fc2ブログ

記事一覧

「帰ってきたウルトラマン」傑作選 第34話「許されざるいのち」



 第34話「許されざるいのち」(1971年11月26日)

 今回は、視聴者のアイディアを基に作られた異色作であり、ファンから「11月の傑作群」と呼ばれている4本のうちのひとつだが、個人的にはあまり好きではなく、スルーしようかなとも思ったのだが……。

 
 水野「ごめんください」
 坂田「え?」
 水野「ちょっと仕事をお願いしたいんですが……」

 冒頭、突然、見知らぬ男が訪ねてきて、坂田に仕事を依頼する。

 坂田は、今日はもう働きたくないのでヤダと断る。

 水野「お宅の溶接の機械で簡単に出来ると思うんですが」
 坂田「じゃあ、機械貸してやるからおめえが作れよ」
 水野「……」

 じゃなくて、

 坂田「弱りましたなぁ」
 水野「これなんですがね。大切な研究の為に是非必要なんです」

 水野は簡単な設計図まで持参しており、熱心に坂田を口説く。

 坂田「研究の為とならばやもえませんなぁ」

 などとやってると、目の前にMATビハイクルが停まり、郷と岸田が降りてくる。

 
 坂田「なんだい、制服姿で?」
 岸田「この近くから怪しい電波が出てましてね」
 坂田「怪しい電波ね。しかし、このあたりは単なる住宅街だぜ」

 水野、MATの制服を見るや、何か後ろ暗いことでもあるように、二人に顔を背けて隠れるように立っていたが、

 
 郷「水野、水野じゃないか?」
 水野「郷!」
 郷「懐かしいなぁ」
 水野「そうか、君はMATで働いていたのか。小学校の頃から運動神経は抜群だったからね、君は」

 相手が小学時代の親友だと分かると、たちまち顔を明るくさせて、なごやかに旧交を温めあう。

 その様子を、坂田や次郎が微笑ましそうに眺めている。

 坂田「二人は友達だったのか、じゃあ、やりますよ」

 郷の友人なら、と言うことで、坂田も快くさっきの頼みを引き受ける。

 水野「去年、おやじが死んでね、そこで屋敷を改造して今こういうことやってんだ」
 郷「水野生物研究所……そうだ、君は昔から生き物が好きだったからねえ」

 郷、差し出された名刺を道端に捨てながら応じる。

 じゃなくて、名刺を坂田に渡しながら応じる。

 郷「もう結婚したかい?」

 何気なく郷が尋ねると、水野は、急に険しい顔になり、

 水野「いや、僕は独身主義者だっ」

 一同(要するに、モテないんだな……)

 その夜遅く、坂田が大急ぎで作ったのだろう、注文のスタンドを、弟の次郎が水野の屋敷に届けに来る。

 その仕上がりに大満足の水野は、次郎に研究所にいる色んな動植物を見せてやる。

 珍しい爬虫類の数々に目を輝かせる次郎。

 
 次郎「あっ、これ、虫を食べる草でしょ?」
 水野「そうだよ」
 次郎「草もこうなると、植物だか動物か区別がつかないみたいですね」

 有名なウツボカズラを見て、次郎が何気なくそんな感想を漏らすと、

 
 「くわぁっ!」と、核心を衝かれたように分かりやすく目を見開く水野であった。

 
 それはそれとして、水野の飼っているグレイのペルシャ猫。

 
 水野「君のように熱心に見てくれると案内する僕にもハリが出るよ」
 猫「にゃあううーっ」
 水野「ま、座りたまえ」
 次郎「もう座ってます」
 水野「そ、そうかい、変わった座り方だね」

 じゃなくて、

 水野「ま、座りたまえ」
 次郎「水野さんはこの家にひとりで住んでるんですか」
 水野「おう、そうだよ」

 
 猫「にゃああうう」
 次郎「……」

 水野から手渡されたグラスの液体を口にして、思わず顔をしかめる次郎。

 客に青汁を飲ませるとは、なかなか良い度胸をしている。

 ま、ほんとは何なのか、不明なんだけどね。ただの緑茶かな?

