FC2ブログ

記事一覧

「電子戦隊デンジマン」 第28話「呪いの館の密殺者」(リテイク版)



 第28話「呪いの館の密殺者」(1980年8月9日)

 と言う訳で、突然ですが、懐かしの「デンジマン」のお時間がやって参りました。

 特に理由はありません。書きたいから書きました。

 さて、冒頭、とある海岸の入り江で、モリを手に、ビキニ姿で魚獲りをしているあきら。

 が、何も取れなかったようで、手ブラ、いや手ぶらで岩場に上がると、目の前に、見知らぬ30代くらいの男性が立っており、こちらをじろじろと見ているではないか。

 
 あきら「……」

 貴重なあきらのビキニスタイルだが、カメラがあまりしっかり(下半身を)映してくれないのが残念である。

 一瞬ばつの悪い顔になるあきらだったが、それでもにこやかに笑ってお辞儀をする。

 
 デリンジャー「……」

 と、相手もにこっと笑うと、同じく頭を下げて目礼する。

 後に超能力を持つ暗殺者だと判明するこの男、演じるのは御存知、中田博久さん。

 

 

 
 さすがに恥ずかしかったのか、あきらはそそくさと男性の足元に置いてあった服のところに駆け寄り、それを掴むと逃げるようにその場から立ち去る。

 ……

 いやぁ、いいですなぁ。あきらのおっきなお尻。

 思わず三枚も貼ってしまいましたが、ここだけの話、管理人はお尻のおっきな女性が大好きなのです!

 あ、いま、「知るかっ!」って吐き捨てた人、後で職員室に来るように。

 その際、あきらは赤いコンパクトを落とすのだが、全然気付かずに行ってしまう。

 しかし、岩場でそんなもん落としたら、さすがに音がして分かると思うんだけどね。

 
 それはさておき、男はひとりになると、大きな波の打ち寄せる岩場の突端に立ち、やおら右手を差し出して「えいっ」と気合を発する。

 と、海の中から小さな魚が飛び出し、男の手に吸い込まれるように掴まれる。

 そう、前述したように、この男は超能力の持ち主なのである。

 それにしても、これほどビンボー臭い超能力の使い道もあるまい。

 
 西「今日こそ正体を暴いてやる」

 だが、その様子を、背後の崖の上からじっと見詰めている渋い声と顔をした男がいた。

 インターポールの西刑事である。演じるのは「快傑ズバット」の東条役でお馴染み、斎藤真さん。

 西刑事は、デリンジャーを追ってトンネル状の洞窟を抜け、森に囲まれた打ち捨てられた教会のような建物の前に出る。

 そこは長い間放置されていたようで、雑草は伸び放題、階段の手摺には苔が生えていて、いかさま幽霊屋敷といったおもむきであった。

 西刑事は裏口から内部に侵入し、ステンドグラスのある、人形やら甲冑やらガラクタやら、色んなものがわざとらしいほど雑然と置かれた、ほこりと蜘蛛の巣だらけの部屋に足を踏み入れる。

 と、突然部屋の中に雷鳴が轟き、突風が吹き込んだかと思うと、人形やロッキングチェアなどが空中に浮かび、不気味な笑い声まで立てて西刑事をおびやかす。

 無論、それくらいで逃げ出すような腰抜けでは刑事はつとまらない。

 彼がなおもその場に留まって息を潜めていると、

 
 怪人「生きて出たくば問いに答えよ。朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足は?」

 何処からか、低い男の声が聞こえて来て、西刑事に借問する。

 突然の問い掛けにへどもどする西刑事だったが、

 
 西「そ、そういう生き物!」
 怪人「……」

 じゃなくて、

 西「人間だ、赤ん坊の時は四つ足、大人になって二本足、年取って杖突いて三本足! どうだっ?」

 咄嗟に答えをひねり出して、叩きつけるように叫ぶ。

 まあ、これは大昔からある有名な謎掛けであり、「キン肉マン」にも出てきたようなポピュラーなものなので、そんなに威張って言うことでもないのだが。

 
 怪人「ふふふふ、君は間違った。ここでは『スフィンクスの謎』と答えねばならんのだ。死ね!」
 西(そんな殺生な……)

