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「時空戦士スピルバン」 第28話「赤ちゃんこんにちは・23世紀レッスン」



 第28話「赤ちゃんこんにちは・23世紀レッスン」(1986年11月3日)

 もうこのサブタイトルからしてやる気がなくなる感じだが、なんとかレビューしてみよう。

 冒頭、チェリーベビーセンターと言う公会堂のような建物の一室で、大勢の妊婦を前に、アラビア風のBGMを流しながら、なにやらしたり顔で講釈を垂れているのは、

 
 パンドラ「ギリシャ神話では、まず、カオスの中から大地、ガイアが生まれました。ガイアは眠りながら天空、ウラヌスを産み落としました。天地の始まりです。今、あなた方の体の中には素晴らしい生命が育っています。やがてはちきれんばかりに命を輝かせて誕生してくることでしょ。素晴らしい、奇跡的……あなた方は奇跡を行うのです。ガイアになりなさい、眠りながらに奇跡を行うのです……」

 誰あろう、女王パンドラの仮の姿であった。

 これはなんとなく、曽我町子さんの私服のような気がするなぁ。

 部屋の外には、こちらも人間に扮したギローチンとリッキーの姿もあった。

 
 ギローチン「リッキー、ディスクを配れ」
 リッキー「はっ」

 
 命じられたリッキーは、二人のアシスタントを引き連れて部屋に入ってくる。

 以前なら、シャドーとガシャーのファッションも楽しめていたであろうに、今更ながら二人の途中退場が恨めしい。

 リッキーは、パンドラに頷いて見せてからケースに入ったCDを妊婦たちに配ってまわる。

 
 パンドラ「お配りするCDは、ガイアになるためのものです。朝1時間、昼1時間、夜1時間、寝る前に1時間、心静かにお聞きなさい、あなたはガイアになれます」
 五十鈴(めんどくせ……)

 講師の説明に、内心でウンザリする美熟女女優の五十嵐五十鈴さんであったが、嘘である。

 嘘だが、なんだかんだで、まだ当時はのんびりした時代だったんだなぁと言うことが分かる台詞ではある。

 ちなみに、漸くこの年にCDの売り上げがLPを上回ったそうである。

 さて、スピルバンがいつものようにパトロールをしていると、目の前の交差点にいきなり買い物袋を抱えた幼女が倒れこんでくる。

 無論、幼女大好きスピルバンが、こんなカモネギを見逃す筈がなく、

 
 スピルバン「あーあーあー、ちょっと!」

 急ブレーキをかけると、いそいそと車から降りて駆け寄る。

 
 スピルバン「だいじょぶ? おじさんとどっかで休もうか?」
 幼女「いや、そう言う趣味ないんで……」

 スピルバンの幼女好きは町内に知れ渡っているので、素早くスピルバンを遠ざけようとする幼女。

 ……嘘である。

 スピルバン「だいじょうぶ?」
 幼女「うん」
 スピルバン「こりゃ大変だ」
 幼女「ありがとう」

 口では大変と言いながら、ほたほたと崩れ落ちそうな顔で、嬉々として散らばった野菜などを拾い集めるスピルバン。

 無論、「家に送り届けるまでが幼女好きの仕事」なので、きっちり家まで送ってやり、あまつさえ、彼女が玄関に辿り着くまでねっとりした視線をその背中から離そうとしないスピルバン。

 まさに幼女好きの鑑と言えよう。

 ところが、荷物で手が塞がれている幼女がいくら叫んでも、母親は出迎えに出てくれない。

 スピルバン「留守かーい?」
 幼女「眠っているのよ、困ったママなんだから」
 スピルバン(チッ)

 留守だったら、いっそのこと家に上がってやろうかと思ったスピルバン、内心で舌打ちする。

 幼女とスピルバンが庭に回って窓ガラスを叩くと、忘我の状態でCDを聞いていた母親がやっと気付いて窓を開けてくれる。

 その幼女の母親こそ、さっきの五十鈴さんであった。

 
 五十鈴「お帰り」
 幼女「お兄ちゃんに送ってもらったのよ」
 五十鈴「そう? ロリコンなんですか?」
 スピルバン「……」

 じゃなくて、

 五十鈴「そう? どうも」
 スピルバン「いえ……あの、変わった音楽を聴いてるんですね」
 五十鈴「胎教のためなんです」
 スピルバン(気だるくなって来る……不思議な音楽だ)

 CDには、音楽に混じって、さっきのパンドラの「ガイアになりなさい……」などという語りも吹き込まれていた。

 その家を辞去したあと、スピルバンはどこかで聞いたことのある声だとつぶやくが、なにしろパンドラの声をあまり聞いたことがないので、すぐには気付かない。

 と、前方から、時男と健一がいかにも元気なさそうに歩いてくるではないか。

 
 スピルバン「よう」
 時男「城さん」
 スピルバン「どうした健一君、喧嘩でもしたのか?」
 時男「パパが会社クビになっちゃったんだって」
 スピルバン「えっ?」

 時男の言葉に思わず吹き出しそうになるスピルバンであったが、嘘である。

 スピルバン、すぐ健一の父親に会いに行くが、

 
 父親「新しい生命が誕生するということは奇跡なんです。天地創造なんです。そんな時、会社なんて行ってられますか? 女房のそばについていやりたい。僕はそう決心したんです」
 スピルバン「はぁ……」

 父親は明らかにイッちゃった目で滔々とまくしたて、会社をクビになったことを少しも後悔していないようであった。

 そう言えば12話では、勝の父親も、ワーラーの似たような作戦によって会社を自発的に辞めてるんだよね。

 スピルバンと関わると、子役たちの人生が狂うみたいです。

 しかし、そばで聞いていただけの夫がこんなにおかしくなっているのに、肝心の母親のほうがどうなっているのか全く描かれないのは、片手落ちであろう。五十鈴さんも、見たところいたってまともだったし。

 CDがチェリーベビーセンターで配布されていると知ったスピルバンは、早速その建物に潜入する。

 冒頭の教室に入るが、部屋には誰もおらず、机の上に置かれたCDプレーヤーからあの音楽と語りが聞こえてくるだけであった。

 
 スピルバン「同じものだ」

 
 スピルバン、不穏な気配を感じて屋上に上がると、待ち伏せていたニュー戦闘機械人ディスクが襲ってくる。

 無論、まだ序盤なので、適当に戦って尺を稼ぐと、ディスクは速やかに退散する。

 しかし、ここでスピルバンを攻撃させたのは、たぶん、リッキーの指示だったのだろうが、スピルバンにワーラーの関与を教えるだけで、余計な手出しだったように思える。

 それはともかく、ディスクとの戦いのあと、スピルバンはやっと声の主が誰か思い出す。

 
 スピルバン「あの声は、女王パンドラ!」

 グランナスカに戻ったスピルバン、ダイアナに問題のCDを聞いてもらう。

 
 スピルバン「どうだ?」
 ダイアナ「うーん、眠くなってきた。なんて言うか、どうでもいいって感じ、凄い倦怠感」

 
 ダイアナ「無理もないわ、こんなものを一日中聞かされていたら、それこそ会社だって辞めたくなるわよ」
 スピルバン「ワーラーの狙いが読めてきたぞ、生まれてくる赤ちゃんに働きかけてるんだ」
 ダイアナ「怠け者にするつもりね」
 スピルバン「うん、ギローチンが考えた戦略に違いない」

 ちなみに二人とも音楽を聴いているのに影響されないのは、最初から怠け者だったからである(註・違いますっ)

 にしても、人間を怠け者にしようと言う毎度お馴染みのこの作戦、さすがに飽き飽きである。

 「シャリバン」でも、「シャイダー」でもあったもんね。もちろん、全部上原さんの脚本である。

 CM後、作戦の順調な滑り出しをお世辞を交えてパンドラに報告しているギローチン。

 毎回必ず序盤だけは順調だってことに、いい加減、気付こうか。

 
 ギローチン「お陰さまで戦略は予想以上に成果を上げております」
 パンドラ「少しはお役に立ちました?」
 ギローチン「パンドラ女王の声には魔力が潜んでいる。私が予想したとおりです」
 リッキー「女王様の声に魅せられて」
 デスゼロウ「会社を休む夫まで出ているようです」
 ギローチン「さすがパンドラ女王」
 パンドラ「いやぁ、それほどでも……私も楽しませてもらいました。おっほっほっほっ」

 部下たちにその美声(?)を褒められ、いかにも嬉しそうに笑うパンドラ。

 デスゼロウ「人間どもを怠け者病にするのは分かります。しかし、何故赤ちゃんを?」

 デスゼロウの疑問に対し、

 
 ギローチン「赤ちゃんの脳は純白のキャンバス、そのキャンバスに怠け者の感覚を植えつける」
 パンドラ「赤ちゃんは一生怠け者になります。そのまた赤ちゃんも……」
 リッキー「代々怠け者になる」
 ギローチン「そして23世紀には」
 パンドラ「日本国民総怠け者!」

 噛んで含めるように解説する三人。

 しかし、そんな怠け者だったら、そもそも結婚したり子供を作ったりもしないのでは?

 ともあれ、100年どころか200年先を見据えた、途轍もなく遠大な作戦目標であった。

 ま、同時に、途轍もなくアホな作戦とも言えるのだが……

 デスゼロウ「つまり歴史を引っ繰り返す!」
 ギローチン「23世紀を」
 ポス「そう、ワーラーが支配することになる」
 デスゼロウ「なぁーるほど、こりゃまた気宇壮大、100年間の侵略と言うことになりますな」

 でも、まぁ、100年200年のスパンで気長にじっくり支配していこうというのは、特撮番組の「悪の組織」にすれば、決して間違ったやり方とは言えないだろう。

 彼らは機械や特殊な生命体なのでそれくらい余裕で生きられるが、生身の人間であるヒーローたちはそれまでに確実に老いて死んでいるからである。

 ギローチン登場時には、多少は反抗の態度を見せていたデスゼロウだったが、今やすっかりギローチンの賛美者orポチと化しており、皮肉ではなく衷心からギローチンの戦略を褒めちぎると、そればかりではなく、

 
 デスゼロウ「よいか、未来の母親、つまり未婚の娘たちにCDを配り、教育をするのだ」

 陰ながらギローチンの力になろうと、ギローチンに無断でそんな命令を下す。

 今までのデスゼロウの役回りから考えて、いかにも、それが作戦全体を破綻に導く余計なことのように見えたが……

 
 ともあれ、暴走族風の若者に扮して、路上で女子高生にCDを配るキンクロンたち。

 タダで貰えるものならウンコでも喜んで貰う(註・断じてそんなことはありませんっ)女子高生たちは、争うようにCDを手に取る。

 しかし、こんな小劇団のチラシ配り的な人海戦術では、日本人どころか、都民を怠け者にするだけでも尋常ではない手間と時間と費用がかかるだろう。

 なんて、放送局を占拠して電波でその曲を流そうという発想が浮かばないのか、理解に苦しむ。

 その様子を見かけたスピルバン、彼らの行き先を突き止めればCD製作工場を発見できると睨み、彼らの乗ってきたバンを追跡し、とある倉庫に辿り着く。

 倉庫の地面に、いかにも秘密の入り口に通じているような扉を発見するが、さすがにデスゼロウも馬鹿ではないので、それには強力な爆弾が仕掛けてあった。

 スピルバンは寸前で気付いて結晶し、なんとか爆発から逃れて倉庫から飛び出る。

 
 デスゼロウ「ご苦労だったな、スピルバン」
 スピルバン「デスゼロウ将軍!」
 デスゼロウ「CD工場を見つけ出すつもりだろうが、それは不可能だろうな。いくらじたばたしても無理、ギローチン様の戦略にいささかの狂いもない」

 続いて倉庫のテラスにデスゼロウが現れ、スピルバンを嘲笑う。

 スピルバン「待て! CD工場は一体どこにあるんだ?」

 こうして、視聴者の予想通りドジを踏むかと思いきや、まんまとスピルバンの鼻を明かしたデスゼロウであったが……

 
 ギローチン「なんて馬鹿なことをしてくれたんだ、かえって嗅ぎ付けられてしまったじゃないか」
 ポス「デスゼロウのトンマ!」
 パンドラ「デスゼロウ将軍、この処置をどうしてくれます?」
 リッキー「ノロマがっ!」
 デスゼロウ「……」

 ガメデスに帰還したデスゼロウに対し、ギローチンたちはこれでもかとばかりに罵倒の嵐を叩きつける。

 ま、リッキーの台詞は管理人の創作だが、どう考えてもいわれのない悪態を付けられているデスゼロウがめちゃくちゃ気の毒なのは事実である。

 だって、今のデスゼロウの行動、作戦に全く何の影響も及ぼしてないのだから。

 CDが人々を怠け者にしており、その裏にワーラーが潜んでいることはとっくの昔にスピルバンも知っていたし、CD工場についての手掛かりも一切与えていないんだからね。

 デスゼロウ「申し訳ありません。お喜び頂こうと思ってしたことが……」

 デスゼロウも内心釈然としなかったであろうが、理不尽でも上司には逆らえないのが宮仕えのつらいところで、ひたすら平身低頭して詫びるのだった。

 その後、ダイアナは妊婦に変装してチェリーベビーセンターに潜入する。

 建物の地下には秘密の部屋があり、妊婦はそれぞれベッドに横たわり、四角い透明なケースを被せられる。

 しかし、もう何時間となく音楽を聴いているはずなのに、妊婦たちに怠け者病の兆候がまったく見られないのはどう考えても変と言うか、手抜きである。

 だいたい、重度の怠け者になったのなら、センターに通うことすらしなくなるのでは?

 それはさておき、リッキーはダイアナが潜り込んでいることを知りながら、何食わぬ態度を守り、

 
 リッキー「開始」

 わざわざダイアナの前で、謎だったCDの製作方法を披露する。

 
 ディスクの体内から、次々と新品のCDが排出されていく。

 そう、CD製造工場は、ニュー戦闘機械人そのものだったのである!

 今回のシナリオで唯一褒められるのは、この意外性くらいかな。

 ま、そんなにびっくりするようなことでもないのだが。

 リッキーはあくまでにこやかにダイアナに話しかけていたが、不意に表情を厳しくさせてダイアナの体に電流を流す。

 だが、恐らくダイアナの体に発信機が取り付けてあったのだろう、その電波を頼りに、スピルバンがドリルガイオスで壁を突き破って突入してくる。

 
 ダイアナ「スピルバン、機械人がCD工場よ」
 スピルバン「知らなかったぜ、機械人がCD工場だったとはな」

 これ、はっきり言ってリッキーのミス以外の何物でもないと思うのだが、長い長い、それこそ23世紀に突入するのではないかと思うほど長いミニチュアバトルシーンおよびラス殺陣の末、

 
 戦車部隊を指揮していたデスゼロウがへろへろになって戻ってくると、

 
 パンドラ「デスゼロウ将軍!」

 
 ギローチン「早く処分すべきかも知れんな、作戦の邪魔ばかりしてる奴は」

 何故か、上司たちの非難の矛先は、リッキーではなくデスゼロウに向けられる。

 まぁ、そりゃ、たくさんの戦車や戦闘機を失ったのはデスゼロウの責任かもしれないが、作戦そのものはスピルバンに突入された時点で破綻しているし、だいたい、軍団が敗北するのは毎度のことだしね。

 さっきと同じく、いわれのない非難を浴びたデスゼロウだったが、一切抗弁することなく、

 
 デスゼロウ「申し訳ありません、どうかお許しを……」

 文字通り床に額をこすりつけてひたすら謝罪するのだった。

 これもねえ……以前にも書いたが、仮にも「悪の組織」の大幹部が、プライドも何もかなぐり捨てて、こんなみじめったらしい真似をしたら、見ている方もなんか悲しくなっちゃうでしょ?

 ともあれ、順調な滑り出しを見せたギローチンの壮大な企ては順調に挫折し、母親たちは元通りの明るい母親に……って、まあ、別に劇中も大して変わってなかったか。

 終わってみれば、かなりの予算をつぎ込んだであろう今回の作戦の成果は、

 健一の父親が会社をクビになった

 ……

 ワーラーの前途は果てしなく遠く厳しい。

 それにしても、健一のパパはちゃんと新しい仕事を見付けられただろうか?

 以上、サブタイトルから予想されたとおり、死ぬほどつまらないエピソードであった。

 この回を敢えてスルーせずにきっちりレビューした自分を褒めてやりたいと思う。
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コメント

>にしても、人間を怠け者にしようと言う毎度お馴染みのこの作戦、さすがに飽き飽きである。

「人間の本性は悪」であり、作戦は「触媒」に過ぎない・・・
と、上原先生は思っていたかもしれません。

23世紀までとは

今回の作戦は随分と気の長い作戦ですね😅目標は23世紀ですか?その間に人類は代替わりはあっても寿命的にはそこまで長生きは出来ないので割と成功した方ではないのでしょうか?その代わり莫大な💰が必要ですね😖

>しかし、そんな怠け者だったら、そもそも結婚したり子供を作ったりもしないのでは?

少子化の最大の原因はこれじゃないかな?世の中全般が便利になり過ぎてるし・・・
ただ、日本では「終身雇用」と「定期昇給」が前提じゃないと結婚・子育ては厳しい。

駄目すぎ

人間を怠け者にする作戦は特撮にはよくありますが、これはトップクラスで駄目なのでは?合計4時間聞くところからはじめなければならないとは効率悪すぎです。
ただ成果が「健一の父親が会社をクビになった」はかなりウケました。

リッキー

リッキーの写真ありがとうございます。
よくよく見ると、コスチュームとぴったりないいお尻してます。

ギローチン皇帝の「魔王」

パンドラの歌を使い人間たちを怠け者にする=妊婦さんたちにグータラな子供を大量生産させる作戦とは、何か観ていてパンチに効かない印象が否めません!!
どうせ「歌」と「将来を担う存在を消す」と言うなら、こんな作戦はいかがでしょうか・・・・?

とあるコンサートホールで行われていたリサイタル。ホールの玄関には「中高生のためのシューベルトの会 バリトン~ミヒャエル・ギローチン(!)」との立て看板が!!
ホールでは女流ピアニスト=リッキーの伴奏で、バリトン歌手ミヒャエル・ギローチン=ギローチン皇帝がシューベルト作曲の「魔王」を朗々と歌い上げています(歌声は勿論吹き替え、テレビ画面の下には日本語訳が入ります)!
しかしそのリサイタルを聴きに行った中高生たちが、次々と蒸発する怪事件が起こり出動するスピルバン!!それは言うまでもなく将来を担う中高生たちを消そうとするワーラーの策略であり、ワーラー奇城では
「私が嗜む声楽がこんな処で活用出来るとは何よりですな!私の歌声を聴かされた者は、集団催眠で意のままに操る事が可能なのです!!」
と雄弁に語るギローチン皇帝とその肩の上で
「よっ、ワーラーきっての声楽王、ギローチン様♪」
と太鼓を持ちます!そして
「この調子で、将来を担う中高生たちを次々と蒸発・・・・いや、それでは面白味がないわね。出来れば集団入水にでも追い込んでやりなさい♪」
と世にも恐ろしい事をさも楽しそうに命じるパンドラ!その後、取材と称しクラッシック誌の女性記者に成りすましてギローチン皇帝の尻尾を掴もうとしたダイアナが、蓄音機型の戦闘機械人に返り討ちに遭いかけるなどの紆余曲折を経て、ある夜、夜空に響き渡るギローチン皇帝の歌う「魔王」に誘い出され夢遊病者の様に湖に誘い出されて行く中高生たち(彼ら、彼女らにしかその歌声は聞こえません)!湖畔ではやはりリッキーのピアノを伴奏に
「(訳詞で)♪かわい~、坊や、かわい~、坊や。とても楽しい遊びをしよ~。岸辺には花咲き~、金のおべべがた~んとある~。」
となおも朗々と歌うギローチン皇帝!!その歌詞を具現化した様に湖に浸かって行く中高生たちでしたが、ギローチン皇帝の歌は突如、横から聞こえて来たスピルバンの笑いに遮られます!
「はははは!「魔王」の歌で中高生たちを催眠に掛けて集団入水に追いやるとは、思いもよらない手口だぜ。それに歌の中の魔王とは、正に貴様本人と言う訳かい、ギローチンっ(怒)!!!」
とのスピルバンに
「お前の様な無骨者に、私の芸術はわかるまい。歌の中と同じ様に魔王に目を付けられた子供は死ななきゃならんよっ!」
と応えるギローチン皇帝!更にその言葉と共に再登場した蓄音機型の戦闘機械人をスピルバンが結晶して撃滅し一件落着!!と、こんなお話はどうでしょう?!

遠大な計画

>でも、まぁ、100年200年のスパンで気長にじっくり支配していこうというのは、特撮番組の「悪の組織」にすれば、決して間違ったやり方とは言えないだろう。
「円盤戦争バンキッド」のブキミ星人がそうだったと聞いていますが?
これも観たいのですが・・・

Re: >にしても、人間を怠け者にしようと言う毎度お馴染みのこの作戦、さすがに飽き飽きである。

まあ、ほんとのところ、口先だけの「悪の組織」なんかより、人類が過去に行ってきたことのほうが遥かに怖いんですけどね。

Re: 23世紀までとは

いくらなんでも長過ぎますよね。ほとんど敗北宣言に等しい気もします。

Re: >しかし、そんな怠け者だったら、そもそも結婚したり子供を作ったりもしないのでは?

結局、お金でしょうね。

Re: 駄目すぎ

> 合計4時間聞くところからはじめなければならないとは効率悪すぎです。

よりによって、人を怠け病にするための作戦なんですけどね……

> ただ成果が「健一の父親が会社をクビになった」はかなりウケました。

ありがとうございます。

Re: リッキー

コメントありがとうございます。

リッキーのコスチューム、エロくて良いですよね。

Re: ギローチン皇帝の「魔王」

なかなか面白そうなお話ですね。

確かに、ワーラーにしてはあまりに生温い作戦ですよね~。

Re: 遠大な計画

> 「円盤戦争バンキッド」のブキミ星人がそうだったと聞いていますが?

そうですね。数十年後の本格的な侵攻の準備工作として、子供たちをダメにしておくと言うんだったかな?

> これも観たいのですが・・・

近くに住んでたら貸して上げたいところです。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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