 次郎「ひとつ質問していいですか」
 水野「ああ、いいとも、何でも答えるよ」
 次郎「この研究所には動物と植物両方いるけど、水野さんの専門はどっちなんですか?」

 
 次郎の問いに、わが意を得たとばかりに身を乗り出す清水。

 水野「いやー、それは実に良い質問だねっ!」
 次郎(やべえ)

 うっかり地雷を踏んでしまったことに気付いて、青褪める次郎であったがもはや手遅れ。

 水野は何かに憑かれたように滔々と熱弁をふるう。

 水野「僕はね、その両方を研究してるんだよ。僕は子供の頃から動物と植物の本当の違いは一体なんだろうってことを、ずーっと考え続けてきた。いまや人類はかたや月へ到達し、かたや火星にロケットを送り、かたや生命の神秘に迫ろうとしてる。そういう時代なんだよ。僕は動物と植物の間から、動物でもあれば植物でもあるようなまったく新しい生命を作ろうと考えたのも、科学者としての当然の権利なんだ!」
 次郎「ほんとうにそんなこと考えてんですか?」
 水野「ああ、そうだよ、いけないかねっ?」
 次郎「いけないとは言わないけど、なんだか気味悪いや」
 水野「それはまだ君が常識に囚われてるからだ、宇宙の生命は本来はひとつの筈なんだ、人間、動物、植物、色々あるほうがおかしいんだ。生命に差別があってはいけないんだっ」
 次郎「へーっ」

 次郎、感心したような声を上げるが、無論、水野の言葉を全て理解できているわけではない。

 次郎が帰ったあと、水野はいそいそと坂田謹製のスタンドに特殊な光線照射機を取り付け、奇妙な色をした卵に当て始める。

 水野「アルファレオン電磁波よ、私の発見したお前は宇宙の生命とはひとつのものでしかないことを証明する神の如し光線だ」

 劇中でははっきり説明されていないが、水野は、ウツボカズラとトカゲに特殊な電磁波を浴びせ、全く新しい生命を作り出そうとしていたのだ。

 その後、MATジャイロでパトロール飛行中の郷と岸田が、再びあの怪電波をキャッチする。

 
 郷「よう」
 水野「見学かね」
 郷「いや、このあたりに奇妙な電波が発生してるもんでね。一軒一軒見て歩いてるんだ」
 水野「へえーっ? うちで電気を使ってるのは、動物と植物の保温ヒーター以外は普通のだけだよ」
 岸田「それならいんですが、生物の細胞に変化を起こしそうな、不思議な反応があったもんでね」
 水野「ほーっ、そんな電波があったら僕の方で教えてもらいたいぐらいだな」

 水野はそらっとぼけ、郷たちも郷の旧友と言うことで、怪しまずに引き揚げていく。

 しかし、電波をキャッチしただけで、「生物の細胞に変化を起こしそうな」ことまで分かるものだろうか?

 それに、水野の答えを良く吟味すれば、「保温ヒーターは特殊な電波を発している」意味にも受け取れるのだから、二人は念のため、そのヒーターを見せてもらうべきだったろう。

 
 それはさておき、二人が帰った直後、ついに、卵が孵化して、中から、動物とも植物ともつかぬ……って、おもいっきり動物にしか見えないのだが、とにかく新しい生命が誕生する。

 水野「やった、とうとうやったぞ、僕は遂に動物と植物のなんぴとも越えられなかった境界線を打ち破ったぞ!」

 水野が狂喜したのは言うまでもない。

 
 水野「お父さん、あなたは息子の僕をバカにし続けてあの世に行かれた。しかし今日と言う今日こそあなたは僕に脱帽すべきなのだっ」

 猫とふたりだけで、寂しい祝賀パーティーを開いている水野。

 しかし、「息子のことをバカにしながら死ぬ」って、さすがにそんなおやじはいないだろう。

 
 水野「あなたは単に、金儲けの上手い商人に過ぎなかった。しかし今日の私は天才なんですよ。アインシュタイン、ニュートンに比すべき天才になったんですよ! どわっはっはっはっ!」

 パパの肖像画(俺の遺産で研究しといて良く言うぜ……)

 だが、水野がグラスにワインか何かをついで、一口飲んだ途端、急に屋敷がぐらぐらと揺れ出す。

 水野「うっ?」

 さらに怪獣の唸り声が聞こえてきたので、水野は思わずグラスを床に落とす。

 
 水野が研究室へ駆け込むと、なんと、あっという間にレオゴンが人間並みのサイズに成長しており、水野を押しのけて部屋から出て行こうとする。

 水野「レオゴン、レオゴン! ダメだっ!」

 だが、

 
 角がドアにつっかえて通れませんでした。

 水野「だからダメだって言ったのにぃ……」
 レオゴン「……」

 嘘である。

 レオゴンは屋敷から逃げ出してしまう。

 しかし、いくらなんでも大きくなるのが早過ぎないか?

