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「スケバン刑事」 第19話「暴かれたサキ出生の秘密!」



 第19話「暴かれたサキ出生の秘密!」(1985年9月12日)

 前回、再び海槌姉妹の前に惨敗を喫したサキだったが、三人は何故かサキにトドメを刺そうとせず、罪人のように縄で縛って、海槌財閥の中核企業と思われる海槌重工と言う会社のビルに連れてくる。

 亜悠巳「お父様がサキに会いたいなんてどういうこと?」
 麗巳「……」
 久巳「こんな奴、ぶち殺してしまえばいいのに」

 三姉妹は不満たらたらであったが、父親の命令には逆らえないのだった。

 サキは、大会社の社長室……と言うより、どっかのホテルの「鳳凰の間」みたいな広間で執務中の剛三の前に立たされる。

 意外なことに、剛三はサキと二人きりで話がしたいと言い出し、娘たちを下がらせる。

 
 剛三「どうだ、サキ、お前、海槌コンツェルンのために働いてみる気はないか?」
 サキ「……」
 剛三「いずれ海槌コンツェルンは日本を支配する。そうすれば死刑囚であるお前の母親を解放してやることが出来るかも知れんぞ」
 サキ「……」

 さらに、自らサキのいましめを解くと、サキが予想だにしなかった話を持ちかける。

 サキとて人の子、母親を助けてやると言われれば心が揺れない筈がなかった。

 剛三「まあ、掛けなさい」

 剛三はソファにサキを座らせると、大きなアルバムを取り出してサキに見せる。

 
 それには、全く見たことのない外国人の父娘らしき写真が貼ってあった。

 
 剛三「男はアメリカ人、ラルフ・ホーナー、生物工学博士でサイバネティックスコントロールを完成した男だ」
 サキ「サイバネティックスコントロール?」
 剛三「遺伝子のフィールドを操作して生物のライフサイクルをプログラムする、すなわち、生まれる前からひとりの人間の性格や能力を思うように作り上げることが出来るのだ。このことを知って東西両陣営がこの人物を奪い合って熾烈な工作合戦を始めた。だがホーナー博士はこれを嫌い、また、自分の仕事を後悔、嫌悪して姿を消した。自殺したと言う噂も流れた。ところが、残された一人娘のエイミーが近々日本にやってくる。この旅行の目的は日本に潜伏したホーナー博士と密会することだと言う情報が入った。私はホーナー博士の技術が欲しい。何の為かは言うまでもないだろう」
 サキ「日本の支配のために、人間を支配する、そのためだろう?」

 剛三は、サキにその娘をマークして博士の居場所を探り出し、博士の身柄を確保しろと、まるでもうサキが自分の部下になったような横柄な態度で命じる。

 剛三「どうだ、サキ、お前の腕を見せてみろ」
 サキ「……」

 剛三の言葉に、無言で白い腕を突き出すサキ。

 剛三「いや、そう言うことぢゃなくて……」

 嘘はさておき、サキがそんな手前勝手な命令に従う筈がない。

 
 サキ「なんでこの私が海槌コンツェルンのために働かなくっちゃいけないんだよ! ねぼけんなよっ!」
 剛三「その向こう意気がますます気に入ったなぁ、どうでも海槌一門に迎えたくなった」
 サキ「なめるんじゃないよ、海槌の名の下に、私がどれほど苦しんだか……」
 剛三「交換条件を出そう、お前がホーナー博士を探し出してきたら、麗巳に命じて鷹の羽学園から手を引かせよう」
 サキ「鷹の羽から?」
 剛三「学園を自分たちの手に取り戻したくないのかっ?」

 それは、サキにとっては無視できない申し出だった。

 タイトル表示後、サキは自由の身となって海槌重工のビルから出てくる。

 
 サキ(海槌剛三、どういうつもりなんだ?)