 もっとも、姿を見せた怪人ナゾラーは、そんな「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」みたいな理不尽なことを言って西刑事のファイナルアンサーを却下して、直ちに西刑事を処刑しようとする。

 デリンジャー「待て、その男は俺がやる」
 怪人「黙れ、ワシに命令する気か」

 だが、そこへ出てきて怪人を止めたのが、意外にもあの男であった。

 そう、今回は怪人とは別に人間の姿をした悪役が登場するという、珍しい設定なのだ。

 と、そこへミラーとケラーがあらわれ、ミラーがナゾラーをなだめている間に、ケラーは西刑事を立たせて優しく逃げるよう促す。

 西刑事はともかく教会から逃げ出すが、

 
 デリンジャー「エコエコエザラク、エロエロエッサイム……」

 彼らがそんな仏心を出す筈がなく、それは、デリンジャーの呪殺者としての能力を西刑事の命で実地に試すためだった。

 デリンジャーがなにやら呪文を唱えながら、不細工な人形と短剣を手に念じると、逃走中の西刑事が足を滑らせて崖から転落し、あえなく死んでしまう。

 へドリアン「おお、見事じゃ、デリンジャー」
 ヘドラー「まさに悪魔の祈祷師です」
 へドリアン「気に入った、すぐにここに呼ぶのじゃ」

 水晶玉で一部始終を見ていたへドリアン女王、興奮に巨乳をぷるぶるさせてヘドラー将軍に命じる。

 そう、デリンジャーはこともあろうにベーダーに雇われて日本にやってきたらしい。

 しかし、へドリアン女王なら、それくらいの呪術は朝飯前でやれると思うんだけどね。

 現に、最初の頃、若い女性たちを次々と呪い殺していた筈だが……

 舞台変わって、デンジブルーこと青梅が空手着姿の子供たちを引き連れ、ジョギングをしている。

 
 子供「食べるためにあるのに、絶対に食べれないものなんだ?」
 青梅「はてさて、そんなものがあるんだべか?」
 子供「それはお箸!」
 青梅「ああ、なるほど」
 子供「青梅さんはなぞなぞに弱いんだね」
 子供「だめね、青梅さん」
 子供「どうしようもないバカだね」
 子供「人間のクズだね」
 子供「死ねばいいのに」
 青梅「……」

 途中から嘘であるが、当時、子供たちの間で流行っていたなぞなぞが全く解けず、子供たちからバカにされる青梅であった。

 いかん、あまりに久しぶりなので、レギュラー子役たちの名前が全く分からん。

 と、土手の上にあきらたち三人が現れ、青梅に目配せする。

 何か容易ならぬ事態が発生した模様である。

 4人がデンジランドへ急行すると、赤城がインターポールからの依頼があったと言って、映写機で資料映像を映し出す。

 あきら「まあ気味が悪い」
 緑川「こいつはデリンジャー」
 赤城「そうだ、悪魔の祈祷師と恐れられている男だ」

 最初に映し出されたのは、ドラキュラ風の格好をしたデリンジャーであったが、メイクが違うせいか、あきらはそれが海で会ったあの男とは気付かず、眉を顰めるだけであった。

 
 緑川「こいつは人間を呪い殺すので有名な男だ。しかも手掛かりは一切与えない。心臓麻痺とか転落事故で片付けられてしまうんだ」
 黄山「この男が日本へ?」
 赤城「うん」

