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「仮面ライダー」 第97話「本郷猛 変身不可能!!」



 第97話「本郷猛 変身不可能!!」(1973年2月3日)

 いよいよ最終エピソードの始まりである。

 2年近く続いてきたレジェンド番組のゴールが目前に迫ってきたと同時に、4年以上の歳月を費やしてコツコツ1話からレビューを積み重ねてきた自身の旅も漸く終わりが近付いてきて、早くも胸に熱いものが込み上げてくるのを抑え切れない管理人であったが、感傷に耽るのは98話を書き上げてからにしよう。

 さて冒頭、小鳥の囀る山間のドライブウェイを、アベックを乗せた車が軽快に走っている。

 
 男「随分道が空いてるな、この分だと夕方までには東京に着けるぞ」

 どうやら、泊りがけで他県に遊びに行って、これから東京に帰る途中らしい。

 女の子を演じるのは、シラキュラスの回で、血を吸われてショッカーの手先となり、怪人顔負けの活躍を見せていた松尾悦子さんである。

 役名がないので、便宜上、彼女のことは悦子と呼ぶことにする。

 ピンク色のほっぺたが、実に可愛らしい。

 
 悦子「とっても楽しかったわ」

 たぶん、前夜、ホテルで激しく愛し合ったのだろう、うっとりした目付きで彼氏にもたれかかる悦子。

 男「はは、あんまり調子に乗ると、車から放り出すぞ」
 悦子「すいません……」

 嘘はさておき、道が二手に分かれているところまで来ると、右側の道に工事中の看板が立てられ、隣の迂回路を通るよう、指示が書いてあった。

 男「チッ、せっかく順調だったのになぁ」
 悦子「ううん、こんな山奥でも工事中なのね」

 二人はぶつくさ言いながら、左側の道へ進むが、無論、それはゲルショッカーが獲物を誘い込む為の偽の看板であり、

 
 車が行った後、近くに潜んでいた戦闘員が「はい、撤収ーっ」と意う感じで、テキパキと看板を片付けるのだった。

 元々交通量も少ないのだから、そのままにして行っても構わないと思うのだが、彼らはそうしなかった。

 何故なら、後から来た車に迷惑が掛かるからである!

 割りと、良識のある「悪の組織」であった。

 それにしても、わざわざ上京して、厳しいトレーニングを受け、ゲルパー液まで飲んでゲルショッカーに就職したと言うのに、こんなトホホな仕事してると知ったら、田舎の両親が泣くぞ。

 一方、迂回路を取った悦子たちだが、しばらく進むとその路上にも工事用のA型バリケードが並んでいて、通行できなくなっていた。

 管理人、ちょっとドキッとしたのだが、

 
 彼氏に続いて車から降りたエッちゃんは、真っ赤なセーター、ミニのプリーツスカートに白のハイソックス、真っ赤なメリージェーンパンプスと言う、少女趣味で固めたコーディネートであった。

 いや、別に似合ってないとは言わないけど、シラキュラスの回では大人っぽい看護婦さん役だったので、そのギャップに足を掬われたような気持ちになったのだ。

 
 男「おかしいな」

 でも、こうして見ると、エッちゃんのフトモモもなかなか美味しそうで、スタイルも当時としては悪くない。

 色々あって、案の定、ゲルショッカー最後の怪人、ヒルカメレオンに襲われる二人。

 
 ヒル「貴様の血がゲルショッカーの怪人を蘇らせるのだっ」
 男「逃げるんだ!」

 彼氏は勇敢にも怪人にぶつかって行き、二人が相撲を取っている間に、エッちゃんはその脇を潜り抜けて逃げ出す。

 役名すらないのが不憫だが、今までショッカー、ゲルショッカーの犠牲になってきたたくさんのアベックの(片割れの)中で、身を挺して恋人を救ったこの男性が一番カッコイイと思う。

 95話の上野隊員なんか、自分は助かって恋人を無残に死なせているのだから、雲泥の差である。

 彼氏は、血を吸われてあえなく死亡するが、

 
 エッちゃんは、足をよろめかせながら何とか広い道へ出て、疲労と安堵のあまり、その場にうずくまる。

 そして、ちょうどそこへ通りがかったのが、パトロール中の少年ライダー隊員たちであった。

 ちなみに、左端のライダー隊員は、倒れた時にエッちゃんのパンツが見えたのではないだろうか。

 ワシもエッちゃんのパンツが見たかった……

 男の子「お姉さんどうしたの?」
 女の子「だいじょうぶですかー」
 悦子「ああー、助けて、おそ、恐ろしい化け物が……ゲルショッカーと言って」
 男の子「えっ、ゲルショッカー?」

 悦子の話を聞いた隊員は、即座にペンダントで本部に連絡する。

 そう言えば、いつの間にか伝書鳩が使われなくなったな……無用になった鳩が、焼き鳥屋にでも売り払われていないことを祈りたい。

 
 ゲルショッカーのアジトでは、ヒルカメレオンの吸い取った新鮮な血液と電気ショックにより、記念すべき最初の怪人ガニコウモルの再生手術が行われていた。

 ヒル「ガニコウモル、起きろ」
 ガニ「ぐえーっ!」

 
 ヒル「次々と怪人を蘇らせ、ゲルショッカーの大攻勢の準備をするのだ」
 ガニ「ぐえーっ!」

 寝起きなのに、テンションの高いガニやんであったが、

 ヒル「だがその前にどうしてもやっておきたいことがある、散々苦い思いをさせられた仮面ライダーをこの手で必ず倒す!」
 ガニ(って、まだライダー倒せてないのかよ……)

 ひょっとして、自分が死んでる間に世界征服しちゃってるかなーと思ったガニやんだったが、世界征服どころか、ライダー打倒すら果たせていないと知り、世の中そんなに甘くはないことを思い知らされるのだった。

 さて、知らせを受けた滝と猛は、早速現場に急行し、浜名湖そっくりの湖を隔てた山頂にある、円柱形の展望台のようなゲルショッカーのアジトを発見する。

 どうせなら、二人がエッちゃんから事情を聞くシーンが欲しかったところだが、残念ながらエッちゃんの出番はさっきでおしまいなのである。

 
 で、対岸から山頂に向けて、親切にも「かんざんじロープウェー」そっくりのロープウェーが往復しており、

 
 二人は、ゴンドラの上にちょこんと乗って山頂へ運ばれて行く。

 僅かな運賃をケチッて、命懸けの方法でタダ乗りしようと言う、男らしいのか、男らしくないのか、良く分からない人たちであった。

 ……嘘である。

 ゲルショッカーの目を掠めてアジトに侵入する為である。

 これは俳優本人が演じているのだが、さすがにちゃんと命綱を付けていると思われる。

 

 
 猛「えいやっ」

 さらに、駅に近付いたところで、そこから飛び降りる(真似をする)という、見ているこっちの股間がキュッとなるようなスタントを披露する二人。

 もっとも、「V3」の煙突ショットに比べればどうってことのないように見えてしまうのだが、こちらは俳優さん本人が演じているのだから、十分凄いと言えるだろう。

 二人はそのまま見張りの戦闘員に飛び掛り、彼らの制服を奪って戦闘員に成り済まし、簡単にブラック将軍の部屋まで到達する。

 だが、

 
 猛「将軍、大変です、アジトの近くに本郷のマシンが……」
 ブラック将軍「ふふふふふ、そしてマシンに乗った本郷猛と滝和也はここにいる」
 猛「いや、もうバイクからは降りてるんですが……」
 ブラック将軍「おだまり!」

 途中から嘘だが、案の定、それは猛たちをおびき寄せる為の罠で、

 
 滝「知っていたのか、ブラック将軍!」
 ガニ「あいにくだったなブラック将軍でなくて」
 猛「ガニコウモル!」
 滝「ゲルショッカーめ、怪人を蘇らせたのか」
 ガニ「このアジトは単なるゲルショッカーの前線基地だ」

