大好評(うるさいバカ)企画の第3弾です。
前回、遂に宿敵アポロガイストが死んだのであるが、22話「恐怖の大巨人! キングダーク出現!!」では、海の向こうから早速新しいキャラがやってくる。

その名もキングダークと言うおっきなおっちゃんであった。
これは実際に馬鹿でかい人形作って撮ってるので、かなり迫力があるのだ。
ずっと寝たきりだけど。

さて、22話では人間を吸血鬼みたいに変えてしまう作戦を仕掛けてくるGOD。GODって、人を木とか猫とかに変えるのが好きだな。
吸血鬼にされたマコとチコは、立花藤兵衛の生血を吸うが、
「年寄りの血はまずい」と味に注文をつけるのだった。
贅沢抜かすな。
23話「キングダーク! 悪魔の発明!!」では、終盤に掛けて連続的に扱われるRS計画あるいは装置と言うものが出て来て、これは南原教授が発明した機械なのだが、23話では
「世界中のあらゆる物質をエネルギーに変える極原子復元装置」とはっきりと中江真司が説明しているのだが、しばらくすると、冒頭のあらすじ説明で
「世界中の物質のエネルギーを消す」装置だというふうに意味が変わっているのだ。
エネルギーに変えると、
エネルギーを消すでは大違いだけどね。
で、23話で南原教授はRS装置の設計図を9枚に分割して、それぞれ知人に預けるというややこしいことをする。GODに悪用されないためと言うことだが、単に破いて捨てればいいことなのでは? まあ、平和利用のためと言う目的があったからなんだろうが、これも上記の設定の変更によって、全く意味のない行為になってしまった。
そしてこれ以降、9枚の設計図を巡っての争奪戦と言う縦軸がストーリーに持ち込まれることになるのだ。これはなかなかユニークな着想だと思う。
もはや誰も読んでないだろうが、続ける。
24話「復しゅう鬼ジェロニモ! 音もなく襲う!!」では、
……まあ特に書くこともないのだが、

設計図の一枚を持っている子供の後ろに貼ってある「ママの似顔絵」が、なんか少女漫画っぽくて味があるのだ。少女漫画と言うか……。
25話「謎の怪盗 カブト虫ルパン!!」では、

チコとマコの久々のサービスショットが拝めます。
あんまり露出の高い水着じゃないのが激しく残念だが。
あと、

子供をさらった怪人がプールに残していった文字がヘタクソで笑える。
26話「地獄の独裁者 ヒトデヒットラー!!」では、同様にRS装置の設計図を持った科学者夫婦が帰国する。

それを出迎えたチコとマコは、マスコミに邪魔されてお冠。
空港をあとにしたところで、

こんなわかりやすいヒッピーいねえよ、と言ういでたちの二人組みが声を掛けてくる。
実は、彼らこそ本物の科学者夫婦で、マスコミに囲まれていたのはニセモノだったのだ。GODに狙われているのを見越しての仮面ライダーXの作戦だった。

で、博士(替え玉も)を演じているのが、中井啓輔さん。
そう、「セーラー服反逆同盟」の前理事長役で、写真だけ登場する人ですね(知るか)。
彼がふと車の窓を見ると、ヒトデが張り付いていて、それがみるみるでかくなり、
こういう、色んな意味でやばい怪人になってしまう。 怪人「ヒトデ、ヒットラー!」
博士「何だ貴様は」
怪人「我輩はGOD悪人軍団の一人、ヒトデヒットラーである」
ちなみにこの時、車を運転している戦闘員もナチ風の戦闘服になってるのが芸が細かい。夏なので暑かっただろうけど。
博士はGODの基地に連れて行かれる。
ヒトデヒットラー「ヒトデ、ヒットラー!」 と、いきなりぶちかます怪人。
「ハイルヒットラー」のもじりだけど、なんか変だぞ。
それを受けてキングダークが、
「さすがは悪の独裁者ヒトデヒットラー、見事な腕前と誉めてやりたいが、バカモノ!」 と、一旦油断させておいて叱るという高等話術を使う。つまり、ニセモノを連れてきたから怒っているのだ。

しょげる独裁者。だからこの造形はまずいって。
そもそも、独裁者のくせにキングダークの手下と言うのが矛盾だけど。

その後、淡々とニセモノを拷問に掛けて本物を聞き出そうとするナチス風戦闘員の皆さん。
一方、本物の博士夫妻と、立花藤兵衛たちは、

暢気にバカンスを楽しんでいた。ある意味人でなしだ。
ただ、ちょっとだけ二人のお尻が見えるのでよしとしよう。
その後色々あって、仮面ライダーとの最後の戦いの火蓋が切って落とされた!
しかしあえなく逃亡。 
まあ、戦闘員が立花藤兵衛にぼこぼこにされているくらいだから、弱っちいのは分かっていたけどね。
続く。
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