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「電撃戦隊チェンジマン」 第3話「スクラム!戦士団」



 第3話「スクラム!戦士団」(1985年2月16日)

 冒頭、新たな宇宙獣士ゾビーが、ゴズマードに到着する。

 
 ギルーク「おお、来たか、こいつは星王バズー様に俺の星、惑星ギラスが滅ぼされるまでは、ギラス一の宇宙獣士として俺とともに暴れまわっていた」

 旧知の間柄のゾビーを紹介しつつ、さりげなく自分の生まれ故郷もバズーに滅ぼされたことを明かすギルークの目がちょっと潤んでました。

 もっともそれはシーマやブーバも同じようなもので、「悪の組織」のメンバーが、全員(?)被侵略惑星出身と言うのは、なかなかヘビーな設定である。

 ま、負け犬の集団とも言えるのだが……

 

 
 ところがギルーク、何を思ったか、いきなりレーザーサーベルを抜くと、それを振り下ろしてゾビーの頭を切り落としてしまう。

 実はギルーク、ガイゼルも十面鬼ゴルゴスも真っ青のサディスト司令官だったのかと思いきや、そうではなかった。

 ゾビーは、首を切り落とされてもピンピンており、

 
 地上に降りた胴体は、自分の首を求めて夜の街をさまよい、手当たり次第に破壊活動を行う。

 
 すぐにチェンジマンがチェンジクルーザーで駆けつける。

 マーメイドとフェニックスは、常に片手を伸ばしていないといけないので、大変なのである。

 5人は胴体に戦いを挑むが、同じ頃、

 
 ゾビーの首は、寝巻き姿の家族4人を追いかけて、住宅街の上を滑空していた。

 首「俺の体は、何処だ? ゾービー!」

 ま、首と言っても、カマキリのような手がついているので、ほとんど普通の怪人と違いない。

 首出現の知らせを受けたドラゴンは、ほかの4人に胴体を任せ、自分はオートチェンジャーで首のところへ急行する。

 だが、首の放ったビームを浴びたドラゴンは、異次元空間のような不思議な空間に迷い込み、オートチェンジャーから投げ出され、負傷する。

 ギルークによると、ゾビーは首を落とされても死なず、胴体は暴れ回ることで自分の存在を首に知らせ、首は惑星ギラスと同じような空間を作り出し、胴体を呼び寄せようとするらしい。

 翌朝、ほかの4人も胴体を倒せなかったようで、剣は彼らと、工事用車両などの置いてある広場で共にぼろぼろの体で落ち合う。

 
 疾風「面目ない、4人もいながら」
 剣「いや、俺が敵を甘く見過ぎたんだ、二手に分かれたのがまずかったんだ」

 率直に自分の判断ミスを認める剣に対し、

 さやか「仕方ないわよ、あの状況じゃ」

 優しく慰めてくれるさやかちゃんなのであった。

 と、そこへ、一晩中胴体を探し続けてふらふらになった首が彼らのほうへ向かってくるが、

 
 両者の間に割り込んできたのが、その捜し求めていた胴体であった。

 麻衣「首がくっつくわ」

 首と胴体は、再びひとつになろうとするが、

 
 それを5人の背後の機械の上からビームを放ち、妨害したのは味方のブーバであった。

 ブーバ「ゾビー、元へ戻ることは許さん」

 ビームを浴びた首は、そのまま空の彼方に吹っ飛ばれされてしまう。

 ブーバ「はっはっはっはっ、首と体、互いに呼び合って暴れまわるのがお前たちの宿命なのだっ」

 
 剣「そう言うことだったのか、ブーバ! チェンジドラゴン!」

 
 剣、その場で変身ポーズを決め、チェンジドラゴンになると、

 
 ドラゴン「チェンジドラゴン!」

 カッコよくポーズを決める。

 ドラゴン「……」

 
 ドラゴン「って、なんでお前ら変身しないんだよっ!!」
 疾風「いや、俺ら、夜勤明けで疲れてるんで……」
 さやか「剣さん、がむばってねっ」
 ドラゴン「お前ら……」

 じゃなくて、

 ドラゴン「後は頼む、俺はブーバを追う」

 ドラゴン、バイクに乗って疾走するブーバをオートチェンジャーで追跡するが、

 
 ブーバ「俺は元宇宙海賊だ。へへっ、どんな星の乗り物も俺が乗れば宇宙一の能力を発揮するんだ」

 などと、小学生みたいな根拠のない自信を持つブーバになかなか追いつけず、あっさり巻かれてしまう。

 
 本部に戻った剣は、すぐにオートチェンジャーの整備と改良に取り掛かるが、戦士団の一人、整備担当の猪熊隊員がやってきて、

 猪熊「何をするんだ、剣、メカニックは俺だぜ。勝手な真似すんなっ」
 剣「邪魔すんな、オートチェンジャーをもっとジャンプさせなきゃいけないんだっ」
 猪熊「俺の腕を信じないのか。俺の調整したオートチェンジャーには乗れないってのか?」
 剣「急いでるんだっ」

 剣、職人気質に溢れる猪熊の手を邪険に払うと、なおも自ら整備を続ける。

 と、そこへ伊吹長官や疾風たちが入ってくる。

 だが、実は剣、かなりの重傷で、とても整備などできる状態ではなかったのだ。

 
 さやか「剣さん」
 伊吹「どうしてこんな傷を隠してたんだ?」
 剣「……」
 伊吹「連れてけっ」

 こうして剣は仲間たちの手で伊吹長官の秘密のプライベートルーム……じゃなくて、医務室へ運ばれる。

 
 猪熊「まったく、無茶苦茶に乗り回しやがって……その癖、難しいことばかり言いやがって……ったく、しょうがねえ野郎だ」

 その後、猪熊隊員が、ぶつくさ文句を言いながらもオートチェンジャーの整備をしていると、医務室から抜け出してきた剣が入ってくる。

 剣の存在にも気付かず、なおも独り言を言いながら整備に没頭している猪熊。

 ※ここでしょうもないギャグを書いたが、削除

 マシンの後ろに立って最後の調整をしていた猪熊隊員、突然、マフラーが爆発を起こし、壁際まで吹っ飛ばされる。

 
 剣「猪熊隊員! 大丈夫か」
 猪熊「ああ、剣か、出来たぜ、お望みどおりに」

 粉塵で顔を真っ白にしたまま、猪熊はマシンのそばに立つと、

 
 剣「本当か?」
 猪熊「オートチェンジャー、いくらでもパワーが出る。でも危険だから抑えてあるんだ。そのパワー調整さえもこのとおり危険なんでね、こいつは俺にしか出来ない芸当なんだ」
 剣「そうだったのか」

 猪熊があれほど強く剣を止めたのは、剣の身を案じてのことだったのだ。

 猪熊「ただし、フルパワーは一回しか使えないぜ」
 剣「一回?」

 CM後、疾風たちの働きで、再びゾビーの首と胴が接近する。

 剣の狙い通り、合体を阻止しようと、またしてもブーバがバイクにまたがって現れる。

 ドラゴンに変身した剣は、猪熊の調整してくれたオートチェンジャーのフルパワーを使って、空高く飛び上がったブーバのバイクに体当たりして倒し、あの玉も破壊する。

 ブーバ「しまった」
 ドラゴン「やったぞ、あの玉さえなければこっちのものだ」

 ここでドラゴンとブーバの初めての一騎打ちとなるが、まだ登場したばかりのブーバは強く、チェンジマンとしては未熟なドラゴンを圧倒する。

 だが、そこへあらわれたゾビーの首と胴が、遂に合体してしまう。

 ま、それこそ、また斬れば良いのではないかと思うのだが……

 この後、ほかの4人も駆けつけ、ラス殺陣に雪崩れ込む。

 こうなればもう書くことはないのだが、ヒドラー兵の群れに囲まれたドラゴンが、

 
 ドラゴン「ドラゴンサンダー!」

 全身から真っ赤な炎を吹き上げながら空に舞い、

 
 自らの体を光り輝くドラゴンに変え、

 
 ヒドラー兵たちに突撃して、激しい爆発を起こすシーンはなかなかの迫力であった。

 ラス殺陣と、無駄に長い巨大ロボットバトルを経て、漸く事件は終息する。

 
 ラスト、剣たちはパーティー会場のような、長いテーブルの置かれた大きな部屋に招かれ、伊吹長官や戦士団からの祝福を受ける。

 伊吹「ごくろう、よくやった」
 剣「はっ、ありがとう、君のお陰だ」
 猪熊「いやぁ、やっぱり剣のライダーテクニックが優れていたからさ」
 伊吹「さあ、メシだメシだ、たっぷり食ってくれよ。体が第一、戦いはこれからだからな」

 そう伊吹長官が言うものだから、てっきり、戦士団も含めて会食するのかと思ったら、

 
 食べるのはチェンジマンだけで、他の人はそれをただ見ているだけという、「ザッツ格差社会!」と叫びたくなるような、あまりと言えばあんまりな光景が映し出されるのだった。

 まぁ、全員分の食事を用意する金をケチッたのだろうが、ここはプロデューサーが自腹を切ってでも全員に食べさせてあげて欲しかった。

 で、気付けば、今回もさやかちゃんの綺麗な画像を貼れなかった。

 
 仕方ないので、最後の、いかにも若さが弾けてる感じの底抜けの笑顔を貼っておこう。

 いつになったら、さやかちゃんのパンチラを貼れるのだろうか……

 なお、サブタイトルには「スクラム!戦士団」とあるのだが、実際には、剣と猪熊隊員が協力するだけで、他の戦士団の見せ場は全然なく、羊頭狗肉の感が否めないのであった。
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コメント

片方を潰せばいいのでは?

ゾビーは首と胴体が連携して攻撃してくるわけではないのだからどちらか片方を潰せばいいんじゃないかと思いますけどね。ブーバもいちいち後を追わなければならず、あまりメリットが感じられません。根拠のない自信といいブーバは小学生並の知能しかないのかもしれませんね(笑)。 
最後に他の人は見てるだけというのは酷すぎです。ワンカットずつ写すなり乾杯する場面を多くするなりすればいいのに。

カッコイイ画

>まだ登場したばかりのブーバは強く、チェンジマンとしては未熟なドラゴンを圧倒する。
チェンジソード(なのに)ビームを掌で弾く・・・
いいなぁ・・・岡本美登さんの声も良いです!

タイトルとの乖離

今回はドラゴン(剣)だけが目立っていたのでタイトルと実際に行われていた事が乖離していたとスタッフの皆様方は誰も疑問に感じていなかったようですね😅

力や恐怖による支配

>「悪の組織」のメンバーが、全員(?)被侵略惑星出身と言うのは、なかなかヘビーな設定である。
同時期の「北斗の拳」のラオウ軍しかり
「"力や恐怖による支配"は綻びる」のが本作のテーマと言えますが
終盤の描写がくどくて胃もたれするのが残念。

ジャンプの影響か?

>いくらでもパワーが出る。でも危険だから抑えてあるんだ
「人間は潜在能力の30%しか使えないが
北斗神拳は残りの70%を使うことに奥義がある」
byケンシロウ(被害者はスペードさん)みたいな?

Re: 片方を潰せばいいのでは?

> ゾビーは首と胴体が連携して攻撃してくるわけではないのだからどちらか片方を潰せばいいんじゃないかと思いますけどね。

確かに仰るとおりですね。

> 最後に他の人は見てるだけというのは酷すぎです。

あれはひどいですよねー。平気で自分たちだけ食べてるチェンジマンが嫌な奴に見えてしまいます。

Re: カッコイイ画

いかにも頼れる前線指揮官と言う感じですよね。

Re: タイトルとの乖離

「友情のタッグ」みたいな感じのほうが合ってますよね。

Re: 力や恐怖による支配

> 終盤の描写がくどくて胃もたれするのが残念。

確かに……放送回数が多いから、余計つらいです。

Re: ジャンプの影響か?

社会現象みたいでしたからね。

堕靡泥(ダビデ)の星

という劇画があり
大学教授夫人が脱獄囚に〇されて生まれた子が主人公なのですが

1979年に、にっかつで映画化されており
実父=山本昌平さん=ギルーク
母親=飛鳥裕子さん=ファラさま
というキャスティングだそうです。

Amazonで見たら、プレミアム価格だったので、視聴は断念しました。

Re: 堕靡泥(ダビデ)の星

ああ、タイトルだけはなんか聞いたことがあります。

チェンジよこづな

>「ザッツ格差社会!」

終盤での食事シーン。チェンジマン本部の隊員たちが、ちゃんこを囲み貪り食っている伊吹山親方と横綱・剣龍、そして大関・疾風里、勇馬灘、さやか富士、麻衣の海の後ろに立って眺めている褌担ぎの様で可笑しいです!!!まあ、もっとも第1話では、剣龍たち五人も、伊吹山親方の「かわいがり」に・・・、もといドラゴンたち五人も伊吹長官の猛訓練に耐え抜いていましたからね!
ところでそんな相撲部屋の様な光景を見せられると、ブーバのバイク技に対抗するために、猪熊隊員がオートチェンジャーを改造する代わりに、「ヤッターマン」のヤッターよこづなよろしく、チェンジよこづななる土佐闘犬型のメカを造り上げてしまう場面をもつい想像してしまいます!!
猪熊隊員に
「さあ、剣!ブーバに対抗出来る新メカが完成したぞっ!!」
とチェンジよこづなをお披露目されるドラゴン!ドラゴンの反応は勿論
「ふざけんなっ、ヤッターよこづなじゃあるまいしっ(怒)!!」
です。そして思わず取っ組み合いになるドラゴンと猪熊隊員の様子を見て
「ねえ、猪熊さんの実家って確か・・・・?」
と訊くマーメイドに対し
「そう、蔵前だよ。おじいさんの代からの相撲ファンで、それが高じてこの前の国技館の移転に合わせて両国に引っ越したんだとさ!」
と応えるグリフォン!!しかしいつまでも猪熊隊員とやり合っている場合ではないドラゴンは、チェンジよこづなに搭乗して
「チェンジよこづな、出撃でごんすっ!!♪は~、ハートに火が着く、燃え上がるぜ~」
とOPを相撲甚句風に歌うそのチェンジよこづな(声はヤッターよこづなと同じ緒方賢一さん。チェンジマン本部のマーク入りの化粧まわしを首に掛けているのがミソ!)と出撃して行きます!!
さていよいよブーバとのリベンジマッチに臨戦するドラゴン!チェンジよこづなを見るなり
「何っ、チェンジよこづなだとっ(笑)?!今日からチェンジ幕下にしろっ!!」
とバイク攻撃を仕掛けて来るブーバ!しかしチェンジよこづなが
「あーーーーっ、どすこいっ、どすこい!!」
としこを踏んで起きた猛烈な揺れのために大転倒!!
「くっそーーーーっ、このチェンジ褌担ぎめーーーーーーっ(怒)!!!」
といつもの大刀を構えるブーバでしたが
「どうしたっ、宇宙一強い男っ!バイクで来いっ、バイクでっ!!」
とのドラゴンと
「それともわしの張り手が怖いんでごんすか?!」
とのチェンジよこづなの挑発にまんまと乗せられ再びバイクで襲って来るブーバ!チェンジよこづなと
「のこったのこったっ、のこったのこったっ!!」
とがっぷり四つを組むブーバでしたが最後は
「のたしゃーーーーーーーっ!!!」
とチェンジよこづなにバイクごと投げ飛ばされ
「チキショウーーーーっ、チェンジ小結っ、覚えておけーーーーーっ(泣)!!!」
と空の彼方に消えて行くブーバとそれを見て
「猪熊っ、流石だぜっ!!!」
と感嘆するドラゴン!!
また長い上に、ナンセンスな文章になりゴメンナサイ(笑)。

Re: チェンジよこづな

いつもながらのイマジネーションの豊かさ、敬服します。

友情のオートチェンジャー

今回のゲストである整備担当の猪熊さんは名前からしてチェンジマンの撮影を担当されたいのくまままさおさんに由来するのでしょうね。このブログでも取り上げた快傑ズバットにバトルフィーバーJ、デンジマン・宇宙刑事ギャバン・ゴーグルファイブ・ダイナマンにチェンジマンの前番組であるバイオマンでも撮影を担当されていたそうです。

>≧なお、サブタイトルには「スクラム!戦士団」とあるのだが、実際には「剣と猪熊隊員が協力するだけ」で、他の戦士団の見せ場は全然なく、羊頭狗肉の感が否めないのであった。

>「スクラム!戦士団」ってタイトルからして〝神出鬼没なゾビーに苦戦する剣たち電撃戦隊のことを知った戦士団が自分たちは電撃戦隊をサポートする役割に気づかされ、ゾビーの探索を始める…”なストーリーと思ってふたを開けたら「オートチェンジャーの整備担当と剣の友情」を描いた内容だったのを見ると「友情のオートチェンジャー」のタイトルでもよかったんじゃないかな?と思ってしまいます。

Re: 友情のオートチェンジャー

> 今回のゲストである整備担当の猪熊さんは名前からしてチェンジマンの撮影を担当されたいのくまままさおさんに由来するのでしょうね。

そうか、全然気付きませんでした。お恥ずかしい。

> 「友情のオートチェンジャー」のタイトルでもよかったんじゃないかな?と思ってしまいます。

そうですね。

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