 絶体絶命のピンチを、敵の親玉の気まぐれ的な行為でからくも助かったサキであったが、心の中は剛三への疑惑でいっぱいで、とても喜ぶような心境にはなれなかった。

 しかし、三姉妹が頑張って虜にしたサキを、ほぼ無条件で解放してやるなど、いくらなんでもこのシーンにおける剛三の行動は不可解である。

 また、サキも、剛三の手の上でいいように操られているようで、特命刑事にしてはあまりに情けないではないか。

 だからせめて、剛三の依頼を突っ撥ねて、再び三姉妹の手に引き渡されることになるが、その隙を衝いてなんとか自力で逃げ出した……と言う展開にすべきだったのではないだろうか? スケバン刑事の沽券のためにも。

 ついでに言えば、サイバネティックスコントロール(略称サイババ)などと言うわけの分からないことを唐突に持ち出されては、見てる方もキョトンとしてしまう。

 東西両陣営が……などと、急に話のスケールがでかくなってしまうのもなんだかなぁと言う感じで、このプロット、視聴者の琴線に響かないこと甚だしい。

 あと、アメリカに住んでる学者のことを、東西両陣営が奪い合うってなんかおかしくないか?

 それはともかく、剛三の寛大……と言うより頓珍漢な処置に、三姉妹が「このクソジジイ!」と激怒したのも無理からぬことであった。

 しかも、

 
 久巳「私たちにサキと競ってドクター・ホーナーを探せって言うの?」
 剛三「そうだ」
 亜悠巳「どういうことなの、お父様? サキは敵なのよ、素直にドクター・ホーナーを渡す筈がないわ」
 剛三「それは承知だ。考えがある。お前たちはただサキと競い合えば良い」
 久巳「殺してやるわ、今すぐ」

 可愛い顔して物騒なことを口にする久巳、その足でサキを殺しに行こうとするが、

 剛三「待て、今はまだ許さん」
 亜悠巳「お父様ぁ!」
 剛三「その時が来れば私が指示する」

 
 剛三「あれにチャンスを与えてやるんだ……お前たち、誰が海槌一門たるにふさわしい人間かを私に見せてくれ。サキと競い合って打ち勝ち、私の迷いを絶ってくれ……」

 目をつぶって、何かを祈るようにつぶやく父親の姿に、三姉妹も異様なものを感じていた。

 その後、麗巳の司令室で、妹たちは父親への不満を代わりに姉にぶつけていたが、麗巳は彼女たちの言葉など耳に入らないようで、

 
 麗巳「もしかしたら、お父様とサキの間に何かがあるのかもしれない……」

 入院していた美也子が退院し、三平たちに祝福されるどうでもいいシーンのあと、

 
 神「なに、海槌剛三が?」
 サキ「何故私を仲間に入れようなんて考えるんだろう?」

 普通にタバコを持ってるだけで絵になる男、神が、カフェテラスでサキと話している。

 しかし、神、暢気にタバコ吸ってるけど、もし剛三が気まぐれを起こさなければサキは確実に殺されていたわけで、サキのサポート役として大いに反省すべきではないだろうか?

 そりゃ神も、「特命刑事は自分のことは自分で始末をつけるンだ!」とは言ってたけどさぁ。

 神「さあ、わからんな」

 サキの素朴な問い掛けに、せわしなく目を泳がせながら答える神であったが、サキはそんな中康次さんの繊細な演技には気付いてくれず、
 
 
 サキ「とにかく、麗巳たちが黙って鷹の羽を手放すわけもないし、誰があんな奴の手に乗って……」
 神「いや、それは違うぞ、サキ、お前が動かなければホーナー博士は奴らに捕まって恐ろしい仕事をさせられるんだ、それに、何故剛三がお前を仲間に入れたがるのか、奴の尻尾を掴むためにも知っておくべきだな」

