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「時空戦士スピルバン」 第17話「迷宮のゲームゾーン」



 第17話「迷宮のゲームゾーン」(1986年8月4日)

 あの益岡徹さんがゲスト出演していることで知られるエピソードである。

 ちなみにこれがテレビドラマデビュー作になるのかな?

 
 冒頭、ゲーセンにて、今見ると大変トホホなCGで描かれたレースゲームに夢中になっている信夫と言う少年。

 
 信夫「ようし、いけいけ」

 もっとも、CGはへぼくても、画面が三つもある疑似ワイドスクリーンだし、シートやハンドルは勿論、アクセルにブレーキペダル、さらにはシフトレバー(HIGHとLOWのみ)までついた実車に近い本格的な筐体で、信夫少年が夢中になるのも分かるような気がする。

 おまけに1ゲーム1コインと言う、大変リーズナブルなゲームであった。

 ゲーセンにはレギュラー子役たちもいて、思い思いのゲームで遊んでいたが、信夫は彼らの間でもゲーム名人として知られていた。

 と、そこへふらりとあらわれて、筐体の中に顔を突っ込んできたのが、

 
 男「なかなか上手じゃないか、もっと面白いゲームがあるんだよ」
 信夫「ほんとかよ~」

 若かりし益岡さん演じる、戦闘機械人ブロッカーの人間態であった。

 しかし、これは一応パンクかメタルのつもりなんだろうが、メイクも衣装も何もかもが中途半端で、これでは単に血色の悪い人である。

 また、恥ずかしかったのか、やる気がなかったのか、益岡さん自身の演技と言うかテンションも低く、いまひとつこのキャラクターが弾けてないことが、今回の敗因のひとつであろう。

 半信半疑の信夫を連れて階段を降りていく男。

 トキオたちも「面白いゲーム」と聞いて、彼らの後にこっそりついていく。

 信夫は、スタッフルームのような目立たないドアの奥に通されるが、そこには本物のバイクに見立てたレースゲームが置いてあった。

 信夫「なんだよ、バイクかよぉ、今はこんなの流行らないんだよ」

 可愛い顔してる割りに口の悪い信夫、それを見るなり無遠慮にがっかりして見せるが、

 男「贅沢言うな! 男だったら黙って出されたゲームをやれ!」
 信夫「へぶっ!」

 男に思いっきりぶん殴られるのだったが、嘘である。

 男「まぁ、そう言わずに試してごらんよ」

 信夫、あるいは、遊園地などにある、乗ったら揺れるだけの古めかしい遊具だと勘違いしたのかもしれない。

 
 が、男に薦められてやって見ると、目の前にゲーム画面が表示され、プレーヤーが実際にバイクにまたがってハンドル操作すると言う、体感型のゲームであることが分かり、信夫はたちまちトリコになる。

 
 ところがしばらく走っていると、CG画面が突然、レーサー目線の実写映像に切り替わり、

 
 それどころか、気付けば、信夫、ゲームの世界を実際にバイクを操縦して走っているではないか。

 結局信夫はハンドル操作を誤ってガードレールに激突し、ゲームオーバーとなるが、

 
 信夫「うわぁっ!」

 現実の信夫も爆発の衝撃でシートから転げ落ち、リアクション芸人顔負けのナイスリアクションを披露する。

 トキオ「ああっ」

 ドアの隙間からそれを見ていたトキオたちが思わず声を上げるが、

 
 男は最初から気付いていたのだろう、不気味な笑みを浮かべつつ、舌なめずりをして見せるのだった。

 トキオたちは怖くなって転がるように店から飛び出すが、ちょうどそこへ通りがかったのが、暇で暇でしょうがないスピルバン。

 トキオたちから話を聞いて、あの部屋に踏み込むが、すでに男も信夫も消えていた。

 いや、よく見れば、ゲーム画面に、信夫をバイクの後ろに乗せて走り出す男の姿が映っているではないか。

 スピルバン、とにかくバイクにまたがり、画面の中の二人を追いかけるが、最後は自ら画面の中に飛び込む。

 
 スピルバン「……」

 気付けば、常に霞がかかったような、幻想的な世界に迷い込んでいた。

 と、前方からバイクが突っ込んできて、スピルバンを跳ね飛ばす。

 それに続いて、

 

 
 ダイアナ「スピルバン、しっかりして!」

 意識朦朧としたスピルバンが病院の廊下をストレッチャーで運ばれていくのを、ダイアナが心配そうに付き添っていると言う、現実のシーンにスイッチする。

 それにしても……やっぱりダイアナの尻はエロい!

 
 ダイアナ「先生、大丈夫でしょうか?」
 医師「……」

 スピルバンの担ぎ込まれた手術室の中にまで入り込み、主治医に尋ねるダイアナ。

 ま、手術室と言っても、別に開頭手術する訳じゃなくて、スピルバンの頭に電極をつないで脳波をチェックするだけなのだが。

 同じ頃、移動要塞ガメデスでは、パンドラの愉快そうな笑い声が響いていた。

 パンドラ「おっほっほっほっほっ、スピルバン坊やを、迷宮のゲームゾーンに引き摺り込むことに、成功しましたね」

 
 ドクターバイオ「スピルバンは今、人工的に幻覚症状を引き起こしています」
 リッキー「素晴らしい戦略です、夢の中へ閉じ込めてしまうとは」

 なんとなく、ドクターバイオの斜めポーズが可笑しい……

 今回は、パンドラ自身の発案による作戦らしい。

 
 パンドラ「夢の中でいくら『結晶ーっ!』と叫んでも、声にはならず、結晶は出来ない」

 と、パンドラは言うのだが、別にスピルバン、昏睡状態ではなく、いわば悪夢を見ているような状態なのだから、うわごとで「結晶」と言えば、それだけで変身できると思うんだけどね。

 再びゲームの世界。

 スピルバン、なおも向かってくるライダーに、掟破りのライダーキックを放つが、キックは空振りし、スピルバンはまた別の場所に飛ばされてしまう。

 そう、今回は、宇宙刑事シリーズでは定番の、「主人公が異次元空間に迷い込み、色んな世界を渡り歩いて敵と戦う」と言う、アクション重視のプロットだったのだ。

 
 男「はっはっはっはっは、はーっはははっ」

 見上げれば、操車場の倉庫の上に信夫を抱いたあの男が立って、笑っているではないか。

 スピルバン「信夫くんっ!」

 

 
 ここで、「シャイダー」の腹話術師の回に出て来た、ペコちゃん風の人形の頭部をかぶった得体の知れない連中が、道端に座り込んだり、信号の上に腰掛けたりしていると言う、幻想的なショットが見られる。

 管理人、最近になって……と言うか、大人になってからこの回を見たとき、実に幻想的且つシュールなビジュアルだと感心したものだが、その後に前述の「シャイダー」33話を見て、単にその回の焼き直し、使い回しだと知って、ちょっとがっかりしたことを覚えている。

 オンエアの時はどっちも見てる筈なんだけど、なにしろ大昔のことなので、全く覚えてなかったからね。

 ただ、続いて、男に放り投げられた信夫の体が、

 
 地面に叩きつけられると、いつの間にか呆けたような顔の人形に摩り替わっていると言うのは、本家「シャイダー」にもなかった演出で、これはなかなかよろしい。

 スピルバン、続いて高層ビル群のど真ん中、ついで、採石場に飛ばされ、

 
 たくさんの風船を持った信夫と男が楽しそうに歩いていくのを追いかけるが、反対側からパトカーがやってくると、

 
 パトカーから数人の警官が降り、スピルバンを問答無用で連れて行こうとする。

 スピルバン「何をするんだっ、やめろ! 俺は女児の体操服なんか盗んでないぞ!

 途中から嘘だが、これまでのスピルバンの言動を見ていると、その手の疑いを掛けられても仕方ないかなぁと言う気がしなくもない。

 と、警官たちの顔が不気味なマスクに変わり、ナイフをふりかざして襲い掛かってくる。

 その後、地下街での追跡とアクションを経て、再び操車場に出るスピルバン。

 
 その前に、パンドラ、デスゼロウ、ドクターバイオの三大幹部が揃い踏みする。

 パンドラ「ほっほっほっほっほっほっ」
 スピルバン「ワーラー!」
 パンドラ「スピルバン坊や、ここであなたは死ぬのですよ」
 スピルバン「なにぃ」

 スピルバン、人形たちに抱え上げられた信夫を追って空の貨物車両を飛び越えるが、

 
 またしても湖のほとりのような違う空間に転送される。

 どうでもいいが、このスピルバンのポーズがちょっとセクシーだと思いました。

 同時に、このポーズをダイアナが演じてくれていたら、鼻血で失血死できるくらいの大コーフンカットになっていたであろうと、残念でなりません。

 もっと言えば、そもそも今回のストーリー、スピルバンじゃなくてダイアナを主役に据えていた方が絶対面白くなっていたと思う。

 ま、それはそれで、連発するお宝ショットをキャプするのが大変だったと思うが……

 
 さんたび操車場に迷い込んだスピルバンの前に、漸く今回の怪人・戦闘機械人ブロッカーがその姿をあらわし、直接攻撃を仕掛けてくる。

 スピルバンも、ここで初めて「結晶」と叫ぶが、パンドラの目論見どおり、夢の中でいくら叫んでもグランナスカの結晶システムは反応せず、変身できない。

 
 スピルバン「うう、うわっ!」
 ダイアナ「何が言いたいの、スピルバン? しっかりして、スピルバン!」

 同じ頃、現実世界のスピルバンは、引き続き手術室のベッドに、頭にたくさんの電極をくっつけて横たわり、苦しそうに呻いていた。

 さっき言ったように、それこそうわごとでも「結晶」って言いそうなもんだけどね。

 ……

 と言うか、スピルバン、完全な無防備状態なんだから、主治医(ブロッカーの人間態)なら、毒を注射するなりなんなり、好き放題に料理できたと思うのだが?

 この後もパッとしないアクションシーンが続き、正直、眠くなってきた管理人だったが、

 
 今度はプールの中に転送されたスピルバンが、女性のはしゃぐ声に振り向くと、

 
 ギャル「うふふ」

 
 水着に包まれたギャルのお尻が、水を滴らせながらプールから上がるところであった!

 その途端、スピルバン同様、メガシャキッと目が覚める管理人であった。おはようございます!

 プールには数人のギャルがいて、スピルバンなど眼中にないように楽しそうに水と戯れている。

 水着ギャルの投入は大歓迎だが、最初のお尻画像以外は、あまりねちっこく映してくれないのが蛇の生殺し状態で、いかにも勿体無い。

 その代わり、プールサイドの幼児用プール(?)では、リッキーたちいつもの三人がいて、信夫と楽しそうにビーチバレーをして遊んでいた。

 
 三人とも、一応水着着用なのだが、みんな同じデザインで、あまり色っぽくないのが残念である。

 一応、おへそとかが透けてる、ビキニっぽいワンピースではあるのだが、そもそも、リッキーたち全員、スタイルは良いのだが、あまり胸がなく、お尻も大きくないので、何を着てもあまりエロくならないんだよね~。

 
 ギャル「それぇ~」

 むしろ彼女たちより、最初のお尻ギャルの方が可愛いので、そっちをもっと映して欲しかったと思う。

 続いて、操車場の貨物車両の中に踏み込むと、そこにはたくさんのニワトリが放たれており、

 
 その真ん中に、赤いドレスを着た太った女が座って、ニワトリのような声で歌いながら、チキンレッグを頬張っていると言う、なんとなく不気味な情景が広がっていた。

 そして鶏肉をむさぼりながら、スピルバンに銃を突きつけているのだが、これ、明らかにお下劣映画の極北「ピンク・フラミンゴ」のディヴァインをイメージしてるよね。

 子供向けの特撮ヒーロー番組に、そんな背徳的な映画のモチーフを取り込むとは、さすが上原さんである。

 ま、かく言う管理人も、知識として知ってるだけで、実際に見たことはないのだが。

 
 ただ、その向かい側に、ブランコに乗った信夫少年がいるのだが、この構図はまるっきり「シャイダー」の33話と同じなので、あまり感心しない。

 ディヴァイン風女の銃撃をかわしたスピルバン、続いて倉庫の中に移動するが、

 
 今度は、逞しい上腕二頭筋を見せ付けながら、水着姿のリッキーがマシンガンを撃ってくる。

 
 さらに、白いハイヒールを履いた女の剥き出しの脚が4本並び、

 
 その持ち主であるシャドーとガシャーが拳銃をぶっ放す。

 いやぁ、良いよね、ハイレグ水着を来た美女が銃を撃つ姿って。

 ここも、どうせならもっとたっぷり見せて欲しかったが、登場するのはほんの一瞬である。

 続いて採石場。

 スピルバン、信夫がさっきの警官たちに引き摺られて電話ボックスに押し込められ、その下から炎が吹き上がるのを見て、慌てて走り出し、

 
 スピルバン「結晶! 結晶! 結晶!」

 警官たちを叩きのめしながら突っ込み、何度も「結晶」を叫ぶが、やはり何も起きない。

 メタルヒーローのボイス変身システムはとてもカッコイイが、このように連呼すると、たちまちカッコ悪くなることに気付いてしまった管理人であった。

 ま、普通は一度叫んだら終わりだからね。

 
 信夫は燃え盛る電話ボックスごと崖から突き落とされ、スピルバンもそれを追って宙にダイブするが、

 
 ここでやっと現実世界のダイアナが、他ならぬ主治医こそ怪人だと気付いて暴れ出し、スピルバンの意識をコントロールしていた電極を毟り取る。

 
 スピルバン「結晶!」

 その直後、夢の中のスピルバンの最後の「結晶」が、現実世界のスピルバンの口から、雄叫びとなって迸る。

 それと同時に夢の中のスピルバンも空中で結晶、信夫の体を抱いて脱出し、ぎりぎりで電話ボックスとの心中を免れる。

 こうなればもう書くことはない。現実世界に戻ったスピルバンが、ブロッカーを撃破して事件解決となる。

 ラスト、スピルバンとダイアナが、現実世界の信夫の姿を探していると、

 
 信夫「スピルバン!」

 信夫が柱の陰からひょっこり顔を出し、照れ臭そうに笑いかけてくる。

 ちなみにこの女の子みたいな子役の顔、どっかで見たことあるなぁと思ったら、

 
 「ギャバン」にもゲスト出演している森田理恵さんに似てるのだった。

 以上、アクション比率が異様に高いエピソードであったが、「ギャバン」や「シャイダー」などの同じ趣向の話と比べると、個々の場面展開が地味で意外性がなく、登場する敵もバリエーションに乏しく、何より、肝心のブロッカーの人間態に魅力がないので、いまひとつ盛り上がりに欠ける作品になってしまった。

 リッキーたちに七変化させるとか、何かしら隠し味が欲しかったところだ。

 しかし、まぁ、撮ってる方は大変だっただろうなぁとは思う。
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コメント

インパクトに欠ける

どうも今回もインパクトに欠ける作品でしたね😅シャイダーの33話の方が最初にやったせいかどうにも二番煎じの印象が否めないですね。最初の水着ギャルのお尻が唯一の救いでは物足りないと思うのですがね😥

カミタマン

信夫役は、カミタマンと教師びんびん物語のレギュラーで女性に人気のあった岩瀬威志さんですね。父親役の石井喧一さんが下品なキャラで強烈でした。

凝った回でした。

使いまわしとのことで不評みたいですが、個人的にはそそられる回でした。
時代を感じさせるゲームや益岡徹さん、ヘビィな役ですね。子ども目線なら面白い回だと思わせます。

結晶をなかなか言えないもどかしさが文面からも伝わってきます。
ワーラー軍団、特殊空間への誘い、発想としては面白いです。ただ、確かに寝言でも言えそうですね。

三大幹部がスピルバンの前に現れたのは興奮しますね。

リッキーの二の腕が半端なく凄い!

>その途端、スピルバン同様、メガシャキッと目が覚める管理人であった。おはようございます!

おはようございます!確かに目の瞳孔が大きくなり、目がシャッキとなりました(笑)

Re: インパクトに欠ける

ゲームの中に入り込むと言う設定も、最初だけでしたからね。

Re: カミタマン

> 信夫役は、カミタマンと教師びんびん物語のレギュラーで女性に人気のあった岩瀬威志さんですね。

そうなんですか。カミタマン、見たいなぁ。

Re: 凝った回でした。

> リッキーの二の腕が半端なく凄い!

さすがボディビルダーですよね。

> おはようございます!確かに目の瞳孔が大きくなり、目がシャッキとなりました(笑)

ほんと、こういうのがないと、レビュー書く気になれません。

ダイアナのヒップは、非常に宜しいですな。
個人的には、今回とデスゼロー将軍に告られる回が、ベストになります。

話は変わりますが、過去のスピルバンレビューを読んでいると、オーズのヒナちゃんが気に入ったとか。
彼女は「MOVIE大戦MEGA MAX」で、自分のセンサーに掛かっております。
ポセイドンとの戦闘が終わった後に、爆発で吹っ飛ばされるシーンで短パンの隙間からと見えておりますので、機会があればご覧下さい。

Re: タイトルなし

> ダイアナのヒップは、非常に宜しいですな。

エロいですよね~

> 話は変わりますが、過去のスピルバンレビューを読んでいると、オーズのヒナちゃんが気に入ったとか。
> 彼女は「MOVIE大戦MEGA MAX」で、自分のセンサーに掛かっております。
> ポセイドンとの戦闘が終わった後に、爆発で吹っ飛ばされるシーンで短パンの隙間からと見えておりますので、機会があればご覧下さい。

貴重な情報ありがとうございます。是非チェックしたいと思います。

ダイアナメイン回にしたら・・・。

>もっと言えば、そもそも今回のストーリー、スピルバンじゃなくてダイアナを主役に据えていた方が絶対面白くなっていたと思う。

仰る通り、序盤のゲーム要素も取り払った上で、ダイアナメインのお話にしても十分楽しめる物になっていたとも思われます。例えば・・・・

夜、就寝中の信夫くんの元にヘビィのメイクをした益岡さんが登場し、不吉な予言をし、更にそれを防ぐ事が出来るのはダイアナだけだとの予言をします!
それ以後、信夫くんの身の回りにはいくつもの危機が起こり(全てキンクロンたちの仕業!)助命を求める信夫くんの訴えに応じて、ダイアナが信夫くんをマイカーの助手席に同乗させ出撃していきます!!
「子供の訴えは無視出来ないダイアナの性分を利用して撃滅し、スピルバン坊やに苦痛を与えようとは、あなたたちも上手く考えた物ですね♪」
とリッキーたちの計画にご満悦なパンドラ!その頃車でキンクロンバイク隊の攻撃や地雷を辛うじてかわしてダイアナと信夫くんがやって来たのは霧の中にある西洋風の古城!誘われるままに城内に入ると城主として玉座に座っている益岡さんが!!それを見て
「ダイアナさんっ、この人だよ!僕の夢の中に出て来たのはっ(恐)!!」
とダイアナのの後ろに隠れる信夫くん。
「ようこそ、ダイアナ嬢!これよりあなたの歓迎会を行わせてもらいますよ♪」
との益岡さんの言葉と同時に始まる
「おねえさ~ん、僕らと踊ろうよ~♪」
等と言いながら現れる人形頭たち等による数々の幻影攻撃!しかしダイアナはかっこかわいく超豪快立ち回りでそれらを悉く突っぱねて行きます!!そして
「さあっ、仮装パーティーはこのくらいでお開きにしたら如何っ!!!」
と敢然と言い放つダイアナに対し、それに肝をいやした益岡さんが戦闘機械人としての正体を現すと同時に真打登場とばかり援護にやって来るスピルバン!と、こんなお話にしても良かったかとも思います。~以上「キューティーハニー」の「霧にむせぶ幻の城」と言うお話も加味させていただきました(笑)。

Re: ダイアナメイン回にしたら・・・。

いつもながら素晴らしい想像力ですね。

益岡さんのキャラは、現実世界より悪夢だけに出た方が効果的だったかもしれませんね。

キーパーソンはヘレン

>メタルヒーローのボイス変身システムはとてもカッコイイが、
>このように連呼すると、たちまちカッコ悪くなる
かつて戦友ヘレンを殺され怒号の変身を果たすシャリバンを演じた渡さんの心境いかに?

最初にある程度、完成された正統派・王道の主人公を出した後に
変化をつけるため欠点、未熟さを内包した主人公を出すのはシリーズではままある。
ただ、そこをカバーする主役と個性のバランスがとれたレギュラーキャラの存在や
成長譚となる縦軸ストーリーが重要になります。
「シャイダー」はこの辺り一応、クリアできていた訳ですね。

「シャイダー」で発揮された森永さんの身体能力を考えれば、やはり姉ヘレンは変身したダイアナと
素で渡り合える女幹部として育てられスピルバンの前に一年間、立ち塞がって欲しかった。
上原先生と渡さんも当初は「あの時の『赤射』を超える!」と考えていたかもしれませんが。

Re: キーパーソンはヘレン

私も、森永さんはアニーで善玉ヒロインを極めた感じなので、今度は悪役にチャレンジしたほうが良かったと思います。

ベン博士のために心ならずも戦うとかじゃなく、ゴリッゴリの悪役に。

ヘレンの役割

他の方が仰る通りヘレン(森永さんは)最後まで悪役を貫いて欲しかったと小生も思います。せめて最後の最後で主人公(スピルバン)を庇って身代わりになるとかの工夫が欲しかったですね😅

Re: ヘレンの役割

もったいないですよね。

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