なキャラでしかなかったですね😖(結果論ではありますがね😅)

Re: ギローチンよりは👍

ま、どっちもどっちと言う気もしますが。

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