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「仮面ライダーV3」 第1話「ライダー3号 その名はV3!」

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 第1話「ライダー3号 その名はV3!」(1973年2月17日)

 と言う訳で、「V3」の、レビューのやり直しなのです。

 以前、5話と6話だけ、読者からのリクエストで取り上げたことがあるが、それ以来となる。

 本当はもっと早く始めたかったのだが、後から後から取り上げたい作品が湧いてきて、なかなか再レビュー作品にまで手が回らなかったのだ。

 「仮面ライダーぶいすりー!」

 チャチャチャチャッチャー、チャチャチャチャーッチャーッ、ドガドガドンドンドガドンドン!

 と言う、カッコいいOPの後(わかるかっ)、本編です。

 夜、黒いトンガリ頭巾を被った胡乱な連中が、マンホールの中に、遺骨のような、四角い白い布に包まれた箱を運び入れていると、ひとりの男性が、オートバイで通りがかる。

 男性は、マンホールの蓋が開いているので見に行くが、穴から出てきたハサミジャガーのハサミにやられ、あえなく落命する。

 続いて同じくオートバイで通りがかったのが、主人公、風見志郎であった。

 志郎は男性に気付いて助け起こすが、その体はたちまち煙のように溶けてしまう。

 志郎「人間が溶ける……なんて言うことだ」

 驚く志郎に、車が猛然と突っ込んできて轢き殺そうとするが、持ち前の俊敏な動きで、なんとかかわす。

 翌朝、風見家の朝食風景。

 志郎は一応大学生と言う設定だが、両親と妹と実家暮らしをしていた。

 
 雪子「あら、お兄ちゃん、まだ寝てるのかしら?」

 妹の雪子が兄を呼びにダイニングを離れた僅かな間に、何者かがコーヒーカップに白い粉を入れる。

 人それぞれの好みに合わせた量の砂糖を、人知れずコーヒーに入れてくれる、妖怪「砂糖おいくつ?」の仕業……では勿論なく、デストロンの仕業で、白い粉は猛毒であった。

 ま、それは良いのだが(註・良くないです)、

 
 志郎「ああ……」

 志郎がひとりで戻ってくるのが、微妙に違和感を覚える。

 普通、呼びに行った雪子も一緒に入ってくるよね?

 
 まだ、ただの人間であり、デストロンの存在も知らない志郎、のんびりとコーヒーに砂糖を入れていたが、ふと、昨日のことを思い出し、厳しい面持ちになる。

 志郎(待てよ、俺は昨夜、この目で人間が溶けるのを見た。そして怪しい車に命を狙われた……)

 
 志郎(しかし、何故? 何故俺の命が狙われなければいけないんだ?)

 その台詞、デストロンにそっくりそのままお返ししてやりたくなりますね。

 だって、人が溶けるのを見た志郎を、そんなに執拗に殺さなくてはならない理由が、視聴者にもまったく理解できないからである。

 この後に出てくる、アジトの入り口を見た純子さんを殺そうとするのなら、まだ分かるんだけどね。

 結局、ショッカー以来の悪習、「目撃者を始末することに異様な執念を燃やす」が、デストロンの強敵を作り出し、デストロンの敗亡を早めることになってしまう。

 それはさておき、何の気なしにカップを口に持って行きかけた志郎だったが、漸く戻ってきた雪子が、悪戯心を起こし、すぐ後ろで「ワッ!」と大きな声を出した為、カップは志郎の手から落ち、毒入りコーヒーが床にぶちまかれてしまう。

 
 志郎「こら、雪子、びっくりするじゃないか」
 雪子「ごめんなさい、だってお兄ちゃん、ぽかーんとしてるんですもの」

 雪子を叱った志郎だったが、ふと足元を見ると、たちまちその液体が激しい炎を噴き上げ、自分が雪子に命を救われたことを知る。

 それにしても、志郎もかなり濃い顔立ちだが、上には上がいるもので、次のシーンでは、

 
 志郎の大学の先輩・本郷猛が、それとは比べ物にならない、ゴリゴリの濃い顔をして顕微鏡を覗き込んでいた。

 
 猛「志郎、お前のコーヒーに入れてあったのは、チベット産のルガーと言う猛毒だ」
 志郎「ええっ?」
 猛「一口飲んだが最後、肉体組織は焼け爛れる」
 志郎「偶然じゃない、命を狙われたのはこれで二度目なんだ」

 さすがの仮面ライダー1号こと本郷猛にも、この段階では、ショッカー、ゲルショッカーに続く、第三の組織が暗躍しているとは夢にも思い至らないのだった。

 
 その志郎がバイクでオフロードコースを走っているのを見ながら、おやっさんと猛が話している。

 詳しい説明はないが、志郎も立花レーシングクラブのメンバーなのだろう。

 ……と思ったけど、

 立花「風見志郎、つまり、猛の後輩が狙われてるというんだな?」

 と、まるで初めて会う人間みたいなことを言ってるから、ちょっと混乱してしまう。

 一方で、その後の二人のやりとりからすると、以前からの知り合いのようなんだけどね。

 
 猛「奴の目の前でひとりの人間が溶けてしまった」
 立花「その目撃者である為か?」
 猛「おやっさん、俺たちの目に付かないところで、何かが密かに行われて、目撃者が狙われる」
 立花「はっはっはっ、考え過ぎだ。ゲルショッカーは滅びたし、地上はもう平和になったんだぞ」

 猛の懸念を、杞憂だと笑い飛ばすおやっさん。

 やがて志郎がコースを回って二人の目の前に戻ってくる。

 立花「おーい、まだまだコーナリングが甘いぞ」
 志郎「あっははは、それじゃもう一周」

 うーむ、とても初対面同士の人間の会話とは思えないから、やっぱり、志郎はレーシングクラブのメンバーだったのだろう。

 要するに、最初のおやっさんの台詞が少し変だったのである。

 快活に言って再び走り出した志郎を見送りながら、

 
 立花「へっ、あの男が狙われるなんて……」

 そう言った直後、

 
 ズガーン!

 
 立花「……」
 猛「……」
 立花「くそ、だから危ないと言ったんだ!」
 猛「うるせえ」

 と言うのは嘘だが、このシーン、なんとなく笑ってしまうのは管理人だけだろうか?

 猛はすぐバイクで志郎のところへ向かい、おやっさんも救急車を呼びに反対側へ駆け出す。

 志郎は幸い軽傷だったが、「空から爆弾だ……三度目」と言い残して気絶する。

 
 と、そこへバイクでやってきたのが、2号ライダーこと一文字隼人だった。

 猛「隼人、お前、どうしてここへ?」
 隼人「おやじさんに聞いた。救急車はすぐ来る」

 と言うのだが、いくらなんでも来るの早過ぎないか?

 そもそも、おやっさん、こんな緊急時にわざわざ隼人を呼ぶ必要はないのだから、たまたま隼人がおやっさんに会いに来たところ、この事件に出くわしたということなのだろう。

 猛は志郎を隼人に任せて、自分は志郎を襲ったものの正体を調べに、その周辺を探し回る。

 志郎は、カメバズーカと言う、背中にバズーカ砲を背負ったカメと言う、愉快な怪人に狙撃されたのだが、猛はその姿を発見できず、

 
 代わりに、山の中腹の道を、十字架や花輪を持って、静々と歩いている奇妙な一団を目にする。

 猛「変だな、近くに墓地も教会もない筈だ」

 彼らは、適当な場所に十字架を立て、花輪を供えると、「デーストローン」と謎の言葉を発して、山裾の向こうに消えてしまう。

 その後で、猛が十字架のところに行くと、

 
 猛「本郷猛の墓……」

 花輪に、そんな不吉なメッセージが添えられていた。

 それにしても、首領って、敵に花輪を送るのが好きやね。「仮面ライダー」の81話と言い。

 ひょっとして、親族でそういう商売をやってる人がいて、その義理で注文してるんじゃないだろうか。

 それはさておき、志郎はやってきた救急車に担ぎ込まれ、おやっさんも付き添う。

 入れ違いに猛が隼人の前に現れる。

 
 隼人「どうした、変な顔して」
 猛「俺の墓があったよ」

 
 隼人「なんだって! じゃあ、お前、もう死んでるの? ってことは、お前、幽霊? ヒィイイッ!」
 猛「……」

 良くこんなどてらい奴と一緒にゲルショッカーを滅ぼしたもんだと、自分で自分を褒めてやりたくなる猛であったが、嘘である。

 隼人「なんだって、お前の墓が?」
 猛「あいつは三度も命を狙われた。それに俺の墓だ。おかしなことが起こり過ぎるぞ」

 二人が深刻な顔を見合わせていると、再び救急車がサイレンを鳴らしながらやってくる。

 運転席から救急隊員がひょいと顔を出し、

 隊員「怪我人は何処ですか?」
 隼人「しまった!」
 隊員「いやー、途中で落っことしちゃって……」
 隼人「うっかりさんかいっ!」

 じゃなくて、最初に来た救急車がニセの救急車だったことに気付いた隼人、慌ててバイクを発進させる。

 一方、偽の救急車で搬送中、志郎は救急隊員に毒入り注射を刺されそうになるが、逆におやっさんと協力して、その体を押さえつける。

 
 志郎「誰に頼まれた? 言え、言うんだ」
 隊員「言う、言うから助けてくれ。そ、それは……」

 男はデストロンの怪人でも戦闘員でもなく、ただの人間だったので、あっさり白状しようとするが、運転席からハサミジャガーに背中を刺され、口を封じられてしまう。

 でも、男が「デストロンに頼まれた」と言ったところで、別に何の問題もなかったように思うが……。

 無理に殺す必要のない目撃者を執拗に狙う一方、どうでもいい秘密を守る為に迅速に仲間を始末するちぐはぐなところは、まるっきり過去の組織の悪いところを受け継いでいるのが窺えて、まだ序盤だと言うのに、早くもデストロンの行く手に暗雲が掛かっているような気がする管理人だった。

 おまけに、今なら簡単に志郎とおやっさんを始末できたのに、ハサミジャガーは何故かさっさとトンズラしちゃうし……

 ほどなく、猛と隼人もやってくる。

 
 猛「ゲルショッカーが全滅して、やっと平和に戻ったと思ったんだが」
 隼人「また新しい組織か」
 志郎「ちっきしょう、誰が一体こんなことを……こうなったら俺一人でも探し出してやる」

 何気に、レジェンド俳優4人が揃った奇跡の一枚。

 ここで、舞台は一転、山の中の、雑木林に囲まれた白いコンクリート製の建物にハサミジャガーと戦闘員が入っていくのを、

 
 たまたまそこに来合わせた、本作品のヒロイン、画学生の珠純子が目撃する。

 演じるのは、言わずと知れた70年代特撮ヒロイン四天王のひとり、小野ひずるさんである。

 ちなみに他の三人は丘野かおりさん、牧れいさん、志穂美悦子さん(暫定)である。

 純子「あら、何かしら今の人たち?」

 手にイーゼルなどを抱えていることから、スケッチにでも訪れたのだろうが、余計な好奇心を働かせて、その建物に近付いたことが、彼女の運命を大きく変えることになる。

 
 あっさり戦闘員に見付かり、捕まりそうになるが、イーゼルで戦闘員のひとりをぶん殴って逃走する。

 か弱い女子大生(?)にイーゼルでぶん殴られただけで戦闘員が怯んでる時点で、この組織に未来はないと思われる。

 純子「助けてー、誰か来てー」

 純子が、葉を落とした疎林の中の道を必死で逃げていると、

 
 向こうからたまたま来合わせたのが、風見志郎であった。

 ……

 あるよね、こういう偶然!(ねえよ)

 
 純子「助けてください、お願いです」
 志郎「一体どうしたんです」
 純子「気味の悪い人たちが追いかけてくるんです」
 志郎「えっ? 誰もいないじゃないですか」

 が、純子が指差した時には、既に忽然と戦闘員たちの姿は消えていた。

 でも、この時の志郎はまだ普通の人間なのだから、戦闘員でも十分、二人を捕まえることが出来たと思うんだけどね。

 純子「消えた……」
 志郎「ああ、ちょっと、君……」

 ともあれ、純子は緊張の糸が切れたせいか、その場で気を失ってしまう。

 この、か弱い女性がちょっとしたショックで気絶しちゃうと言うのが、80年代以降ではほとんど見られなくなった、懐かしの演出なのである。

 志郎、純子のやわらかいほっぺを叩くが、純子は一向に目覚めない。

 志郎「お、あ……弱っちまったな」

 CM後、

 
 純子は、志郎の実家のソファに寝かせられ、志郎の母親や雪子に介抱されていた。

 雪子「志郎兄ちゃんずるいわねえ、こんな素敵なガールフレンド隠しといたなんて」
 母親「違うんですって、偶然出会って助けたんだそうですよ」
 雪子「わぁ、ロマンチックねえ」

 
 立花「人を助けた? で、その人は何処にいるんだ?」
 志郎「俺のうちに寝かせてあります」
 隼人「彼女も何かを見た為に狙われた……おい、お前、すぐ家に帰ってろ!」
 志郎「え? いや、あ、すると、俺の家が狙われるって言うんですか」

 志郎たちはレーシングクラブの事務室に集まって話していたが、隼人は急に不安に駆られて、志郎を自宅に帰らせる。

 いや、くどいようだが、この時点では志郎はただの人間なのだから、この場合、猛や隼人たちも一緒に行くべきではなかっただろうか?

 
 純子「あ……」

 夜になって、やっと純子が目を覚ます。

 ……

 それにしても、なんちゅう可愛らしさじゃ。

 50年近く経った今見てもこれだけ可愛いのだから、オンエア時はまさに奇跡的な美少女として視聴者の胸に刻まれたことだろう。

 純子、慌てて起き上がろうとするが、

 
 父親「いや、まだ横になってたほうが良い」
 母親「私どもの息子の志郎が、あなたをお連れしたんですよ」

 温厚そうな志郎の父親に言われ、再び腰を下ろす。

 
 雪子「あたし、雪子よ、よろしく」
 純子「はぁ」

 明るく挨拶する雪子に、とりあえず頭を下げる純子。

 このまま何事もなく、志郎と純子が結婚するようなことになっていたら、二人は義理の姉妹になっていたかもしれない訳で、そう考えるとちょっと悲しい対面であった。

 
 純子「申し遅れました、私、珠純子です。いろいろお世話になっちゃって、どうもありがとうございました」
 母親「お世話だなんてとんでもない」
 父親「良かった、良かったね」

 純子の元気な様子に、心底ホッとしたように座り直す風見夫妻。

 志郎の家族にふさわしい、善良な人たちであった。

 だが、団欒も束の間、急に部屋が暗くなったかと思うと、奇妙な足音がひたひたと近付き、

 
 怪人「シーザース!」

 ついで、壁を両手の巨大なハサミでえぐり抜いて、怪人ハサミジャガーが入ってくる。

 残忍極まりないジャガーさん、いきなり父親の体を突き刺して、その命を奪う。

 
 さらに、やっと駆けつけた志郎の目の前で、母親と雪子を惨殺する。

 志郎「母さん、雪子ーっ!」

 
 志郎「うう……」

 たとえようのない怒りと悲しみに顔を歪める志郎であったが、生身の人間である彼には、戦闘員を振り解くことさえ出来なかった。

 歴代ライダーの中でも、悪に、それも目の前で家族を皆殺しにされたと言うような壮絶な過去を持つのは、この志郎だけであろう。

 あ、スカイライダーの筑波弘も、一応、両親を殺されてるのか。

 ハサミジャガー、本命の純子にも迫るが、来るのが遅過ぎる猛が飛び込んできて、純子を救う。

 
 猛「ふんっ、ライダー、変身!」

 猛、志郎たちが見ているのも構わず、その場で変身する。

 
 志郎「先輩がライダー?」

 それは志郎も初めて知る事実だった。

 ライダー、戦闘員と戦いながら家の外へ出るが、結局ハサミジャガーには逃げられてしまう。

 そこへ変身済みの隼人がやってきて、

 2号「本郷、どうした?」
 1号「風見の家族が皆殺しにされた」
 2号「なんだって?」

 二人はともかく志郎の家に戻る。

 志郎「俺は今日限り、人間であることを捨てる。復讐の鬼となって、おやじたちの敵は必ず取る。仮面ライダー、お願いだ、俺を改造人間にしてくれっ」

 家族を殺されて絶望と悲嘆の極にある志郎は、怒りのあまり、そんなことを猛たちに申し出るが、

 
 1号「風見、お前の気持ちは良く分かる。しかし、個人の復讐の為に力は貸せない」
 2号「改造人間は私たち二人だけでいい。人間でありながら人間でない、その苦しみは私たち二人だけで十分なんだ」
 1号「戦うのは私たちがやる」
 2号「お葬式とかの準備はお前がするんだっ」

 じゃなくて、

 2号「風見、君の身の上にもしものことがあれば、それこそ亡くなった両親や妹さんも浮かばれまい」

 
 純子「……」

 潤んだ目で、志郎のつらそうな顔を見詰めている純子。

 Wライダーは、純子からあの建物の場所を聞くと、翌日、早速調べに行く。

 見張りの戦闘員を蹴散らし、易々と最深部まで到達するが、そこは既にもぬけの殻だった。

 
 2号「デストロン、誰もいないのかっ?」
 首領「ようこそ、仮面ライダー1号、2号」

 なんで隼人、組織の名前を知ってるんだろう?

 確かに、猛が見たトンガリ頭巾たちがデストローンって言ってたけど、それが組織名とは分からない筈だけどね。

 
 2号「その声は、まさか」
 首領「はっはっはっ、久しぶりだな、仮面ライダー」
 1号「ゲルショッカーの首領! ……いや、久しぶりって、先週倒したばっかやん」

 じゃなくて、

 1号「ゲルショッカーの首領!」
 首領「お前たちが見たゲルショッカーの首領は私の仮の姿に過ぎない。私は最後の組織、デストロンを再編成した。世界は必ず征服する。まずその手始めに、宿敵仮面ライダーを抹殺する!」

 首領の世界征服宣言と共に、レーザービームのようなものが二人の体に浴びせられる。

 首領「改造人間分解光線だ。二度と再びお前たちの姿を見ることもない。同時に立花藤兵衛も後を追う」

 さすがのライダーも、その光線の前には手も足も出ず、ほっておいたら本当に溶けて死んでいたと思われるが、そこに駆けつけたのが志郎で、咄嗟に二人の体を突き飛ばすが、代わりに自分がその光線を浴び、瀕死の状態になる。

 でも、あくまで改造人間分解光線なんだから、生身の志郎が浴びても大丈夫そうなんだけどね。

 
 2号「このままでは死ぬぞ」
 1号「風見は死を覚悟で私たちを助けた。死なせたくない」

 
 二人は最後の手段として、デストロンの設備を勝手に使って、志郎の体に手術を施し、自分たちのパワーを与えて、改造人間として生まれ変わらせるのだった。

 手術終了後、カメバズーカの砲撃で建物は木っ端微塵に吹っ飛ぶが、

 
 1号「デストロンを倒すまでは、仮面ライダーは死なん」
 怪人「くそう、生きていたのか」

 しばし戦闘員と戦った後、1号は2号におやっさんのところへ行くよう指示するが、

 
 それを阻止せんとカメバズーカの砲撃が2号の至近距離に着弾し、大爆発を起こす。

 それにしても、相変わらずえげつない量の火薬である。

 
 1号が砲撃をかわしつつ2号のところへ駆け寄るが、そこに狙いを定めて、カメバズーカがトドメの一撃を放とうとする。

 怪人「1号2号、死んでもらう。ズーカー!」

 これだけ強力なアウトレンジ攻撃を駆使する敵は、ショッカーにもゲルショッカーにも見られなかったもので、デストロンの比類なき強大さを視聴者に視覚的に印象付けた、素晴らしいシーンである。

 だが、ここで、

 
 V3「待て!」
 1号「おお、成功したぞ!」
 2号「うん、無免許だったけど、やってみるもんだな!」
 V3(違う意味で)「待て!」

 途中から嘘だが、ここで颯爽とニューヒーローV3の御披露目となるのが、心憎いばかりの演出である。

 もっとも、今回は尺が足りないので、V3がポーズを決めたまま、第2話へ続くのだった。
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コメント

この1話と2話は、まさに伝説的な回ですね
ビデオやDVDで何度も見てしまいます
個人的にはカメバズーカはライダー怪人最強だと思ってます(あれがありますからね)

ど偉い怪人

やはりカメバズーカは、正真正銘のど偉い怪人ですね😅なんせ原子爆弾内蔵ですからね。デストロン戦闘員の弱さは致命的なのが情けないですね😅

画学生っていい響き♪

夜半に失礼します。
今しがた、最近発売され始めたディ🌑🌑🌑🌑🌑🌑の
DVD シリーズを見てたところです。
やっぱり、昭和ライダーの不完全さの魅力(笑)は
たまりませんね\(^^)/そこへヴィスリャ~ですもの✌️

風見志郎を見たとき、「あっ、キイハンターの兄ちゃん」
って絶句した記憶が鮮明です。アクションは本当に
上手かったなぁ。火薬の爆発がこれまたスゴイんだ。
純子(小野ひずる)さんて、美人だけど勝ち気なルリ子さん
より控え目で、哀愁感のあるヒロインでしたね。
何て言うか、守ってあげたくなるような▪▪▪
ただ志郎って結構突き放した感があって、もう少し優しく
してあげればいいのにと当時小学2年の小生は感じました。これからも純子さんの貼り貼り宜しくお願いします🙏

再レビューありがとうございます

V3の再レビュー,うれしいですね,楽しく拝見しました。
この第1話を本放送で見たときは,ハサミジャガーによる家族惨殺シーンが,子ども(当時5歳)にはインパクト強烈すぎでした。あとから時々,自分も家族を全員殺されて一人残されたらどうしよう,などと考え,ほんとにハサミジャガーが怖かったです。この回のラスト,V3の初登場はそれにしても実に鮮烈でした。ニューヒーロー降臨,という感じでワクワクさせられますね。

不朽の名番組

現在、youtubeで「V3」が配信中なので他の方も仰る通り再記事化については僕も非常に嬉しく思っております!!
その配信もこの1話から欠かさず観ており、現在はこれまで未見だったキバ男爵編=本郷・一文字カムバック編(ユキオオカミと原始タイガーのお話)で大変面白く観させていただいております!
さて、この1話目ですが、新主人公の志郎や新ヒロインの純子姉さんはもとより、本郷、一文字、おやっさんも一堂に会しており前作の「続編」と言う感覚が「Xライダー」以降よりもダイレクトに伝わってきます(「Xライダー」以降はそう言った事がありません)。
また純子姉さんの初登場シーンを観ていると、白い毛糸の頭巾もかわいく、更に戦闘員たちに
「あーーーれーーーっ(泣)!!」
とばかりやられるがままの姿からは、後のライダー隊の子たちを剛胆に率いる様子が想像出来ず、最初から強さを発揮する戦隊シリーズの歴代女性メンバーや女宇宙刑事たち(特にアニー)とはまた違った魅力を感じます!!
この不朽の名番組の新たな記事化に期待しております!!

Re: タイトルなし

名エピソードですよね。

どうせなら、志郎と両親が絡むシーンもあったらなぁ……と思います。

Re: ど偉い怪人

つーか、原爆が作れるんなら、さっさと東京に落とせばいいのに……

Re: 画学生っていい響き♪

> 風見志郎を見たとき、「あっ、キイハンターの兄ちゃん」
> って絶句した記憶が鮮明です。

そうなんですか。恥ずかしながら自分は「キイハンター」を見たことがないんです。

> ただ志郎って結構突き放した感があって、もう少し優しく
> してあげればいいのにと当時小学2年の小生は感じました。

最初にあった二人の恋愛要素が途中からなくなってしまったのが残念ですよね。

> これからも純子さんの貼り貼り宜しくお願いします🙏

はい、頑張って貼りたいと思います。

Re: 再レビューありがとうございます

> V3の再レビュー,うれしいですね,楽しく拝見しました。

何よりもありがたいお言葉です。

> この第1話を本放送で見たときは,ハサミジャガーによる家族惨殺シーンが,子ども(当時5歳)にはインパクト強烈すぎでした。

ハードですよね。子供まで殺してしますからね。

Re: 不朽の名番組

> 現在、youtubeで「V3」が配信中なので他の方も仰る通り再記事化については僕も非常に嬉しく思っております!!
> その配信もこの1話から欠かさず観ており、現在はこれまで未見だったキバ男爵編=本郷・一文字カムバック編(ユキオオカミと原始タイガーのお話)で大変面白く観させていただいております!

そうなんですか。自分はあまり配信とか見ないので全然知りませんでしたが、ちょうど良いタイミングだったかも。

> この不朽の名番組の新たな記事化に期待しております!!

ありがとうございます。頑張ります。

主題歌

VSの主題歌の中に♫父よ母よ妹よ♫の歌詞があるのが印象深いですね😅最初は家族の仇を果たす為に改造人間になった志郎ですが、やがてデストロンの世界征服を阻止する事に命を燃やす事になるのですね

Re: 主題歌

燃える主題歌ですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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