 神に言われて、サキはやむなくホーナー博士探しの任務を遂行することとなる。

 ちなみに神は、サキと剛三の関係については既に知ってるんだよね? それともまだ知らないんだっけ? ま、暗闇指令にしても、神にしても、西脇にしても、依田にしても、「スケバン刑事」シリーズに出てくる大人って、必要以上に少女たちに隠し事をするのが好きだからねえ。仮に神が知っていたとしても、この場でサキに教える筈はないのである。

 その後、問題のエイミーを乗せた便が成田に到着する。

 亜悠巳たちも、ぬかりなく空港に網を張ってエイミーを確保しようとするが、

 
 サキ「走って!」

 彼らより一足早く、似合ってないサングラスを掛けたサキがエイミーの背後に立ち、その背中に銃のようなものを押し付けて有無を言わさずその場から連れ出す。

 彼女をバイクの尻に乗せて走り去り、まんまと亜悠巳たちを出し抜くことに成功したサキ。

 とりあえず使われていない倉庫へ彼女を連れて行き、ホーナー博士の居場所を聞き出そうとするが、

 
 エイミー「ペラペラペラ……」
 サキ「あ゛あ゛、英語かぁ!」

 そう、サキ、相手がアメリカ人だということをすっかり忘れていたのであった。

 ……

 こんな奴が後継者になったら、海槌財閥も終わりだな。

 サキ「ダメだぁ、一言も分からないや~」

 サキが持っていた銃がただのペンだと知ってますます激昂してまくし立てるエイミーに、完全にお手上げ状態のサキ、やむなくエイミーの体に当身を食らわし、その間に何とか意思疎通の方法を探そうとする。

 で、その方策と言うのが、

 
 本屋に行って英会話などの本を物色するというのが、いくらなんでもドロナワ過ぎる発想だった。

 でも、サキって三平に勉強を教えていたくらいだから、日常会話くらい交わせそうな気がするけどね。

 立ち読みしていたサキの肩を叩くものがあり、振り向くと、そこに三平と美也子たちが雁首揃えて立っていた。

 サキ「三平、みんなぁー!」

 
 三平「なあ、サキ、これはもうみんなの戦いなんだ。海槌一族は大きい、俺たち力を合わせなきゃ、絶対勝てないよ」
 サキ「お願いだからほっといてよ、これじゃ目だってしょうがないじゃな~い」

 店を出てからもつきまとって協力を申し出る三平たちに、ほとほと困り果てるサキであったが、

 
 ファッション雑誌から抜け出して来たような人にそう言われても、まったく説得力がないのだった。

 美也子「わがまま言ってンじゃないよ、サキ、あんたが何かひとりでこそこそ動いてんのは分かってンだ、身勝手は許さないからね」
 タロウ「ねえ、サキ、僕たちきっと役に立てるよね、ね、だから、協力させて」

