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「光戦隊マスクマン」 第34話「愛と殺意のブルース」



 第34話「愛と殺意のブルース」(1987年10月17日)

 冒頭、地帝獣たちが冷凍保存されている洞窟の中から、グロンドグラーと言う、いかにも凶悪そうな怪人が、チンされないのに勝手に目を覚まし、ゼーバの前まで押しかけてくる。

 
 怪人「300年の眠りより目覚めました」
 イガム「貴様、地帝獣の分際で無礼な!」
 怪人「ゼーバ様、マスクマンとやらの命、このグロンドグラーにお任せを」
 ゼーバ「なにぃ」
 怪人「しかし、その前にひとつだけお願いがございます」
 ゼーバ「なんだとぉっ?」
 怪人「いや、まだ何も言ってませんが……」
 ゼーバ「あ、そう?」

 途中から嘘であるが、その「お願い」については視聴者には明かされないまま、次のシーンへ。

 アキラとモモコがバイクで走っていると、そこにグロンドグラーと戦闘員たちが襲ってくる。

 最初に変身したアキラをあっさり沈黙させると、

 
 怪人「他愛もない。これがマスクマンか……」

 早くもその実力を見切ったような台詞を吐くグロンドグラー。

 地帝獣の中でも最も凶暴と言うだけあって、かなりの強敵であった。

 ちなみに声は、前作「フラッシュマン」の渋すぎるおじさまサー・カウラーの中田譲治さんである。

 キャーッ、カウラー様ぁっ! こっち向いてーっ! 抱いてーっ!(うるせえ)

 だが、まだバイクに乗ったままのモモコが彼らの横合いから突っ込み、倒れているブルーマスクに駆け寄る。

 モモコ「アキラ、大丈夫?」
 怪人「ううっ」

 
 モモコ、ヘルメットを脱いで立ち上がり、グロンドグラーを見据えるが、

 
 怪人「ああっ」

 その顔を見た途端、何故かグロンドグラーが顎が外れるほどの驚きに打たれる。

 
 それにしても、相変わらず男前のモモコである。

 戦隊シリーズを通して、これだけ精悍な美女は他にいないのではないだろうか?

 それはさておき、モモコは知る由もなかったが、その顔は、恐らく300年以上前、傷付いたグロンドグラーを優しく介抱してくれた地底人の女性そっくりだったのだ。

 そして今回、グロンドグラーが長い眠りから自発的に目覚めたのも、夢にその女性のビジョンを見た為であった。

 グロンドグラー、しばし茫然と立ち尽くしていたが、不意に背中を向けると、姿を消してしまう。

 フーミンたちはまだその場に残って戦いを続けていたが、

 
 その時、戦場ににつかわしくない美しいフルートの音色が聞こえてきて、敵も味方も驚いて振り向けば、道路の向こうからサングラスをかけて白一色のスーツで決めた、見知らぬ若い男がフルートを吹きながらやってくるではないか。

 ただ、ここでフーミンが「何者?」と誰何するのは矛盾しているような気がする。

 それは後述するとして、若者はいきなりフーミンに飛び蹴りを食らわすと、マスクマンを、と言うよりモモコを守る姿勢をとる。

 
 光「さ、行け」
 モモコ「え?」
 光「さ、早く逃げるんだ」

 そしてサングラスの下から出てきた顔は、誰かと思えば「フラッシュマン」のブンことブルーフラッシュを演じていた石渡康浩さんではないか。

 で、実はこれ、さっきのグロンドグラーが化けた姿なのだが、同じキャラクターを、かつては敵同士だったブンとサー・カウラーが演じていることになり、ちょっと面白い取り合わせである。

 モモコたちにとって正体不明の男は、人間離れした動きで戦闘員たちをぶちのめす。

 その後、光戦隊司令部に戻ったモモコから話を聞いて、謎の男の正体についてあれこれ話しているメンバー。

 
 ハルカ「ね、ね、どんな感じの人だったの?」
 モモコ「それが凄いカッコイイ人でさぁ」
 アキラ「足の先まで痺れちゃった?」
 モモコ「何言ってんのよ、子供の癖に」
 タケル「おい、おい、おい」

