第45話「郷秀樹を暗殺せよ!」(1972年2月18日)
冒頭から、ロボネズと言うネズミ型の怪獣が、多感な年頃なのか、石油コンビナートで大暴れしている。
MATがいつものように空と陸から親の仇にでも会ったような激しい攻撃を加えるが、ロボネズは涼しい顔。
「一回くらい休ませろや」とぼやきつつ、ウルトラマンが登場し、バトルとなるが、ロボネズはなかなかの強敵で、口から炎を吐き、鋭い牙でウルトラマンの左腕にがぶりと噛み付き、ウルトラマンを苦しめるが、そこで伊吹隊長たちが地上から援護射撃を加えたので、ロボネズはウルトラマンの腕から離れる。

だが、左腕の傷のせいで力を出し切れないウルトラマン、ロボネズの長い尻尾に巻きつかれ、身動きできなくなる。

で、その尻尾が、本物のドブネズミの尻尾みたいなリアルなテクスチャーで、かなり気持ち悪いのだ。
それでも最後はなんとか自力で尻尾をほどき、ウルトラブレスレットを光の塊にして投げ飛ばし、

ロボネズの口にぶちこむと、

その体内を、上から下に青白い光がきらめき、

ついで、リンを燃やしたような鮮やかな緑色の炎が吹き上がり、ロボネズの体を包む。

最終的に、ロボネズは、後ろ足で立った姿勢のまま、白い骨だけの姿にされてしまうのだった。
なんとなく、哀れをさそわれる死に様であった。

そして、そんなウルトラマンの戦いをじっと見詰めている不思議な少女がいた。

エリカ「憎らしいウルトラマン……」
謎めいた美少女・白鳥エリカを演じるのは川崎純子さん。

翌日、エリカはひとりで羽田空港にやってくる。

利用者たちの間をすたすたと歩いて、ひとりの女性のそばに行くと、そのハンドバッグの中に万年筆のようなものをそっと入れる。
これは実際に営業中の空港で、街頭ロケみたいなゲリラ撮影で撮ってるのかなぁ?
ちなみに、エリカが迷わずその女性に近付いていることから、事前にその女性が、目的の便に乗ることを調べて知っていたと思われる。
同じ頃、郷はMAT内の病院で腕の傷の治療を受けていた。

浜村「鼠咬症に似た、症状ですな」
郷「鼠咬症?」
浜村「ええ、発疹、悪寒、頭痛……そっくりですよ。最近ネズミに噛まれたようなことは?」
郷「ネズミ? ……いえ、そんな覚えはありません」
ほんとは大いに覚えがあるのだが、自分がウルトラマンであるとは言えない郷は、そう答えるしかなかった。
……
冷静に考えたら、郷の腕には思いっきりロボネズに噛まれた傷があって、それを医者もがっつり見てるんだから、
浜村「どうやらネズミに噛まれたようですね。鼠咬症の症状が出てます」
と言うのが普通ではないだろうか。
それはともかく、浜村医師(高原駿雄)は、郷に激しい運動は控えるように申し渡す。
郷、やむなく、今日飛行機で行く筈だったスキー旅行をとりやめる。
郷を倒そうとして差し向けたロボネズによる傷が、結果として郷の命を救うことになったのだから、皮肉である。
と言うのは……

女性「これ、私のハンドバッグの中に入ってたんだけど……」
スチュワーデス「お客様のお持ち物ではないんですか?」
女性「いいえ、全然覚えがないわ」
スチュワーデス「そうですか、じゃあ一応」
既に機上の人となったあの女性、エリカが忍ばせたペンのようなものを見付け、念の為、スチュワーデスに預けていた。

スッチーが何気なくそのペンを耳に当てると、ペンからせわしない秒針の音が聞こえてくるではないか。
スチュワーデス「お客様、これは……」
どうでもいいが、この女優さんがなかなか綺麗なのである。
次の瞬間、

飛行機は、内部から大爆発を起こし、跡形もなく砕け散ってしまう。
大惨事であった。
そして郷が乗ろうとしていたのが、その飛行機だったのである。
そう、言うまでもなく、エリカはペン型爆弾で、他の乗客もろとも郷を暗殺しようとしたのだ。
もっとも、仮に郷が乗っていたとしても、事前に爆弾に気付いて処理していたかも知れず、爆発したところでウルトラマンである郷だけは助かっていたのではないだろうか。
MAT本部では、郷が乗る予定だった便が落ちたと知って極度の緊張に包まれていたが、そこにひょっこり郷が顔を出したので、伊吹隊長は安堵すると共に驚きの声を上げる。

伊吹「郷! 千歳行きの飛行機でスキーに行く筈じゃなかったのか?」
郷「ええ、事情があって中止にしました」
南「いやぁ、運の良い奴だ、今度ばかりはお陀仏かと思ったよ」
しかし、仲間が危うく死に掛けたと言うのに、南隊員の反応はいささか軽過ぎるような気もするが。
ついでに、丘隊員が郷の無事な姿を見て涙ぐむカット、なんてのも欲しかった。

郷「何かあったんですか?」
岸田「バァカ! お前の乗る筈だった飛行機が爆発したんだよ!」
郷「ちょっと待って下さい! なんで僕がバカって言われなきゃいけないんです? ええっ? 今の言葉、撤回してください!」 岸田「うわ……」
どうでもいいことに拘る郷であったが、嘘である。
郷「ええっ?」
伊吹「離陸直後、羽田上空で爆発、原因不明だ」
郷「……」
さすがにそれだけで、自分が何者かに命を狙われ、不運な乗員乗客が巻き添えを食ったとまでは分かる筈もなかったが、郷が何とも言えない気持ちになったのは事実だった。

同じ日か、翌日か不明だが、次郎のクラスに転入してきたのが、他ならぬエリカだった。
頭を斜めに傾げる、ちょっと気取った挨拶の仕方に、

男の子「ちぇっ、気取ってやんの」
次郎の後ろでつぶやいたのは、毎度お馴染み高野浩幸さんであった。
で、次郎の前に座っているのが、「魔女先生」で教頭先生の息子を演じていた子役である。
お約束として、エリカの席は次郎の隣に決められる。

エリカ「……」
次郎に対しても、無言で頭を傾けて挨拶するエリカ。

男の子「うーふっ、次郎君!」
次郎「うるせえっ」
男の子「うらやましいなぁーっ!」
その二人が、前後から次郎を冷やかすのが、いかにもほんとの友達っぽくてグーである。
次のシーンでは早くも放課後になっていて、校庭で、次郎たちがソフトボールに興じている。

ピッチャーの次郎で後ろで守備についているのは、誰かと思えば「魔女先生」のノロオ君ではないですか。
ま、この時、まだ「魔女先生」は放送中なんだけどね。
次郎、プレーを見ているエリカに気付くと、「君、入りたかったら入ってもいいよ」と気さくに声を掛ける。

エリカ「そうね、入れてもらおうかしら」
次郎「ルーキーだ、ポジションは?」
エリカ「私、ピッチャーじゃなきゃ、イヤよ」
次郎「ピッチャー?」
男の子「どうしたんだよ?」
男の子「契約成立しないのかぁ?」
次郎「よし、ピッチャー交代だ」
エリカの傲慢な要求だったが、エリカと仲良くしたい次郎は、仲間の反対を押し切ってマウンドを譲る。
で、これまたお約束だが、エリカは女の子とは思えぬ見事なピッチングで、高野さんのバットに空を切らせるのだった。
それ以外のプレーシーンはないのだが、最後のイメージシーンでバットを振ったり走ったりしている姿が見えるので、走攻守すべての面で男の子顔負けの活躍をしたのは容易に想像がつく。

試合の後、帰り際に、エリカが銀色の万年筆を次郎にプレゼントしてくれる。
エリカ「色が五色も出るのよ、上げるわ」
次郎「ほんと? 俺、前からこういうの欲しいと思ってたんだ」
エリカ「ソフトボールに入れて貰ったお礼よ」
次郎「ありがとう!」
それが、今朝(昨日?)、飛行機を爆破したペンシル爆弾と同じものとは露知らず、次郎はエリカに礼を言うと、万年筆をポケットに入れ、ルンルン気分で家路に着く。
早引けしたのか、郷は既に家にいてベッドで休んでいたが、次郎が帰ったのを見ると、すぐ起き上がって食事の支度をしようとする。
次郎「郷さん、病気の時ぐらい、僕がするよ」
郷「病気って言うほどのことじゃないさ。それにもう大分良いんだ。次郎は宿題でも片付けろよ」

次郎「……」
郷に言われて机につき、エリカから貰った万年筆をうっとりした目付きで見詰める次郎。
郷「それ、どうしたんだい?」
次郎「これ? 貰っちゃったんだ、お礼に」
郷「お礼に?」

郷「……」
郷、なんとなく気にってそれを耳に当てると、果たして、時限爆弾を連想させる秒針が聞こえてくる。
郷「次郎、これを君にくれたのは?」
次郎「白鳥君、白鳥エリカって言う女の子だよ」
と、急に秒針が途絶えたので、郷はハッとしてグーじゃなくて、ハッとして万年筆を窓から放り投げる。
数瞬の間を置いて、部屋の外で雷でも落ちたような爆発音が響き、その衝撃で、窓ガラスが割れ、その破片が次郎の体に覆い被さった郷の背中に降ってくる。
次のシーンでは、次郎がじきじきにMAT本部に招かれ、詳しい事情を伊吹隊長たちから聞かれているが、それだけのことなら、何も本部まで呼びつける必要はないように思われ、若干の違和感を覚える。
次郎によると、エリカは郷の帰宅時間をしつこく聞いていたそうで、時限装置はそれにタイミングを合わせてセットされていたと考えられ、爆弾が郷の暗殺を狙ったものであることはほぼ間違いないようであった。
しかし、定時ならともかく、今日の郷はたぶん早退したのだろうから、次郎が前以てその時刻を知っていたというのはちょっと変じゃないか? 早退するのに、いちいち学校に行ってる次郎に電話したりはしないだろうし。
その後、私服に着替えた郷と岸田が、ひそかにエリカの尾行をするのだが、ここでも次郎が強引に頼み込んで、同行させてもらうことになるのだが、これもいささか公私混同が過ぎるようである。
ともあれ、エリカは晴海の倉庫街に行き、三人もその後に続くが、不意に、頭上の建物から数個の段ボール箱が落ちてくる。
が、それらはみんな空箱のようで、いかにも軽い音を立てて地面に落ちるだけなので、妨害工作にしては迫力がない。
無論、エリカの仕業だったが、エリカは3階のテラス部分から飛び降りると、

平然と着地し、反対側に向かって走り出す。
岸田「白鳥エリカ、待て!」
CM後、三人は運河の岸にエリカを追い詰める。

郷「君に聞きたいことがある」
エリカ「話なんかしたくないわ」
エリカ、そう言うと、右手のリングからオレンジ色のビームを放射して攻撃してくる。
次郎「えいっ!」
エリカ「あっ」
が、次郎が背後からエリカを押し倒した隙に、

郷の銃から発射されたビームが、正確にエリカの額のバンドに命中する。
バンドが外れた途端、エリカはその場に崩れ落ちる。

郷「次郎君、大丈夫か?」
次郎「郷さん!」
……
いや、次郎のことより、もっと大切なものが危険な状態に晒されていることに気付きましょう、郷さん!

エリカ「ここは何処? 私、どうしたのかしら?」
次郎「白鳥君!」
エリカ「あなたはだあれ? ママは何処にいるの?」
それはさておき、目覚めたエリカにはそれまでの記憶がなく、性格も別人のようにしおらしくなり、郷の体に抱きついて泣きじゃくるのだった。
そう、エリカは最初から、額のバンドでワルモノに操られていたに過ぎないのだった。
MAT本部に連れて行かれたエリカを、あの浜村医師が特殊な機械にかけ、催眠状態にして彼女の知っていることを洗い浚い喋らせる。
それによると、エリカは白鳥座61番星の人間であり、メシエ星雲人と言う悪い宇宙人に父親を殺され、誘拐された上、電磁ベルト(バンド)によってメシエ星雲人の操り人形にされていたことが判明する。
ロボネズを差し向けたのも、メシエ星雲人であった。
しかし、なんでわざわざそんな遠い星の人間をさらってきて、地球で郷暗殺に利用しなければならなかったのか? 別に61番星人の超能力が欲しかった訳ではないだろうから、現地の子供をさらって使役した方が簡単だったのではないだろうか?
それはともかく、郷たちは、メシエ星雲人が、晴海埠頭に潜伏していると考え、現場に急行する。

が、エリカがMATの病院のベッドで寝ていると、何処からか奇妙な音が迫ってきたかと思うと、青白い閃光が部屋を満たし、さらに、エリカの体がぐるぐる回転する。
エリカ「助けて、誰か来てください!」
エリカの叫びも空しく、いつの間にかその頭には、あの電磁ベルトが再び装着されていた。
そこへ浜村医師が駆けつけるが、エリカに首を絞められ、エリカ同様にメシエ星雲人の操り人形にされてしまう。
その後、倉庫街で捜索中の郷は、丘隊員に、第三倉庫で浜村医師が待っていると告げられ、言われるままにそこへ向かう。
まぁ、医者がわざわざこんなところに出向いてくるのは明らかに不自然なのだが、罠だと見抜いていたと思われる郷はともかく、伊吹隊長も丘隊員も、そのことを全然怪しまないのは相当迂闊である。
郷が三番倉庫に行くと、ほんとに浜村医師が待っていた。

郷「浜村先生!」
浜村「あなたの鼠咬症に効く注射薬が手に入りましたんでね」
郷「その為にわざわざここへ?」
浜村「ええ、これも医者の務めですからね」

と、物陰から不意にエリカが登場する。
これも、郷に余計な不審を抱かせるだけで、必要のないことだったと思うが。
郷「白鳥君! 君は……」
エリカ「さっきはどうも」
エリカ、ちょこんと例の気取ったお辞儀をする。
毛糸の帽子を被っているのは、無論、電磁ベルトを隠す為である。
それを見て、郷は完全にこれが敵の罠だと見抜くが、あえて騙されたふりを続け、医師に言われるがまま、腕をまくる。

郷「先生、よく似合いますね、その帽子、ちょっと見せてくれませんか?」
浜村「……」
郷ににこやかに言われるが、浜村は気まずそうな顔で帽子を被り直すだけ。
アドリブ利かねーなー、メシエ星雲人!! そんなんじゃ、地球侵略は夢のまた夢だよ?
郷「白鳥君、君もだ!」
郷、そう言うなり、エリカの帽子を脱がすが、案の定、その下から電磁ベルトがあらわれる。
が、その一瞬の隙をつかれ、浜村医師に強引に注射を打たれてしまったのは不覚だった。
ウルトラマンも一巻の終わりかと思いきや、
浜村「ほんの、麻酔注射ですよ、郷さん」 続く浜村医師の言葉に、思わず膝カックンになる管理人であった。
いや、なんでここぞと言う時に、そんなぬるいものを注射するの?
なんでキングコブラの猛毒とか、郷が一撃で昇天するようなブツを投与しないのよっ!
どうも、メシエ星雲人のやることが理解できない……
それはともかく、浜村医師が笑って帽子を上げると、やはり、そこにも電磁ベルトが巻いてあった。
郷があえなく意識を失うと、

ここでやっとメシエ星雲人そのひとが登場し、郷に向かって緑色のビームを放つ。
郷「ううっ、うわあああーっ!」
自分がロボネズを倒した時のような緑色の炎に包まれ、苦悶の呻き声を上げる郷。
……
って、意識あるやないかいっ! もう、何がなんだか分からない。
メシエ「郷秀樹、遂にお前に最後のときが来た。俺はこの日を待っていたのだ」 なかなか渋い声でフライング気味の勝利宣言をするメシエさん。
その万感の思いが篭る台詞からは、メシエが郷に何か個人的な恨みを抱いていて、それで執拗にその命を狙っていたようにも聞こえるが、結局は地球侵略の邪魔になるウルトラマンを倒したかっただけなんだろうなぁ。
おまいら、そんなに地球侵略が好きか?
で、メシエ星雲人、何故か郷の最期も見届けないうちに、

意味もなく巨大化すると、倉庫を突き破って華々しく登場する。
MATが待ってましたとばかり、弾薬の在庫一掃セールを行い、さらに、上野のMATアローが、攻撃を受けて炎上するが、海に潜って火を消し、再び戦列に復帰すると言う、
冗談のようなアクロバット飛行を見せるが、結局メシエ星雲人を倒すことは出来ず、鼠咬症のウルトラマンに出動をお願いすることになる。
ま、一応、途中からメシエ星雲人が、エリカと浜村を人質にとって攻撃しにくくなったというエクスキューズは可能だが、どっちにしても彼らだけで倒すことは不可能だったろう。

左腕の傷が癒えず、左腕をだらりと下げた状態で対峙するウルトラマン。
ほんと、納税者のひとりとして、鼠咬症の宇宙人にまで助力を仰がねばならないMATの不甲斐なさを、心の底から謝りたくなるシーンである。
それにしても、異なるセット、異なるスーツによる、本格的なバトルシーンが二つもあるのだから、特撮スタッフの苦労は並大抵のものではなかっただろう。
と、同時に、予算のかけ方がハンパないことに、今更ながら驚嘆の念を禁じえない管理人であった。
禁じえない管理人ではあったが、バトルシーンの時間を減らして、その分、ドラマ部分を充実させて欲しかったというのが、偽らざる思いである。
それはそれとして、苦戦の末ウルトラマンがメシエ星雲人を倒すと、自動的にエリカたちの電磁ベルトも外れ、あっさり正気に戻るのだった。
だが、最後に子供たちを待っていたのは、悲しい別れであった。
郷と次郎のマンションに子供たちがソフトボールをしようと誘いに来るが、そこへ一通の葉書が届く。
次郎に充てた、エリカからの手紙だった。

次郎「私は今度、また別の学校に転校することになりました。折角お友達になれたのに寂しいけど、皆さんの親切は一生忘れないつもりです……」
そこには子供らしい字で、次郎たちへの別れと感謝の言葉が綴られてあった。

それにあわせて、ソフトボールをしているエリカの楽しそうな姿が映し出される。
次郎「白鳥君、やっぱり宇宙人だったのかな……なんだかな、そんな気がするんだ」
男の子「ふーん、やっぱり宇宙人だったのか」
突然の別れに悲しそうな顔になる次郎や子供たちだったが、恐らくエリカは、ウルトラマンの計らいで、母親の待つ故郷の61番星へ帰って行ったのであろう。
郷「みんな、ほら、虹だ」

郷の励ますような声に一斉に空を見上げる子供たち。
おっ、右端にいるのは、「仮面ライダー」のミツルではないですか。
と言う訳で、美しい転校生との淡い恋と突然の別れと言う、誰もが子供時代に経験する、甘酸っぱい青春の思い出と、郷秀樹暗殺計画と言う殺伐としたテーマがうまく溶け合った、なかなかの力作であった。
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