 だが、続いて普通のスーツ姿のデリンジャーを見た途端、あきらが小さな叫び声を上げる。

 あきら「あっ、見たことあるわ、この顔」
 緑川「何処で見た?」
 あきら「ほら、海へ行ったときよ。気味悪い人だった」

 赤城によると、その男は唐沢剛と名乗って来日したらしいが、デリンジャーだという確証が掴めていないのだという。

 赤城「デリンジャーは右腕に赤いサソリの痣があるそうだ」
 あきら「赤いサソリ……」

 
 へドリアン「うんー、デリンジャー、呪いの術、何処で修行したのじゃ?」
 デリンジャー「ユーキャンで……」

 じゃなくて、

 デリンジャー「アフリカの奥地で……」
 へドリアン「大いに気に入ったぞ、デリンジャー、あっはっはっはっ」

 ベーダー城に招かれ、不気味な食材で作られたディナーをふるまわれているデリンジャー。

 目の前には露出度の高い衣装を着た熟女がいて、ガハハと笑って話しかけてくる。

 これを専門用語で「ありがた迷惑」と言う。

 しかし、「悪の組織」の首領が、世間話、それも人間を相手に世間話するって、前代未聞の光景ではないだろうか。

 あと、こういう普通の服装をした人間と向かい合ってると、へドリアン女王のコスチュームが、完全なアホにしか見えないことが再認識された。

 ヘドラー「早速仕事を始めてもらいたい」
 デリンジャー「誰をやる?」

 デリンジャーの問いに、ケラーが黙って数枚の顔写真を渡す。

 
 言うまでもなくデンジマンの5人であったが、その中の一人が、以前会ったことのある女だと知り、奇異の念に打たれるデリンジャーであった。

 デリンジャー「何者?」
 へドリアン「憎んでもあまりあるものたちじゃ、じわじわと苦しめて、それから、デンジマンの息の根を……ふふふ、それができるのは、そなたひとりじゃ」
 デリンジャー「……」

 仕事なので引き受けざるをえなかったが、グラスを口に運ぶデリンジャーの目は、なんとなく淋しそうであった。

 一方、デンジマンは、自分たちが標的になっているとも知らず、西刑事の転落事故現場を中心に、周辺住民への聞き込みを開始する。

 ちなみにナレーターは「砂浜を基点に……」と言ってるが、そこはどう見てもごりごりの岩場であった。

 
 赤城「この人を見掛けませんでした?」

 赤城たちは、桟橋を塗装していた年配の男性に西刑事の写真を見せて尋ねる。

 
 男「ああ、この男なら見たことがあるなぁ」

 今回チェックして気付いたのだが、男性の背後に座ってるでかい鳥、一体なんなんだろう?

 アオサギって言うのかな? 足に紐がついているようなので、この男性のペットなのだろうか?

 あと、このおっちゃん、良く見たら「スカイライダー」のドクター・メデオの三重街恒二さんだった。

 だが、男性が言い掛けた途端、例の館にいるデリンジャーが男性に見立てた人形に短剣を突き立てる。

 と、男性はたちまち胸を押さえて海へ落ち、口を封じられてしまう。

 
 驚いて少し前屈みになるだけでパンツが見えてしまうあきらのコスチュームが最高なのです!

