第3話「爆破魔を追いつめろ!」(1985年4月25日)
鷹の羽学園の朝の登校風景。
サキ、妙に嬉しそうに笑いながら、三平と一緒に歩いている。
三平「どうしたんだ、サキ、今日はやけに機嫌がいいじゃないか」
サキ「……」(シカト)
と、やや小柄な少年が、「のっはよう~」と叫びながら、三平の背後から飛びつく。

三平「サキ、こいつは俺の中学時代からの友達で清水っていうんだ。極端にネアカな奴」
清水「よろしく」
サキ「よろしく」
彼らの前を仲良く並んで通り過ぎていく、クラスメイトの照代(菊地陽子)と一子(市原麻衣)も、なかなか可愛いのである!
その後、前回、サキに勝って晴れて鷹の羽のスケバンとなった美也子が通り掛かって、さんざんイヤミを言われるが、サキはまったく気にしておらず、

こんな顔の清水を見て、

三平「はぁー、ばっきゃろう!」

とろけるような笑みを浮かべる、前回三平に約束したように、すっかり「普通の女の子」に戻ったようなサキだった。

ちゃんと退屈な古典の授業も真面目に受けるサキ。
ふと、左前方を見ると、

三平がすやすやと居眠りしていた。

サキ、くすっと笑って見て見ぬふりをするが、その直後、突然、ファンファーレのようなけたたましい音楽が校内放送のスピーカーから大音量で流れ出す。

他の生徒たちも何事かと驚いて立ち上がるが、
声「鷹の羽学園の生徒諸君に告ぐ、私は正義の味方おたすけマンである。毎日、受験勉強で灰色の生活を送っている諸君、たまにはハッピーになろうじゃないか。まず手始めに、化学室に時限爆弾を仕掛けた。爆破時刻まで後5分」
続いて流れ出す男の声で、学校じゅうがパニックになったのは言うまでもない。
しかし、この声、何の加工もせずに普通に喋ってるから、視聴者は勿論、親友の三平にも、悪戯の主が清水だって一発で分かりそうなもんだけどね。
おまけに清水を演じているのが、声優もやってる松田洋治さんの特徴的な声なのだから、なおさらだ。
沼先生が化学室で爆弾を探すが、見付からず、

予告どおり5分で爆発してしまうが、それは本物の爆弾ではなく、ただのドラゴン花火に過ぎなかった。
……
これでなんでハッピーになれるんじゃ? と思ってしまうが、

照代「花火だったんだって? サイコーのユーモアじゃない?」

一子「おたすけマンか、かっこいいーっ!」
意外とウケていた。 普段、よっぽどつまんない人生送ってるんだね……。
もっとも、同じことの繰り返しの単調な学園生活が、この騒ぎでいくらか楽しくなったのは事実だろう。
あと、彼らの背後に、ひとりだけ、私服を着た生徒が、松山ケンイチみたいな笑いを浮かべて座っているのだが、なんでこいつだけ私服OKなの?

カメラが引いた映像を見ても、他の生徒は全員制服を着ているのだから、その存在が妙に目立って気になるのである。
ひょっとして、これはエキストラではなく、たまたまカメラに映り込んだ、地縛霊だったりして。
……ま、単に、制服の下に私服のシャツを着てただけなのだろう。
さて、爆弾騒動はそれだけで終わらず、翌日もその次の日も、同じような予告と爆発が起きる。
二日目は音楽室、三日目は美術室に仕掛けられるが、全てただの花火に過ぎなかった。
こうして、おたすけマンは、一種のヒーローのように生徒たちから持て囃される存在となり、(おたすけマンの)清水などは、学校の廊下で手持ち花火に点火して大ハシャギした挙句、
清水「そうだ、みんなでおたすけマンのクラブ作ろうぜっ!」 などと訳の分からないことを言い出す。それに対して、他の生徒たちは、
「いや、それはちょっと……」 と、丁重にお断りしたと言う。
しかし、予告は清水がリアルタイムで放送室から流しているのだろうから、放送室の管理をしっかりしていれば何回もそんな悪戯をされることはなかったと思うんだけどね。
あと、三回とも授業中にやっているのだから、その間に教室にいなかった生徒を調べれば、一発で分かるのでは?
それはともかく、学園側も放置するわけに行かず、緊急の職員会議が開かれ、対応を協議することになる。