 
 次郎が台所で洗い物をしていると、窓ガラスに石でも投げられたような音がする。

 窓を見に行くと、実際に穴が開いていた。

 で、ふと下を見ると、

 
 レオゴン「ぐわああーっ!」

 目の前に怪獣がいて、自分に向かって吠え掛かってくる。

 これはなかなか心臓に悪い。

 次郎「うわーっ! 怪獣だーっ!」

 思わず飛びのいて尻餅をつく次郎だったが、例によって、兄の坂田が来た時には、既に怪獣の姿は消えていた。

 次郎、水野の研究のことが気になって、すぐ研究所へ向かう。

 
 水野「どうかしたのかい」
 次郎「見たんです。大きなトカゲみたいなの……」
 水野「こら、小僧、一体何の企みがあってそんなことを言うんだ?」
 次郎「く、苦しい~」

 穏やかに応対していた水野、次郎の一言に、突然人が変わったように次郎を問い詰め、その首を締め上げる。

 水野「私の研究所についてありもせぬ噂を流すとタダじゃすまないぞっ」
 次郎「放してえ~!」
 水野「いいか、今のことは二度と口にするな!」

 水野、口外すれば次郎たち兄弟をコブラの毒で殺してやると脅してから、やっと次郎を解放する。

 
 CM後、芦ノ湖の遊覧船を、ますます巨大になったレオゴンが角の先から伸びるツタでからめとり、転覆させると言う事件が起きる。

 しかし、レオゴンって、動物と植物の性質を併せ持っていると言うわりに、植物由来の器官はこのツタだけなんだよね。

 なんか、看板倒れの感が拭えない。

 すぐさまMATジャイロが出撃し、激しい攻撃を加える。

 

 
 爆撃によって水が舞い上がり、スコールのように湖面を叩く中を突き進むレオゴンと、その上空ですれ違う2機のMATジャイロと言う、素晴らしい特撮。

 が、当然、MATの攻撃は清々しいほど効き目がなく、逆にMATジャイロの1機がツタに捕まって叩き落されそうになるが、他の機がツタを焼き切ったので、なんとか脱出することができた。

 
 郷「これがジャイロの機体に引っ掛かっていたものです。鑑識科で調べてもらった結果、植物以外の何物でもないそうです」

 MATジャイロに付着していたツタについてそんな説明をする郷だが、別にストーリーには影響なし。

 郷は、次郎の様子がおかしいと坂田に呼ばれ、次郎に会いに行く。

 水野の脅しがあまりに怖くて一時的な失語症になっていたらしい。

 
 郷「次郎君、どんなトカゲだい? まさか、両手が葉っぱで、背中にツボみたいなのが二つついてるんじゃないのかい?」
 次郎「郷さん、助けて! そうなんだ、見たんだ。そして水野研究所に聞きに行って……」

 それでも、郷に優しく問われると、郷の体にしがみつき、堰を切ったように何もかもぶちまける。

 (註・管理人、この辺で、レビューするのがイヤになった)

 
 水野「……」

 酒を飲みながら、亡くなった子供と思われる写真をいとおしそうに撫でている水野。

 これも説明はないのだが、実は水野は既に結婚して子供がいたのだが、病気か事故で小さい頃に死んでしまったらしいのだ。

 やがて、郷が次郎を連れて会いに来る。

 
 郷「君はどうしてこんな恐ろしい研究を?」
 水野「恐ろしい研究? 僕は新しい生命が欲しかった。動物でもなく植物でもない、レオゴンは僕が生み出した新しい命なんだ。郷、お前には僕の気持ちなんかわかりゃしないよ!」

 水野、死んだ息子の代わりに、レオゴンと言う新しい命を創り出そうとしたのだろうか?