 みんなから熱心に頼み込まれて、サキも遂に彼らの申し出を受け入れる。

 で、タロウか美也子か、誰でもいいけど英語が堪能で、エイミーと無事にコミュニケーションが取れればストーリーとしても心地よい流れになると思うのだが、

 
 美也子「アイアム……ディスイズ……スケバン……OK? アイアム、スケバン……ミス不良!」

 参考書片手に語りかけてエイミーに股間を撃チンされた三平に続き、美也子も視聴者の予想を裏切らず、ひたすらパープリンなところを見せるだけで、まるっきり役に立たない。

 しかし、せめて自己紹介くらい、中学生でも出来ると思うのだが……

 サキが、そうやって時間を無駄にしている間に、麗巳は部下から重大な報告を受けていた。

 
 麗巳「なんですって?」

 
 麗巳「私の部屋の日本地図がおかしい?」

 じゃなくて、

 麗巳「サキの母ナツがお父様の秘書をしていた? その母親が死刑囚……夫殺し……火事……そう、そうなの、分かりました。続けて調査して頂戴」

 麗巳の優秀な部下は、まだ視聴者もサキも知らないナツの過去を掴んでいた。

 麗巳「妙な繋がりが出てくるじゃないの……ふっ、これは面白くなりそうだわ」

 一方、サキたちがグズグズしているうちに、三姉妹の部下に居場所を突き止められ、倉庫の中に次々と発煙筒が投げ込まれてくる。

 しかし、催涙弾じゃなくて、発煙筒投げてもあまり意味ないような……

 ここで、美也子が珍しく自己犠牲の精神を発揮して、自分たちが飛び出して敵をひきつけている間にサキとエイミーを脱出させようとする。

 なかなか感動的なシーンになりそうなのだが、それがあまりそうなってないのは、相手がみんな素手で、バラエティー番組のノリで鉄パイプを振り回す美也子たちを相手に四苦八苦しているからである。

 これなら、まだ亜悠巳が送り込んできた三人の刺客の方が強かったぞ。

 再び麗巳の司令室。

 ちなみに海槌重工のビルの映像に続いて司令室のシーンになっているので、司令室が海槌重工の中にあることが分かる。

 いくらなんでも仕事が早過ぎる気がするが、麗巳のもとに、再び優秀な部下から更なる情報がもたらされる。

 麗巳「分かったわ、ご苦労でした。このことは絶対誰にも漏らさないように」

 よほど衝撃的な内容だったのか、麗巳は強く念を押してから受話器を置く。そこへ妹たちが入ってきて、

 
 亜悠巳「お姉さま、もう我慢ならないわ。お父様が考えてらっしゃることも分からないし、お姉さまはお姉さまでこうして動かない。その間にサキはエイミーは……」
 麗巳「そう、そうだったの……サキは、サキは……」

 だが、麗巳は妹たちの声など聞こえない様子で、今知ったばかりの情報を頭の中で反芻していた。

 久巳「サキなんかにしてやられて、それで良いの?」
 麗巳「……」

 久巳の叫ぶような声に、やっと妹たちの存在に気付いたように振り向き、

 麗巳「あっはははははっ、そうね、サキなんかにしてやられて許しておけないわね。あんたたち殺しなさい、サキを……あっははっ、サキに追いやられ、海槌一族後継者としてトップの座を奪われたくなければね。今のうちサキを殺してしまいなさい。ふっ、あっははははっ、あっははははっ」

 何が可笑しいのか、時折引き攣ったような笑いを上げながら、妹たちに命じる麗巳。

 この悪女風の笑いの演技は、まだ経験の浅い高橋ひとみさんには荷が重かったようで、いまひとつピンと来ない。

 これでは、単に笑い上戸の人である。

 しかし、「トップの座」を争っているのは、現時点ではサキ(その気はないだろうが)と麗巳本人であり、妹たちも姉を押しのけてまで後継者になろうとは露ほども思っていないのだから、麗巳が妹たちに向かって言う台詞としては、なんかおかしくないか?

 殺そうにもサキの居場所が分からないと訴える久巳に対し、麗巳は機器を操作して、壁際に置いてある4つのモニターに都内の地図を映し出し、即座にエイミー(とサキ)の居場所を妹たちに教える。

 
 麗巳「空港の税関検査場に配下を忍び込ませ、エイミーのハンドバッグの中に高性能小型電波発信機を忍ばせておいたのよ」

 そう説明してから、

 麗巳「お父様もお年、迷いが生じたのかもしれないわね……」

 再び謎めいた言葉をつぶやき、亜悠巳と久巳を困惑させる。

 さて、既に居場所を把握されているとも知らず、サキとエイミーは暢気にファストフード店で腹ごしらえをしていた。

 正直、今までのシーンで、エイミーがサキを信じて心を開くきっかけになるようなイベントはなかったと思うのだが、ここで唐突に、エイミーは日本語で書かれた簡単な地図と手紙をサキに見せる。

 エイミーによると、ホーナー博士の日本の友人から届いたもので、今夜、品川埠頭でその人と会うことになっているらしい。

 サキ「エイミー」

 
 エイミー「……」

 サキの感謝の眼差しに、やっと笑顔を見せるエイミー。

 しっかし、男前の眉しとるのう。

 それにしても、なんでゲストヒロインに、ろくに日本語も喋れないパツキンギャルをあてがったのだろう?

 この手のストーリーでは、最初は反発していた二人が逃避行を続けるうちに徐々に打ち解けて信頼関係を築いていく……と言うのがお約束の見せ場になる筈なのだが、なにしろまともに会話が成立しないのだから、見せ場以前の問題で、そのくだりが全く面白くないのである。

 ま、こういう「がっかり感」は、この作品のみならず、「スケバン刑事」シリーズ、あるいは「少女コマンドーいづみ」「花のあすか組!」にも共通する点なのだが……

 次のシーンで、早くも博士の友人との待ち合わせ場所に立っているサキとエイミー。

 既に周囲は闇に包まれ、港を出入りする船の霧笛だけが聞こえてくる。

 やがて、コツコツと靴音を響かせながら、スーツを着た男性が二人の前にあらわれる。

 
 サキ「山本さん?」
 山本「君たち、つけられたね?」

 だが、山本と言う男は、開口一番、サキたちが尾行されていることを指摘する。

 同時に、四方から車のヘッドライトが照射され、サキたちの姿を闇の中に浮かび上がらせる。

 素人の山本も気付いていたのに、サキはこれっぽっちも気付いていなかったらしい。特命刑事失格である。

 
 慌てて逃げようとする山本さんの行く手を、二人の部下を従えて、いつもより余計ちっちゃく見える久巳が阻む。

 反対方向には、亜悠巳があらわれ、挟み撃ちにする。

 しかし、山本さん、逃げ出すつもりなら、最初からサキたちの前に現れなければ良かったのでは?

 つーか、最初にエイミーに渡したメモに、博士の居場所を書いておけばよかったのでは?

 まぁ、誰かに見られることを恐れたのかもしれないが、結果論から言えば、麗巳たちも東西両陣営の凄腕スパイたちも、そんな分かりやすい手掛かりには全く気付いていなかったのだから、直接書いておいてもなんら問題はなかったと思われる。

 
 久巳「サキ、死ね!」

 久巳が次々と短剣を飛ばしてくるが、サキがヨーヨーですべて弾き飛ばしてしまう。

 なんで、この肝心な時に得意のアーチェリーを使わないのか、ちょっと謎である。

 
 山本「ぐえっ」
 サキ(あれ……?)

 いい気になって短剣を弾き飛ばしていたサキだったが、そのひとつがたまたま後ろにいた山本さんの心臓に見事に突き刺さる。

 ……と言うのは嘘で、久巳が投げ損ねたのである。

 山本は、「マドリード、ダリア……」と言う謎の言葉を残して息絶える。

 言い忘れていたが、山本を演じていたのは、「パトレイバー」の後藤隊長でおなじみ、大林隆介さん。

 サキは、ともかくエイミーをその場から逃がすと、追いかけようとする男たちをヨーヨーで叩きのめす。

 
 亜悠巳「お退き、サキ」
 サキ「そうはいかないねえ、スケバン刑事・麻宮サキ、ここは一歩もてめえらを通さない」
 久巳「殺してやる、殺してやる、サキ、お前が我々一族とどう関わりがあろうが知ったことじゃない、たとえお前が私たちの姉妹であったとしても殺してやる」

 おそらく、あの後、麗巳からそれとなくサキの出生の秘密について聞かされたのだろう、久巳が言わずともいいことを口走りつつ、サキへの殺意を滾らせる。

 
 サキ(きょうだい?)

