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「好き!すき!!魔女先生」 第26話「死なないで! アンドロ仮面」



 第26話「死なないで! アンドロ仮面」(1972年3月26日)

 いよいよ最終回である。

 まぁ、何度も言ってるように、自分にとって実質的な最終回は17話なので、特に感慨はないのだが、それでもこれでひかるとお別れかと思うと、幾許かの寂寥感を覚えざるを得ない。

 本題に入る前に、

 
 前回貼り忘れた、事件解決後にみんなと一緒に走り出す、ハルコちゃんの可愛らしいお顔を貼っておこう。

 さて、冒頭、早くもクモンデスとアンドロ仮面が戦っているが、それはひかるの夢の中の出来事であった。

 ピンチに陥ってうなされていたひかるが目を覚ますと同時に、久しぶりに登場の武右衛門が、慌てた様子で飛び込んでくる。

 武右衛門「ひかるさん! あっ、大きなクモが……忍び込んでますぞ!」

 入るなり、床を這っていたタランチュラのような大きなクモを、無謀にも素手で鷲掴みにする武右衛門。

 だが、当然と言うべきか、掴んだ手を噛まれてその場にひっくり返ってしまう。

 
 ひかる「おじいさん!」

 
 武右衛門「苦しい……」
 ひかる「しっかりしてください、おじいさん」

 ……

 管理人、常々、「女性のお尻は大きければ大きいほど良い」と言う持論を唱えているのだが、この画像を見て、それが間違いではなかったことを確信するのだった。

 それにしても、このシーンにおける武右衛門の行動はいささか不可解である。

 若い女性の部屋に断りもなく入ってくるのもそうだし、大きなクモを見て、いきなり素手で掴むというのも相当に不自然である。普通はこの後のバルのように、足で踏み潰そうとするだろう。

 とまれ、路線変更にともない、なし崩し的に人前に姿を見せても宇宙連合から罰せられることのなくなったバルが、何事かと隠し部屋から出てくる。

 バルがクモを見付けて踏み潰すと、クモは爆発して消える。

 バル「やや、これはまさしくクモンデスの仕業!」
 武右衛門「胸が裂けそうだーっ!」
 ひかる「おじいさん!」

 
 バル「あのクモの毒が、傷口から入ったのじゃ。このままでは命は覚束ないのである」
 ひかる「ねえ、どうしたら良いの? 教えてバル」
 バル「クモンデスを倒す以外、毒を消す方法はないのである」

 こうして、ひかるは是が非でもクモンデスを滅ぼさなくてはならなくなる。

 ひかる「倒すわ、必ずクモンデスを倒すわ、アンドロ仮面の名に誓って!」

 それを踏まえて、クモンデスのアジト。

 
 クモンデス「月ひかる、あのじじいがどういうことになるか、今に見ろ。はーっはっはっはっはっ、次に狙うのは子供だ」

 そう言って、マントを広げ、ついつい目が行ってしまう恥ずかしい股間を全開にすると、

 
 その姿が消え、代わりに、19話の占い師、20話の整形外科医、21話の老婆と、過去にアンドロ仮面に倒されたキャラクターたちが復活する。

 と言っても、そもそも三人ともクモンデスの化けたものだったのだから、復活したというより、ナムダーのように、クモンデスが新たに作り出した部下と言うべきだろう。

 ちなみに整形外科医はオリジナルキャストの依田さんだが、老婆はどう見ても花巻五郎さんではない。

 もっとも、声は京田尚子さんだけどね。

 
 さらに、もうひとり、ゆらりと立ち上がった人物がいる。

 旗野「まず、俺の分身に子供の始末を付けさせてやる」

 そう、クモンデス自身は、こともあろうに旗野先生に化けていた。

 クモンデスが出し惜しみせず戦力と妖術を投入してくるあたり、いかにも最終決戦と言う感じである。

 と言うわけで、クモンデスの分身たちは、それぞれ登校前の子供たちの家に侵入し、ひとりずつ催眠術にかけ、クモンデスの城へ行くよう仕向ける。

 

 

 

