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「スケバン刑事」 第16話「決死の脱出! 恐怖の地獄城」(ロング版)



 第16話「決死の脱出! 恐怖の地獄城」(1985年8月15日)

 前回、海槌麗巳の仕掛けた卑劣な罠にかかり、殺人の濡れ衣を着せられたサキ、直ちに第3特別少年院なる施設へ収容される。

 もっとも、そこは「不良少女とよばれて」などに出てくる少年院とは違い、授業や職業訓練などは一切行われず、実態は単なる刑務所のような謎の施設であった。

 サキはまず所長室に連れて行かれ、桜木所長からありがたい「お言葉」を頂戴する。

 
 桜木「自分の罪を悔い、正しい行いが出来るようになるまで努力しなさい。そうすればここから出られる日も近いでしょう」

 名優・露原千草さん演じる桜木所長は、裏表のない、誠実な人間のようであった。

 
 が、いくら優渥な言葉をかけられても、無実の罪でこんなところにぶちこまれたサキが素直に頷ける筈もなく、不服そうな目でそっぽを向いてしまう。

 
 桜木「ま、いいでしょう、誰でも最初に来たときはみんなそうですよ……え、1036番の担当は田代さんでしたね」

 自分のデスクに戻った所長は、名簿を確認してから、カメラに向かって語りかける。

 で、その視線の先に、マーシーが立っていて、「あんだよー、俺がやんのー? マジでー? 逆じゃねーの?」とか言ったら結構笑えたんじゃないかと思うが、

 
 田代「はい、私です」

 無論、そこに立っていたのはマーシーではなく、特撮界のレジェンド・伴直弥さんであった。

 が、田代看守は、伴さんが演じてきたヒーローとは真逆のキャラクターで、まず挨拶代わりにサキを通路のどんづまりの独房に乱暴に叩き込むと、

 
 田代「ここはな、特別房と言って我々の命令に従おうとしない奴、脱走しようとした奴、そんな札付き連中だけを突っ込んどくところだ。食事は一日一回、しかし労働は休ませない。どんな連中でも三日もいれば死んだ方がマシだと思うようになる。何故新入りのお前をここに入れたか分かるか?」
 サキ「……」

 
 田代「お前が麻宮サキだからだ」
 サキ「……」
 田代「お前の背後にある組織ってのは一体なんなんだ。そいつを吐いてくれりゃいくらでも優しくなってやるぜぃ」
 サキ「あんたも海槌の……」

 そう、強大な海槌家の……麗巳の権力はこんなところにまで及んでいたのである。

 
 田代「ふんっ、ふんっ、ふんっ」
 サキ「うっ……」

 その胸倉を掴んで立たせ、何度もサキの顔を平手打ちする田代。

 かつて彼の活躍に胸ときめかせたちびっ子たちにとっては、なかなかショッキングな映像であったろう。

 それでもセクハラはしないのが、せめてもの救いであった。

 是非して欲しかった。

 
 早くも絶望に打ちのめされそうになるサキであったが、田代が出て行った後、唯一外界に通じる鉄格子の嵌まった窓の向こうに両手を差し伸べる。

 その先にいる、神の笑顔を思い浮かべて……

 それにしても、いくら少年院の制服とはいえ、この格好はあまりに色気がないなぁ。

 せめてスカートはもう少し短くしてもらわないと。

 サキ(あの看守もあの刑事も、すべてあの麗巳って女の差し金に違いない。もしその関係を証明できれば……)

 サキが正座してあれこれ考えていると、

 
 田代「メシだ。一日一食だからな、よく味わって食うんだぞ」

 扉の下部の蓋がパカッと開いて、田代が食事を載せたトレーを突き出す。

 田代「早くしろ!」

 
 なんだかんだで育ちの良いサキは、わざわざ座り直してトレーを受け取ろうとするが、その瞬間、田代がわざと手を離して、食事を床にぶちまけさせる。

 
 田代「すまんなぁ、お前の分はこれしかないんだ。これを食べてくれ」
 サキ「……」

 なんという卑劣なイヤガラセであろうか。

 こんなジローor五郎、見たくなかったよ。

 同じ悪にしても、もうちょっと男らしいと言うか、正々堂々とした悪を演じて欲しかった。

 
 サキ「……」

 床に落ちてぐちゃぐちゃになったご飯や味噌汁などを、惨めな気持ちで見下ろすサキ。

 誇り高いサキが、それを拾い集めて食べたとは思えないので、そのまま捨ててしまったのだろう。

 
 それに続いて、美味しそうなステーキを食べている麗巳たちを映し出すことで、その惨めさがますます強調されるようになっている。

 海槌三姉妹は、いかにもセレブらしく乗馬を楽しんだあと、施設内のレストランで優雅なランチをしたためているところなのだ。

 
 麗巳「ところで……あんたたち財布持ってる?
 亜悠巳「う゛っ!」
 久巳「えっ、お姉さまが払ってくれるんじゃないのぉ?」

 じゃなくて、

 麗巳「ところで、あなた方に任せておいた鷹の羽学園進出の計画は上手く行ってるの?」
 亜悠巳「ええ、誰にも気付かれないように……ね、久巳?」
 久巳「私たちの面子にかけても失敗はしないわ」

 彼らのやりとりで、三人は再び鷹の羽学園に魔手を伸ばそうとしていることが分かる。

 この後、

 亜悠巳「うぬっ、くぬっ、このぉおおっ!」
 久巳「頑張って、亜悠巳お姉さま!」
 亜悠巳「そいやーっ!」
 麗巳(亜悠巳、お肉はナイフの背中じゃ切れなくってよ……)

 などと言う庶民的なやりとりを繰り広げる海槌三姉妹であったが、嘘である。

 夜、サキが寝ていると、何者かが足音を忍ばせてサキの独房に入ってきて、「お前の背後について吐け、さもないと……」と、いきなりサキの首を絞めてくる。

 サキがその腕を払って捕まえようとするが、曲者はさっさと逃げ出してしまう。

 相手の顔も性別もはっきりせず、ただ、左腕のひじに黒い痣があるのが見えただけだった。

 サキ(いる、他にも海槌の手下が……)

 田代のほかにも敵が潜んでいると、一層警戒心を強めるサキであった。

 一方、三平は神とポルシェの中で会い、神に直談判していた。

 どうでもいいが、「神に直談判」って、冷静に考えたら物凄い字面である。

 
 三平「なんで救い出してやんないんだよ?」
 神「我々が今、サキのために直接手を下せば、敵に我々の組織の内部を知らせてしまうことになる。それはできん」
 三平「あんたの組織なんてカンケーねえや、問題はサキなんだよ!」
 神「……」
 三平「いいよ、俺ひとりで助け出して見せる!」

 サキのことになると冷静さを失いがちの三平、神の木で鼻をくくったような反応に怒声を張り上げ、さっさとポルシェから降りて立ち去ろうとするが、

 神「待て、タケシ殺しの真犯人さえ挙げれば、サキは当然無罪で釈放になる」
 三平「……」

 神は鋭く呼び止めると、サキを合法的に助け出すヒントを与えてくれる。

 タケシと言うのは、一子を殺した真犯人だが、麗巳の息のかかった刑事に殺され、その罪をサキが被せられているのである。

 少年院のそばの空き地で、何かの作業を行っているサキたち受刑者たち。

 受刑者って言っちゃったけど、どう見ても「生徒」とは呼べんよなぁ。

 
 仕事を終えて施設に帰っていくが、サキの横にいるのは、誰あろう、ピンクファイブこと桂木ひかるではないか。牧野美千子さんね。

 ちなみに、管理人が「スケバン刑事」を初めて見たのは、実は2012年のことで、その時点では「バイオマン」のことも知らなかった(覚えてなかった)ので、彼女の姿を見ても別になんとも思わなかった。

 施設内に入ると、サキの目に、出入りのクリーニング屋(の小僧)に扮して潜り込んでいる三平の姿が飛び込んできて、思わず立ち尽くしてしまう。

 ぼーっとしていたサキ、田代に押されて他の受刑者にぶつかり、因縁をつけられて殴られる。

 ミドリ「あいつら、弱いものイジメだけが趣味のケチな奴らさ」

 整列して歩いていると、牧野さん演じる深町ミドリがサキに話しかけてくる。

 
 三平、せっかく施設内に入ったものの、サキとは話せずじまいであった。

 しかし、出入りのクリーニング屋が都合よく店員を募集しているとは限らないから、これは神が手を回して潜り込めるようにしてくれたのだろう。

 田代が少女たちの先頭に立って渡り廊下を歩いていると、向こうから別の看守が慌てた様子で走ってきて、田代を少女たちから引き離す。

 田代「どうしたんだ?」
 看守「工具室から、ヤスリが一本盗まれてる」

 田代たちは急いで受刑者たちの部屋を引っ掻き回し、盗まれたヤスリを発見する。

 犯人は、他ならぬ深町ミドリであった。

 

 
 田代、直ちにミドリのお尻を蹴飛ばして、サキのいる特別房へ叩き込む。

 
 ミドリ「いてえなあ、このぉーっ!」

 勢い余って壁に頭を打ち付け、激しく田代を罵るミドリ。

 とても、あのおしとやかな桂木ひかると同一人物とは思えないワイルドさであった。

 
 ミドリ「へええ、あんたと一緒かあ、とーんだドジ踏んじゃったよ、あと一日ありゃあ、うまいこと部屋の鉄格子を外せたとこだったんだけどね」
 サキ「……」
 ミドリ「私、深町ミドリってんだ。これでも、元東京スケバン連合の副代表までやってんだよ」

 嘘かほんとか、そんな自慢をしてことさらに親しみを見せるミドリ。

 つーか、スケバンが連合するなよ……

 ミドリ「あんた、名前は?」
 サキ「……」
 ミドリ「なんでこんなとこ来たのさ?」

 ミドリ、ひとりでベラベラ喋りながらサキの横の壁に背中をつけて座る。

 サキ、終始無言でミドリを冷ややかに見詰めていたが、

 サキ「腕捲くって見な」
 ミドリ「はっ……」

 そう言うと、むんずとミドリの腕を掴んで、左ひじの痣を露出させる。

 
 ミドリ「えへっ」

 一瞬ギョッとするミドリだったが、すぐ、悪戯がバレた子供のような笑みを見せる。

 
 サキ(なんかムカつく……)

 是非、各種煽り画像として使ってみたいショットである。

 
 ミドリ「バレたらしょうがないよ。あんたが考えたとおり、私はあの看守の田代に言われたのさ、あんたに接近してあんたの背後の組織を探れってね。そうすりゃここから出してやる……これが殺し文句さ」

 と、ミドリは言うのだが、後のシーンから見て、田代がミドリの正体を知らぬまま彼女を手先に使っていたのは事実だろう。あるいは、ミドリの方から話を持ち掛けたのかもしれないが。

 また、夜にサキの部屋に忍び込んだのは、田代に命じられたからではなく、わざとサキに自分を警戒させるために行ったものと思われる。

 つまり、一度襲撃犯だと言うことを白状することで、推理小説で言うところの「嫌疑の免疫」をつけるためである。

 サキ「あんた、そんなにここから出たい?」
 ミドリ「あったりまえだろう、わたしゃねえ、結婚の約束をしてる恋人だっているんだ」
 サキ「そう……どうかしら、私と組んでみない?」

 果たして、自分から田代の手先だと認めたミドリに、サキは突然、そんな提案をする。

 ま、まだ100パーセント、ミドリのことを信用したわけではあるまいが。

 その後、ミドリは、サキがクリーニングに出す服の中に、外部への暗号メッセージを仕込んでいると田代に密告する。

 
 田代「よしよし、馬鹿な小細工をやりやがって」

 自分がミドリの掌のうえで踊らされても知らず、田代はすぐにクリーニング屋のところへいき、既に車に積み込まれた服を点検する。

 と、その僅かな隙を掴んで、ミドリはそこにいた三平に近付き、

 
 ミドリ「サキから伝言だよ。この少年院の中にも海槌ってやつの配下がいる。人殺しの刑事を追い詰めていけば、きっと、海槌との関係が浮かび上がってくる筈だってね」
 三平「……」

