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「仮面ライダーV3」 第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」



 第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」(1973年8月18日)

 タイトルにあるように、ショッカー、ゲルショッカーの歴代大幹部が復活するという趣向なのだが、この表記はちょっと分かりにくいよね。

 固有名詞のゾルはまだしも、「死神」や「地獄」では、それだけで別の単語になっちゃうからねえ。

 さて、事件は、例によってデストロン遭遇率が異様に高い少年ライダー隊員の伊藤正太郎少年が、父親と湖で釣りをしている時に起こった。

 伊藤少年は、湖のそばの小さな洞窟の中から奇妙な声が聞こえてくるのに気付き、その中に入ってみると、どんづまりに、デストロンのマークの入った棺が4つも置いてあるではないか。

 しかも棺の中にはかつて仮面ライダーに倒されたショッカーの怪人が横たわっていた。

 正太郎、その場を父親に任せ、洞窟の外へ出てペンダントで本部に連絡する。

 
 純子「会長、大変です、ショッカーの怪人が現れたんですって」
 シゲル「ショッカー?」

 相変わらず、意味もなく画像を貼ってしまう純子さんの美しさ。

 
 立花「デストロンのキチガイじゃないのか?」

 いきなり強烈な放送禁止用語をぶちかますおやっさん……ではなく、「聞き違いじゃないのか」と言う台詞を、管理人が「キチガイじゃないのか」と聞き違えたのである。ああ、ややこしい。

 立花「デストロンの聞き違いじゃないのか?」
 純子「ううん」
 立花「そのショッカーを発見した場所は?」
 正太郎「精進湖近くの洞穴です」
 立花「精進湖?」

 その場にいた志郎は、正太郎にその場を動かないように指示してから、すぐさま現場に向かってバイクを走らせる。

 
 純子「今頃、なんでまたショッカーの怪人なんかが?」
 立花「うーん」
 シゲル「嫌な予感がするな」

 シナリオに書いてあるので、仕方なくそんな疑問を口にする小野ひずるさんであったが、内心では、 

 「んっもう、デストロンでもショッカーでもどっちでもいいじゃないのっ!」

 などと、いかにも若い女性らしいことを考えていたであろうことは容易に想像がつく。

 すいません、理解できないでしょうが、男子ってのは、そういうことに拘る生き物なんです。

 それはさておき、目に念力集中すれば、純子さんのブラがかすかに透けて見えるかもしれない。

 その頃、さすがライダー隊員の父親だけあって責任感と好奇心の強い正一パパは、棺の蓋をぜんぶ開けて、それぞれ異なる怪人の死体が納まっていることを確認していた。

 正一パパ「ここで一体何をするつもりだったのか……よし、今のうちに始末してやる」

 確かめただけではなく、応援の到着を待たずに自分の手で片をつけようとする。

 ま、それはいいのだが、

 
 さすがにこれは無理なのでは?

 これじゃあ、おやっさん以上のハイパーおやじである。

 ともあれ、持ち上げた岩を、思いっきり棺の死体に叩きつける正一パパ。

 いくら相手が怪人だからって、むごすぎる殺害(?)方法である。

 続いて、黒の上下に茶色の革ジャンで決めた志郎が、無線で正太郎に指示を出しながらバイクを走らせている映像。

 
 正太郎「はい、でも、ショッカー怪人のいる洞窟にお父さんがいるんです」

 ついで、洞窟の外に立ち、不安そうに志郎と通信している正太郎。

 同じ頃、洞窟の中では、

 
 正一パパ「むんっ」

 おやじが引き続き、怪人たちをひとりひとり丹念に押し潰していた。

 お前は超人ハルクか?

 
 ここから、志郎の接近を知ったデストロンが、デストロンオートバイ部隊を差し向け、志郎と戦闘員たちの間で、極力バイク同士を接触させないように気を使いながらの激しいチェイスが行われる。

 で、これが異様に長いのよ。

 苦労して撮ってるから使いたい気持ちは分かるが、合計2分近くもあるのは、さすがにきつい。

 おまけにただ追いかけっこをしているだけなので、カタルシスがないんだよね。

 さて、志郎が不毛なバイクチェイスをしている間、正一パパは何をしていたのかと言うと、

 
 正一パパ「むんっ、うっ」

 引き続き、怪人圧殺作業の真っ最中であった。

 お前は山のフドウか?