 
 以前にもひどい目に遭わされた整形外科医に催眠術を掛けられる、ランドセルを背負ったお下げ髪が可愛いハルコちゃん。

 ……

 すいません、つい趣味に走って、同じような画像を四枚も貼ってしまいました。

 ま、最後なんで、勘弁してやってください。

 今回は、5年D組のほぼすべての生徒がターゲットにされ、

 
 顔に隈取メイクをして、ぞろぞろと墓地の中を歩いてクモンデスの城に向かうことになる。

 美人と言うのは、変なメイクをしても美人だと言うことが良く分かるショット。

 たぶん、ハルコ役の杉山和子さんにとって、生涯最初で最後の隈取メイクだったのではないかと思う。

 と、クラスの中で唯一正気を保っていた正夫がその集団に出くわし、

 
 正夫「おい、どうなってんだよ、ハルコ、返事ぐらいしろよ! おい、どうしたんだよ?」

 ハルコの腕を掴んで大声で呼びかけるが、

 
 正夫「うわーっ!」

 いきなりクモを首筋に押し付けられ、首を噛まれて悲鳴を上げる。

 
 それを見てにっこり微笑むと、

 
 クールな表情に戻って首を振り、再び歩き始めるハルコ。

 今回のハルコちゃん、実に綺麗に撮れていて、正夫を見下すような目付きからは、女王のような威厳すら感じられる。

 前にも書いたけど、大人になったハルコちゃん、見たかったなぁ。

 正夫もすぐに隈取メイクになると、うつろな目で最後尾について歩き出す。

 一方、校長と教頭がD組の教室に入ってくると、生徒はおろかひかるの姿もなく、電気さえ点いていない状態だった。

 
 校長「こら、何事だ。5年D組は、ストライキかね」
 教頭「申し訳ございません」
 校長「今日は私の誕生日、みんなでお祝いしてくれるといったのは単なるお世辞かね?」
 教頭「いえ、まさか」

 学校からその連絡を受けたひかるだが、苦しんでいる武右衛門を放っておけず、母屋で、きよと一緒にその看病をしていた。

 
 きよ「ああーっ、おじいさんの足がクモになった!」

 ふと、武右衛門の足元を見たきよが、けたたましい悲鳴を上げる。

 
 ひかるが振り向くと、布団の端から人間の爪先の代わりに、不気味な触手のようなものがはみ出ているではないか。

 なんか、カーペンターのゲテモノ映画っぽい、かなりショッキングな映像である。

 ぜんぜん関係ないが、カーペンターの「マウス・オブ・ザ・マッドネス」と言う映画がとても面白いので、オススメである。

 
 きよ「あっ、ああ……」
 ひかる「おばあさん、しっかりして!」

 思わず気が遠くなりかけたきよを、なんとかひかるが落ち着かせる。

 と、そこへ、旗野先生が素っ頓狂な調子で飛び込んでくる。

 旗野「なんですか、これは?」
 ひかる「おじいさんが、クモンデスに……」
 旗野「え、あ、そのクモンデスの住処を突き止めました。早く行きましょう」

 旗野先生、いつになく強引に、ひかるの手をとって部屋から連れ出す。

 
 ひかる「待って、クモンデスの住処なら、今バルが空から探してる筈だけど」
 旗野「バル? あーんな、あんなヘナチョコ監視員に見付かるわけがないじゃないですか。行きましょ、行きましょ」
 ひかる「……」

 旗野先生、ひかるをせき立てて先に行ってしまう。

 その後ろ姿を、意味ありげな目で見遣るひかる。

 そのバル、空を飛びながらクモンデスの住処を探していたが、代わりに、列になって何処かへ向かっている正夫たちを発見する。

 
 近くの、川にかかった吊橋の上に降りるのだが、これは「仮面ライダー」や「変身忍者 嵐」でもしばしば出てくる橋だよね。

 しかし、着ぐるみを着てこの橋を渡るのはかなりの勇気が要るだろうなぁ。

 まぁ、落ちたからって死ぬような高さではないが。

 バルは、子供たちを追跡すれば、クモンデスの住処に辿り着けるだろうと考えるが、その乗っている吊橋が何者かに切断され、バルは河原に落ちる。

 
 バル「クモンデスの分身か?」
 医者「バル、死ねえ!」

 バルを不意打ちしたのは、あの、揃いも揃って、地味なビジュアルの怪人トリオだった。

 見た目は地味だが、三人ともクモンデスの分身なのでその実力は侮れず、バルはあっさり彼らに捕まってしまう。

 
 老婆「ひっひっへっへっ、これでバルも最後じゃ。重石をつけてあるから浮かび上がることもあるまいて」

 ……

 こっち見んじゃねえ、ババア!

 ※管理人から読者のみなさんに

 レビューの演出上、つい、お年寄りに対してひどい言葉を使ってしまいましたが、良い子の皆さんは、決して真似をせず、おじいさんおばあさんを大切にしましょう。約束だぜ?

 三人はバルをぐるぐる巻きにした上、それに重石をつけて滝壺に放り込むと言う、完全にヤクザの手口でバルを葬り去る。

 
 ひかる「おじいさんの命が危ないのよ、旗野先生、急いで!」

 さて、旗野先生に案内されて、山の中の道を歩いているひかる。

 ……

 いや、あの、さっきと思いっきり髪型が違ってるんですが……

 こういう雑な感じ、セット撮影とロケ撮影のつなぎをキャストもスタッフも深く考えていない、いかにも昔の特撮っぽくて好きだけどね。

 でも、こっちのシャギー風のさっぱりしたヘアスタイルのほうが、さっきの、へべれけになった美容師にかけられたパーマみたいなおばさん臭い髪型より、100倍好ましい。

 路線変更は別にして、この番組の残念なところは、後半のひかるの髪型なのである。

 もっと早く、こっちの髪型にしてくれていればなぁ……

 やがて旗野先生は、畑のそばのいかにも怪しげな洞穴の前にひかるを連れてくるが、ひかるを先に行かせ、

 
 旗野「この穴の中で始末をしてやる」

 邪悪な笑みを浮かべてつぶやく。

 そう、視聴者には容易に想像のつくことだが、この旗野先生はクモンデスの化けた偽者だったのだ。

 
 洞穴に入ろうとするひかるの背後から、クモンデスの魔手が伸びるが、

 
 ひかるは背中に目があるようにパッと振り向くと、

 ひかる「クモンデス!」

 いきなりその正体を言い当てる。

 旗野「えっ、ぼ、僕は旗野ですよ、このとおり」

 
 ひかる「騙そうとしても遅い。本物の旗野先生なら、バルが平和監視員とは知らない筈よ」
 旗野「……」

 相手の片言隻句も見逃さない、ひかるの名探偵ぶりが実に颯爽としてカッコイイ。

 旗野先生、それ以上弁解せず、いさぎよくクモンデスの姿に変わる。

 ひかるもすかさずアンドロ仮面に変身して身構える。

 
 ひかる「クモンデス、おじいさんを殺そうとしたのはお前だな」
 クモンデス「そうだ、アンドロ仮面、お前の仲間たちはすべて殺してやる」
 ひかる「なに、地球の平和を乱すことは私が許さないっ」

 と、ひかるは勝手に話のスケールを大きくしてしまうのだが、どう考えて見てもクモンデスが乱しているのは、東西学園および、ひかるの周辺だけである。

 ある意味、これだけ狭い範囲内でしか活動しない「悪の組織」と言うのも珍しいよね。

 クモンデスは怪人トリオを呼び出して戦わせるが、ひかるは次々彼らを撃破していく。

 
 それにしても、毎回言ってることだが、菊さんのアクション女優としてのセンスは素晴らしい。

 最後に残った老婆もひかるが倒すと、クモンデスはさっさと退却してしまう。

 CM後、クモンデスはナムダーたちを呼び出し、そのひとりにクモとなってひかるを襲わせに行かせ、他の二人にハルコと正夫と進、信夫を牢獄から出して別の部屋に連れて行かせる。

 今回、最終回なのにタケシの川口英樹さんが顔を見せないのは、ちょっと淋しい。

 ひかるのほうは、一旦下宿に戻っていたが、依然としてバルの姿が見えず、連絡も取れないことを憂慮していた。

 ひかる「あー、どうしよう。おじいさんが死ぬ、子供たちはみんな攫われて、私、一人ぼっちなんだわ」

 ここでまたぞろ、路線変更後の「泣き虫ひかる」になって落ち込み、涙ぐむひかるだったが、「僕のことを忘れてもらっちゃ困ります」とばかり、旗野先生の声が玄関の方から飛んでくる。

 
 旗野「月先生! あ、月先生、子供たちはまだ一人も学校に来ませんよ」

 だが、さっきのことがあるので、ひかるはてっきりまたニセモノだと思い込み、

 
 ひかる「クモンデス! えいっ!」

 その襟を掴むと、思いっきり投げ飛ばす。

 だが、投げられても姿が変わらないのを見て、自分の勘違いに気付くひかる。

 
 ひかる「ああっ、あらー」
 旗野「月先生、発狂したんですか?」
 ひかる「どうやら本物らしいわね……ごめんなさい、旗野先生」

 慌てて旗野先生の体を抱き起こすひかる。

 どうせ最終回なんだから、ひかると旗野先生の関係にも、なんらかの決着をつけて欲しかったところだ。

 二人があれこれ話していると、さっきのナムダーが化けたクモが天井から降りてくるが、ひかるがすぐ気付いて払い落とすと、ナムダーの姿になってとっとと逃げていく。

 ひかるは追いかけようとする旗野先生を制し、床に点々と落ちている血を示し、

 ひかる「あれを見て、この血の後を追えば」
 旗野「うまい、クモンデスの住処がばっちり分かるって寸法だ」

 
 一方、その頃、ハルコちゃんはクモンデスの部屋で、ベッドに縛られて今にも処刑されそうになっていた。

 ハルコ「助けてー」
 クモンデス「うるさいっ」

 さすがに催眠術も解けたのか、必死で助けを求めるハルコちゃんをムチで押さえつけると、

 
 クモンデス「うるさい、お前の首から噴き出す血を、この釜で三日三晩煮詰めれば、アンドロ仮面に勝てる薬が出来るのじゃ」

 クモンデス、最初にハルコちゃんに目をつけるとは、なかなかお目が高い。

 考えたら、長いことレギュラーやってるのに、こうやってハルコちゃんに脚光が当たるって、これが初めてに近いんだよね。

 
 正夫「ハルコー」
 進&信夫「ハルコー」

 縛られてそれを見ている正夫たちには、心細げにその名を呼ぶことしか出来ない。

 前にも書いた気がするが、杉山和子さん、現実の学校では勿論、撮影現場でも、男子たちにモテたんじゃないかなぁ。

 自分が子役だったら、確実に一目惚れしてただろう。

 
 ひかるは、旗野先生と一緒に傷付いたナムダーを追いかけ、あの吊橋の上を歩いていた。

 いやぁ、これも、さっきのバル以上にその勇気を賞賛したくなるシーンである。

 男でもビビりそうなところを、しかもロングブーツで渡るなんて、並大抵の女優さんに出来ることではない。

 しかも、キャプでは分かりにくいが、菊さん、左右の手摺から手を離して渡っているのだ!

 橋を渡った先には、かなりの高さのある滝があり、血痕はそちらに向かって続いていた。

 その滝壺に、バルが沈んでいるとは夢にも気付かないひかる。

 
 ひかる「これだわ……先生!」
 旗野「ようし」

 二人は、入り口に靄の立ち込めるいかにも怪しい洞窟の中に入るのだが、直前まで手ぶらだった旗野先生が、いつの間にか手にバットを握っているのがちょっと笑える。

 洞窟を進むと、残りのナムダー二体が襲ってきて、旗野先生はあえなくダウン。

 旗野先生が全く頼りにならないところは、路線変更前も後も一貫していて、好感が持てる。

 もっとも、最初の頃は、旗野先生ももうちょっと威厳のある体育会系の先生だったんだけどね。

 

 
 アンドロ仮面に変身することなく、素手でナムダーを軽く片付けるひかる。

 くどいようだが、菊さんのアクションセンスは抜群である。

 その後で、これが番組……生涯最後となる変身ポーズを決め、アンドロ仮面に変身する。

 
 ひかる「あの扉の奥だわ」

 ひかる、その先にある黒い扉を見付け、マントブーメランで一気に打ち砕く。

 この水滴越しのショット、ライトのせいか、いつも以上にひかるが綺麗に見える。

 黒い扉の向こうには、果たして、クモンデスと子供たちがいた。

 ひかるはすぐムーンライトパワーで処刑台の上のハルコちゃんを助け出す。

 ここから、なんとか自力で脱出したバルや、目を覚ました旗野先生も加わっての乱戦となり、最後はいつもの土砂採取場に場所を変え、ひかるとクモンデスの決戦となる。

 まぁ、例によってアクションシーンはどうでもいいので詳細は省くが、最後の最後に、アンドロ仮面からの素敵なプレゼントが僕たちを待っていた。それは、ナムダーと戦っていたひかるが、崖の上から飛び降りたときのシーンで、

 
 ひかる「ローッ!」

 
 飛び降りた弾みで、ひかるのミニスカが豪快にまくれ上がり、青いパンツが丸出しになる!

 
 さらには、おへそまで見せちゃう、出血大サービス!

 いやぁ、最終回にこんなお宝ショットを持ってきてくれるとは、スタッフもイキだねえ。

 
 ひかる「お前は絶対許さない、今度こそ地球から追放してやる!」

 クモンデスが何度もナムダーを作り出しては時間稼ぎをするので、戦いはかなり長引くが、

 
 最後はマントブーメランが空中のクモンデスの股間にヒットして、さしものクモンデスもジ・エンド。

 
 斜面を転がり落ちて、大爆発を起こして死亡する。

 
 ひかる(私は勝った、とうとうクモンデスを倒した……)

 心の中で勝利の余韻を噛み締めるひかる。

 でも、今までも、同じような演出で何度もクモンデスを倒しておきながら、翌週には普通の顔で復活しているのを見させられているので、いまひとつ宿敵を倒したという実感が湧かないんだよね。

 だいたい、最初から最後までずーっと同じ技(マントブーメラン)しか使ってないのに、なんで今回はきっちりクモンデスを仕留めることが出来たのか、納得できない。

 それはともかく、クモンデスの死と共にドクロ城も爆発、崩壊し、捕まっていた子供たちも全員無事救出され、瀕死の状態だった武右衛門もケロッと全快し、万事解決となる。

 そしてこの後、校長先生の誕生パーティーと言う、およそ心の躍らないイベントが、番組のグランドフィナーレの舞台となる。

 
 ひかるにバル、D組の生徒たち、校長、教頭、旗野先生、用務員の山部、さらに竹取夫婦まで加わって、みんなで「ハッピーバースデートゥーユー」を歌って校長の誕生日をお祝いしている。

 校長がケーキの蝋燭を一気に吹き消したのを見て、みんなが盛大に拍手を贈る。

 
 とりあえず、最後にハルコちゃんの笑顔を貼っておこう。

 もっとも、その直後、

 
 ハルコ「おばあちゃん、おじいちゃん、良かったわね」
 きよ「ありがとう」

 今までほぼ絡んだことのない竹取夫妻に、ハルコちゃんが(武右衛門の全快を)祝って話しかける。

 で、これがハルコちゃんの最後の台詞となってしまう。

 レビューを書くに当たって、管理人の心の支えとなってきたハルコちゃんこと、杉山和子さん、この場を借りて、心からお礼を申し上げます。

 
 進「全快祝いも兼用だってさ」
 信夫「別々にすりゃ、もっと食べられたのになー」

 一方で、さもしいことを言って不満の声を上げる男子たち。

 と、ひかるがバルをみんなの後ろに連れて行き、

 
 ひかる「ねえ、デコレーションが淋しいわね、リング使うけど、怒らない、バル?」
 バル「最後の大サービスじゃ、大目に見るである」
 ひかる「ありがとう……ムーンライトパワー!」

 ひかる、バルの許可を得てから、番組最後のムーンライトパワーを使用する。

 それにしても、今更だけど、このサザエのつぼ焼きみたいなパーマネント、是非やめて頂きたかった。

 
 と、一瞬にしてみずぼらしかったバースデーケーキが、天井に届くほどの馬鹿でかいケーキに変わる。

 ついでに、子供たちの服が余所行きのものに変わり、

 
 大人たちは全員、紋付袴やタキシードなどの正装になっていると言うのが、芸の細かい趣向。

 ちなみに、バルもいつの間にかシルクハットを被っている。

 ただ、肝心のハルコちゃんのドレス姿がはっきり映らないのが、非常に残念である。

 あと、最後のシーンだというのに、ガキ大将の正夫がこの場にいないのも、実に物足りない。

 
 ただ、その不満も、自身もウェディングドレスのような純白のドレスに着替えたひかるのあで姿によって、吹っ飛んでしまった。

 みんなの後ろにいるので誰にも注目されないのが勿体無いが、溜息が出るほどの美しさである。

 そして、いよいよラストシーン。

 
 ひかる(いつまでも、この幸せが続きますように……私の願いはこれだけ)

 両手を合わせて、心の中でつぶやくひかるの悪戯っぽい笑みで、「おわり」となる。

 心温まる物語を締めくくるにふさわしい、感動必至の名台詞である。

 そして、そんなささやかな幸せが、菊さん自身にも舞い降りていたら、どんなに良かったことか……

 さて、今回のエピソードだが、はっきり言ってストーリーはあってなきがごとしで、アクションシーンがその半分近くを占めていたのではないかと思う。

 それでも、やっぱり辻さんが麗筆を振るうと、同じ中身のない19話や24話とくらべても、格段に面白く感じられるのだから不思議である。

 個人的には、ひかるのお宝ショットやハルコちゃんのフォトジェニックな画像がたくさん見れて、シリーズ後半の中では満足度の高い一本だったと言えるだろう。

 お陰で、サブタイトルと内容が全然合ってないのも気にならない。

 ……と言う訳で、「好き!すき!!魔女先生」のレビュー、これにて終了です。

 管理人の個人的趣味と拙い文章に最後までお付き合い頂き、まことにありがとうございました!
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コメント

ハッピーエンド

管理人様、魔女先生のレビューありがとうございました😊そして、お疲れ様でしたー
ハッピーエンドで終わって何よりでしたね😅仰る通り、路線変更後はストーリーがイマイチだったり菊様の髪型がイマイチだったり不満の残る作品もありましたが、全体的には面白かったので良かったと思います。もう菊様のアクションシーン等見ることが出来ないのが返す返すも残念ですね

あっさり

タイトルからは「戦いで重傷を負ったひかるを子供たちの祈りが救う」みたいなのを想像しましたが?
辻真先さんは尋常じゃない忙しさだったのでしょう。
「スペクトルマン(当初は「宇宙猿人ゴリ)」の1話を一晩で書き上げるとか凄過ぎ。

Re: ハッピーエンド

> 管理人様、魔女先生のレビューありがとうございました😊そして、お疲れ様でしたー

ありがとうございます。思ったより長く掛かりましたが、ラストまで書けてほっとしております。

> ハッピーエンドで終わって何よりでしたね😅仰る通り、路線変更後はストーリーがイマイチだったり菊様の髪型がイマイチだったり不満の残る作品もありましたが、全体的には面白かったので良かったと思います。

路線変更前の面白さが神懸かり的だったので、余計に路線変更が残念でした。

Re: あっさり

> 辻真先さんは尋常じゃない忙しさだったのでしょう。
> 「スペクトルマン(当初は「宇宙猿人ゴリ)」の1話を一晩で書き上げるとか凄過ぎ。

そうなんですか。スペクトルマンも前々から見たいと思ってるんですが……なかなか果たせません。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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