 おまけに、そこにいたのはブラック将軍ではなくガニコウモルであった。

 今回、ある理由から、丹羽さんはこのシーンの後ろ姿と声だけ演じておられる。

 もっとも、罠と言っても、彼らをそこに誘い込んだだけで、何の手立ても講じられておらず、屋内、ついで屋外で、芸のないどつき合いが繰り広げられることになる。

 
 ガニ「本郷、俺の手にかかれい!」
 猛「バカな、ブラック将軍の本当のアジトを白状させてやる!」

 改めて見ると、藤岡さんって二枚目だよね。今更言うことでもないが。

 
 猛、仮面ライダーに変身すると、滑らかなカープを描いて湖を横切る道路をバックに、かつての宿敵、今やただのザコとなったガニコウモルと激しく戦う。

 管理人、恥ずかしながら、後ろの道路(橋)が、なんていう道路なのか分かりません。

 
 続いて、再びゴンドラの上に飛び乗り、メンテナンス作業用(?)の狭いスペースで押し合いへし合いする両雄。

 初登場時は仮面ライダーと互角に戦い、一時は相討ちかと騒がれたガニやんであったが、やはり再生怪人と言うのは弱いと決まっているのか、あるいは、ゲルショッカーとの死闘でライダーがますます強くなっていたのか、ゴンドラから投げ落とされて、あえなく爆死する。

 いや、ガニコウモル、確か空飛べるんじゃなかったっけ?

 
 滝「だいじょぶか、ライダー」
 ライダー「見りゃ分かるだろ」
 滝「……」

 じゃなくて、

 滝「だいじょぶか、ライダー」
 ライダー「無事だ、それより気になることがある」
 滝「何が?」
 ライダー「8パーセントのままなのに、なんで軽減税率って言うんだ?」
 滝「確かに気になるな」

 でもなくて、

 ライダー「ライダー隊員の報告では、ゲルショッカーの怪人はヒルカメレオンと名乗ったそうだ」
 滝「ところが、待っていたのはガニコウモル……それも簡単に倒された」

 二人はもやもやしたものを抱きつつ、一旦引き揚げるが、ヒルカメレオンはずっと彼らの近くに保護色を使って潜んでいた。

 
 姿を現すと、地面に仕掛けてあったカメラからフィルムを取り出すと、

 ヒル「仮面ライダー、その弱点をこのフィルムから必ず突き止めてやる!」

 そう、ヒルカメレオン、最初からガニコウモルを捨石にするつもりだったのである。

 しかし、そろそろ最終回だと言うのに、今更そんな初歩的なことされてもねえ……

 
 ともあれ、本当のアジトに戻り、古めかしい映写機で、白髪の不気味な博士とともに、そのフィルムを鑑賞するヒルカメレオン。

 ヒル「止めろ!」

 ヒルカメレオンが着目したのは、猛がライダーに変身する、その瞬間だった。

 ここで部屋が明るくなるのだが、

 
 引き続き、博士に青いライトが当たっているのが、ちょっとツボである。

 恐らく、ゲルショッカーでも一番優秀な科学者で、専用の照明係まで従えているのだろう。

 ヒル「奴が仮面ライダーに変身する瞬間の時間を、測定するのだ」
 戦闘員「ギッ……」

 「瞬間の時間」を計れと言われて、頭の中が真っ白になる戦闘員であったが、

 戦闘員「フィルムで12コマ、0.5秒です」

 そこはそれ、さすがゲルショッカーの誇る戦闘員、素早くその時間を弾き出すのだった。

 ヒル「我が科学陣の偉大なるD博士よ」
 D博士「その僅かな時間、奴は本郷猛でもない、仮面ライダーでもない。全く力の出せない人形と同じです」
 ヒル「ようし、その弱点を利用した攻撃方法を研究するのだっ」
 D博士「はい、ただちに」
 ヒル「よいか、明日一日で完成するのだ」
 D博士「はい……」

 一瞬、「マジかよ」と思ったD博士だったが、大人しく従うしかないのだった。

 ヒルカメレオン、すなわちブラック将軍が「偉大なる」と持ち上げているところから見て、前述の通り、彼はゲルショッカーでもトップクラスの科学者なのだろう。

 その割りに、無茶なスケジュールを押し付けるのだから、ブラック将軍も良く分からない人である。

 そもそも、なんでそんなに急ぐ必要があるのよ?

 と、折りも折り、警報ベルが鳴り響き、囚人たちが脱走したとの知らせが入る。

 CM後、なんとかアジトの外へ出た二人の囚人。

 
 東「しっかりするんだ」
 囚人「駄目だ、奴らきっと血の跡を辿って追ってきやがる。俺が追っ手を……早く逃げるんだ」

 顔の細長い囚人・東(仮名)が、顔の丸い負傷した囚人を無理に立たせようとするが、囚人はそう言って東の体を突き飛ばし、あえて敵の中に突っ込んで行き、仲間の為に時間稼ぎをしようとする。

 この丸い顔の囚人を演じているのが、「我が家」の谷田部のお父さんですね(註・違います)

 
 東「お前に犬死はさせないっ」

 そして、こっちの囚人を演じているのは、毎度お馴染み、近衛文麿の孫の東龍明(隆明)さんである。

 さすがに若い。

 考えたら、近衛文麿の孫と言うことは、皇室の血を引いてるんだよね。

 さて、悲壮な決意を固めて逃げ出した東だったが、あっさりヒルカメレオンに殺されてしまう。

 夜、猛が自宅で明かりもつけずに考え込んでいると、いきなりヒルカメレオンがあらわれる。

 ……

 前にも書いた気がするが、そんなに簡単に猛の部屋に出入りできるのなら、なんで、猛が寝ている時に襲うとか、留守の時に入り込んでエロ本を探すとか、時限爆弾を仕掛けるとかしないのだろう?

 
 ヒル「本郷、ゲルショッカーの脱走者を出せ!」
 猛「脱走者だと、せっかくだが俺のところにはおらん」

 猛はヒルカメレオンに向かって行くが、ヒルカメレオンは少し応戦すると、すぐに姿を消してしまう。

 無論、囚人が逃げ出して、それを探していると猛に思わせる為の計略であった。

 その後、ライダーに変身し、マンションの近くの公園でヒルカメレオンに追いつき、戦うが、ヒルカメレオンは再び姿を消し、代わりにあらわれたのが、さっきの東囚人であった。

 言うまでもなく、それはヒルカメレオン自身が化けたニセモノなのである。

 
 ともあれ、傷付いた東をライダー隊本部に保護し、介抱しているおやっさん、ユリたち。

 それにしても、もうそろそろガールズたちともお別れかと思うと、ちょっと寂しい。

 結局、三人ともはっきりしたパンチラは披露してくれなかったが、今となっては、チョコのミニスカ姿だけでも実に貴重に思えてくる。

 立花「ゲルショッカーめ、人間の血を利用して、怪人どもをよみがえらせようと言うのか」
 東「本郷さん、滝さん、もう大丈夫です」
 チョコ「あ、もう少し休んで行けば?」
 東「いや、こうしてる間にも捕まってる仲間の誰かが犠牲になってるんです。愚図愚図できません」

 ニセの東は、そんな殊勝なことを口にして猛たちを信用させ、二人をアジトに案内しようと申し出る。

 
 ユリ「本郷さん、頑張ってね」

 これが最後の戦いになるかもしれないと気合を入れていく二人を、珍しく総出で見送るユリたち。

 こうして見ると、チョコも最初のころと比べると、大人っぽくなったように見える。

 まぁ、終盤からの参加と言っても、もう半年経ってるんだから当然か。

 
 だが、これまた珍しいことに、二人を送り出した後、通信機に首領からの通信が入る。

 首領「少年ライダー隊の諸君、我々ゲルショッカーはいよいよ日本に対して大攻勢を掛ける。まずその前に我々の敵はすべて抹殺する。君たちもまたしかりだ」
 立花「ふざけるな、やれるものならやってみろ」

 首領に対しても臆することなく勇ましいタンカを切るおやっさんだったが、既に天井にはヒルカメレオンの放ったたくさんのヒルが張り付いており、それに噛まれたおやっさんたちはあっという間に気を失い、戦闘員によって運び出されて行く。

 そうとは知らない猛たちは、誰にも邪魔されず、アジトに通じるコンクリート製のトンネルの入り口まで辿り着く。

 普通なら、二人一緒に侵入するところだが、ストーリーの都合上、

 猛「入り口で俺を援護してくれ」
 滝「分かった、出て来る奴、一人残らず片付けてやる」

 と言う訳で、何故か滝だけその場に留まることになる。

 しかし、アジトの入り口で侵入した仲間を援護するなんて聞いたことがないので、ここは、

 猛「お前はここに残って東さんを守っていてくれ」
 滝「わかった」

 の方が妥当だったかな。

 
 とにかく、猛は一人でトンネルに入って行くのだが、黒い手袋に黒いズボンまで履いているので、青い上着だけ宙を浮いて進んでいるように見える。

 今回も何の障害もなくアジトに入り込み、苦労もなく囚人たちを発見して逃がす猛だったが、その時点で罠だと気付きましょうよー。

 ゲルショッカーもだが、猛たちも、たいがい学習能力が欠如している。

 
 滝「遅いなー」
 東「……」

 一方、入り口に残った滝に、東が背後からこっそりヒルを吸い付かせようとするが、

 
 滝「……」
 東「あっははっ……遅いですねー」

 寸前で滝が振り向いたので、慌ててヒルを隠して愛想笑いを浮かべると言う、まるっきりコントのようなシーンが展開する。

 が、その直後、あっさり滝はヒルを首筋に押し付けられてその場に崩れ落ちる。

 東は猛のところへ行き、ヒルカメレオンとしての正体を明かす。

 
 そして、猛と戦いつつ、巧みに目的の小部屋に猛を誘い込み、その中に閉じ込めることに成功する。

 ヒル「どうだ、本郷、すべては貴様をこのアジトに誘い込む罠だったのだ」

 その小部屋に隣接した部屋には、既に滝やおやっさんたちが押し込められ、ユリが手術台に乗せられていた。

 
 ヒル「見ろ」
 猛「おやっさんたちまでも……」
 ヒル「奴らの血が怪人に再び生命を与えるのだ」
 
 
 猛「ライダー……」

 ヒルカメレオンの目論見どおり、猛はその場でライダーに変身しようとする。

 ユリも含めて、ガールズと子供たちが全員眠っていたので、変身することが可能だったのである。

 ヒル「今だ!」

 待ってましたとばかり、ヒルカメレオンが叫ぶと、戦闘員がパネルのスイッチを入れ、

 
 猛「変身……うわっ」
 ヒル「ショッカー科学陣が開発した仮面ライダー阻止法、絶対零度だ」

 D博士開発の極低温ブリザード(?)が噴射され、猛の変身ベルトにまとわりつく。

 

 
 変身の真っ最中にベルトの機能を停止された猛は、ライダーと猛、交互にそれぞれの姿に変わるが、結局猛の姿のまま凍りついてしまう。

 ヒル「やったぞ、とうとう本郷猛を生け捕りにした」

 しかし、猛が最初からライダーの姿でアジトに突入していたら、一体どうするつもりだったのだろう、コイツは?

 
 それを見届けてから、ヒルカメレオンはおやっさんたちをしばいて、目を覚まさせる。

 滝「本郷!」
 立花「本郷!」
 ヨッコ「本郷さん!」
 猛「おやっさん」
 ヒル「貴様の目の前で、一人ずつ血を吸って怪人どもに移し変えてやる」
 猛「うっ、ぐぬっ」

 積年の恨みを晴らす為、ヒルカメレオンは、目の前で仲間を一人ずつ殺していくと言う、猛にとっては死ぬことよりもつらい目に遭わせようとする。

 ま、それは良いのだが、

 
 ヒル「秒読み開始だーっ!」
 ヨッコ(えっ、なんで……?)

 ストーリーを盛り上げる以外、全く意味のないカウントダウンを始めるヒルカメレオンに、心の中で的確なツッコミを入れたのは、ただひとり冷静さを失っていないヨッコだけであった。

 
 猛「ユリ、ユリ!」
 戦闘員「35、30、25……」

 嘘はさておき、5秒刻みと言う、将棋の秒読みみたいな分かりにくいカウントダウンが進む中、身動きの取れないユリの首筋に、採血用のチューブが迫る。

 
 猛(駄目だ、変身できないっ)

 変身ポーズを取ったまま、なんとも言えない情けない顔をして、心の中で呻き声を上げる猛。

 番組開始以来、最大のピンチを迎えた猛の苦悶の表情を映しつつ、最終回へ続くのであった。
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コメント

悦子さん再び

悦子さんが再び登場したのは良かったですがね😅出来れば、彼女に少年ライダー隊の本部で匿うなり治療するなりのシーンがあればください尚💮だったと思いますね😊小生もDVDで観た時に思わず“ガニコウモルって飛べるよね”言わずにはいられなかったですがね😒

文芸

タイトルが2週連続で「本郷猛○○」とか
「アベックが襲撃される」導入部のテンプレが過ぎるとか
円谷プロ文芸室の金城さんや上原先生なら「ちょ、待てよ‼」と叫びそう・・・

音楽

全98話中、「レッツゴー‼ライダーキック」のメロディが一切流れないのは今回のみ。

囚人

3話(その他)に登場した「囚人」が最終回前に再び出てくるのが良いと思います。
悪の残忍さとか「ヒーローに救われない命」があるとか、ヒーローものの能天気さを回避してます。

東龍明(隆明)さん

一回だけのMAC隊員とか「スカイライダー」のルポライターでしたね。
(新人とはいえ)主演の村上さんよりギャラが高かったって、役回りを考えたら・・・

ヒルカメレオン

好きな怪人だけど、全98話のラスト怪人とか、最後の大幹部の正体とか
考えるとなんだかなぁ・・・

0.5秒

スカイライダーの弱点も0.5秒でしたね。
こっちはスカイキック後の「エネルギーが0」状態でした。

しかし、自分たちで改造しておいたら判るのでは?

V3の足音?

純子さんに通じる服装。当時の標準?

>絶対零度
んな温度を作りだせたら変身後のライダーでもお陀仏なのでは…。

絶対零度といえば

すでに47話のトドギラーさん(死神博士作)の
絶対零度=マイナス273.15℃を超えるマイナス300℃の「冷凍シュート」
を受けても2号ライダーは生きていましたね。

Re: 悦子さん再び

なかなか可愛いですよね。美人と言うほどではないけど。

Re: 文芸

最終エピソードとは思えない陳腐な幕開けですよね。

Re: 音楽

そうなんですか。あんまりBGMとか気にしないので全然知りませんでした。

Re: 囚人

考えたら、常に囚人をキープしてるって、「悪の組織」というより独裁政権みたいで怖いですよね。

Re: 東龍明(隆明)さん

まあ、極端な年功序列だったんでしょうねえ。

Re: ヒルカメレオン

ブラック将軍のイメージとは合ってないですよね。

Re: 0.5秒

> しかし、自分たちで改造しておいたら判るのでは?

一応ショッカーとは別組織だから、データの引継ぎがされてなかったのかも。

Re: V3の足音?

> 純子さんに通じる服装。当時の標準?

そう言えばほぼ同じですね。流行ってたんでしょうね。

Re: 絶対零度といえば

まあ、絶対零度にしたら、ベルトとか関係なく凍りつくような気がしなくもないです。

ショッカー

>考えたら、常に囚人をキープしてるって、「悪の組織」というより独裁政権みたいで怖いですよね。

ライダーとの抗争とか「画面に写っている」ところはトホホでも
この「囚人をキープ」とか「画面に写っていない」ところで暗躍している感じですね。
毎回出る改造人間だって、誰かを無理矢理改造しているんだし・・・(例外はあるけど)

恐怖の正体!?

>ブラック将軍のイメージとは合ってないですよね。
熊とか「強そう」なのにすべきだったと思いますね。

Re: ショッカー

この部分を推し進めると、自分たちの街を持つデスパー軍団になるんでしょうね。

Re: 恐怖の正体!?

実際、弱いですもんね。まだ人間態の方が強そうな気がします。

遅過ぎる作戦

どうもゲルショッカーも残り2話になって猛の変身を封じる作戦に着手したようですが、遅過ぎたようですね😅ショッカーは7話で実行しているのですがね😒首領も半ばやけくそか耄碌してるか何方かのようですね😅

Re: 遅過ぎる作戦

ゲルショッカーも、威勢がいいのは最初だけでしたね。

チコちゃん「仮面ライダーは何でバイクに乗るの?」

早瀬マサト(石森プロ)「先生は仮面ライダーを”チョイ悪"に見せたかったんです」

ゲバコンドルさん
イノカブトンさん
「跳ね飛ばして”殺○”のどこが"チョイ悪"なんですか!」

【悲報】ウルトラマンVS仮面ライダー【中国で実現か?】

現在、中国では「コロナウイルスをウルトラマンが光線で攻撃」のポスターが貼られてますが

バッタの大群がウガンダに襲来後、ウイグル自治区に来そうで「蝗害」が懸念されるので・・・

しかし、これも「チョイ悪」じゃないよな・・・

地球温暖化による大雨がバッタを大量発生させているらしいので
「仮面ライダーは大自然の使者」だから、「地球を汚す人類」を滅ぼす「魔王」になるのか!

Re: チコちゃん「仮面ライダーは何でバイクに乗るの?」

そもそも、バイクに乗るのが「チョイ悪」と言う発想がわかりません。

Re: 【悲報】ウルトラマンVS仮面ライダー【中国で実現か?】

なんか最近不気味なことが多くて怖いですよね。

補足です

>そもそも、バイクに乗るのが「チョイ悪」と言う発想がわかりません。
放送開始より前に暴走族の前身ともいうべき「カミナリ族」があったそうです。

Re: 補足です

返信ありがとうございます。暴走族って結構新しい言葉なんですね。

現在じゃ厳罰もの

オープニング:ライダーアクション&エンディング:ロンリー仮面ライダー
の時期のエンディングのテロップ

日本コロムビアが「コロンビアレコード」になってます。
誰も気付かなかったんでしょうか?

Re: 現在じゃ厳罰もの

そうなんですか。会社名の誤記は、まずいですよね。

フェニックス対グリフォン?!

今回、ゲルショッカーが計画した本郷の「変身封じ」。他の方もコメントされている様に「今更?!」感が否めません!現に「シャイダー」ではかなりもっと早い段階で「焼結封じ」が実践されていました。そう、それは「チェンジマン」のフェニックス=大石麻衣さんがギャル2をやられていた不思議獣ガスガスのお話の頃から・・・・。

山道をカーラジオを鳴らして
「~♪」
とばかりでマイカーを走らせていたグリフォン・・・、じゃなかった河合宏さん演じる色男。ふと見るとバス停の処に立つホットパンツ姿の若い女性登山客(ギャル2の変装!!)が!
「へぇ~いっ、野生美溢れるそこのキミ!!俺の車に乗ってかな~い?!」
との色男の言葉に
「ありがとうっ!バス一本乗り遅れたら2時間も来ないからどうしよっかって思ってたのよ♪」
と満面の笑みで応えるギャル2を色男は何も知らず乗せてしまいます(その途中通行止めの看板などをここに観るゲルショッカーの戦闘員よろしくせっせと動かすミラクラーたち)!!
やがてギャル2に誘導されるままに指定場所にやって来た色男は、そこで待ち構えていた(仮称として)不思議獣ヒルヒルとご対面!!
「この化け物っ!キミは逃げろーーーーっ!!」
と急にヒルカメレオンに襲われた若者の様に本気を出そうとした色男でしたが、何せ相手は松尾さんではなくギャル2だった(残念)ため
「ふふふふ、誰が逃げるものかっ!でもお前みたいな色男気取りでも役に立つ事があるわ。それはさっきみたいにエロカワイイ格好して道に立ってれば、フーマのイースターで不思議獣たちを再生させる栄養になるためにひょこひょこ付いて来てくれる事よ!!さあ、やるんだヒルヒルっ!!!」
と反対に色男を羽交い締めして、哀れ色男は
「ギャーーーーーーーーーッ(泣)!!!」
とヒルヒルに血を吸い取られてしまいます(フェニックスのお色気作戦に騙され命を落とすグリフォン)!!
そして、
「いかんっ、誰か来るっ!!」
とヒルヒルを色男に変装させ姿を消すギャル2。そこへライダー隊の子たちの様に通り掛かり
「あ~あ、UFO目撃の穴場だって言ってたのにとんだガセネタだったじゃないの!早く家帰って晩酌でもすっか!ありゃ~?!」
とヒルヒルが変装し倒れていた色男を発見し自宅にペット店に保護してしまう小次郎さん。
と、こんなお話もありだったとも思えます!!

焼結ストップ装置?!

>二人はもやもやとしたものを抱きつつ、一旦引き揚げるが、ヒルカメレオンはずっと彼らの近くに保護色を使って潜んでいた。~ヒル「仮面ライダー、その弱点をこのフィルムから必ず突き止めてやる!」
>D博士「その僅かな時間、奴は本郷猛でもない、仮面ライダーでもない。全く力が出せない人形同じです」

(続きです)かくしてヒルヒルが変装した色男に言われるがままにおびき出されたシャイダーは、既にヒルヒルが集めた血を栄養に再生されたバリバリに急襲されますが、焼結し不思議時空も発動されないまま一刀両断します!ライダーや滝とは違い良く言えば純粋、悪く言えば単純な(失礼)シャイダーは
「あんまり強くない不思議獣だったな♪」
と悠然と引き上げて行きます。しかしその一部始終は物陰に隠れていたヤーダに撮影されていました!!ヤーダが撮影したそのフィルムを映写し
「ご覧なさい。焼結するまでの一瞬、奴は沢村大でもない、宇宙刑事シャイダーでもない只の人形と言う訳です。これを元に直ちに焼結ストップ装置を造り出すのです!!」
と焼結封じ作戦にゴーサインを出すポー!そしてシャイダーはまんまと焼結ストップ装置に嵌り、そこで変装を解いたヒルヒルを見せられ
「くっそ~、貴様がヒルヒルだったのかっ(怒)!!」
となりますが、焼結ストップ装置の威力は絶大で焼結出来ません!!それを見て
「はははははっ、そこでお前は仲間たちが再生不思議獣の栄養にされる処をとくと見物するのだっ!!」
と御満悦なヘスラー指揮官と、次ぎ次に搬入されて来る気絶した小次郎さん、陽子さん、小学生軍団!!
「何をっ!例え俺が駄目でも・・・・っ!!」
と凄むシャイダーでしたが
「アニーがいる・・・か?!気の毒だが今日ばかりはそれはないぞ!なぜなら今や女宇宙刑事も我々の虜だ!!」
とヘスラー指揮官が指差す方向には天井からロープで吊るされたアニーが!!
「アニーーーーーーーーっ!!」
と絶叫するシャイダーを見て
「ほほう、やはり女宇宙刑事は特別か?ならば特別の扱いをしてやろう!」
とのヘスラー指揮官!そして
「フーマのイースターには欠かせないご馳走。そう、女宇宙刑事にはこれからシチューの具になってもらうわよ♪」
とのギャル1との言葉に、嬉々としてアニーの真下にぐらぐらと煮えたぎる大鍋を据える珍獣部隊!!大鍋を巨大な木べらでかき回しながら
「さあ、ガーキ、ノッソリ、お前たちはジャガイモとニンジンを切るんだ!おっとノッソリ、タマネギは入れるな。クビライ様がお嫌いなんだ!」
とのヤーダと
「へーいっ、ヤーダ兄貴!!」
と応えてジャガイモとニンジンを刻み、大鍋に投入するガーキたち!!勿論それに対するアニーの反応は
「悔しいっ、悔しい!よりによって”イモ”なんかと一緒に煮られるなんてーーーーーーーーっ(泣)!!!!!」
です!!それに対し
「ほほほほほ、”イモ”なあなたがイモと一緒にシチューにされるなんてねぇ~♪」
とここぞとばかりに嘲笑うギャル軍団一同!!そうこうしている間にも小次郎さんたちの首筋に迫るヒルヒルの爪!!再生不思議の栄養にされかける小次郎さんたちとシチューにされかけるアニーを眼前にしながらも、焼結出来ず最後の写真での本郷そのものの表情を浮かべるシャイダーを映しつつ「つづく」となります(笑)!!


Re: フェニックス対グリフォン?!

長文妄想コメントありがとうございます。

個人的には大石さんは悪役の方が似合ってると思います。

それにしてもホットパンツって良いですよね。

Re: 焼結ストップ装置?!

見事な換骨奪胎ですね。面白いです。

交通ルール

ゲルショッカーも交通ルールに則って作戦を遂行していたようですね😅まあ、計画的かどうかはともかく随分と気の長い作戦のようですね

Re: 交通ルール

交通ルールと言うか、まあ、悪として最低限のマナーですかね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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