高木「だいたい日ごろ生徒を甘やかしてるからこういうことが起きるんです!」
警察に捜査を依頼すべきだと言う強硬論の急先鋒・高木先生を、かつて「ハレンチ学園」で、生徒の立場でやりたい放題やっていた児島みゆきさんが演じているのが面白い。
だが、校長は警察を介入させるべきではないときっぱり断言する。

道原「私も校長先生の意見に賛成です、自由な校風、それが鷹の羽学園のよさではないでしょうか? 校長先生がいつも仰ってるように、人間形成の教育を重視することは素晴らしいと思います」
つと、道原と言う化学の教師が立ち上がり、校長の方針に賛同するが、自分の信念と言うより、どことなく校長におもねっているような空々しい感じであった。
いずれにしても、全体的には強硬論が多数を占めているようであった。
会議中、生徒指導の沼先生は一言も発言しなかったが、会議の後、

サキ「あたしが犯人? そんなーっ」

沼「とぼけるなっ」
例によって、竹刀を振り回して、サキを犯人だと決め付けるのだった。
いや、だから、予告の声、男だったやん……。

沼「遂に尻尾を捕まえたぞ、貴様がやったんだな?」
さらに、何の手掛かりも掴んでないのに「尻尾を捕まえぞ」と喚く、めちゃくちゃな沼先生であった。
これには三平も「サキが犯人だって言う証拠でもあるんですか」と、横から抗議する。
沼「お前は黙ってろ!」
三平「だいたい、沼先生はサキを目の敵にし過ぎですよ」
沼「うるさいっ! この女がスケバンだった為にみんながどれほどの迷惑をこうむったか……教師には反抗する、授業はめちゃめちゃにする! 心の休まる日なんか、一日もなかった……」
怒鳴り散らした後、懐古調になって、しみじみと語る沼先生。
コワモテの割りにハートがやわいことを告白するのは良いのだが、それを、当のサキの前でやっちゃうのは、良く考えたら相当恥ずかしい行為のように思える。
三平「でもそれはっ……俺はその頃いなかったから良く分からないけど、サキは寂しかったんじゃないですか? 孤独で、だから……」
優しい三平、必死にサキを庇おうとするが、沼先生はそんな言葉になど耳を貸さず、竹刀をサキの顔に突きつけ、
沼「サキ、必ず証拠は掴んでやるからな!」
サキ「先生……」
悲しそうに、少し濡れた目でつぶやくサキ。
ところで、三平って途中から転入してきてるんだよね。
普通考えて、引っ越したせいだろうから、本来は遠方の高校に通っていたことになる。
それなのに、中学時代の友人である清水が同じ高校にいると言うのは、ちょっと変じゃないか?
ま、絶対ありえないことではないんだけどね。
その後、校長の宣言とは裏腹に、学校にパトカーがサイレン鳴らしながらやってきて、本格的な現場検証が開始される。
内心では権力の介入には反対だったらしい沼先生、話が違うと校長室に抗議に行くが、校長はつらそうな顔で、
校長「やもえなかったんですよ……」
そう言って、新聞などから切り抜いた活字で作られた数通の脅迫状を取り出して、沼先生に見せる。
沼「校長、これは?」
校長「三日前から毎日のように来てるんです」
この台詞、HPのレビューでも突っ込んだけど、一週間とか一ヶ月とかなら分かるけど、三日前からなら、脅迫状がどの日に来たかくらいは覚えてる筈なんだから、
「毎日のように」と言う表現は変だよね。
よって、ここは、「三日前から毎日来てるんです」が正解だったと思うのです。
ちなみに脅迫状の内容は、校長を辞任しなければ本物の爆弾を爆発させると言うもので、学校と言うより、校長個人に向けられたものだった。
さらに、同じ内容の脅迫電話もかかってきたという。

校長「私はどうなってもいい。しかし生徒だけには……それで警察に」
それが校長の苦渋の決断だったと知り、沼先生もそれ以上、何も言えなくなる。

と、そこへ、化学の道原が青い顔をしてやってきて、化学室から火薬の原料である塩素酸カリウムが盗まれたと報告する。
道原役は、石山律雄さん。
放課後、清水が帰宅中、サングラスとマスクで顔を隠した、現場監督みたいな格好をした男につかまり、人気のない資材置き場に連れて行かれる。

男「学校に花火を仕掛けているのは貴様だな。貴様が仕掛けたのは最初から見て知っているんだ。近頃成績が下がってきていくら勉強しても上がらない、それで勉強に嫌気が差して花火を学校に仕掛けたというわけだ」
清水「なんのことだか、分からない」

男「貴様が犯人だとバラしてもいいんだぞ。そしたらどうなる? 貴様の人生はめちゃくちゃだ。それでもいいのか? それがいやだったら、俺の言うことを聞くんだ、もう一度だけ、学校に爆弾を仕掛ける。しかし今度は花火じゃない、本物だぁ」
清水「そんなぁ、やだよぉ」
男「やるんだよ。もし逃げたりしたら、その時は必ず貴様を見付け出して殺す!」
男は、あらかじめ用意していた手製の爆弾を清水に押し付け、散々に脅しをかける。

サキ、飼い猫のムクに餌をあげていると、その首輪の通信機が鳴り出す。
暗闇指令の声「こんばんは、サキ、君の学園の宮川校長だが、知っての通り相次ぐ悪戯爆弾事件でのっぴきならないところに追い詰められている。本棚の封筒を取ってくれ」
いつの間にか本棚に茶封筒が置かれていて……サキが学校行ってる間に神が勝手に入って置いて行ったのだろうが……その中にあの脅迫状が入っていた。
暗闇指令の声「不当な手段で校長と言う重責にあるものを辞めさせる訳にいかない。それだけじゃない。化学室から人を殺傷できるだけの火薬の原料、塩素酸カリが盗まれた。大事に至る前に大至急解決してもらいたい」
それはいいんだけど、暗闇指令の声の最後に、「カチャ」と言うテープレコーダーのボタンを押すような音が聞こえるのだが、今回はムクの通信機を通じて話しているのだから、要らないSEだったのでは?

それはそれとして、特に意味もなく貼りたくなるほど可愛い斉藤由貴さんのアップ。
翌日、サキは商店街で清水の姿を見掛けるが、清水はなんとなく鬱屈した顔つきでサキの姿にも気付かず、時計店に入ると、目覚まし時計を物色している様子だった。
サキ「まさか……」
と、サキの目の前に、やや場違いなポルシェが停まる。神であった。
CM後、神社の境内と言う、やや場違いなところに停めてあるポルシェの中で神と話しているサキ。
神「色々調べてみたが、こいつらは鷹の羽学園で校長のことを良く思ってない教師たちだ」
神、数人の教師の写真を見せながら説明するが、その中に、あの道原の写真も混じっていた。
神「去年、自分の感情から生徒を殴り、停職処分を喰らった。それ以来、宮川校長を恨んでいる」 ……いや、そういうことを調べるのが、サキの仕事なのではないだろうか?
そこまで調べ上げたんなら、もう、お前が解決しろって話ですよ。

サキ「待って、生徒にも怪しいのはいるわ」
神「とにかく一刻を争う。もしかしたら今度は本物を仕掛けるかもしれない」
翌日、学校の敷地内で登校中の清水をつかまえ、じかに爆弾のことを問い質すサキだったが、清水は、スポーツバックを抱えていきなり走り出す。

当然サキは追いかけるのだが、その途中で追い抜くクラスメイトの大きな眼鏡の女子生徒が、いかにも昔の優等生と言う感じがして、実に「良い」のだ。
垢抜けない伊藤かずえさんと言ったところか。
サキ、校舎に入って清水を探すが、人込みに紛れて見失ってしまう。三平に助けを求めて一緒に探そうとするが、それより先にまたおたすけマンの校内放送が流れ出す。
……
だから、放送室の管理をちゃんとしろって言うとるだろうがっ! 
声「鷹の羽学園の生徒諸君に告ぐ、今日もまたおたすけマンが時限爆弾を仕掛けたよ、でも、今度は花火じゃない、正真正銘の本物だ。仕掛けた場所は秘密だ。爆発は8時30分。したがって後10分、諸君、十分に注意してくれよ」
サキ「放送室……」
我先に逃げ出す生徒たちの中に、放送室から降りてきたと思しき清水を見付けたサキと三平、無理矢理清水を女子トイレに連れて行く。

サキ「やっぱり犯人、清水君だったのね。爆弾は何処に仕掛けたの?」

清水「はっはっはっはっ、ばれたか、そう、何を隠そう私が鷹の羽学園のヒーロー、おたすけマンだったのです!」
清水、ヤケクソになったように、誇らしげに自らおたすけマンだと名乗りを上げる。
三平「清水!」
清水「最高のジョークだったでしょ? 灰色の受験生活が少しはスカッとしたと思わない? 今度はどんな悪戯考えてやるかなぁ。あ、そうだ、二人も一緒にやらない? 三人あわせておたすけマントリオ、なんつって! はははっ」
調子に乗って馬鹿げたことを喚き散らす清水だったが、
サキ「いい加減にしろ、清水!」 いきなりスケバンモードになったサキが、掴みかかってその顔をビンタし、部屋の隅に叩き付ける。

清水「何するんだっ」
サキ「てめえが今度仕掛けたのは本物の爆弾じゃないのか?」
三平「本物の爆弾? ほんとなのか、清水?」

清水「学校なんかぶっ壊れちまえばいいんだ、勉強ばっかりして何が面白いんだ?」
サキ「なにぃ?」
清水「受験勉強して、一流大学に入って、いいところに就職して、それが何だってんだよぉ?」
涙まじりに、日ごろ抱えていた鬱憤を吐き散らす清水。
表向き、ひょうきんものを演じながら、ひたすら勉強漬けの高校生活に対する不満とストレスを溜め込み、それが今度のおたすけマン騒動となって爆発したのだろう。
だが、サキは清水の襟首を掴んで立たせると、
サキ「てめえ、甘ったれんな、だから爆弾仕掛けてもいいってのか? 他の生徒が怪我してもいいってのか?」
清水「うっ」
そう凄んでから、もう一度床に叩き付ける。
サキ「てめえ、人殺しになりたいのか、このみんなの学園をぶっ飛ばしてもいいってのか?」
口調は乱暴だが、およそスケバンらしくない台詞を放つサキ。

清水「……」
サキに言われて、ようやく清水も目が覚めたのか、不意に真剣な顔つきになると、何も言わずにトイレを飛び出して走り出す。二人もすぐ後に続く。
おそらく、あの男から指示されたのだろう、爆弾はやはり校長室に仕掛けられていた。

清水はすぐ時限装置の解除に取り掛かるが、焦っているせいか、なかなか解除できない。
清水「駄目だ、この隙間にあるピンが、どうしても取れない」
三平「バカヤロウ、なんとかしろよ! あと20秒……」
清水「駄目だ、出来ない……」
サキ、窓から教師や生徒たちが逃げていくのを見てから、
サキ「二人とも、どいて!」
二人の体を突き飛ばしてから、ヨーヨーを取り出し、そのチェーンを外して投げ、問題のピンを引き抜くという器用なことをして、ぎりぎりで時計を止めるのだった。
その直後、床に顔を伏せて激しく泣き出す清水。
清水「ごめんなさーい、ごめんなさーい!」
サキ、さっきとは打って変わって優しい声音で清水を抱き起こすと、

