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「バトルフィーバーJ」 第29話「見たか!? 口裂け女」(リテイク版)

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 第29話「見たか!? 口裂け女」(1979年8月18日)

 当時、日本中の子供をビビらせていた「口裂け女」をモチーフにしたトレンディーな一篇。

 「口裂け女」のブームが起きたのは、まさにこの年の春先から夏にかけてのことであり、読者の中にも夕暮れ時に道を歩いていて怖い体験をされた方がいるのではないかと思う。

 もっとも、物の本によるとそのブームは夏休みの到来と共に急速に沈静化したとのことなので、放送された時点では、既に「旬」を過ぎた話題だったかもしれないのだが。

 冒頭、真っ昼間、公園の池に屈み込み、バシャバシャ顔を洗っている髪の長い女性がいた。

 そこを通りかかった数人の女子小学生たちが女性に気付き、足を止めてあれこれ言い合っていると、

 
 女「私のこと?」

 女性が白いマスクを外しながら振り向き、

 

 
 真っ赤になった唇を、突き出すように見せ付けると、

 
 一気に、恐ろしい「口裂け女」の姿に変貌する。

 口裂け女と言うより、鬼婆みたいだけどね。

 
 女の子たち「きゃーっ!」
 口裂け女「うわっ!」

 たちまち逃げ出す女の子たちを、元気溌剌オロナミンC!的な活発さで追い掛け回す口裂け女。

 そう、この番組における口裂け女は、なかなかアグレッシブな奴なのである。

 ま、オリジナル(?)の口裂け女も、かなり足が速かったらしいが、ここまではっちゃけた感じではなかったろう。

 続いて、今度はタクシーに乗り込んで運転手をビビらせる口裂け女。

 
 その次には、何が可笑しいのか、いかにも楽しそうに笑いながら歩いている女子高生三人組。

 ここ、三人の口の中が、セクハラ的アップで映し出されるのだが、特に三人目の子は、唾液が、歯と歯の間に筋を作り、かなり生々しい映像になっている。

 
 女「私、美人かしら?」
 女子高生「ええ、とっても美人ですよ」

 突然仮らの前にマスクを付けた女性があらわれ、定番の質問をする。

 当時の女子高生は今と違っておしとやかなので、すれ違いながら丁寧に応じるが、

 女子高生「でも、顔はマスクで分からないけど」
 女「それならマスクを取るわ。これでも美人かしら」

 
 再び、恐ろしい口裂け女の姿になり、襲い掛かってくる。

 三人は慌てて逃げ出すが、口裂け女は彼らの頭上を飛び越え、

 
 その前方にまわり込む。

 ここ、急ブレーキをかけた右端の女子高生のスカートがまくれて、パンツが見えそうになるのが嬉しいのです!(女なら誰でもいいのかお前は?)

 やがて、トモコの妹ユキの友人にも、それを目撃したものが現れる。

 
 ユキ「モモちゃん、口裂け女を見たって本当?」
 モモ「うん、本当よ、私、お母さんに頼まれて豆腐を買いに行ったのよ。横丁の角を曲がったら……」

 モモと言う女の子の語る体験談を、怖さ半分、興味半分と言う顔で真剣に聞き入るユキたち。

 
 女の子「100メートルを6秒で走るんだって」
 女の子「空を飛ぶことも、できるそうよ」
 女の子「鎌を持って追いかけてくるのよー」

 口々に、口裂け女に関する断片的な噂を言い合う女の子たち。

 その中のひとりの女の子、なんか何処かで見たことがある顔だなぁと思っていたが、小学校の同級生の高島さんに似てるのだった。ほら、家が駅通りの本屋だった。

 え? そんなこと知らない?

 
 モモ「豆腐が大好物なのよ。豆腐を上げると許してくれるのよ」

 どうでもいいけど、この子たち、夏休みなのに何処に行こうとしているのだろう?