 このおやじを素材にして怪人を作ったら、めちゃくちゃ強い怪人が誕生しそうである。

 だが、怪人とて人の子(?)、そう何度も何度も岩を叩きつけられては堪忍袋にも限界があり、やがて次々と目を覚まし、棺の中から出てくる。

 無論、怪人たちは死んでおらず、生き返ったばかりだったのだ。

 
 正一パパ「死んではいなかったのか、ごめんなさーい!」
 怪人「いまさら謝っても遅いわ!」

 途中から嘘だが、これほど「自業自得」と言う言葉が似合う犠牲者も珍しい。

 怪人「我々は完全に機能を回復し、たった今蘇ったのだ」

 
 正一パパ「あっああ、誰かーっ!」

 さっきまでの勢いは何処へやら、再生怪人たちに囲まれ、実にイイ顔で絶叫する正一パパであった。

 ちなみに、再生怪人は、ドクダリアン、イモリゲス、シオマネキング、ウニドグマの4体だが、確か、この正一パパを演じる鈴木志郎さんって、「仮面ライダー」78話で、ウニドグマに殺された人だよね。

 つまり、再生パパが再生怪人に襲われている訳で、これもかなりのレアケースではないだろうか。

 もっとも、今回は一思いに殺されず、(恐らく実験台として)毒ガスを浴びせられて意識を失うだけであったが。

 一方、やっと正太郎と出会った志郎、一緒に洞窟の中に入るが、既に怪人たちの姿はなく、正一パパが正体なく佇んでいるだけだった。

 うーん、でも、洞窟の入り口にはずーっと正太郎が立っていたのに、怪人たちはどうやって気付かれずに姿を消したのだろう? 秘密の抜け道でもあったのだろうか?

 とにかく、正一パパの体を担いで洞窟の外へ出る志郎。

 と、今度はデストロンの戦闘員が襲ってくる。

 
 志郎「坊や、いいか、離れるんじゃないぞ」
 正太郎「はい」

 正一パパの体を地面に横たえてから正太郎に言うので、てっきり自分についてこいという意味なのかと思ったが、

 
 いきなり前方に飛び出して、正太郎を大きく引き離しちゃう志郎。

 つまり、「パパのそばを」離れるなと言う意味だったのだろう。

 でも、一瞬混乱しちゃう台詞だよね。

 もっとも、戦闘員は最初から正太郎たちなど眼中にないので問題はなかったが。

 
 戦闘員の顔面を殴った後、意味もなくピースサインを作る志郎。

 いかにも宮内さんらしいケレンである(それとも、目潰しかな?)

 志郎、変身もせずに戦闘員を全滅させ、最後の一人の首を締めて、

 志郎「おい、洞窟の中にいたショッカーの怪人は何処行ったんだ? デストロンは一体何を考えてるんだ?

 あ、それ、管理人もたまに思います。

 と、背後から赤いゴム状の輪が飛んできて、志郎の首に嵌まる。

 
 志郎「こ、この輪は?」
 ワナゲクワガタ「わー、わー、どうだ、ワナゲクワガタの輪は一度入れば二度と取れんのだ」

 今回の新怪人、ワナゲクワガタであった。

 志郎、輪を嵌められたまま湖に落ちる。ワナゲクワガタ、正太郎に気付いて輪を投げるが、横から飛んできた輪がぶつかって下に落ちる。

 見れば、V3が対岸に立っているではないか。

 なにが、「一度入れば二度と取れん」だよ……

 正直、最近のデストロンの怪人にはがっかりさせられることが多い。

 ワナゲクワガタ、今度は二つの輪を投げ、V3の首と手首に嵌め、

 
 ワナゲクワガタ「どうだ、V3?」

 クワガタと言うより、ドクロの要素が濃いワナゲクワガタ、デザインは実に素晴らしいのだが、

 
 V3「とわっ、これくらいで私が参るとでも思っているのか?」

 あっさり輪を壊されて、面目丸潰れとなる。

 ここでしばらくどつき合いとなるが、ワナゲクワガタは適当に戦いを切り上げて逃走する。

 CM後、ホッパーでワナゲクワガタの乗った車を追尾し、とある倉庫にやってきたV3であったが、あらわれたのはワナゲクワガタではなく、V3にとっては新顔の、シオマネキングとイモリゲスであった。

