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「仮面ライダー」 第85話「ヘドロ怪人 恐怖の殺人スモッグ」



 第85話「ヘドロ怪人 恐怖の殺人スモッグ」(1972年11月11日)

 冒頭、ギャング風の中年男性がゲルショッカーに捕まり、改造されてウツボガメスと言う怪人に生まれ変わる。

 83話でも、似たようなシーンがあったけど、はっきり言って要らないと思う。

 元の人間がストーリーに関係があるのならともかく、どっちも全然影響ないんだから。

 なお、最初に言っておきますが、今回の話、クソつまんないです。

 ブラック将軍、まずは囚人たちを実験台にして、ウツボガメスの殺人スモッグの威力を試すが、あにはからんや、囚人たちはピンピンしている。いや、むしろ前より元気になっている(註・嘘)。

 ブラック将軍「殺人スモッグは一瞬にして人間を骨にする力を持っている筈……ウツボガメスを呼べ!」

 ブラック将軍が血相変えて叫ぶと、ウツボガメスが科学者たちを蹴飛ばしながら入ってくる。

 
 ブラック将軍「我がゲルショッカーの誇る科学者に何をするっ」
 怪人「ヘドロだ、こいつらはヘドロを作らないのだ。俺が殺人スモッグを吐く為に、一番大切なヘドロを」

 ガメやんの訴えに、ブラック将軍、部屋の隅で科学者たちがせっせと作っているヘドロの水槽を示すが、

 
 怪人「俺の欲しいのはこんな生易しいヘドロではない。殺人スモッグを吐く為には、2年前の田子の浦のもっとも汚れきったヘドロが必要なのだ」
 ブラック将軍「ふふ、読めた、お前は田子の浦の3000ppmのヘドロの中で生まれ育ったウツボと、ウミガメの合成改造人間、その為に最高のヘドロを必要とする……となれば、公害試料の不足している我がゲルショッカーでは無理だ」
 怪人「無理で済むのかーっ?」

 ……

 管理人、早くもこの時点で、「私は一体さっきから何を見させられているのだろう?」と、めまいに似た困惑に襲われるのだった。

 これぞ島田真之マジック!

 と言う訳で、まずは殺人スモッグの原料となるとびっきりのヘドロを作ることの出来る人間を公害研究所から攫ってくることになる。めんどくせーなー、もう!

 
 警備員「岡崎さん、今日は随分遅いですね」
 岡崎「ええ、私の友人に、ヘドロの中で生きている微生物を研究している、本郷と言う生化学者がいましてね、そいつから実験を頼まれてるんで」

 そして、そこで働いている職員・岡崎は、他ならぬ本郷猛の友人であった。

 ……

 あるよね、こういう偶然!(ねえよ)

 ちなみに岡崎を演じるのは、色んな役で「仮面ライダー」に出ている宮浩之さん。管理人、割りと好き。

 
 と、そこへ、改造前の人間の姿に戻ったウツボガメスが押しかけてくる。

 岡崎「だ、誰だ、君は」
 怪人「ヘドロ、ヘドロを作って欲しいのだ。それも最も汚れた2年前の田子の浦のヘドロを作って欲しいのだ」

 
 警備員「なんだとぉ、貴様、キチガイか!?」

 突飛なことを言うガメやんに、横にいた警備員が、最悪の放送禁止用語で罵倒する。

 ウツボガメスが岡崎を連れ去った後、猛がバイクで研究所にやってくるのだが、わざわざこんな夜中に会いに来るというのも不自然な話である。

 そもそも、猛が何の目的でそんな実験を依頼していたのかも、さっぱり分からないのである。

 猛は、警備員が言い残した「バケモノが……」と言う言葉から、岡崎の失踪にゲルショッカーが関与しているのではないかと疑う。

 さて、連れ去られた岡崎は、唯々諾々と、ウツボガメスの望みどおりのヘドロを作る。

 
 怪人「これだ、俺が欲しかったのはこれだ」
 ブラック将軍「ウツボガメス、早速その力を試してみるんだ」

 ヘドロをたっぷり吸い込んだウツボガメスは、とある団地へ赴き、地下を走るガス管に殺人スモッグを流し込み、大勢の住人を骸骨に変えてしまう。

 一方、岡崎失踪について話し合っているおやっさんたち。

 ユリ「でも、何の為にゲルショッカーは公害調査員の岡崎さんを?」
 滝「そりゃ、ゲルショッカーのやることだ。必要となれば総理大臣だって誘拐しかねないぜ」

 ……

 全く噛み合ってない会話。

 これぞ島田真之マジック!

 それはさておき、団地の事件のことを知った猛は、すぐに現場へ向かおうとするが、そこへ他ならぬ岡崎から電話がかかってくる。

 
 岡崎「助けてくれ、ゲルショッカーに追われてる。ゲルショッカーは人間を骸骨にしてしまう恐ろしいスモッグを使って、東京を狙ってるんだ」
 猛「なんだって、それで場所は何処だ? お前、今、何処にいるんだ?」
 怪人「言え、言うのだっ」
 岡崎「多摩丘陵の、無線塔の下だ」

 岡崎、怪人と戦闘員に刃物をつきつけられ、やむなく猛をおびき出す役目をさせられていた。

 けれど、実は岡崎、既に命令音波受信機なるものを頭に埋め込まれてゲルショッカーの操り人形と化していたことが後のシーンで分かるので、ゲルショッカーが岡崎を刃物で脅す必要はなかった筈である。

 ま、これは、この後、岡崎がライダーたちを裏切るシーンをより効果的に見せる為だったのだが、ドラマの描写としてはアンフェアである。

 猛と滝はすぐにバイクを飛ばして、無線塔の下にやってくる。

 
 岡崎「本郷、よく来てくれた」
 猛「岡崎、ゲルショッカーが殺人スモッグを使って東京を狙ってると言ったな? それは一体どういうことなんだ?

 いや、「どういうこと」もなにも、言葉の通りだと思うんですが……

 と、そこへ戦闘員たちが襲い掛かってきて、激しいバトルとなる。

 CM後、戦闘員をぶちのめした猛の前にウツボガメスが登場するのだが、

 猛「ウツボガメスっ!」

 一目見るなりその名前を叫ぶ猛。

 いや、なんで名前知ってるの?

 猛、ライダーに変身してウツボガメスを「ライダー返し」で投げ飛ばし、ひとまず退ける。

 
 滝「ライダー!」
 ライダー「おお、無事だったか」
 岡崎「ライダー、今のうちに、私がゲルショッカーのアジトの入り口を知ってます」

 さっきまでいた猛の姿がなく、代わりにライダーがいると言うのに、岡崎は一切気にすることなく、二人を小さな建物に連れて行く。

 
 滝「岡崎さん、何処に入り口があるんです?」
 岡崎「……」

 岡崎、滝の質問には答えず、いかにも邪悪そうな笑みを浮かべ、建物の外にいた戦闘員に合図を送る。

 
 滝「何処にもないじゃありませんか」
 岡崎「ありますよ、君たちの墓場が」
 滝「なんだって?」
 ライダー「岡崎!」

 ライダーが思わず一歩踏み出すと、床がパカッと開いて、ライダーはそのまま地下室へ落ちてしまう。

 滝も、岡崎に突き飛ばれされるが、

 

 
 戦闘員「ギィーッ!」
 岡崎「うわっ」

 今度はその岡崎まで、戦闘員に突き落とされるのだった。

 なんか、コントみたいだなぁ。

 
 怪人「クワーッ!」
 滝「貴様、ゲルショッカーのブラック将軍!」

 いや、いちいち「ゲルショッカーの」って付けなくても良いと思うんですが……

 ブラック将軍「とうとう我々の罠に嵌まったな」
 ライダー「それではやっぱり岡崎は……」
 岡崎「……」

 ライダーの言葉に、気まずそうに顔をそむける岡崎。

 でも、ゲルショッカーの操り人形にされているのなら、気まずそうな顔すると言うのも変なんだけどね。

 脅されて、仕方なくゲルショッカーに協力していたとかなら分かるのだが。

 ブラック将軍「その男の役目は終わった。三人揃って死んで貰おうか。やれっ」
 怪人「クエーッ!」

 ブラック将軍の命令を受け、ガメやんは三人に向けて殺人スモッグを吐き出す。

 しかし、完全に支配下にあり、しかも殺人スモッグに必要なヘドロを作り出せる貴重な人物だと言うのに、このタイミングで岡崎を始末しようとすると言うのも、変な話だよね。

 が、もっと変な話なのはここからで、

 
 本部のモニターに映し出された、スモッグを浴びせられている三人の映像を、

 
 ブラック将軍「ふふふ、これで仮面ライダーも最期だな」

 さっき地下室の上から覗いていたブラック将軍が、普通に見ているのである!

 お前はテレポーテーションが使えるのか?

 仮に、アジトがあの建物のすぐ近くにあったとしても、あんな短時間で戻ってこれる筈がない。

 これぞ島田真之マジック!

 
 ライダー「ライダーパンチ!」

 それはともかく、ライダーが一方の壁をパンチで突き破ると、

 
 そこから大量の水が溢れ出てくる。

 ライダー「滝、行くぞ!」

 え、いや、そんな小さな穴からどうやって抜け出るのかと思ったが、

 
 ライダーと滝は、両側から岡崎の体を抱えて、すいすいと水の中を浮上して行くのだった。

 ま、水の勢いで穴がどんどん広がったということなのだろうが、そこはちゃんとセコい特撮で良いから表現しないと。

 三人は無事、池(?)の水面に出て、殺人スモッグの餌食になるのを免れる。

 
 怪人「ライダーが逃げ出したというのにどうして追わないんだ?」
 ブラック将軍「待て、ウツボガメス、まだ手はある」
 怪人「どんな手があるというのだ」
 ブラック将軍「これよ、岡崎の頭に仕込んだ命令音波受信機には、ライダーも気付いてはいない筈だ」

 ブラック将軍は自慢げに命令音波発信機を見せると、ガメやんに、猛のマンションを襲撃するよう命じる。

 ……って、「悪の組織」が、ヒーローの住所を普通に知ってると言うのもアレだなぁ。

 知ってるのなら、放火するとか、コレクト便で大量のエロビデオ(無修正)を送りつけるとか、色々ないやがらせが可能だと思うのだが。

 一方、猛と滝は、岡崎を猛のマンションで休ませていた。

 
 滝「公害研究所とゲルショッカー、なぁ、本郷、岡崎さんはどうしてゲルショッカーに狙われたのかな?」
 猛「わからん。まあ、それも岡崎が気がついてくれればすべての謎が解ける筈だが」

 この期に及んで、まだそんなところに引っ掛かっている二人。

 いや、もう、そんなこと(岡崎が攫われた理由)は、どうでも良い訳で、それを執拗に引っ張る意味が分からない。

 視聴者も知らないことについて登場人物が考え込むのは良いけど、視聴者が知ってることについてヒーローがいつまでも悩んでいると言うのは、ダメなシナリオの典型的な特徴である。

 やがて岡崎は意識を取り戻すが、

 
 岡崎「う、うう……」
 猛「おい、どうしたんだ?」

 岡崎は、何かに怯えたように体を震わせ、無言で反対側の壁を指差して訴える。

 
 と、スモッグがもくもくと湧き上がり、ソファの下から、ガメやんが登場する。

 ……

 いや、そんな簡単に侵入できるのなら、なんで今まで実行しなかったのだろう?

 毎晩、怪人が部屋に入ってきたら、さすがの猛だって寝不足になって昼間の活動に支障が出ていただろう。

 猛、マンションの屋上へ出て怪人や戦闘員と戦っていたが、

 
 猛「ぐおおっ、あっ……ああ……」

 その最中、岡崎が角材で思いっきりその後頭部を殴りつけたので、物凄い顔で呻き苦しむ。

 滝「本郷! 貴様……」

 慌てて駆け寄った滝だが、彼も怪人に延髄チョップを喰らい、同様に昏倒する。

 
 岡崎「……」
 怪人「良くやった、だが、今度こそ、お前の役目は終わったんだーっ」

 ウツボガメス、ついでにボーっと立っている岡崎の頭も殴り、気絶させる。

 なんか、同じシーンを二度見させられているような気がする。

 それにしても、なんでそんなにも岡崎を殺したがるのか、ゲルショッカーの意図が不可解である。

 
 で、次のシーンでは、もう20回くらい見させられてきたような、猛たちを十字架に縛り付けて処刑しようと言う、ワンパターンの展開になる。

 怪人「いよいよ最期のようだな、本郷猛、滝和也……安心しろ、お前たちは俺の殺人スモッグで骸骨になるのだ。それが終わればいよいよ東京全滅作戦を実行する」
 猛&滝(安心できるかっ!)

 
 怪人「風向きもお誂え向きのようだ。今殺人スモッグを放出すれば、あの街は全滅する」

 ……

 今気付いたのだが、別に猛たちを呼び出したり、襲撃したりせずとも、さっさと東京全滅作戦を開始すれば良かったのでは?

 
 怪人「覚悟は良いな、本郷?」
 猛「待て、お前たちは一体、何の為に岡崎を誘拐したんだ?」

 ……

 えーっとぉ……(どうやってツッコミを入れようかと悩んでいる)

 だからぁ、もう、そんなことどうでもいいでしょおおっ!?

 10分前にユリが提示した疑問、しかも、視聴者はとっくに答えを知っている疑問に、いまだに猛が拘っていると言うのが、もう、なんと言ったら良いか……

 もっとも、怪人は別にそんなことは気にせず、

 
 怪人「奴には俺が殺人スモッグを吐く為のヘドロを作らせたのだ」

 と、あっさり教えてくれる。

 それにしても、ガメやんの後ろ姿が妙に可愛い。

 
 ガメやん、殺人スモッグで、まず猛を殺そうとするが、スモッグで覆われた次の瞬間、猛の姿が忽然と消えていた。

 笑い声が降って来たので振り仰げば、

 
 ライダー「行くぞぉ!」

 背後の山の頂に、いつの間にかライダーが立っているのだった。

 いや、さすがに(時間的に)無理なのでは……?

 ま、目にも留まらぬ速さで鎖を引き千切り、目にも留まらぬ速さで変身し、目にも留まらぬ速さで崖の上に移動したのだろうが、そんな009みたいな真似が出来るのなら、そもそも岡崎に不意打ちを食うこともなかっただろう。

 この後、長い長いラス殺陣となり、ウツボガメスを倒して事件は解決する。

 以上、ツッコミどころが多過ぎて途中で脳死しそうになったエピソードであった。
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コメント

どうにもならない

何故猛達を何度も捕らえておきながらとどめを刺せない(或いは刺せない)のでしょうか?ここまでくると“何だかなあ”としか言えないですね😅ゲルショッカーも同じ事をいつまで繰り返していますね😥

Re: どうにもならない

そろそろ2年になろうと言うのにね……

違いのわかる怪人?!

新参者の怪人であるにもかかわらず、常に上から目線な態度を取り、ヘドロについてあれやこれやと細かい注文をつけるウツボガメスと、その注文にせっせと応えるブラック将軍が可笑しいです!!

>「これだ、俺が欲しかったのはこれだ」

そして念願のヘドロにありついて嬉々となるこの場面でのウツボガメスを見ていると正に「違いのわかる男」ならぬ「(ヘドロの)違いのわかる怪人」と言った処です~ゴールドブレンドのCMじゃあるまいし~(笑)!!

後、ラス殺陣で首を分離させてライダーを迫撃するウツボガメスも、「シャリバン」で初見参の際ポルターやガイラー将軍の前で同じデモンストレーションを披露し周囲を震撼させたレイダーや、「ジャスピオン」でジャスピオンに首を落とされながらもしぶとく生き延びたギルザの様でもあります(「Xライダー」のヒュドラーも捨て難いです!)が、やはりレイダーやギルザのそれと比べると怖さでは一歩譲る処があるのも否めません。

Re: 違いのわかる怪人?!

> 新参者の怪人であるにもかかわらず、常に上から目線な態度を取り、ヘドロについてあれやこれやと細かい注文をつけるウツボガメスと、その注文にせっせと応えるブラック将軍が可笑しいです!!

そうですね。この辺のやりとりをギャグっぽく書いたら、この話ももう少し面白くなっていたのではないかと思います。

> 後、ラス殺陣で首を分離させてライダーを迫撃するウツボガメスも、「シャリバン」で初見参の際ポルターやガイラー将軍の前で同じデモンストレーションを披露し周囲を震撼させたレイダーや、「ジャスピオン」でジャスピオンに首を落とされながらもしぶとく生き延びたギルザの様でもあります(「Xライダー」のヒュドラーも捨て難いです!)が、やはりレイダーやギルザのそれと比べると怖さでは一歩譲る処があるのも否めません。

解説ありがとうございます。面倒臭くて、そのくだりは全部カットしちゃいました。

怪人の態度

どうもウツボガメスはブラック将軍に対する態度が横柄のようですね😅首領も誰も注意(或いは指摘)しなかったようですね😥

Re: 怪人の態度

怪人の性格にも個体差があるんでしょうね。

島田脚本

>滝「何処にもないじゃありませんか」
>岡崎「ありますよ、君たちの墓場が」

スプレーネズミの神父ほどじゃないけど、この台詞(だけ)は評価できますね。

Re: 島田脚本

そうそう、たまに面白いこともあるんですよね。

初対面なのに

何故猛は初対面なのに“貴様ウツボガメスだな”と分かってしまったのでしょうか?此処は“ゲルショッカーの怪人め❗️”と個人的には言って欲しかったのですがね😖

Re: 初対面なのに

多分そんな名前だろうと思ったんじゃないですか。

首領

今回は(ゲルショッカーの)予告編で首領もナレーションを務めていたようですが、随分と協力的ですね😅

Re: 首領

暇でしょうからね。

団地の被害者

仮面ライダーV3でドクロイノシシの生贄になった石原清美さんが団地の被害者3世帯目の主婦役で出てました。
石原さんはイナズマンFではデスパー兵士が化けた死の花嫁役で出ています。

Re: 団地の被害者

それは気付きませんでした。

改造人間のドラマ性(笑)


>83話でも、似たようなシーンがあったけど、はっきり言って要らないと思う。

元の人間がストーリーに関係があるのならともかく、どっちも全然影響ないんだから。

それを考えると、8話は「柴田はすでに改造されており、ショッカー首領に白川博士の発明について説明すると同時に怪人態に変身」、13話は「バーリヤ破壊ボールを投げ込める人員がいないことを漏らした科学者に対して首領が『すでにそのための人員は手配済みだ』と語り、いきなりアミーゴ→野本の自宅に滝が訪ねてくるシーンに舞台が移り、史実の怪人たちが野本に不平を漏らした際、すでに野本がトカゲロンに改造されていることが判明」、56話は「片山親子が登場せず、いきなり本郷と滝が峠の事故について会話しているシーンから始まり、本郷に正体を現した際のギリーラの台詞も『九条みわは仮の姿、私は怪人ギリーラだ』あたりにする」、83話は「史実における死刑囚をゲルショッカーが拉致・改造するシーンがなく、強化改造によって発狂ガスを搭載されたイノカブトンの動物園襲撃から始まる」、そしてこの85話は「いきなりウツボガメスに強化改造によって搭載された殺人スモッグの実験から話が始まる」という流れにすれば、それぞれ他のシーンに尺を回せる上、怪人の人間態に関するネタバレが(極力)防止できますし(イノカブトンに至っては人間態を出さなくて済みます)、さらに13・56話は「新怪人の表の顔が知名人」程度の展開になることで怪人を遠慮なく倒せる展開にできたでしょう。

Re: 改造人間のドラマ性(笑)

まあ、おっさんはともかく、九条みわのような美女なら歓迎なんですけどね。

> それぞれ他のシーンに尺を回せる

そもそも、尺を稼ぐ為にそう言うシーンを入れてるんじゃないかと言う気もします。

話はつまらないが

団地で人が死ぬシーンがめちゃくちゃ怖い。
このような公団住宅にこの放送時から阪神淡路大震災までずーっと住んでたんで。
こうしたところは監督以下スタッフ容赦ねぇ!

Re: 話はつまらないが

昔の特撮はこういうところが良いですよね。

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