 塾にしてはランドセル背負ってるのが変だから、登校日なのだろう。

 もっとも、登校しているのではなく、下校中だったらしく、曲がり角に来たところで「バイバイ」と言って、ユキともうひとりの女の子は、みんなと違う道に別れる。

 と、その彼らの前にあの女があらわれ、いつもの鉄板ネタを披露……しようと思ったら、二人はマスクをつけた顔を見るなり、反対側に駆け出してしまう。

 
 ユキ「お姉ちゃん、出た、口裂け女が出たのよ、豆腐が大好物で、100メートルを6秒で走って……」

 ユキ、自宅マンション逃げ帰ると、床を転げるように這いながら、姉のトモコに助けを求める。

 
 トモコ「バカモン! そう早口にまくし立てたって、何がなんだかわかんないじゃないの。もっと順序正しく言ってごらん」

 化粧をしていたトモコ、振り向いて、男っぽい口調で妹を一喝する。

 
 ユキ「口裂け女が出たのよ!」
 トモコ「え? 口裂け女? ほんとに見たの? それで、どんな顔してたの?」

 トモコも、「口裂け女」のことは知っていたので、急に真顔になって問い掛ける。

 
 ユキ、質問に答える代わりに、姉の口紅を取ってその顔に塗り、

 ユキ「こんな顔」

 
 トモコ「ああーっ!」

 振り向くて、鏡に映った、口の周りを真っ赤に塗られた自分の顔が見て、思わず悲鳴を上げるトモコ。

 一方、バトルフィーバー隊本部では。

 
 京介「おいケニア、そんなあほな九官鳥に水なんか掛けても涼しくなるわけないよ」

 京介と謙作が、スイカを食って扇子であおぎながら、うだるような暑さを凌いでいた。

 このように、隊員たちが、あまりにも人間臭い姿を晒け出すのが、他の戦隊シリーズではあまり見られない、「バトルフィーバーJ」独自の魅力なのである。

 もっとも、アフリカ育ちのケニアは、このくらいの暑さは平気なのか、いたって涼しい顔をしている。

 
 謙作「ジャパン、クーラーの故障、まだ直んないの?」
 正夫「ああ、俺には無理だなぁ。心頭滅却すれば火もまた涼し」
 謙作「冗談じゃないよ、これじゃ茹っちゃうじゃないの!」

 しかも、故障したクーラーを、リーダーである正夫が直そうとしていると言うのがまた可笑しい。

 九太郎「バカモン、情けないことを言うな」
 謙作「うるせえ、このあほガラス!」

 だが、緊急事態を知らせるブザーが鳴ると、たちまち表情を引き締める5人。

 
 マリア「こちら、マリア、どうぞ」
 トモコ「大事件発生、こちらトモコです」
 京介「事件はなんだ、殺人か、強盗か?」
 トモコ「口裂け女が出たの~」
 京介「なにぃ? 口裂け女?」
 トモコ「そうなのよ、至急、バトルフィーバーの緊急出動を要請します」
 京介「……バカ」

 京介、呆れ顔になると、それだけ言ってマイクから離れる。

 京介「くだらんことでいちいち連絡してくるな。豆腐の角に頭でもぶつけて死んじまえ!」

 あまりの暑さに気が立っていたのだろう、席に戻ると、ヒーローにあるまじ悪口を放つ京介。

 トモコ「その豆腐が問題なのよ、口裂け女はね、その豆腐が大好物なんですって!」

 が、トモコの方は至極真面目で、なおもマイクを握って説明する。

 ケニア「あかん、トモコの奴、この暑さで頭やられてますねえ」
 京介「トモコ、お前の知性をほんとに疑っちゃうよ」

 京介、そう言うと、さっさと通信を切ってしまう。

 ろくに話を聞いて貰えなかった上に、京介からバカ扱いされたトモコは、怒りに身を捩じらせると、ユキに八つ当たりする。

 トモコ「まぁっ、悔しい! 知性を疑うとは何たる侮辱、ユキ、あんたがいい加減なこと言うから、お姉ちゃん、恥掻いちゃったじゃないの!」
 ユキ「いい加減じゃないわよ」