 サキ、ハンマーで後頭部をぶん殴られたような激しいショックを受ける。

 同時に、その脳裏に、初対面の剛三の妙に馴れ馴れしい態度、さらには片桐が死ぬ間際に残した「君と海槌剛三の間には秘密がある」と言う言葉がフラッシュバックする。

 思わず足元がふらつくサキに、すかさず亜悠巳がムチを飛ばして地面を這わせるが、亜悠巳はエイミーの捕獲を優先させ、サキをそのままにして走り去ってしまう。

 これも、千載一遇のチャンスを再び逃がしたと言えるだろう。

 エイミーの居所は、電波発信機がある限りいつでも分かるのだから、ここは、初志貫徹して全員でサキの命を奪うべきだったろう。

 久巳だけはその場に残ってサキに襲い掛かるが、サキはヨーヨーを飛ばして何とか久巳を撃退する。

 
 サキ、エイミーの安否どころではなく、直前に聞いた久巳の「姉妹であっても……」と言う恐ろしい言葉を胸の中に繰り返しながら、思わず吐き気まで催すが、交通標識のポールに抱きつくようにして何とか立っていた。

 
 サキ(まさか、まさか……)

 自分が憎むべき海槌一族の血を受けている、すなわち、剛三が自分の実の父親かもしれないというおぞましい可能性に、アイデンティティーが崩壊しそうになるサキの苦悩を映しつつ、20話へ続くのだった。
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コメント

出生の秘密!

シリーズの主役3人とも・・・でしたよね?スタッフ好っきやなぁ・・・味しめまくりやろ?
普通は「善のファミリーの誰かが悪の側にいる」の逆ですね。

剛三

なんか小物感が漂う・・・のは神山繁さんの責任ではなくて「好色」キャラだからかな?

千載一遇のチャンス

どうも悪の組織の皆さんは後一歩のところで主人公にとどめを刺さないまま終わってしまいますね😅詰めが甘いのか幸運が強い(或いは悪運が強い)のかは分かりませんが

英語ねぇ…

前にも少し書いたBSで早朝再放送中の朝ドラ「はね駒」では
女学校で勉強して英語ペラペラになるのが皮肉です。
斉藤由貴が実際に役作りのためマスターしたのか、
喋る場面の文章だけ覚えたのかは不明。

https://i.imgur.com/P5Xr3lR.jpg

ちなみに序盤はサキが和服着ている感じですが
途中から髪型や顔立ちが母親役である樹木希林に似てくる。
斉藤由貴って太るのも痩せるのも早いですね。

くみたん(''ω'')

さっそく

>久巳「こんな奴、ぶち〇してしまえばいいのに」

可愛い顔して、乱暴な言葉遣いをするくみちゃん。

>サキ「なんでこの私が海槌コンツェルンのために働かなくっちゃいけないんだよ! ねぼけんなよっ!」

サキも負けじと荒々しい言葉遣い。

>ほぼ無条件で解放してやるなど、いくらなんでもこのシーンにおける剛三の行動は不可解である。

これがこちらの”ごうぞう”お父様の器の大きさなのかもしれませんな。

>ついでに言えば、サイバネティックスコントロール(略称サイババ)

略すとサイバコになるような。

>入院していた美也子が退院し、三平たちに祝福されるどうでもいいシーンのあと、

美也子が可哀想だ(悲)でも、これがきっかけとなって、美也子たち、自称スケバンたちがサキと協力しあえる仲になったのはまた一つの成果ですな。

>神「なに、海槌剛三が?」
>サキは確実に殺されていたわけで、サキのサポート役として大いに反省すべきではないだろうか?

確かにここばかりは呑気にタバコを吸っているときではないですね、神サマ。それとも解説にもあるように事情を知っている?神サマは、まだ、サキを殺せないと読んでいたのだろうか。どちらにしても危ない大博打です。

そしてこれは狙ったわけではないと思いますが、

>そりゃ神も、「特命刑事は自分のことは自分で始末をつけるンだ!」とは言ってたけどさぁ。

>神「さあ、わからんな」

まるで、管理人様と神サマのやりとりのようだ(笑)
ようは神サマもわからんらしい(笑)
これは偶然だと思いますが、笑ってしまいました。

>似合ってないサングラスを掛けたサキ

神サマのサングラス?