 
 シオマネキング「貴様が仮面ライダー3号、V3か!」
 イモリゲス「俺たちは貴様を倒すために地獄から蘇ったのだ。ゲゲェスッ!」

 なお、シオマネキングのマスクの隙間から、はっきりスーツアクターの目が覗いているのは、撮影的にはNGだろうが、妙な凄みがあって、ビジュアル的には思わぬ効果を生んでいる。

 そして、遠く離れた場所から、V3の熾烈な戦いぶりを冷徹な眼差しで観察している男たちがいた。

 ひとりは無論Gであったが、
 
 
 G「これがデストロンの最大の敵、仮面らぁいだV3……御感想はいかがかな? ゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック将軍」
 ゾル大佐「ふっふふふふ、ライダーV3か、なかなかやる」

 そう、かつて日本じゅうを震え上がらせた(ことになっている)悪の大幹部たちの揃い踏みであった。

 今回は怪人だけでなく、何故か大幹部まで再生させてしまったらしい。

 それにしても、何度見ても物凄い絵面だ。

 「ストロンガー」最終話の歴代ライダー勢揃いに勝るとも劣らぬレジェンダリーな顔触れである。

 セット撮影だけとはいえ、これだけの大物俳優たちのスケジュールの都合がついたというのは、やっぱり「仮面ライダー」シリーズにはツキがあるんだなぁ。

 そんなこととは知らないV3、引き続きショッカー出戻り怪人たちと戦っていたが、そこへワナゲクワガタがあらわれ、

 
 ワナゲクワガタ「V3、貴様の相手をしている暇はない!」
 V3(じゃあ、いちいち出てくるなよ……)

 怪人の矛盾した言動に内心ツッコミを入れるV3であったが、嘘である。

 ワナゲクワガタ「俺にはこれから大きな仕事が待っているのだ、クワクワクワーッ!」

 
 ワナゲクワガタ「ライダーV3、また会おう!」

 そう言って屋根に飛び上がると、ヒーローライクな捨て台詞を残し……

 
 くるっと後ろを向いて全力で走り出すワナゲクワガタであった。

 V3(徒歩かいっ!)

 てっきり、屋根の向こうに跳んで消えるのかと思っていたV3、完全に意表を衝かれる。

 ま、ほんとはすぐ走って追いかけてるのだが、ショッカー怪人に邪魔されて結局見失ってしまう。

 再び、世界一濃い空間になっているアジト。

 
 地獄大使「しかし、我々悪魔の大幹部5人が、力をあわせてライダーV3を倒せというほどのことはないぞ」
 死神博士「地獄大使の言うとおりだ。ワシの誇りが許さん」

 仮面ライダーに1度も勝ったことがないくせに、相変わらずプライドだけは売るほどあるショッカーのツートップ。

 ブラック将軍「首領の考えをお聞かせ願いたい」
 首領「ショッカー、ゲルショッカーの大幹部諸君、まあ、そう結論を急ぐものではない。何故デストロンの再生技術を使って諸君を生き返らせたか分かるか?」
 ブラック将軍「いや、それは勿論……」

 
 地獄大使「ドクトルGにかわって、デストロンの指揮を取れとのご命令かな?」

 
 G「何をバカなことを!」

 
 死神博士「ありうる話だ」

 地獄大使が、Gの能力をなみするような発言をすると、死神博士も相槌を打ち、ギョロリと目を向ける。

 しかし、彼らは今まで死んでいたのだから、Gの戦いぶりは知らない筈なんだけどね。

 この後、首領が「集合してもらった」と言っているが、彼らは死んでいたというより、コールドスリープによって仮死状態で保存されていたのではないだろうか。その間、常に最新の情報が睡眠学習で与えられていたとしたら、蘇ったばかりなのにGがアホであることを知っていたとしても不思議はない(そのくせ、V3のことを知らなかったのは変だけど)。

 そもそも、生前の意識や人格を保ったまま人間を再生できる技術なんて、それこそノーベル賞どころの話ではない革命的な大発明であり、その技術を合法的に世界に売り込めば、莫大な利益が得られると思うんだけどね。

 そうして得た金で、合法的に社会を支配する方がよっぽど効率的だと思うのだが。

 それにしても、これだけ濃い顔のアップが立て続けに画面を占領したのは、日本特撮史においてもまれな出来事であったろう。

 首領「内輪もめは止めろ。大幹部全員集合してもらったのは、日本全滅作戦を開始するためだ」

 首領、上から押さえつけるようになだめると、やっと今回の作戦の内容を口にする。

 なお、首領のとっつぁんは、この約15年後にもクライシスの面々のチームワークの悪さに悩まされることになるのだが、基本的に悪の幹部と言うのは仲が悪いと相場が決まっているようである。