 しかし、息子の代わりに何で怪獣を作るの? と言う素朴な疑問が湧く。

 「タロウ」の42話のおやじのように、死んだ妻そっくりのアンドロイドを作り出そうとしたのなら、まだ理解できるんだけどね。

 と、郷の通信機に、再びレオゴンが芦ノ湖に出現したとの知らせが入る。

 
 水野「僕がレオゴンを生み出したことが罪だったと言うんなら、僕はもう死ぬしかないんだよ。死ぬしかないんだよ~、死ぬしかないんだよ~」
 郷「水野、今は君の気持ちを聞いてるときじゃないんだ。作り出したもんなら、壊すことも出来るだろう? どうやったらあの怪獣をやっつけることが出来るんだ?」
 水野「それは、この光線、アルファレオンさ、ベータレオンに変えれば、あの生物は死ぬ」
 郷「水野、頼む、やってくれ」

 しかし、まだウルトラマンとして戦ってもいないのに、その倒し方を水野に聞くというのも変だよね。

 MATが怪獣を倒せないのはいつものことなんだし。

 現に、この後、郷はベータレオン光線の力も借りず、ウルトラマンに変身して、フツーに戦い、フツーに倒しちゃうのである。

 ともあれ、翌日、水野は照射機を持ってMATと一緒に芦ノ湖にやってくる。

 丘隊員と一緒に、汀で、ベータレオン光線発射装置の据付作業をしていたが、

 
 やはり、水野のことを覚えているのか、レオゴンは、水野に向かって、いかにも甘えるような心細げな鳴き声を出す。

 
 水野「……」

 心を鬼にして作業を続けていた水野だったが、

 水野(お前は僕の命だ。僕にはお前を殺すことは出来ないっ)

 結局、情に負け、

 
 水野「レオゴン、レオゴンーっ!」

 不意に立ち上がると、レオゴンに大声で呼びかける。

 そして、レオゴンに向かって歩き出す。

 丘「水野さん、どうしたんですっ? 水野さーん!」

 丘隊員も必死に引き止めようとするが、水野はその腕をふりほどいてずんずん水の中へ入っていく。

 
 丘「水野さーん!」

 ここ、丘隊員が水に入ってまで止めようとしないのが、いささか怠慢プレーのようにも見えてしまう。

 だから事件のあと、

 郷「丘隊員、なんで強引に止めてくれなかったんだよっ?」
 丘「え~、だってえ、濡れるのイヤだしぃ~」
 郷「お前は女子高生か?」

 みたいな心温まる会話を想像してしまう管理人だった。

 対照的に、郷は、いきなり湖に飛び込み、泳いで水野のところへ行こうとする。

 このタイミングで、

 「よろこびの時、笑えない人~♪」

 PYGの「花・太陽・雨」と言う曲が流れ出す。

 管理人、全然知らなかったのだが、PYGと言うのは、タイガースとスパイダーズとテンプターズの三つのグループのメンバーで構成されたスーパーグループで、なんと、ジュリーとショーケンのツインボーカルなのだそうな。

 
 また、水野と郷のカットとともに、水野の亡児らしい少年が、明るい太陽の下で元気に遊んでいるイメージが映し出されるのが、なかなか胸に迫る「泣き」の演出となっている。

 なってはいるのだが、個人的には少々あざとい感じもするんだよね。

 また、水野と父親との関係、水野と息子との関係と、二つの異なったベクトルの感情がひとつのエピソードに織り込まれているのも、見ていてちょっと違和感を覚える原因になっていると思う。

 父親との関係はさらっと描いてあるだけなのだから、最初から水野と息子の関係だけに絞り込むべきだったと思う。

 で、さっきの甘えるような鳴き声はなんだったんだと言う感じだが、レオゴンは生みの親である水野の体をツタでからめとると、ペロッと食べてしまうのだった。

 
 水野が食われたのを見ても、なおも泳いでレオゴンに接近する郷。

 この郷は、ゼンマイで両手が動くおもちゃみたいな人形が使われている。

 
 岸田「郷が危ない!」

 上空で待機していたMATジャイロが、郷を守ろうと慌ててレオゴンに猛攻を加えるが、

 
 その狙いが割りと大雑把で、危うく巻き添えを食いそうになる郷であった。

 【教訓】 時として、怪獣よりMATの方がよっぽど危ない。

 
 郷、ここでウルトラマンに変身して戦いになるが、BGMも、いつもと違って悲壮感溢れる感じにアレンジされている。

 レオゴン、前述のように、ほとんど普通の怪獣と変わりなく、

 
 ウルトラブレスレットで、前足(?)、

 
 そして背中の角を切断され、そのまま前のめりに水面にぶっ倒れ、あっけなく絶命するのだった。

 ベータレオン光線、関係ねー。

 それこそ、植物の性質として、体の一部を切られてもピンピンしている、みたいな描写も欲しかった。

 
 ともあれ、怪獣が倒れたあとも、しばし残心の構えを取っているウルトラマンが実にカッコイイのである。

 エピローグでも、再び「花・太陽・雨」が流れる。

 
 郷「水野の机の中から遺書が出てきた。万一のことがあった場合、一切を開放して子供の遊び場にするようにとね」
 次郎「じゃあ、水野さんは自分が作ったレオゴンが怪獣になるって知ってたんだね」

 水野の屋敷から次々と荷物が運び出されている。

 その中に、あのアルファレオン光線照射装置があるのを見つけ、

 次郎「郷さん、あんなもの要らないね!」
 郷「うん」

 
 駆け寄って、それを焚き火に放り投げて燃やす次郎であった。

 金属なので燃えなかったそうですが……。

 以上、やっぱり、個人的にはあまり面白いと思えず、レビューするのが苦痛な作品であった。

 結局、水野の、亡くなった子供を思う父親としての気持ちと、動物と植物を掛け合わせて新しい命を作ろうと言う科学者としての探究心とが、噛み合ってるようで実はあまり噛み合ってなかったことが最大の問題点ではないだろうか。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

噛み合わせが悪い

どうも噛み合わせの悪い作品でしたね😅水野がどのような意図があってレオゴンを作ったのか分からないのが残念ですね

素材は良いが

>水野「あなたは単に、金儲けの上手い商人に過ぎなかった。しかし今日の私は天才なんですよ。」
ここは一番印象に残っているシーンですね。
父親との確執、反抗心から「禁断の研究」に踏み込んだ狂気を描くべきではと思います。

坂田兄弟を登場させなくても構わなかったし、もっとシンプルな構成が良かった。
素材自体は良いのだから、巧く料理すれば同じ石堂脚本の「呪いの壺」に迫れたかも?

微妙

水野のキャラをただのマッドサイエンティストにしちゃうと,初代ウルトラマンのジラースの回みたくなっちゃうし,あえて父親とか亡き息子とかを盛り込んだのかとも思いますが,かえって何だかよくわからなくなってますね。原案提供の小林晋一郎氏は,「ゴジラVSビオランテ」の原案提供者でもありますね。「動物のような植物のような」というモチーフがよっぽどお好きなんですね。

Re: 噛み合わせが悪い

なんか、引っ掛かる点の多いストーリーでした。

Re: 素材は良いが

> 父親との確執、反抗心から「禁断の研究」に踏み込んだ狂気を描くべきではと思います。

父親か、息子か、どっちかに絞るべきだったでしょうね。

> 坂田兄弟を登場させなくても構わなかったし、もっとシンプルな構成が良かった。

あれこれと詰め込み過ぎてますよね。

Re: 微妙

> 水野のキャラをただのマッドサイエンティストにしちゃうと,初代ウルトラマンのジラースの回みたくなっちゃうし,あえて父親とか亡き息子とかを盛り込んだのかとも思いますが,かえって何だかよくわからなくなってますね。

あれもこれもと色んな要素をぶち込んで、収拾がつかなくなった感じですね。

> 原案提供の小林晋一郎氏は,「ゴジラVSビオランテ」の原案提供者でもありますね。「動物のような植物のような」というモチーフがよっぽどお好きなんですね。

みたいですね。「ビオランテ」もつまんなかったですが。

新しい生命

動物でもあれば植物でもあるまったく新しい生命ですか…

ウルトラシリーズではとっくに初代マンで建前上は植物どう見ても動物な怪獣が出てきたし、セブンでは建前上は細菌でどう見ても動物な怪獣が出てきたし…

事後ネタならタロウのマシュランなんて、菌類なのに植物と会話出来る装置で会話出来て(キノコやカビは植物ではありません。)タロウと戦ってるところは動物。菌類であり植物であり動物でもある生命です。

個人的には好きな話

個人的には切ない話ですごく好きなんですけどね。詰め込みすぎてぐちゃぐちゃになった感じもしませんし。やはりあざとい部分があるからでしょうか?
ところでレオゴンはデザイン的にも好きなんですが、あまりトカゲには見えない気がします。どちらかといえばワニでは?