>でも、サキって三平に勉強を教えていたくらいだから、日常会話くらい交わせそうな気がするけどね

前置詞を三平に教えてましたね。まあ、これが、いつまで経っても日本の英語教育が今も変わらず、遅れているのが伺えますね。やっぱり、喋れないのは、教育に問題があると思うんですよね、

>再び謎めいた言葉をつぶやき、亜悠巳と久巳を困惑させる。

驚いた2人の顔も可愛いですなぁ。

>山本「ぐえっ」
>いい気になって短剣を弾き飛ばしていたサキだったが、そのひとつがたまたま後ろにいた山本さんの心臓に見事に突き刺さる。

山本さ~~ん(悲)山本さんはサキや海槌家とはほぼ無関係の人なので、通りすがりに殺された、完全な被害者なのです(泣)
前回のあゆみちゃんに続き、くみちゃんも人殺しになってしまいました。
くみちゃんのちょっと抜けたドジな部分が、いかにも3女らしいですね。あゆみも思わず「久巳、バカ!!」でしたからね。それにしても、ミスした短剣が見事に心臓に刺さるってある意味凄い。

「暴かれた出生の秘密」というサブタイトルですが、完全に暴かれたわけではないですし、最後はエイミーとははぐれるし、スッキリしない終わり方でしたね。更新お疲れさまでした。

眉毛、太すぎ!

エイミー、少し眉毛が太すぎやんか。ルックスとのバランスが悪すぎ。胸の大きさと大事な毛のバランスも悪そう。

Re: 出生の秘密!

まあ、サキの場合は剛三が勘違いしてただけなんですけどね。

Re: 剛三

確かに、小物感はありますね。

Re: 千載一遇のチャンス

まあ、トドメを刺すと番組が終わっちゃうという事情もありますけどね。

Re: 英語ねぇ…

> 前にも少し書いたBSで早朝再放送中の朝ドラ「はね駒」では
> 女学校で勉強して英語ペラペラになるのが皮肉です。

そうなんですか。全然知らなかったです。

Re: くみたん(''ω'')

> これがこちらの”ごうぞう”お父様の器の大きさなのかもしれませんな。

でも、剛三がやると単なるアホに見えてしまうんですよね。

> 略すとサイバコになるような。

細かいことを気にするな!

> 確かにここばかりは呑気にタバコを吸っているときではないですね、神サマ。それとも解説にもあるように事情を知っている?神サマは、まだ、サキを殺せないと読んでいたのだろうか。どちらにしても危ない大博打です。

助けに来る場合と来ない場合がありますからねえ。その辺はいかにもご都合主義と言う感じです。

> まるで、管理人様と神サマのやりとりのようだ(笑)
> ようは神サマもわからんらしい(笑)
> これは偶然だと思いますが、笑ってしまいました。

そうですか。自分でも全然気付きませんでした。

> 前置詞を三平に教えてましたね。まあ、これが、いつまで経っても日本の英語教育が今も変わらず、遅れているのが伺えますね。やっぱり、喋れないのは、教育に問題があると思うんですよね、

まあ、それもあるんでしょうけど、サキたちが、いくらなんでも喋れなさ過ぎと言う気はします。

> 前回のあゆみちゃんに続き、くみちゃんも人殺しになってしまいました。

ほんとに殺しちゃうのが凄いですよね。

> 「暴かれた出生の秘密」というサブタイトルですが、完全に暴かれたわけではないですし、最後はエイミーとははぐれるし、スッキリしない終わり方でしたね。更新お疲れさまでした。

ありがとうございます。まあ、秘密といっても実は剛三の早とちりなんですけどね。

Re: 眉毛、太すぎ!

メイク以前に、もうちょっと可愛い子を使って欲しいですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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