 タケル、生意気なことを言うアキラの耳をつねるモモコをなだめると、

 
 タケル「しかし、カッコイイって俺ぐらいかなぁ?」

 腕を組んで、宙を睨みながら世迷言をつぶやく。

 だが、モモコに足をぐりぐり踏まれると、

 
 タケル「ふんっ、ぬ、あいや……」

 たちまちゴリライモ1号としての本性をあらわにするタケルであった。

 モモコ「うふふふふふ」
 タケル「痺れた」
 姿「はっはっはっはっ、タケル、遊びはそこまでだ」

 そこへ珍しく姿長官が笑いながら入ってきて、突然消えた地帝獣の行方を捜すよう命じる。

 無論、何の手掛かりもなく闇雲に車を走らせたところで見付かる筈もなく、いたずらにガソリンを空費しただけに終わる。

 
 車の助手席に座っていたモモコ、ふと、フルートの音がしたので前を向くと、なんと、目の前にあの男がいてフルートを吹き鳴らしているではないか。

 モモコ「あ、あの人」
 アキラ「昨日の人だ」

 男はいきなりタケルの前に飛び降りると、その体を車の反対側に投げ飛ばす。

 タケル「何をする?」
 光「デートさ、車を借りるぜ」

 男はそう言って運転席に乗り込み、あっという間にモモコを連れて走り去ってしまう。

 しかし、300年間眠っていた地帝獣が、いきなり車の運転をするというのは、さすがにちょっと変である。

 
 モモコ「どういうつもり?」
 光「俺は君を助けた。貸しを返して貰いたいだけだ」
 モモコ「ええ?」
 光「俺を愛してくれればそれでいい」
 モモコ「あきれたー、強引な人ね」
 光「君の名は?」
 モモコ「モモコ、あなたは?」
 光「そうだな……ひかり、いや、ひかると呼んでくれ」

 窓の外をチラッと見て、明らかに今考え付いた名前を告げる男。

 ここから、「レディアクションきめたらおしゃれ」と言う、しょうもない曲をバックに、二人のちょっとしたデートの様子がスケッチ的に描かれる、およそ戦隊シリーズらしくないシーンとなる。

 ま、こういうシーンを詳述することほど無意味なことはないので、印象的なカットを貼るだけにしておく。

 
 まずは、並木道を、光と一緒にスケボーで滑っているモモコ。

 
 変顔を披露する、お茶目なところも見せる。

 
 そして、フルートを吹いている光の真似をしているモモコ。

 ま、デートと言ってもその程度のもので、やってることは中学生より健全だった。

 それでも最後は、しゃれたレストランでディナータイムとしゃれこむ。

 
 モモコ「あー、美味しかった。リッチな気分、まるでシンデレラにでもなったみたい」
 光「シンデレラ?」
 モモコ「知らないの? 魔法のお陰で一日だけ女の子がお姫様になった話……でも、魔法が解けちゃうと元の女の子に戻っちゃうんだけど」
 光「シンデレラか……」

 光が、まるっきり今の自分と同じではないかと考えたのは言うまでもない。

 モモコ「でも、大丈夫? このお店高いんじゃない?」
 光「心配するな」

 モモコ、相手の懐具合を気にするが、光はそう言って立ち上がると、ナプキンを拳に巻きつけると、

 
 光「行くぞ」
 モモコ「えっ?」

 いきなりモモコの腕を取ると、拳で窓ガラスを叩き破って、店から逃げ出してしまうのである!

 これだけ豪快な無銭飲食は、古今東西でも稀であろう。

 つーか、仮にも戦隊ヒーローが無銭飲食はまずいのでは?

 ここは普通にモモコが払うべきだったと思うが、光と言う謎めいたキャラにはぴったりの破天荒な行動が爽快感を呼ぶので、ドラマ的にはこっちの方が正解なのだろう。

 もっとも、それから港に行き、車を停めて、

 
 モモコ「うふっ、今日は楽しかった!」

 と、サンルーフから身を乗り出し、満面の笑みで夜空を眺めているのは、さすがに人としてどうかと思う。

 無銭飲食だけじゃなく、器物破損までやらかして、下手すりゃ犯罪者なんだから……

 その頭上を青い流れ星が落ちていくのを見て、モモコの乙女チックな気分は最高潮に達する。

 車の中に戻って光の顔を見詰めるモモコ。

 
 実に自然な流れで光が顔を寄せ、モモコのファーストキスを奪おうとするが、

 
 何故か、直前でモモコがフーセンガムを膨らませ、光の唇を遠ざけてしまうのが、はっきり言って野暮過ぎる謎演出であった。

 もっとも、メンバー同士の恋愛が堂々と描かれるようになる「ジェットマン」はまだ数年先だし、当時としては、あくまでちびっ子向けの番組に携わるスタッフとして心ならずもこうせざるを得なかったのだろう。

 でも、直接的な描写は無理でも、シルエットだけで描くような逃げ道はあったと思うんだけどね。

 その後、モモコが車から出て姿が見えなくなるが、やがてモモコの悲鳴と人の倒れるような音がする。

 光がいぶかしんでいると、闇の中からイガムがあらわれる。

 
 イガム「やはりモモコに心を奪われたか。我らを裏切る気か、グロンドグラー」
 光「……」
 イガム「忘れた訳ではあるまい、あの時のゼーバ様との約束を」

 ここで冒頭のシーンの続きが再現され、グロンドグラーの「お願い」が、ほかならぬ人間の姿になれる能力だったことがわかる。

 割と物分りのいいゼーバは、特殊な光線を浴びせてその願いを叶えてやるが、代わりに三日以内にマスクマンを倒さねばグロンドグラーを闇空間に落とすと宣言していたのだ。

 で、その時点でグロンドグラーは光の姿になり、それをイガムやフーミンもしっかり見ているのである。

 さきほど、フーミンが光を見て「何者?」と聞いたのが矛盾していると言ったのは、そう言う理由からである。

 光「分かっている、俺は必ずマスクマンを倒す」
 イガム「どうかな」
 光「約束の日まで後一日、それまでは手出し無用だ」

 
 イガムと別れた後、光は倒れて気を失っているモモコのそばに行き、地帝獣として魔手を伸ばすが、結局手を下すことはできず、そのうちモモコが目を覚ましてしまう。

 
 モモコ「光、イガムは?」
 光「モモコ、頼みがあるんだ、マスクマンであることをやめてくれ」
 モモコ「ええっ?」
 光「頼む」
 モモコ「出来ない、私は、仲間とともに戦わなければならないの」
 光「仲間?」

 さすがに地帝獣だけあって発想が単純な光は、モモコの言葉を聞くと、ならば他の4人を全員殺してやると、その場から走り去る。

 4人がこの世からいなくなれば、モモコがマスクマンであり続ける理由も消滅するだろうという、浅はかな考えであった。

 しかし、イガムも、せっかくマスクマンのひとりを気絶させることに成功したのに、なんでその場でモモコを殺そうとしなかったのだろう? 一応、グロンドグラーの顔を立ててやったということなのだろうか。

 翌日、光はバイクでパトロール中のタケルを急襲する。すぐに他の三人も駆けつけるが、

 
 外見は人間でも、その正体が地帝獣である光のパワーに圧倒される。

 と、そこへモモコもやってきて、

 
 モモコ「やめて、光、何故なの?」
 光「モモコ、俺は……俺はお前が欲しいんだっ!」

 遂に愛の告白をする光であったが……って、まぁ、今までのシーン見てたら誰でも分かることだけどね。

 戦いの様子を見ていたゼーバは、グロンドグラーが人間の姿のまま戦おうとしているのを知り、光に向けて特殊なビームを放つ。

 ビームを浴びて倒れた光にモモコが駆け寄るが、

 
 光「モモコ、殺してくれ、俺を殺してくれ、モモコ!」
 モモコ「そんなぁ、光、何故なの?」

 光、自分がグロンドグラーの姿に戻る前に……人間の姿でいる間に殺してくれと哀願するが、無論、モモコにそんなことが出来る筈もない。

 光「俺は、愛と光の世界で生きたかった……モモコ、俺の本当の姿は……」

 モモコの美しい黒髪をいとしそうに撫でると、光はよろめきながら立ち上がり、

 
 光「あっ、ああーっ! うわっ」

 全身から赤い光を発しながら身をよじらせていたが、

 
 とうとう、グロンドグラーのおぞましい姿に変わってしまう。

 外見ばかりではなく、ゼーバのビームによって理性まで失ってしまったグロンドグラー、モモコに対しても容赦なく牙を剥く。

 
 モモコ「私よ、私が分からないの?」

 それでもモモコ、醜い姿に変わり果てた光に必死に呼びかけ、戦いをやめさせようとする。

 だが、既に人の心を失ったグロンドグラーには意味がなく、その巨大な口でモモコを頭からガリガリ齧ろうとするが、

 
 レッドマスクが背後からグロンドグラーの頭にレーザーマグナムを撃ち込み、なんとか助ける。

 モモコ「光!」
 レッド「モモコ、あいつを良く見るんだ、奴はもはや人間ではない」

 モモコもやむなくピンクマスクに変身し、ここからはいつものラス殺陣となり、グロンドグラーはあえなく撃破される。

 理性を失ったと同時に、その強さも半減してしまったようである。

 
 事件解決後、琥珀色の夕陽を浴びながら、光の形見のフルートを吹いているモモコ。

 タケル「光は、ひとつの愛の為に生きたのかもしれない」
 ハルカ「この次は人間として生まれ変わってくると思うわ、きっと」

 以上、25分枠の戦隊シリーズとしては、かなりドラマに時間を割いた意欲作で、シンプルだが胸に沁みる佳作であった。

 ただ、33話に続き、恋愛をテーマにしたエピソードが二本続く形になったので、放送順は変えたほうが良かったかもしれない。
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コメント

配信で観たばかりです

>その顔は、恐らく300年以上前、傷付いたグロンドグラーを優しく介抱してくれた地底人の女性そっくりだったのだ。
 そして今回、グロンドグラーが長い眠りから自発的に目覚めたのも、夢にその女性のビジョンを見た為であった。

元ネタは「師リュウケンに指導でボコボコされたラオウ」が「介抱してくれたユリア」に執着する
・・・ですね。なお、その後のユリアさん
「あなた(シン様)にそう思われる(好き)だけで、死にたくなります!」

帰れるものなら、帰りたいです

「1987(昭和62)年の風景」って、なんか懐かしくて夢があったなぁ・・・
と観直して感じました。まさしく、Long Long Ago・・・です!

「消費税が動くとロクなことが無い」
1989年導入➡1990年大発会から株価暴落➡バブル崩壊
1997年5%に➡アジア通貨危機、山一証券ほか国内金融機関が倒産
2014年8%に➡アベノミクスで立ち直りかけた個人消費を破壊
2019年10%に➡増税でさらに落ち込んでいる個人消費を武漢ウイルスが完全破壊

「だめだこりゃ」(いかりや長介)

敏樹 回では良作

「正気を失い野獣になったから、仕方なく倒す」はテンプレだけど、ドラマは濃くて良いです。

ピンクが正体を知らずに致命傷を負わせる➡正体判明
➡「オレはお前に倒されて良かった」・・・でもいいかな?

>琥珀色の夕陽を浴びながら、光の形見のフルートを吹いているモモコ

こうした「画」が「ちゃんと撮れてる」のは、大事なことだと思いますね。
技術的なことだけでなく、センスが大事。

戦隊の致命的な・・・

>以上、25分枠の戦隊シリーズとしては、かなりドラマに時間を割いた意欲作で、シンプルだが胸に沁みる佳作であった。

ドラマが充実していればするほど「巨大戦やめてくれ!」と思ってしまい
「悲しいけど、これ販促番組なのよね」Byスレッガー

ライダーやメタルヒーローだど、そんなに感じませんが。

2回続けて恋愛話

>33話に続き、恋愛をテーマにしたエピソードが二本続く形になったので、放送順は変えたほうが良かったかもしれない。

「「マスクマン」らしいや」とYouTubeのコメントにありました。
僕もそう思いましたね。レッドのタケルからしてですからね・・・

Re: 配信で観たばかりです

そう言えば今配信してるんでしたね。別にそれにあわせたわけじゃないですが。

Re: 帰れるものなら、帰りたいです

まあ、消費税自体、最悪の税ですけどね。

Re: 敏樹 回では良作

「マスクマン」って、こういう大人向けの話が多いですよね。

Re: 戦隊の致命的な・・・

> ドラマが充実していればするほど「巨大戦やめてくれ!」と思ってしまい
> 「悲しいけど、これ販促番組なのよね」Byスレッガー

ほんとそうですよね。特に25分枠だと、バトルシーンが実に無駄なシーンに思えます。

Re: 2回続けて恋愛話

> 「「マスクマン」らしいや」とYouTubeのコメントにありました。
> 僕もそう思いましたね。レッドのタケルからしてですからね・・・

考えたら恋愛をメインテーマのひとつに据えた初めて(?)の作品ですから、その手の話が多いのも当然かもしれないですね。

男よりも男前

モモコは男よりも男前のようですね😅なんだか“クールビューティー”のような感じにも見受けられますね

これだから戦隊は

特に今話のような「涙を飲んで」「仕方なく」倒した敵まで巨大戦をしなくちゃいけないのは嫌ですよね。

Re: 男よりも男前

戦うヒロインにふわさしい面構えですね。

Re: これだから戦隊は

> 特に今話のような「涙を飲んで」「仕方なく」倒した敵まで巨大戦をしなくちゃいけないのは嫌ですよね。

こういう時ぐらいスルーできないもんですかね.

食い逃げは犯罪です!!・その1

最近、パソコンの不調や仕事の多忙さのために投稿がご無沙汰になってしまい申し訳ありません。今後ともどしどし投稿を続けて行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!

>つーか、仮にも戦隊ヒーローが無銭飲食はまずいのでは?

光としめし合わせて食い逃げを犯してしまうピンク!!しかしピンク程の拳法の技があれば、光の助け等借りずとも、映画「酔拳」でのジャッキー並みの暴れっぷりを見せて食い逃げに成功していたかもしれません!!「フラッシュマン」のブルーであった石渡さんが光役であった事も踏まえ、この食い逃げシーンの拡大版を作ってみました・・・・。

ディナーを終えて大満足な光とピンク。しかしお勘定を不安がるピンクに対し
「大丈夫だよ。俺に任せとけ♪」
との光。光がそう言いながら隣の席に目をやると清水紘治さん演じる伊達な老紳士がムニエルを肴にハイネケンを楽しんでいます。光はその老紳士のテーブルの所でしゃがむと
「中々どうして、旨いですね、ここの店は♪」
と言い、老紳士もまた
「そうね。」
と応えます。光は更に
「隣席のよしみ、ここは僕がおごりますよ!何かおじさん見てると初めてお会いした気がしないんですよ♪」
等と調子の良い事を言い、
「いやっ、いくら何でも見ず知らずの方に・・・・!!」
と戸惑う老紳士を押し切って
「それじゃ、勘定済ませて来ますよ!さいならっ♪」
とピンクを連れて玄関に向かって行きます。しかしそこへ立ちはだかったのが萩原佐代子さんによる女性支配人!!
「おーとっ、お勘定をお願いしましょうか?」
との支配人に対し
「あの人が払ってくれるって!」
と応える光。支配人が更に
「あの人・・・・、と、仰いますと?」
と訊いて来るので光がさっきの老紳士の方を指差しながら
「ほら、あそこにいるだろ!」
と応えます。すると何か目配せする老紳士。支配人が続けて
「お友達ですか?」
と訊くので、苦し紛れに
「家のおやじだよ、あれ!!」
と応えてしまう光。それに対し支配人は
「へぇ~、あれがお父様?!奇遇ですね~。って、いい加減な事をっ!あれはこの店のオーナーで私の父よっ!!あなた、父さんの隠し子っ(怒)?!」
と予想だりしない返事が返ってきたため思わず
「・・・・・・・・・(驚)!!!!」
となってしまう光!!(続きます)

食い逃げは犯罪です!!・その2

(続きです)
そんな光とピンクに詰め寄り
「さてはあんたたち、無銭飲食の常習犯ねっ?!見てご覧なさいよ、あれをっ!!」
との支配人が指差す方を見ると、そこには壁に貼られたポスターに刻まれた
「食い逃げは犯罪です!!」
との文字が!!光とピンクを取り囲む店員たち!!
「食い逃げのつもりは無いけど、金を持ってくるのを忘れてね!大丈夫っ、金は明日にも持って来る!!」
と開き直りピンクを連れ立って行こうとする光でしたが、支配人の
「お仕置きロボっ!!!」
との言葉に壁を突き破り
「お呼びですかっ、支配人!!!」
と言い登場した鏡餅に手足が生えた様な大きく白い、そして声が丸山裕子さんのお仕置きロボ(頭に「食い逃げは犯罪です!!」と書かれたはちまきを締めているのがミソ)!!
「見せしめよっ!懲らしめてちょうだいっ(怒)!!!」
との支配人の言葉に
「へいっ、合点でぇい!!!」