 
 トモコ「それじゃあいらっしゃい、本当かどうかお姉ちゃんと確かめに行きましょう」
 ユキ「いやよ」
 トモコ「何言ってんのよ、さあ」

 トモコ、自分の目で口裂け女の正体を確かめようと、嫌がるユキの手を掴んで、無理矢理その場所に案内させる。

 
 ユキ「お姉ちゃん怖い」
 トモコ「何言ってんのよ、ここまで来たら根性決めなさい。出たらお姉ちゃんがばっちりやっつけてやるから」

 拳を握り締め、口では頼もしいことを言うトモコだったが、

 
 待ち構えていたように、さっきの女が出てくると、たちまち息を詰まらせて固まってしまう。

 女「お嬢さん、私、美人?」
 トモコ「び、美人ですぅ」
 女「これでもほんとに美人かしら?」

 
 例によってそう言いながらマスクを外すと、化け物になってトモコに襲い掛かってくる。

 傍観者の我々はつい失笑してしまうが、実際に、真っ昼間にこんな人が目の前にあらわれて迫ってきたら、笑い事じゃ済まないよね。

 トモコも、危うく首を噛み切られるところだったが、トモコのことが気になって物陰から様子を窺っていたマリアが、ミスアメリカに変身して駆けつけたので、九死に一生を得る。

 だが、口裂け女は、巷の噂どおり、物凄いスピードで走り、なおかつ飛び跳ねるように逃げ去ってしまう。

 スナック・ケニアで、そのことを京介たちに話しているマリア。

 
 ケニア「ええっ、それじゃ、噂は本当だったのか」
 マリア「100メートルを6秒で走るというのも本当だったわ」
 京介「すると、考えられることは……」

 しばし考え込んでいた三人の口から同時に出たのは、「エゴス怪人!」だった。

 マリア「目的は何かしら」
 京介「意外とマリアが標的かも知れんな」
 マリア「あら、どうして」
 京介「マリアは怪談好きだからな」
 マリア「まさかぁ」

 何を思ったか、ケニアは近くにあったラジカセのスイッチを入れる。

 
 京介「何してるんだ」
 ケニア「口裂け女の話題で売り出し中のディスクジョッキーがいるんだ」

 ちょうど、番組の始まる時間だったのか、その女性DJの声が聞こえてくる。

 静香「皆さん、こんにちは、もうすぐ夕暮れ時ね、口裂け女が出ないかと戦々恐々としている私のお友達、みんな元気? 今日はね口裂け女の……」

 ケニア「名前は香坂静香と言ってなぁ、人気のパッとしないディスクジョッキーだったんだが、口裂け女の話題を始めてから、急に人気が出てきたらしい」

 
 静香「口裂け女の正体は豆腐屋の娘さんでした……」

 静香が、口裂け女の正体について、とある女性が、自分の口の形が気に食わないと整形手術を繰り返すうちに、逆に化け物のように醜い顔になり、頭がおかしくなって街に出没するようになったと、当時、実際に流布していた都市伝説のひとつを語るのを、子供たちやバトルフィーバー隊員が、固唾を呑んで聞き入っている。

 そしてその静香こそ、口裂け女その人であった。

 演じるのは、「桜の国の美女」で、シャワー室でメッタ刺しにされて殺されていた中田彩子さん。

 静香「それでは皆さん、また明日ねー」

 しかし、毎日、口裂け女のネタばっかりで、よく番組が続くものだと感心するのである。

 収録語、マリアは女性週刊誌の記者と名乗って、彼女に取材を申し込む。

 
 お好み焼き屋(鉄板焼き屋?)に場所を変えて話している二人。

 静香「まぁ、いやだ、あっははは、おばかさんね。私の話を本気で信じてらっしゃったの?」

 意外にも静香は、口裂け女の存在について聞かれると、こともなげに笑い飛ばす。

 
 マリア「え、じゃあ全部作り話だったんですかぁ?」
 静香「いいこと、私は口裂け女を現在の怪談として話してるつもりなのよ」

 
 同じ店の別の席では、京介が、静香の恋人だったと言う秋田と言う番組スタッフに話を聞いていた。

 京介「失恋? じゃあ静香さんに振られちゃったの?」
 秋田「ええ、それが突然でして、あいつ、4、5日前から別人のように人が変わってしまったんですよ。朝から晩まで毎日、豆腐ばかり食べてんです。見て下さい」

 言われて見れば、その店でも静香は、ひたすら焼き豆腐ばかり食べているのだった。

 さらに、秋田によれば、その手が氷のように冷たかったと言うのだ。

 しかし、4、5日前って、静香が「口裂け女」を話題にし始めたのはもっと以前からだったろうから、エゴス怪人と入れ替わる前から、静香は「口裂け女」ネタで人気を得ていたのだろう。

 エゴス怪人が静香を監禁し、そのニセモノになりすましたのも、人気DJとしての立場を利用し、「口裂け女」の噂をもっともっと広める為だったのだろう。

 その後、静香を尾行していたマリアと京介だが、静香がとある花屋のトイレに入った後、中からほかの女性客が「口裂け女が出た」と騒いで飛び出してくる。

 京介はマリアにその場で見張っているよう命じてから、ひとりで口裂け女を追いかける。

 が、京介も、その俊敏な動きに翻弄され、口裂け女を取り逃がしてしまう。

 
 CM後、何事もなかったように、静香がトイレから出てくる。

 口裂け女になって飛び出し、またすぐ戻ってきて静香の姿に戻ったのだろう。

 
 マリア「……」

 意味もなく貼りたくなるマリアのお顔。

 その後も、車で静香を追跡するマリア。

 
 静香「ふふふふ、かかったなミスアメリカ。サロメ、聞こえているか」

 マリアの尾行を見て、無線でアジトのサロメに連絡する静香。

 
 サロメ「はい、サロメです」
 静香「ミスアメリカは我が術中に嵌まったぞ」
 サロメ「王女様、どうぞあのにっくきミスアメリカを粉々に撃ち砕いて下さいまし」
 ヘッダー「案ずるな、サロメ、王女様の歯はどんな物質でも噛み砕く特別な金属で作られているのだ」

 と言う訳で、今回の作戦は、京介が睨んだとおり、口裂け女の話題でマリアをおびき出して抹殺することがその狙いだったのだ。

 しかし、これだけ手の込んだことをやっておきながら、その結果がマリアをおびき出すだけだったと言うのは、噂の規模と比べると、なんか拍子抜けである。

 それはともかく、自宅マンションの廊下で、静香は尾行しているマリアに話しかける。

 
 静香「出てらっしゃいよ、そんなところに隠れてる必要なんてないわ」
 マリア「ごめんなさい、もう少し口裂け女について伺おうと思って」
 静香「そう、どうぞ」

 部屋に通されたマリアは、「まあ、素敵な部屋ね」と、とりあえずお世辞を言う。

 静香「部屋を褒めるより、私を褒めて欲しいわ」

 後から入った静香、そう言うと、ドアのロックを閉める。

 
 ハッとして振り向くマリア。

 
 怪人「ううわーっ!」

 果たして、次の瞬間、化け物に変身した静香が猛然と迫ってくる。

 
 が、このことあるを予期していたマリア、慌てず後方に一回転してかわしてから、すぐ反撃に出る。

 無論、これは男性スタントである。

 
 マリア「とぉっ!」

 マリア、手近にあった金属製の灰皿を投げるが、ヘッダーの言ったように、口裂け女(口裂け怪人)の歯は強力で、灰皿も口で受け止め、粉々に噛み砕いてしまう。

 マリア、ミスアメリカに変身して戦うが、

 
 ちょっと、小野寺さん、お尻がはみ出てますよ!

 小野寺さん、途中で小牧リサさんと交替してるから、サイズが合ってないんじゃないかなぁ。

 さて、ここまで来ればあまり詳しく語る必要もない。

 やがてバトルケニアとバトルフランスが救援に駆けつけ、逆に口裂け怪人を追い詰める。

 ちなみに本物の静香は縛り上げられて押入れに放り込まれており、無事であった。

 しかし、少なくとも4、5日前からそんな状態でいたら、衰弱死していた可能性もあるのでは?

 それとも、合間合間に、口裂け怪人が水や食料を補給してやっていたのだろうか?

 冷酷なエゴスなら、そんな七面倒臭いことをせず、さっさと殺してると思うんだけどね。

 
 ジャパン「兄弟揃ったな」
 ケニア「手間が省けて世話ねえや」

 その後、口裂け怪人と、その妹である巨大ロボットが同時にあらわれ、ラス殺陣に突入する。

 以上、口裂け女の造型は強烈だが、中盤以降のストーリーが冴えない惜しい作品だった。

 トモコ&ユキ、マリア、そのどちらの扱いも中途半端だったのが敗因ではなかっただろうか?
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コメント

口裂け女=王女様

>一気に、恐ろしい「口裂け女」の姿に変貌する。
今だと、当然CGによる「段階変化」でしょうけど、こうした「ショック演出」は面白いです。

>そんなあほな九官鳥
「喋る動物」が「ゴレンジャー」~「サンバルカン」まで出てますね。

>このように、隊員たちが、あまりにも人間臭い姿を晒け出すのが、他の戦隊シリーズではあまり見られない、「バトルフィーバーJ」独自の魅力なのである。
白石のパチンコなんて今じゃ炎上するなぁ・・・