 まあ、確かに、悪人同士が和気藹々、一致団結して悪事を働いてる姿を見せられると、ヒーローサイドに肩入れしにくくなるからね。

 ゾル大佐「日本全滅作戦?」
 首領「そうだ、デストロン科学陣が新しく開発した毒ガス、ギラードガンマー、どんな防毒マスクもギラードガンマーには効かない」

 Gが東京、ゾル大佐が北海道、地獄大使が九州、死神博士が大阪方面、そしてブラック将軍が中国地方……と言うように、テキパキと受け持ち場所を決めていく首領。

 四国が抜けてますが……

 この約15年後にクライシスが四国を執拗に攻めるのは、この時、四国を無視したことに対するせめてもの償いであったのだろうか?

 まぁ、スルーされてるのは四国だけじゃなく、東北や北陸、東海道も同じだけどね。

 ブラック将軍「で、作戦行動開始の日は?」
 首領「東京全滅の日……今日だ。準備は良いな、ドクトルG」
 G「お任せください、首領」

 
 自信満々に答えるGに続いて、実際に住宅地で、軽トラの荷台に積んだタンクから、ガスを散布している戦闘員たちの姿が映し出される。

 ついで、公園や階段に死屍ルイルイと言う感じで横たわっている、子供を含めた大勢の住民の死体。

 無論、今では絶対NGの演出である。

 一方、同じガスを浴びたと思われる正一パパは病院に担ぎ込まれて医者の診察を受けていたが、

 
 医師「呼吸は完全に止まっているが、心音は正常です。おそらくなにか、未知のガスを吸ったのかもしれませんね」

 いや、さすがに呼吸が止まったら死ぬのでは?

 そこへ看護婦が飛び込んできて、城東地区の住民が呼吸困難に襲われて苦しんでいると告げる。

 医者「呼吸困難? この患者と同じだ」

 どこがだよ!

 呼吸が停止しているのと、困難とではえらい違いだし、少なくとも正一パパは苦しんではいないよね。

 
 続いて志郎が現場に駆けつけ、当然の選択として、ミニスカを履いた若い女性をいの一番にひっくり返すが、何の反応もない。

 他の住民も調べてみるが、同じであった。

 
 志郎「死んでいる……」

 うーん、でも、さっきの看護婦の報告では「苦しんでいる」と言うことだったのに、明らかに矛盾する。

 それとも、呼吸困難で苦しんだ挙句、全員死亡or正一パパと同じ状態になったということなのだろうか。

 じゃあ、その苦しんでいる人たちを発見して報告したのは誰やねんと言う新たな疑問が湧いてくる。

 しかし、人間を生き返らせることさえ可能なデストロン科学陣が作り出した毒ガスなのだから、そんな中途半端な効き目しかないというのは到底納得できない。

 その時、とある民家から助けを求める男の呻き声が聞こえてくる。

 志郎が声を頼りに一軒の住宅に踏み込むと、年配の男性が喉を押さえてひどく苦しがっていた。

 モチベーションゼロの志郎であったが、とりあえず男性を病院へ連れて行こうとするが、

 
 男「待っていたぞ、風見志郎!」

 案の定、それはワナゲクワガタの化けた偽の住人で、背後から志郎の首を絞めに掛かる。

 志郎、なんとか変身しようとするが、ワナゲクワガタは左腕に仕込んだ銃を撃って変身を阻止する。

 こうしてあっけなく志郎は気絶し、ワナゲクワガタに捕まってしまう。

 
 G「どうです、ギラードガンマーの威力は」
 地獄大使「大したものだ、しかし、我々があのガスを吸ったときは?」

 ついさっきまで死んでた癖に、心配性の地獄大使だったが、Gはこともなげに、

 G「解毒剤が用意してある」
 ブラック将軍「ほほう、なかなか用意周到だ」

 解毒剤と聞いても、学習能力ゼロの皆さんは、全く危機感を抱こうとしない。

 Gなんて、18話と21話で、解毒剤(血清)のせいで痛い目にあっているというのに……

 で、よしゃあいいのに、Gはわざわざ解毒剤を持ってくるよう戦闘員に命じるが、それと入れ替わりにワナゲクワガタが戻ってきて、志郎を捕まえたと報告する。

 続いてタンカに載せられた志郎の体が、何故かシーツを被った状態で運ばれてくる。

 
 ゾル大佐「こいつが風見志郎か」
 死神博士「ひとつ、ライダーV3の素顔を見物するか」

 興味津々という感じで、タンカの前に並ぶ大幹部たち。

 そこへさっきの戦闘員が戻ってきて復命する。

 
 戦闘員「解毒剤を持ってまいりました」

 この、あまりに都合のいいタイミング、何回見ても笑ってしまう。

 ブラック将軍「ええい、そんなものは後回しだ」
 戦闘員「……」

 折角急いで持って来たのにそんな心無いことを言われ、深く傷付く戦闘員であった。

 そのブラック将軍がシーツをはぐると、そこには志郎ではなく戦闘員が横たわっていた。

 ブラック将軍「これはなんだ?」
 ワナゲクワガタ「くわーっ、一体何時の間に入れ替わったんだ?」

 狼狽するワナゲクワガタのそばに立っていた戦闘員が、素早く解毒剤のビンを掴む。

 
 ブラック将軍「誰だ貴様?」
 志郎「ふっふっふっふっ、はっはっはっはっはっ……ショッカー並びにゲルショッカーの大幹部諸君、私が風見志郎だ」

 覆面の下から現れたのは、他ならぬ志郎であった。

 志郎「この解毒剤は貰っていくぜ!」

 まあ、解毒剤を入手するために気絶したふりをしてアジトに潜入したのだろうが、何もしてないのに解毒剤のほうから勝手に手の届くところまでやって来るというのは、いくらなんでも虫が良過ぎる展開である。

 しかし、ヒーロー俳優として、これだけ錚々たる悪役俳優たちと対峙できるというのは、役者冥利に尽きるというものだろう。

 
 すぐにアジトから脱出しようとする志郎だったが、再生怪人たちに行く手を阻まれ、追って来たワナゲクワガタと挟み撃ちにされる。

 とりあえずV3に変身する志郎だったが、何故か今度はワナゲクワガタが一切邪魔しようとしないのが、相当不自然である。

 だが、敵と戦ってるうちにうっかり最初の部屋に飛び込んでしまったうっかり屋さんのV3、

 
 地獄大使「V3、もう逃げられんぞ」

 最後は一方の壁を背に、5人の大幹部と5体の怪人に取り囲まれ、絶体絶命のピンチに陥ってしまうのだった。

 この緊迫した状態のまま28話へ続くのである。
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パパの馬力

あんな大きい石を持ち上げた正太郎パパでしたが、どうせなら灯油かガソリンでも持ってきて火をつけた方が効果的だったと思いますが😅ドクトルGも解毒剤で二度失敗した筈なのに懲りないですね

恐るるに足らず?

正一パパを改造したら強い怪人になりそうというのは同感です。少なくともドリルモグラよりは強いでしょう(笑)。
ところでおやっさんも志郎もショッカーのことを気にしていますが、「ショッカーなど恐るるに足らず」とは思わなかったのでしょうか?戦闘能力だけならデストロンのほうが明らかに上のはずなのに。

大好きなシーン

>地獄大使「ドクトルGにかわって、デストロンの指揮を取れとのご命令かな?」
G「何をバカなことを!」
死神博士「ありうる話だ」

こうした台詞のやり取りを書ける伊上勝さんは「名匠」と言わざるを得ませんね。

すがやみつる版

>彼らは死んでいたというより、コールドスリープによって仮死状態で保存されていたのではないだろうか。
すがやみつる先生のコミカライズでは、ドクトルGが振り返ると4つのカプセルが・・・
で、V3に名乗ってから怪人に変身→ハリケーンの翼で切られて瞬殺・・・
氏はスプラッター描写がかなりエグい(石ノ森先生もご注意されてた)。

ちなみに氏の「ストロンガー」ではユリ子のおっ〇いが露出・・・は現在では無理。

これは未見でした。

うわー単純に豪華ですねぇ…ワクワクしちゃいますよ!願わくば、この顔ぶれを有効に使った展開を期待しつつ…でも、ちょっと嫌な予感もしないでも無いですが…後半を楽しみに待ちます!(^_^)

大幹部の皆様

 かつてショッカー・ゲルショッカーの大幹部を務めていた4人が生き返りましたな。数年後には実際に亡くなってしまってる俳優さんもいるんでなんか複雑。他の出演者に目を向けると首領やおやっさん、ライダーマンも亡くなってるわけだからね。
 とりあえず生き返ったのならGも入れてユニットを組んだらどうやろう?
5人だから戦隊?
誰がレッドをやるのか?
イエローを演じたがる者はいなそう
ピンクがいないおっさんだらけの戦隊になってしまうので、純子さんを担ごうと思うんだけどいいかな?

管理人殿、キバ男爵やツバサ大僧正、ヨロイ元帥、ライダーマンの大活躍も切り取ってね。 

Re: パパの馬力

解毒剤ネタは、さすがにマンネリですね。

Re: 恐るるに足らず?

> 正一パパを改造したら強い怪人になりそうというのは同感です。少なくともドリルモグラよりは強いでしょう(笑)。

ご同意ありがとうございます。軟弱なチンピラより、戦中派(?)のパパのほうが絶対強そうですもんね。

> 戦闘能力だけならデストロンのほうが明らかに上のはずなのに。

でもまあ、我々が見る分には、ショッカーの戦闘員もデストロンの戦闘員も大差ないように見えますけどね。

Re: 大好きなシーン

ワクワクしますよね。

Re: すがやみつる版

そうなんですか。ライダーのコミカライズはほとんど読んだことないなぁ。

Re: これは未見でした。

うーん、まあ、顔触れは凄いんですけど……羊頭狗肉と言うか、看板倒れと言うか、残念な結果になってしまうのです。

Re: 大幹部の皆様

>  数年後には実際に亡くなってしまってる俳優さんもいるんでなんか複雑。他の出演者に目を向けると首領やおやっさん、ライダーマンも亡くなってるわけだからね。

ライダーシリーズは、結構早く亡くなった方が多いですよね。

> 管理人殿、キバ男爵やツバサ大僧正、ヨロイ元帥、ライダーマンの大活躍も切り取ってね。 

勿論です。

首領のはったり?!

以前にも述べた事ですが、再生怪人四人組の内、ウニドグマとイモリゲスは、地獄大使時代末期の怪人です。地獄大使はその二人が登場して間も無く倒され、ショッカーは解体されてしまうため、そんな不吉のジンクスを持つ怪人でもあるこの二人をデストロンがチョイスしてしまった事が、今回の隠れた敗因の一つにだったとも考えられます!!

>首領「そうだ。デストロン科学陣が、新しく開発した毒ガス、ギラードガンマー、どんな防毒ガスマスクもギラードガンマーには効かない」

ところで、首領はそんな事を言ってはいましたが、26枚目の写真を見るとガスを散布中の戦闘員がちゃっかりマスクをはめており、観る側にとっては
「えーーーーっ、さっき首領の言ってた事、はったりだったのーーーーーっ?!」
と思わざるを得ない程、完全に矛盾しています!!
それにデストロンのマークが入ったガスタンクをトラックの荷台に丸出しにして散布するのも如何な物かと思ってしまいます(せめて冷凍トラック等に偽装するとか通風コンテナの隠すとか出来たはずなのに)!!!
V3がワナゲクワガタたちとやり合っていた直後だったらからこそ良かったものの、もしV3がこのトラックを発見していたら、それを尾行され、毒ガスの製造工場を発見された上に攻撃され早くも作戦がご破算にされかねない処です!!

>まあ、確かに、悪人同士が和気藹々、一致団結して悪事を働いている姿を見せられると、ヒーローサイドに肩入れしにくくなるからね。

悪人同士が、和気藹々、一致団結して悪事を働いている軍団・・・・・、それはフーマです(笑)!!!!

♪あなた好みの、あなた好みの、戦闘員になりたい~

そんな、ほころびだらけの毒ガス作戦を敢行してしまったデストロンに対し、「ライブマン」のドクガスズノーのお話でマゼンダが画策した毒ガス作戦は、テニスコートの地下に製造工場を造り、小さな固形状に加工した毒ガスを住民に変装したジンマー兵(メカ人間でもあるボルトの戦闘員)にばら撒かせた上で遠隔操作で気化させると言う実に巧妙かつ隠密裏な物(勿論マゼンダは、都合のよい解毒剤等も用意していません)でした!!
今回のデストロンの毒ガス作戦もまた、同じ手口を使っていれば少なくとも実作品よりはV3と住民たちに大きなダメージを与える事に成功していたかと思うと、折角ゾル大佐たち四人まで蘇生させた事も含めて残念です!!
因みに「ライブマン」の上記のお話の内容は、テニスコートの地下にあった毒ガス工場で、固形化した毒ガスをオシャカにしてしまい、人間態(番組内ではダミーマンと呼称)で脱走したジンマー兵の一人が、それを救ったライブマンのお助けロボのコロンにメカ人間同士惚れてしまいます!!そして恋心故にコロンに味方し、毒ガス工場の場所をライブマンにたれ込みした挙句に、最後は恩返しとばかりピンチに陥ったコロンを庇い爆撃され、号泣するコロンに看取られて息を引き取ると言う物でした!!
もし、失敗してライダー隊本部に逃げ込んだデストロンの戦闘員が純子姉さんに惚れてしまったとしても(そう言う展開もあったらあったで観てみたかったです!!)、純子姉さんから
「冗ーーーーーーっ談っじゃないわよっ(泣&怒)!!!!!!!」
と突っぱねられ、志郎に殴られ、おやっさんから
「シゲルっ、表に塩まいとけっ(怒)!!!」
と追い出されて終わりだったかもしれないと思うと悲しくも可笑しいです(笑)!!

Re: 首領のはったり?!

> ところで、首領はそんな事を言ってはいましたが、26枚目の写真を見るとガスを散布中の戦闘員がちゃっかりマスクをはめており、観る側にとっては
> 「えーーーーっ、さっき首領の言ってた事、はったりだったのーーーーーっ?!」
> と思わざるを得ない程、完全に矛盾しています!!

そうでしたね。うっかり見逃してしまいました。

> それにデストロンのマークが入ったガスタンクをトラックの荷台に丸出しにして散布するのも如何な物かと思ってしまいます(せめて冷凍トラック等に偽装するとか通風コンテナの隠すとか出来たはずなのに)!!!

まあ、予算の都合もありますからね。

> 悪人同士が、和気藹々、一致団結して悪事を働いている軍団・・・・・、それはフーマです(笑)!!!!

ジンドグマもね。

Re: ♪あなた好みの、あなた好みの、戦闘員になりたい~

割と最近その話見ました。

「仮面ライダー」では、戦闘員はあくまで意思のない下っ端として描いてて、いかにもハードな感じがします。

まとめ

改めて見ると幾つか突っ込むところがあったので捕捉致します(今更要らんわ)
①純子さんの突っ込み(ショッカーかデストロンの怪人に対して)
②正一パパの超人ハルク並みの怪力
③ワナゲクワガタの”貴様の相手をしている暇はないという台詞に対するV3のツッコミ
④5大幹部のやりとり
⑤それに対する地獄大使の解毒剤の有無の確認
⑥誰も解毒剤で痛い目に遭ってる(所謂失敗)のに誰も学習しない大幹部達
⑦解毒剤を持ってきた戦闘員に対するブラック将軍の“そんなものは後にしろ”の台詞
⑧戦闘員に化けた志郎に誰も気付かずに解毒剤を奪われてしまう
以上であります。長々と失礼致しました😅

Re: まとめ

ごくろうさまです。

解毒剤のくだりは、ほんとつっこみどころの宝庫ですね。

もう一捻り

再生ショッカー怪人の他、再生ゲルショッカーの怪人でガニコウモルとショッカーライダー1体(黄色マフラー)、ムカデタイガーも出して欲しかった。
でもショッカーライダーなら風見が混乱するか。
出来ればショッカーとゲルショッカーの幹部は怪人体の黄金狼男、イカデビル、ガラガランダ、ヒルカメレオンにも変身して欲しかった。
でもダブルライダーの帰国はこの時期ではなくて良かったと思う。

似たような話

もし、それ以降のライダーで、これに似た話があったらどれが面白いですか?
仮面ライダーX27.5話『生きかえったゲー・キバ・ツバサ・ヨロイ』
あらすじ 27話の特集 5人ライダー勢ぞろい!!と28話の見よ!Xライダーの大変身!!の間の話。 V3が登場するのを予感したキングダークはV3のデータを調べ、デストロンの大幹部とデストロン怪人の一部を蘇らせる。Xはどう戦うのか。

仮面ライダーストロンガー35.5話『よみがえったガイスト・ダーク・十面・ゼロ!』
あらすじ 35話の帰って来た男!その名はV3!!と36話の三人ライダー対強力デルザー軍団!の間の話。 V3に続いてXとアマゾンが登場するのを予感したジェネラル・シャドウはXとアマゾンのデータを調べ上げ、GODとゲドン、ガランダー帝国の大幹部とそれぞれの怪人の一部を蘇らせる。ストロンガーはどう戦うのか。超電子人間になって次々と蹴散らせストロンガー!

スカイライダー20.5話 『よみがえったタイタン・シャドウとデルザーのゆかいな仲間たち』
あらすじ 20話のストロンガー登場 2人ライダー対強敵2怪人と21話のコゴエンスキー 東京冷凍5秒前の間の話。
ストロンガーの存在を知ったネオショッカーは、ストロンガーのデータを調べ上げ、ブラックサタンとデルザーの大幹部や奇械人の一部を蘇らせる。勿論それには消息を絶ったデッドライオンも加える。スカイライダーはどう戦うのか。

仮面ライダーBLACK47.5話『よみがえったネオショッカー・ドグマ・ジンドグマ・バダン』
創世王の手で蘇った幹部一覧 ゼネラルモンスター、魔人提督、テラーマクロ、メガール将軍、悪魔元帥、魔女参諜、幽霊博士、鬼火司令、妖怪王女、暗闇大使(一部は故人や引退のため配役変更)
あらすじ 47話のライダー死す!と48話の海に追憶の花束をの間の話。 ブラックがシャドームーンに敗れ、日本はゴルゴムに制圧された。その頃、それを知った世界中のゴルゴムと戦っている10人ライダーはとうとう出番が来たのを知り、ブラックの仇討ちと復活のため日本に帰国しようとするが、創世王はそれを阻止しようとするため10人ライダーのデータを調べ上げ、ネオショッカーとドグマとジンドグマとバダンまでの幹部にそれぞれの怪人の一部を蘇らせる。
当時はバブルだったんで、この話は海外ロケを行うと思う。1号はサンフランシスコかロサンゼルス、2号はチリかアルゼンチン、V3はモスクワ、ライダーマンはインド、Xはオーストラリア、アマゾンはアマゾン、ストロンガーはケニアか南アフリカ、スカイはパリ、スーパー1はニューヨーク、ZXはエジプトのサハラ砂漠で戦っている様子が描かれる。
ただし、ジンドグマの一部キャストは故人や引退がいるので変更。

仮面ライダーBLACK RX22.5話『生き返ったビルゲニアとゴルゴム三神官』
あらすじ 22話のシャドームーン!と23話のブタになったRXの間の話。 RXがシャドームーンと戦っているのを知ったクライシスは、シャドームーンのデータを調べ上げ、ビルゲニアと三神官、ゴルゴムの怪人の一部を蘇らせ、RXに仕向ける。RXはどう戦うのか。そしてビルゲニアとゴルゴムの怪人を倒した後、物語は仮面ライダー世界に駆けるに続く。
つまり、この話だけは仮面ライダー世界に駆けるのプロローグ。

以上の話でどれが面白そうで見たいと思いますか?

No title

デルザー軍団が一番キャラが立ってて面白そう。

Re: 似たような話

長文コメントありがとうございます。

ジンドクマがオリジナルキャストで復活すると嬉しいですが、無理でしょうね。

毒ガス

“どんな防御マスクでも通用しない”と云うなら戦闘員のガスマスクも無意味だと思うのですがね😅(なら言うなよ)今回も解毒剤に振り回されるのが哀れですね😖

Re: 毒ガス

ま、気は心と言う奴ですね。

怪人は意外と強い

ワナゲクワガタについては前編でそこそこ善戦して後編で見せ場なしというギロチンザウルスに近いパターンでした。風見志郎が不意打ちに弱いというのをうまく突いていました。
再生怪人も善戦も前作に比べるとかなり善戦しました。

Re: 怪人は意外と強い

今気付いたけど、ワナゲって、縁日の輪投げから来てるんですね。

ショッカーの時からそうだけど…

世界征服が目標じゃないんですか(笑)
虐殺してどうすんですか。

Re: ショッカーの時からそうだけど…

回によって違うこと言いますよね。

ミミズ男と同じ展開

ワナゲクワガタはリング状の武器でV3を追い詰めながら力技でリングを破壊されてあっさり反撃されるという前作のミミズ男と同じ展開でした。
声優はどちらも八代駿さんです。
今週のプリキュアもリング状の武器を素手で壊すこの回のオマージュといえる展開です。

Re: ミミズ男と同じ展開

確かに似てますね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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