「・・・・・・(困)!!!」
となっていた光にネックハンギングツリーを喰らわせ投げ飛ばすお仕置きロボ!そのままテーブルにガチャーーーンと叩き付けられる光!光は
「このーーーっ、喋る鏡餅めーーーーーっ(怒)!!!」
とお仕置きロボのボディにパンチを喰らわせますが反対に、ガーーーーーン
「いでーーーーーーーっ(泣)!!!」
となり、それに対し
「特殊合金で固められたおいらのボディは、ギャラクシーロボより硬いんだっ!!!」
と応えるお仕置きロボ!!それでも店員たちとお仕置きロボの攻撃を丁々発止でかわす光でしたが、何せ多勢に不勢、そこにお仕置きロボに羽交い絞めにされ、吉田真弓さん(マズルカにあらず!!)による男以上に勇猛果敢なウェイトレスから、こぶしを息では~っとし
「さあ、食い逃げさんっ!ご覚悟はよろしくてっ!!」
とボディブローの嵐を受けてしまいます!!
「もう駄目だ~(泣)。」
とへたり込む光でしたが、更に攻撃しようとするウェイトレスの腕を掴み
「その位にしておいたらいかが?まさか光を殺してしまう気じゃないでしょ♪」
とのピンク!!(続きます)







食い逃げは犯罪です!!・その3

(続き、そして完結編です)
余裕綽々な様子のピンクに対し
「そっ、そうはキャビアのエスカルゴだわよっ(怒)!!!」
とキレるウェイトレスでしたが、ピンクに
「あなた、もう少しおしとやかにしたら?えーーーーーいっ♪」
とパンチを喰らって
「あーーーーれーーーーっ!!!」
とぶっ飛びテーブルにガッチャーーーーーーン!!自分に
「うううう・・・・・、死んじゃう~(泣)!!」
と縋り付く光を尻目に、更に後ろから襲ってきたお仕置きロボに対しても
「光っ、助太刀するわよっ!」
と頭を馬飛びの様に飛び越えそのまま足払いでお仕置きロボをズッドーーーーンとつっ転ばせてしまうピンク!!お仕置きロボは、なおも立ち上がり
「よくもよくもっ、女だと思って手加減してりゃいい気になりやがってっ(怒)!!!!」
とピンクに息巻いて来ますが、ピンクは
「ねぇ、ロボくん。あなたチーズ好き?」
と訊くや否や、手近のテーブルの上にあったチーズフォンデゥの鍋を投げつけ、お仕置きロボは溶けたチーズを浴び
「あちちちちちちちちちーーーーーーーーーーっ(熱)!!!!!」
となってしまいます!!更にピンクはテーブルクロスを一枚抜き取るとそれを扇風機の様にぐるぐる回しながら
「(キロス風に)クレセントスクリューっ、な~んちゃって♪」
とそのままそのテーブルクロスを武器に店員たちを豪快に次々KOして、遂にはお仕置きロボまでも(丸山さんが声だけに「ギャートルズ」のゴン風に)
「テッコンキンクリート・・・・・(泣)。」
と機能停止!それらを見て
「うふふ、どいつもこいつも口程にもない奴らね♪」
とのピンク!!そして光の方に目をやると
「この野郎っ、どっかの大博士みたいな酷い事しやがってっ(怒)!!!」

「わーーーーっ、暴力はいかんよ、きみーーーーっ(泣)!!!」
との老紳士に倍返しとばかりヘッドロックを喰らわしていたため
「そんな事してる場合じゃないわよっ!早くここを出るのよ、光っ!!」
とピンクは光の手を引いてもはや台風一過の様になってしまった店をおさらばしてしまいます!!
と、こんな食い逃げシーンになるでしょう~いつもながら長い文章になりゴメンナサイ~(笑)!!

Re: 食い逃げは犯罪です!!・その1

> 最近、パソコンの不調や仕事の多忙さのために投稿がご無沙汰になってしまい申し訳ありません。今後ともどしどし投稿を続けて行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!

お久しぶりです。こちらこそよろしくお願いします。

> 光としめし合わせて食い逃げを犯してしまうピンク!!しかしピンク程の拳法の技があれば、光の助け等借りずとも、映画「酔拳」でのジャッキー並みの暴れっぷりを見せて食い逃げに成功していたかもしれません!!「フラッシュマン」のブルーであった石渡さんが光役であった事も踏まえ、この食い逃げシーンの拡大版を作ってみました・・・・。

清水さんも萩原さんも自分の好きな俳優なのでちょっと嬉しくなりました。

Re: 食い逃げは犯罪です!!・その3

いつもながら楽しい妄想ありがとうございました。

しかし、これだけ大騒ぎするくらいなら、最初からフツーに食い逃げされた方が損害少なかったのでは?

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zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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