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「時空戦士スピルバン」 第27話「美しき逃亡者を急襲する吸血毒牙」


 第27話「美しき逃亡者を急襲する吸血毒牙」(1986年10月27日)

 シリーズでも一、二を争う美少女が登場する、管理人がこの番組のレビューをやろうとした、動機のひとつとなったエピソードである。

 それにしても、相変わらずタイトルが無駄に長い。単に「美しき逃亡者」とした方が絶対良かったと思う。

 それはさておき、冒頭、小型宇宙船で緑の星・地球のそばを通り掛かった若い恋人たち。

 後にポーコス星人の生き残りだと分かる、エーギルとロミであった。

 
 ロミ「嫌な色の星だわ、早く通り過ぎましょう」
 エーギル「そんなこと言うなよ、ロミ」

 大抵こんな場合、「なんて美しい星かしら」と、お世辞まじりに嘆賞するものだが、ロミと言う女の子は、嫌悪感もあらわにつぶやく。

 だが、彼らの不運は、その地球を狙ってワーラーがその宙域に駐屯していたことであった。

 たちまちワーラー戦闘機の編隊に攻撃されて被弾、地球目掛けて落下していく。

 その機影は、ただちにグランナスカのレーダーにキャッチされる。

 
 別室のセンサーで位置を確かめた後、いつものパンチラ業務をこなしながら操縦席に座るダイアナ。

 はっきり言って、今回のダイアナのお仕事はこれだけだと言ってよい。

 ダイアナ「スピルバン、スペースポイント370付近で、小型の宇宙船がワーラーの襲撃を受け、地球への墜落コース!」

 スピルバンとの通信シーンはあるが、それ以外はダイアナレディに変身した状態で行動している。

 DVDの特典映像によれば、澄川さん、撮影の途中で怪我をして、しばらくアクションが出来なかったと述懐されているから、その時期に撮られたものかもしれない。

 二人の宇宙船は地面に激突して大爆発を起こす。

 どう考えても二人も無事では済まない筈だが、不死身に近い体を持つポーコス星人である彼らは、かすり傷ひとつ負わずに煙の中からあらわれ、手に手を取って走り出す。

 もっとも、代わりに彼らは光に弱いようで、さほど強烈でもない日の光に対しても、目をつぶった状態で行動しなければならなかった。

 当然、周囲の状況が良く分からず、崖の端を走っていてロミが転び、エーギルが足を踏み外して落ちそうになるが、手探りで互いの手を握り合い、なんとか立ち上がる。

 
 だが、そこへ割り込むように飛び込んできたのが、今回の怪人・ニュー戦闘機械人カーミラーであった。

 あおりを受けたエーギルは、結局、崖の斜面を転がり落ちて、最後はその下の水溜りに落下。

 ロミは視界のはっきりしない中、必死にワーラーから逃げて海岸の岩場に逃げ込むが、何者かが彼女の前に降りてきて、その体を岩陰に引っ張り込む。

 
 ロミ「エーギル、エーギルなのね?」

 目の見えないロミ、てっきりエーギルだと思って叫ぶが、

 
 無論、それは、ダイアナの連絡を受けて現場に急行した、可愛い女の子には目のないスピルバンであった。

 スピルバン(よしっ!)

 ロミの顔を見た瞬間、心の中で思わずガッツポーズをするスピルバン。

 じゃなくて、

 スピルバン(ポーコス星人?)

 何故か、その顔を見ただけで、相手の素性を見抜いてしまうスピルバン。

 うーん、見た目はまるっきり人間と同じなので、それだけで出身惑星を特定するのは、さすがに勘が良過ぎるのでは?

 それはともかく、ロミを演じるのは、スピルバンがガッツポーズをしてもおかしくはない美少女、外川由紀さんである。

 「宇宙刑事シャイダー」24話に、姿を消した女子高生の一人として出ていた人ね。

 スピルバン、ともかく彼女を安全な場所まで避難させようとするが、あっさりリッキーに見付かってしまう。

 
 リッキー「つかまえろ!」

 コスチュームの恥ずかしさを分かち合ってきた仲間が二人減って淋しいリッキーだったが、今日も元気にお肌を露出させて頑張るのです。

 
 ちなみに、ロミのコスチュームだが、上はお姫様っぽいワンピースドレスなのに、足元は大きな折り返しのついた、ローヒールのロングブーツと言うのが、RPGのキャラクターみたいですこぶる可愛いのである。

 スピルバン、ロミをパジェロに乗せ、何とか包囲網を突破する。

 浜辺で車を停めると、

 
 スピルバン「さぁ、もう安心だ」

 優しくロミに話しかけるが、

 
 ロミ「はぁっ、ふうっ」

 その声を聞いた途端、まるでロリコンの変質者に出くわしたようにおののき、慌ててドアを開けて逃げようとする。

 無論、スピルバンがそんな美味しい獲物を見逃す筈がなく、すぐ追いかけて捕まえる。

 スピルバン「おい、君、待つんだ。あの時、君を助けるためには、あれしか方法がなかったんだ。とにかく僕の話を聞いてくれ。僕はポーコス星人じゃない、でも、君の味方だ」

 スピルバンの言う「あれ」と言うのが一瞬なんのことか分からなかったが、ロミに「エーギルなのね」と聞かれて、何も答えずエーギルのふりをしたことを指しているのだろう。

 
 ロミ「知らないわよ、ポーコス星人なんて……」

 勝気な女子高生っぽい口調でしらばっくれるロミ。

 その、やや蓮っ葉な喋り方と、衣装とのギャップがまた萌えるのである!

 スピルバン「無理するな、君は今、目を開けてるのがつらいはずだ」

 
 ロミ「……」

 ここで、今回の「奇跡の一枚」が現出する。

 だいぶ前の美女10にも貼った画像である。

 もっとも、外川さん、実はそれほど美人と言う訳ではないんだけどね。

 スピルバン「ポーコス星人の目は、暗いところに適応している。それに、腕の傷からこの星のばい菌でも入ったら……」

 スピルバンの言葉に、ふと自分の右手首を見ると、逃げる途中で傷付けたのか、たらたらと血が流れていた。しかも、赤ではなく、青い血が……

 
 ロミ「……」

 スピルバンに言われて、初めて気付いた時のロミの顔がまた綺麗なのである。

 ロミ、立ち上がると、海に向かって走り出す。

 
 スピルバン「待つんだ」
 ロミ「私なんかに構ってると、またワーラーが来るわよ。それでも良いの?」
 スピルバン「僕はこの星で、ずっとワーラーと戦ってるんだ。僕の生まれたクリン星はワーラーに滅ぼされた。君のポーコス星と同じだ。それに星が滅びてからのポーコス星人の運命も知っている」
 ロミ「やめて!」

 スピルバン、何とかロミに信用してもらおうと語りかけるが、ロミはなかなか心を開いてくれない。

 特殊な血を持つということで、恐らくワーラーのみならず他の勢力からも狙われてきた為だろう、彼らは他者に対する本能的な警戒心が強いのだ。

 まぁ、それ以前に、相手が住所不定無職だからねえ。

 これが宇宙刑事シリーズなら、主人公が公務員と言うことですんなり信用してくれるところだが、この辺が、公的な身分を持たないスピルバンのつらいところなのである。

 
 スピルバン「エーギルって君の恋人か? 探そう、一緒にエーギルを」
 ロミ「エーギル……」

 外川さんって、なんとなく戸川京子さんに似てる気がする。

 そのエーギル、既にワーラーの手に落ちていたが、カーミラーは寝台に拘束されているエーギルの体に触手を突き刺し、青い血を採取すると、それを体内で精製し、コバルトブルーの小さな玉として排出し、リッキーがそれを水をたたえたグラスで受ける。

 リッキー「女王様……」

 
 パンドラ「おお……なんと美しく、可愛らしい。ポーコス星人の青い血のエキスは、青春の輝き。このひとつぶで水の惑星ひとつと、同じぐらい価値がある。ワーラー様の活力の源」

 恍惚の表情でその玉を見ていたパンドラ、早速、守護神ワーラーに捧げる。

 つまり、守護神ワーラーにとってはポーコス星人の血はプレミアムタイプの「強力わかもと」のようなものであり、彼らがポーコス星人を付け狙うのは、それが理由だったのである。

 デスゼロウ「青い血がもっと手に入れば、水の惑星にこだわる必要はありません」
 ギローチン「リッキー」
 リッキー「はっ」

 
 リッキー「坊や、いきましょう」
 エーギル「はい、喜んで!」

 割と節操の無いエーギル、色っぽいお姉さまに優しく囁かれて、あっさり転ぶ。

 嘘である。

 エーギル「放せ、何処へ連れて行くんだ?」

 恐怖と不安の表情であらがうエーギルだったが、身動きできない彼にはどうすることも出来ず、寝台ごと何処かへ連れて行かれる。

 
 パンドラ「また何か、アイディアが閃いたようですね、ギローチン皇帝」
 ギローチン「はぁい、ポーコス星人の女の方を捕らえる戦略です」

 パンドラと顔を見合わせてニンマリすると、

 ギローチン「デスゼロウ、ひと働きして貰うぞ」

 
 デスゼロウ「ギローチン様、じきじきのご命令に、私め、感激しております」

 仮にもかつて実戦部隊の指揮官であったデスゼロウのプライドのかけらもない返事に、見ている方もいささか悲しくなってしまう。

 かと言って、ギローチンの威勢をおそれて、ひとまず恭順の姿勢を見せている……と言うような腹芸ができるほど、デスゼロウの電子頭脳は複雑ではなく、ほんとに心の底からの台詞なのだから、ますますもって情けない。

 おまけに、

 
 ポス「しっかりやれよ」

 ギローチンのペットのハムスターにまでバカにされるのだから、もう落ちるところまで落ちた感がある。

 さて、リッキーたちがエーギルを運び込んだのは、意外にもヘレンたちの部屋であった。

 リッキーは「大切なお客様よ」とだけ言って、エーギルを残して立ち去る。

 ヘレンはエーギルがポーコス星人の生き残りだと知ると、父・ドクターバイオの反対を押し切ってエーギルの脱出の手引きをする。

 だが、それはすべてギローチン皇帝の読み通りの展開であった。

 一方、スピルバンは何とかロミをグランナスカに収容し、休ませていた。

 
 まさに眠れる森の美女と言った風情で、デッキチェアのようなベッドで眠っているロミ。

 その寝顔を痛ましそうな目で見詰めるスピルバンとダイアナ。

 スピルバン「残酷な話さ、星が滅びたときに宇宙に散らばったポーコス星人ははるか昔にほとんどが狩り尽くされた。この子は数少ない生き残りなんだよ」

 と、グランナスカの通信機に、最初の宇宙船の墜落現場からSOS信号が入ってくる。

 ロミ「エーギルよ、きっと」
 ダイアナ「もし、罠だったら?」

 スピルバン、罠である可能性を頭に入れつつ、ロミを連れて墜落地点に向かうことにする。

 CM後、

 
 ロミの体質を考慮して、まだ暗いうちからパジェロを走らせているスピルバン。

 海辺の街は、まだ深い眠りの中にあった。

 ロミは念の為、サングラスをかけていたが、それでも眼前に広がる、曇りがちのどんよりした空に顔をしかめる。

 スピルバン「眩しいのか?」
 ロミ「私たちの血と同じ、嫌な色」
 スピルバン「そんなこと言うなよ」
 ロミ「エーギルと同じこと言うのね。サンクチュラ星へ行けば、私たちの血の色も赤くなるの。血の性質が変わって、ワーラーに狙われなくなるの」

 
 スピルバン「サンクチュラ星?」
 ロミ「ポーコス星が襲われたとき、みんなそこを目指して脱出したの……きっとエーギルと一緒に行くわ」
 スピルバン「血の性質が変わってしまったら、永遠の若さもなくなってしまうんじゃないのか?」
 ロミ「追いかけ続けられて長生きするより、そのほうがいいのよ……」

 信号機の赤色をじっと見詰めてつぶやくロミの横顔をチラッと見るスピルバン。

 ちなみにポーコス星人が滅ぼされたのはかなり昔のことらしいので、ロミも見た目よりずっと高齢で、スピルバンより全然年上だと思われる。

 その割りに、喋り方が見た目年齢そのまんまなのがアレだが、素人に毛が生えた程度の演技力の外川さんに、そこまで要求するの酷か。

 やがて二人は墜落現場付近の森に到着するが、キンクロンたちが慌てて草むらに隠れるのが見えた。

 
 ロミ「はぁっ!」
 スピルバン「ワーラーだ。こっちだ」

 スピルバンは、ロミを木の後ろに移動させるが、その頭上からカーミラーが降下して襲い掛かってくる。

 色々あって、スピルバンは結晶してカーミラーと戦うが、エーギルとロミは、あえなくワーラーに捕まってしまう。

 トレーラーを移動基地として利用しているデスゼロウは、檻の中に入れられた二人の前に立つと、

 デスゼロウ「囮の役目、ご苦労だったな。麗しい愛情、大いに結構、それでこそ、青い血の収穫が永遠に保証される」
 ロミ「収穫?」
 デスゼロウ「ギローチン皇帝は情け深いお方でいらっしゃる。ワーラー城でお前たちの結婚式を挙げてくださるそうだ。お前たちは子孫を作って増やし、その血を差し出すことで、ご恩に報いるのだ」

 
 自分たちが、ワーラーの家畜にされると聞かされ、生きた空もなく抱き合うエーギルとロミ。

 そう、ギローチンはエーギルとロミを結婚させ、生まれてくる子供たちの血も自分たちのものにしようと、悪魔のようなことを考えているのだ。

 ……って、まあ、人間が牛や豚に対してやってることと全く同じことなんだけどね。

 だが、二人をさっさとガメデスに連れて行かず、地上に留まっていた為、あっさりスピルバンに追いつかれ、万事休す。

 今回は、デスゼロウとカーミラー、二体一の戦いとなるが、デスゼロウは勿論、初登場時はスピルバンを苦しめたニュー戦闘機械人もあっという間に陳腐化しており、スピルバンはさほど苦戦することもなく、

 

 
 アークインパルスでカーミラーを撃破し、無事に二人を救出するのだった。

 パンドラたちの怒りは、命からがら逃げ戻ってきたデスゼロウに向けられる。

 
 ギローチン「花を持たせてやろうと思ったのに、なんてザマだ。下がれ!」

 まぁ、確かに今回の失敗はデスゼロウの責任かもしれないが、そもそも、エーギルだけではなく、ロミも捕まえようとしたギローチンの作戦そのものに問題があったのではないだろうか。

 そんな欲さえ出さねば、少なくともエーギルの血からかなりのエキスを抽出できていた筈で、責められるべきはギローチンも同様だと思うのだが、デスゼロウひとりに責任を押し付けて口を拭っているギローチンが、ますます卑劣な男に見えてくる管理人なのだった。

 考えたら、ギローチンの作ったカーミラーだって負けてるんだしね……

 ラスト、二人をグランナスカで安全な宙域まで送り、別れの挨拶を交わしているスピルバンとダイアナ。

 
 ダイアナ「元気でね」
 ロミ「本当にありがとう」
 エーギル「感謝します」
 ロミ「サンクチュア星に落ち着いたら、またこの星に来るわ。その時は、青い星も、青い空も海もまっすぐに見られるようになっているでしょう」
 スピルバン「僕たちが送っていけるのはここまでだ、ワーラーが動き出す前に、早く行ったほうが良い」

 
 スピルバンに促され、エアロックに移動するエーギルとロミ。

 二人が寄り添っているのを見たスピルバン、改めて、「美女と野獣」系のカップルだなぁと思い、彼らの(修理した?)宇宙船が離れていくのを見送りながら、

 
 スピルバン(ちくしょう、サンクチュア星に着くまで、ヤリまくるんだろうなぁ……他にすることないし)

 と、二人の夜の営みを想像して、真面目な顔をしつつ、心の中で全力で羨ましがるスピルバンであったが、嘘である。

 以上、ヒロインの美しさとストーリーの面白さが両立した、シリーズ後半では屈指の力作であった。
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コメント

ハムスター

デスゼロウもかっての幹部の筈なのにどうも扱いが軽いようですね😅おまけにハムスターにまで馬鹿にされるとは堕ちるとこまで墜ちたようですね😞

二兎を追う者は一兎をも得ず

>そもそも、エーギルだけではなく、ロミも捕まえようとしたギローチンの作戦そのものに問題があったのではないだろうか。
「欲を出して成果0」なのはショッカー以降の悪の伝統芸ですね。
「利食い千人力」という言葉を彼らに送りたい!

スピルバンもテンション高そう

シャドーとガシャーが退場して、管理人様のテンションが下がるとのことでしたが、前回、今回とまだまだ見どころてんこ盛りですね。
ロミは確かに管理人様のストライクゾーンの容貌や風貌ですね、これまでのレビューを拝見した経験から。

>しばらくアクションが出来なかったと述懐されているから、その時期に撮られたものかもしれない。

しばらくはダイアナのアクションは封印となるのですか(泣)

スピルバン(よしっ!)
 ロミの顔を見た瞬間、心の中で思わずガッツポーズをするスピルバン。

ついにスピルバンは選り好みで救出するようになってしまいましたか(笑)スピルバンはシスコンだったりロリコンだったり、キャラが迷走して、頼りなくみえますね(笑)前回も偽姉さんをブッタ斬りしちゃったりと(笑)

>ギローチンのペットのハムスターにまでバカにされるのだから、もう落ちるところまで落ちた感がある

リッキーもデスクロウももうギローチ〇皇帝の配下と化してしまったのか(悲)

>ますます卑劣な男に見えてくる管理人なのだった。

典型的な部下の手柄は自分のもの、上司の失敗は部下せいですな。

>スピルバン(ちくしょう、サンクチュア星に着くまで、ヤ〇まくるんだろうなぁ……他にすることないし)

ちびっこヒーロー、スピルバンの性格がますます歪んでゆく・・・(笑)

Re: ハムスター

これほど悪役キャラへの扱いが酷い特撮は、他にはちょっとないと思います。

Re: 二兎を追う者は一兎をも得ず

もう、そんなのばっかりなので、レビューしてて時々うんざりします。

Re: スピルバンもテンション高そう

> ロミは確かに管理人様のストライクゾーンの容貌や風貌ですね、これまでのレビューを拝見した経験から。

うっ、バレたか。まあ、特に好みのタイプというほどでもないんですけどね。

> リッキーもデスクロウももうギローチ〇皇帝の配下と化してしまったのか(悲)

いくら尽くしても報われないと分かっているのにね。

> 典型的な部下の手柄は自分のもの、上司の失敗は部下せいですな。

デスゼロウもリッキーも、「じゃあお前らだけでやれ」って言ってワーラーを飛び出してやればいいんですよ。

>スピルバン(ちくしょう、サンクチュア星に着くまで、ヤ〇まくるんだろうなぁ……他にすることないし)
> ちびっこヒーロー、スピルバンの性格がますます歪んでゆく・・・(笑)

我ながらサイテーの妄想台詞だったと自負しております。

タイトル

>それにしても、相変わらずタイトルが無駄に長い。
当時は新聞のTV欄やそれほどないTV雑誌だけだったからスタッフも必死だったかも?

