誰も読んでなくても自己満足でやってるんだからいいんじゃい。まあ、全部そんなもんだけど。
物語もいよいよ佳境で、DVDも最終巻に突入。ま、ついさっき最後まで見たんだけどね。
31話「血がほしい― しびと沼のヒル怪人!!」に登場するのは「ヒル・ドラキュラ」という納得のネーミング。

冒頭、何の説明もなく足を骨折して入院しているチコ(小坂チサコ)ちゃんが可愛い。
そればっかり言ってるけど、それが一番言いたいことなのでご容赦を。
で、彼女の病室の窓に、

こんな人が顔を出す。
寛平の「誰がじゃあ~」しか思い浮かばない絵。
何となくムカつく顔だが、これが劇中、何回も画面を占領するのでストレスがたまる。

で、彼女の入院している病院の看護婦が帰宅中、その怪しい老婆が占いをしてしんぜようと言ってくる。それはまあいいのだが、
このババア、トランプ占いを始めるのだ。風情もへったくれもない。
無論、これはヒル・ドラキュラの変身した姿で、それによって看護婦は吸血鬼みたいになってしまう。GODって、ほんと、一般市民を色んな怪物に変化させる作戦がお好みである。

やがて、吸血人間だらけの病院の中で、逃げ惑うチコちゃん。でも、閉鎖空間でこういう状況は、ゾンビ映画みたいで割と面白い。

あと、立花藤兵衛の喫茶店のテレビを通じて、取引を持ちかけてくるババア。これまたすげえムカつく顔だ。
この後、無論、Xライダーによってぶっ殺されるヒル・ドラキュラでした。
31話「立て! キングダーク!!」と32話「対決! キングダーク対Xライダー」は、ともに観光地の那須高原でロケをしている作品。これを撮影していた時点では打ち切りが決まっていたと思うので、スタッフ、キャストの慰安旅行も兼ねていたのだろうか。
31話でも相変わらず、RS装置の設計図を巡る争奪戦がメイン。飽きた。

完全に観光で来ているチコとマコは、設計図の隠された人形を偶然拾ったあまり可愛くない少女を助ける。まあ、観光で来てる設定だから当然か。

GODの戦闘員の皆さんも、優雅に乗馬を楽しんでらっしゃいます。

トカゲ・バイキングと言う怪人と、観光地で戦いを繰り広げるライダー。
GOD悪人軍団のネーミングは「動物」+「歴史上の悪人」で構成されるのだが、バイキングはいいのかなぁ? ヒトデ・ヒットラーとか、カブト虫ルパンとかはまあ分かるんだけど、ほかにもサソリ・ジェロニモとか、クモ・ナポレオンとか、色々と物議をかもしそうな名前も多いのだ。

毎回のように敵に捕まるチコとマコは、縛られて穴に立たされ、カタパルトで発射される火球で殺されそうになる。カタパルトは、バイキングからの発想だろうか。

そんなこととは露知らず、名産の益子焼の窯の前で戦いを繰り広げるXライダー。
宣伝のし過ぎ。
で、まあ漏れなく敵は倒され、続く32話「対決! キングダーク対Xライダー」では、
アリ・カポネという、
ダジャレによるネーミングの怪人が登場。

ちなみに人間体のカポネを演じるのは吹き替えでお馴染み、堀勝之祐さん。渋い声です。

で、敬介とチコとマコは、優雅にホテルのプールで泳いでいました。
ただ、チコもマコも水着姿を全然披露してくれないのがとても悔しい。
しかし、Xライダーって、普段仕事してる気配全然ないんだが、どうやって生計を立てているのだろう。最初は確か大学生だったと思うが。立花藤兵衛の喫茶店の売り上げだけでは到底やっていけないだろう。チコとマコも、そこでバイトしてるんだし。
敬介の高名な科学者だった父親のパテントでも入ってるんだろうか。それか遺産とか。

さらに、ストーリーの流れで、ホテルの呼び物らしい、アフリカジャンボなんたらかんたらいうステージショーをみんなで見ることになる。
実際にアフリカの人たちが、民族衣装着て踊ったり、リンボーダンスするという、凄いショーなのだ。今もやってるのかしら。

ドラマの中では、無論、チコちゃん大感激。

さらに、ステージ上で戦闘員と戦うXライダーなんてシーンもあったりする。

きわめつけは、戦闘員に襲われていた女性を、ステージに出てるアフリカ人が助けるなんていうシーンもある。で、カタコトの日本語で
「ランボウイクナイ」などと言うのだ。
ある意味、凄い貴重なシーンだ。

ちなみにこれがアリ・カポネ。ダンディだろ~?
で、当然、Xライダーの勝利で那須高原ロケシリーズも終わり。
ここには貼ってないが、ほかにもいろいろと観光地が出てくるのだ。
と言う訳で今日はこれまで。次で終わりかな。
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