No title

[帰ってきたウルトラマン大全」によるとPYG(合体ユニット)は植物と動物の合体怪獣にかかっているという話でした

Re: 新しい生命

> ウルトラシリーズではとっくに初代マンで建前上は植物どう見ても動物な怪獣が出てきたし、セブンでは建前上は細菌でどう見ても動物な怪獣が出てきたし…

確かに、今更の感はありますよね。

Re: 個人的には好きな話

そうですか。ま、こればっかりはそれぞれの好みがありますからね。

Re: No title

なるほど、それには気付きませんでした。

情報ありがとうございます。

詰め込み過ぎ

父親を越えたい水野と息子を失った水野の悲しみと2つに詰め込み過ぎた感がありますね。何方か一方に的を絞って入れば、もう少し違った作品になっていたのかと思うと残念ですね😅

Re: 詰め込み過ぎ

そうですね。ま、どっちにしても33話のような名作にはならなかったと思いますが。

生物学を専攻としているものです
私自身、幼少期あれだけ好きだった生物に対して向き合おうとした結果、研究となってみれば殺すだの改変するだので俯瞰してみればただ生命に対する冒涜をする日々です

正直このエピソードの親子ドラマについては深く感じ取れませんでしたが
許されざるいのちを作って自己擁護をするものの、郷に諭され童心に帰り生き物好きとして殉教する
監督の意図しないであろう勝手な解釈ですが、こうすると私には深く突き刺さります

研究者になると倫理観が狂う人が多くいます
実験で使うマウスをガスで気絶させ、断頭器を用いて機械的に連続して殺す行程など、本来ならいのちに対しての許されざる行為とも言えるでしょう
倫理から道を踏み外し、大好きな生物達に対して重大な冒涜をしたことに気付き、自死を選んだ水野の研究者としての解像度は、地球に戻ってまで復讐を遂げようとする人間らしい宇宙飛行士(研究者)ジャミラよりも高く、私には近い存在に感じました

Re: タイトルなし

ご丁寧なコメントありがとうございます。

こんなしょうもないブログに専門家の方からコメントを頂くと、緊張いたします。

> 研究者になると倫理観が狂う人が多くいます
> 実験で使うマウスをガスで気絶させ、断頭器を用いて機械的に連続して殺す行程など、本来ならいのちに対しての許されざる行為とも言えるでしょう

そ、そうなんですか……

中島らもさんのエッセイにも似たような話がありましたが、ほんとなんですね。

動物からしてみれば人間こそが悪魔でしょうね。

傑作だと思います。

この作品のテーマは、「父殺し」です。水野は「父」を越えるためにレオゴンを創造し、亡くした子供に変わる「子」としてレオゴンを想っている。「子」を殺すに忍びなく、「子」を抱きしめようと駆け寄り、「父殺し」にあう。「科学は人間を幸福にするか?」という円谷プロの一貫したモチーフと、近代文学の「父殺し」のテーマが融合した傑作です。

コメントを読んで、大林宣彦氏が「海外で評価の高い本多猪四郎監督が日本で怪獣映画の監督としかみられないのは、作品にこめられた主題を読みとろうとしないからだ」という趣旨の発言をしていたことを思い出しました。

Re: タイトルなし

大変興味深い考察ですね。

> コメントを読んで、大林宣彦氏が「海外で評価の高い本多猪四郎監督が日本で怪獣映画の監督としかみられないのは、作品にこめられた主題を読みとろうとしないからだ」という趣旨の発言をしていたことを思い出しました。

そうなんですか。自分も大いに反省しております。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のコメント

カテゴリー

カレンダー

01 | 2023/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター