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「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第41話

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 第41話「怪談シリーズ 幽霊ビルの秘密」

 41話から45話までは夏休み中の放送と言うことで、昔の特撮ではお馴染みの怪談(怪奇)シリーズと銘打たれたエピソードが続く。要するに幽霊とか吸血鬼とか、ちょっと怪奇色の強いストーリーになっているわけだ。

 劈頭を飾る41話は、戦争中たくさんの人が死んだと言う曰く付きの廃病院を舞台に繰り広げられる王道の怪談となっている。

 予告編

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 撮影所のスタジオから出てきた洋。
 「よぉっ、暑くなってきたな。水遊びには気をつけて危ないところに行くんじゃないゾ」
 優しく子供達に呼びかけてから、
 「次週は、これだ!」
 怪奇シリーズと言うことで、ちょっと低い声でいつもの台詞を言う。最初の頃に比べたら、こういうシーンでの喋りもすっかり上手くなった村上弘明さん。

 本編

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 冒頭、シゲルは友達ふたりとその幽霊ビルへ肝試しへ向かう。子供らしく色んな防具で身を固めて行くのだが、シゲルの胸部には週刊少年マガジンが……「1・2の三四郎」らしきキャラが見える。

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 子供向け番組なので、もったいぶったりせず、じゃんじゃか幽霊が出てきて、シゲルたちはすっ飛んで逃げる。
 今は、バカの一つ覚えのように顔が見えないくらい長い髪の女の幽霊がドドドッと迫ってくるのがパターンだが、当時はまだこういう古典的なビジュアルなのだ。

 そう言う意味では、「リング」のもたらした影響力は凄いよな。

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 シゲルの話をにやにやしながら聞く大人たち。幽霊を撮ったと言う写真にも、それらしいものは写っていない。
 アキ「自分の影を幽霊と間違えたんじゃないの?」

 大人たちに笑われて怒って写真をひったくるシゲルだが、洋は壁に何か文字のようなものが書かれているのに気付き、引き延ばして見ようと写真を借りる。

 ところで、このシーンに限らないが、シゲル役の子役、アフレコ時にやたら声を張り上げているのか、エコーがかかったようにガンガン響くのだ。この辺は録音時に調節して欲しかった。

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 暇なアキとナオコは、こっそりその幽霊ビルへ肝試しへ向かう。いまだに、得意のバトンを持っているアキ。意外とこの設定を引っ張るな。

 なお、この流れを見ても分かるように、ブランカにおける仕事は、いつの間にかユミ(巽かおり)が主に担当するようになっている。この後も、ユミがカウンターの奥で沼さんと一緒に働いているシーンがしばしば出てくる。

 当然、ナオコたちも幽霊に襲われる。トイレに逃げ込んで奥の個室に隠れていると、

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 幽霊の声が「ここにもいない」とドアを一つ一つ開いて近付いてくる。
 いよいよ自分たちのところだと身構えるが、何も変化がない。助かったと安堵して、ふと見上げると、

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 幽霊たちが扉の隙間からこちらを窺っていた……と言う、これも良くあるパターンが展開する。こういうのって、この当時(1980年)からあったんだなぁ。

 一方、ブランカでは。

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 洋「あれ、ナオコとアキは?」
 沼「お化け屋敷!」
 ここで、画面が小さくて分かりづらいが、ユミちゃんが「うんうん」と言う感じで頷いている。彼女の出番、台詞はとても少ないので、こういうのも逃さずチェックしないとね。

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 谷「幽霊退治に行ったよ、ふたりとも」
 ここでも、ユミちゃん、沼や谷と一緒に「うふふふっ」と笑っている。可愛いなぁ。

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 だが、洋はひとり真剣な顔で「心配だ」と、さっきの写真を拡大したものを見せる。それには、血のようなもので「たすけて」と書いてあった。この辺はホラーとしてなかなか良く出来ている。

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 洋「あそこは確か病院として使ってたんでしょう?」
 谷「戦争中はな、薬が足りなくて随分大勢亡くなったそうだ」
 洋「昔日本軍が殺人ガスを大量に埋め込んだと言う噂、知ってますか? もしそれが本当だとすれば、ネオショッカーが絶対見逃す筈はない」

 うーん、そんな昔の毒ガスに頼らねばならないほど、ネオショッカーの技術力は弱いのだろうか?

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 谷「この幽霊騒ぎは調べてみる価値があるな」
 沼「そうですよマスター」

 力んで、手に持っていたケチャップを思いっきり握り締める沼さん。

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 当然、ひとり顔射状態になる。

 カラシ色のタンクトップが良く似合うユミちゃん、飛び散るケチャップを避けようと「ひゃっ」と、素の感じの悲鳴を上げて体を反らせている。可愛い(もう分かったから)。

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 がんがんじいも、単身幽霊ビルへ乗り込むが、幽霊に襲われて逃げ惑う。
 そして、少し後にやってきた洋に助けられるが、その時、かぶりものが取れて遂に素顔を見せてしまう。がんがんじいの正体は、矢田勘次(無職)と言う青年で、演じているのは落語家の桂都丸である。今まで、クレジットにも「謎の人」とだけ書かれていたが、今回から「実は……矢田勘次」と言う、珍しい表記になっていた。

 洋は、がんがんじいの正体については口外しないから安心しろと言う。

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 で、魔神提督は、クチユウレイと言う豪快な怪人に命じ、井戸から毒ガスカプセルを掘り出させていたのだ。幽霊騒動は、無論、彼らが仕掛けたもので人を寄せ付けないための策略である。……しかし、逆に人が集まる結果になってると思うが。

 洋は、例の写真の壁を調べ、やはり血で書かれた文字だと分かる。さらにその壁がどんでん返しになっていて、その隠し通路の先に、毒ガスカプセルの井戸があったのだ。

 洋は彼らの計画を阻止しようとするが、毒ガスを吸ってしまう。

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 戦闘員から、綺麗な蹴りを入れられて吹っ飛ぶ洋。いくら弱っていると言ってもあまり見られない(見たくない)光景である。

 ま、後はライダーに変身して怪人を倒して終了。
 書き忘れたが、ナオコたちは後から来た谷に助けられたのだ。

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 解決後、「おはようございます」と出勤してくるナオコとアキ。ここでも、既にユミちゃんはカウンターの奥で仕事をしている。

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 トイレで倒れていたんだってと、谷や沼さんにからかわれるふたり。
 ここでも、ユミちゃんの貴重な笑顔が見れる(しつこいですか?)。

 谷「結局幽霊騒ぎはネオショッカーのカモフラージュだった訳だな」
 洋「そうとばかりは言えませんよ」

 洋がそう言ってさっきの写真を谷に見せると、血文字がいつの間にか消えている……つまり、血文字は本当の幽霊が、ネオショッカーの計画を阻止してくれと訴えるメッセージだったのではないかと、ラストに怪談っぽいオチがつくのだった。

 もっとも、洋は43話では一転して「俺は幽霊なんて信じないよ」とか言ってるけど……。

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 最後は、前髪を垂らして幽霊っぽくなったナオコとアキが沼さんの横に現れて「つづく」のだった。

 


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コメント

 ここまで生物モチーフオンリーだったスカイライダーですが、ここで人体モチーフの怪人が出てきましたね。この怪人の元ネタは間違いなく、超人バロム・1と言う1972年の特撮ヒーロー番組の第21話に登場する「魔人クチビルゲ」だと思います。クチビルゲの方は、男性怪人ですが。

Re[1]:「スカイライダー」を心ゆくまで楽しむ奴 第41話(09/07)  

エレクトロファイヤー様
> ここまで生物モチーフオンリーだったスカイライダーですが、ここで人体モチーフの怪人が出てきましたね。

なるほど、そう言うことは全然思い至りませんでした。

この怪人の元ネタは間違いなく、超人バロム・1と言う1972年の特撮ヒーロー番組の第21話に登場する「魔人クチビルゲ」だと思います。クチビルゲの方は、男性怪人ですが。

バロム1、昔再放送でよく見てましたが、全然覚えてないなぁ。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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