>単に「美しき逃亡者」とした方が絶対良かったと思う。
今回のは「ハングマン」っぽいですよね。

僕としては「学校から帰ったらぼくの家はマクー基地」が一番キテますね!

>ここで、今回の「奇跡の一枚」が現出する。

>もっとも、外川さん、実はそれほど美人と言う訳ではないんだけどね。
写真や映像での美しさ・可愛らしさが、その方そのものと単純に正比例はしない
と僕も感じますね。作り手のセンスが重要。

>これが宇宙刑事シリーズなら、主人公が公務員と言うことですんなり信用してくれるところだが、この辺が、公的な身分を持たないスピルバンのつらいところなのである。

沢村大「そんなことなかったぞ。亀さんとかオズマさんとか・・・」

見た目と年齢

>ちなみにポーコス星人が滅ぼされたのはかなり昔のことらしいので、ロミも見た目よりずっと高齢で、スピルバンより全然年上だと思われる。
2001年のアニメの「サイボーグ009」では
004の「ベルリンの壁を抜け出す」が古くなったので
004までの4人は「不具合のため機能を停止させ」て、その後の技術向上で復活
ヒロインの003が009に「おばあちゃんでごめん」と自虐してました。

「見た目が若いままで、自分より年上」って僕なら大歓迎です!

デフレ化?

>初登場時はスピルバンを苦しめたニュー戦闘機械人もあっという間に陳腐化しており
ゲルショッカー戦闘員とかもそうでしたね。

これが日本の中小企業なのです

>デスゼロウひとりに責任を押し付けて口を拭っているギローチンが、ますます卑劣な男に見えてくる
私は独断専行せずに「報告して指示を仰いでその通りにした」のに「お前の責任」と言った元上司様
しみじみするなぁ・・・

>ヒロインの美しさとストーリーの面白さが両立した、シリーズ後半では屈指の力作であった。

「逃亡者を助けて送る」は宇宙刑事シリーズでよく見られたプロットだけど
今作は後味が実に良いです!

Re: タイトル

> 当時は新聞のTV欄やそれほどないTV雑誌だけだったからスタッフも必死だったかも?

確かに、今の感覚だけで判断するのはダメですね。

> 僕としては「学校から帰ったらぼくの家はマクー基地」が一番キテますね!

キャッチーですよね。

Re: >ここで、今回の「奇跡の一枚」が現出する。

> 写真や映像での美しさ・可愛らしさが、その方そのものと単純に正比例はしない
> と僕も感じますね。作り手のセンスが重要。

その逆のパターンはたくさんありますけどね。

Re: >これが宇宙刑事シリーズなら、主人公が公務員と言うことですんなり信用してくれるところだが、この辺が、公的な身分を持たないスピルバンのつらいところなのである。

ま、そこはそれ、人柄も加味されるんで(笑)

Re: 見た目と年齢

> 「見た目が若いままで、自分より年上」って僕なら大歓迎です!

同感です。なんか、良いですよね。

Re: デフレ化?

怪人が弱いのも、「スピルバン」の残念な点ですよね。

最初はもうちょっと苦戦していたと思いますが。

Re: これが日本の中小企業なのです

しみじみさせてすみません。

Re: >ヒロインの美しさとストーリーの面白さが両立した、シリーズ後半では屈指の力作であった。

この手の話では、メタルシリーズの中でもピカイチなんじゃないかと思います。

変に感傷的というか、ファンタジックにしてないところが成功の一因ではないかと。

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