 これが見せパンじゃなかったらなお良かったのだが……

 デリンジャーは、矢継ぎ早に赤城や青梅たちにも呪いを掛け、様々な方法で4人を苦しめ、のたうちまわらせる。

 そこへ、手柄を焦ったナゾラーたちが攻撃を仕掛けてきたので、あきらだけピンクに変身してなんとか赤城たちを守る。

 ミラー「デリンジャー、早くデンジピンクも」

 当然、お目付け役のケラーたちが促すが、

 
 デリンジャー「おおっ……」
 ケラー「どうした? 早く」
 デリンジャー「ぬううっ」

 何故か、デリンジャーは人形に伸ばした手をわななかせて、呻き声を上げるだけで、いっかな呪いを掛けようとしない。

 そう、どうやらデリンジャー、あきらに一目惚れしちゃったらしいのである。

 デリンジャー「それより、あのでしゃばり怪物を大人しくさせてくれい」

 デリンジャー、「あー、お前あきらが好きなんじゃねえのかー?」と言う、小学校における最凶フレーズを回避すべく、責任をナゾラーに擦り付けて誤魔化そうとする。

 
 怪人「さあ、行くぞ」

 ナゾラーたちは、赤城と緑川を取り囲み、ピンクもろとも大きな鎌で刺し殺そうとするが、

 
 ケラー&ミラー「ひけえっ」

 そこへあらわれたケラーたちに止められ、やむなく退却する。

 しかし、いくらへドリアン女王の方針とはいえ、ここはそのままナゾラーに赤城たちを殺させていた方がベーダーにとっては絶対有益だったろう。

 ちなみに本編はここでCMになるのだが、

 怪人「ええい、真っ二つだ」

 CMに入る直前の映像を見ると、ナゾラーがそう言ってなおも武器を振り上げているように見える。

 だから、実際は、この後もナゾラーが攻撃を続け、それをピンクが撃退するか、ケラーたちに無理矢理退却させられるかしていたのではないだろうか?

 それを編集で強引に切って、そこですぐ引き揚げたように見せかけているのではないか。

 まあ、「真っ二つだ」と言う台詞がはっきり聞き取れないのでなんとも言えないのだが……

 CM後、命からがらデンジランドに引き揚げたデンジマン。

 電子犬アイシーは、4人がデリンジャーに呪いをかけられていると喝破する。

 
 あきら「じゃあ、どうすればいいの、アイシー?」
 アイシー「デリンジャーを探し出し、倒すこと」

 ちょっとしゃがむだけですぐパンツが全開になるアキラの衣装が最高なのです!

 かえすがえすも、小泉さんが真剣パンツで勝負してくれなかったことが悔やまれる。

 あきら(なんとかしてもう一度、唐沢を探さなくては……)

 悲壮な決意を固めたあきら、恐らく仲間に無断で、囮になってデリンジャーをおびき出そうとする。

 

 
 で、めっちゃ嬉しいことに、ここで再びあきらが水着を披露して下さる。

 ビキニじゃないのが残念だが、贅沢は言うまい。

 それにしても、いつ見ても脂が乗って美味しそうな体つきである。

 今や、痩せてないと女じゃないみたいな風潮がある(?)が、個人的には、こういうふくよかな体つきの方が断然好きである。

 あ、いま、「知るかっ!」って吐き捨てた人、後で職員室に来るように。

 
 ケラー「桃井あきらが海辺に来ているぞ」
 ミラー「早く苦痛を」

 引き続きあの教会を根城にしているケラーたちは、水晶球であきらの存在をキャッチすると、再びデリンジャーをせきたてる。

 
 短剣をふりあげたデリンジャーであったが、その目に海で会ったときのあきらの優しい笑顔がちらついて、

 
 デリンジャー「うが……」

 ゴリライモみたいな顔を引き攣らせて、固まってしまう。

 デリンジャー「だめだっ」
 ミラー「どうした、早くナイフを刺せ」
 デリンジャー「気が散って上手く行かん」
 怪人「貴様、この娘に惚れたな」
 デリンジャー「バカを言うな……貴様がうろうろするから気が散るのだ」

 そこへ現れたナゾラーにずばり指摘されて、分かりやすくうろたえるデリンジャー、またしてもナゾラーに責任転嫁して人生最大のピンチを切り抜けようとする。

 怪人「なんだとぉ」
 デリンジャー「けっ、今日はやめだ」

 
 岩の上におっきなお尻を乗せて海を眺めていたあきら、人の近付く気配に振り向くと、

 
 明らかな変質者が立っていた。

 
 あきら「あっ、いつぞやは」

 あきら、内心ドキッとするが、つとめて明るい笑顔で挨拶する。

 いいねえ、このキャピキャピした感じ。

 
 デリンジャー「これ」
 あきら「あら、拾っていてくださったの?」

 デリンジャーが、不器用な中学生のように、言葉すくなにコンパクトを差し出すと、あきらは感激の面持ちで受け取る。

 
 デリンジャー「海がお好きのようですね」
 あきら「ええ、大好き」

 なんとなくいい雰囲気になって、二人で一緒に荒れ模様の海を眺めていると、デリンジャーが、プロデューサーのように肩に掛けていた上着を外し、右腕を露出させる。

 だが、そこには、サソリの痣はなく、てっきり別人なのかと思うあきらだったが、

 デリンジャー「あなたは今、私の腕にサソリのマークがなかったんでがっかりなさった。そうでしょう?」

 
 あきら「えっ?」

 相手に心を見透かされて、思わずあとずさるあきら。

 
 デリンジャー「ところが、はっはは、あるんですよ」
 あきら「あっ」

 デリンジャーが右腕を曲げて力を入れると、力瘤の上に鮮やかなサソリのマークが浮かび上がる。

 
 あきら、慌てて逃げようとするが、

 
 あきら「ああっ」

 数メートル走ったところで、ドラキュラ風の衣装に着替えたデリンジャーの気合によって、その場に釘付けにされてしまう。

 どうでもいいが、管理人、このあきらの動きを見て、しずるのコントに出てくる、何かあるたびに大袈裟にのけぞって驚く教師を連想してしまった。

 デリンジャー「えーいっ」

 

 

 

 

 

 
 さらにデリンジャーが叫ぶと、あきらの体が瞬間移動しながら徐々に引き寄せられていく。

 何も6枚も貼らなくても……と思ったそこのあなた、私も同感です。

 
 最後は気を失って、デリンジャーの懐に抱かれるあきら。

 デリンジャー「お前は私のものだ、誰にも指一本触れさせはしない」

 ぐうう、中田博久さんが羨ましい……

 しかし、80年代の戦隊シリーズで、悪役がこれだけはっきりスーパーヒロインに心を奪われると言うのは、ちょっと他では見たことがないシチュエーションである。

 怪人や戦闘員が、桃園ミキや立花レイに一時的にぽわんとなることはあったと思うが。

 

 
 霧が渦巻き、虫の声が鳴り響く雑木林を抜けて、例の教会へ向かうデリンジャーと、催眠状態のあきら。

 正直に言いましょう。

 管理人、このエピソードを再レビューしたのは、このシーンをもう一度貼りたかったからなのです。

 何故かと言えば管理人は、こないだも言ったと思うが、女性の大きなお尻と同じくらい、水着姿の若い女性が、海やプールなど、あってしかるべき場所以外の場所にいるというシチュエーションが大好きだからなのです!

 今回、久しぶりにこのシーンを見たが、そのエロさは昔見たときと全く変わらなかった。

 やっぱり上原先生は偉大なクリエイターでした!

 
 祭壇の上にあきらを寝かせ、その美貌にうっとり見入るデリンジャー。

 あきらを呪い殺すつもりは全くないらしい。

 と、レッドたちがあきらの行方を追って近くまで来ているのを感じると、再び人形に短剣を突き刺して4人に耐えがたい苦痛を与える。

 だが、仕事中も、デリンジャーの欲望にギトギトした目は片時もあきらから離れず、水着に包まれたジューシーな肢体を舐め回していた。

 でも、考えたら、たまたまデリンジャーがあきらに惚れていたからいいようなものの、そうじゃなかったらあっさりデリンジャーに殺されていたわけで、アイシーのアドバイスは、極めて無謀だったと言えるだろう。

 それはさておき、手を焼いたケラーたちは一旦ベーダー城に戻り、ヘドリアンに一部始終を報告する。

 
 へドリアン「なに、デリンジャーが桃井あきらを?」
 ミラー「は、この娘は殺せぬと」
 へドリアン「どういうことじゃ?」
 ヘドラー「デリンジャーも人間、人間の心は不可解!」

 報告を受けたヘドリアンとヘドラーは、デリンジャーの裏切り行為に切歯扼腕する。

 
 ヘドリアン「ええい、ナゾラー、行けっ」

 怒ったヘドリアンは深くも考えずに、ナゾラーに出撃を命じるが、

 
 ヘドリアン「……」

 鬼の形相で叫んだ後、まるで監督の「カット」を待っているかのように、表情が固まってしまうのは明らかに編集ミスであろう。

 ま、それはともかく、このヘドリアンの命令変更ははっきり言って失敗だったと思う。

 何故なら、確かにデリンジャーはあきらを殺すことを拒否したが、他のデンジマンに対してはきっちり呪いを掛けて仕事を果たしていたからである。

 極端な話、あきらはデリンジャーにくれてやり、代わりに4人に呪いを掛け続けさせれば、そこをナゾラーたちが襲って嬲り殺すことも可能だったろう。

 何も5人全員を殺さずとも、ひとりでも亡き者にしてしまえば、デンジマンは事実上、無力化してしまうのだから……

 ともあれ、ヘドリアンの命を受けたナゾラーと戦闘員が教会に現れ、あきらの命を奪おうとするが、デリンジャーは超能力を駆使してナゾラーたちの動きを封じ、あきらを守ろうとする。

 その騒ぎで目を覚ましたあきら、目の前に、短剣が刺さった4つの人形が置いてあるのを見て、急いで短剣を抜く。

 その途端、苦痛のあまり途中で足止めされていた4人も自由を取り戻す。

 
 それにしても、あきら、やっぱり綺麗である。

 デリンジャーがクライアントを裏切ってまで惚れてしまったのも頷ける。

 デリンジャー、生身の人間で怪人と互角に戦うと言う破格の強さを見せるが、最後はあきらを庇ってナゾラーの攻撃をまともに浴び、あえなく絶命する。

 
 あきら「デリンジャー!」
 デリンジャー「あきら……」

 敵ながら命を救ってくれた相手に駆け寄り、尻肉が水着からはみ出そうになるあきら。

 ちなみに実際にはデリンジャーは無言のまま死んでいるのだが、それではあまりにかわいそうなので、勝手に台詞を付け足してみました。

 ナゾラー「トドメだ、死ね!」

 

 
 あきら「デンジスパーク!」

 あきら、すかさず右腕を突き出して変身する。

 こうやって腕を前に出すと、おっぱいが圧迫されて胸の谷間が強調されるのが嬉しいのです!

 ここまで来ればもう書くことはない。

 他の4人も駆けつけてラス殺陣となり、途中でナゾラーとなぞなぞ対決をしつつ、ナゾラーを撃破、事件は解決する。

 ちなみになぞなぞ対決だが、全てを書くのは面倒なので、その一部だけ書いておく。

 怪人「よんでもよんでも返事をしないものはなんだ?」
 グリーン「無愛想なタクシーの運ちゃん!」
 怪人「正解!」

 註・ほんとの正解は「本」だそうです。

 ちなみに5人の中で間違えたのはブルーだけであった。

 青梅、ほんとになぞなぞが苦手らしい。

 
 ナレ「悪魔の祈祷師デリンジャーは、あきらの爽やかな魅力の虜となり、それがために自滅してしまったのである」

 ラスト、野郎どもを従えて、脂の乗ったお腹をたぷんたぷん波打たせながら浜辺を走るあきらのビキニ姿を映しつつ、身も蓋もないナレーションで締めて幕となる。

 以上、ストーリーが面白い上に、アキラの画像をたくさん貼れる、楽しいレビューでありました。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

ありがとうございます😊

管理人様、デンジマンの28話のリテイクありがとうございます😊アキラの脂の乗った身体は今観ても色褪せないですね。折角デンジマン達の動きを封じ込めたのに、デリンジャーが仏心(所謂❤️に堕ちた)を出した為に失敗に終わりましたね😅

マクンバ?

>へドリアン「うんー、デリンジャー、呪いの術、何処で修行したのじゃ?」
>デリンジャー「アフリカの奥地で……」
「ゴルゴ13」に出てきた「殺人呪法マクンバ」と思われます。

「チェンジマン」41話「消えた星の王子!」

>しかし、80年代の戦隊シリーズで、悪役がこれだけはっきりスーパーヒロインに心を奪われると言うのは、ちょっと他では見たことがないシチュエーションである。
イカルス王子はさやかに「母の面影」・・・だからちょっと違いますかね?

現代版・一角仙人

以前、このお話が記事化された際、歌舞伎の「鳴神(なるかみ)」を現代劇化した様だと述べましたが、ここでは再記事化と言ういい機会なので、改めてその「鳴神」の元となった能の「一角仙人(いっかくせんにん)」について述べたいと思います。
天竺の波羅奈(はらな)の国に棲む一角仙人は、ユニコーンの様に額に一本角を生やした仙人であり、龍神と争った末、神通力で龍神を岩の中に閉じ込めてしまいます。そのため国には雨が降らなくなり、干ばつに苦しめられるようになり、王様は打開策として絶世の美女との誉れも高い旋陀夫人(せんだぶにん)と言うお姫様を仙人の元へ送り込みます。
最初は、旋陀夫人を警戒していた仙人でしたが、その美貌と勧められたお酒の味にたちまち虜となり、いつしか二人で舞を舞って戯れるのに夢中となります。
やがていい頃合と見て旋陀夫人がその場を去るや否や、色香と酔いによって神通力を失った仙人の前で割れた岩から
「いかにやいかに一角仙人、人間に交わり心を迷わし、無明の酒に酔(え)い臥して通力を失う天罰の、報いの程を思い知れ」
との声と共に龍神が飛び出し、これに仙人は刀を抜いて立ち向かいますが、もはや後の祭り!!仙人は龍神に一方的にやり込められ、龍神は国中に大雨を降らし国は救われます。
デリンジャーを一角仙人とすると、前半でその黒魔術により戦闘不能に追い込まれ、後半デリンジャーの死によって復活しナゾラーを撃滅したレッドたち四人は、神通力で岩に閉じ込められた龍神(つまり一角仙人の役回りが、デリンジャーとナゾラーとに分担されています)!!
そして何よりも、このお話の一番の功労者と言えるのは現代の旋陀夫人とも言える働きをやってのけたピンクである事は、これ以上多くを語る必要はないでしょう!!

>身も蓋もないナレーション

>「悪魔の祈祷師デリンジャーは、あきらの爽やかな魅力の虜となり、それがために自滅してしまったのである」

敏樹(呼び捨て)なら「真実の愛に目覚めて、悪を裏切った」云々になるでしょうけど
この時代はカラッとしてて良いですよね。

僕は上原先生の「戒め」と受け取ります!

>ナゾラーとなぞなぞ対決

「豚と馬、どっちが勝つ?」
ブルー「トンカツで豚」
「トンカツ食って美味かった(馬勝った)」だったような・・・

「ゴレンジャー」1話(同じ上原先生)で
キレンジャー「火を点けて困るランプはなんじゃい?」
ゾルダー「それは簡単!トランプじゃ!」ゾルダーさん、人間が出来過ぎです!

「食べられないパンは何?」→ショパン というのを創作しましたが、まったくウケませんでした_| ̄|○

声優紅白歌合戦2019

中田譲治さんが発起人となったこの企画
内田直哉さんがデンジマンを歌ったそうです・・・
残念ながらCMしかYouTubeに無かったけど
009役の井上和彦さんの「誰がために」もあるそうです。

返事をしない

>「知るかっ!」って吐き捨てた人
私は吐き捨てるどころか「これこそ管理人さんだ」と思いましたけどね(笑)。

さてストーリーはいいんですけどあきらに惚れたというのが違和感ありますね。妹とか昔の恋人の面影を見たとかならためらうのもわかるんですが。

あと無愛想なタクシーの運ちゃんでウルトラマン80の5話に出てくるタクシーの運転手を思い出しました。もっともかなり丁寧な口調で返事をしてましたが。本当に返事をしないのはイカルス星人だったりして(笑)。

>デリンジャー「ところが、はっはは、あるんですよ」

「大丈夫、履いてますよ」に見えてしまいます。
画像検索したら、違ってましたけど・・・

>やっぱり上原先生は偉大なクリエイターでした!

「囚われのヒロイン」という萌え要素を開拓なさっていましたよね。
他の昭和の東映作品よりはいくらかソフトというかモロじゃないのが◎

Re: ありがとうございます😊

お喜び頂いてなによりです。いつものコメントのお礼です。

Re: マクンバ?

> 「ゴルゴ13」に出てきた「殺人呪法マクンバ」と思われます。

たしか「ブラック商会変奇郎」にも出てましたね。

Re: 「チェンジマン」41話「消えた星の王子!」

> イカルス王子はさやかに「母の面影」・・・だからちょっと違いますかね?

ああ、なんかありましたね。よく覚えてないけど。

Re: 現代版・一角仙人

わかりやすい解説ありがとうございます。

管理人、基本アホなので、大変勉強になります。

Re: >身も蓋もないナレーション

そう言えば今日、敏樹(呼び捨て)脚本の「ライブマン」のレビューを書きましたが、いかにもそれらしい台詞で締め括ってました。

Re: >ナゾラーとなぞなぞ対決

> 「豚と馬、どっちが勝つ?」
> ブルー「トンカツで豚」
> 「トンカツ食って美味かった(馬勝った)」だったような・・・

そんな奴でしたね。

> 「食べられないパンは何?」→ショパン というのを創作しましたが、まったくウケませんでした_| ̄|○

まあ、パンさえつけばいいのなら、それこそいくらでもありますけどね。

Re: 声優紅白歌合戦2019

おお、なんか凄い面子ですね。

Re: 返事をしない

> 私は吐き捨てるどころか「これこそ管理人さんだ」と思いましたけどね(笑)。

散々自分の性癖を開陳してきたからなぁ……

> さてストーリーはいいんですけどあきらに惚れたというのが違和感ありますね。妹とか昔の恋人の面影を見たとかならためらうのもわかるんですが。

確かに、理由もなく一目惚れするようなタマには見えませんよね。

> あと無愛想なタクシーの運ちゃんでウルトラマン80の5話に出てくるタクシーの運転手を思い出しました。

アポロガイストですよね。

Re: >デリンジャー「ところが、はっはは、あるんですよ」

なんで自分から見せたのか、謎ですよね。

Re: >やっぱり上原先生は偉大なクリエイターでした!

基本的に真面目な作品が多いですけどね。

ま、だからこそ水着やチラが映えるのですが。

テープ版はむちゃくちゃ

この話はリアルタイムではなく、大学1年生の時にレンタルビデオで見ました。
戦隊はゴレンジャーとデンジマンしかレンタルで全話視聴ができない時代で、両作品とも順番がむちゃくちゃで店に全巻そろっていないのが当たり前でした。
この記事を見てあれから26年も経ってしまったかというのが率直な感想です。今年はデンジマン40周年ですね。

Re: テープ版はむちゃくちゃ

> 戦隊はゴレンジャーとデンジマンしかレンタルで全話視聴ができない時代で、両作品とも順番がむちゃくちゃで店に全巻そろっていないのが当たり前でした

そうそう、昔のビデオって、順番バラバラでしたよね。

> 今年はデンジマン40周年ですね。

そうでしたね。それにあわせて書いたわけじゃないですが。

鳥の正体

あの大きい鳥はアオサギではなくペリカンではないでしょうか?当時は飼われていたのですかね😅

Re: 鳥の正体

ああ、そうかもしれませんね。少なくともアサオギとは違うようです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

06 | 2020/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター