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「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話



 いよいよライダーマンが登場し、最終コーナーに突入のV3。しかし、始めた時はこんなに時間がかかるとは思っても見なかった。

 第43話「敵か味方か? 謎のライダーマン」

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 冒頭、魔法陣のデザインのテーブルに座っているカニ道楽元帥じゃなくて、ヨロイ元帥と、分かりづらいが黒い頭巾をかぶった5人の大幹部。彼らの評議によって、デストロンの科学者・結城丈二に対する死刑判決が下される。

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 結城丈二(山口暁)は、別にデストロンに誘拐されて無理矢理研究をさせられていると言うような感じではなく、普通にデストロンに就職しているような人。デストロイヤーみたいな覆面をかぶった部下たちも、彼のことを無実だと庇う。

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 硫酸のプールの上に、逆さ吊りにされる結城丈二。身に覚えの無い処罰に潔白を訴える結城に対し、ヨロイ元帥は「いずれお前が出世したらワシの地位が危なくなるから濡れ衣を着せて殺しちゃうの」と、その真意を明かす。

 なんと言う小さい人間だ。
 こんなのが大幹部なのだから、デストロンの未来は暗い。

 無残にも、結城の右腕が硫酸で溶ける。だが、部下たちが乱入して彼を救い出す。

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 彼らはこういう水道施設の奥深くに身を潜めつつ、兼ねて結城が研究していたアタッチメントを彼の失われた右腕に装着する手術を行う。

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 手術は成功したが、その看病をする人間が必要だと、部下のひとり片桐の妹が看護婦をしているというので、呼び出される。しかし彼らが妹に連絡するのを予想していたデストロンの網に掛かり襲われるが、V3に助けられる。

 だが、彼らの潜伏先が怪人カマクビガメによって発見され、結城と片桐の妹以外、全員殺されてしまう。

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 結城はライダーマンに変身する。見てのとおり、中途半端な改造人間である。
 状況に応じて右腕のアタッチメントを取り替えて戦うのだ。

 ライダーマンは、仲間の復讐の為にデストロンのアジトへ突入するが、ヨロイ元帥と怪人が待ち構えており、窮地に陥る。

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 彼を救うべくアジトへ向かうV3を映しつつ、「つづく」のだ。

 第44話「V3対ライダーマン」

 ライダーマンは、急行したV3によって助けられるが、復讐の念に凝り固まっているライダーマンは、あくまで自分ひとりで戦おうとする。彼の場合、デストロンへの怒りと言うより、彼を陥れたヨロイ元帥個人に対する恨みの方が優っているようだ。

 たとえば、敵を前にして、V3はライダーマンを突き飛ばして「ここは俺に任せて逃げろ」と言う。

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 が、突き飛ばされたライダーマンは背後からロープアームでV3の足を(文字通り)引っ張って邪魔をする。

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 ライダーマン「待て! ヨロイ元帥は俺の力で倒す!」

 雄々しく宣言するライダーマン。

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 もっとも今戦ってるのは、怪人カマクビガメなんだけどね……。

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 V3とライダーマンが怪人をほったらかして主導権争いをしている隙に、カマクビガメが首を伸ばして襲い掛かる。

 なんかヒワイだ。

 で、いろいろあって、前回も登場した片桐の妹がデストロンに誘拐される。

 彼女を助けようと先を争ってアジトへ向かうV3とライダーマン。

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 ちなみにライダーマンは、

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 こんな感じで変身する。

 ナレーション「結城丈二はこのマスクを付けることによってライダーマンとなり、手術した腕が連(電?)動し、アタッチメントを操ることが出来るのである」

 アジトの前まで来て、殴り合いを始める困ったふたりだが、ぐだぐだになりつつ、片桐の妹を助け出し、怪人を倒す。

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 普通は、健闘を讃えるV3の握手に応じるところだろうが、ライダーマンはその腕を払うと、ひとりで歩き出すのだった。

 この、正義の心と、デストロンへの忠誠心との狭間で苦悩するのが、ライダーマンのキャラクターに独特の深みを加え、終盤のストーリーの盛り上がりに寄与している。



 そういや純子さん(小野ひずる)が出なかったな。

 クレジットには名前があったが、スケジュールの都合かな。


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コメント

この前後篇は何回観ても面白いですね。
なんといってもヨロイ元帥が憎々しいのがいいです。
ライダーマンもデザイン、変身やアタッチメントの描写など「良く出来てるな」と感心します。
結城はヨロイ元帥への復讐心だけに憑りつかれているのを考えると、彼の行動にも納得がいきます。

2009年の映画「オールライダー対大ショッカー」でGACKT演じる「別人の」結城丈二が出ましたが、噴飯ものでした。


Re[1]:「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話(09/14)  

影の王子様
>この前後篇は何回観ても面白いですね。
>なんといってもヨロイ元帥が憎々しいのがいいです。

ヨロイ元帥、振り返るとかなり情けない大幹部でしたが、キャラはとても立ってましたね。

電人ザボーガー  

「電人ザボーガー」の第1話(だけ)がTVで放送され、観ました
(1974年4月放送なので「V3」の直後の作品です)。
山口暁氏演じる大門明(警視庁の秘密刑事)が無茶苦茶カッコ良く、何度も観ました。
苦悩する結城と違い、父の敵Σ団の壊滅だけが目的の大門がとにかく強いです。
山口暁氏のカッコ良さに惚れ惚れしてしまいました。
レンタルでは視聴できないのが辛い(泣)・・・

Re:電人ザボーガー(09/14)  

影の王子様
だいぶ前にホームドラマチャンネルか何かで放送されましたが、ちょっとだけ見てあんまり面白くなかったので結局見ませんでした。

惜しいことをしたと悔やんでます。

ヨロイげんすぃっ‼  

大門“明”じゃなくて、“豊”です。

Re:「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話(09/14)  

ヨロイ元帥は仮面ライダーシリーズでも最低の部類の大幹部(首領がいるので扱いは中間管理職ですが)に入るのではないでしょうか?
山口暁さんイケてますね〜主役の宮内さんを喰ってしまう感じがしたのは、わたしだけでしょうか?

Re[1]:「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話(09/14)  

ふて猫様
>山口暁さんイケてますね〜主役の宮内さんを喰ってしまう感じがしたのは、わたしだけでしょうか?

W主役と言う感じで豪華ですね。

Re:「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話(09/14)  

濡れ衣を着せて暗殺を企むヨロイ元帥の裁量の低さに爆笑ですね😅何故敵がもう一人増えるという事に気が付かないのでしょうか?

Re[1]:「仮面ライダーV3」を21世紀の今だからこそ楽しむ 第43話・第44話(09/14)  

ふて猫様
>濡れ衣を着せて暗殺を企むヨロイ元帥の裁量の低さに爆笑ですね

デストロンの幹部は、話が進むに連れてせこさが増しますね。

ライダーマン リブート  

もし今後、ライダーマンのリブート企画が出るとしたら
力が無い分、頭脳を駆使して怪人を罠に掛け惨殺する
V3とヨロイ元帥の相討ちを画策する
とか、ニヒルでクールでダークなライダーマンが観たいです!

Re:ライダーマン リブート(09/14)  

影の王子様

ライダーマンのリブートがあるとしたら、やっぱりV3と一緒に、と言うことになるんでしょうね。

右腕を失った人物はアギトの登場人物にも

アギトに登場するアナザーアギトの変身者である木野薫も結城丈二と同様に右腕を失っており、結城の場合は仲間が作った右腕型のアタッチメントを装着、木野さんの場合は山で遭難死した弟から移植しました。管理人さんが以前察した通りにアギトもV3を踏襲している所があります。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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