>「心頭滅却すれば火もまた涼し」
と言ったら、「涼しいのかよ」とライターの火を僕の手に近づけてきた会社の後輩(実話)

>サロメ「王女様、どうぞあのにっくきミスアメリカを粉々に撃ち砕いて下さいまし」
この怪人>ヘッダー・サロメはシナリオで徹底されてますよね。
バラリンカはまだしもこの口裂け女を王女様と呼ぶのは無理ゲー過ぎる!

「バトルフィーバー」って、ミョーな「ライブ感」(by白倉P)ありますね。
緻密なシリーズ構成だけが面白いわけではない見本かも?

夏の風物詩

今回はいかにも夏の風物詩的なストーリーのようですね😅夏休みの怪談的な要素もあるようですね

Re: 口裂け女=王女様

> >「心頭滅却すれば火もまた涼し」
> と言ったら、「涼しいのかよ」とライターの火を僕の手に近づけてきた会社の後輩(実話)

頭がおかしいのでは?

> 「バトルフィーバー」って、ミョーな「ライブ感」(by白倉P)ありますね。

常識の枠にとらわれない発想が楽しいです。

Re: 夏の風物詩

そう言えば、この作品、戦隊シリーズではよくある怪談ネタってあまりなかったですね。

他ではなかなかない

人間臭い姿を晒け出すのが魅力というのは同感です。他の戦隊とは異なり不真面目だったり油断して敗北したりするのはバトルフィーバー隊くらいですからね。
それにしてもマリアがバック転する場面はどう見ても体つきが男性ですね。もう少し何とかならなかったんでしょうか?

般若の面

>口裂け女と言うより、鬼婆みたいだけどね。

この口裂け怪人の風貌、僕的には般若の面に頭(かしら=ヤクの毛で作られたふさふさのかつら)を着けた能「道成寺」(映画「天河伝説殺人事件」でお馴染み)や「黒塚」(山小屋に棲み、旅の山伏を逗留させた女主人は実は人喰いの鬼だったと言うすじ)の鬼女か、石見神楽の「塵倫(じんりん)」と言う作品に登場する塵倫と呼ばれる鬼神の面とも見まかう物です!!
「一休さん」の「からくり人形と鬼の面」と言うお話にも、夜な夜な市中に不思議なわらしが現れ、油断して近づくと突然顔が般若の様な鬼に変わると言う、正にここに観る美人に変装して通行人たちを油断させ化け物顔を晒す口裂け怪人さながらの不届き者が登場します!!もっともそのわらしの正体は、くし阿弥と言う能面師志願の少年が、自分の打った般若を全く認めてくれない父上様でもある能の宗家に反発し、見た目は「隠し目付参上」の三太の様なからくり人形に顔が般若に変わるよう細工をした物で市中を騒がしていたと言う物でした(くし阿弥は後に一休さんに諌められて立ち直り立派な般若を打ち上げています!)。
後、般若と言えば、やはり「桃太郎侍」。このお話で口裂け怪人に敢然と立ち向かっていたマリア=萩さんも「桃太郎侍」では、上記のくし阿弥の様に反発する非行娘(一休さんに諌められたくし阿弥よろしく、桃さんに諌められ立ち直りかけますが、そこへ延びる悪奉行=菅貫太郎さんの魔手!!)を熱演していましたね。

Re: 他ではなかなかない

> 人間臭い姿を晒け出すのが魅力というのは同感です。他の戦隊とは異なり不真面目だったり油断して敗北したりするのはバトルフィーバー隊くらいですからね。

ご同意ありがとうございます。ああいうところはずっと継承して貰いたかったですね。

Re: 般若の面

詳しい解説ありがとうございます。

> 後、般若と言えば、やはり「桃太郎侍」。このお話で口裂け怪人に敢然と立ち向かっていたマリア=萩さんも「桃太郎侍」では、上記のくし阿弥の様に反発する非行娘(一休さんに諌められたくし阿弥よろしく、桃さんに諌められ立ち直りかけますが、そこへ延びる悪奉行=菅貫太郎さんの魔手!!)を熱演していましたね。

時代劇に出てるマリアも可愛いですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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