サキ「清水君、誰かに命令されて爆弾仕掛けたんでしょ? 誰なの?」
清水「そ、それが、顔を隠していて……そうだ、ここんところに大きなほくろが」
サキ「ほくろ?」
その瞬間、サキの脳裏に、神に見せられた化学の道原の写真が浮かび上がる。
そう、道原のあごにも、特徴的なほくろがあることを思い出したのだ。

サキはすっくと立ち上がると、左手にグローブを嵌め、その足で真犯人のもとへ向かって歩き出す。

廊下を進むサキの横顔が、壁にくっきりとした影を作るが、その影すら美しい斉藤さんの美貌であった。
まるで、斉藤さんが、その影を通じて二次元の世界からやってきた、本物の麻宮サキのようにも見える……と言うのは大袈裟だろうか。
サキが向かったのは、当然、道原のいる化学室だったが、扉を開けると、当然、道原も避難していて誰もいないのだった。
サキ「あれ……?」
と言うのは嘘で、何故か道原は避難せず、化学室にとどまって爆発が起きるのを今か今かと待ち兼ねていたのだった。
まぁ、それほどたいした威力でないことは作った本人が一番良く知っていたのだろうが、それでも、ひとりだけ避難してなかったら、明らかに後で疑われると思うんだけどね。

道原「なんだ、貴様ぁ?」
サキ「2年B組、麻宮サキ、またの名はスケバン刑事!」
挨拶代わりにヨーヨーを投げてビーカーを壊し、蓋を開けて「桜の代紋」を見せ付けてから、「スケバンまで張ったこの麻宮サキが……」と、いつもの決まり文句を並べる。
サキ「(前略)だがな、てめえみてえに教師の癖に学校に爆弾を仕掛けようなんてそこまで魂は薄汚れちゃいねえぜ!」
道原「爆弾、何を証拠に?」
サキ「証拠? 証拠なら見せてやらあ!」
サキ、あの爆弾の入ったケースを床に投げ出し、

サキ「後1分で爆発するぜ、正直に吐け、花火事件に便乗して校長に脅迫状を送り、校長室に爆弾を仕掛けさせたのもてめえだな?」
道原「や、やめろっ」
逃げようとする道原だったが、サキは素早くヨーヨーを棚にぶつけて倒し、その動きを封じる。
サキ「後10秒、9、8、7……」
サキ「言えっ!」 道原「わかった、言うからやめてくれ、私が命令した……」
いや、これって、単に脅して無理矢理自白させてるだけで、こんな捜査方法で良いんでしょうか?
ま、実際の警察の取調室でも、似たようなことやってるんだろうけどね……。
サキは、そのままカウントダウンを続け、爆弾が爆発するが、無論、それはただの花火にすりかえられてあった。
散々道原を懲らしめた後、

右手を顔の前に出して反動をつけてから、

左手を思いっきり伸ばしてヨーヨーを飛ばし、

若干、タカアンドトシのタカみたいな顔になった道原の両手をチェーンで縛り、

戻ってきたヨーヨーをかっこよく受け止めて、一丁上がりとなる。
しかし、道原の件は別にして、清水がたちの悪い悪戯をしたのは事実なのだから、この後、清水も何らかの処分を受けたのだろうか? まぁ、一週間の停学くらいで済むように、サキが暗闇指令を通じて手を回したのだと思いたい。
ラスト、校舎から出てきたサキに、三平が駆け寄ってきて声を掛けるが、

三平「サキ! サキ!」
サキ「化学室、随分汚れてるよ、掃除しといてね!」
三平「……」
明るい声で頼むと、さっさとひとりで帰っていくサキなのだった。
以上、ディティールに関しては色々と不満は残るが、メイスンストーリーとは無関係の、気楽に楽しめるエピソードであった。
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