 サキからの伝言を正確に伝える。

 これを見れば、視聴者も、てっきりミドリはサキの味方だと信じてしまうだろう。

 
 ミドリ「田代の奴、車の中のモン、そっこらじゅうに引っ繰り返してさ、くふふっ、見物だったよ」

 サキのそばに戻ってくると、愉快そうに田代のぶざまな様子を話して溜飲を下げるミドリ。

 サキ「連絡は?」
 ミドリ「だいじょうぶ。それよりさー、あんた、何も食べてないだろ?」

 サキの、分かりやすくやつれた顔を見ていたミドリは、懐から紙包みを取り出して、中に入っていた握り飯をサキにすすめる。

 
 サキ「ありがとうっ!」

 空腹がかなり堪えていたのだろう、心からミドリに感謝すると、握り飯を頬張るサキ。

 少年院に来てから、初めて見せた笑顔だった。

 神は、サキを逮捕した所轄の滝野東警察署を訪ねていた。

 
 署長「なんですって?」
 神「もし沢入刑事が、警察以外の何か巨大な組織に操られて不正を行っているとしたら?」
 署長「馬鹿な、沢入くんは真面目な刑事です」
 神「だとしたら問題はないんですが……」

 神、おねだりするような上目遣いで意味ありげに署長の顔を一瞥してから、あっさり引き下がる。

 その署長にも麗巳の息がかかっており、神の来訪は直ちに麗巳に報告される。

 神が動き出したのなら、もうサキを生かしておく必要はないと妹たちは言うが、麗巳はあくまでサキ本人の口から言わせてやると、変なことに拘り、なかなかサキ抹殺の命令を下そうとしない。

 ストーリー上の都合とはいえ、それが海槌家にとって重大な判断ミスであったことを、のちに、麗巳は嫌と言うほど思い知らされることになる。

 食事に毒でも盛ってさっさと殺していれば、麗巳の完全勝利であったろうに。

 再び少年院。

 田代が血相変えて特別房に飛び込んできて、調理場から食料を持ち出した件でミドリを責め、有無を言わせず引っ張っていく。

 その際、田代が「裏切りもの」と言ってることから、田代の手先として働いていたと言うミドリの発言が嘘でなかったことが分かる。

 ちなみにあの暗号文うんぬんは完全なでまかせで、単に、クリーニング屋の助手の三平にミドリが近付くための方便だったと思われる。

 
 沢入「誰かが私を狙ってるんです、そいつらは、私とあなた方との関係も……」

 サキを罪に陥れた刑事の沢入は、電話ボックスから海槌家に電話して助けを求めていた。

 家から電話しろよ……

 だが、そんなことを言ってる最中、

 
 背後に、鬼より怖い神様がででんとあらわれる。

 タケシを刺し殺し、その罪をサキに被せたときのふてぶてしさは何処へやら、所詮は弱いものイジメしか出来ない悪徳刑事である、本当に強い漢(おとこ)の前では、蝶野に睨まれた邦正のようにだらしくなく、ひたすら逃げることしか出来なかった。

 神は難なく沢入を追い詰めるものの、沢入は何者かに狙撃され、重傷を負う。

 恐らく、麗巳の意を受けた亜悠巳の仕業だったと思われる。

 一方、特別房の近くの別室に連れて行かれたミドリは、田代に延々痛めつけられ、その悲鳴がサキの心をずたずたに引き裂く。

 その様子は映し出されないが、田代はミドリの正体を知らないので本気で拷問していたと思われる。

 一休みして廊下に出てきた田代、覗き窓からこちらを見ているサキに気付くと、

 田代「ミドリの奴、なかなかしぶとくてな、吐く気になるまでああやって毎晩いたぶり続けてやる」
 サキ「悪魔ーっ!」
 田代「褒めてくれてありがとう」

 ああ、こんなことを言うジローor五郎、見たくなかったよ。

 田代は、サキ自身が白状すればすぐにミドリを解放してやると揺さぶりをかける。

 組織に……と言うより、たぶん神個人に対する恩義と、友人への想いの間で板挟みになるサキであったが、結局最後まで沈黙を守り通す。

 が、田代もそうやって間接的にサキを苦しめるのが目的で、別に本気でミドリがサキの背後関係まで知っているとは思っていなかったのだろう、翌日にはミドリは特別房に戻される。

 無論、誰も手当てなどしてくれないので、サキはトイレットペーパーを畳んで水で濡らしたものを即席の手拭代わりにしてミドリの額に乗せてやる。

 
 ミドリ「大したことはないよ、学校にいた頃は何時だってこのくらいの傷ぅ」
 サキ「まだ休んでた方が良いよ」

 無理に体を起こそうとするミドリをなだめていると、元気に田代が入ってきて、

 
 田代「さあ、作業だ。出て来い。お前もだ」
 サキ「やめなよ! こんな体で働けるわけないだろう?」

 うつろな目をしているミドリの手を取って、強引に作業場に連れて行こうとする。

 田代は、何とかの一つ覚えのように、サキが白状すればミドリを休ませてやると持ちかけるが、

 ミドリ「いいよ、私、働くよ」

 ミドリは何とか立ち上がって作業場に行こうとする。

 サキ「いいから……私が二人分働けば文句ないんだろう?」
 田代「だめだーっ、さあこいっ」

 サキの懸命の願いもあっさり却下すると、田代はミドリを引き摺るようにして行ってしまう。

 しかし、最初にあんなもっともらしいことを言っていた割と巨乳の桜木所長は、こんな非道が膝下で罷り通っているというのに、一体何をしてるんでしょう?

 これなら、わざわざ露原さんが演じる必要もなかっただろう。

 いっそのこと、桜木も麗巳の一味と言うことにして、終盤、麗巳に報告しているところを駆けつけた神に成敗される……なんてシーンがあったら、露原さんの顔も立ったのではないか。

 それはともかく、サキがだいぶ参っていると田代から報告を受けて上機嫌の麗巳だったが、そこへ妹たちが来て、沢入刑事が死なず、おまけに洗い浚い喋り出したと言う、容易ならぬ情報をもたらす。

 亜悠巳「あの刑事と私たちのつながりがバレたら……」
 麗巳「おっおっおっおっおっ落ち着くのよ!!」
 亜悠巳(あんたが落ち着け!)

 じゃなくて、

 麗巳「これであなたたちが待ち望んでいた時がやってきたと考えれば良いじゃない?」
 亜悠巳&久巳「?」
 麗巳「遂にサキを殺すときが来たと言うこと」

 麗巳の謎めいた台詞に一瞬ポカンとする二人だったが、続く麗巳の言葉に、

 
 顔を見合わせ、

 
 ついで、世にも嬉しそうな笑みを浮かべるのだった。

 しっかし、二人とも、とても悪人には見えない、可愛らしい笑顔してはりますねえ。

 それにしても、問題は沢入がゲロしたことなので、サキを殺したところで解決にはならないのでは?

 勿論、麗巳は沢入の口も封じるつもりなのだろうが……

 あと、神の動きについてはとっくの昔に分かっていたことなのだから、このタイミングでサキの暗殺指令を出すのは、なんとなく理屈に合わないような気もする。

 麗巳なんか、あれだけサキの口を割らすことに拘っていたと言うのに……

 ともかく、麗巳の命令を受けた田代は、サキを、地下にある、半分泥水に浸かったような、牢獄とも呼べないひどい場所に連れて行く。

 
 田代「もうお前は用済みなんだそうだ、俺の手で病死ともなんとでも書き換えられるのさ。死んでもらうぜ」

 だが、田代はサキのことを甘く見ていた。

 サキの強さについてよく知らなかったのか、それともろくにメシも食ってないので本来の力は出せないだろうと踏んだのか、相手をフリーの状態にした上で、警棒を振り回して襲い掛かる。

 せめて手錠でもかけていれば良い勝負になっていただろうが、いくら腹ペコでもサキがこんな卑劣漢に負ける筈がなく、相手の警棒を奪うと、今までの恨みを込めて何度もその体に叩き付けてから、首に警棒を押し付ける。

 せめて憎まれ口でも叩けば悪人なりの格好もつくのだが、田代、恐怖の鬼看守の仮面を一皮剥けば、素顔はからっきしの意気地なしで、

 
 田代「助けてくれ、殺さないでくれ……」

 哀れっぽい声を出して命乞いをする始末。

 ……

 
 久巳「川崎ぃ~、なによ、その醜態は? え、川崎じゃない? 田代? そんなのどっちでもいいわよ!」

 と、久巳タンがお嘆きあそばされたのもごもっともの情けなさであった。

 
 サキ「殺しゃしないさ、あんたには色々と聞きたいことがあるんだ。たとえばあんたと海槌の関係とかね」
 田代「分かった、何でも話す……うっ」

 拍子抜けするほどあっけなく陥落してしまう田代だったが、白状する前に、何処からか飛んできた針がそのこめかみに突き刺さり、一瞬で絶命してしまう。

 ……

 あんたに期待した俺がバカだったよ!

 あ、いやね、オールド特撮ファンとしては、18話に登場する南城竜也さんと同じように、田代が実は暗闇指令の部下で、サキを苛め抜くふりをしながら、こっそりサキを刺客から守っていた……なんていう都合のいいオチを想像してしまったものだから、つい……

 
 驚いて振り向いたサキの前に立っていたのは、サキが信じ切っていたミドリであった。

 ミドリは、口に含んだ針をサキに向かって飛ばして見せる。

 サキ「ミドリ、あんたまさか……」
 ミドリ「そう、ご想像のとおり、私はあんたの為に海槌から派遣された刺客……ちゃんとそいつが始末しておいてくれれば私が出ることもなかったのに」

 そう、田代も知らなかったが、麗巳の刺客はもう一人いたのである。

 最初見たときには、管理人もコロッと騙されてしまったほど、鮮やかなどんでん返しであった。

 ……にしても、ヒヨッコのヒーロー女優から「そいつ」呼ばわりされた伴さんが哀れである。

 
 サキ「今までのことはみんな芝居だったのかい?」

 サキ、よほど裏切られたのがショックだったのか、まだ信じられないといった顔でミドリに問い掛ける。

 サキ「じゃあ、私のメッセージを連絡してくれたのも?」
 ミドリ「はっはっはっは、麗巳様にあの件をお伝えしたら、これでますますあんたの背後が活発に動き出すって、麗巳様はお喜びだったそうだよ」

 極小の飛び道具を操るミドリを前に、今度こそピンチに陥るサキであったが、その時、闇を切り裂いて、何処からかあのヨーヨーが飛んできて、サキの額を直撃する。

 サキ「ぎゃうっ」
 神「あっ、すまん」
 ミドリ「……」

 じゃなくて、サキの手の中に納まる。

 
 サキ「許せない、人の真心を踏みにじる奴が、一番許せない!」

 ヨーヨーを握り締め、怒りの雄叫びをほとばしらせるサキ。

 ミドリ「はっ、真心なんてものがあるうちは、所詮あんたは海槌麗巳さまの敵じゃないね!」

 ああ、こんなことを言う桂木ひかるの姿も見たくなかったなぁ……

 だが、「敵じゃない」のは、ヨーヨーを持ったサキと対峙したミドリ自身で、含み針をヨーヨーで次々受け止められると、ヨーヨーを投げ付けられて大事な武器を水の中に落としてしまう。

 「こりゃかなわん」と、背中を見せて逃げ出すが、

 
 ミドリ「ああーっ!」

 すかさず背中にヨーヨーを打ち込まれて、絶叫して泥水の中に倒れる。

 「バイオマン」の時と役柄は正反対だが、相変わらず「イイ顔」してますねえ、牧野さん!

 神「そこまでだ!」

 なおもトドメを刺そうとするサキを、聞き覚えのある鋭い声が制する。

 
 サキ「神……」

 振り向けば、そこに、懐かしくも頼もしい神の微笑がまぶしいくらいに輝いていた。

 その瞬間、サキの胸の中に、春の日差しを浴びて雪解けした川の水のように、温かいものがどっと押し寄せてきたのは言うまでもない。

 あ、そう言えば、伴さんも、5年前の「バトルフィーバーJ」では、二代目コサックこと神 誠(じん まこと)って役を演じてたんだよね。

 同じ「神」を演じたことのある俳優だというのに、この扱いの差は……

 神「サキ、お前の罪は晴れたんだ、今すぐ鷹の羽に戻れ、海槌麗巳がまた新たな計画を実行し始めている」
 サキ「……」

 神の命令に頷くと、もう一度ミドリの方を振り向くサキ。

 ミドリ、さっきの威勢は何処へやら、水の中に体を沈めたまま、必死にもがいて少しでもサキから遠ざかろうとしていた。

 その惨めな姿に、言い尽くせない哀しみを込めた眼差しを放るサキであった。

 以上、悪徳刑事や田代があまりにあっけなく観念してしまう物足りなさもあるが、最後に待ち受けるどんでん返しが素晴らしい、なかなかの力作であった。

 どうせならこのエピソードは二話かけてじっくり描いて欲しかった気もするが、少年院……と言うか刑務所を舞台にしたエピソードが続くと、見てる方も気が滅入るから、これで良かったのかもしれない。

 最後にひとつ、どうでもいいことだが、サブタイトルには「決死の脱出」ってあるけど、そんなシーン、何処にもなかったような……

 あと、三平、結局何の役にも立ってなかった……
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コメント

>こんなジローor五郎、見たくなかったよ。

「特捜最前線」で伴さんは犯人や嫌な奴を数回演じられていたので
この回をリアルタイムで観た時はそういうのは無かったなぁ・・・
逆に悪役をキッチリ演じてる伴さんに喝采を送ってました。

面白い!

>最後に待ち受けるどんでん返しが素晴らしい、なかなかの力作であった。
本放送時、嬉しかったですね。もう80年代半ばなのに70年代みたいなアツさが・・・

>サブタイトルには「決死の脱出」ってあるけど、そんなシーン、何処にもなかったような……
それもだけど、後の映画版のと違い地獄城って只の少年院やろ・・・

ま、この仰々しさこそが魅力ですけどね。

伊熊平八郎

貞子の父親役で伴さんは映画4作に出てましたね。
完結編「リング0 バースデイ」の貞子は仲間さんでした。

>しっかし、二人とも、とても悪人には見えない、可愛らしい笑顔してはりますねえ。

「正義の人」はいろんな葛藤とか苦悩とかあるけど
「悪人」は基本、悪事が楽しくて仕方ないので陽気。
「人間なんて死ぬだけですよ」(4コマ漫画の台詞)としたら悪人の方が幸せなのかも?

くみたんヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ついにきましたか、もはや、この回は管理人様のブログのために存在する回といっても過言ではないといってもいい程の回(笑)

内容においても、もっともサキを肉体的にも精神的にも追い詰められてる感が伝わる回ですね。

>単なる刑務所のような謎の施設

さっそく、面白い解説、1日1食とか普通ありえませんよね(汗)北〇鮮の収容所かというほどの過酷さ。

>サキはまず所長室に連れて行かれ、桜木所長からありがたい「お言葉」を頂戴する。

桜木所長は厳しくもありどこか温かみのある典型的なベテラン女性刑務官であり管理職なのが伝わりますなぁ、桜木所長は海槌家の影響下に入っていませんでしたね。

>で、その視線の先に、マーシーが立っていて

一瞬、なんのことかと思ったら、田代の名前の掛け合わせでしたか(笑)

> 田代「はい、私です」

キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!
もう今となっては登場シーン早々笑いがこみ上げてしまう(笑)面白いドラマの内容とは真逆なのに。

>田代「お前が麻宮サキだからだ」

この部分の独特のBGMが、さらに切迫感というものを感じさせられますよね。ジロー(五郎)がなんと海槌の配下であることがわかった瞬間である(笑)

> 田代「ふんっ、ふんっ、ふんっ」
 サキ「うっ……」
>なかなかショッキングな映像であった

ジロー(五郎)、なんという乱暴者なんだーー。ここばかりはひでぇー。でもオチがわかってるぶん、見ていてどこか面白いのが不思議だ、サキごめんよ。

>それでもセクハラはしないのが、せめてもの救いであった。

この解説を読んで、上記の「ふんっ、ふんっ、ふんっ」「うっ」って字面が、なんかいやらしい想像ができてしまうのは気のせいだろうか(気のせいです(汗))

>田代「すまんなぁ、お前の分はこれしかないんだ。これを食べてくれ」
> なんという卑劣なイヤガラセであろうか。

ひでぇー、とんでもない極悪人だ。しかももう、ジロー(五郎)の顔が悪人面になっている。この表情、わざとらしく、ほんと憎たらしい(笑)

>それに続いて、美味しそうなステーキを食べている麗巳たちを映し出すことで、その惨めさがますます強調されるようになっている。

当時観ていて、この回は「ステーキおいしそう、いいな~」でした。記憶に残るくらいインパクトがありますね。このステーキシーン。

>「神に直談判」って、冷静に考えたら物凄い字面である。

そういえば、確かに、なんかこうとてつもなく、三平、凄いことしてますね(笑)

>ミドリ「えへっ」

ここも改めてみるとちょっと笑ってしまいますね。ばれちゃった的な。

>推理小説で言うところの「嫌疑の免疫」をつけるためである。

なるほど、勉強になりますなぁ。最初からひかるの計算ですか。それにしてもひかるは”演技”がうまい。ここでひかるはレミの手下ではなく、田代の指示だったとサキを信じ込ませる。違和感を感じさせない夜襲の動機もいいですね。騙されます。(ミドリではなくひかるになってる(笑))

> 田代「よしよし、馬鹿な小細工をやりやがって」

もう、いちいち、ジロー(五郎)の出番と陰湿なセリフに笑いがこみ上げてしまって集中できない(笑)
ひかるとジロー(五郎)の貴重なツーショットありがとうございます(笑)

>これを見れば、視聴者も、てっきりミドリはサキの味方だと信じてしまうだろう。

そうですよねぇ、三平や神サマ側にとっては有力な情報ですもんね。少年院内にも海槌家の魔の手が伸びているという情報。

>愉快そうに田代のぶざまな様子を話して溜飲を下げるミドリ。

ここばかりはガッテンですなぁ。ぶざまな様子(笑)

>少年院に来てから、初めて見せた笑顔だった。

ひかるに心許してしまいますねぇ。

>神は、サキを逮捕した所轄の滝野東警察署を訪ねていた。

神サマ、座り方もかっこいい。署長の前にもかかわらず。

>神は難なく沢入を追い詰めるものの、沢入は何者かに狙撃され、重傷を負う。

ここで、刑事が口封じのためアイーンたけし同様、殺されてしまってたらどうなってしまったかと思うとゾッとしますね。逆にいえば、この箇所もレミにとって致命的なミスですね。

>一方、特別房の近くの別室に連れて行かれたミドリは、田代に延々痛めつけられ、その悲鳴がサキの心をずたずたに引き裂く。
 その様子は映し出されないが、田代はミドリの正体を知らないので本気で拷問していたと思われる。

このシーンのひかるの生々しい悲痛な叫び、サキを動揺させるのが伝わり、視聴者もジロー(五郎)は非道の悪魔にうつりますなぁ。

>サキ「悪魔ーっ!」
 田代「褒めてくれてありがとう」

この非道っぷりがただただ凄い!!ひかるはひかるで真の正体をジロー(五郎)に伝えることなく、折檻を甘んじてうけているのもスゴイ!!

>沢入刑事が死なず、おまけに洗い浚い喋り出したと言う、容易ならぬ情報をもたらす。
 亜悠巳「あの刑事と私たちのつながりがバレたら……」
 麗巳「おっおっおっおっおっ落ち着くのよ!!」

おっおっお、こりゃ大変だ(笑)確かHPのまとめの部分に書かれてたと思うんですが、この後の沢入の様子がわからないという点が確かに不十分ですな。おそらく、病院内で結局、口封じされたと想像されますが。結局、アイーンたけし殺しは沢入刑事単独犯にされてしまったのかなぁ。それとも、ある段階(署長クラス?)で、海槌の存在が打ち消されて闇に葬られてしまったか。

>ついで、世にも嬉しそうな笑みを浮かべるのだった。
 しっかし、二人とも、とても悪人には見えない、可愛らしい笑顔してはりますねえ。

この画像は管理人様の何年か前の美女10にもありましたね。当時に拝見したときは懐かしいという思いと、「1」は神サマかっこよかったなぐらいで、特段、2人に魅力を感じませんでしたが、それより、「1」のレビューがないぞ、でした(笑)その後、DVDを見返しHPを発見し、拝見する度に魅力を感じてきましたなぁ。ってレミは(悲)

>麗巳なんか、あれだけサキの口を割らすことに拘っていたと言うのに……

レミ様にとってはこの時点ではお遊びだったのでしょうね。沢入刑事がゲロしてしまって、ここで問題あるものは全て排除にしてしまおうってところでしょうか。上記にもありますが、このレミの余裕や油断がのちの海槌家にとって命取りになるのですなぁ。

>ともかく、麗巳の命令を受けた田代は、サキを、地下にある、半分泥水に浸かったような、牢獄とも呼べないひどい場所に連れて行く。

ここも確かHPではいやらしい想像が・・・
サキ「カッコイイこと言って、こういうことだったのかい」
だったかな、こういうことがエッチなことに連想できてしまう。死んでもらうぜって、あっ、そっち(笑)いやその前に是非いいことを・・・(是非して欲しかったってどこかで読んだような(笑))

>田代、恐怖の鬼看守の仮面を一皮剥けば、素顔はからっきしの意気地なしで、
 田代「助けてくれ、殺さないでくれ……」
 哀れっぽい声を出して命乞いをする始末。

もうここは大爆笑モンですね。これまでの威勢はどこへやら、一瞬でサキに返り打ちされて、さらに情けないことを・・・。これがまさしく、”色んな意味でがっかりだよ”ですな。
さらに
> 田代「分かった、何でも話す……うっ」

もう管理人様のギャグなしの原作だけでここまで笑えるのはこの回が最初で最後でしょうね。もっとも、管理人様のブログがベースとなって始めて成り立つお笑いなのですが。時系列的にも先にイナズマン、人造人間キカイダー、バイオマンのレビュー後にレビューされてるから笑いを一層引き起こさせてしまう。

そして最後の管理人様の一言

>あんたに期待した俺がバカだったよ!

今回のトドメの一言でしたなぁ(笑)

>何処からか飛んできた針がそのこめかみに突き刺さり、一瞬で絶命してしまう。

お~、今回は田代マーシーの最期の画像が管理人様の「ま、いっか」(笑)によっては排除されなかった。あの感動的な名場面が(どこがだ(笑))
いや、あれは、まさかまさかの大どんでん返し、ひかるがてっきり味方かとおもきや、すべてが”芝居”だったというのが一番の見どころでしたなぁ。
しかも、ジロー(五郎)を「そいつ」呼ばわり(笑)

それにしても、ミドリは田代マーシーの正体を知っている。田代マーシーはミドリの正体を知らない。まさに、敵を欺くにはまずは味方からっていうところでしょうが、あそこまで田代マーシーにボコボコにされると、田代マーシーがミドリの正体を知った時も

田代「す、すまなかった。何も知らなかったんだ、頼む、殺さないでくれ」
って、どっちにしても殺されてそうですね。(既にジロー(五郎)がみんなから遊ばれてる(悲))
いやぁ~、ひかるは芸能人にむいてますなぁ~って芸能人ですね(汗)

>振り向けば、そこに、懐かしくも頼もしい神の微笑がまぶしいくらいに輝いていた。
 その瞬間、サキの胸の中に、春の日差しを浴びて雪解けした川の水のように、温かいものがどっと押し寄せてきたのは言うまでもない。

いい画像を取り上げてくださいました。そして素晴らしい表現力(^^)神サマが救世主に写ったことは間違いないでしょう。

>その惨めな姿に、言い尽くせない哀しみを込めた眼差しを放るサキであった。

ひかるもあそこまで完璧に芝居を打って、マーシーの虐待も耐えながらサキを追い詰めたのだから、最後くらいは果敢に立ち向かってほしかったですね。ここばかりは唯一残念なシーン…。

>最後に待ち受けるどんでん返しが素晴らしい、なかなかの力作であった。

いえいえ、もう、これは管理人様のオリジナル作品の力作といっていいのではないでしょうか。本来は全くお笑い要素が皆無で、閉鎖的空間でサキが一方的に陰湿かつ暴力を受ける暗い回をお笑いの回に変えてしまったのですから。
16話のレビュー+ロング編ありがとうございました。

Re: 面白い!

> 本放送時、嬉しかったですね。もう80年代半ばなのに70年代みたいなアツさが・・・

やっぱり伴さんの熱演のせいでしょうかね。

Re: 伊熊平八郎

最初は気付きませんでした。

Re: >しっかし、二人とも、とても悪人には見えない、可愛らしい笑顔してはりますねえ。

ほとんど特撮ヒーローに出てくる悪役みたいですよね。

Re: くみたんヾ(@⌒ー⌒@)ノ

いつも以上に熱いコメントありがとうございます。

> 一瞬、なんのことかと思ったら、田代の名前の掛け合わせでしたか(笑)

分かりにくいですよね。

> この解説を読んで、上記の「ふんっ、ふんっ、ふんっ」「うっ」って字面が、なんかいやらしい想像ができてしまうのは気のせいだろうか(気のせいです(汗))

確かにちょっとエッチかも。

> ひでぇー、とんでもない極悪人だ。しかももう、ジロー(五郎)の顔が悪人面になっている。この表情、わざとらしく、ほんと憎たらしい(笑)

でも、意地悪としてはここがピークでしたね。

> そうですよねぇ、三平や神サマ側にとっては有力な情報ですもんね。少年院内にも海槌家の魔の手が伸びているという情報。

いささかアンフェアな感じもしますけどね。

> おっおっお、こりゃ大変だ(笑)確かHPのまとめの部分に書かれてたと思うんですが、この後の沢入の様子がわからないという点が確かに不十分ですな。おそらく、病院内で結局、口封じされたと想像されますが。結局、アイーンたけし殺しは沢入刑事単独犯にされてしまったのかなぁ。それとも、ある段階(署長クラス?)で、海槌の存在が打ち消されて闇に葬られてしまったか。

自分で書いといて全く覚えてないですが、17話以降、沢入のことが奇麗に忘れられてしまうのが残念です。

> ここも確かHPではいやらしい想像が・・・
> サキ「カッコイイこと言って、こういうことだったのかい」
> だったかな、こういうことがエッチなことに連想できてしまう。死んでもらうぜって、あっ、そっち(笑)いやその前に是非いいことを・・・(是非して欲しかったってどこかで読んだような(笑))

そうでしたっけ? 正直、昔の文章は恥ずかしいので読めません。

> 今回のトドメの一言でしたなぁ(笑)

ここはだいぶ苦労しました。以前、HPとは違うパターンにしろって言われてたので、あれこれ考えたんですが、下書きでは結局思い浮かばず、あれは昨日になって急遽捻り出したものです。

> いい画像を取り上げてくださいました。そして素晴らしい表現力(^^)神サマが救世主に写ったことは間違いないでしょう。

まさに救世主ですよね。

> いえいえ、もう、これは管理人様のオリジナル作品の力作といっていいのではないでしょうか。本来は全くお笑い要素が皆無で、閉鎖的空間でサキが一方的に陰湿かつ暴力を受ける暗い回をお笑いの回に変えてしまったのですから。

オリジナルなどとはおこがましいですが、かなり気合を入れて書いた記事なのは確かです。面白いかどうかは別にして。

> 16話のレビュー+ロング編ありがとうございました。

こちらこそ。

テロップ見てない

ゲスト出演者についてはノーマークのため伴さんと牧野さんについては完全スルーでした。
再放送も1回だけだったので細かいチェックができませんでした。当時はビデオもありませんでした。

悪落ちピンクがんばっちゃう?!

>こんなジローor五郎、見たくなかったよ。
>ああ、こんなことを言う桂木ひかるの姿もみたくなかったなぁ・・・・

仰る通りです!!この番組も僕的には未知の番組なのでした。しかしこの番組に、「バイオマン」のあのピンク=牧野さんが卑劣漢っぷり極まる女囚役で出ていた事は以前から噂には聞いていたものの、それがたまたま記事を観たこのお話だったので、驚き桃の木山椒の木です!!しかもジローでお馴染みの伴さんまでもこんなド悪な看守役とは恐れ入る限りです!!
その反面、伴さんは、「ライブマン」ではライブマンの創始者にして、第2話に於いてボルトの大空襲に巻き込まれた妊婦さんを身を挺して助け絶命する善人の鑑とも言うべき星博士を熱演しています!!
そして何より、ミドリ=牧野さんによる、ギアを元気はつらつKOしていたあの姿とは正に・・・・、正に・・・・、対極にあるとも言える「悪落ち」し果てたピンクの様子からは、ピンクファイブファンとしては
「えーーーーーーーーーーーっ(泣)?!」
としか言えません!!どうせ悪役をやるならば同じピンク経験者同士、「ダイナマン」のピンク→「フラッシュマン」のレー・ネフェルであった萩原佐代子さんの様に戦隊シリーズ同士での悪かっこいい女幹部役でお目に掛かりたかったです!!因みに能や歌舞伎で被られる白頭(しろがしら)を思わせる白い髪に豹柄の戦闘スーツに身を固めたレー・ネフェルの姿は悪辣ながらも凛々しく、流石は萩原さんとも言えるフラッシュマンのイエローとピンクをも圧倒する存在感です!!更に番組後期からは「キューティーハニー」のパンサー怪人の一人、トマホークパンサーにも似た怪人態・ネフェルーラにも変身可能となります!!!
後、余談として二つ。一つは上記の「ライブマン」で、「ダイナマン」、「バイオマン」のピンクはもとより、「ゴーグルファイブ」のピンクや「チェンジマン」のマーメイドにも遜色の無いかっこかわいさを見せるブルー(森恵さん)は、ここでの悪落ちピンクを観て
「うっ・・・・・・・・・・・・(苦&泣)!!」
的になった気分をも吹き飛ばし、一転
「~♪」
な気分になれる事請け合いなので是非とも一見の価値ありです!!
二つは、アニメに於いて、悪落ちヒロインとして僕的に特筆したいのは、「ヤッターマン(新)」でヤッターマン2号=アイちゃんの声だった伊藤静さんが、現在では「ヒーリングッどプリキュア」~特にキュアスパークル=ひなたちゃん(声は河野ひよりさん)は、パートナーの妖精猫ニャトラン(同、金田アキさん)と合わせて、こちらも観ていれば上記のブルーと同じ気持ちになれるに余りあるくらいかわいいです!!~での悪の軍団ビョーゲンズで、丁度「バイオマン」に於けるファラ、「ライブマン」に於けるマゼンダ的存在の女怪人シンドイーネの声をやっています!!!更にそのビョーゲンズにはモンスター的存在のグワイワル(同、安本洋貴さん)、ケンプ的存在のダルイゼン(同、田村睦心さん)なる者たちもいます(また笑)!

柳沢一派と海槌一派

一方で、前述の様に僕は、この番組は未見なため細かい事情まではわかりませんが、このお話の海槌一派のあくどさ極まるやり口を観ているだけでもわかる事は、海槌一派の存在は「水戸黄門」に於ける柳沢吉保(山形勲さん)とその一派にも伍する物だと言う事です!!

>床に落ちてぐちゃぐちゃになったご飯や味噌汁などを、惨めな気持ちで見下ろすサキ
>それに続いて美味しそうなステーキを食べている麗巳たちを映し出すことで、その惨めさがますます強調されるようになっている。

それが端的に分かるのが第17部~里見浩太朗さんによる助さんの最終シリーズにして、飛猿の初登場シリーズ~の「老公爆破危機一髪」、「陰謀暴いた裏切り忍法」と言うお話で、鳥羽の国の城代・本多左京(まるで「バイオマン」繋がりであるかの様に柴田博士の中丸忠雄さん!但し、ピンク→ミドリの様な悪党ではなく善良な城代!!)は、娘の弥生さん(山崎美貴さん)と、やはり柳沢一派の一人・丹羽甚内(毎度お馴染みの菅貫太郎さん)の所為で冤罪となり投獄されてしまいます!!しかも単なる牢屋敷ではなく、当シリーズで煙の又平(せんだみつおさん)殺しの実行犯にして甚内に使役される悪忍者の頭目・黒谷の道鬼(内田勝正さん)のアジトでもある禿山の中の牢獄~ここに観る女子少年院と互角か、或いはそれ以上に恐怖な場所!!~にです!!
しかも道鬼は下忍たちに本多父子へ、田代がサキへしたのにも似た粗末な食事(毒入り!)を与えさせ続け(本多父子は、警戒して口を付けませんでした)、それと入れ替わりに出て来る甚内は、ステーキを貪る麗巳たちよろしく、鳥羽の悪家老(高野眞二さん)と高級料亭で伊勢えびのお造りで会食中と言う場面がありました!!

>食事に毒でも盛ってさっさと殺していれば、麗巳の完全勝利であったろうに。

因みに道鬼の下忍になりすまして潜入中だった弥七が、毒入りの食事を本多父子が食べて死んでしまった様に工作したおかげで本多父子は遺体の始末に見せ掛け脱出に成功していましたが、毒入りの食事で口を封じてしまおうとしていた点では、作業効率(?)としては、麗巳より甚内の方に軍配が上がります!!
そうこうしている内に、道鬼との戦いで瀕死の重傷を負わされながらも飛猿の手当てで一命を取り留めたお銀は、道鬼との戦いの末、又平の仇討ち本懐を遂げ、道鬼の相棒である巨漢悪忍者の赤谷の竜鬼(ヘルマスク・・・・、もとい大前均さん)も怪力を武器に助さん格さん、そして飛猿をも圧倒するも、黄門様暗殺の成功報酬をネコババしようとした事を道鬼に罰せられて死にかけていた処を黄門様に救われ寝返ったくの一・くれないお蓮(MIEさん)の放った吹き矢に急所を射抜かれ倒されます!!
つまり、ミドリは道鬼と竜鬼の役目を女手一つでやってのけていた(田代は道鬼の下忍?!)と見る事も出来ますが、しつこいようですが、ピンクファイブファンとしては、田代を道鬼と竜鬼的存在にして(同時に演じるもの、伴さんではなく内田さんにして)、ミドリ→牧野さんにはお蓮的な役回りで出て欲しかったと返す返すも思えてなりません(苦笑)!!!
後、又平が殉職する際、道鬼から
「黄門一派の忍びと柳沢様一派の忍びとでは格が違う事を忘れたのかっ!!!」
とか言われたり、いまわの際に
「八兵衛・・・・・、又平を尊敬するかい・・・・・(泣)?」
等と言う処は勿論ありません(また苦笑)!!

Re: テロップ見てない

豪華な顔合わせですよね。

Re: 悪落ちピンクがんばっちゃう?!

二人とも悪役と言うのはショックですよね。

「ライブマン」は目下、公開に備えてレビューを書き溜めているところです。

Re: 柳沢一派と海槌一派

いつもながらよくそんな細かいところまで覚えておられますね。

自分もその話は見た記憶がありますが。

No title

>あんたに期待した俺がバカだったよ

確かに確かに(笑)
お気持ち分かります。

私も世代ですから。

他の特撮ヒーロー達とちょっと
印象が違いますよね、キカイダーって。
特別な存在であってほしいというか・・


この牢獄のような施設に出てくる泥水の溜まった地下、よく覚えてます。

すごく汚くて、セットなのか?実際にある場所を
使ったのか?


野郎なら分かりますが、女の子には酷でしたねえ。
お二人ともよく頑張りました。

ほんと、この話は、よく出来ていて見応えありますねえ。



Re: No title

いつもコメントありがとうございます。

> 他の特撮ヒーロー達とちょっと
> 印象が違いますよね、キカイダーって。
> 特別な存在であってほしいというか・・

同じ悪にしても、もうちょっと強ければねえ。

> すごく汚くて、セットなのか?実際にある場所を
> 使ったのか?

たぶん、セットだと思いますが、自信はありません。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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