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「光戦隊マスクマン」 第25話「アキラの恋人!?」



 第25話「アキラの恋人!?」(1987年8月15日)

 冒頭、どっかのリゾート施設の広大な花壇の中で、剣術の鍛錬に励んでいるアキラ。

 一休みしてベンチに腰掛け、封筒から手紙を取り出して読み始めるが、

 
 花壇の中から、ハルカとモモコが何か悪いこと企んでるような顔で立ち上がり、

 
 こっそりアキラの背後に回り込むと、いかにも楽しそうに覗き込む。

 モモコ「何読んでんの?」
 アキラ「あっ、なんでもないよ」
 ハルカ「うそっ、ラブレターでしょ」

 
 アキラ「違うよ!」
 モモコ「にゅうんっ! ムキになっちゃって変よ」

 悪戯っぽい笑みを浮かべてアキラに詰め寄るモモコが、なんか、中学生の弟をからかってる大学生のお姉さんみたいでめっちゃ色っぽいのである。

 アキラはなんとか手紙を死守すると、その場から逃げ出す。

 
 ハルカ「心配だわ、あの年で恋人なんか出来ちゃったりして、お熱になったりしたら」
 モモコ「アキラにラブレターなんて一体どんな子かしらねえ」

 二人はアキラの読んでいた手紙をラブレターだと決め付け、勝手に想像をたくましゅうする。

 
 ハルカ「うーん、南野陽子」
 モモコ「違う、違う」

 
 モモコ「浅香唯」

 
 ハルカ「小泉今日子」
 モモコ「えーええっ?」

 ここで、二人がそれぞれどんなタイプの女性か言い合い、いちいち実在のアイドルの顔がハートマークの中に表示されるのが、この手のドラマに限らず、ドラマ全般の中でも実に珍しい演出。

 三人中二人までが「スケバン刑事」なのは、やっぱり同じ東映作品だからだろうか。

 あと、「スケバン刑事2」で実際に南野陽子と共演したことのあるモモコが「違う違う」とその顔を払い消しているのが楽屋落ちっぽくて楽しい。

 ま、スタッフも別にそこまで深く考えてる訳ではなく、当時の代表的な人気アイドルを並べてみただけなのかもしれないが。

 一方、リゾート施設(テーマパーク?)の近くにある東亜武道館と言う道場では、おりしも、「東洋武術世界一決定戦」と言う、男子のボンクラ魂をむやみに掻き立ててやまない催しが行われようとしていた。

 
 フーミン「真剣勝負に勝ってこそ、真の勇者です」

 だが、アナウンスをしつつ、受付の仕事をしている女性は、紛れもなく、「地底帝国の浅香唯」と呼ばれている(註・呼ばれてへん、呼ばれてへん)フーミンであり、この大会の裏にチューブが存在しているのは明らかだった。

 アキラ、半ば無意識的に他の腕に覚えのありそうな武道家たちの列に並び、それがフーミンとは全く気付かず、彼女から参加申込書を受け取る。

 
 アキラ「チャンピオンには黄金のトロフィーと、ペアで世界一周旅行……すげえや、これだっ!」

 と言う訳で、早速チューブ主催の武術大会の幕が切って落とされるが、よくあるカンフー映画のように、主催者の前で一対一で戦う……と言うトーナメント形式ではなく、まず、参加者全員が武器を持って森の中に入り、適当な相手を見付けてひたすら戦うと言う、バトルロイヤルっぽい雑なシステムであった。

 
 アキラ、最初の相手は、JACの関根大学さん演じる棍棒使いの男。

 序盤で自分の棒を折られ、苦戦するアキラだったが、

 
 振り下ろされた棒を足で受け止めると、折れた棒でその額を一撃して、なんとか勝利する。

 そして、その一部始終は、ゼーバの玉座の間のモニターに映し出されていた。

 アナグマス「勝ち進めば進むほど、アキラは精も根も使い果たします」
 イガム「そこを地帝獣ヘンゲドグラーで倒そうと言うのです」
 ゼーバ「面白い趣向だ、とくと見せてもらおう」

 今回は、アキラを武術大会に参加させ、勝ち進んで疲労困憊したところを一気に倒そうと言う、「悪の組織」らしい小汚い作戦であった。

 しかし、これでアキラが素通りしていたら、この企画を実現させるのに費やした経費をどうやって落とそうかとイガムとフーミンが額を寄せ合って相談している「絵」が浮かび、思わず吹いてしまった管理人である。

 ま、実際、アキラが必ず参加する保証はないのだから、どうしてもアキラが参加せずにはいられない理由を設定していたら、なお良かったと思う。

 それはさておき、荒風砂丘(毎度お馴染み、中田島砂丘)に場所を移し、第二ラウンドが行われる。

 アキラ、何故か、兄弟コンビ(反則なのでは?)と戦うことになり、

 
 チェーンの両端に飛刀のようなものをつけた武器に苦しめられるが、

 
 ここでも、ジャッキー・チェンばりのアクションを見せて、なんとか勝ち残る。

 どうでもいいが、是非、これと同じアクションを、ミニスカを着用したモモコに演じて欲しいと思った次第である。

 他意はない。

 純粋なスケベ心からである。

 
 アキラ「負けるもんか、次行ってみようーっ!」

 拳を突き上げ、長介っぽい台詞を言いながら、次の戦場へ向かうアキラ。

 だが、その際、例の手紙の入った封筒を落としてしまう。

 同じ頃、タケルたち4人も、第一会場の森の入り口に姿を見せる。

 ハルカ「ガールフレンドとペアで世界一周行く気らしいのよ」
 ケンタ「まぁさかぁ」
 モモコ「だから心配して追いかけてきたんじゃない」

 敗退してすごすご引き揚げていく出場者たちと擦れ違いながら、森の中へ踏み入る4人。

 しかし、今までの流れを見る限り、アキラは申込書を受け取ってすぐ大会に参加しているようにしか見えず、アキラとは別行動を取っていたハルカたちがそんなことまで知っていると言うのは、ちょっと変である。

 アキラがわざわざ武術大会に出場するなどと、ハルカたちに連絡するとも思えないし。

 それはさておき、見張りをしていたオヨブーがタケルたちの存在に気付くが、向こうはまだ何も気付いていないのに、こちらから戦闘員たちを差し向けたのは、やらずもがなのちょっかいであった。

 4人はその攻撃を掻い潜り、第二会場の砂丘に入り込むが、そこでハルカが偶然、砂の中に埋もれていたあの手紙を発見する。

 
 「通信の秘密」と言う観念のないモモコとハルカは、何の躊躇もなくその手紙を音読し始める。

 ハルカ「アキラ、元気ですか、夏休みには会えると思っていたのに残念です……」

 
 ハルカ「神経痛に効く温泉へ連れてってくれると言うから、楽しみにしていたのよ」
 タケル「神経痛だってえ?」

 だが、少し読んだだけで、ハルカたちは自分たちの勘違いに気付く。

 タケル「おい、お袋さんからの手紙じゃないか、どこがラブレターなんだよ」
 ハルカ「……母より」

 末尾にしっかり「母より」と書いてあるのを見て、

 
 モモコ「ハルカ!」

 
 モモコ「あしゃしゃしゃしゃー」

 口をあんぐり開けてハルカと顔を見合わせてから、左手で小鬢を掻きながらおどけた声を発するモモコが可愛いのである!

 モモコの魅力は、美形なのに表情豊かと言う点にあるんだと、改めて気付かされた管理人であった。

 それはそれとして、手紙の続きを読むハルカ。

 それによると、田舎に暮らしているアキラの母親は、アキラが東京で何の仕事をしているのか全く知らないようで、アキラのことを強く案じているようだった。

 
 同じ頃、アキラは第三会場の伊豆シャボテン公園で、槍を持った壮年の男性と激しく斬り結んでいた。

 演じるのは、レッドマスクの中の人、新堀和男さんである。

 アキラが血と汗にまみれながら、なんとかその男を倒している頃、

 
 ハルカ「そうなの、アキラはお母さんに世界一周旅行をプレゼントしたかったんだわ」
 モモコ「親孝行な子だったのね」

 対照的にタケルたちは、砂丘の上に腰を下ろし、心地よい微風を受けながら、しんみりした気分を味わっていた。

 と、そこへ、姿長官から連絡が入り、武術大会の主催者の正体がはっきりしないと、警戒を促してくる。

 タケル「アキラをおびき寄せるための罠では? 行くぞ!」

 にわかにアキラの身が心配になった4人は、砂丘の中を全速力で駆け抜ける。

 いや、マスキングブレスで連絡すれば良いのでは?

 
 だが、既にアキラは砂丘を出て、沖合いに浮かぶ変化島と言う小島に上陸し、最後の相手と激闘を繰り広げていた。

 
 ちなみに最後の相手を演じるのは、オオトリにふさわしく、JACの若頭、高橋利道さんである。

 
 さて、戦いの中、高橋さんが、切っ先がコラのように太くなった曲刀を振り上げると、何故か、その刀身が青白い光に包まれ、

 
 まるで「ギャバンダイナミック」や「シャリバンクラッシュ」のように勢い良く振り下ろす。

 アキラは間一髪で横へ飛んで無事だったが、

 
 男は、アキラの背後にあった巨大な岩を真っ二つに断ち割ってしまう。

 これは、ちょっと分かりにくいのだが、今回の怪人キメンドグラーの超能力による変化なのである。

 もっとも、この武術家はチューブとは関係のない、ただのおっちゃんなので、自分で自分のやったことに戸惑っていた。

 その後も、相手の膂力に押され気味のアキラだったが、その脳裏に東京へ向けて出発するアキラを見送ってくれた母親の姿が浮かび上がるや、体の奥底から沸々と新たな力が湧き上がる。

 
 アキラ「母さん、負けるもんか……これに勝てば、これに勝てば、チャンピオンなんだ!」

 
 と、ここで、水着に着替えて海を泳いで渡ってきたタケルたちが漸く駆けつけ、アキラに自重を促すが、真剣勝負をしているアキラの耳には届かない。

 ほとんど必然性がない(わざわざ泳がなくても、メカで行けばすぐだから)水着姿だが、せっかくモモコが水着を披露してくれたと言うのに、これがおよそ色気のかけらもないスポーティーなワンピースなのが大変残念無念なのです!

 こういうところは、是非、夏場の「バトルフィーバーJ」を手本にして欲しかったですね。

 
 アキラ「母さん、見ててくれ!」
 男「にゃーっ!」

 互いに雄叫びを上げながら空高く舞い上がり、空中で鋭く交錯する両雄。

 ……どうでもいいけど、審判がいないのに、どうやって勝敗を決めているんでしょう?

 

 
 着地し、剣を構えたまま、しばし立ち尽くす二人だったが、手数の多かったアキラが勝り、高橋さんはその場に崩れ落ちる。

 アキラも一旦膝を突くが、目をキラキラ輝かせながら再び立ち上がると、

 
 アキラ「勝った。やったぞ、母さん、やったぞーっ! 世界一だーっ!」
 タケル「いや、東洋一だろ……」

 どさくさ紛れに勝手に世界一を名乗るアキラを冷静にたしなめるタケルであったが、嘘である。

 タケル「アキラ、これはお前をおびき寄せるための大会なんだ」
 アキラ「ええっ」

 
 モモコ「世界一周旅行なんて嘘なのよ」
 ハルカ「お母さんに親孝行したいと言うあなたの気持ち、かなえられないの」
 アキラ「……」

 そう言われて、アキラにも思い当たることがあった。さっきのレーザーブレードと言い、自分や相手の持っている武器が、時折奇妙な現象や動きを見せることがあったのだ。

 タケルたちは急いでその島から脱出しようとするが、

 
 バラバ「マスクマン、この島から生きて帰れると思っているのか?」

 バラバ、キメンドグラー、フーミン、オヨブーたちがあらわれる。

 はい、モモコさんのキュートなお尻、しっかり頂きました!

 

 
 タケル「バラバ!」

 ……

 いやぁ、いいですね、モモコさんのいかにも引き締まった感じのヒップとデリケートゾーン!

 もうちょっと食い込みの角度がきわどかったら、言うことなかったんですが。

 
 フーミン「大会で力を出し尽くしたお前は」

 パッと見、浅香唯にしか見えない(眼科行け)フーミン、そう言うと、

 
 フーミン「最早敵ではない!」

 いつもの衣装にコスチュームチェンジ。

 
 アキラ「バラバ! そしてみんなも聞いてくれ」

 
 ここでアキラが前に出て、自分の気持ちを敵味方に向かって滔々と語り出すのだが、管理人の注意はすべて後ろに立っているモモコの股間に奪われていたので、アキラの話の内容がまったく入ってきません。

 えーっと、たしか、世界一周旅行が目的で参加したのではなく、母親に、自分が武術家として頑張ってることを伝えたかったとか、まぁ、そんな話だったと思います。

 仲間たちはアキラの純な気持ちにウルウルするが、バカを見たのは攻撃もせず真面目に聞いていたバラバさんたちであった。

 で、ラス殺陣となるのだが、開始早々、モモコたちがマスクマンに変身してしまったので、管理人の興味は一気に急降下。

 ああ、なんで水着のモモコにアクションさせようと言うアイディアが思い浮かばないのか?

 まぁ、下が岩場だから、裸足でアクションさせるのは危険だと判断したのだろうが、もったいない。

 かわりに、アキラはかなり長い時間、生身の体で戦い続ける。

 
 俳優さん本人の周りで激しい爆発が起きると言う、迫力のシーンもある。

 この後、アキラも変身し、ショットボンバーでキメンドグラーを倒し、巨大ロボットバトルも制して一件落着となる。

 以上、捻りはないが、アキラの渾身のアクションと、モモコの水着姿が売りの力作であった。
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コメント

見たいかも?

作戦としては甘いと言わざるを得ませんね。どうせなら集団で襲うとか遠くから狙撃するとかしてもいいのに。
それにしても男衆も結構引き締まった体していますね。やはりこの頃はアクションの出来る俳優を選んでいたのですかね。あとモモコのアクションは見てみたい気もします。立花レイを見習ってほしいものです。

Re: 見たいかも?

> あとモモコのアクションは見てみたい気もします。立花レイを見習ってほしいものです。

ま、アクションするときはちゃんとしてますけどね。

ブルーのおっかさん

もしブルーのおっかさん(キャスト的には楠トシ江さん等)が本当に上京してくるなんてお話も面白かったかもしれませんね!
しかし何か心配そうなブルー。レッドたちが訳を訊いてみると
「お袋ったら、俺に許嫁がいるって思い込んじゃってんだよ。ま、俺が手紙でそう書いちゃったんだけどさ・・・。それでさ・・・、モモコ・・・、お袋が帰るまででいいからさ・・・、俺の許嫁に・・・、なってくんないかな・・・。」
との事!!案の定他の四人、特にイエローの反応は
「駄目に決まってるじゃないのっ!何でモモコがアキラのっ(怒)!!!」」
となりますが、意外な事にピンクの反応は
「面白そうじゃないの!いいわよアキラっ♪」
となります!!更にピンクは
「いいじゃないの。別に本当の許嫁にならなきゃいけない訳じゃないし。それに私一度許嫁気分ってのも味わってみたかったのよ!!」
と言うのですっかり
「~♪」
になってしまうブルー!!しかしそうなると面白くないのはイエロー!!
「何でモモコなのよーーーっ!私だっているじゃないのーーーーー(怒)!!!」
と二人の間に入って訴えるも
「君じゃ駄目なんだよ。」
とブルーに冷然と押し退けられてられてしまうイエロー(笑)!!
その後、状況して来たおっかさんの前でアツアツぶりを見せていた(=演じていた)ブルーとピンクでしたが、その隙をチューブに突かれ誘拐されてしまうおっかさん!
「母上を返して欲しければお前一人で来るんだ!!」
とのフーミンの言葉にその通り一人で出撃して行くブルー!!おっかさんを人質に取られてキメンドグラーに一方的にやり込められるブルーでしたが
「くそーーーっ、よくも家の息子をっ!!」
と何と戦闘員たちに反撃を開始するおっかさん!!
「私はねっ、若い頃田舎じゃ女三四郎って呼ばれとったんじゃーーーーいっ(怒)!!!」
と言いながらなおも戦闘員たちを超豪快に投げ飛ばして行き、それが元となりブルーを含むマスクマンも捲土重来の反撃に出ます!!そしてキメンドグラー撃滅後、東京駅若しくは上野駅のホームでレッドに
「お強い方なんですね♪」
等と言われ思わず赤面しながらも帰郷して行くおっかさん!そして列車を見送りながらピンクに
「なあ、モモコ!いっそ本当の許嫁になってくれないかな♪」
と言ったために今度は
「ふざけんなっ(怒)!!!」
と空手技を喰らってしまうブルー!
~後半は「サンバルカン」のパンサーのお父ちゃん(小林亜星さん)登場回も加味させていただきました(笑)。~

Re: ブルーのおっかさん

大長編妄想コメントありがとうございます。

昔のホームドラマなどでは定番のプロットですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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